Uniposとは?料金・評判から導入効果まで徹底解説

NISA口座を開設したいけれど、どの証券会社を選べばいいか迷っていませんか。
証券会社によって手数料や取扱商品数、ポイント還元率が大きく異なるため、自分に合った会社を選ぶことが資産形成の第一歩です。
この記事では、NISA口座におすすめの証券会社5社を徹底比較し、選び方のポイントを分かりやすく解説します。
投資初心者の方でも安心して始められるよう、口座開設の流れや運用の始め方まで詳しくご紹介します。
自分にぴったりの証券会社を見つけて、新NISAで資産形成をスタートしましょう。
目次
NISA口座におすすめの証券会社5社
NISA口座を開設するなら、まずは主要なネット証券5社から選ぶのがおすすめです。これらの証券会社は手数料の安さ、商品ラインナップの充実度、サポート体制の3つの点で優れています。
ここでは各社の特徴を簡潔にご紹介します。

| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 口座数 | 約15,000,000口座 ※2025年11月25日時点(SBIネオモバイル証券など含む) |
| 取引手数料 | 【スタンダードプラン(1注文ごと)】 取引金額に関係なく0円【アクティブプラン(1日定額制)】 1日100万円以下の取引:0円※現物取引・信用取引・単元未満株(S株)もすべて対象です。 |
| NISA対応 | 〇 |
| つみたて投資枠取扱銘柄数 | 〇(259銘柄)※2025年3月3日時点 |
| 成長投資枠対象商品 | 国内株 / 外国株 / 投資信託(約1,329銘柄 ※2025年3月3日時点) |
| 投資信託 | 約2,550本 ※2025年3月3日時点 |
| 外国株 | 8カ国/米国株式(5,000銘柄) |
| 取引ツール(PC) | HYPER SBI 2 / HYPER SBI / SBI CFDトレーダー |
| スマホアプリ | SBI証券 株アプリ / 米国株アプリ / かんたん積立 / HYPER FX / HYPER 先物 / HYPER CFD |
| 提携銀行口座 | SBI新生銀行 / 住信SBIネット銀行 |
| ポイント投資・付与 | Pontaポイント / dポイント / Vポイント(クレカ積立) |
| 口座開設スピード | 最短 翌営業日 |
SBI証券は口座開設数が約1,500万口座を超える国内最大手のネット証券です。投資信託の取扱本数は約2,600本、米国株は約5,000銘柄と業界トップクラスの品揃えを誇ります。
国内株式の売買手数料は原則無料で、つみたて投資枠対象の投資信託は約271本から選べます。Vポイント・Pontaポイント・dポイント・JALマイル・PayPayポイントの5種類のポイントに対応しており、自分のライフスタイルに合わせたポイント活用が可能です。
IPO(新規公開株)の取扱実績も年間78銘柄(2024年)と豊富で、投資の選択肢が広いのが大きな魅力です。
初心者から上級者まで幅広く対応できる総合力の高さが特徴と言えます。

| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 口座数 | 約12,000,000口座 ※2025年1月時点 |
| 取引手数料 | 【ゼロコース】 国内株式(現物・信用):0円 かぶミニ®(単元未満株):0円 投資信託:0円 ※ゼロコース選択時。 ※一部、スプレッドや信託財産留保額が発生する場合があります。 |
| NISA対応 | 〇(新NISA対応) |
| つみたて投資枠取扱銘柄数 | 263銘柄 ※2025年4月24日時点 |
| 成長投資枠対象商品 | 国内株式 / 外国株式 / 投資信託(約1,345銘柄) |
| 投資信託 | 約2,550本 ※2025年4月24日時点 |
| 外国株 | 6カ国/米国株式(約4,500銘柄) |
| 取引ツール(PC) | マーケットスピード / マーケットスピード II / 楽天MT4 |
| スマホアプリ | iSPEED / iSPEED for iPad / iSPEED FX / iSPEED 先物 |
| 提携銀行口座 | 楽天銀行(マネーブリッジ) |
| ポイント投資・付与 | 楽天ポイント(投資信託 / 国内株式 / 米国株式<円貨決済>) |
| 口座開設スピード | 最短 翌営業日 |
楽天証券は楽天経済圏を活用したい方に最適な証券会社です。口座開設数は約1,200万口座で、SBI証券に次ぐ規模を持ちます。
投資信託の取扱本数は約2,550本、米国株は約4,500銘柄と充実しています。
最大の特徴は楽天ポイントとの連携です。楽天カードでクレカ積立をすると最大1.0%のポイント還元があり、貯まった楽天ポイントで投資信託を購入することもできます。
楽天市場や楽天モバイルなど、楽天グループのサービスを利用している方なら、ポイントを効率的に貯めて投資に回せるメリットがあります。
国内株式の現物取引手数料も原則無料で、取引ツール「MARKET SPEED II」は高機能ながら無料で利用できます。楽天経済圏のユーザーにとって、資産形成とポイント活用を両立できる魅力的な選択肢です。

| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 口座数 | 約2,700,000口座 ※2025年2月時点 |
| 取引手数料 | 【取引毎手数料コース】
|
| NISA対応 | 〇(日本株・米国株・中国株・投資信託の売買手数料が無料) |
| つみたて投資枠取扱銘柄数 | 〇(銘柄数は公式サイトで確認) |
| 成長投資枠対象商品 | 国内株 / 米国株 / 中国株 / 投資信託(約1,750本以上) |
| 投資信託 | 約1,800本(購入時手数料すべて無料) |
| 外国株 | 2カ国/米国株:約5,000銘柄以上(2025年1月27日時点) |
| 取引ツール(PC) | マネックストレーダー / 銘柄スカウター |
| スマホアプリ | マネックス証券アプリ / 米国株アプリ / 投信アプリ |
| 提携銀行口座 | マネックス証券専用銀行口座(詳細は公式サイトで確認) |
| ポイント投資・付与 | マネックスポイント / dポイント(投資信託の積立に利用可能) |
| 口座開設スピード | オンライン申込で最短翌営業日 |
マネックス証券はクレカ積立のポイント還元率の高さが際立つ証券会社です。口座開設数は約270万口座で、投資信託の取扱本数は約1,800本、米国株は約5,000銘柄と充実しています。
dカードを使ったクレカ積立では、最大1.1%のポイント還元率を実現しており、主要ネット証券の中でトップクラスです。
年間120万円の積立なら年間13,200円相当のポイントが貯まる計算になり、長期投資では大きな差になります。
米国株の取引に強く、時間外取引にも対応しているため、米国市場に投資したい方にもおすすめです。取引ツール「マネックストレーダー」は高機能で、情報収集から発注まで一元管理できます。
ポイント還元率を重視する方や米国株投資に興味がある方に適した証券会社です。

| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 口座数 | 約1,670,000口座 ※2025年3月時点 |
| 取引手数料 | 【ボックスレート(1日定額制)】 1日の約定代金合計50万円まで:0円 50万円超:1,000円(税込1,100円)~※25歳以下なら約定代金に関わらず手数料無料 |
| NISA対応 | 〇(日本株、米国株、投資信託すべて売買手数料無料) |
| つみたて投資枠取扱銘柄数 | 〇(銘柄数は公式サイトで確認) |
| 成長投資枠対象商品 | 国内株 / 米国株 / 投資信託(約1,800本以上) |
| 投資信託 | 約1,900本以上(購入時手数料すべて無料) |
| 外国株 | 米国株:約4,900銘柄(2025年4月23日時点) |
| 取引ツール(PC) | ネットストック・ハイスピード(無料) |
| スマホアプリ | 日本株アプリ / 投信アプリ / 米国株アプリ(すべて無料) |
| 提携銀行口座 | MATSUI Bank(松井証券専用銀行) |
| ポイント投資・付与 | 松井証券ポイント(投資信託の積立に利用可能) |
| 口座開設スピード | 最短即日(スマートフォンによるオンライン申込) |
松井証券は創業100年を超える老舗証券会社で、口座開設数は約160万口座です。投資信託の取扱本数は約1,900本、米国株は約4,900銘柄と主要ネット証券と遜色ないラインナップを揃えています。
最大の特徴は25歳以下の手数料優遇です。25歳以下なら国内株式の現物取引・信用取引の手数料が完全無料になります。
また、26歳以上でも1日の約定代金が50万円以下なら手数料無料で取引できるため、少額投資から始めたい方に優しい料金体系です。
サポート体制も充実しており、電話やチャットでの問い合わせに丁寧に対応してくれます。投資初心者向けの情報コンテンツも豊富で、安心して投資を始められる環境が整っています。
若年層や投資初心者に特におすすめの証券会社です。

| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 口座数(残あり口座) | 約105.3万口座 ※2025年3月末時点 |
| 取引手数料 | 【国内株式】 約定代金 × 最大1.265%(税込) ※最低手数料2,750円(税込) 【米国株式】 約定代金 × 0.495%(税込) ※最低手数料22米ドル(税込) ※手数料は取引チャネルや銘柄により異なります。 |
| NISA対応 | 〇(新NISA:つみたて投資枠・成長投資枠ともに対応) |
| つみたて投資枠取扱銘柄数 | 29銘柄 ※2025年時点 |
| 成長投資枠対象商品 | 国内株式(約4,000銘柄) / 米国株式 / 投資信託(約285本) |
| 投資信託 | 約4,054本 ※2025年7月時点 |
| 外国株 | 米国株:約4,500銘柄 その他外国株:取扱限定的 |
| 取引ツール(PC) | オンライントレード(WEB) 専用取引アプリ(PC版) |
| スマホアプリ | 三菱UFJモルガン・スタンレー証券アプリ(iOS / Android対応) |
| 提携銀行口座 | 三菱UFJ銀行(即時入出金サービス対応) |
| ポイント投資・付与 | なし(ポイント投資制度は未対応) |
| 口座開設スピード | 通常2〜3営業日 ※オンライン申込後、書類提出状況により変動 |
三菱UFJモルガン・スタンレー証券は三菱UFJフィナンシャル・グループの証券会社で、口座開設数は約1,800万口座と国内最大級の規模を誇ります。投資信託の取扱本数は約750本、米国株は約650銘柄です。
大手金融グループならではの安心感と、充実したサポート体制が特徴です。全国に支店があり、対面でのサポートを受けられるため、投資に不安がある方でも安心して始められます。
Pontaポイントが貯まる・使えるサービスもあり、ローソンなど日常的にPontaポイントを利用している方に便利です。
外国株は14カ国に対応しており、グローバル投資を検討している方にも適しています。IPOの取扱実績も年間21銘柄(2024年)と豊富です。
大手の信頼性と充実したサポートを重視する方におすすめの証券会社です。
新NISAとは?制度の基本をおさらい
新NISAは2024年1月から始まった少額投資非課税制度です。投資で得た利益(売却益や配当金)が非課税になるため、効率的に資産形成ができます。
証券会社を選ぶ前に、制度の基本を理解しておきましょう。
新NISAには「つみたて投資枠」と「成長投資枠」の2つの投資枠があり、両方を併用できます。つみたて投資枠は年間120万円まで、長期・積立・分散投資に適した投資信託を定期的に購入する枠です。
金融庁が定めた基準を満たした投資信託のみが対象で、初心者でも安心して選べる商品が揃っています。
成長投資枠は年間240万円まで、上場株式や投資信託など幅広い商品に投資できる枠です。個別株やETF(上場投資信託)、REITなども購入でき、より自由度の高い投資が可能です。
つみたて投資枠と成長投資枠を組み合わせることで、年間最大360万円まで非課税で投資できます。
投資初心者の方は、まずつみたて投資枠で積立投資から始めて、慣れてきたら成長投資枠で個別株にも挑戦するという使い方がおすすめです。
新NISAでは、生涯で投資できる非課税保有限度額が1,800万円に設定されています。このうち成長投資枠は1,200万円までという上限があります。
つまり、つみたて投資枠だけなら1,800万円まで、成長投資枠を使う場合は最大1,200万円までという仕組みです。
この非課税保有限度額は「簿価残高方式」で管理されます。つまり、投資した金額(取得価額)の合計が1,800万円までという意味です。
投資信託を売却すれば、その分の枠が翌年に復活するため、柔軟な資産運用が可能になります。
例えば、1,800万円分の投資信託を購入して後に500万円分を売却した場合、翌年には500万円分の非課税枠が再利用できます。この仕組みにより、ライフステージに応じた資産の組み替えがしやすくなりました。
新NISAでは非課税保有期間が無期限になりました。旧NISAでは一般NISAが5年間、つみたてNISAが20年間という期限がありましたが、新NISAではこの制限が撤廃されています。
つまり、一度投資した商品は何年保有しても非課税のメリットを受け続けられます。
この無期限化により、長期的な資産形成がしやすくなりました。例えば、20代で投資を始めて60代まで保有し続けることも可能です。
長期投資は複利効果を最大限に活かせるため、時間を味方につけた資産形成に最適です。
金融庁は長期・積立・分散投資の重要性を推奨しており、新NISAの無期限化はこの方針を反映したものです。短期的な価格変動に一喜一憂せず、じっくりと資産を育てていく投資スタイルに向いています。
NISA口座の選び方
証券会社を選ぶ際は、自分の投資スタイルに合った会社を見つけることが大切です。
ここでは、NISA口座を選ぶ際に必ず比較すべき5つのポイントを解説します。
証券会社によって取り扱っている商品の種類と数が大きく異なります。投資信託の取扱本数は、SBI証券が約2,600本、楽天証券が約2,550本と多く、選択肢が豊富です。
一方、三菱UFJモルガン・スタンレー証券は約750本と少なめですが、厳選された商品が揃っています。
つみたて投資枠対象の投資信託も重要なチェックポイントです。SBI証券は約271本、楽天証券は約200本、マネックス証券は約217本と、主要ネット証券は十分な品揃えがあります。
投資信託の本数が多いほど、自分の投資方針に合った商品を見つけやすくなります。
個別株投資を考えている方は、米国株や外国株の取扱状況も確認しましょう。SBI証券とマネックス証券は米国株が約5,000銘柄、楽天証券は約4,500銘柄と充実しています。
取扱国数では三菱UFJモルガン・スタンレー証券が14カ国と最多で、グローバル投資に強みがあります。
取引手数料は投資のコストに直結するため、必ず確認すべきポイントです。国内株式の現物取引では、SBI証券と楽天証券が原則無料で、DMM株も25歳以下なら実質無料です。
松井証券は1日の約定代金が50万円以下なら無料、25歳以下なら完全無料という料金体系です。
投資信託の購入時手数料は、主要なネット証券ではほとんどが無料(ノーロード)です。ただし、保有中にかかる信託報酬は商品ごとに異なるため、低コストのインデックスファンドを選ぶことが長期投資では重要になります。
米国株の取引手数料も証券会社によって差があります。SBI証券とマネックス証券は約定代金の0.495%(税込、最低0米ドル~上限22米ドル)、楽天証券も同様の水準です。
頻繁に売買する方は、手数料の違いが積み重なって大きな差になるため、慎重に比較しましょう。
クレジットカードで投資信託の積立ができるクレカ積立は、ポイントを貯めながら投資できるお得なサービスです。ポイント還元率は証券会社とカードの組み合わせによって異なります。
マネックス証券はdカードを使った積立で最大1.1%のポイント還元率を実現しており、主要ネット証券の中でトップクラスです。
楽天証券は楽天カードで最大1.0%、SBI証券は三井住友カードで最大5.0%(プラチナプリファードの場合)のポイント還元があります。
年間120万円を積み立てた場合、還元率1.0%なら年間12,000円相当、1.1%なら13,200円相当のポイントが貯まります。長期投資では、このポイント還元が複利効果と合わさって大きなメリットになります。
普段使っているクレジットカードとの相性も考えて証券会社を選ぶとよいでしょう。
投資を続けるためには、使いやすいアプリや管理画面が欠かせません。特に投資初心者の方は、直感的に操作できるシンプルなデザインの証券会社を選ぶことをおすすめします。
SBI証券の「SBI証券アプリ」と楽天証券の「iSPEED」は、どちらも高機能ながら初心者にも使いやすいと評判です。マネックス証券の「マネックス証券アプリ」は米国株取引に特化したアプリも提供しており、米国株投資家から支持されています。
口座開設前に各社のアプリをダウンロードして、デモ画面やスクリーンショットで操作感を確認するのもよいでしょう。アプリストアのレビューや評価も参考になります。
自分にとって使いやすいと感じる証券会社を選ぶことで、投資を長く続けやすくなります。
投資初心者の方にとって、困ったときに相談できるサポート体制は重要なポイントです。証券会社によって、電話サポートの対応時間やチャットサポートの有無が異なります。
松井証券は電話サポートの対応が丁寧で、投資初心者向けのサポートに定評があります。三菱UFJモルガン・スタンレー証券は全国に支店があり、対面でのサポートを受けられるため、直接相談したい方に適しています。
SBI証券と楽天証券もチャットサポートや電話サポートが充実しており、平日の日中なら比較的スムーズに対応してもらえます。
また、投資情報やマーケットレポートの充実度もチェックしたいポイントです。各社とも初心者向けの投資ガイドや動画コンテンツを提供しているため、自分で学びながら投資できる環境が整っています。
サポート体制を重視する方は、口座開設前に各社のサポート内容を確認しておきましょう。
証券会社5社を徹底比較
ここでは、おすすめの証券会社5社を具体的なスペックで比較します。
自分の投資スタイルに合った証券会社を見つける参考にしてください。
投資信託の取扱本数は、投資の選択肢の広さを示す重要な指標です。以下の表で各社の取扱本数を比較しました。
| 証券会社 | 投資信託取扱本数 | つみたて投資枠対象 |
| SBI証券 | 約2,600本 | 約271本 |
| 楽天証券 | 約2,550本 | 約200本 |
| マネックス証券 | 約1,800本 | 約217本 |
| 松井証券 | 約1,900本 | 約250本 |
| 三菱UFJモルガン・スタンレー証券 | 約750本 | 約30本 |
SBI証券と楽天証券は取扱本数が多く、幅広い選択肢から投資信託を選べます。三菱UFJモルガン・スタンレー証券は本数が少なめですが、厳選された商品が揃っているため、選びやすいというメリットもあります。
国内株式の売買手数料は、証券会社選びの重要なポイントです。以下の表で各社の手数料を比較しました。
| 証券会社 | 国内株式(現物取引) | 国内株式(信用取引) |
| SBI証券 | 原則無料 | 原則無料 |
| 楽天証券 | 原則無料 | 0円~1,385円(税込) |
| マネックス証券 | 55円~1,070円(税込) | 99円~385円(税込) |
| 松井証券 | 50万円/日まで無料(25歳以下完全無料) | 50万円/日まで無料(25歳以下完全無料) |
| 三菱UFJモルガン・スタンレー証券 | 約定金額の0.99%~ | 非公開 |
SBI証券と楽天証券は現物取引が原則無料で、コストを抑えて投資できます。松井証券は1日50万円以下なら無料、25歳以下なら完全無料という料金体系で、少額投資や若年層に優しい設定です。
クレカ積立のポイント還元率は、長期投資で大きな差になります。以下の表で各社の還元率を比較しました。
| 証券会社 | 対応クレジットカード | ポイント還元率 |
| SBI証券 | 三井住友カード | 0.5%~5.0% |
| 楽天証券 | 楽天カード | 最大1.0% |
| マネックス証券 | dカード | 最大1.1% |
| 松井証券 | 非対応 | – |
| 三菱UFJモルガン・スタンレー証券 | 非対応 | – |
マネックス証券のdカード積立が最大1.1%で最も高い還元率です。SBI証券は三井住友カード プラチナプリファードなら5.0%と非常に高い還元率ですが、年会費が33,000円(税込)かかる点に注意が必要です。
楽天証券は楽天カードで最大1.0%の還元があり、楽天経済圏のユーザーに適しています。
米国株や外国株への投資を考えている方は、取扱銘柄数と対応国数を確認しましょう。
| 証券会社 | 米国株取扱銘柄数 | 外国株対応国数 |
| SBI証券 | 約5,000銘柄 | 8カ国 |
| 楽天証券 | 約4,500銘柄 | 6カ国 |
| マネックス証券 | 約5,000銘柄 | 2カ国 |
| 松井証券 | 約4,900銘柄 | 1カ国 |
| 三菱UFJモルガン・スタンレー証券 | 約650銘柄 | 14カ国 |
SBI証券とマネックス証券は米国株の取扱銘柄数が多く、米国株投資に強みがあります。三菱UFJモルガン・スタンレー証券は対応国数が14カ国と最多で、新興国を含むグローバル投資に適しています。
IPO(新規公開株)への投資を考えている方は、各社の取扱実績を確認しましょう。
| 証券会社 | IPO取扱銘柄数(2024年) | 主幹事実績(2024年) |
| SBI証券 | 78銘柄 | 12社 |
| 楽天証券 | 56銘柄 | 0社 |
| マネックス証券 | 54銘柄 | 1社 |
| 松井証券 | 54銘柄 | 0社 |
| 三菱UFJモルガン・スタンレー証券 | 21銘柄 | 9社 |
SBI証券はIPO取扱銘柄数が最も多く、主幹事実績も豊富です。IPO投資のチャンスを増やしたい方には、SBI証券が最適な選択肢と言えます。
タイプ別おすすめ証券会社
ここでは、投資スタイルや重視するポイント別におすすめの証券会社をご紹介します。
自分のタイプに当てはまる証券会社を選ぶ参考にしてください。

| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 口座数 | 約15,000,000口座 ※2025年11月25日時点(SBIネオモバイル証券など含む) |
| 取引手数料 | 【スタンダードプラン(1注文ごと)】 取引金額に関係なく0円【アクティブプラン(1日定額制)】 1日100万円以下の取引:0円※現物取引・信用取引・単元未満株(S株)もすべて対象です。 |
| NISA対応 | 〇 |
| つみたて投資枠取扱銘柄数 | 〇(259銘柄)※2025年3月3日時点 |
| 成長投資枠対象商品 | 国内株 / 外国株 / 投資信託(約1,329銘柄 ※2025年3月3日時点) |
| 投資信託 | 約2,550本 ※2025年3月3日時点 |
| 外国株 | 8カ国/米国株式(5,000銘柄) |
| 取引ツール(PC) | HYPER SBI 2 / HYPER SBI / SBI CFDトレーダー |
| スマホアプリ | SBI証券 株アプリ / 米国株アプリ / かんたん積立 / HYPER FX / HYPER 先物 / HYPER CFD |
| 提携銀行口座 | SBI新生銀行 / 住信SBIネット銀行 |
| ポイント投資・付与 | Pontaポイント / dポイント / Vポイント(クレカ積立) |
| 口座開設スピード | 最短 翌営業日 |
投資を初めて始める方には、SBI証券か楽天証券がおすすめです。両社とも取扱商品数が豊富で、手数料が安く、サポート体制も充実しています。
SBI証券が初心者におすすめの理由
口座開設数が国内最多で、多くの投資家から支持されている実績があります
投資信託の取扱本数が約2,600本と豊富で、つみたて投資枠対象の商品も約271本から選べます
初心者向けの投資ガイドや動画コンテンツも充実しており、自分で学びながら投資を始められます
楽天証券は楽天ポイントとの連携が強みで、楽天経済圏を利用している方なら効率的にポイントを貯めて投資に回せます。取引ツール「MARKET SPEED II」は無料ながら高機能で、初心者から上級者まで幅広く対応できます。
楽天カードでクレカ積立をすれば、最大1.0%のポイント還元も受けられます。

| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 口座数 | 約12,000,000口座 ※2025年1月時点 |
| 取引手数料 | 【ゼロコース】 国内株式(現物・信用):0円 かぶミニ®(単元未満株):0円 投資信託:0円 ※ゼロコース選択時。 ※一部、スプレッドや信託財産留保額が発生する場合があります。 |
| NISA対応 | 〇(新NISA対応) |
| つみたて投資枠取扱銘柄数 | 263銘柄 ※2025年4月24日時点 |
| 成長投資枠対象商品 | 国内株式 / 外国株式 / 投資信託(約1,345銘柄) |
| 投資信託 | 約2,550本 ※2025年4月24日時点 |
| 外国株 | 6カ国/米国株式(約4,500銘柄) |
| 取引ツール(PC) | マーケットスピード / マーケットスピード II / 楽天MT4 |
| スマホアプリ | iSPEED / iSPEED for iPad / iSPEED FX / iSPEED 先物 |
| 提携銀行口座 | 楽天銀行(マネーブリッジ) |
| ポイント投資・付与 | 楽天ポイント(投資信託 / 国内株式 / 米国株式<円貨決済>) |
| 口座開設スピード | 最短 翌営業日 |
ポイント還元率を重視する方には、楽天証券かマネックス証券がおすすめです。両社ともクレカ積立のポイント還元率が高く、長期投資で大きなメリットを得られます。
楽天証券のポイント活用メリット
楽天カードでのクレカ積立で最大1.0%のポイント還元
貯まった楽天ポイントで投資信託を購入できる
楽天市場や楽天モバイルなど、楽天グループのサービスを利用している方ならポイントを効率的に貯めて投資に回せる
マネックス証券はdカードでのクレカ積立で最大1.1%のポイント還元率を実現しており、主要ネット証券の中でトップクラスです。年間120万円の積立なら年間13,200円相当のdポイントが貯まり、長期投資では大きな差になります。
dポイントを普段から利用している方に特におすすめです。

| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 口座数 | 約15,000,000口座 ※2025年11月25日時点(SBIネオモバイル証券など含む) |
| 取引手数料 | 【スタンダードプラン(1注文ごと)】 取引金額に関係なく0円【アクティブプラン(1日定額制)】 1日100万円以下の取引:0円※現物取引・信用取引・単元未満株(S株)もすべて対象です。 |
| NISA対応 | 〇 |
| つみたて投資枠取扱銘柄数 | 〇(259銘柄)※2025年3月3日時点 |
| 成長投資枠対象商品 | 国内株 / 外国株 / 投資信託(約1,329銘柄 ※2025年3月3日時点) |
| 投資信託 | 約2,550本 ※2025年3月3日時点 |
| 外国株 | 8カ国/米国株式(5,000銘柄) |
| 取引ツール(PC) | HYPER SBI 2 / HYPER SBI / SBI CFDトレーダー |
| スマホアプリ | SBI証券 株アプリ / 米国株アプリ / かんたん積立 / HYPER FX / HYPER 先物 / HYPER CFD |
| 提携銀行口座 | SBI新生銀行 / 住信SBIネット銀行 |
| ポイント投資・付与 | Pontaポイント / dポイント / Vポイント(クレカ積立) |
| 口座開設スピード | 最短 翌営業日 |
米国株への投資を考えている方には、SBI証券かマネックス証券がおすすめです。両社とも米国株の取扱銘柄数が約5,000銘柄と豊富で、米国市場への投資環境が整っています。
SBI証券の米国株取引メリット
米国株の取扱銘柄数が多く、取引手数料も約定代金の0.495%(税込、最低0米ドル~上限22米ドル)と業界最安水準
米国株専用のアプリ「SBI証券 米国株アプリ」も提供しており、スマホから手軽に米国株を取引できる
米国ETFの定期買付サービスもあり、米国株への積立投資も可能
マネックス証券は米国株取引に特化した高機能ツールが充実しており、時間外取引にも対応しています。米国株の情報提供も充実しており、銘柄分析レポートやマーケット情報が豊富です。
米国株投資を本格的に行いたい方に適した証券会社です。

| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 口座数 | 約1,670,000口座 ※2025年3月時点 |
| 取引手数料 | 【ボックスレート(1日定額制)】 1日の約定代金合計50万円まで:0円 50万円超:1,000円(税込1,100円)~※25歳以下なら約定代金に関わらず手数料無料 |
| NISA対応 | 〇(日本株、米国株、投資信託すべて売買手数料無料) |
| つみたて投資枠取扱銘柄数 | 〇(銘柄数は公式サイトで確認) |
| 成長投資枠対象商品 | 国内株 / 米国株 / 投資信託(約1,800本以上) |
| 投資信託 | 約1,900本以上(購入時手数料すべて無料) |
| 外国株 | 米国株:約4,900銘柄(2025年4月23日時点) |
| 取引ツール(PC) | ネットストック・ハイスピード(無料) |
| スマホアプリ | 日本株アプリ / 投信アプリ / 米国株アプリ(すべて無料) |
| 提携銀行口座 | MATSUI Bank(松井証券専用銀行) |
| ポイント投資・付与 | 松井証券ポイント(投資信託の積立に利用可能) |
| 口座開設スピード | 最短即日(スマートフォンによるオンライン申込) |
25歳以下の若年層には、松井証券が最もおすすめです。松井証券は25歳以下なら国内株式の現物取引・信用取引の手数料が完全無料になるため、コストを気にせず投資を始められます。
松井証券が若年層におすすめの理由
投資信託の取扱本数も約1,900本と充実しており、つみたて投資枠対象の商品も約250本から選べる
少額から投資を始められる環境が整っているため、学生や新社会人でも無理なく資産形成をスタートできる
サポート体制も充実しており、電話やチャットでの問い合わせに丁寧に対応してくれる
投資初心者向けの情報コンテンツも豊富で、自分で学びながら投資を続けられます。若いうちから投資を始めて、長期的な資産形成を目指す方に最適な証券会社です。
NISA口座開設の流れ
NISA口座を開設する手順は、どの証券会社でも基本的に同じです。
ここでは、口座開設の流れと必要な書類を解説します。
NISA口座を開設するには、本人確認書類とマイナンバー確認書類が必要です。本人確認書類は、運転免許証、パスポート、健康保険証、住民票の写しなどが利用できます。
マイナンバー確認書類は、マイナンバーカード、通知カード、マイナンバーが記載された住民票の写しのいずれかを用意しましょう。
マイナンバーカードを持っている方は、本人確認とマイナンバー確認を1枚で済ませられるため便利です。マイナンバーカードがない場合は、通知カードと運転免許証など、複数の書類を組み合わせて提出する必要があります。
書類はスマホで撮影してアップロードするだけで提出できるため、郵送の手間がかかりません。画像がぼやけていたり、光が反射していたりすると再提出が必要になるため、明るい場所ではっきりと撮影しましょう。
必要書類を準備したら、証券会社の公式サイトから口座開設を申し込みます。メールアドレスを登録すると、口座開設フォームのURLが送られてきます。
フォームに氏名、住所、生年月日、職業などの基本情報を入力しましょう。
NISA口座を開設する場合は、「NISA口座を同時に申し込む」という項目にチェックを入れます。つみたて投資枠と成長投資枠のどちらも利用できるため、特に選択する必要はありません。
すでに他の証券会社でNISA口座を持っている場合は、金融機関変更の手続きが必要になります。
入力内容を確認したら、本人確認書類とマイナンバー確認書類をアップロードします。書類の提出が完了すると、証券会社側で審査が行われます。審査には通常1~3営業日程度かかりますが、証券会社によって異なります。
本人確認の方法は、証券会社によって異なります。多くの証券会社では、スマホで本人確認書類を撮影してアップロードする「オンライン本人確認」に対応しています。
この方法なら、最短で即日~翌営業日に口座開設が完了します。
マイナンバーカードを持っている方は、ICチップを読み取る「eKYC(電子本人確認)」が利用できる証券会社もあります。この方法なら、より確実に本人確認ができ、口座開設がスムーズに進みます。
オンライン本人確認に対応していない証券会社の場合は、郵送で本人確認書類を提出する必要があります。この場合、口座開設まで1週間程度かかることがあります。
急いで口座開設したい方は、オンライン本人確認に対応している証券会社を選びましょう。
口座開設完了までの期間は、証券会社や本人確認の方法によって異なります。SBI証券と楽天証券はオンライン本人確認を利用すれば、最短で翌営業日に口座開設が完了します。
松井証券も最短即日で口座開設できるため、急いでいる方におすすめです。
NISA口座の開設には、証券口座の開設に加えて、税務署での審査が必要になります。税務署の審査には1~2週間程度かかるため、NISA口座が実際に使えるようになるまでには時間がかかります。
ただし、証券口座自体は先に開設されるため、通常の課税口座で取引を始めることは可能です。
口座開設が完了すると、ログインIDとパスワードがメールまたは郵送で届きます。これらの情報を使って証券会社のサイトやアプリにログインし、初期設定を行いましょう。初期設定では、出金先の銀行口座を登録したり、取引パスワードを設定したりします。
NISA口座開設後にやるべきこと
NISA口座を開設したら、次は実際に運用を始めましょう。
ここでは、口座開設後にやるべき具体的なステップを解説します。
投資初心者の方は、まずつみたて投資枠で投資信託を購入するのがおすすめです。つみたて投資枠対象の投資信託は、金融庁が定めた基準を満たした商品のみが選ばれているため、初心者でも安心して選べます。
最初に買うべき投資信託は、インデックスファンドがおすすめです。インデックスファンドは、日経平均株価やS&P500などの株価指数に連動する運用を目指す投資信託で、信託報酬が低く、長期投資に適しています。
具体的には、「eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)」や「eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)」などが人気です。
全世界株式型のファンドは、世界中の株式に分散投資できるため、リスクを抑えながら世界経済の成長を取り込めます。米国株式型のファンドは、米国の代表的な企業500社に投資でき、過去の実績では高いリターンを上げています。
自分のリスク許容度や投資方針に合わせて、適切なファンドを選びましょう。
投資信託を選んだら、積立設定を行いましょう。積立設定では、毎月または毎日の積立金額と、積立日を指定します。
毎月の積立なら、給料日の直後に設定すると、自動的に投資に回せて便利です。
積立金額は、無理のない範囲で設定することが大切です。投資初心者の方は、まず月1万円から始めて、慣れてきたら徐々に金額を増やしていくのがおすすめです。つみたて投資枠の年間投資上限は120万円(月10万円)ですが、最初から上限まで投資する必要はありません。
積立投資の最大のメリットは、ドルコスト平均法の効果です。定期的に一定額を投資することで、価格が高いときは少なく、価格が安いときは多く購入でき、平均購入単価を抑えられます。
短期的な価格変動を気にせず、長期的な視点で積立を続けることが資産形成の鍵です。
クレカ積立を利用すれば、ポイントを貯めながら投資できます。クレカ積立の設定は、証券会社のサイトやアプリから簡単に行えます。
まず、対応するクレジットカードを登録し、積立する投資信託と金額を選択します。
クレカ積立の上限額は、多くの証券会社で月10万円までです。つみたて投資枠の上限(月10万円)と一致しているため、クレカ積立だけでつみたて投資枠を使い切ることができます。ポイント還元率が高いカードを使えば、年間で数千円から1万円以上のポイントを貯められます。
クレカ積立の引き落とし日は、カード会社によって異なります。楽天カードなら翌月27日、三井住友カードなら翌月10日または26日です。
引き落とし日までに口座残高が不足しないよう、注意しましょう。クレカ積立は一度設定すれば自動的に積立が続くため、手間なく投資を続けられます。
NISA口座で気をつけたい3つのこと
NISA口座は非課税のメリットがある一方で、いくつか注意すべき点もあります。
ここでは、NISA口座を利用する際に気をつけたい3つのポイントを解説します。
NISA口座で投資する商品は、元本が保証されていません。投資信託や株式は価格が変動するため、購入時よりも価格が下がって損失が出る可能性があります。特に短期間で大きな値動きがある場合、元本割れのリスクが高まります。
元本割れのリスクを軽減するためには、長期・積立・分散投資が重要です。金融庁のデータによると、長期投資をすることで短期的な価格変動が平準化され、リスクが低減される傾向があります。
20年以上の長期投資では、元本割れの確率が大幅に低下するというデータもあります。
また、分散投資も重要です。1つの銘柄や1つの国に集中投資するのではなく、全世界株式型のインデックスファンドなど、幅広く分散された商品を選ぶことでリスクを抑えられます。
NISA口座は、1人につき1つの金融機関でしか開設できません。複数の証券会社でNISA口座を同時に持つことはできないため、慎重に証券会社を選ぶ必要があります。
すでに他の証券会社でNISA口座を持っている場合、新しい証券会社でNISA口座を開設するには、金融機関変更の手続きが必要です。
金融機関変更は年に1回だけ可能で、変更したい年の前年10月1日から変更したい年の9月30日までに手続きを行う必要があります。例えば、2025年からNISA口座を別の証券会社に変更したい場合、2024年10月1日から2025年9月30日までに手続きを完了させる必要があります。
ただし、変更したい年にすでにNISA口座で投資をしている場合、その年の金融機関変更はできません。変更手続きは翌年からの適用になります。
NISA口座の金融機関変更は手間がかかるため、最初から自分に合った証券会社を選ぶことが大切です。
NISA口座の証券会社を変更する場合、手続きに時間がかかります。まず、現在NISA口座を持っている証券会社に「金融機関変更届出書」を請求し、必要事項を記入して返送します。
その後、変更先の証券会社で新しいNISA口座の開設手続きを行います。
手続き全体には1~2カ月程度かかることが多く、その間はNISA口座での投資ができません。また、変更前の証券会社で購入した商品は、変更後も引き続きその証券会社で管理されます。変更先の証券会社に移管することはできないため、複数の証券会社で資産を管理する必要があります。
証券会社の変更を検討する前に、本当に変更が必要かどうかをよく考えましょう。手数料やポイント還元率などのメリットと、手続きの手間やデメリットを比較して、慎重に判断することが大切です。
NISA口座はいつでも開設できます。年の途中から開設しても、その年の非課税投資枠を利用できます。ただし、口座開設には1~2週間程度かかるため、早めに手続きを始めることをおすすめします。特に年末に近づくと、その年の投資枠を使い切るのが難しくなるため、余裕を持って開設しましょう。
つみたて投資枠と成長投資枠は併用できます。年間最大360万円(つみたて投資枠120万円+成長投資枠240万円)まで投資できます。両方の枠を使って、積立投資と個別株投資を組み合わせることも可能です。自分の投資スタイルに合わせて、柔軟に活用しましょう。
旧NISAから新NISAへの移行手続きは不要です。2024年から自動的に新NISA制度が適用されます。旧NISAで保有している商品は、非課税期間が終了するまでそのまま保有できます。新NISAの非課税投資枠とは別枠で管理されるため、旧NISAの商品を売却する必要はありません。
NISA口座は1人につき1つの金融機関でしか開設できません。複数の証券会社でNISA口座を同時に持つことはできません。ただし、通常の課税口座(特定口座・一般口座)は複数の証券会社で開設できるため、NISA口座以外の投資は複数の証券会社を使い分けることができます。
NISA口座の証券会社を変更するには、現在の証券会社に「金融機関変更届出書」を請求し、必要事項を記入して返送します。その後、変更先の証券会社で新しいNISA口座の開設手続きを行います。手続きには1~2カ月程度かかり、変更したい年にすでにNISA口座で投資をしている場合、その年の変更はできません。
投資で損失が出た場合でも、慌てて売却する必要はありません。長期投資を前提にしているなら、短期的な価格変動は気にせず、積立を続けることが大切です。価格が下がったときに購入することで、平均購入単価を下げられます。ただし、損失が大きくなりすぎて精神的に耐えられない場合は、リスク許容度を見直して、より安定した商品に切り替えることも検討しましょう。
NISA口座で得た利益は非課税のため、確定申告は不要です。ただし、NISA口座以外の特定口座や一般口座で取引をしている場合は、確定申告が必要になることがあります。特定口座(源泉徴収あり)を選択していれば、証券会社が自動的に税金を計算して源泉徴収してくれるため、確定申告は不要です。
NISA口座を開設するなら、SBI証券・楽天証券・マネックス証券・松井証券・三菱UFJモルガン・スタンレー証券の5社から選ぶのがおすすめです。取扱商品数や手数料、ポイント還元率、サポート体制を比較して、自分の投資スタイルに合った証券会社を選びましょう。
投資初心者の方は、まずつみたて投資枠でインデックスファンドの積立投資から始めるのがおすすめです。長期・積立・分散投資を心がけることで、リスクを抑えながら資産形成ができます。
クレカ積立を活用すれば、ポイントを貯めながら投資できるため、よりお得に資産を増やせます。
NISA口座は1人1口座までという制限があるため、証券会社選びは慎重に行いましょう。口座開設後は、積立設定を行い、無理のない範囲で投資を続けることが大切です。
短期的な価格変動に一喜一憂せず、長期的な視点で資産形成に取り組みましょう。
なお、投資には元本割れのリスクがあります。投資判断はご自身の責任で行い、ご自身の投資目的やリスク許容度に合わせて慎重にご検討ください。詳しくは各証券会社の公式サイトでご確認いただくか、専門家にご相談ください。
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