SBI証券のNISAキャンペーン|お得に口座開設する方法

「SMBC日興証券って実際どうなの?」と気になっていませんか。
大手証券会社として知られるSMBC日興証券ですが、ネット証券と比べて手数料が高いという声もあり、本当に選ぶべきか迷っている方も多いでしょう。
SMBC日興証券は、IPO投資に強く主幹事実績が豊富な点や、100円から株が買える「キンカブ」、dポイントが使える点など、他社にはない独自の魅力があります。
一方で、国内株の手数料が高めというデメリットもあるため、自分の投資スタイルに合うかどうかを見極めることが大切です。
この記事では、SMBC日興証券のメリット・デメリット、手数料体系、IPO投資の攻略法、口座開設の流れまで、証券会社選びに必要な情報をすべてお伝えします。
ぜひ最後まで読んで、あなたに最適な証券会社かどうか判断してください。
目次
SMBC日興証券とは
SMBC日興証券は、三井住友フィナンシャルグループ傘下の大手証券会社です。1918年創業の歴史ある証券会社で、国内証券業界では野村證券、大和証券と並ぶ5大証券の一角を担っています。
口座数は約400万口座を超え、IPO投資や独自サービス「キンカブ」で投資初心者から中級者まで幅広く支持されています。ここでは、SMBC日興証券の基本情報と主要な特徴を解説します。
SMBC日興証券は、三井住友フィナンシャルグループの一員として、高い信頼性と安定した経営基盤を持つ証券会社です。金融庁に登録された金融商品取引業者(関東財務局長(金商)第2251号)であり、日本投資者保護基金にも加入しているため、万が一の際も1,000万円まで資産が保護されます。
創業100年を超える歴史の中で培われた企業分析力やIPO引受実績は、大手証券ならではの強みです。三井住友銀行との連携サービス「バンク&トレード」など、グループシナジーを活かしたサービスも充実しています。
SMBC日興証券には、「総合コース」と「ダイレクトコース」の2つのコースがあり、投資スタイルに応じて選択できます。
総合コースは、支店の担当者から投資アドバイスや情報提供を受けながら取引できるコースです。対面でのサポートが受けられる安心感がありますが、手数料は割高になります。現物取引の手数料は約定代金に応じて1,925円〜192,500円です。
ダイレクトコースは、インターネット取引を中心とした手数料を抑えたコースです。自分のペースで取引したい方に向いており、現物取引の手数料は137円〜27,500円と総合コースより大幅に安くなっています。IPO抽選も完全平等抽選(10%配分)で参加できるため、一般投資家にはダイレクトコースがおすすめです。
SMBC日興証券は、国内株式・外国株式・投資信託・債券・IPOなど幅広い金融商品を取り扱っています。特に注目すべきは、以下の独自サービスです。
SMBC日興証券の独自サービス
キンカブ(金額・株数指定取引):100円から株式投資ができるサービスで、通常は数十万円必要な銘柄も少額で購入できます。100万円以下の買付は手数料無料(スプレッドのみ負担)で、投資初心者でも気軽に株式投資を始められます。
日興フロッギー:記事を読みながら株が買える情報メディアと取引機能が一体化したサービスです。dアカウントと連携すれば、記事を読むだけでdポイントが貯まり、そのポイントで株式投資も可能になります。
信用取引手数料完全無料:ダイレクトコースなら、信用取引の売買手数料が一切かからないため、アクティブに取引する投資家にとってコストメリットが大きくなります。
SMBC日興証券の5つのメリット
SMBC日興証券には、他の証券会社にはない独自の強みがあります。特にIPO投資やキンカブなどの独自サービス、dポイント連携、信用取引手数料無料といった点は大きな魅力です。ここでは、SMBC日興証券を選ぶべき5つのメリットを詳しく解説します。
SMBC日興証券の最大の強みは、IPO投資における圧倒的な実績です。2024年は52社のIPOを取り扱い、そのうち22社で主幹事を務めました。主幹事になると、IPO株全体の約80%が配分されるため、他の幹事証券よりも当選確率が大幅に高くなります。
例えば、主幹事で割当率90%のIPOの場合、完全平等抽選10%でも他社の完全平等抽選100%より多くの株数が割り当てられることになります。実際に、主幹事案件では数百本単位の抽選本数があるケースも多く、資金量に関係なく1人1票の平等抽選で当選チャンスがあります。
SMBC日興証券はディープテック企業(宇宙産業やAI開発など先進技術企業)のIPO支援に力を入れており、注目度の高い成長企業のIPOに参加できる機会が多い点も魅力です。
キンカブ(金額・株数指定取引)は、SMBC日興証券独自のサービスで、100円から株式投資ができる画期的な仕組みです。通常、株式投資には単元株(100株単位)での購入が必要で、例えばトヨタ自動車なら約77万円、ファーストリテイリングなら約633万円もの資金が必要になります。
キンカブを使えば、これらの高額銘柄も100円から購入でき、複数銘柄への分散投資も少額で実現できます。100万円以下の買付は手数料無料(売却時は0.5%のスプレッド負担)で、投資初心者でも気軽に始められます。
SMBC日興証券は、証券会社として初めてdポイントクラブに加盟し、dポイントで株式投資ができるサービスを提供しています。dアカウントと証券口座を連携すれば、100ポイントから株式投資が可能になります。
ポイントの貯め方も多彩です。国内現物株式の取引では委託手数料200円(税込)ごとに1ポイント、キンカブの取引では売買約定金額500円ごとに1ポイントが貯まります。さらに、日興フロッギーの記事を読むだけで1記事につき3ポイントがもらえる特典もあります。
SMBC日興証券のダイレクトコースでは、信用取引の売買手数料が完全無料です。これは、他の証券会社では実現していない、SMBC日興証券だけの独自サービスです。
通常、信用取引では約定代金に応じて数百円〜数千円の手数料がかかりますが、SMBC日興証券なら何度取引しても手数料はゼロです。買方金利や貸株料は発生しますが、これらも業界標準レベルで、一般信用取引の金利は業界水準と比べて低めに設定されています。
SMBC日興証券は、三井住友フィナンシャルグループという大手金融グループの一員であり、経営基盤の安定性と信頼性が高い点も大きなメリットです。創業100年を超える歴史の中で培われた企業分析力や情報提供力は、ネット証券にはない強みです。
ダイレクトコースでも、日興コンタクトセンターで電話サポートが受けられます。平日10:00〜17:00まで対応しており、取引方法や商品に関する疑問をオペレーターに相談できます。また、チャットサポートも平日10:00〜17:00、土曜9:00〜17:00まで利用可能です。
SMBC日興証券の6つのデメリット
SMBC日興証券には多くのメリットがある一方で、いくつかのデメリットや注意点も存在します。証券会社を選ぶ際は、良い面だけでなく弱点も理解した上で判断することが大切です。ここでは、SMBC日興証券の6つのデメリットを正直に解説します。
SMBC日興証券のダイレクトコースにおける国内株の現物取引手数料は、ネット証券と比べると割高です。約定代金10万円の場合は137円(税込)ですが、約定代金が大きくなるほど手数料負担が増えます。
例えば、約定代金50万円の場合は440円、100万円の場合は880円の手数料がかかります。一方、SBI証券や楽天証券では国内株の売買手数料が原則無料(ゼロ革命・ゼロコース)となっており、頻繁に売買する投資家にとっては大きなコスト差となります。
ただし、SMBC日興証券のNISA口座では国内株の買付手数料が無料になるため、NISA枠内での投資であれば手数料負担を抑えることができます。
SMBC日興証券のダイレクトコースでは、IPOの個人配分のうち完全平等抽選に回るのは10%のみです。残りの85%は総合コースの裁量配分、5%はステージ別抽選に割り当てられます。
裁量配分は、総合コースで資産残高が多い顧客や取引実績が豊富な顧客に優先的に配分されるため、一般の投資家が当選するのは難しいのが現実です。10%という配分比率だけを見ると、他のネット証券(完全平等抽選100%)より不利に感じるかもしれません。
しかし、主幹事案件では全体の配分株数が非常に多いため、10%でも絶対的な抽選本数は他社より多くなるケースが多々あります。
SMBC日興証券では、IPOの当選を辞退すると翌日から翌月応当日まで新たなIPO申込みができなくなるというペナルティがあります。また、既に他の銘柄で需要申告を行っている場合、すべて無効になってしまいます。
このペナルティは、気軽にIPO申込みができないというデメリットになります。複数のIPOに同時に申し込んでいる場合、1つを辞退すると他のIPOも無効になるため、資金管理と申込み判断には慎重さが求められます。
SMBC日興証券でdポイントを貯めたり使ったりするには、dアカウントとの連携手続きが必要です。この手続きは日興フロッギーのサイトから行いますが、dアカウントの生年月日と氏名(カナ)が証券口座の登録情報と完全に一致していないと連携できません。
全角・半角スペースや小文字・大文字の違いでも連携が失敗することがあり、初心者にとっては少し面倒に感じるかもしれません。
SMBC日興証券では、株価指数先物やオプション取引の取扱いがありません。日経225先物やTOPIX先物などのデリバティブ取引を行いたい投資家にとっては、物足りなさを感じるでしょう。
先物・オプション取引は、ヘッジ戦略や高度な投資戦略に活用されるため、中上級者の投資家にとっては重要な取引手段です。これらの取引を行いたい場合は、SBI証券や楽天証券など、先物・オプションを取り扱っている証券会社を併用する必要があります。
SMBC日興証券では、クレジットカードを使った投資信託の積立サービスに対応していません。SBI証券や楽天証券では、クレジットカード決済で投資信託を積み立てると、カード利用ポイント(0.5%〜5%)が付与されるお得なサービスがあります。
クレカ積立は、投資しながらポイントも貯まる人気のサービスですが、SMBC日興証券では利用できません。ポイント還元を重視する方は、クレカ積立に対応した証券会社との併用を検討すると良いでしょう。
手数料のしくみ
SMBC日興証券の手数料体系は、総合コースとダイレクトコースで大きく異なります。また、NISA口座での取引や他社との比較も重要なポイントです。ここでは、手数料の仕組みを詳しく解説し、どのコースが自分に合っているかを判断できるようにします。
ダイレクトコースは、インターネット取引を中心とした手数料を抑えたコースです。現物取引の手数料は約定代金に応じて以下のように設定されています。
| 約定代金 | 手数料(税込) |
| 10万円以下 | 137円 |
| 20万円以下 | 198円 |
| 50万円以下 | 440円 |
| 100万円以下 | 880円 |
| 200万円以下 | 1,650円 |
| 300万円以下 | 2,200円 |
| 500万円以下 | 3,300円 |
一方、信用取引の手数料は完全無料です。買方金利や貸株料は発生しますが、売買手数料がかからないため、信用取引を活用する投資家にとっては大きなメリットになります。
総合コースは、支店の担当者からアドバイスや情報提供を受けながら取引できるコースです。その分、手数料はダイレクトコースよりも大幅に高く設定されています。
| 約定代金 | 手数料(税込) |
| 10万円以下 | 1,925円 |
| 20万円以下 | 2,750円 |
| 50万円以下 | 6,050円 |
| 100万円以下 | 11,000円 |
| 200万円以下 | 22,000円 |
| 300万円以下 | 33,000円 |
| 500万円以下 | 55,000円 |
総合コースは、投資経験が少なく専門家のアドバイスを受けながら取引したい方や、大口の資産運用を任せたい方に向いています。しかし、頻繁に取引する場合は手数料負担が大きくなるため、自分で判断できる投資家にはダイレクトコースがおすすめです。
SMBC日興証券のNISA口座では、国内株式の買付手数料が無料になります。これは、ダイレクトコース・総合コースのどちらでも適用されるため、NISA口座を活用すれば手数料負担を大幅に抑えることができます。
つみたて投資枠で投資信託を購入する場合は、購入時手数料無料(ノーロード)のファンドが約160本用意されているため、長期投資に適した低コストファンドを選ぶことができます。
SMBC日興証券の手数料を他の主要証券会社と比較すると、以下のような違いがあります。
SBI証券と楽天証券は、国内株の売買手数料が原則無料(条件付き)となっており、頻繁に取引する投資家にとっては最も有利です。松井証券は、1日の約定代金50万円までは手数料無料で、25歳以下なら金額に関係なく無料になります。
SMBC日興証券のダイレクトコースは、約定代金10万円で137円、50万円で440円、100万円で880円と、ネット証券と比べると割高です。しかし、信用取引手数料が完全無料という点では他社より優れています。
IPO投資の強みと攻略法
SMBC日興証券の最大の魅力は、IPO投資における圧倒的な実績と当選チャンスの多さです。主幹事実績が豊富で、完全平等抽選に加えてステージ別抽選もあるため、戦略的に活用すれば当選確率を大幅に高めることができます。ここでは、IPO投資の強みと具体的な攻略法を解説します。
SMBC日興証券は、IPO主幹事実績が国内トップクラスの証券会社です。2024年は52社のIPOを取り扱い、そのうち22社で主幹事を務めました。これは、野村證券の16社、みずほ証券の19社を上回る実績です。
主幹事になると、IPO株全体の約80%が配分されるため、幹事証券よりも圧倒的に多くの株数が割り当てられます。例えば、主幹事で割当率90%のIPOの場合、完全平等抽選10%でも数百本単位の抽選本数があり、他社の幹事証券の完全平等抽選100%よりも当選しやすくなります。
SMBC日興証券は宇宙ベンチャーやAI開発企業などディープテック企業のIPO支援に注力しており、注目度の高い成長企業のIPOに参加できる機会が多い点も魅力です。
SMBC日興証券のダイレクトコースでは、IPOの個人配分の10%が完全平等抽選で配分されます。これは、1人1票の抽選で、申込株数や資産残高に関係なく当選確率が平等になる仕組みです。
さらに、完全平等抽選で外れた場合でも、条件を満たせば個人配分の5%を対象としたステージ別抽選にもう一度参加できます。ステージは、新規口座開設や資産残高、信用取引建玉金額に応じて「ブロンズ」「シルバー」「ゴールド」「プラチナ」の4段階に分かれており、上位ステージほど抽選票数が増えます。
| ステージ | 抽選票数 |
| ブロンズ | 1票 |
| シルバー | 5票 |
| ゴールド | 15票 |
| プラチナ | 25票 |
SMBC日興証券でIPO当選確率を最大化するには、以下の3つの戦略が有効です。
SMBC日興証券でIPOに申し込む際は、事前に購入資金を入金しておく必要があります。当選した場合に支払う購入代金相当額を、需要申告前に証券口座に入金しなければなりません。
また、当選を辞退すると翌日から翌月応当日まで新たなIPO申込みができなくなるペナルティがあります。既に他の銘柄で需要申告を行っている場合、すべて無効になってしまうため、辞退は慎重に判断する必要があります。
キンカブ(金額・株数指定取引)は、SMBC日興証券独自のサービスで、100円から株式投資ができる画期的な仕組みです。投資初心者でも気軽に株式投資を始められ、NISA口座との組み合わせも可能です。ここでは、キンカブの仕組みと活用法を詳しく解説します。
キンカブは、東京証券取引所に上場している銘柄のうちSMBC日興証券が定める銘柄を対象に、「金額」または「株数」を指定して100円から株式投資ができるサービスです。
通常の株式投資では、単元株(100株単位)での購入が必要で、例えばトヨタ自動車なら約77万円、ファーストリテイリングなら約633万円もの資金が必要になります。キンカブを使えば、これらの高額銘柄も100円から購入でき、複数銘柄への分散投資も少額で実現できます。
キンカブの最大のメリットは、少額から株式投資を始められる点です。投資資金が少ない初心者でも、100円から複数銘柄に分散投資できます。また、100万円以下の買付は手数料無料なので、コストを抑えて投資できます。
定期定額買付機能を使えば、毎月自動で積立投資も可能です。100円単位で金額を指定できるため、NISA口座の非課税枠を上限までピッタリ使い切ることもできます。キンカブで購入した株式が単元株数に達したら、通常の単元株に振り替えて株主優待の権利も取得できます。
一方、デメリットもあります。売却時のスプレッド0.5%は、通常の売買手数料と比べると割高です。また、キンカブ口座のままでは議決権や株主優待の権利は取得できません。単元株に振り替える必要があります。
キンカブはNISA口座でも利用可能で、少額から非課税投資を始められます。つみたて投資枠では対象外ですが、成長投資枠では個別株やETFをキンカブで購入できます。
NISA口座でキンカブを使う最大のメリットは、非課税枠を無駄なく使い切れる点です。通常の単元株投資では、非課税枠ピッタリまで使うのは難しいですが、キンカブなら100円単位で調整できるため、年間投資枠240万円を最大限活用できます。
例えば、成長投資枠で複数銘柄に分散投資したい場合、キンカブを使えば少額ずつ複数銘柄を購入できます。毎月10万円ずつ積立投資する場合も、キンカブの定期定額買付機能を使えば自動で積立できます。
キンカブは、通常の売買手数料とは異なるスプレッド方式を採用しています。スプレッドとは、売買価格の差のことで、これが実質的な取引コストになります。
100万円以下の買付はスプレッドなし(手数料無料)で、売却時は始値よりも0.5%安い価格で取引されます。例えば、始値1,000円の株式を売却する場合、995円で売却されることになります。
100万円超の買付は始値よりも1%高い価格、売却は1%安い価格で取引されます。このスプレッドは、通常の売買手数料と比べると割高に感じるかもしれません。しかし、100万円以下の買付が手数料無料という点は大きなメリットです。
dポイント投資と日興フロッギーの活用法
SMBC日興証券は、証券会社として初めてdポイントクラブに加盟し、dポイントで株式投資ができるサービスを提供しています。日興フロッギーと組み合わせれば、記事を読みながらポイントを貯めて、そのポイントで株式投資も可能です。ここでは、dポイント投資と日興フロッギーの実践的な活用法を解説します。
SMBC日興証券では、dアカウントと証券口座を連携することで、dポイント100ポイントから株式投資ができます。現金を使わずに、貯まったdポイントだけで投資を始めることも可能です。
dポイントで購入できるのは、キンカブ対象銘柄の国内株式とETFです。約3,700銘柄が対象となっており、有名企業からETFまで幅広い選択肢があります。1回の注文でdポイントと現金を併用することはできませんが、ポイントだけで購入した株式も通常の株式と同様に配当金を受け取れます。
日興フロッギーは、記事を読みながら株が買える情報メディアと取引機能が一体化したサービスです。dアカウントと連携すれば、記事を読むだけでdポイントが貯まります。
「+3 dポイント」のアイコンがついている記事を閲覧すると、1記事につき3ポイントが付与されます。毎日記事を読めば、1ヶ月で90ポイント以上貯めることも可能です。貯まったポイントは、そのまま日興フロッギーで株式投資に使えます。
また、国内現物株式の取引では、委託手数料200円(税込)ごとに1ポイントが貯まります。キンカブの取引でも、売買約定金額500円ごとに1ポイントが付与されます。投資信託の積立では、積立金額1万円ごとに3ポイントが毎月もらえるため、長期投資でコツコツポイントを貯めることができます。
dポイント投資のお得度を具体的に試算してみましょう。例えば、毎月1万円の投資信託積立を行うと、月3ポイント、年間36ポイントが貯まります。さらに、日興フロッギーで毎日1記事読めば、月90ポイント、年間1,080ポイントが貯まります。
国内株式を月10万円分取引した場合、手数料が440円なので、約2ポイントが貯まります。年間で約24ポイントです。これらを合計すると、年間で約1,140ポイントが貯まる計算になります。
ドコモユーザーなら、携帯電話料金の支払いやd払いの利用でもdポイントが貯まるため、日常生活で貯めたポイントを投資に回すことで、現金を使わずに資産形成を始められます。
dポイント投資を始めるには、dアカウントとSMBC日興証券の口座を連携する必要があります。連携手続きは、日興フロッギーのサイトから行います。
まず、日興フロッギーに証券口座の口座番号とパスワードでログインします。すると、dアカウント連携の画面が表示されるので、「dアカウントを連携する」ボタンをクリックします。次に、dアカウントのIDとパスワードを入力して、連携を完了させます。
連携が完了すると、日興フロッギーログイン後ページのタイトルに「+docomo」が表示されます。これで、dポイントを使った株式投資が可能になります。
バンク&トレードで手数料を削減する方法
バンク&トレードは、三井住友銀行とSMBC日興証券の口座を連携させることで、自動入出金や手数料優遇が受けられるサービスです。資金管理が効率化され、手数料負担も軽減できるため、両方の口座を持っている方にはおすすめです。ここでは、バンク&トレードの仕組みと活用法を解説します。
バンク&トレードは、三井住友銀行の普通預金口座とSMBC日興証券の証券口座を連携させるサービスです。連携することで、証券取引に必要な資金を自動的に銀行口座から振り替えたり、余剰資金を銀行口座に戻したりできます。
主なメリットは、証券口座への入金手数料が無料になる点です。通常、他の銀行から証券口座に振り込む場合、振込手数料がかかりますが、バンク&トレードを利用すれば手数料負担がなくなります。
バンク&トレードを利用した場合の手数料削減効果を具体的にシミュレーションしてみましょう。
例えば、毎月10万円を証券口座に入金する場合、他の銀行から振り込むと1回あたり220円〜440円の振込手数料がかかります。年間12回振り込むと、2,640円〜5,280円の手数料負担になります。
バンク&トレードを利用すれば、この振込手数料がすべて無料になるため、年間で2,640円〜5,280円の節約になります。10年間利用すれば、26,400円〜52,800円もの手数料を削減できる計算です。
バンク&トレードを利用するには、三井住友銀行の普通預金口座とSMBC日興証券の証券口座の両方を開設している必要があります。どちらかの口座を持っていない場合は、まず口座開設から始めましょう。
設定方法は、SMBC日興証券のオンライントレード(日興イージートレード)にログインし、「バンク&トレード」の申込画面から手続きを行います。三井住友銀行のインターネットバンキング(SMBCダイレクト)の契約も必要になるため、事前に契約しておきましょう。
利用条件として、三井住友銀行の口座が本人名義であること、SMBC日興証券の口座がダイレクトコースであることが必要です。総合コースでは利用できない点に注意しましょう。
SMBC日興証券は、2024年から始まった新NISA制度に完全対応しており、つみたて投資枠と成長投資枠の両方で投資ができます。キンカブを活用すれば、非課税枠を無駄なく使い切ることも可能です。ここでは、SMBC日興証券のNISA対応状況と活用方法を詳しく解説します。
SMBC日興証券のつみたて投資枠では、約160本の投資信託が対象となっています。金融庁が定める基準を満たした長期・積立・分散投資に適した投資信託が厳選されており、低コストのインデックスファンドも多数含まれています。
代表的な商品としては、eMAXIS Slimシリーズや楽天・全世界株式インデックス・ファンドなど、信託報酬が低く人気の高いファンドが揃っています。つみたて投資枠の年間投資上限は120万円で、毎月最大10万円まで積立投資ができます。
成長投資枠では、個別株やETF、REITなど幅広い商品に投資できます。年間投資上限は240万円で、つみたて投資枠と合わせて年間最大360万円まで投資可能です。
SMBC日興証券の成長投資枠では、キンカブが利用できる点が大きな特徴です。100円から株式投資ができるため、少額ずつ複数銘柄に分散投資したり、非課税枠を無駄なく使い切ったりすることができます。
例えば、成長投資枠で年間240万円の投資枠を使い切りたい場合、キンカブを使えば100円単位で調整できるため、ピッタリ240万円まで投資できます。通常の単元株投資では、端数が出てしまい非課税枠を使い切るのは難しいですが、キンカブならこの問題を解決できます。
SMBC日興証券のNISA口座では、国内株式の買付手数料が無料になります。これは、ダイレクトコース・総合コースのどちらでも適用されるため、NISA口座を活用すれば手数料負担を大幅に抑えることができます。
つみたて投資枠で投資信託を購入する場合、購入時手数料無料(ノーロード)のファンドが多数用意されているため、長期投資に適した低コストファンドを選ぶことができます。信託報酬も低いファンドが揃っており、年率0.1%台のインデックスファンドも選択可能です。
キンカブとNISA口座を組み合わせることで、非課税枠を最大限活用しながら少額分散投資ができます。ここでは、具体的な活用テクニックを紹介します。
SMBC日興証券と他の大手証券を比較
SMBC日興証券を選ぶべきか判断するには、他の大手証券会社との比較が欠かせません。野村證券、大和証券、みずほ証券と比べて、手数料やIPO実績、サービス内容にどのような違いがあるのかを詳しく見ていきましょう。
大手証券4社の手数料を比較すると、SMBC日興証券のダイレクトコースが最も手数料を抑えられます。
| 証券会社 | 10万円 | 50万円 |
| SMBC日興証券 | 137円 | 440円 |
| 野村證券 | 152円 | 524円 |
| みずほ証券 | 1,045円 | 1,045円 |
| 大和証券 | 約1,100円 | 約5,500円 |
SMBC日興証券のダイレクトコースは、大手証券の中では最も手数料が安く、ネット証券に近い水準です。一方、みずほ証券や大和証券は、対面サービスを重視しているため手数料は割高になっています。
IPO投資における実績を比較すると、SMBC日興証券は主幹事数でトップクラスです。2024年の実績では、SMBC日興証券が52社のIPOを取り扱い、そのうち22社で主幹事を務めました。
野村證券は46社のIPOを取り扱い、16社で主幹事、みずほ証券は43社のIPOを取り扱い、19社で主幹事でした。主幹事数が多いということは、配分株数が多いIPOに参加できる機会が多いということです。IPO投資を重視する方にとって、SMBC日興証券は最も有利な選択肢と言えるでしょう。
サービス内容を比較すると、SMBC日興証券は独自サービスが充実しています。キンカブ(100円から株式投資)、dポイント投資、日興フロッギーなど、他の大手証券にはないユニークなサービスを提供しています。
野村證券は、大手証券としての情報力とグローバルネットワークが強みです。海外株式の取扱国数が多く、米国株以外にも中国株や欧州株など幅広い選択肢があります。
みずほ証券は、みずほフィナンシャルグループとの連携が強みです。銀行との一体的な資産管理や相続対策など、総合的な資産運用サービスを提供しています。
どの証券会社を選ぶべきかは、投資スタイルや重視するポイントによって異なります。
複数の証券会社を併用することも有効な戦略です。例えば、IPO投資はSMBC日興証券、日常の株式投資はSBI証券や楽天証券など、目的に応じて使い分けることで、それぞれの強みを活かした投資ができます。
IPO投資で当選確率を最大化するには、複数の証券会社を併用することが重要です。SMBC日興証券に加えて、以下の3社の口座も開設しておくことで、IPO申込機会が大幅に増えます。ここでは、IPO投資に特におすすめの証券会社を紹介します。
IPO投資におすすめの証券会社
SBI証券:IPO取扱数が最も多い証券会社です。2024年は78社のIPOを取り扱い、主幹事も12社務めました。落選してもIPOチャレンジポイントが貯まり、いずれ確実にIPOに当選できる仕組みがあります。
マネックス証券:IPO抽選が完全平等抽選100%で、資金量に関係なく当選チャンスがあります。2024年は54社のIPOを取り扱いました。米国株の取扱銘柄数が約5,000銘柄と豊富です。
松井証券:IPO申込時に事前入金が不要という大きなメリットがあります。2024年は54社のIPOを取り扱いました。資金が少ない方でも、複数のIPOに同時申込みができます。
これら3社とSMBC日興証券を併用すれば、年間のIPO申込機会が大幅に増え、当選確率も格段に高まります。口座開設は無料で維持費もかからないため、IPO投資を本格的に行いたい方は、複数口座の開設を検討しましょう。
口座開設の流れと必要書類
SMBC日興証券の口座開設は、オンラインで完結し、最短即日で取引を始めることができます。ここでは、口座開設に必要な書類と具体的な手順、開設後にやるべきことを解説します。
SMBC日興証券の口座開設には、本人確認書類とマイナンバー確認書類が必要です。
本人確認書類は、運転免許証、マイナンバーカード、パスポート、健康保険証、住民票の写しなどが利用できます。スマートフォンで撮影してアップロードするだけで提出できます。
マイナンバー確認書類は、マイナンバーカード、マイナンバー通知カード、マイナンバーが記載された住民票の写しのいずれかが必要です。マイナンバーカードがあれば、本人確認書類とマイナンバー確認書類を兼ねることができるため、手続きが簡単になります。
SMBC日興証券の口座開設は、スマートフォンまたはパソコンから手続きできます。以下の手順で進めましょう。
口座開設が完了したら、以下の設定を行っておくと、より便利に取引できます。
SMBC日興証券は、IPO投資に強く主幹事実績が豊富な大手証券会社です。2024年は52社のIPOを取り扱い、そのうち22社で主幹事を務めた実績があります。完全平等抽選に加えてステージ別抽選もあるため、IPO投資で当選を狙う方には最適な証券会社と言えるでしょう。
キンカブ(100円から株式投資)やdポイント投資、日興フロッギーなど、他社にはない独自サービスも魅力です。投資初心者でも少額から気軽に株式投資を始められ、dポイントを使えば現金を使わずに投資も可能です。信用取引手数料が完全無料という点も、アクティブに取引する投資家にとって大きなメリットになります。
一方で、国内株の手数料がネット証券と比べて高めという点や、IPO抽選配分が10%のみという点はデメリットです。また、IPOキャンセルにペナルティがあるため、申込みには慎重な判断が求められます。
SMBC日興証券は、IPO投資を重視する方、少額から投資を始めたい方、dポイントを活用したい方に特におすすめです。複数の証券会社を併用することで、それぞれの強みを活かした効率的な投資ができます。口座開設は無料で、オンラインで最短即日完了するため、気になる方はまず口座を開設してみると良いでしょう。
なお、投資には元本割れのリスクがあり、IPO投資でも初値が公募価格を下回る可能性があります。最終的な投資判断はご自身の責任で行ってください。詳しくは、SMBC日興証券の公式サイトでご確認ください。
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