大和証券のおすすめ銘柄|選び方と人気ランキングを解説

楽天証券で投資を始めようと考えている方にとって、楽天銀行との連携は本当にお得なのでしょうか。
結論から言えば、楽天証券と楽天銀行を連携させる「マネーブリッジ」には、普通預金金利の優遇や自動入出金など多くのメリットがあります。
この記事では、マネーブリッジの具体的なメリット・デメリットから、設定方法、楽天経済圏全体での活用法まで詳しく解説します。
これから楽天証券で投資を始める方も、すでに口座をお持ちの方も、ぜひ参考にしてください。
目次
マネーブリッジとは、楽天証券と楽天銀行の口座を連携させることで利用できる、無料の口座連携サービスです。2011年4月にサービスが開始され、2024年11月時点で預金残高は6兆円を突破するなど、多くの投資家に活用されています。
このサービスに申し込むと、普通預金金利の優遇や自動入出金(スイープ)機能、ハッピープログラムによる楽天ポイント獲得など、6つのメリットが受けられます。申込料や維持費は一切かからず、両方の口座を持っていれば誰でも無料で利用できるのが特徴です。
設定は楽天銀行のウェブサイトから簡単に行え、営業日17時までの申込なら原則当日中(19時頃)に手続きが完了します。優遇金利の適用は、月末時点で設定が完了している場合、翌月1日から開始されます。
マネーブリッジは投資を始める前でも設定できるため、楽天証券の口座開設と同時に申し込んでおくのがおすすめです。
楽天証券と楽天銀行を連携する5つのメリット
マネーブリッジを設定することで、投資の利便性が大きく向上するだけでなく、預金金利の優遇やポイント還元など、さまざまな特典を受けられます。ここでは、マネーブリッジの具体的な5つのメリットを詳しく解説します。
マネーブリッジを設定すると、楽天銀行の普通預金金利が大幅にアップします。通常の普通預金金利は年0.20%(税引後0.159%)ですが、マネーブリッジ利用者には年0.28%(税引後0.223%)の優遇金利が適用されます。
ただし、預金残高が300万円を超えた分については年0.22%(税引後0.175%)となります。例えば500万円を預けた場合、300万円分には0.28%、残りの200万円分には0.22%の金利が適用される仕組みです。
メガバンクの普通預金金利が年0.001%程度であることを考えると、マネーブリッジの優遇金利は280倍以上の高金利となります。
投資の待機資金を置いておくだけで、効率的に資産を増やせるのが大きな魅力です。利息は毎年3月31日と9月30日の年2回、普通預金に自動で組み入れられます。前月末時点でマネーブリッジの設定が完了していれば、翌月1日から優遇金利が適用されるため、早めに設定しておくことをおすすめします。
マネーブリッジの自動入出金(スイープ)機能は、投資をスムーズに行うための便利な仕組みです。楽天証券で株式や投資信託を購入する際、証券口座の残高が不足していても、楽天銀行の預金残高から自動的に不足分が入金されます。
また、証券口座にある資金は毎営業日の夜間に楽天銀行へ自動で出金されるため、優遇金利が適用される普通預金に自動的に預け入れられます。この仕組みにより、投資のたびに手動で入出金する手間が不要になります。
スイープ機能の対象商品
国内株式(現物・信用)
米国株式(円貨決済)
投資信託(通常・積立)
円建て債券、楽ラップ、IPO/PO、金・プラチナ・銀など
入出金時の手数料は無料で、24時間いつでも資金移動が可能なため、投資機会を逃すこともありません。
マネーブリッジに申し込むと、楽天銀行の「ハッピープログラム」へのエントリーが可能になります。ハッピープログラムにエントリーすると、楽天証券での取引に応じて楽天ポイントが貯まり、取引件数も獲得できます。
楽天証券での投資信託の保有残高や株式取引の手数料に応じてポイントが付与されるため、投資をしながら楽天ポイントを効率的に貯められます。貯まったポイントは楽天市場でのお買い物や、楽天証券での投資にも利用できます。
VIPステージ(預金残高100万円以上または取引件数20件以上)になると、ポイント獲得倍率が3倍にアップします。
楽天経済圏を活用している方にとって、投資をしながらポイントが貯まる仕組みは大きなメリットと言えるでしょう。
マネーブリッジを設定すると、楽天証券のウェブサイトやアプリから楽天銀行の普通預金残高を確認できる「残高表示サービス」が利用できます。銀行口座にログインしなくても、証券口座の画面で銀行の残高を確認できるため、資産管理が格段に便利になります。
投資をする際に「銀行にいくら残高があるか」を確認するために、わざわざ楽天銀行にログインする必要がなくなります。証券と銀行の資産を一つの画面で把握できるため、投資判断もスムーズに行えます。
また、楽天証券と楽天銀行の両方の資産状況を一目で確認できることで、資産全体のバランスを見ながら投資計画を立てやすくなります。特に、複数の金融機関に資産が分散している方にとって、一元管理できる機能は資産形成の効率化に役立ちます。
マネーブリッジを利用すると、楽天証券と楽天銀行間の入出金手数料が完全無料になります。通常、銀行から証券口座への振込には手数料がかかることが多いですが、マネーブリッジなら何度入出金しても手数料は一切かかりません。
「らくらく入金」機能を使えば、楽天銀行から楽天証券への入金がワンクリックで可能になり、即時反映されます。また、「らくらく出金」機能を使えば、楽天証券から楽天銀行への当日出金も可能です。
投資を続けていると、入出金の回数は意外と多くなるものです。毎回手数料がかかると、年間で見ればかなりのコストになってしまいます。マネーブリッジなら手数料を気にせず、必要なときに必要な分だけ資金を移動できるため、投資の自由度が高まります。
楽天証券と楽天銀行を連携するデメリットはある?
マネーブリッジには多くのメリットがある一方で、デメリットや注意点はあるのでしょうか。ここでは、利用者が気になるポイントを正直に解説します。
結論から言えば、マネーブリッジを設定することによる直接的なデメリットはほとんどありません。申込料や維持費は無料で、設定したからといって必ず投資をしなければならないわけでもありません。
優遇金利の適用を受けるだけでも十分にメリットがあるため、楽天証券で投資をする予定がない方でも、口座を開設してマネーブリッジを設定しておく価値はあります。実際に、預金金利の優遇だけを目的にマネーブリッジを利用している方も少なくありません。
また、マネーブリッジはいつでも解除できるため、「とりあえず設定してみて、合わなければ解除する」という使い方も可能です。設定しておいて損をすることはないと言えるでしょう。
自動入出金(スイープ)機能は便利な一方で、楽天銀行の預金残高が意図せず減少するリスクがあります。特に注意が必要なのは、信用取引を利用する場合です。
信用取引向けの「投資あんしんサービス」を設定すると、信用取引の保証金維持率が基準を下回った際に、楽天銀行の預金が自動的に楽天証券へ移動します。これにより、自覚がないまま信用取引を継続してしまい、気づいたら預金が大きく減少していたというケースがあります。
この問題を避けるためには、楽天銀行の残高を定期的に確認することが重要です。また、スイープ機能では「自動入金に残す金額」や「自動出金に残す金額」を設定できるため、一定額を楽天銀行に留め置く設定をしておくと安心です。
現物取引のみを行う場合は、このようなリスクはほとんどありません。信用取引を始める際には、投資あんしんサービスの設定内容をしっかり確認しておきましょう。
楽天証券と楽天銀行はともにインターネット専業の金融機関であるため、実店舗での対面サポートは受けられません。投資初心者の方や、対面での相談を希望する方にとっては、この点がデメリットに感じられるかもしれません。
ただし、楽天証券・楽天銀行ともに、電話やチャットでのサポート体制は充実しています。楽天証券のカスタマーサービスセンターは平日8時30分から17時まで対応しており、口座開設や取引方法について丁寧に案内してもらえます。
また、公式サイトにはFAQやヘルプページが豊富に用意されており、多くの疑問はオンラインで解決できます。操作方法がわからない場合も、画面の案内に従って進めていけば、初心者でも問題なく利用できる設計になっています。
対面サポートがない分、手数料が安く設定されているというメリットもあります。オンラインでの取引に慣れている方や、コストを抑えたい方にとっては、むしろ適した選択肢と言えるでしょう。
優遇金利でどれくらいお得?
マネーブリッジの優遇金利は具体的にどれくらいお得なのでしょうか。ここでは、預金額別に実際の利息をシミュレーションして、メガバンクとの比較も行います。
預金残高が300万円以下の場合、年0.28%(税引後0.223%)の優遇金利が適用されます。具体的な利息額を見てみましょう。
100万円を1年間預けた場合、得られる利息は約2,230円(税引後)です。メガバンクの普通預金金利(年0.001%)で同じ金額を預けた場合は約8円(税引後)なので、約279倍の差があります。
200万円を1年間預けた場合は約4,460円、300万円なら約6,690円の利息を受け取れます。ただ預けているだけで、メガバンクと比べて年間数千円の差が生まれるのは大きなメリットです。
| 預金額 | マネーブリッジ(年0.28%) | メガバンク(年0.001%) | 差額 |
| 100万円 | 約2,230円 | 約8円 | 約2,222円 |
| 200万円 | 約4,460円 | 約16円 | 約4,444円 |
| 300万円 | 約6,690円 | 約24円 | 約6,666円 |
預金残高が300万円を超えた分については、年0.22%(税引後0.175%)の優遇金利が適用されます。例えば、500万円を預けた場合、300万円分には年0.28%、残りの200万円分には年0.22%の金利が適用されます。
500万円を1年間預けた場合の利息は約10,190円(税引後)、1,000万円を預けた場合は約18,940円(税引後)の利息を受け取れます。
300万円を超えると金利は下がりますが、それでもメガバンクの280倍以上の高金利であることに変わりはありません。まとまった資金を預けておく場所として、マネーブリッジは非常に有利な選択肢です。
2024年12月時点の主要メガバンク(三菱UFJ銀行、三井住友銀行、みずほ銀行)の普通預金金利は年0.001%程度です。楽天銀行のマネーブリッジ優遇金利と比較すると、その差は歴然です。
100万円を10年間預けた場合、マネーブリッジなら約22,300円の利息を受け取れますが、メガバンクでは約80円にしかなりません。10年間で約22,220円もの差が生まれます。
| 金融機関 | 普通預金金利(税引後) | 100万円×10年の利息 |
| 楽天銀行(マネーブリッジ) | 年0.223% | 約22,300円 |
| メガバンク | 年0.0008% | 約80円 |
投資の待機資金や生活防衛資金を置いておく場所として、マネーブリッジは非常に効率的な選択肢と言えます。
楽天証券と楽天銀行を同時開設する方法
楽天証券と楽天銀行を同時に開設すると、マネーブリッジの設定も自動で完了するため、手続きが非常にスムーズです。ここでは、同時開設の具体的な手順を解説します。
楽天証券と楽天銀行の同時開設は、オンラインで簡単に申し込めます。申込から口座開設完了までの流れは以下のとおりです。
申込手続き自体は最短5分程度で完了します。楽天証券の口座は最短翌営業日に開設されますが、楽天銀行の口座開設には約2週間程度かかります。ただし、楽天証券の口座が開設されれば、楽天銀行の口座開設を待たずに投資を始められます。
同時開設を選択すると、マネーブリッジと自動入出金(スイープ)が自動的に設定された状態で口座が開設されるため、別途申込手続きをする必要がありません。
楽天証券と楽天銀行の同時開設に必要な書類は以下のとおりです。
マイナンバーカードを持っている場合は、本人確認とマイナンバー確認を同時に行えるため、手続きが最もスムーズです。スマホで本人確認を行う「スマホで本人確認」を選択すると、最短翌営業日に口座開設が完了します。
運転免許証やパスポートなどの本人確認書類は、有効期限内のものを用意しましょう。住所変更をしている場合は、現住所が記載されている書類が必要です。
同時開設を選択した場合、マネーブリッジは自動的に設定されるため、別途手続きは不要です。楽天銀行の口座開設が完了した時点で、マネーブリッジの優遇金利やスイープ機能がすぐに利用できます。
ただし、ハッピープログラムへのエントリーは別途必要です。楽天銀行にログイン後、「ハッピープログラム」のページから楽天会員リンク登録を行うことで、ハッピープログラムにエントリーできます。
マネーブリッジの設定状況は、楽天証券または楽天銀行のマイページから確認できます。優遇金利の適用は、月末時点で設定が完了している場合、翌月1日から開始されるため、早めに設定しておくことをおすすめします。
マネーブリッジの設定方法と確認のやり方
すでに楽天証券と楽天銀行の両方の口座を持っている方向けに、マネーブリッジの設定手順と確認方法を解説します。
楽天証券と楽天銀行の両方の口座をすでに持っている場合、以下の手順でマネーブリッジを申し込めます。
営業日17時までに申込手続きが完了した場合、原則として当日中(19時頃)に手続きが完了します。17時以降や土日祝日の申込は、翌営業日扱いとなります。
マネーブリッジの申込には、楽天証券と楽天銀行の登録情報(氏名、生年月日、住所)が一致している必要があります。登録情報が異なる場合は、先に情報を統一してから申し込みましょう。
申込手続き自体は5分程度で完了します。手数料は一切かからず、維持費も不要です。
マネーブリッジの設定が完了しているかどうかは、楽天証券または楽天銀行のマイページから確認できます。
楽天銀行での確認方法は以下のとおりです。ログイン後、「商品・サービス一覧」から「マネーブリッジ」を選択し、「マネーブリッジ設定状況」を確認します。「設定済み」と表示されていれば、マネーブリッジが正常に設定されています。
楽天証券での確認方法は、ログイン後の画面で楽天銀行の普通預金残高が表示されているかを確認します。残高が表示されていれば、マネーブリッジが設定されている証拠です。
優遇金利の適用状況は、楽天銀行の「金利一覧」ページで確認できます。マネーブリッジ利用者の金利が表示されていれば、優遇金利が適用されています。優遇金利の適用は、月末時点で設定が完了している場合、翌月1日から開始されます。
設定後は、楽天銀行の普通預金残高を確認して、優遇金利が正しく適用されているか定期的にチェックしましょう。
楽天カードや楽天市場との連携でさらにお得に
楽天証券と楽天銀行の連携だけでなく、楽天カードや楽天市場など、楽天経済圏全体を活用することで、さらにお得に資産運用ができます。
楽天証券では、楽天カードを使って投資信託の積立購入ができる「楽天カードクレジット決済」サービスを提供しています。積立金額に応じて、最大2%の楽天ポイントが還元されます。
通常の楽天カードの場合、積立金額の0.5%がポイント還元されます。楽天プレミアムカードや楽天ゴールドカードなら、還元率が1%または2%にアップします。毎月5万円を積立投資する場合、年間で最大12,000ポイントを獲得できる計算です。
楽天カード積立は毎月1日から12日の間に設定でき、積立金額は100円から10万円まで設定可能です。貯まったポイントは、楽天証券での投資信託購入や国内株式の購入に使えるため、ポイントを再投資することで運用効率を高められます。
楽天カード積立と楽天銀行のマネーブリッジを併用することで、ポイント還元と優遇金利の両方のメリットを享受できます。
楽天証券で月1回以上のポイント投資(投資信託)を行うと、楽天市場でのお買い物ポイントが+0.5倍になります。さらに、楽天証券で米国株式の円貨決済を月3万円以上行うと、追加で+0.5倍(合計+1倍)になります。
楽天市場のSPU(スーパーポイントアップ)は、楽天グループのサービスを利用するほどポイント倍率が上がる仕組みです。楽天カード、楽天銀行、楽天証券、楽天モバイルなどを組み合わせることで、最大16倍以上のポイント還元を受けられます。
例えば、楽天市場で月10万円のお買い物をする場合、通常なら1,000ポイントですが、SPUで10倍になれば10,000ポイントを獲得できます。楽天証券での投資を楽天市場でのお買い物と組み合わせることで、楽天経済圏全体でのポイント還元率を最大化できます。
楽天証券では、楽天市場や楽天カードで貯めた楽天ポイントを使って、投資信託や国内株式、米国株式を購入できます。ポイント投資を活用すれば、現金を使わずに投資を始められるため、投資初心者にもおすすめです。
楽天ポイントは1ポイント=1円として利用でき、通常ポイントと期間限定ポイントの両方が使えます(一部商品を除く)。毎月の積立投資にポイントを充当することもできるため、ポイントを無駄なく活用できます。
また、楽天銀行のハッピープログラムにエントリーしていれば、楽天証券での取引に応じて楽天ポイントが貯まるため、「ポイントで投資→取引でポイントが貯まる→貯まったポイントで再投資」という好循環を作れます。
楽天経済圏を活用することで、投資と日常生活の両方でポイントを効率的に貯めて使える環境が整います。
マネーブリッジはいつでも解除できます。解除手続きは楽天銀行のマイページから行え、手数料もかかりません。
解除手続きを行うと、翌営業日以降にマネーブリッジが解除されます。解除後は、優遇金利の適用が終了し、自動入出金(スイープ)機能も利用できなくなります。優遇金利の適用は、月末時点で解除されている場合、翌月1日から通常金利に戻ります。
マネーブリッジを解除しても、楽天証券と楽天銀行の口座はそのまま残ります。必要に応じて、再度マネーブリッジを申し込むことも可能です。
自動入出金(スイープ)機能は、あくまで証券口座への資金移動を自動化するものであり、預金が勝手に投資に使われることはありません。投資商品の購入は、ご自身で注文を出した場合にのみ実行されます。
スイープ機能は、楽天証券で株式や投資信託を購入する際に、証券口座の残高が不足している場合に楽天銀行から自動的に入金される仕組みです。購入注文を出さない限り、預金が証券口座に移動することはありません。
また、証券口座にある資金は毎営業日夜間に楽天銀行へ自動で出金されるため、投資に使っていない資金は自動的に優遇金利が適用される普通預金に戻ります。この仕組みにより、資金を効率的に管理できます。
マネーブリッジの優遇金利は、金融情勢等により予告なく変更される可能性があります。過去には、2022年4月と2024年9月に金利改定が行われました。
2024年9月の改定では、預金残高300万円以下の優遇金利が年0.10%から年0.28%(税引後0.223%)に大幅にアップしました。このように、金利は上がることもあれば下がることもあるため、最新の金利情報は楽天銀行の公式サイトで確認することをおすすめします。
ただし、マネーブリッジの優遇金利はネット銀行の中でもトップクラスの水準を維持しており、今後も競争力のある金利が提供されると期待できます。
信用取引を始める際は、「投資あんしんサービス」の設定内容を必ず確認しましょう。投資あんしんサービスは、信用取引の保証金維持率が基準を下回った際に、楽天銀行の預金を自動的に証券口座に移動させる機能です。
この機能により、保証金不足による強制決済を避けられるメリットがある一方で、預金残高が意図せず減少するリスクもあります。信用取引を行う際は、楽天銀行に一定額以上の預金を残しておくか、投資あんしんサービスの設定を見直すことをおすすめします。
また、信用取引は現物取引と比べてリスクが高いため、仕組みを十分に理解してから始めることが重要です。
他の証券会社の口座を持っていても、楽天証券の口座を開設することは可能です。複数の証券口座を持つことは法律上も問題なく、用途に応じて使い分けることができます。
ただし、NISA口座は1人1口座しか開設できないため、他の証券会社でNISA口座を開設している場合は、楽天証券でNISA口座を開設することはできません。NISA口座を楽天証券に変更したい場合は、現在の証券会社で「勘定廃止通知書」または「非課税口座廃止通知書」を取得し、楽天証券に提出する必要があります。
複数の証券口座を持つことで、各社の強みを活かした投資戦略を立てられます。例えば、楽天証券は投資信託とポイント投資、他社はIPOや米国株といった使い分けも可能です。
楽天証券と楽天銀行を連携させるマネーブリッジは、普通預金金利の優遇、自動入出金による利便性の向上、ハッピープログラムによるポイント還元など、多くのメリットがあるサービスです。申込料や維持費は無料で、基本的にデメリットはありません。
特に、普通預金金利が最大年0.28%(税引後0.223%)に優遇される点は、メガバンクの280倍以上の高金利であり、投資の待機資金を置いておく場所として非常に有利です。自動入出金(スイープ)機能により、投資のたびに手動で入出金する手間も省けます。
楽天カード積立や楽天市場のSPUと組み合わせることで、楽天経済圏全体でのポイント還元率を最大化できるのも魅力です。楽天グループのサービスを活用している方にとって、マネーブリッジは資産形成を効率化する強力なツールと言えるでしょう。
これから楽天証券で投資を始める方は、ぜひ楽天銀行との同時開設を検討してみてください。すでに両方の口座をお持ちの方も、マネーブリッジの設定を忘れずに行い、優遇金利とスイープ機能のメリットを最大限に活用しましょう。
なお、投資には元本割れのリスクがあります。ご自身の投資目的やリスク許容度に合わせて、慎重にご検討ください。詳しくは楽天証券・楽天銀行の公式サイトでご確認ください。
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