NISAの上限額はいくら?|年間投資枠と限度額を解説

松井証券のFX自動売買を実際に9か月間運用してみました。
20万円の資金で始めた自動売買は、利回り20.1%を達成しましたが、途中で損切りも経験しました。
この記事では、実際の運用実績や設定内容、失敗談まで包み隠さず公開します。
これから自動売買を始めたい方に向けて、気をつけるべきポイントや具体的な設定方法も詳しく解説します。
初心者でも100円から始められる松井証券の自動売買を、実体験ベースでご紹介していきます。
目次
松井証券の自動売買とは?
松井証券の自動売買は、あらかじめ設定した条件に基づいて自動的に売買を繰り返すリピート型の注文機能です。
一度設定すれば、24時間システムが自動で取引を続けてくれるため、仕事中や寝ている間も取引の機会を逃しません。
2023年4月にサービスが開始され、1通貨(約100円)から自動売買ができる点が大きな特徴です。
他社の自動売買では最低取引単位が1,000通貨や10,000通貨のところが多いですが、松井証券なら少額から試せるため、初心者でも始めやすいんです。
リピート型自動売買は、「50銭ごとに買い、それぞれのポジションが50銭値上がりしたら売る」といったシンプルな設定で取引を繰り返します。
設定する項目は以下の6つです。
例えば、米ドル/円で「110円から115円の範囲で、50銭ごとに買い注文を出し、1円上がったら決済する」という設定をすれば、その条件で自動的に売買が繰り返されます。
注文の有効期限は無期限で、運用を停止するまで自動で取引が続くため、注文の都度入力する必要はありません。
リピート型自動売買は、一定の値幅で上下を繰り返すレンジ相場で最大限の効果を発揮します。
為替相場の約6~7割はレンジ相場と言われており、この特性を活かして小さな利益をコツコツ積み上げていくのが基本戦略です。
レンジ相場になりやすい通貨ペアとして、豪ドル/NZドル、ユーロ/ポンド、米ドル/カナダが代表的です。
これらの通貨ペアは地理的に近く経済の結びつきが強いため、2014年以降レンジ推移が続いています。特に豪ドル/NZドルは1.00~1.15NZドルのレンジで推移しており、自動売買で最も人気の通貨ペアとなっています。
レンジ相場からトレンド相場に転換した場合は注意が必要です。一方向に大きく動くトレンド相場では、設定したレンジを外れて損失が拡大する可能性があるため、定期的な設定見直しが欠かせません。
実際に9か月やってみた運用実績を公開
2024年3月から11月まで、実際に松井証券の自動売買を運用した結果を公開します。
初期資金20万円で始めて、9か月後の評価額は24万2,000円となり、利回り20.1%を達成しました。ただし、途中でNZドル/米ドルの損切りもあり、順風満帆ではありませんでした。
運用開始時の設定は以下の通りです。
9か月間の最終的な実績は次の通りです。
9か月間の運用実績
確定損益:+32,400円
評価損益:+9,600円
合計損益:+42,000円
取引回数:豪ドル/NZドル 87回、NZドル/米ドル 23回
勝率:豪ドル/NZドル 100%、NZドル/米ドル 78%(損切り含む)
豪ドル/NZドルは順調に利益を積み上げましたが、NZドル/米ドルは設定レンジを外れて損切りする結果となりました。
複数通貨ペアでの運用は分散効果がある一方、それぞれの相場環境を見極める必要があると実感しました。
9か月間の月別実績を表にまとめました。
| 月 | 確定損益 | 評価損益 | 合計 | 備考 |
| 2024年3月 | +3,200円 | -8,400円 | -5,200円 | 運用開始 |
| 2024年4月 | +5,800円 | -6,200円 | -400円 | 豪ドル/NZドル好調 |
| 2024年5月 | +4,600円 | -3,100円 | +1,500円 | 評価損が改善 |
| 2024年6月 | +6,100円 | -1,800円 | +4,300円 | レンジ相場継続 |
| 2024年7月 | +3,900円 | -12,600円 | -8,700円 | NZドル/米ドルの評価損拡大 |
| 2024年8月 | -8,200円 | -15,300円 | -23,500円 | NZドル/米ドル損切り |
| 2024年9月 | +5,400円 | +8,200円 | +13,600円 | 豪ドル/NZドルに集中 |
| 2024年10月 | +6,800円 | +12,400円 | +19,200円 | 安定した利益 |
| 2024年11月 | +4,800円 | +9,600円 | +14,400円 | 利回り20.1%達成 |
7月から8月にかけて、NZドル/米ドルの評価損が大きく膨らみました。
この時期は米ドルが一方的に上昇するトレンド相場となり、設定したレンジを大きく外れてしまったのです。評価損が資金の15%を超えた時点で損切りを決断し、以降は豪ドル/NZドルのみに集中しました。
NZドル/米ドルで損切りすることになった経緯を振り返ります。
当初の設定は以下の通りでした。
運用開始時は0.60前後で推移していましたが、7月に入ると米ドル高が進行し、0.58を下回る展開となりました。
レンジ相場が続くと思い込んで設定を見直さなかったことが最大の失敗です。評価損が-15,300円まで拡大した8月に損切りを決断しました。
この経験から学んだのは、「自動売買は完全放置ではなく、週1回は相場環境を確認して設定を見直す必要がある」ということです。特にレンジ相場からトレンド相場への転換点を見逃さないことが重要だと痛感しました。
松井証券の自動売買で使った設定例を公開
実際に9か月間運用して利益を出した豪ドル/NZドルの設定を詳しく公開します。
この設定は松井証券の公式サイトでも推奨されている「ハーフ&ハーフ戦略」をベースにしています。
豪ドル/NZドルは2014年以降、1.00~1.15NZドルのレンジで推移しています。
このレンジを上半分と下半分に分けて、上半分では売り注文、下半分では買い注文を出す設定にしました。
買い注文の設定
上限レート:1.08000
下限レート:1.06000
注文値幅:40pips
益出し幅:80pips
注文数量:0.01万通貨(1,000通貨)
売り注文の設定
上限レート:1.11000
下限レート:1.08000
注文値幅:40pips
益出し幅:80pips
注文数量:0.01万通貨(1,000通貨)
ハーフ&ハーフ戦略のメリットは、証拠金効率が高く評価損の期間を減らせる点です。
買いと売りのうち多い方の証拠金だけで済むため、資金効率が良くなります。
注文レンジは過去の価格推移を参考に決めます。
松井証券のチャート機能で月足を表示し、直近5~10年の値動きを確認しました。豪ドル/NZドルの場合、2014年以降のレンジが1.00~1.15NZドルだったため、このレンジ内で設定しています。
益出し幅は注文値幅の2倍に設定しました。
益出し幅を広くすると一度の利益は大きくなりますが、決済の機会が減ります。逆に狭くすると決済回数は増えますが、一度の利益は小さくなります。注文値幅40pips、益出し幅80pipsは、取引回数と利益のバランスが取れた設定だと感じました。
自動売買で最も重要なのが証拠金の計算です。
証拠金不足でロスカットされないよう、余裕を持った資金管理が必要です。
豪ドル/NZドルの証拠金計算例(レバレッジ25倍の場合):
ただし、これは最低限の証拠金です。評価損に耐えるためには、この2~3倍の資金が必要です。私の場合、豪ドル/NZドルに10万円を割り当て、余裕を持った運用を心がけました。
松井証券の自動売買で気をつけたい5つのポイント
9か月間の運用経験から、自動売買で失敗しないために気をつけるべきポイントをまとめました。
これらを押さえておけば、大きな損失を避けられる可能性が高まります。
自動売買は「設定したら完全放置でOK」と思われがちですが、それは危険です。
相場環境は常に変化するため、週に1回は取引状況と相場環境を確認することをおすすめします。
確認すべき項目は次の通りです。
私がNZドル/米ドルで損切りした理由も、相場環境の変化に気づくのが遅れたためです。
週1回の確認を習慣にしていれば、早めに設定を見直せたかもしれません。
自動売買で最も重要なのが通貨ペア選びです。
レンジ相場を形成しやすい通貨ペアを選ぶことが成功の鍵となります。
おすすめの通貨ペアは以下の3つです。
レンジ相場になりやすい通貨ペア
豪ドル/NZドル:2014年以降レンジ相場継続、最も人気
ユーロ/ポンド:地理的に近く経済の結びつきが強い
米ドル/カナダ:北米の2通貨でレンジになりやすい
これらの通貨ペアは松井証券の公式サイトでも推奨されており、実際に多くのユーザーが運用しています。
リピート型自動売買では、評価損が発生するのは仕組み上当たり前です。
下がっているときに買い(または上がっているときに売り)、レンジ相場で価格が戻ったときに決済することを狙った取引手法だからです。
例えば、1.08で買い注文が成立した後、レートが1.06まで下がれば200pipsの評価損が発生します。しかし、レンジ相場であれば再び1.08に戻る可能性が高く、その後1.088で決済されれば80pipsの利益が確定します。
評価損が見えた時点で慌てて損切りすると、その注文の利益確定機会を逃してしまいます。
ただし、設定したレンジを大きく外れて評価損が拡大し続ける場合は、損切りの判断も必要です。私の場合、資金の15%を超える評価損が出た時点で損切りすることをルールにしています。
証拠金維持率が一定水準を下回ると、強制的にロスカットされて損失が確定してしまいます。
ロスカットを避けるためには、以下の対策が重要です。
松井証券では、リアルタイム維持率が設定したロスカット率を下回った場合、すべての建玉が強制決済されます。
相場の急変動やスプレッドの拡大により、証拠金の額を上回る損失が生じることもあるため、余裕を持った資金管理が欠かせません。
経済指標の発表や地政学リスクにより、相場が急変することがあります。
相場急変時の対処法をチェックリストにまとめました。
特に米雇用統計やFOMC(米連邦公開市場委員会)の発表時は、為替が大きく動く可能性が高いため、事前に対策を講じておくことをおすすめします。
松井証券の自動売買のメリット5つ
9か月間実際に使ってみて感じた、松井証券の自動売買のメリットを5つ紹介します。
他社の自動売買と比較しても、松井証券には独自の強みがあります。
松井証券の最大の特徴は、1通貨単位(約100円)から自動売買ができる点です。
他社の自動売買は最低1,000通貨や10,000通貨からのところが多く、最低でも数万円の資金が必要です。
1通貨単位で取引できるメリットは、リスクを極限まで抑えて自動売買を試せることです。例えば、米ドル/円が150円の場合、1通貨なら150円、1,000通貨なら15万円の資金が必要です(レバレッジ1倍の場合)。
初心者が自動売買の仕組みを理解するには、少額から始められる松井証券がおすすめです。
松井証券のスプレッドは、主要FX会社と比較して狭い水準に設定されています。
自動売買に適用されるスプレッドも、他社のリピート系自動売買(マネースクエア、アイネット証券、外為オンライン、FXブロードネット)と比較して狭く設定されています。
主要通貨ペアのスプレッド(原則固定・例外あり):
スプレッドは実質的な取引コストなので、狭ければ狭いほど有利です。
自動売買は取引回数が多くなるため、スプレッドの差が利益に大きく影響します。
松井証券の自動売買は、取引手数料、自動売買手数料、口座維持費、入出金手数料がすべて無料です。
他社では自動売買を利用すると別途手数料がかかることが多いですが、松井証券ならスプレッド以外のコストは一切かかりません。
例えば、マネースクエアのトラリピでは「決済1本あたり○○円」といった手数料が発生します(時期により変動)。
取引回数が多い自動売買では、手数料無料は大きなメリットです。
松井証券の自動売買では、注文値幅と益出し幅を別々に設定できます。
例えば、50pipsの値幅で買い注文を入れて、20pipsで決済することも可能です。
他社の自動売買では、注文値幅と益出し幅が同じに固定されていることが多く、柔軟な設定ができません。
相場環境や通貨ペアの特性に合わせて益出し幅を調整できるのは、松井証券の大きな強みです。
松井証券のFXアプリでは、自動売買の設定から運用状況の確認まで、スマホで操作できます。
外出先でも簡単に設定を変更したり、運用を停止したりできるため、忙しい方でも安心です。
アプリの主な機能:
チャート機能も充実しており、4画面同時表示で複数の時間軸を確認できます。
スマホだけで本格的な分析ができる点も魅力です。
松井証券の自動売買のデメリット3つ
メリットだけでなく、デメリットも正直にお伝えします。
これらを理解した上で、自動売買を始めるかどうか判断してください。
リピート型自動売買の最大のデメリットは、レンジ相場でしか利益が出にくい点です。
一方向に大きく動くトレンド相場では、設定したレンジを外れて評価損が拡大する可能性が高くなります。
私がNZドル/米ドルで損切りしたのも、レンジ相場からトレンド相場に転換したためです。
トレンド相場では裁量取引の方が大きな利益を狙えるため、自動売買は万能ではありません。相場環境に応じて、自動売買と裁量取引を使い分ける柔軟性が求められます。
自動売買では、仕組み上評価損が発生します。
レンジ相場であれば最終的に利益確定できる可能性が高いですが、評価損が膨らんでいる期間は精神的に辛いものがあります。
特に初心者の方は、評価損を見て不安になり、利益確定前に損切りしてしまうケースが多いです。
評価損は仕組み上当たり前であることを理解し、設定したレンジ内であれば決済タイミングを待つ忍耐力が必要です。
自動売買は「完全放置で稼げる」というイメージがありますが、実際には定期的な設定見直しが必要です。
相場環境は常に変化するため、以下のタイミングで設定を見直すことをおすすめします。
設定の見直しには、チャート分析や経済ニュースのチェックが必要です。
完全放置を期待している方には、定期的なメンテナンスが負担に感じられるかもしれません。
松井証券の自動売買はこんな人におすすめ
9か月間の運用経験から、松井証券の自動売買がどんな人に向いているかをまとめました。
自分に合っているかどうか、チェックしてみてください。
松井証券の自動売買は、100円から始められるため投資初心者にも取り組みやすい選択肢です。
いきなり数十万円を投資するのは怖いという方でも、まずは数千円から試してみて、自動売買の仕組みを理解できます。
また、レバレッジを1倍から選択できるため、リスクを最小限に抑えた運用も可能です。
「FXは怖い」というイメージを持っている方でも、少額・低レバレッジから始められる松井証券なら安心してスタートできます。
自動売買の最大のメリットは、24時間システムが自動で取引してくれる点です。
仕事中や寝ている間も取引の機会を逃さないため、忙しい会社員や子育て中の方に向いています。
ただし、完全放置ではなく週1回の確認は必要です。
土日に10分程度、運用状況をチェックする習慣をつければ、平日は仕事に集中できます。
裁量取引で「損切りできずに損失を拡大させてしまう」「利益確定が早すぎて大きな利益を逃す」といった経験がある方は、自動売買が向いています。
自動売買は設定したルールに従って機械的に取引するため、感情に左右されずシステマチックに運用できます。
利益確定も損切りも自動で行われるため、感情的な判断ミスを防げます。
ただし、設定自体は自分で決める必要があるため、最低限のFXの知識は必要です。松井証券の公式サイトには初心者向けの学習コンテンツが豊富にあるので、まずは基礎知識を身につけてから始めることをおすすめします。
FX自動売買におすすめの証券会社3社
松井証券以外にも、FX自動売買を提供している証券会社があります。
それぞれの特徴を比較して、自分に合った証券会社を選びましょう。

| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 口座数 | 約1,670,000口座 ※2025年3月時点 |
| 取引手数料 | 【ボックスレート(1日定額制)】 1日の約定代金合計50万円まで:0円 50万円超:1,000円(税込1,100円)~※25歳以下なら約定代金に関わらず手数料無料 |
| NISA対応 | 〇(日本株、米国株、投資信託すべて売買手数料無料) |
| つみたて投資枠取扱銘柄数 | 〇(銘柄数は公式サイトで確認) |
| 成長投資枠対象商品 | 国内株 / 米国株 / 投資信託(約1,800本以上) |
| 投資信託 | 約1,900本以上(購入時手数料すべて無料) |
| 外国株 | 米国株:約4,900銘柄(2025年4月23日時点) |
| 取引ツール(PC) | ネットストック・ハイスピード(無料) |
| スマホアプリ | 日本株アプリ / 投信アプリ / 米国株アプリ(すべて無料) |
| 提携銀行口座 | MATSUI Bank(松井証券専用銀行) |
| ポイント投資・付与 | 松井証券ポイント(投資信託の積立に利用可能) |
| 口座開設スピード | 最短即日(スマートフォンによるオンライン申込) |
松井証券は、1通貨単位(約100円)から自動売買ができる唯一の証券会社です。
手数料が完全無料で、スプレッドも主要FX会社と比較して狭い水準のため、コストを抑えて運用したい方におすすめです。
松井証券の特徴:
松井証券の特徴
1通貨単位から取引可能(業界唯一)
取引手数料・自動売買手数料が完全無料
スプレッドが主要FX会社と比較して狭い水準
レバレッジを1倍~25倍で選択可能
スマホアプリで操作できる
デメリットとしては、取扱通貨ペアが20種類と他社より少ない点が挙げられます。ただし、主要な通貨ペアはカバーされているため、初心者には十分な選択肢です。
外為オンラインは「iサイクル2取引」という自動売買ツールを提供しています。
相場のトレンドに合わせて自動で売買方向を変更してくれる機能があり、レンジ相場だけでなくトレンド相場でも利益を狙えます。
外為オンラインの特徴:
ただし、取引手数料が片道20円(新規・決済で往復40円)かかる点がデメリットです。1,000通貨の取引で往復40円の手数料は、頻繁に取引する自動売買では無視できないコストとなります。
インヴァスト証券の「トライオートFX」は、プロが作成した自動売買プログラムを選ぶだけで運用できる「セレクト機能」が人気です。
また、自分でカスタマイズした設定も可能で、上級者にも対応しています。
トライオートFXの特徴:
デメリットは、最低取引単位が1,000通貨のため、松井証券ほど少額では始められない点です。ただし、セレクト機能で簡単に運用できるため、設定に自信がない初心者にもおすすめできます。
松井証券で自動売買を始める手順を、実際の画面に沿って解説します。
口座開設から自動売買の設定まで、最短で即日完了できます。
松井証券の口座開設は、オンラインで完結します。
マイナンバーカードがあれば、最短即日で取引を始められます。
FX口座の開設には、総合口座の開設が必要です。
総合口座開設後、ログインして「FX口座開設」を申し込みます。FX口座の審査は最短即日で完了します。
FX口座が開設できたら、自動売買の設定を行います。
スマホアプリでも設定できますが、ここではPC版の手順を説明します。
設定が完了すると、自動的に注文が発注されます。
注文状況は「自動売買設定照会」から確認できます。
自動売買を始めるには、FX口座に資金を入金する必要があります。
入金方法は2種類あります。
ネットリンク入金なら、24時間いつでも即時反映されるため便利です。
提携銀行は、三菱UFJ銀行、三井住友銀行、みずほ銀行、楽天銀行など主要銀行が対応しています。
初回入金額は、運用する通貨ペアと設定によって異なりますが、最低でも5万円程度を推奨します。
証拠金維持率に余裕を持たせるため、必要証拠金の2~3倍の資金を用意しましょう。
よくある質問(Q&A)
必ず利益が出るとは言えませんが、適切な設定と資金管理を行えば、利益を出せる可能性はあります。
私の9か月間の運用では利回り20.1%を達成しましたが、これは過去の実績であり、将来の利益を保証するものではありません。
自動売買で利益を出すためには、レンジ相場を形成しやすい通貨ペアを選び、定期的に設定を見直すことが重要です。
また、証拠金に余裕を持たせてロスカットを避けることも欠かせません。
リピート型自動売買では、評価損が出るのは仕組み上当たり前です。
設定したレンジ内であれば、焦って損切りせず、決済タイミングを待つことをおすすめします。
ただし、以下の場合は損切りを検討すべきです。
相場環境を見極めて、適切なタイミングで損切りする判断力も必要です。
FXの利益は「先物取引に係る雑所得等」として、申告分離課税の対象となります。
税率は一律20.315%(所得税15%、住民税5%、復興特別所得税0.315%)です。
確定申告が必要なケース:
松井証券では、年間取引報告書を発行してくれるため、確定申告が簡単です。
マイページから年間取引報告書をダウンロードし、確定申告書に記入して提出します。損失が出た場合は、3年間繰越控除が可能なので、確定申告しておくことをおすすめします。
松井証券の自動売買は、理論上100円から始められます。
ただし、実際に運用するには、証拠金維持率に余裕を持たせる必要があるため、最低でも5万円程度の資金を推奨します。
通貨ペア別の推奨資金:
少額から始めたい方は、まず1,000通貨で運用し、慣れてきたら徐々に取引数量を増やすのがおすすめです。
FXとNISA・iDeCoは併用可能です。
ただし、それぞれリスクとリターンの特性が異なるため、資金配分を考える必要があります。
推奨する資金配分例:
FXはレバレッジを利用するため、他の投資よりもリスクが高くなります。
生活資金や緊急予備資金を確保した上で、余裕資金の範囲内で運用することが大切です。
以下のタイミングで自動売買の停止を検討すべきです。
自動売買の停止は、FXお客様サイトまたはスマホアプリから簡単に行えます。
停止後も保有しているポジションは残るため、決済は別途行う必要があります。相場環境が落ち着いたら、設定を見直して再開しましょう。
松井証券の自動売買を9か月間運用した結果、利回り20.1%を達成しました。
リピート型自動売買は、レンジ相場で小さな利益をコツコツ積み上げる戦略に向いており、100円から始められる松井証券は初心者におすすめです。
成功のポイントは、レンジ相場を形成しやすい通貨ペア(豪ドル/NZドル、ユーロ/ポンド、米ドル/カナダ)を選び、証拠金に余裕を持たせること。
そして、完全放置ではなく週1回は運用状況を確認し、相場環境の変化に応じて設定を見直すことが重要です。
評価損は仕組み上当たり前であることを理解し、設定したレンジ内であれば焦って損切りしないこと。
ただし、レンジを大きく外れた場合は早めの損切り判断も必要です。私がNZドル/米ドルで損切りした経験から、相場環境の変化を見逃さないことの重要性を痛感しました。
松井証券の自動売買は、手数料無料・スプレッド主要FX会社と比較して狭い水準・スマホアプリで操作できるなど、多くのメリットがあります。
少額から始められるため、まずは数千円から試してみて、自動売買の仕組みを理解することをおすすめします。
なお、FX取引には元本割れのリスクがあります。最終的な投資判断はご自身の責任で行ってください。ご自身の投資目的やリスク許容度に合わせて、慎重にご検討ください。
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