ネット証券の口座開設キャンペーンはどれがお得?2025年最新おすすめ10選

老後資金の準備を考えたとき、iDeCo(個人型確定拠出年金)は節税効果が高く魅力的な制度です。
しかし、いざ始めようとすると「どの商品を選べばいいのか分からない」「投資信託の種類が多すぎて迷う」という悩みを抱える方も多いのではないでしょうか。
iDeCoは60歳まで引き出せないため、商品選びで失敗すると長期的に影響が出てしまいます。
この記事では、信託報酬が低く長期運用に適したおすすめ商品15選を厳選し、選び方のポイントから年代別の運用方法まで詳しく解説します。
初心者の方でも安心して商品を選べるよう、具体的な数値と根拠を示しながら分かりやすく説明していきます。
目次
iDeCoで選べる投資信託の中から、信託報酬が低く長期運用に適した商品を15本厳選しました。全世界株式、米国株式、バランス型の3つのタイプに分けて紹介します。
| 商品名 | 投資対象 | 信託報酬(年率) | 純資産総額 | 特徴 |
| eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー) | 全世界株式 | 0.05775% | 約4.5兆円 | 1本で世界中に分散投資できる |
| 楽天・プラス・全世界株式(オール・カントリー) | 全世界株式 | 0.0561% | 約1,500億円 | 楽天証券で取扱、超低コスト |
| SBI・全世界株式インデックス・ファンド | 全世界株式 | 0.1022% | 約1,200億円 | SBI証券で取扱、幅広い銘柄 |
| たわらノーロード 全世界株式 | 全世界株式 | 0.113% | 約800億円 | 複数の証券会社で取扱 |
| 野村つみたて外国株投信 | 先進国株式 | 0.209% | 約500億円 | 日本を除く先進国に投資 |
| eMAXIS Slim 米国株式(S&P500) | 米国株式 | 0.09372% | 約5.8兆円 | 米国の主要500社に投資 |
| 楽天・プラス・S&P500インデックス・ファンド | 米国株式 | 0.077% | 約2,000億円 | 楽天証券で取扱、最安水準 |
| SBI・V・S&P500インデックス・ファンド | 米国株式 | 0.0938% | 約1.5兆円 | SBI証券で取扱、人気商品 |
| iFree S&P500インデックス | 米国株式 | 0.198% | 約600億円 | 複数の証券会社で取扱 |
| たわらノーロード NYダウ | 米国株式 | 0.198% | 約300億円 | 米国の優良30社に投資 |
| eMAXIS Slim バランス(8資産均等型) | バランス型 | 0.143% | 約2,500億円 | 株式・債券・REITに分散 |
| 楽天・インデックス・バランス・ファンド(均等型) | バランス型 | 0.207% | 約400億円 | 楽天証券で取扱 |
| 三菱UFJ DCバランス・イノベーション(KAKUSHIN) | バランス型 | 0.66% | 約200億円 | 成長分野に投資 |
| 野村DC・JPIX・日本株4資産分散ファンド | バランス型 | 0.286% | 約150億円 | 日本株中心の4資産分散 |
| マイバランスDC30 | バランス型 | 0.33% | 約100億円 | 株式30%・債券70%の安定型 |
この15本の商品は、いずれも信託報酬が0.6%以下と低コストで、純資産総額も一定規模以上あるため長期運用に適しています。
全世界株式型は1本で世界中に分散投資でき、米国株式型は成長性が高く、バランス型はリスクを抑えた運用ができます。
初心者の方は、まず全世界株式型の「eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)」や「楽天・プラス・全世界株式(オール・カントリー)」から始めるのがおすすめです。1本で世界中の株式に分散投資でき、信託報酬も最安水準のため、長期的に安定した運用が期待できます。
iDeCoの商品選びで見るべき3つのポイント
iDeCoの商品選びでは、信託報酬・投資先・純資産総額の3つのポイントを確認することが重要です。
これらの基準を理解すれば、初心者でも適切な商品を選べるようになります。
信託報酬とは、投資信託を保有している間に毎年かかる運用管理費用のことです。
年率で表示され、保有資産から自動的に差し引かれます。
iDeCoは長期運用が前提のため、信託報酬の違いが将来の資産額に大きく影響します。例えば、毎月2万円を30年間積み立てた場合、信託報酬が0.1%と1.0%では、最終的な資産額に約200万円の差が出ることもあります。
信託報酬は0.2%以下を目安に選ぶことをおすすめします。特に、eMAXIS Slimシリーズや楽天プラスシリーズは0.1%以下の超低コストで、長期運用に最適です。
信託報酬が高い商品は、アクティブファンドと呼ばれる専門家が積極的に運用する商品に多く見られます。
しかし、長期的にはインデックスファンド(市場平均に連動する商品)の方が安定したリターンを得られる傾向があります。
投資信託は、投資先の地域と資産クラス(株式・債券・REITなど)によって、リスクとリターンの特性が大きく異なります。
全世界株式型は、日本・米国・欧州・新興国など世界中の株式に分散投資します。1本で幅広く分散できるため、初心者に最適です。
米国株式型は、世界経済の中心である米国の成長を取り込めますが、地域が集中するため全世界株式型よりリスクがやや高くなります。
バランス型は、株式だけでなく債券やREIT(不動産投資信託)にも投資するため、値動きが比較的穏やかです。50代以降でリスクを抑えたい方に向いています。
20〜40代は全世界株式型または米国株式型、50代以降はバランス型を組み入れるという考え方が一般的です。ご自身の年齢とリスク許容度に合わせて選びましょう。
純資産総額とは、その投資信託に集まっている資金の総額です。
純資産総額が大きいほど、運用が安定し、償還(運用終了)のリスクが低くなります。
純資産総額が小さい商品は、運用会社が採算が合わないと判断して償還する可能性があります。償還されると、強制的に売却されて課税されることもあるため、注意が必要です。
純資産総額が100億円以上ある商品を選ぶことをおすすめします。
eMAXIS Slimシリーズのように数兆円規模の商品なら、償還リスクはほぼありません。また、純資産総額が増加傾向にある商品は、多くの投資家から支持されている証拠です。
全世界株式・米国株式・バランス型
iDeCoで選べる投資信託は、大きく分けて全世界株式型・米国株式型・バランス型の3つのタイプがあります。
それぞれの特徴を理解し、ご自身の年齢やリスク許容度に合ったタイプを選ぶことが重要です。
全世界株式型は、日本・米国・欧州・新興国など世界中の株式に投資する商品です。
MSCI オール・カントリー・ワールド・インデックス(ACWI)という指数に連動するものが代表的です。
全世界株式型のメリット
1本で世界中に分散投資できる
地域配分が自動的に調整される
メンテナンスの手間がかからない
デメリットは、新興国の比率が約10%含まれるため、米国株式型に比べてやや値動きが大きくなる可能性があることです。
ただし、長期的には世界経済全体の成長を取り込めるため、初心者に最も適した選択肢と言えます。
米国株式型は、米国の主要企業500社で構成されるS&P500指数に連動する商品が代表的です。
Apple、Microsoft、Amazonなど、世界的な大企業に投資できます。
米国株式型のメリット
世界経済の中心である米国の成長を直接取り込める
過去30年間のリターンが他地域を上回る
米国企業はグローバル展開しており実質的に世界分散
デメリットは、米国に集中投資するため、米国経済が停滞すると大きく影響を受けることです。また、為替リスクもあり、円高になると資産価値が目減りします。
ただし、長期的には米国経済の成長が期待できるため、20〜40代の方に人気があります。
バランス型ファンドは、株式・債券・REIT(不動産投資信託)など複数の資産に分散投資する商品です。
8資産均等型や、株式30%・債券70%など、配分比率は商品によって異なります。
バランス型のメリット
値動きが比較的穏やか
株式市場下落時も債券部分が下支え
50代以降や投資初心者に向いている
デメリットは、株式100%の商品に比べてリターンが低くなることです。また、信託報酬がやや高めの商品もあるため、注意が必要です。
運用期間が長い20〜30代の方は、株式100%で運用した方が長期的なリターンは高くなる傾向があります。
| タイプ | リスク | 期待リターン | 向いている人 | 代表的な商品 |
| 全世界株式型 | 中〜高 | 年5〜7% | 20〜50代、初心者 | eMAXIS Slim 全世界株式 |
| 米国株式型 | 中〜高 | 年6〜8% | 20〜40代、米国成長を取込みたい人 | eMAXIS Slim 米国株式(S&P500) |
| バランス型 | 低〜中 | 年3〜5% | 50代以降、リスクを抑えたい人 | eMAXIS Slim バランス(8資産均等型) |
初心者の方や迷った場合は、全世界株式型を選ぶのが無難です。1本で世界中に分散投資でき、地域配分も自動調整されるため、メンテナンスの手間がかかりません。米国の成長を重視したい方は米国株式型、リスクを抑えたい50代以降の方はバランス型を検討しましょう。
iDeCoの商品選びは、年齢と運用期間によって最適な配分が異なります。
若いほどリスクを取って株式中心、年齢が上がるにつれてリスクを抑えるという考え方が基本です。
20代〜30代の方は、60歳まで30年以上の運用期間があるため、株式100%で積極的に運用することをおすすめします。
20代〜30代は収入が増える時期でもあるため、一時的に株価が下落しても追加投資で平均購入単価を下げられます。
短期的な値動きに一喜一憂せず、長期的な視点で積立を続けることが重要です。
40代の方は、60歳まで20年前後の運用期間があるため、株式中心に運用しつつ、一部バランス型を組み入れることを検討しましょう。
40代は住宅ローンや教育費など支出が増える時期でもあります。家計に余裕がない場合は、無理に掛金を増やさず、継続できる金額で運用することが大切です。
50代の方は、60歳までの運用期間が10年前後と短いため、リスクを抑えた配分に調整することが重要です。
50代は定年退職が視野に入る時期でもあり、リスクを取りすぎると老後資金が大きく減少する可能性があります。安定した運用を優先し、バランス型の比率を高めましょう。
| 年代 | 株式型 | バランス型 | 元本確保型 | 期待リターン |
| 20代〜30代 | 100% | 0% | 0% | 年5〜7% |
| 40代前半 | 80% | 20% | 0% | 年4〜6% |
| 40代後半 | 70% | 30% | 0% | 年4〜5% |
| 50代前半 | 50% | 50% | 0% | 年3〜5% |
| 50代後半 | 30% | 60% | 10% | 年2〜4% |
この表はあくまで目安であり、ご自身のリスク許容度や家計状況に応じて調整してください。重要なのは、年齢に応じて段階的にリスクを下げていくことです。
eMAXIS Slimと楽天プラス
iDeCoで人気の2大シリーズ「eMAXIS Slim」と「楽天プラス」は、どちらも超低コストで長期運用に適しています。
信託報酬・純資産総額・取扱証券会社の違いを理解して選びましょう。
eMAXIS Slimシリーズは、三菱UFJアセットマネジメントが運用する低コストインデックスファンドのシリーズです。
「業界最低水準の運用コストを将来にわたって目指し続ける」というコンセプトで、信託報酬の引き下げを継続的に実施しています。
eMAXIS Slimの特徴
純資産総額が圧倒的に大きい(全世界株式約4.5兆円、米国株式約5.8兆円)
償還リスクがほぼなく長期的に安心
ほぼすべての主要ネット証券で取扱
楽天プラスシリーズは、楽天投信投資顧問が運用する低コストインデックスファンドのシリーズです。
2024年に登場した比較的新しいシリーズですが、信託報酬が業界最安水準で注目を集めています。
楽天プラスの特徴
信託報酬が業界最安水準(全世界株式0.0561%、S&P500 0.077%)
長期運用では数十万円のコスト差になる可能性
主に楽天証券での取扱
ただし、純資産総額はeMAXIS Slimシリーズに比べてまだ小さく、楽天・プラス・全世界株式で約1,500億円、楽天・プラス・S&P500で約2,000億円程度です。
| 商品名 | 信託報酬(年率) | 純資産総額 | 取扱証券会社 |
| eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー) | 0.05775% | 約4.5兆円 | SBI証券、楽天証券、マネックス証券、松井証券など |
| 楽天・プラス・全世界株式(オール・カントリー) | 0.0561% | 約1,500億円 | 楽天証券など |
| eMAXIS Slim 米国株式(S&P500) | 0.09372% | 約5.8兆円 | SBI証券、楽天証券、マネックス証券、松井証券など |
| 楽天・プラス・S&P500インデックス・ファンド | 0.077% | 約2,000億円 | 楽天証券など |
楽天証券でiDeCoを開設する場合は、楽天プラスシリーズを選ぶと信託報酬を最小限に抑えられます。一方、SBI証券やマネックス証券で開設する場合は、eMAXIS Slimシリーズが主な選択肢になります。信託報酬の差はわずかですが、30年間の長期運用では数十万円の差になることもあります。
iDeCoにおすすめの証券会社5社
iDeCoは証券会社によって取扱商品が異なるため、商品ラインナップを確認してから証券会社を選ぶことが重要です。

| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 口座数 | 約15,000,000口座 ※2025年11月25日時点(SBIネオモバイル証券など含む) |
| 取引手数料 | 【スタンダードプラン(1注文ごと)】 取引金額に関係なく0円【アクティブプラン(1日定額制)】 1日100万円以下の取引:0円※現物取引・信用取引・単元未満株(S株)もすべて対象です。 |
| NISA対応 | 〇 |
| つみたて投資枠取扱銘柄数 | 〇(259銘柄)※2025年3月3日時点 |
| 成長投資枠対象商品 | 国内株 / 外国株 / 投資信託(約1,329銘柄 ※2025年3月3日時点) |
| 投資信託 | 約2,550本 ※2025年3月3日時点 |
| 外国株 | 8カ国/米国株式(5,000銘柄) |
| 取引ツール(PC) | HYPER SBI 2 / HYPER SBI / SBI CFDトレーダー |
| スマホアプリ | SBI証券 株アプリ / 米国株アプリ / かんたん積立 / HYPER FX / HYPER 先物 / HYPER CFD |
| 提携銀行口座 | SBI新生銀行 / 住信SBIネット銀行 |
| ポイント投資・付与 | Pontaポイント / dポイント / Vポイント(クレカ積立) |
| 口座開設スピード | 最短 翌営業日 |
SBI証券は、iDeCoの取扱商品数が業界トップクラスで、約80本以上の投資信託から選べるのが最大の特徴です。
SBI証券の特徴
eMAXIS Slimシリーズ全般を取扱
SBI独自の低コストファンド(SBI・V・S&P500など)も充実
元本確保型商品も複数あり、幅広いニーズに対応
口座管理手数料:無料(運営管理機関手数料が無料)
SBI証券は商品数が多いため、初心者は迷うかもしれませんが、eMAXIS Slimシリーズを選べば間違いありません。

| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 口座数 | 約12,000,000口座 ※2025年1月時点 |
| 取引手数料 | 【ゼロコース】 国内株式(現物・信用):0円 かぶミニ®(単元未満株):0円 投資信託:0円 ※ゼロコース選択時。 ※一部、スプレッドや信託財産留保額が発生する場合があります。 |
| NISA対応 | 〇(新NISA対応) |
| つみたて投資枠取扱銘柄数 | 263銘柄 ※2025年4月24日時点 |
| 成長投資枠対象商品 | 国内株式 / 外国株式 / 投資信託(約1,345銘柄) |
| 投資信託 | 約2,550本 ※2025年4月24日時点 |
| 外国株 | 6カ国/米国株式(約4,500銘柄) |
| 取引ツール(PC) | マーケットスピード / マーケットスピード II / 楽天MT4 |
| スマホアプリ | iSPEED / iSPEED for iPad / iSPEED FX / iSPEED 先物 |
| 提携銀行口座 | 楽天銀行(マネーブリッジ) |
| ポイント投資・付与 | 楽天ポイント(投資信託 / 国内株式 / 米国株式<円貨決済>) |
| 口座開設スピード | 最短 翌営業日 |
楽天証券は、楽天プラスシリーズを取り扱っている唯一の主要ネット証券です。
信託報酬を最小限に抑えたい方におすすめです。
楽天証券の特徴
楽天・プラス・全世界株式、楽天・プラス・S&P500が選べる
eMAXIS Slimシリーズも取扱
約30本以上の厳選された商品ラインナップ
口座管理手数料:無料
楽天証券は商品数を絞り込んでいるため、初心者でも選びやすいのがメリットです。

| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 口座数 | 約2,700,000口座 ※2025年2月時点 |
| 取引手数料 | 【取引毎手数料コース】
|
| NISA対応 | 〇(日本株・米国株・中国株・投資信託の売買手数料が無料) |
| つみたて投資枠取扱銘柄数 | 〇(銘柄数は公式サイトで確認) |
| 成長投資枠対象商品 | 国内株 / 米国株 / 中国株 / 投資信託(約1,750本以上) |
| 投資信託 | 約1,800本(購入時手数料すべて無料) |
| 外国株 | 2カ国/米国株:約5,000銘柄以上(2025年1月27日時点) |
| 取引ツール(PC) | マネックストレーダー / 銘柄スカウター |
| スマホアプリ | マネックス証券アプリ / 米国株アプリ / 投信アプリ |
| 提携銀行口座 | マネックス証券専用銀行口座(詳細は公式サイトで確認) |
| ポイント投資・付与 | マネックスポイント / dポイント(投資信託の積立に利用可能) |
| 口座開設スピード | オンライン申込で最短翌営業日 |
マネックス証券は、eMAXIS Slimシリーズをはじめとする低コスト商品が充実しています。
マネックス証券の特徴
eMAXIS Slimシリーズ全般を取扱
約30本の厳選された商品ラインナップ
ロボアドバイザーによる商品診断サービスあり
口座管理手数料:無料
マネックス証券は、iDeCoの商品選びに迷った場合、ロボアドバイザーが質問に答えるだけで最適な商品を提案してくれます。

| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 口座数 | 約1,670,000口座 ※2025年3月時点 |
| 取引手数料 | 【ボックスレート(1日定額制)】 1日の約定代金合計50万円まで:0円 50万円超:1,000円(税込1,100円)~※25歳以下なら約定代金に関わらず手数料無料 |
| NISA対応 | 〇(日本株、米国株、投資信託すべて売買手数料無料) |
| つみたて投資枠取扱銘柄数 | 〇(銘柄数は公式サイトで確認) |
| 成長投資枠対象商品 | 国内株 / 米国株 / 投資信託(約1,800本以上) |
| 投資信託 | 約1,900本以上(購入時手数料すべて無料) |
| 外国株 | 米国株:約4,900銘柄(2025年4月23日時点) |
| 取引ツール(PC) | ネットストック・ハイスピード(無料) |
| スマホアプリ | 日本株アプリ / 投信アプリ / 米国株アプリ(すべて無料) |
| 提携銀行口座 | MATSUI Bank(松井証券専用銀行) |
| ポイント投資・付与 | 松井証券ポイント(投資信託の積立に利用可能) |
| 口座開設スピード | 最短即日(スマートフォンによるオンライン申込) |
松井証券は、サポート体制が手厚いことで知られています。
電話やチャットでの相談窓口が充実しており、初心者でも安心です。
松井証券の特徴
eMAXIS Slimシリーズを取扱
約40本の商品ラインナップ
iDeCoの相談窓口が充実(電話・チャット対応)
口座管理手数料:無料

| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 口座数(残あり口座) | 約105.3万口座 ※2025年3月末時点 |
| 取引手数料 | 【国内株式】 約定代金 × 最大1.265%(税込) ※最低手数料2,750円(税込) 【米国株式】 約定代金 × 0.495%(税込) ※最低手数料22米ドル(税込) ※手数料は取引チャネルや銘柄により異なります。 |
| NISA対応 | 〇(新NISA:つみたて投資枠・成長投資枠ともに対応) |
| つみたて投資枠取扱銘柄数 | 29銘柄 ※2025年時点 |
| 成長投資枠対象商品 | 国内株式(約4,000銘柄) / 米国株式 / 投資信託(約285本) |
| 投資信託 | 約4,054本 ※2025年7月時点 |
| 外国株 | 米国株:約4,500銘柄 その他外国株:取扱限定的 |
| 取引ツール(PC) | オンライントレード(WEB) 専用取引アプリ(PC版) |
| スマホアプリ | 三菱UFJモルガン・スタンレー証券アプリ(iOS / Android対応) |
| 提携銀行口座 | 三菱UFJ銀行(即時入出金サービス対応) |
| ポイント投資・付与 | なし(ポイント投資制度は未対応) |
| 口座開設スピード | 通常2〜3営業日 ※オンライン申込後、書類提出状況により変動 |
三菱UFJモルガン・スタンレー証券は、大手総合証券として信頼性と安心感があります。
三菱UFJモルガン・スタンレー証券の特徴
eMAXIS Slimシリーズを取扱
約30本の商品ラインナップ
対面での相談も可能(店舗あり)
口座管理手数料:無料
iDeCoの大きなメリットは、掛金が全額所得控除の対象となり、所得税・住民税が軽減されることです。
年収別に具体的な節税額をシミュレーションします。
年収400万円(課税所得200万円程度)の会社員が、毎月2万円(年間24万円)をiDeCoに拠出した場合の節税額は以下の通りです。
年収400万円の場合、毎月2万円の拠出で年間約4.8万円、30年間で約144万円の節税効果があります。
年収600万円(課税所得300万円程度)の会社員が、毎月2万円(年間24万円)をiDeCoに拠出した場合の節税額は以下の通りです。
年収800万円(課税所得500万円程度)の会社員が、毎月2万円(年間24万円)をiDeCoに拠出した場合の節税額は以下の通りです。
| 年収 | 月1万円拠出 | 月2万円拠出 | 月3万円拠出 | 30年間の節税総額(月2万円の場合) |
| 年収300万円 | 約1.8万円 | 約3.6万円 | 約5.4万円 | 約108万円 |
| 年収400万円 | 約2.4万円 | 約4.8万円 | 約7.2万円 | 約144万円 |
| 年収600万円 | 約2.4万円 | 約4.8万円 | 約7.2万円 | 約144万円 |
| 年収800万円 | 約3.6万円 | 約7.2万円 | 約10.8万円 | 約216万円 |
| 年収1000万円 | 約3.9万円 | 約7.8万円 | 約11.7万円 | 約234万円 |
この表からわかるように、年収が高いほど所得税率が高くなるため、節税効果も大きくなります。
配分変更とスイッチング
iDeCoは運用開始後も、配分変更とスイッチングで商品を見直すことができます。
2つの方法の違いと、見直しのタイミングを理解しておきましょう。
配分変更とは、今後の掛金をどの商品に配分するかを変更する手続きです。
すでに保有している商品はそのまま残り、これから積み立てる掛金の配分だけが変わります。配分変更は手数料無料で、何度でも変更可能です。
スイッチングとは、すでに保有している商品を売却して、別の商品に買い替える手続きです。
ポートフォリオ全体を変更したい場合に使います。スイッチングも手数料無料で、何度でも実行可能です。
ただし、スイッチングは売却を伴うため、短期的な値動きに反応して頻繁に行うのは避けましょう。長期投資の基本は「買って持ち続ける」ことです。
配分変更やスイッチングを行うべきタイミングは、以下の3つです。
基本的には、年に1回程度、ポートフォリオを確認する習慣をつけましょう。ただし、短期的な株価の上下に反応して頻繁に変更するのは避けてください。長期投資では、市場に居続けることが最も重要です。
iDeCoの商品選びでよくある失敗と注意点
iDeCoの商品選びでは、初心者が陥りやすい失敗パターンがあります。
よくある失敗を事前に知っておくことで、後悔しない商品選びができます。
最も多い失敗は、信託報酬が高い商品を選んでしまうことです。
特に、アクティブファンドは信託報酬が1%以上のものもあり、長期運用では大きなコスト負担になります。例えば、毎月2万円を30年間積み立てた場合、信託報酬が0.1%と1.0%では、最終的な資産額に約200万円以上の差が出ることもあります。
「運用成績が良さそう」という理由だけで信託報酬の高い商品を選ぶのは避けてください。過去の運用成績は将来を保証するものではなく、長期的にはインデックスファンドの方が安定したリターンを得られる傾向があります。
リスクを避けるために元本確保型商品(定期預金)だけで運用するのも、よくある失敗です。
元本確保型は元本割れのリスクがない代わりに、ほとんど増えません。特に、インフレ(物価上昇)が続くと、実質的な資産価値が目減りします。
iDeCoは60歳まで引き出せないため、長期運用が前提です。20〜40代の方は、元本確保型ではなく株式型で運用することをおすすめします。50代以降でも、全額を元本確保型にするのではなく、一部を株式型やバランス型で運用しましょう。
株式市場が下落したときに慌ててスイッチングで売却してしまうのも、よくある失敗です。
短期的な値動きに反応すると、損失を確定させてしまい、回復の機会を逃します。例えば、2020年のコロナショックでは株価が一時的に大きく下落しましたが、その後急速に回復しました。
長期投資では、短期的な下落は気にせず、積立を続けることが重要です。むしろ、下落時は安く買えるチャンスと捉えましょう。iDeCoは長期運用が前提のため、10年・20年単位で考えることが大切です。
「分散投資が大切」と聞いて、複数の商品を中途半端に組み合わせるのも失敗パターンです。
例えば、全世界株式・米国株式・先進国株式・新興国株式を少しずつ持つと、管理が複雑になり、結局何に投資しているのか分からなくなります。
特に、全世界株式型はすでに世界中に分散投資しているため、他の株式型を追加する必要はありません。初心者の方は、1〜2本の商品に絞る方がシンプルで管理しやすくなります。
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