マネックス証券の口座開設|手順と必要書類を完全解説

野村證券は日本最大手の証券会社として知られていますが、「手数料が高い」「ネット証券の方がお得なのでは」と迷っている方も多いのではないでしょうか。
実際、野村證券は対面サポートやIPO取扱実績など独自の強みを持つ一方で、手数料の高さやオンライン機能の限定性といった課題もあります。
この記事では、野村證券の手数料体系、メリット・デメリット、他社との比較を詳しく解説します。
評判や口コミも紹介しながら、あなたに野村證券が向いているかどうかを判断できる情報をお届けします。
証券会社選びで失敗しないために、ぜひ最後までお読みください。
目次
野村證券とは
野村證券は日本を代表する総合証券会社です。創業から100年近い歴史を持ち、国内外の投資家から高い信頼を得ています。
ここでは野村證券の基本情報と、他社にはない3つの特徴を解説します。証券会社選びの第一歩として、まずは野村證券がどんな会社なのかを理解しましょう。
野村證券は1925年に創業した日本最大手の証券会社です。親会社の野村ホールディングスは東証プライム市場に上場しており、財務基盤も安定しています。
口座数は約550万口座、全国に約150の店舗を展開しています。金融商品取引業者として金融庁に登録されており、日本投資者保護基金にも加入しているため、万が一の際も1,000万円までの資産が保護されます。
取扱商品は株式、投資信託、債券、外国株、NISA、iDeCoなど幅広く、個人投資家から富裕層まで多様なニーズに対応しています。オンライン取引だけでなく、担当者による対面サポートも充実しているのが特徴です。
野村證券には他社にはない独自の強みがあります。ここでは特に重要な3つの特徴を紹介します。
野村證券の3つの強み
1. 充実した情報力とリサーチ力
2. 充実した対面サポート体制
3. IPO(新規公開株)の取扱実績が豊富
1つ目は、充実した情報力とリサーチ力です。野村證券は独自のアナリストチームを擁し、国内外の市場動向や企業分析レポートを提供しています。一般的なネット証券では得られない専門的な情報にアクセスできるのが大きな魅力です。
2つ目は、充実した対面サポート体制です。全国の店舗で担当者と直接相談でき、投資初心者でも安心して資産運用を始められます。電話やオンラインでの相談にも対応しており、自分のペースで学びながら投資できる環境が整っています。
3つ目は、IPO(新規公開株)の取扱実績が豊富な点です。2024年には46銘柄のIPOを取り扱い、主幹事実績も16社と多くの実績があります。IPO投資に興味がある方にとって、野村證券は有力な選択肢となります。
野村證券の手数料はいくら?
証券会社を選ぶ際、手数料は最も重要な判断材料の一つです。野村證券の手数料体系は対面サポートを含むため、ネット証券と比べると高めに設定されています。
ここでは株式売買、投資信託、NISA口座の手数料を詳しく解説し、他社との比較も行います。コストを正確に理解した上で、自分に合った証券会社を選びましょう。
野村證券の株式売買手数料は、取引金額に応じて変動する従量制です。現物取引の場合、約定金額が20万円以下なら152円、50万円以下なら524円、100万円以下なら1,048円となっています。
さらに大きな金額では、300万円以下が3,143円、500万円以下が5,238円、1,000万円以下が10,476円です。1,000万円を超える取引は約定金額の0.1048%となります。
信用取引の手数料は1注文あたり524円の定額制です。ネット証券の多くが現物取引を無料化している中、野村證券の手数料は確かに高めですが、これは対面サポートや情報提供の対価として設定されています。
投資信託の手数料は、購入時手数料、信託報酬、信託財産留保額の3種類があります。野村證券では約900本の投資信託を取り扱っており、ファンドごとに手数料が異なります。
購入時手数料は無料(ノーロード)のファンドもあれば、購入金額の1〜3%程度かかるものもあります。信託報酬は年率0.1〜2%程度で、保有期間中ずっとかかる費用です。
NISA口座で投資信託を購入する場合、購入時手数料が無料になるファンドが多く、長期投資のコストを抑えられます。ただし、つみたてNISA対象ファンドは約20本と少なめで、ネット証券と比べると選択肢が限られています。
野村證券のNISA口座では、国内株式の売買手数料が実質無料となります。これはキャッシュバック方式で、支払った手数料が後日口座に戻ってくる仕組みです。
つみたて投資枠と成長投資枠の両方に対応しており、年間投資枠はつみたて投資枠120万円、成長投資枠240万円です。非課税保有限度額は1,800万円(うち成長投資枠1,200万円)となっています。
投資信託の購入時手数料も多くのファンドで無料になるため、NISA口座を活用すれば手数料負担を大幅に軽減できます。ただし、つみたてNISA対象ファンドが少ない点は注意が必要です。
野村證券と主要ネット証券の手数料を比較すると、コスト面での差が明確になります。以下の表で各社の手数料体系を確認しましょう。
| 証券会社 | 株式売買手数料(50万円) | 投資信託本数 | つみたてNISA対象 |
| 野村證券 | 524円 | 約900本 | 約20本 |
| SBI証券 | 無料 | 約2,600本 | 約271本 |
| 楽天証券 | 無料 | 約2,550本 | 約200本 |
| マネックス証券 | 495円 | 約1,800本 | 約217本 |
この比較から分かるように、野村證券の手数料は主要ネット証券と比べて高めです。しかし、対面サポートや情報提供などのサービスを考慮すると、単純な手数料比較だけでは判断できない価値があります。
野村證券の5つのメリット
野村證券には手数料の高さを補って余りある独自の強みがあります。ここでは野村證券を選ぶべき5つのメリットを詳しく解説します。
これらの強みがあなたの投資スタイルやニーズに合っているかを確認しながら、証券会社選びの参考にしてください。
野村證券の最大の強みは、圧倒的な情報力とリサーチ力です。国内外に配置された専門アナリストが、市場動向や企業分析レポートを日々提供しています。
一般的なネット証券では得られない独自の投資情報にアクセスできるのが大きな魅力です。特に個別株投資を考えている方にとって、詳細な企業分析レポートは銘柄選びの強力な武器となります。
また、経済見通しや市場予測など、マクロ経済の視点からの情報も充実しています。投資判断の質を高めたい中級者以上の投資家にとって、この情報力は大きな価値があります。
全国約150の店舗で担当者と直接相談できるのが野村證券の特徴です。投資初心者にとって、専門家に直接質問できる環境は非常に心強いものです。
担当者は顧客の投資目的やリスク許容度を丁寧にヒアリングし、最適な商品や運用方法を提案してくれます。オンラインだけでは不安という方や、じっくり相談しながら投資を始めたい方に最適です。
電話やオンライン相談にも対応しており、店舗に行く時間がない方でもサポートを受けられます。特に複雑な金融商品や税金に関する相談は、対面サポートの価値が高くなります。
野村證券はIPO投資において豊富な実績を誇ります。2024年には46銘柄のIPOを取り扱い、主幹事実績も16社と非常に多いです。
主幹事証券会社は配分される株数が多いため、当選確率が高まります。IPO投資で利益を狙いたい方にとって、野村證券の口座を持つメリットは大きいです。
また、IPOの情報提供も充実しており、企業の成長性や事業内容を詳しく分析したレポートも提供されます。IPO投資を本格的に取り組みたい方には、野村證券は有力な選択肢となります。
野村證券では株式、投資信託、債券、外国株、NISA、iDeCoなど、幅広い金融商品を取り扱っています。投資信託は約900本、外国株は米国、中国、香港、シンガポールの4カ国に対応しています。
特に債券商品のラインナップが充実しており、安定収益を求める投資家や富裕層のニーズにも対応できます。ネット証券では取り扱いが少ない仕組債や外貨建て債券なども購入可能です。
また、富裕層向けのラップ口座サービスも提供しており、資産運用を一任したい方にも対応しています。投資の選択肢を広く持ちたい方には魅力的なラインナップです。
野村證券は創業100年近い歴史を持つ日本最大手の証券会社です。親会社の野村ホールディングスは東証プライム市場に上場しており、財務基盤も安定しています。
金融庁に登録された金融商品取引業者であり、日本投資者保護基金にも加入しているため、万が一の際も1,000万円までの資産が保護されます。顧客資産は分別管理されており、会社の経営状況とは切り離されて保護されています。
大切な資産を預ける証券会社として、この信頼性と安全性は大きな安心材料となります。特に大きな金額を運用する方にとって、会社の信頼性は重要な選択基準です。
野村證券の3つのデメリット
野村證券には多くのメリットがある一方で、いくつかのデメリットも存在します。証券会社を選ぶ際は、メリットだけでなくデメリットも正直に理解することが大切です。
ここでは野村證券の3つの主なデメリットを解説します。これらの注意点があなたの投資スタイルにどう影響するかを考えながら読み進めてください。
野村證券の最大のデメリットは、手数料が高めに設定されている点です。株式売買手数料は50万円の取引で524円かかりますが、SBI証券や楽天証券などの主要ネット証券は無料です。
年間で何度も取引を行う場合、この手数料差は大きな金額になります。例えば月に2回、50万円の取引を行うと、年間で約12,500円の手数料がかかる計算です。
投資信託の購入時手数料も、ノーロードファンドの選択肢がネット証券より少なめです。コストを最小限に抑えたい方や、頻繁に取引を行う方にとって、この手数料の高さは大きなデメリットとなります。
対面サポートや情報提供などのサービスを考慮すると、手数料に見合う価値があると感じる投資家も多くいます。自分の投資スタイルと照らし合わせて判断することが重要です。
野村證券のオンライン取引ツールは、ネット証券専業の会社と比べると機能が限定的です。高機能なトレーディングツールやチャート分析機能を求める方には物足りなく感じるかもしれません。
スマートフォンアプリも基本的な取引機能は備えていますが、SBI証券の「HYPER SBI 2」や楽天証券の「MARKET SPEED II」のような高度な分析ツールは提供されていません。
また、取引画面の使い勝手や情報の見やすさも、ネット証券と比べると改善の余地があります。オンラインで完結する投資を好む方や、高機能なツールを使いこなしたい方には不向きかもしれません。
シンプルな画面構成は初心者にとっては分かりやすいという意見もあります。複雑な機能が必要ない方にとっては、むしろ使いやすいと感じる場合もあります。
野村證券のつみたてNISA対象ファンドは約20本と、主要ネット証券と比べて非常に少ないです。SBI証券は約271本、楽天証券は約200本を取り扱っているため、選択肢の差は歴然です。
つみたてNISAは長期の資産形成に最適な制度ですが、商品選択の幅が狭いと自分に合ったファンドを見つけにくくなります。特に特定のテーマや地域に投資したい場合、希望する商品が見つからない可能性があります。
ただし、野村證券が厳選した商品ラインナップとも言えます。選択肢が多すぎて迷ってしまう初心者にとっては、かえって選びやすいという見方もできます。
つみたてNISAを重視する方は、野村證券だけでなく、ネット証券との併用も検討すると良いでしょう。用途に応じて複数の証券口座を使い分けるのも賢い選択です。
野村證券の評判・口コミは?
実際に野村證券を利用している人の評判や口コミは、証券会社選びの重要な判断材料です。ここでは良い評判とネガティブな評判の両方を紹介します。
公式サイトには載っていないリアルな利用者の声を参考に、野村證券があなたに合っているかを判断してください。
野村證券の良い評判として最も多いのが、担当者のサポート品質の高さです。「投資初心者だったが、担当者が丁寧に説明してくれて安心して始められた」という声が多く見られます。
また、情報提供の充実度を評価する声も目立ちます。「独自のレポートが詳しく、銘柄選びの参考になる」「市場分析が的確で投資判断に役立つ」といった意見が寄せられています。
IPO投資に関しても高評価が多く、「主幹事案件が多く当選確率が高い」「IPO情報が早く入手できる」といった声があります。
さらに、会社の信頼性を評価する声も多いです。「大手の安心感がある」「長期的に資産を預けるなら信頼できる会社が良い」といった意見は、特に富裕層や中高年の投資家から多く聞かれます。
一方で、手数料の高さに対する不満の声は多く見られます。「ネット証券と比べると手数料が高すぎる」「頻繁に取引するとコストがかさむ」といった意見が目立ちます。
オンライン取引ツールの使い勝手については、「画面が見づらい」「機能が少ない」「ネット証券のツールの方が使いやすい」といったネガティブな評価もあります。
また、担当者の営業姿勢に関する不満も一部で見られます。「不要な商品を勧められた」「手数料の高い商品ばかり提案される」といった声があり、担当者の質にばらつきがある可能性があります。
つみたてNISA対象商品の少なさについても、「選択肢が少なくて希望する商品がない」「ネット証券の方が商品が充実している」といった不満の声が聞かれます。
野村證券の取扱商品・サービス
野村證券では多様な金融商品とサービスを提供しています。自分の投資目的やリスク許容度に合った商品を選ぶために、取扱商品の全体像を把握しましょう。
ここでは主要な商品カテゴリーごとに、野村證券で取引できる商品とサービスを詳しく解説します。
野村證券では国内株式の全銘柄を取引できます。東証プライム、スタンダード、グロースの各市場に加え、名古屋、福岡、札幌の地方市場の銘柄も取引可能です。
投資信託は約900本を取り扱っており、国内株式型、海外株式型、バランス型、債券型など幅広いカテゴリーから選べます。野村アセットマネジメントの独自ファンドも多数ラインナップされています。
債券商品も充実しており、個人向け国債、社債、外貨建て債券、仕組債などを購入できます。特に債券商品はネット証券では取り扱いが少ないため、安定収益を求める投資家にとって野村證券の強みとなっています。
また、単元未満株(まめ株)のサービスもあり、少額から株式投資を始めることができます。資金が限られている初心者でも、分散投資を実践しやすい環境が整っています。
野村證券は2024年から始まった新NISA制度に対応しています。つみたて投資枠と成長投資枠の両方を利用でき、年間投資枠はつみたて投資枠120万円、成長投資枠240万円です。
NISA口座での国内株式売買手数料は実質無料となり、投資信託の購入時手数料も多くのファンドで無料です。非課税保有限度額は1,800万円(うち成長投資枠1,200万円)となっています。
ただし、つみたてNISA対象ファンドは約20本と少なめです。主要なインデックスファンドは揃っていますが、選択肢の幅はネット証券と比べると限られています。
iDeCo(個人型確定拠出年金)も取り扱っており、掛金が全額所得控除の対象となります。運用益も非課税で、老後の資産形成に適した制度です。野村證券のiDeCoでは約30本の運用商品から選択できます。
野村證券のIPO取扱実績は豊富で、2024年には46銘柄を取り扱いました。主幹事実績も16社と多く、IPO投資を本格的に行いたい方には最適な証券会社です。
外国株は米国、中国、香港、シンガポールの4カ国に対応しています。米国株は約850銘柄を取り扱っており、AppleやAmazonなどの主要企業に投資できます。ただし、取扱銘柄数はネット証券と比べると少なめです。
その他にも信用取引、先物・オプション取引、FX、金・プラチナ取引など、多様な商品を提供しています。また、富裕層向けのラップ口座サービスもあり、資産運用を専門家に一任することも可能です。
相続対策や資産管理のコンサルティングサービスも充実しており、総合的な資産管理を求める方にも対応しています。
野村證券と他社を比較
野村證券と主要ネット証券を比較することで、それぞれの強みと弱みが明確になります。ここではSBI証券、楽天証券、マネックス証券との比較を行います。
各社の特徴を理解した上で、あなたの投資スタイルに最も合った証券会社を選びましょう。
SBI証券は国内最大手のネット証券で、口座数は約1,500万口座と野村證券の約3倍です。最大の違いは手数料で、SBI証券は国内株式の売買手数料が原則無料です。
投資信託の取扱本数も約2,600本と野村證券の約3倍で、つみたてNISA対象ファンドも約271本と圧倒的に多いです。コストを抑えて幅広い商品から選びたい方には、SBI証券の方が有利です。
一方、野村證券は対面サポートが充実しており、担当者に直接相談できる点が強みです。IPO主幹事実績も野村證券の方が多く、IPO投資を重視する方には野村證券が有利な場合もあります。
オンライン取引の使いやすさや機能面では、SBI証券の「HYPER SBI 2」が高機能で評価が高いです。自分で情報を集めて投資判断できる方には、SBI証券の方が向いています。
楽天証券は楽天経済圏との連携が強みで、楽天ポイントを貯めたり使ったりできます。株式売買手数料も原則無料で、投資信託の取扱本数は約2,550本と野村證券より多いです。
楽天カードでのクレカ積立も可能で、積立額に応じて楽天ポイントが貯まります。楽天サービスを日常的に使っている方には、楽天証券の方がメリットが大きいです。
野村證券の強みは、やはり対面サポートと情報力です。楽天証券にも電話サポートはありますが、店舗での対面相談はできません。投資初心者で直接相談したい方には野村證券が向いています。
取引ツールの使いやすさでは楽天証券の「MARKET SPEED II」が高評価です。チャート分析や情報収集をオンラインで完結したい方には、楽天証券の方が便利です。
マネックス証券は米国株投資に強く、約5,000銘柄を取り扱っています。米国株の取引手数料も比較的安く、米国株投資を本格的に行いたい方にはマネックス証券が有利です。
投資信託の取扱本数は約1,800本で、つみたてNISA対象ファンドは約217本です。野村證券と比べると選択肢が多く、手数料も低めに設定されています。
野村證券の優位性は、IPO主幹事実績の多さと対面サポートの充実度です。マネックス証券もIPOを取り扱っていますが、主幹事実績は野村證券の方が圧倒的に多いです。
情報提供の質では両社とも高水準ですが、野村證券の独自レポートは特に詳細で専門的です。一方、マネックス証券は米国株の情報が充実しており、グローバル投資を重視する方に適しています。
| 項目 | 野村證券 | SBI証券 | 楽天証券 | マネックス証券 |
| 株式売買手数料 | 152円〜 | 無料 | 無料 | 55円〜 |
| 投資信託本数 | 約900本 | 約2,600本 | 約2,550本 | 約1,800本 |
| つみたてNISA対象 | 約20本 | 約271本 | 約200本 | 約217本 |
| IPO取扱(2024年) | 46銘柄 | 78銘柄 | 56銘柄 | 54銘柄 |
| IPO主幹事(2024年) | 16社 | 12社 | 0社 | 1社 |
| 米国株取扱 | 約850銘柄 | 約5,000銘柄 | 約4,500銘柄 | 約5,000銘柄 |
| 対面サポート | あり | なし | なし | なし |
初心者におすすめの証券会社5社
野村證券以外にも、投資初心者に適した証券会社は多数あります。ここでは特におすすめの5社を紹介します。
それぞれの証券会社には独自の強みがあるため、複数の口座を開設して使い分けるのも賢い選択です。自分の投資スタイルに合った証券会社を見つけましょう。

| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 口座数 | 約15,000,000口座 ※2025年11月25日時点(SBIネオモバイル証券など含む) |
| 取引手数料 | 【スタンダードプラン(1注文ごと)】 取引金額に関係なく0円【アクティブプラン(1日定額制)】 1日100万円以下の取引:0円※現物取引・信用取引・単元未満株(S株)もすべて対象です。 |
| NISA対応 | 〇 |
| つみたて投資枠取扱銘柄数 | 〇(259銘柄)※2025年3月3日時点 |
| 成長投資枠対象商品 | 国内株 / 外国株 / 投資信託(約1,329銘柄 ※2025年3月3日時点) |
| 投資信託 | 約2,550本 ※2025年3月3日時点 |
| 外国株 | 8カ国/米国株式(5,000銘柄) |
| 取引ツール(PC) | HYPER SBI 2 / HYPER SBI / SBI CFDトレーダー |
| スマホアプリ | SBI証券 株アプリ / 米国株アプリ / かんたん積立 / HYPER FX / HYPER 先物 / HYPER CFD |
| 提携銀行口座 | SBI新生銀行 / 住信SBIネット銀行 |
| ポイント投資・付与 | Pontaポイント / dポイント / Vポイント(クレカ積立) |
| 口座開設スピード | 最短 翌営業日 |
SBI証券は国内最大手のネット証券で、口座数は約1,500万口座を誇ります。株式売買手数料が原則無料で、投資信託も約2,600本と圧倒的な品揃えです。
つみたてNISA対象ファンドは約271本と豊富で、初心者から上級者まで幅広く対応しています。Vポイント、Pontaポイント、dポイントなど複数のポイントサービスにも対応しており、ポイント投資も可能です。
IPO取扱実績も年間78銘柄と多く、主幹事実績も12社あります。米国株も約5,000銘柄を取り扱っており、グローバル投資にも対応しています。総合力で選ぶならSBI証券がおすすめです。

| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 口座数 | 約12,000,000口座 ※2025年1月時点 |
| 取引手数料 | 【ゼロコース】 国内株式(現物・信用):0円 かぶミニ®(単元未満株):0円 投資信託:0円 ※ゼロコース選択時。 ※一部、スプレッドや信託財産留保額が発生する場合があります。 |
| NISA対応 | 〇(新NISA対応) |
| つみたて投資枠取扱銘柄数 | 263銘柄 ※2025年4月24日時点 |
| 成長投資枠対象商品 | 国内株式 / 外国株式 / 投資信託(約1,345銘柄) |
| 投資信託 | 約2,550本 ※2025年4月24日時点 |
| 外国株 | 6カ国/米国株式(約4,500銘柄) |
| 取引ツール(PC) | マーケットスピード / マーケットスピード II / 楽天MT4 |
| スマホアプリ | iSPEED / iSPEED for iPad / iSPEED FX / iSPEED 先物 |
| 提携銀行口座 | 楽天銀行(マネーブリッジ) |
| ポイント投資・付与 | 楽天ポイント(投資信託 / 国内株式 / 米国株式<円貨決済>) |
| 口座開設スピード | 最短 翌営業日 |
楽天証券は楽天経済圏との連携が最大の魅力です。楽天カードでのクレカ積立で楽天ポイントが貯まり、貯まったポイントで投資もできます。
株式売買手数料は原則無料で、投資信託も約2,550本と豊富です。つみたてNISA対象ファンドは約200本で、初心者にも選びやすいラインナップとなっています。
取引ツール「MARKET SPEED II」は高機能で使いやすく、情報収集から取引までスムーズに行えます。楽天市場や楽天カードを日常的に使っている方には、特におすすめの証券会社です。

| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 口座数 | 約2,700,000口座 ※2025年2月時点 |
| 取引手数料 | 【取引毎手数料コース】
|
| NISA対応 | 〇(日本株・米国株・中国株・投資信託の売買手数料が無料) |
| つみたて投資枠取扱銘柄数 | 〇(銘柄数は公式サイトで確認) |
| 成長投資枠対象商品 | 国内株 / 米国株 / 中国株 / 投資信託(約1,750本以上) |
| 投資信託 | 約1,800本(購入時手数料すべて無料) |
| 外国株 | 2カ国/米国株:約5,000銘柄以上(2025年1月27日時点) |
| 取引ツール(PC) | マネックストレーダー / 銘柄スカウター |
| スマホアプリ | マネックス証券アプリ / 米国株アプリ / 投信アプリ |
| 提携銀行口座 | マネックス証券専用銀行口座(詳細は公式サイトで確認) |
| ポイント投資・付与 | マネックスポイント / dポイント(投資信託の積立に利用可能) |
| 口座開設スピード | オンライン申込で最短翌営業日 |
マネックス証券は米国株投資に強みを持つネット証券です。約5,000銘柄の米国株を取り扱い、取引手数料も比較的安く設定されています。
投資信託は約1,800本で、つみたてNISA対象ファンドは約217本です。IPO取扱実績も年間54銘柄と多く、抽選方式が公平なため当選のチャンスがあります。
マネックスポイントやdポイントが貯まり、ポイント投資も可能です。米国株投資を本格的に行いたい方や、グローバルな視点で投資したい方に最適な証券会社です。

| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 口座数 | 約1,670,000口座 ※2025年3月時点 |
| 取引手数料 | 【ボックスレート(1日定額制)】 1日の約定代金合計50万円まで:0円 50万円超:1,000円(税込1,100円)~※25歳以下なら約定代金に関わらず手数料無料 |
| NISA対応 | 〇(日本株、米国株、投資信託すべて売買手数料無料) |
| つみたて投資枠取扱銘柄数 | 〇(銘柄数は公式サイトで確認) |
| 成長投資枠対象商品 | 国内株 / 米国株 / 投資信託(約1,800本以上) |
| 投資信託 | 約1,900本以上(購入時手数料すべて無料) |
| 外国株 | 米国株:約4,900銘柄(2025年4月23日時点) |
| 取引ツール(PC) | ネットストック・ハイスピード(無料) |
| スマホアプリ | 日本株アプリ / 投信アプリ / 米国株アプリ(すべて無料) |
| 提携銀行口座 | MATSUI Bank(松井証券専用銀行) |
| ポイント投資・付与 | 松井証券ポイント(投資信託の積立に利用可能) |
| 口座開設スピード | 最短即日(スマートフォンによるオンライン申込) |
松井証券は25歳以下の投資家に対して、株式売買手数料を完全無料にしています。若い世代の資産形成を応援する姿勢が特徴です。
26歳以上でも1日の約定金額が50万円までは手数料無料で、少額投資から始めたい初心者に優しい料金体系です。投資信託は約1,900本、つみたてNISA対象ファンドは約250本を取り扱っています。
サポート体制も充実しており、電話相談やチャットサポートが利用できます。老舗証券会社ならではの信頼性と、ネット証券の利便性を兼ね備えた証券会社です。

| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 口座数 | 約1,800,000口座 ※2025年2月時点 |
| 取引手数料 | 【ワンショット手数料コース】 約定代金5万円以下:55円(税込) 約定代金50万円超:1,070円(税込)【一日定額手数料コース】 1日100万円まで:0円 1日300万円まで:2,750円(税込) 以降300万円ごとに:2,750円(税込)加算 |
| NISA対応 | 〇(日本株・米国株・投資信託の売買手数料が無料) |
| つみたて投資枠取扱銘柄数 | 251銘柄(2025年4月時点) |
| 成長投資枠対象商品 | 国内株 / 米国株 / 投資信託(1,155銘柄) |
| 投資信託 | 約1,853本(購入時手数料すべて無料) |
| 外国株 | 米国株:約1,050銘柄(2025年4月時点) |
| 取引ツール(PC) | kabuステーション / 銘柄スカウター |
| スマホアプリ | 三菱UFJ eスマート証券アプリ / 米国株アプリ / 投信アプリ |
| 提携銀行口座 | 三菱UFJ銀行 / auじぶん銀行 |
| ポイント投資・付与 | Pontaポイント(投資信託の積立に利用可能) |
| 口座開設スピード | 最短翌営業日(スマートフォンによるオンライン申込) |
三菱UFJeスマート証券(旧auカブコム証券)は、三菱UFJフィナンシャル・グループの一員として高い信頼性を持つネット証券です。
株式売買手数料は一日定額手数料コースを選べば、100万円以下の取引が無料です。投資信託は約1,800本、つみたてNISA対象ファンドは約250本を取り扱っています。
三菱UFJポイントが貯まり、Pontaポイントとも交換可能です。プチ株®(単元未満株)のサービスもあり、少額から株式投資を始められます。大手金融グループの安心感を求める方におすすめです。
野村證券はこんな人におすすめ
ここまで野村證券の特徴を詳しく見てきました。最後に、野村證券が向いている人と向いていない人を整理します。
自分がどちらのタイプに当てはまるかを確認し、証券会社選びの最終判断に役立ててください。

| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 口座数 | 約550万口座 |
| 取引手数料 | 現物取引:152円~78,571円 信用取引:1注文あたり524円 |
| 投資信託 | 約900本 |
| ミニ株(単元未満株) | 対応(まめ株) ※詳細不明 |
| NISA対応 | 対応(つみたて投資枠・成長投資枠) |
| 外国株 | 4カ国 米国株:約850銘柄 |
| IPO取扱実績 | 年間46銘柄(2024年実績) |
| IPO主幹事件数 | 年間16社(2024年実績) |
| ポイントサービス | 野村ポイント |
| 口座開設スピード | 最短5営業日 |
| 取引ツール(PC) | Webアプリ |
| スマホアプリ | Webアプリ |
野村證券がおすすめの人
対面サポートを重視する投資初心者
IPO投資を本格的に行いたい方
まとまった資産を持つ富裕層
大手証券会社の信頼性を重視する方
野村證券が最も向いているのは、対面サポートを重視する投資初心者です。担当者と直接相談しながら投資を始めたい方、専門家のアドバイスを受けながら資産運用したい方には最適です。
IPO投資を本格的に行いたい方にもおすすめです。主幹事実績が多く、配分される株数も多いため、当選確率が高まります。IPOで利益を狙いたい方には有力な選択肢となります。
また、まとまった資産を持つ富裕層にも向いています。債券商品やラップ口座など、富裕層向けのサービスが充実しており、総合的な資産管理を任せられます。
大手証券会社の信頼性を重視する方、詳細な投資情報やレポートを活用したい方、長期的な視点で資産形成を考えている方にも適しています。

| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 口座数 | 約550万口座 |
| 取引手数料 | 現物取引:152円~78,571円 信用取引:1注文あたり524円 |
| 投資信託 | 約900本 |
| ミニ株(単元未満株) | 対応(まめ株) ※詳細不明 |
| NISA対応 | 対応(つみたて投資枠・成長投資枠) |
| 外国株 | 4カ国 米国株:約850銘柄 |
| IPO取扱実績 | 年間46銘柄(2024年実績) |
| IPO主幹事件数 | 年間16社(2024年実績) |
| ポイントサービス | 野村ポイント |
| 口座開設スピード | 最短5営業日 |
| 取引ツール(PC) | Webアプリ |
| スマホアプリ | Webアプリ |
手数料を最小限に抑えたい方には、野村證券は向いていません。ネット証券の多くが株式売買手数料を無料化している中、野村證券の手数料は明らかに高めです。
頻繁に取引を行うアクティブトレーダーにも不向きです。取引回数が多いほど手数料負担が大きくなり、利益を圧迫します。デイトレードや短期売買を中心に行う方は、ネット証券の方が適しています。
オンラインで完結する投資を好む方にも向いていません。取引ツールの機能や使い勝手は、ネット証券専業の会社と比べると見劣りします。
つみたてNISAで幅広い商品から選びたい方も、野村證券では選択肢が限られます。約20本の対象ファンドでは、自分の投資方針に合った商品が見つからない可能性があります。
野村證券の口座開設方法
野村證券で投資を始めるには、まず口座開設が必要です。ここでは口座開設の具体的な流れと、必要な書類について解説します。
手順を理解しておけば、スムーズに口座開設を進められます。準備を整えて、投資の第一歩を踏み出しましょう。
野村證券の口座開設は、オンラインまたは店舗で行えます。オンライン申込みの場合、まず野村證券の公式サイトから「口座開設」ボタンをクリックします。
次に、メールアドレスを登録し、届いたメールのURLから申込みフォームにアクセスします。氏名、住所、生年月日、職業などの基本情報を入力し、口座の種類(特定口座・一般口座、NISA口座の有無)を選択します。
本人確認書類をスマートフォンで撮影してアップロードします。マイナンバーカードがあれば、本人確認書類と番号確認書類の両方を兼ねられるため便利です。
審査完了後、口座開設完了通知が郵送またはメールで届きます。通知に記載されたログインIDとパスワードで、オンライン取引サイトにログインできます。口座開設には最短5営業日かかります。
口座開設に必要な書類は、本人確認書類とマイナンバー確認書類の2種類です。本人確認書類は、運転免許証、パスポート、健康保険証、住民票の写しなどが利用できます。
マイナンバー確認書類は、マイナンバーカード、通知カード、マイナンバー記載の住民票の写しのいずれかが必要です。マイナンバーカードがあれば、1枚で本人確認とマイナンバー確認の両方ができます。
また、銀行口座情報も準備しておきましょう。入出金に使用する銀行口座の情報(銀行名、支店名、口座番号)が必要です。
印鑑は基本的に不要ですが、店舗で口座開設する場合は念のため持参すると良いでしょう。メールアドレスと電話番号も登録に必要なので、事前に確認しておいてください。
口座開設が完了したら、まず初回ログインを行います。届いたログインIDとパスワードでオンライン取引サイトにアクセスし、パスワードを変更して自分専用のものに設定します。
次に、入金方法を確認します。野村證券では銀行振込やインターネットバンキング経由での入金が可能です。初回入金を行い、取引を始める準備を整えましょう。
NISA口座を開設した場合は、NISA口座の利用開始手続きも必要です。税務署の審査が完了すると、NISA口座での取引が可能になります。
また、取引暗証番号の設定や、メール通知の設定なども行っておくと便利です。セキュリティ設定をしっかり行い、安全に取引できる環境を整えましょう。
野村證券は日本最大手の証券会社として、充実した情報力、充実した対面サポート、豊富なIPO取扱実績という独自の強みを持っています。創業100年近い歴史と高い信頼性は、大切な資産を預ける証券会社として大きな安心材料です。
一方で、手数料の高さ、オンライン取引ツールの機能制限、つみたてNISA対象商品の少なさといったデメリットもあります。特に手数料は主要ネット証券と比べて明らかに高く、頻繁に取引する方にとっては大きな負担となります。
野村證券が向いているのは、対面サポートを重視する投資初心者、IPO投資を本格的に行いたい方、まとまった資産を持つ富裕層です。一方、手数料を抑えたい方、オンライン完結の投資を好む方、つみたてNISAで幅広い商品から選びたい方には、ネット証券の方が適しています。
証券会社選びは、自分の投資スタイルや目的に合わせて行うことが重要です。複数の証券口座を開設し、用途に応じて使い分けるのも賢い選択です。この記事を参考に、あなたに最適な証券会社を見つけてください。
なお、投資には元本割れのリスクがあります。最終的な投資判断はご自身の責任で行ってください。不明な点は野村證券や専門家にご相談されることをおすすめします。
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