つみたてNISAの利回りはどれくらい?シミュレーションと選び方

積立NISAを始めたいけれど、どの銘柄を選べばいいのか分からないと悩んでいませんか。
投資信託は数千本もあり、初心者が自分に合った銘柄を選ぶのは簡単ではありません。
この記事では、初心者が失敗せずに始められる定番銘柄と、銘柄選びの基準を分かりやすく解説します。
信託報酬が低く、長期運用に適した銘柄を中心に紹介しますので、安心して投資を始められます。
まずは基本を押さえて、自分に合った銘柄を見つけましょう。
目次
積立NISAで初心者におすすめの銘柄3選
積立NISAで投資を始める初心者には、まず以下の3つの銘柄から選ぶことをおすすめします。
いずれも信託報酬が低く、長期運用の実績があり、多くの投資家に選ばれている定番銘柄です。
eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)は、日本を含む全世界の株式市場に分散投資できるインデックスファンドです。
MSCI オール・カントリー・ワールド・インデックスに連動し、約3,000銘柄に投資することで、世界中の経済成長の恩恵を受けられます。
eMAXIS Slim 全世界株式の特徴
信託報酬:年率0.05775%(税込)と業界最低水準
純資産総額:3兆円超で運用の安定性が高い
投資対象:全世界約3,000銘柄に分散投資
全世界に分散投資したい初心者や、どの地域が成長するか予測できない方に適しています。
1本で世界中の株式に投資できるため、銘柄選びに迷う必要がありません。
eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)は、米国の代表的な株価指数であるS&P500に連動するインデックスファンドです。
アップル、マイクロソフト、アマゾンなど、米国の主要企業約500社に分散投資できます。
eMAXIS Slim 米国株式の特徴
信託報酬:年率0.09372%(税込)と低コスト
純資産総額:4兆円超の人気銘柄
投資対象:米国主要企業約500社
米国経済の成長性に期待する方や、世界経済を牽引する米国企業に集中投資したい方におすすめです。
全世界株式と比べると地域が限定されるため、米国市場の動向に影響を受けやすい点に注意が必要です。

| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 口座数 | 約12,000,000口座 ※2025年1月時点 |
| 取引手数料 | 【ゼロコース】 国内株式(現物・信用):0円 かぶミニ®(単元未満株):0円 投資信託:0円 ※ゼロコース選択時。 ※一部、スプレッドや信託財産留保額が発生する場合があります。 |
| NISA対応 | 〇(新NISA対応) |
| つみたて投資枠取扱銘柄数 | 263銘柄 ※2025年4月24日時点 |
| 成長投資枠対象商品 | 国内株式 / 外国株式 / 投資信託(約1,345銘柄) |
| 投資信託 | 約2,550本 ※2025年4月24日時点 |
| 外国株 | 6カ国/米国株式(約4,500銘柄) |
| 取引ツール(PC) | マーケットスピード / マーケットスピード II / 楽天MT4 |
| スマホアプリ | iSPEED / iSPEED for iPad / iSPEED FX / iSPEED 先物 |
| 提携銀行口座 | 楽天銀行(マネーブリッジ) |
| ポイント投資・付与 | 楽天ポイント(投資信託 / 国内株式 / 米国株式<円貨決済>) |
| 口座開設スピード | 最短 翌営業日 |
楽天・全世界株式インデックス・ファンドは、楽天投信投資顧問が運用する全世界株式のインデックスファンドです。
バンガード社のETFを通じて、全世界の約8,000銘柄に分散投資できます。
楽天・全世界株式の特徴
信託報酬:年率0.192%(税込)
純資産総額:約8,000億円
楽天ポイントで投資可能
楽天ポイントを活用して投資したい方や、楽天経済圏を利用している方に適しています。
eMAXIS Slim 全世界株式と投資対象はほぼ同じですが、運用手法に若干の違いがあります。
積立NISAとは
積立NISAは、少額から長期・積立・分散投資を支援するための税制優遇制度です。
2024年からは新NISA制度に移行し、つみたて投資枠として年間120万円まで非課税で投資できるようになりました。
積立NISAには、投資初心者にとって魅力的な3つのメリットがあります。
1つ目は、運用益が非課税になることです。通常の投資では、売却益や配当金に約20%の税金がかかりますが、積立NISAではこれが一切かかりません。
長期運用で得た利益をそのまま受け取れるため、資産形成の効率が大幅に向上します。
2つ目は、金融庁が認可した投資信託のみが対象となっているため、安心して銘柄を選べることです。
信託報酬が低く、長期運用に適した商品に限定されており、初心者が高コストな商品を誤って選ぶリスクが低くなっています。
3つ目は、少額から始められることです。
多くの証券会社では月100円から積立投資が可能で、無理のない金額から資産形成を始められます。
2024年から始まった新NISA制度では、従来の積立NISAは「つみたて投資枠」として統合されました。
年間投資枠が40万円から120万円に拡大し、非課税保有期間も無期限になっています。
新NISAの主な変更点
年間投資枠:つみたて投資枠120万円 + 成長投資枠240万円
非課税保有期間:無期限
生涯非課税限度額:1,800万円
さらに、新NISAでは「成長投資枠」も併用でき、年間240万円まで個別株や幅広い投資信託に投資できます。
従来の積立NISAで投資していた方も、新NISA制度に自動的に移行されるため、特別な手続きは不要です。
初心者が銘柄を選ぶときの5つの基準
積立NISAで銘柄を選ぶ際には、以下の5つの基準を押さえておくことが重要です。
これらの基準を満たす銘柄を選ぶことで、長期的に安定した資産形成が期待できます。
信託報酬は、投資信託を保有している間、毎日差し引かれる運用管理費用です。
年率で表示され、0.1%台であれば低コストと判断できます。
信託報酬が高いと、長期運用で大きなコスト負担となり、リターンを圧迫します。例えば、信託報酬が0.1%と1.0%の銘柄で20年間運用した場合、最終的な資産額に数十万円の差が生まれることもあります。
特に積立NISAのような長期投資では、信託報酬の差が運用成果に大きく影響するため、できるだけ低コストの銘柄を選ぶことが重要です。
分散投資とは、複数の銘柄や地域に投資することで、特定の企業や国の経済状況に左右されるリスクを減らす手法です。
全世界株式や米国株式のインデックスファンドは、数百から数千の銘柄に分散投資できるため、リスクを抑えながら運用できます。
個別株に投資する場合、1社の業績悪化で大きな損失を被る可能性がありますが、インデックスファンドなら1社の影響は限定的です。
初心者は、できるだけ多くの銘柄に分散投資できる商品を選ぶことをおすすめします。
純資産総額は、その投資信託に集まっている資産の総額を示します。
純資産総額が大きいほど、多くの投資家に支持されており、運用が安定していると判断できます。
純資産総額の目安
1,000億円以上:安心して投資できる規模
100億円未満:運用終了のリスクに注意
純資産総額が小さい銘柄は、運用が不安定になったり、最悪の場合は償還(運用終了)されるリスクがあります。
長期運用を前提とする積立NISAでは、純資産総額が大きく、安定した銘柄を選ぶことが大切です。
インデックスファンドは、特定の株価指数(インデックス)に連動するように運用される投資信託です。
日経平均株価やS&P500などの指数と同じ値動きを目指すため、運用コストが低く、長期的に安定したリターンが期待できます。
一方、アクティブファンドは、ファンドマネージャーが銘柄を選定して指数を上回るリターンを目指しますが、信託報酬が高く、必ずしも指数を上回る成果を出せるとは限りません。
初心者には、低コストで分かりやすいインデックスファンドが適しています。
長期運用の実績がある銘柄は、過去の市場変動を乗り越えてきた信頼性があります。
運用開始から5年以上経過しており、純資産総額が増加傾向にある銘柄を選ぶと安心です。
過去の運用実績が将来のリターンを保証するわけではありません。あくまで参考情報として捉え、信託報酬や分散投資の度合いなど、他の基準と合わせて総合的に判断することが重要です。
全世界株式と米国株式
積立NISAで最も人気のある投資先は、全世界株式と米国株式のインデックスファンドです。
どちらも優れた選択肢ですが、それぞれに特徴があります。
全世界株式は、日本を含む先進国と新興国の株式市場に幅広く分散投資できる銘柄です。
MSCI オール・カントリー・ワールド・インデックスなどの指数に連動し、約3,000銘柄に投資できます。
最大のメリットは、地域分散によるリスク軽減です。米国経済が低迷しても、欧州やアジアの成長でカバーできる可能性があります。
また、どの地域が成長するか予測する必要がなく、世界経済全体の成長に投資できる点も魅力です。
一方で、米国株式と比べると、米国以外の地域も含まれるため、米国市場が好調な時期には相対的にリターンが控えめになる傾向があります。
それでも、長期的には世界経済の成長に連動した安定したリターンが期待できます。
米国株式は、世界最大の経済大国である米国の株式市場に集中投資する銘柄です。
S&P500やNYダウなどの指数に連動し、アップル、マイクロソフト、アマゾンなどの世界的企業に投資できます。
米国市場は過去数十年にわたって高い成長を続けており、今後も世界経済を牽引する可能性が高いとされています。
イノベーションを生み出す企業が多く、長期的な成長性に期待できる点が魅力です。
米国市場に集中投資するため、米国経済が低迷した場合の影響を受けやすいリスクがあります。また、為替変動の影響も受けるため、円高が進むと円換算でのリターンが目減りする可能性があります。
初心者が迷った場合は、全世界株式から始めることをおすすめします。
地域分散によるリスク軽減効果が高く、世界経済全体の成長に投資できるため、安心して長期運用を続けられます。
一方、米国経済の成長性に強く期待する方や、過去の実績を重視する方は、米国株式を選ぶのも良い選択です。
どちらを選んでも、長期・積立・分散投資の原則を守れば、安定した資産形成が期待できます。
両方の銘柄を組み合わせて投資することも可能です。例えば、全世界株式70%、米国株式30%といった配分で投資することで、バランスの取れたポートフォリオを構築できます。
インデックスファンドとアクティブファンドの違い
投資信託には、インデックスファンドとアクティブファンドの2種類があります。
積立NISAでは、どちらも選択できますが、初心者にはインデックスファンドが推奨されています。
インデックスファンドは、特定の株価指数(インデックス)に連動するように運用される投資信託です。
例えば、日経平均株価に連動するファンドは、日経平均を構成する225銘柄と同じ比率で投資します。
インデックスファンドの最大の特徴は、信託報酬が低いことです。機械的に指数に連動するだけなので、ファンドマネージャーの調査・分析コストがかからず、年率0.1%台の低コストで運用できます。
また、運用方針が明確で分かりやすく、初心者でも理解しやすい点も魅力です。
長期的には市場平均のリターンを得られるため、安定した資産形成に適しています。
アクティブファンドは、ファンドマネージャーが独自の調査・分析に基づいて銘柄を選定し、市場平均を上回るリターンを目指す投資信託です。
成長性の高い企業を厳選して投資するため、高いリターンが期待できる可能性があります。
ただし、信託報酬は年率1%以上と高めで、長期運用ではコスト負担が大きくなります。
また、必ずしも市場平均を上回る成果を出せるとは限らず、実際には多くのアクティブファンドがインデックスファンドに劣る成績となっています。
特定のテーマや業種に投資したい方や、より高いリターンを狙いたい方には魅力的ですが、初心者には難易度が高い選択肢です。
初心者にインデックスファンドがおすすめされる理由は、低コストで分かりやすく、長期的に安定したリターンが期待できるからです。
金融庁の調査によると、長期・積立・分散投資を行った場合、インデックスファンドの方がアクティブファンドよりも良好な成績を収める傾向があります。
信託報酬の差が長期的に大きな差となって現れるためです。
また、インデックスファンドは運用方針が明確で、どの指数に連動しているかを確認すれば投資対象が分かります。
初心者が銘柄選びで迷うことが少なく、安心して長期運用を続けられる点も大きなメリットです。
初心者が気をつけたい5つの失敗パターン
積立NISAで投資を始める初心者がやりがちな失敗パターンを知っておくことで、同じ失敗を避けることができます。
以下の5つのパターンに注意しましょう。
初心者は、銘柄の名前や過去の運用実績だけを見て選んでしまい、信託報酬を確認せずに高コストの銘柄を選んでしまうことがあります。
信託報酬が年率1%を超える銘柄は、長期運用で大きなコスト負担となります。
銘柄を選ぶ際は、必ず信託報酬を確認し、0.1%台の低コスト銘柄を優先しましょう。わずかな差に見えても、20年、30年の長期運用では数百万円の差になることもあります。
証券会社のサイトで信託報酬を比較し、同じ投資対象であればより低コストの銘柄を選ぶことが重要です。
株式市場は、定期的に大きな下落(暴落)を経験します。
2020年のコロナショックや2022年の世界的な株価下落など、含み損を抱える時期は必ず訪れます。
このような時期に、不安になって積立を止めたり、保有している銘柄を売却してしまうのは最も避けるべき失敗です。
暴落時は株価が割安になっているため、積立を続けることで将来的に大きなリターンを得られる可能性が高まります。
長期・積立・分散投資の原則を守り、一時的な下落に動揺せず、淡々と積立を続けることが成功の鍵です。過去のデータを見ても、暴落後に市場は回復し、長期的には上昇傾向を示しています。
分散投資が重要だと聞いて、あれもこれもと複数の銘柄を購入してしまう初心者がいます。
しかし、全世界株式や米国株式のインデックスファンドは、それ自体が数千の銘柄に分散投資しているため、1本で十分な分散効果があります。
複数の銘柄を保有すると、管理が煩雑になり、それぞれの運用状況を把握しきれなくなります。
初心者は、まず1本の銘柄に集中して投資し、慣れてきたら必要に応じて追加する方が良いでしょう。
例えば、全世界株式1本だけで十分ですし、米国株式と全世界株式の2本でも十分な分散投資ができます。無理に複数の銘柄を保有する必要はありません。
積立NISAは、長期的な資産形成を目的とした制度です。
しかし、初心者の中には、数ヶ月や1年で大きなリターンを期待してしまう方がいます。
株式投資は短期的には価格変動が大きく、含み損を抱える時期もあります。
しかし、長期的には経済成長に連動して上昇する傾向があります。
少なくとも10年、できれば20年以上の長期運用を前提に、焦らず積立を続けることが重要です。
短期的な成果を求めて頻繁に銘柄を変更したり、売買を繰り返すと、手数料がかさんだり、税制優遇を十分に活用できなくなります。
長期的な視点を持ち、じっくりと資産を育てる姿勢が大切です。
初心者は、「市場平均を上回るリターン」という言葉に魅力を感じ、信託報酬の高いアクティブファンドに投資してしまうことがあります。
しかし、実際には多くのアクティブファンドが市場平均を下回る成績となっています。
特に、過去の運用実績が良いアクティブファンドに飛びつくのは危険です。
過去の実績が将来も続く保証はなく、高い信託報酬がリターンを圧迫する可能性があります。
初心者は、まず低コストのインデックスファンドで長期運用を始め、投資に慣れてから他の選択肢を検討する方が安全です。
アクティブファンドは、投資経験を積んでから検討しても遅くありません。
積立NISAでの投資額は、年代やライフステージによって異なります。
無理のない範囲で積立を続けることが、長期的な資産形成の成功につながります。
20代は収入がまだ少ない時期ですが、時間を味方につけられる最大のメリットがあります。
月1〜3万円の積立でも、30年以上の長期運用で大きな資産を築ける可能性があります。
例えば、eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)に月3万円を30年間積立てた場合、年率5%の運用益を想定すると、約2,500万円の資産を築ける計算になります。
20代は、結婚や住宅購入などのライフイベントが控えているため、無理のない金額で始めることが重要です。
収入が増えたタイミングで積立額を増やすことも検討しましょう。
30〜40代は、収入が安定し、家族を持つ方も多い時期です。
教育費や住宅ローンの負担がある一方で、老後資金の準備も本格化する必要があります。
月3〜8万円の積立で、バランスの取れた資産形成を目指しましょう。
また、つみたて投資枠の年間120万円を使い切るためには、月10万円の積立が必要です。
余裕があれば、年間上限まで積立てることで、非課税メリットを最大限活用できます。
ただし、家計に無理のない範囲で計画することが最優先です。
初心者は、まず1本の銘柄に集中投資することをおすすめします。
全世界株式や米国株式のインデックスファンドは、それ自体が十分に分散されているため、1本だけでもリスクを抑えた運用ができます。
複数の銘柄を組み合わせるのは、投資に慣れてきてから検討しても遅くありません。
例えば、全世界株式だけでは物足りないと感じたら、米国株式を追加する、あるいは新興国株式を少し加えるといった調整が可能です。
似たような銘柄を複数保有しても意味がありません。例えば、全世界株式と米国株式は投資対象が重複しているため、両方を保有する場合は、それぞれの配分を明確にすることが重要です。
シンプルに1本で運用するか、明確な意図を持って2〜3本に絞ることをおすすめします。
積立NISAにおすすめの証券会社3社
積立NISAを始めるには、証券会社で口座を開設する必要があります。
ここでは、初心者におすすめの証券会社3社を紹介します。

| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 口座数 | 約15,000,000口座 ※2025年11月25日時点(SBIネオモバイル証券など含む) |
| 取引手数料 | 【スタンダードプラン(1注文ごと)】 取引金額に関係なく0円【アクティブプラン(1日定額制)】 1日100万円以下の取引:0円※現物取引・信用取引・単元未満株(S株)もすべて対象です。 |
| NISA対応 | 〇 |
| つみたて投資枠取扱銘柄数 | 〇(259銘柄)※2025年3月3日時点 |
| 成長投資枠対象商品 | 国内株 / 外国株 / 投資信託(約1,329銘柄 ※2025年3月3日時点) |
| 投資信託 | 約2,550本 ※2025年3月3日時点 |
| 外国株 | 8カ国/米国株式(5,000銘柄) |
| 取引ツール(PC) | HYPER SBI 2 / HYPER SBI / SBI CFDトレーダー |
| スマホアプリ | SBI証券 株アプリ / 米国株アプリ / かんたん積立 / HYPER FX / HYPER 先物 / HYPER CFD |
| 提携銀行口座 | SBI新生銀行 / 住信SBIネット銀行 |
| ポイント投資・付与 | Pontaポイント / dポイント / Vポイント(クレカ積立) |
| 口座開設スピード | 最短 翌営業日 |
SBI証券は、国内最大級のネット証券で、積立NISA対象の投資信託が約271本と業界トップクラスの品揃えです。
口座数は約1,500万口座を突破しており、多くの投資家に支持されています。
SBI証券の特徴
取扱銘柄数:約271本と業界最多
ポイント:Vポイント・Pontaポイント・dポイント・JALポイント・PayPayポイント
米国株式:約5,000銘柄
投資信託の保有残高に応じてポイントが貯まり、そのポイントで投資もできます。
将来的に個別株投資にも挑戦したい方に適しています。

| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 口座数 | 約12,000,000口座 ※2025年1月時点 |
| 取引手数料 | 【ゼロコース】 国内株式(現物・信用):0円 かぶミニ®(単元未満株):0円 投資信託:0円 ※ゼロコース選択時。 ※一部、スプレッドや信託財産留保額が発生する場合があります。 |
| NISA対応 | 〇(新NISA対応) |
| つみたて投資枠取扱銘柄数 | 263銘柄 ※2025年4月24日時点 |
| 成長投資枠対象商品 | 国内株式 / 外国株式 / 投資信託(約1,345銘柄) |
| 投資信託 | 約2,550本 ※2025年4月24日時点 |
| 外国株 | 6カ国/米国株式(約4,500銘柄) |
| 取引ツール(PC) | マーケットスピード / マーケットスピード II / 楽天MT4 |
| スマホアプリ | iSPEED / iSPEED for iPad / iSPEED FX / iSPEED 先物 |
| 提携銀行口座 | 楽天銀行(マネーブリッジ) |
| ポイント投資・付与 | 楽天ポイント(投資信託 / 国内株式 / 米国株式<円貨決済>) |
| 口座開設スピード | 最短 翌営業日 |
楽天証券は、楽天グループのネット証券で、楽天ポイントを活用した投資ができることが最大の魅力です。
投資信託の保有残高に応じて楽天ポイントが貯まり、そのポイントで投資信託を購入できます。
楽天証券の特徴
取扱銘柄数:約200本
ポイント:楽天ポイント
楽天カードでクレジット決済可能
楽天カードでクレジット決済を利用すれば、積立額に応じてポイントが貯まるため、楽天経済圏を活用している方に特におすすめです。
取引ツール「MARKET SPEED Ⅱ」は、初心者でも使いやすく、情報収集から取引まで一元管理できます。

| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 口座数 | 約2,700,000口座 ※2025年2月時点 |
| 取引手数料 | 【取引毎手数料コース】
|
| NISA対応 | 〇(日本株・米国株・中国株・投資信託の売買手数料が無料) |
| つみたて投資枠取扱銘柄数 | 〇(銘柄数は公式サイトで確認) |
| 成長投資枠対象商品 | 国内株 / 米国株 / 中国株 / 投資信託(約1,750本以上) |
| 投資信託 | 約1,800本(購入時手数料すべて無料) |
| 外国株 | 2カ国/米国株:約5,000銘柄以上(2025年1月27日時点) |
| 取引ツール(PC) | マネックストレーダー / 銘柄スカウター |
| スマホアプリ | マネックス証券アプリ / 米国株アプリ / 投信アプリ |
| 提携銀行口座 | マネックス証券専用銀行口座(詳細は公式サイトで確認) |
| ポイント投資・付与 | マネックスポイント / dポイント(投資信託の積立に利用可能) |
| 口座開設スピード | オンライン申込で最短翌営業日 |
マネックス証券は、クレジットカード積立のポイント還元率が高いことで人気のネット証券です。
マネックスカードで積立投資を行うと、積立額の1.1%がマネックスポイントとして還元されます。
マネックス証券の特徴
取扱銘柄数:約217本
ポイント還元率:1.1%
米国株式:約5,000銘柄
米国株式の取扱銘柄数も約5,000銘柄と豊富で、米国株投資に強みを持つ証券会社です。
投資情報の提供が充実しており、初心者向けの学習コンテンツも豊富です。
積立NISAで初心者におすすめの銘柄は、eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)、eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)、楽天・全世界株式インデックス・ファンドの3つです。
いずれも信託報酬が低く、長期運用に適した定番銘柄です。
銘柄を選ぶ際は、信託報酬の低さ、分散投資の範囲、純資産総額の大きさ、インデックスファンドであること、長期運用の実績があることの5つの基準を押さえましょう。
これらの基準を満たす銘柄を選ぶことで、安心して長期運用を続けられます。
初心者が陥りがちな失敗パターンとして、信託報酬の高い銘柄を選ぶ、暴落時にパニック売りする、複数銘柄を買いすぎる、短期間で成果を求める、アクティブファンドに手を出すといった点に注意が必要です。
長期・積立・分散投資の原則を守り、焦らず運用を続けることが成功の鍵です。
証券会社は、SBI証券、楽天証券、マネックス証券の3社がおすすめです。
取扱銘柄数、ポイントサービス、クレジットカード積立の還元率など、それぞれに特徴があるため、自分に合った証券会社を選びましょう。
なお、投資には元本割れのリスクがあります。最終的な投資判断はご自身の責任で行ってください。詳しくは各証券会社にご確認ください。
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