楽天証券の口座開設のやり方|手順とメリットを解説

ドコモユーザーがNISAを始めるなら、マネックス証券が最もお得な選択肢です。
dカードで投資信託を積み立てると最大3.1%のdポイントが貯まり、さらに投資信託を保有しているだけで最大0.26%のポイントが毎月付与されます。
2024年から始まった新NISAでは、年間360万円、生涯1,800万円まで非課税で投資できるようになりました。
しかし「どの証券会社を選べばいいのか」「dカードのグレードによって何が違うのか」と迷っている方も多いのではないでしょうか。
この記事では、マネックス証券とドコモの提携サービスの詳細から、dポイントを最大限活用する方法、そして投資初心者でも安心して始められる具体的な手順まで、わかりやすく解説します。
目次
ドコモユーザーが新NISAで資産運用を始めるなら、マネックス証券が最もお得です。マネックス証券はNTTドコモと資本業務提携しており、dカードによるクレジットカード積立やdポイントの活用など、ドコモのサービスを最大限に活かせる仕組みが整っています。
マネックス証券の最大の魅力は、dカードで投資信託を積み立てると毎月の積立額に対して最大3.1%のdポイントが還元される点です。
例えば、dカード PLATINUMで毎月10万円を積み立てると、年間で約37,200ポイントものdポイントが貯まります。これは5大ネット証券の中でもトップクラスの還元率です。
さらに、投資信託を保有しているだけで、残高に応じて毎月最大0.26%(年率)のdポイントが自動的に付与されます。NISA口座での保有分もポイント付与の対象となるため、長期投資をすればするほどポイントが貯まる仕組みになっています。
貯まったdポイントは、1ポイント1円として投資信託の購入に使えるだけでなく、期間・用途限定ポイントも投資に活用できます。これにより、有効期限が近いポイントも無駄なく資産運用に回せるのが大きなメリットです。
マネックス証券は、2024年1月からNTTドコモとの業務提携を開始し、ドコモユーザーにとって最も使いやすい証券会社として進化を続けています。
マネックス証券×ドコモ提携の3つのメリット
マネックス証券とドコモの提携により、ドコモユーザーは3つの方法でdポイントを効率的に貯めながら資産運用ができます。それぞれの特徴と活用方法を詳しく見ていきましょう。
dカード積立は、マネックス証券で投資信託を積み立てる際に、dカードで決済することで毎月の積立額に応じてdポイントが貯まるサービスです。2024年7月から提供が開始され、ドコモユーザーにとって最もお得な資産形成の方法として注目を集めています。
ポイント還元率はカードのグレードと口座の種類で変わる
dカード PLATINUM(NISA口座):入会初年度は無条件で3.1%
dカード GOLD(NISA口座):積立額に関わらず一律1.1%
通常のdカード:5万円までの積立額に対して1.1%
dカード PLATINUM(NISA口座)の場合、入会初年度は無条件で3.1%の還元率が適用されます。2年目以降は毎月のショッピング利用額に応じて還元率が変動しますが、月20万円以上のショッピング利用があれば3.1%が維持されます。
dカード GOLD(NISA口座)の場合は、積立額に関わらず一律1.1%の還元率となります。年会費が11,000円(税込)と比較的手頃なため、多くのドコモユーザーにとってバランスの取れた選択肢です。
積立額は毎月100円から10万円まで設定でき、1円単位で調整可能です。クレジットカード決済のため、現金を証券口座に入金する手間がなく、自動的に積立が実行されるのも大きなメリットです。
マネックス証券では、投資信託を保有しているだけで、月中の平均残高に応じて毎月dポイントが自動的に付与されます。これは「投信保有ポイント」と呼ばれるサービスで、エントリーや特別な手続きは一切不要です。
ポイント付与率は銘柄によって異なりますが、一部の人気投資信託では最大0.26%(年率)という主要ネット証券で最高水準の付与率が適用されます。
例えば、「eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)」や「iTrustインド株式」など、計9本の投資信託が高付与率の対象となっています。
具体的な計算例を見てみましょう。月中の平均残高が200万円で、ポイント付与率が0.26%の投資信託を保有している場合、200万円×0.26%÷12=約434ポイントが毎月付与されます。1年間保有し続けると、年間で約5,208ポイントが貯まる計算です。
NISA口座での保有分もポイント付与の対象となるため、非課税で運用しながらポイントも貯まるという二重のメリットを享受できます。長期投資を前提とした新NISAとの相性が非常に良いサービスです。
マネックス証券では、d払い残高を使った投資信託の積立も可能です。これは「d払い残高積立」と呼ばれるサービスで、d払いアプリに貯まっている現金やポイントを投資に回すことができます。
最大の特徴は、期間・用途限定のdポイントも投資に使える点です。
通常、期間・用途限定ポイントは使い道が限られており、有効期限が切れてしまうことも少なくありません。しかし、マネックス証券では月5万ポイントまで期間・用途限定ポイントを投資信託の購入に充てられるため、ポイントを無駄なく資産形成に活用できます。
d払い残高積立の決済金額に対しては、0.5%のdポイントが還元されます。月額100円から1円単位で積立設定が可能なため、少額から気軽に投資を始めたい方にもおすすめです。
dポイントで投資信託を購入する場合、スポット買付(好きなタイミングで購入)の金額指定注文でのみ利用可能です。積立注文や口数指定注文では利用できない点に注意しましょう。
dカードには、通常カード、dカード GOLD、dカード PLATINUMの3つのグレードがあり、それぞれ年会費とポイント還元率が異なります。どのカードを選ぶべきかは、毎月の積立額と年会費のバランスで判断するのがポイントです。
通常のdカードは年会費が永年無料で、5万円までの積立額に対して1.1%のポイント還元を受けられます。月5万円を積み立てると、毎月550ポイント、年間で6,600ポイントが貯まります。
年会費がかからないため、少額から投資を始めたい方や、まずはNISAを試してみたい初心者の方に最適です。
ただし、5万円を超える部分の還元率は0.6%~0.2%に下がるため、月5万円以上を積み立てる場合は、dカード GOLDへのアップグレードを検討する価値があります。
通常のdカードは、ドコモ回線の契約がなくても申し込めるため、ahamoユーザーや他社回線を利用している方でも活用できます。
dカード GOLDは年会費が11,000円(税込)かかりますが、NISA口座での積立に対しては一律1.1%の還元率が適用されます。これは積立額に関わらず一定の還元率が維持されるため、計算がシンプルでわかりやすいのが特徴です。
月10万円を積み立てた場合、毎月1,100ポイント、年間で13,200ポイントが貯まります。年会費11,000円を差し引いても、2,200ポイントのプラスとなるため、月10万円が損益分岐点となります。
dカード GOLDの特典
ドコモの携帯料金・ドコモ光の10%還元(最大300ポイント/月)
国内・ハワイの主要空港ラウンジ無料利用
最大10万円のケータイ補償
ドコモ回線とドコモ光を契約している方であれば、これらの特典も含めると月5万円程度の積立でも十分に年会費の元を取れる計算になります。ドコモ経済圏をフル活用したい方に最もバランスの取れた選択肢です。
dカード PLATINUMは年会費が29,700円(税込)と高額ですが、NISA口座での積立に対して最大3.1%という業界トップクラスの還元率を誇ります。
入会初年度は無条件で3.1%が適用されるため、月10万円の積立で年間37,200ポイントが貯まります。年会費29,700円を差し引いても7,500ポイントのプラスとなるため、月10万円の積立で十分に元が取れます。
2年目以降は月20万円以上のショッピング利用があれば3.1%の還元率が維持されますが、ショッピング利用が月10万円未満の場合は還元率が1.1%に下がります。
dカード PLATINUMの特典
国内・海外1,300カ所以上の空港ラウンジ無料(プライオリティ・パス)
最大10万円のケータイ補償
海外旅行保険最大1億円
本格的に資産運用に取り組みたい方、年間360万円のNISA枠をフル活用したい方、そしてドコモのサービスを幅広く利用している方にとって、最もリターンの大きい選択肢となります。
| カード種別 | 年会費(税込) | NISA口座還元率 | 月10万円積立時の年間ポイント | 年会費差引後の実質ポイント |
| dカード(通常) | 永年無料 | 5万円まで1.1% | 6,600pt | 6,600pt |
| dカード GOLD | 11,000円 | 一律1.1% | 13,200pt | 2,200pt |
| dカード PLATINUM | 29,700円 | 最大3.1% | 37,200pt(初年度) | 7,500pt(初年度) |
2024年から始まった新NISA制度では、「つみたて投資枠」と「成長投資枠」という2つの非課税投資枠が用意されています。この2つの枠は併用が可能で、それぞれ異なる特徴を持っているため、自分の投資スタイルに合わせて使い分けることが重要です。
つみたて投資枠は、年間120万円まで投資できる枠で、金融庁が定めた基準を満たす長期・積立・分散投資に適した投資信託のみが対象となります。具体的には、販売手数料が無料で、信託報酬が一定水準以下の投資信託約250本が選定されています。
つみたて投資枠の最大の特徴は、投資初心者でも安心して長期投資に取り組める仕組みが整っている点です。対象商品は金融庁の厳しい基準をクリアした投資信託に限定されているため、複雑な商品や高コストの商品を選んでしまうリスクが低くなっています。
マネックス証券では、つみたて投資枠で約217本の投資信託を取り扱っており、「eMAXIS Slim」シリーズや「楽天・バンガード」シリーズなど、人気の低コストインデックスファンドが揃っています。月々100円から積立設定が可能なため、無理のない金額から資産形成を始められます。
つみたて投資枠は、20年、30年といった長期的な視点で老後資金や教育資金を準備したい方に最適な投資枠です。
成長投資枠は、年間240万円まで投資できる枠で、つみたて投資枠よりも幅広い商品に投資できます。対象商品は、上場株式、ETF(上場投資信託)、REIT(不動産投資信託)、そして一定の基準を満たす投資信託約1,800本です。
成長投資枠の特徴は、個別株やETFなど、つみたて投資枠では投資できない商品にも投資できる点です。例えば、トヨタ自動車やソニーグループなどの日本株、AppleやMicrosoftなどの米国株にも投資できます。
ただし、整理・監理銘柄や、信託期間20年未満、毎月分配型の投資信託などは対象外となっています。
成長投資枠は積立投資だけでなく、スポット購入(好きなタイミングで一括購入)も可能です。ボーナスなどのまとまった資金を一度に投資したい場合や、株価が下がったタイミングで買い増しをしたい場合に活用できます。
マネックス証券では、成長投資枠でも積立投資が可能なため、つみたて投資枠と同じ投資信託を成長投資枠でも積み立てることで、毎月最大30万円(つみたて投資枠10万円+成長投資枠20万円)の積立投資ができます。
新NISAの大きな魅力は、つみたて投資枠と成長投資枠を同時に使える点です。2つの枠を併用することで、年間最大360万円まで非課税で投資できます。効果的な併用方法をいくつか紹介します。
非課税保有限度額は、つみたて投資枠と成長投資枠を合わせて1,800万円です。ただし、成長投資枠のみで利用できるのは1,200万円までという制限があるため、1,800万円の枠を全て使いたい場合は、つみたて投資枠も併用する必要があります。
マネックス証券でNISAを始める5つのステップ
マネックス証券でNISAを始めるのは、思っているよりも簡単です。オンラインで手続きが完結し、最短2営業日で口座開設が完了します。ここでは、口座開設から実際の投資開始までの具体的な手順を解説します。
まず、マネックス証券の総合取引口座を開設します。公式サイトから「口座開設」ボタンをクリックし、必要事項を入力していきます。スマートフォンで本人確認書類(運転免許証やマイナンバーカード)を撮影してアップロードすれば、最短2営業日で口座開設が完了します。
dアカウントをお持ちの方は、口座開設時にdアカウント連携の設定を行うことで、最初から投資信託の購入にdポイントを利用できるようになります。
現在は新規口座開設&NISAデビュープログラムとして、クイズに正解して口座開設等の条件を達成すると、dポイント最大2,000ポイントがもらえるキャンペーンも実施中です。
口座開設にあたって、初期費用や口座維持費は一切かかりません。審査に通れば、メールで口座開設完了の通知が届きます。
総合取引口座が開設できたら、次にNISA口座の申込みを行います。マネックス証券のマイページにログインし、「NISA口座開設」のメニューから申込手続きを進めます。
NISA口座は、1人につき1つの金融機関でしか開設できません。すでに他の金融機関でNISA口座を開設している場合は、金融機関変更の手続きが必要です。
マネックス証券では、金融機関変更のサポートも行っているため、不明点があればカスタマーサポートに問い合わせることができます。
NISA口座の開設には税務署での審査が必要なため、申込みから開設完了まで1~2週間程度かかります。審査が完了すると、メールで通知が届き、NISA口座での取引が可能になります。
NISA口座が開設できたら、dカードによるクレジットカード積立の設定を行います。まず、マイページから「dアカウント連携」を完了させます。dアカウントをお持ちでない方は、ドコモ回線契約者以外でも無料で発行できます。
次に、「投信つみたて」のメニューから、引落方法として「クレジットカード」を選択し、dカードの情報を登録します。dカード、dカード GOLD、dカード PLATINUMのいずれかが利用可能です。
なお、マネックスカードとdカードを併用することはできないため、どちらか一方を選ぶ必要があります。
クレジットカード積立の申込締切日は毎月8日(休業日の場合は前営業日)で、翌月1日に買付が実行されます。例えば、1月8日までに申し込むと、2月1日に最初の買付が行われます。
dカードの登録が完了したら、実際に積み立てる投資信託を選びます。マネックス証券では、つみたて投資枠で約217本、成長投資枠で約1,800本の投資信託を取り扱っています。
投資初心者の方には、低コストで世界中の株式に分散投資できるインデックスファンドがおすすめです。
例えば、「eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)」は、1本で世界約3,000社の株式に投資でき、信託報酬も0.05775%と非常に低コストです。
米国株式に集中投資したい方は、「eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)」が人気です。AppleやMicrosoft、Amazonなど、米国を代表する約500社に投資できます。
投資信託を選んだら、毎月の積立額を設定します。つみたて投資枠は月100円から10万円まで、成長投資枠は月100円から20万円まで設定可能です。無理のない金額から始めて、収入が増えたら積立額を増やしていくのがおすすめです。
最後に、dポイントの連携設定を確認します。dアカウント連携が完了していれば、投資信託の保有で自動的にdポイントが貯まるようになります。また、マネックスポイントは自動的にdポイントに交換されます。
貯まったdポイントは、投資信託の購入に1ポイント1円として利用できます。期間・用途限定ポイントも月5万ポイントまで利用可能なため、有効期限が近いポイントも無駄なく投資に回せます。
マイページの「ポイントサービス」から、現在の利用可能dポイント残高を確認できます。ポイントを使って投資信託を購入する場合は、「投資信託買い注文」画面で利用するポイント数を指定します。
以上で、マネックス証券でのNISA投資の準備が完了です。あとは毎月自動的に積立が実行され、dポイントが貯まっていきます。定期的にポートフォリオを確認しながら、長期的な資産形成を進めていきましょう。
ドコモ経済圏でポイントを最大化する方法
ドコモのサービスを組み合わせることで、dポイントの獲得効率を大幅に高めることができます。携帯電話、光回線、決済、投資を連携させることで、年間で数万ポイント以上のdポイントを獲得することも可能です。
ドコモ経済圏の基本となるのが、ドコモ回線とdカード GOLDの組み合わせです。dカード GOLDを持っていると、ドコモの携帯料金とドコモ光の利用額に対して10%のポイント還元を受けられます(最大300ポイント/月)。
例えば、ドコモの携帯料金が月8,000円、ドコモ光の料金が月5,500円の場合、合計13,500円に対して10%の1,350ポイントが毎月貯まります。ただし、ポイント還元の上限は月300ポイントまでのため、実際には月300ポイント、年間で3,600ポイントの獲得となります。
さらに、dカード GOLDでマネックス証券のNISA積立を月10万円行うと、年間で13,200ポイントが貯まります。これらを合計すると、年間で16,800ポイントものdポイントを獲得できる計算です。dカード GOLDの年会費11,000円を差し引いても、5,800ポイントのプラスとなります。
ahamoユーザーの場合、携帯料金のポイント還元は対象外となりますが、ドコモ光の利用は10%還元の対象です。また、ahamoでは2024年12月から「ahamo ポイ活契約」という新しいプランが登場し、dカード積立でのポイント還元が受けられるようになりました。
d払いは、ドコモが提供するスマホ決済サービスで、街のお店やネットショッピングで利用できます。d払いの支払い方法をdカードに設定すると、dカードのポイント(1%)とd払いのポイント(0.5%)の二重取りができ、合計で1.5%のポイント還元を受けられます。
貯まったdポイントは、マネックス証券で投資信託の購入に利用できます。特に、期間・用途限定ポイントは使い道が限られているため、有効期限が切れる前に投資に回すのが賢い活用法です。
また、d払い残高を使った「d払い残高積立」も活用できます。d払い残高積立では、決済金額に対して0.5%のdポイントが還元されるため、現金で積立投資をするよりもお得です。
日常の買い物でd払いを使い、貯まったポイントを投資に回すというサイクルを作ることで、無理なく資産形成を進められます。コンビニやドラッグストア、スーパーなど、d払いが使えるお店は全国に広がっているため、普段の生活の中でポイントを貯めやすい環境が整っています。
ドコモ経済圏をフル活用した場合、年間でどれくらいのdポイントが貯まるのか、具体的なシミュレーションを見てみましょう。
年会費11,000円を差し引いても、実質16,408ポイントのプラスとなります。これは約16,400円分の価値に相当し、さらに投資に回すことで複利効果も期待できます。
dカード PLATINUMを使用し、月10万円の積立で3.1%の還元を受けた場合、NISA積立だけで年間37,200ポイントが貯まるため、合計獲得ポイントは49,408ポイントにもなります。年会費29,700円を差し引いても、実質19,708ポイントのプラスです。
このように、ドコモのサービスを組み合わせることで、年間で数万ポイントものdポイントを獲得できます。貯まったポイントをさらに投資に回すことで、資産形成のスピードを加速させることができます。
マネックス証券のデメリットと注意点
マネックス証券はドコモユーザーにとって多くのメリットがありますが、いくつかのデメリットや注意点も理解しておく必要があります。投資判断を行う際は、メリットとデメリットの両方を考慮することが重要です。
マネックス証券の投資信託取扱本数は約1,800本で、SBI証券(約2,600本)や楽天証券(約2,550本)と比較すると少なめです。特に、つみたて投資枠の対象商品は約217本で、SBI証券(約271本)や楽天証券(約200本)とほぼ同水準ですが、選択肢の幅という点では若干見劣りします。
ただし、「eMAXIS Slim」シリーズや「楽天・バンガード」シリーズなど、人気の低コストインデックスファンドは一通り揃っているため、長期投資を前提とした資産形成においては大きな問題にはなりません。むしろ、選択肢が絞られている分、初心者にとっては選びやすいというメリットもあります。
特定のニッチな投資信託や、特定の運用会社の商品を探している場合は、取り扱いがない可能性があるため、事前に確認しておくことをおすすめします。
マネックス証券の国内株式の売買手数料は、現物取引で55円~1,070円(税込)、信用取引で99円~385円(税込)となっています。一方、SBI証券や楽天証券では、国内株式の現物取引手数料が原則無料となっているため、頻繁に株式の売買を行う方にとってはコスト面でのデメリットがあります。
ただし、NISA口座での国内株式の売買手数料は実質無料(キャッシュバック方式)となっているため、NISA枠内での取引であれば手数料を気にする必要はありません。また、単元未満株(ワン株)の買付手数料も無料です。
マネックス証券は、株式の短期売買よりも、投資信託を中心とした長期投資に適した証券会社と言えます。dポイントを活用した資産形成を重視する場合は、手数料のデメリットは相対的に小さくなります。
これはマネックス証券に限った話ではありませんが、投資信託や株式などの金融商品には元本割れのリスクがあります。NISAで投資した商品も、市場の変動により価値が下がる可能性があります。
特に、短期的には株式市場は大きく変動することがあり、投資を始めてすぐに含み損を抱えることもあります。しかし、長期的に見れば、世界経済は成長を続けており、分散投資を行うことでリスクを軽減できます。
新NISAは非課税保有期間が無期限となったため、短期的な価格変動に一喜一憂せず、長期的な視点で資産形成に取り組むことが重要です。
マネックス証券でのdポイント活用は、ドコモ回線の契約がなくても利用できます。dカード積立やdポイント投資は、ドコモ回線契約者以外でも利用可能なサービスです。
ただし、dカード GOLDの携帯料金10%還元の特典は、ドコモ回線(eximo、irumo、5Gギガホプレミアなど)の契約が必要です。ahamoや他社回線を利用している場合は、この特典を受けられません。
ドコモ光の10%還元はahamo契約者でも対象となるため、ahamoとドコモ光の組み合わせでもある程度のポイント還元は受けられます。また、dカード積立のポイント還元率は回線契約に関係なく適用されるため、投資を中心にdポイントを貯めたい方にとっては、ドコモ回線の解約がメリットを大きく損なうことはありません。
キャリアを変更する際は、dカード GOLDの年会費とポイント還元のバランスを再計算し、通常のdカードへのダウングレードも検討すると良いでしょう。
他社からマネックス証券に乗り換える方法
すでに他の証券会社でNISA口座を開設している方でも、マネックス証券に乗り換えることが可能です。ただし、NISA口座の金融機関変更にはいくつかの手続きと注意点があります。
NISA口座の金融機関変更は、年単位で行うことができます。具体的な手順は以下の通りです。
まず、現在NISA口座を開設している金融機関に連絡し、金融機関変更の手続きを依頼します。金融機関から「勘定廃止通知書」または「非課税口座廃止通知書」が発行されます。この書類は、NISA口座の変更手続きに必要な重要書類です。
マネックス証券の公式サイトから、NISA口座開設の申込みを行います。この際、前の金融機関から取得した「勘定廃止通知書」または「非課税口座廃止通知書」を提出する必要があります。書類はスマートフォンで撮影してアップロードできます。
マネックス証券から税務署に申請が行われ、審査が完了するまで1~2週間程度かかります。審査が完了すると、マネックス証券でNISA口座が開設され、取引が可能になります。
金融機関変更の手続きは無料で行えますが、タイミングには注意が必要です。変更したい年の前年10月1日から変更したい年の9月30日までの間に、変更前の金融機関のNISA口座で一度でも買付を行っていると、その年の変更はできません。
NISA口座の金融機関変更には、いくつかの重要な注意点があります。
マネックス証券では、金融機関変更のサポートも行っているため、不明点があればカスタマーサポートに問い合わせることができます。電話やチャットでの相談も可能です。
はい、ドコモ回線の契約がなくても、マネックス証券は利用できます。dカード積立やdポイント投資も、ドコモ回線契約者以外の方が利用可能です。
ただし、dカード GOLDの携帯料金10%還元の特典は、ドコモ回線の契約が必要です。ahamoや他社回線を利用している場合は、この特典は受けられませんが、dカード積立のポイント還元率は回線契約に関係なく適用されます。
dアカウントは、ドコモ回線契約者以外でも無料で発行できるため、誰でもマネックス証券でdポイントを活用した投資ができます。
はい、マネックス証券では、dポイント1ポイントを1円として投資信託の購入に利用できます。dアカウント連携を行うことで、保有しているdポイントを投資信託の買付代金に充当できます。
特筆すべきは、期間・用途限定のdポイントも投資に使える点です。月5万ポイントまで利用可能なため、有効期限が近いポイントも無駄なく資産形成に活用できます。
ただし、dポイントを使えるのはスポット買付(金額指定)の場合のみで、積立注文や口数指定注文では利用できません。
はい、つみたて投資枠だけを利用している場合でも、dポイントは貯まります。dカード積立を利用すれば、つみたて投資枠での積立に対してもポイント還元を受けられます。
また、投資信託保有ポイントもつみたて投資枠で保有している投資信託が対象となります。NISA口座での保有分もポイント付与の対象となるため、つみたて投資枠のみを利用している場合でも、dポイントを効率的に貯めることができます。
成長投資枠を使わなくても、つみたて投資枠だけで1,800万円の非課税保有限度額を全て使うことができるため、長期的な資産形成を重視する方はつみたて投資枠のみの利用でも十分です。
dポイントが貯まる証券会社は、マネックス証券以外にもいくつかあります。SMBC日興証券では、投資信託の保有残高に応じてdポイントが貯まります。また、岡三証券でもdポイントの活用が可能です。
ただし、dカードによるクレジットカード積立ができるのはマネックス証券のみです。クレカ積立のポイント還元率は、資産形成において大きなメリットとなるため、dポイントを最大限活用したい場合は、マネックス証券が最もお得な選択肢となります。
はい、クレカ積立の設定は途中で変更できます。積立額の変更や、積立する投資信託の変更、積立の一時停止などが可能です。
積立額の変更は、毎月の申込締切日(毎月8日、休業日の場合は前営業日)の翌営業日7時頃まで、翌月分の変更・取消ができます。例えば、1月9日の朝7時までに変更すれば、2月1日の買付分から新しい設定が適用されます。
クレジットカードの変更(例:dカードからdカード GOLDへの変更)も可能です。新たにクレカ積立を申し込む際に「カード変更」にチェックを入れることで、カード情報を更新できます。
はい、NISAとiDeCo(個人型確定拠出年金)は併用できます。それぞれ異なる制度であり、両方を活用することでより効率的な資産形成が可能です。
NISAは運用益が非課税になる制度で、いつでも引き出せる柔軟性があります。一方、iDeCoは掛金が全額所得控除の対象となり、運用益も非課税ですが、60歳まで引き出せないという制約があります。
併用する場合は、短期~中期の資金需要にはNISA、老後資金の準備にはiDeCoという使い分けがおすすめです。マネックス証券ではiDeCoの取り扱いもあるため、NISA口座とiDeCo口座を同じ金融機関で管理できます。
いいえ、マネックス証券の口座開設に費用は一切かかりません。口座開設費用、口座維持費、年会費などは全て無料です。
NISA口座の開設も無料で、開設後の口座管理料などもかかりません。投資信託の購入時手数料も無料(ノーロード)の商品が多く、低コストで資産運用を始められます。
ただし、投資信託には信託報酬(運用管理費用)が日々差し引かれます。信託報酬は商品によって異なりますが、インデックスファンドであれば年率0.1%前後と非常に低コストです。商品選びの際は、信託報酬も確認しておくことをおすすめします。
ドコモユーザーがNISAで資産運用を始めるなら、マネックス証券が最もお得な選択肢です。dカードで投資信託を積み立てると最大3.1%のdポイントが貯まり、投資信託を保有しているだけで毎月最大0.26%のポイントが自動的に付与されます。
2024年から始まった新NISAでは、年間360万円、生涯1,800万円まで非課税で投資でき、非課税保有期間も無期限となりました。つみたて投資枠と成長投資枠を併用することで、長期的な資産形成と機動的な投資の両方が可能になります。
dカードのグレード選びは、毎月の積立額と年会費のバランスで判断しましょう。通常のdカードは年会費無料で月5万円までの積立に最適、dカード GOLDは月10万円以上の積立で年会費の元が取れ、dカード PLATINUMは本格的な資産運用を行う方に向いています。
マネックス証券でNISAを始めるには、総合取引口座とNISA口座を開設し、dカード積立を設定するだけです。最短2営業日で口座開設が完了し、すぐに投資を始められます。
ドコモ経済圏をフル活用することで、年間で数万ポイントものdポイントを獲得できます。貯まったポイントをさらに投資に回すことで、資産形成のスピードを加速させることができます。
なお、投資には元本割れのリスクがあります。ご自身の投資目的やリスク許容度に合わせて、慎重にご検討ください。詳しくはマネックス証券公式サイトでご確認いただくか、専門家にご相談されることをおすすめします。
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