SBI証券の出金手数料と方法|即日出金のやり方も解説

SBI証券で投資を始めたいけど、ネット証券だけでは不安という方も多いのではないでしょうか。
実は、SBI証券には独自の実店舗はありませんが、対面で相談できる窓口が2つあります。
この記事では、SBI証券の相談窓口の種類や利用方法、それぞれの違いを詳しく解説します。
店舗以外のサポート体制や、相談時の注意点もまとめていますので、安心して投資を始められます。
自分に合った相談方法を見つけて、納得のいく資産運用を始めましょう。
目次
SBI証券に実店舗はない
SBI証券は、独自の実店舗を持たないネット証券です。店舗の運営コストを削減することで、業界最低水準の手数料を実現しています。
ネット証券とは、インターネットを通じて株式や投資信託などの金融商品を取引できる証券会社のことです。店舗を持たず、オンラインで口座開設から取引まで完結できるのが特徴です。
従来の店舗型証券会社と異なり、営業員との対面相談を前提としていません。その分、取引手数料が大幅に安く設定されており、投資初心者から上級者まで幅広く利用されています。SBI証券は国内最大級のネット証券で、約1,500万口座を超える利用者がいます。
出典:SBI証券公式サイト
店舗を持たない最大のメリットは、手数料の安さです。SBI証券では国内株式の現物取引・信用取引が原則無料となっており、投資コストを大幅に抑えられます。
また、24時間いつでもスマホやパソコンから取引できる利便性も魅力です。店舗の営業時間を気にせず、自分のペースで投資判断ができます。取扱商品も豊富で、投資信託は約2,600本、米国株は約5,000銘柄と、店舗型証券会社を上回る品揃えです。
出典:SBI証券公式サイト
さらに、口座開設もオンラインで完結し、最短翌営業日から取引を始められます。わざわざ店舗に足を運ぶ必要がないため、時間の節約にもなります。
ネット証券は店舗コストがかからない分、取引ツールやアプリの開発に投資しており、使いやすい取引環境が整っています。SBI証券では「HYPER SBI 2」などの高機能ツールを無料で利用できます。
SBI証券で対面相談できる窓口は2つ
SBI証券には独自店舗はありませんが、対面で相談できる窓口として「SBIマネープラザ」と「IFA(独立系ファイナンシャルアドバイザー)」の2つがあります。どちらもSBI証券の口座を使って投資相談ができる仕組みです。
SBIマネープラザは、SBIグループが運営する金融商品仲介業者です。全国9拠点に店舗を構え、SBI証券の商品を対面で相談しながら購入できます。
SBIマネープラザの主なサービス
資産運用の相談
NISA・iDeCoの活用提案
投資信託や株式の購入サポート
相談は予約制で、専門知識を持ったコンサルタントが対応してくれます。相談料は基本的に無料ですが、一部の専門的なサービスでは有料の場合もあります。
IFAとは、特定の金融機関に所属せず、独立した立場で資産運用のアドバイスを行う専門家のことです。SBI証券では「IFAコース」を選択することで、全国各地のIFAから対面サポートを受けられます。
IFAは、顧客の資産状況やライフプランに合わせて、長期的な視点で運用をサポートします。転勤や引っ越しがあっても、同じ担当者に継続して相談できるのが特徴です。
IFAを利用する場合、SBI証券の「IFAコース」に申し込む必要があります。手数料体系は通常のSBI証券口座と異なり、IFAごとに設定された手数料が適用されます。相談料は基本的に無料ですが、取引時の手数料はIFAによって異なるため、事前に確認が必要です。
SBIマネープラザとIFAは、どちらもSBI証券の商品を対面で相談できる窓口ですが、運営主体やサービス内容に違いがあります。自分に合った窓口を選ぶために、それぞれの特徴を比較してみましょう。
SBIマネープラザは、SBIグループが直接運営する店舗型の相談窓口です。全国9拠点に店舗があり、資産運用全般の相談に対応しています。投資信託やNISA、iDeCoの活用方法を中心に、初心者向けのサポートが充実しています。
一方、IFAは独立した個人または法人のアドバイザーで、より個別性の高い相談が可能です。顧客の資産状況やライフプランに合わせて、長期的な視点でポートフォリオを提案してくれます。IFAは全国各地に存在し、自分の住む地域で探すことができます。
SBIマネープラザでは、基本的にSBI証券と同じ手数料体系が適用されます。国内株式の現物取引・信用取引は原則無料で、投資信託の購入時手数料も多くの商品で無料です。相談料も基本的に無料ですが、一部の専門的なサービスでは有料の場合があります。
IFAコースでは、IFAごとに手数料が設定されています。一般的には、通常のネット証券よりも手数料が高めに設定されることが多いです。ただし、その分、きめ細かなサポートや継続的なフォローが受けられます。手数料の詳細は、契約するIFAに事前に確認する必要があります。
| 項目 | SBIマネープラザ | IFA |
| 運営主体 | SBIグループ | 独立系アドバイザー |
| 拠点数 | 全国9拠点 | 全国各地(多数) |
| 手数料 | SBI証券と同水準 | IFAごとに設定 |
| 相談料 | 基本無料 | 基本無料(取引手数料あり) |
| サポート内容 | 初心者向け中心 | 個別性の高い提案 |
投資初心者や、NISA・iDeCoの活用方法を知りたい方には、SBIマネープラザがおすすめです。手数料が安く、基本的な資産運用の相談に対応しています。店舗数は限られますが、主要都市にあるため、アクセスしやすい方も多いでしょう。
一方、まとまった資産を運用したい方や、長期的なライフプランに合わせた提案を受けたい方には、IFAが適しています。手数料は高めですが、継続的なフォローや個別性の高いアドバイスが受けられます。また、転勤や引っ越しがあっても、同じ担当者に相談し続けられるのも大きなメリットです。
まずはSBIマネープラザで基本的な相談をしてみて、必要に応じてIFAの利用を検討するのも良い方法です。
SBIマネープラザの店舗一覧と予約方法
SBIマネープラザは全国9拠点に店舗を展開しています。主要都市を中心に配置されており、多くの方が利用しやすい立地です。ここでは、各店舗の情報と予約から相談までの流れを解説します。
SBIマネープラザの店舗は、以下の9拠点にあります。
SBIマネープラザでの相談は予約制です。以下の手順で予約から相談まで進めます。
まず、SBIマネープラザの公式サイトにアクセスし、「来店予約」ページから希望の店舗と日時を選択します。予約フォームに必要事項(氏名、連絡先、相談内容など)を入力して送信すると、後日担当者から確認の連絡が入ります。
予約が確定したら、指定日時に店舗を訪問します。初回相談では、投資経験や資産状況、運用目的などをヒアリングされます。その上で、NISAやiDeCoの活用方法、おすすめの投資信託などを提案してもらえます。
相談内容に納得したら、その場で口座開設や商品購入の手続きを進めることも可能です。もちろん、一度持ち帰って検討することもできます。相談は基本的に無料ですが、一部の専門的なサービスでは有料の場合もあるため、事前に確認しておきましょう。
相談をスムーズに進めるために、以下の情報を事前に整理しておくと良いでしょう。
また、本人確認書類(運転免許証、マイナンバーカードなど)とマイナンバーが分かる書類を持参すると、その場で口座開設手続きも進められます。
IFAを探す方法と選び方のポイント
IFAは全国各地に存在し、自分の住む地域や相談内容に合わせて選ぶことができます。ここでは、IFAの探し方と、信頼できるアドバイザーを選ぶためのポイントを解説します。
SBI証券のIFAを探すには、SBI証券の公式サイトにある「IFA検索ページ」を利用します。都道府県や市区町村を指定すると、その地域で活動しているIFAの一覧が表示されます。
各IFAのページには、得意分野(NISA、iDeCo、相続対策など)、保有資格(CFP、証券アナリストなど)、事務所の所在地、連絡先などが記載されています。複数のIFAを比較して、自分のニーズに合った専門家を選びましょう。
また、日本証券業協会のウェブサイトでも、IFAの検索が可能です。こちらでは、金融商品仲介業者としての登録情報や、所属金融機関などを確認できます。
IFAを選ぶ際は、以下のポイントをチェックしましょう。
初回相談は無料で受けられるIFAが多いため、まずは面談してみて、相性や提案内容を確認するのがおすすめです。複数のIFAに相談して比較検討するのも良い方法です。
IFAを利用する際は、以下の点に注意しましょう。
まず、手数料体系を事前に確認することが重要です。IFAコースでは、通常のネット証券よりも手数料が高めに設定されることが多いため、長期的なコストを考慮する必要があります。取引ごとの手数料だけでなく、年間でどの程度のコストがかかるかを試算してもらいましょう。
IFAは独立した立場でアドバイスを行いますが、あくまで「仲介業者」であり、最終的な投資判断は自己責任です。提案内容を鵜呑みにせず、自分でも情報を確認する姿勢が大切です。
契約後も、定期的に運用状況を確認し、必要に応じてポートフォリオの見直しを依頼しましょう。長期的な関係を築くためには、担当者とのコミュニケーションが重要です。
店舗以外のサポート体制
SBI証券では、店舗相談以外にも、オンラインや電話でのサポート体制が充実しています。わざわざ店舗に行かなくても、自宅から気軽に相談できる方法を紹介します。
SBI証券では、ビデオ通話を使ったオンライン相談サービスを提供しています。パソコンやスマホがあれば、自宅にいながら専門スタッフと対面で相談できます。
オンライン相談の予約は、SBI証券の公式サイトから行います。希望日時を選択し、相談内容を入力すると、後日担当者から確認の連絡が入ります。当日は、指定されたURLにアクセスするだけで相談が始まります。
相談内容は、口座開設の方法、NISAやiDeCoの活用法、投資信託の選び方など、幅広く対応しています。画面共有機能を使って、実際の取引画面を見ながら説明してもらえるため、初心者でも安心です。
SBI証券のカスタマーサービスセンターでは、電話での問い合わせに対応しています。口座開設や取引方法、商品の詳細など、幅広い質問に答えてもらえます。
電話受付時間は、平日8:00~17:00(土日祝日を除く)です。混雑する時間帯(平日午前中や月曜日)は待ち時間が長くなることがあるため、時間に余裕を持って連絡しましょう。
また、SBI証券の口座を持っている方は、ログイン後のマイページから「折り返し電話予約」を利用できます。希望時間を指定しておけば、担当者から電話がかかってくるため、待ち時間を短縮できます。
SBI証券の公式サイトには、AIチャットボットが設置されており、簡単な質問にはすぐに回答してもらえます。口座開設の手順や、よくある質問の確認などに便利です。
また、営業時間内であれば、有人チャットサポートも利用できます。テキストでやり取りするため、電話が苦手な方や、外出先で相談したい方におすすめです。チャットの履歴は保存されるため、後から見返すこともできます。
チャットサポートの対応時間は、平日8:00~17:00です。複雑な質問や、個別の取引内容に関する相談は、電話やオンライン相談を利用するのが良いでしょう。
店舗相談を利用する際の注意点
店舗での対面相談は安心感がありますが、いくつか注意すべきポイントもあります。事前に知っておくことで、より満足度の高い相談ができます。
SBIマネープラザでは、基本的な資産運用相談は無料です。NISAやiDeCoの活用方法、投資信託の選び方などの相談は、何度でも無料で受けられます。
ただし、専門的なライフプランニングや、相続・税務に関する詳細なアドバイスが必要な場合は、有料のサービスとなることがあります。相談前に、どこまでが無料でどこからが有料なのかを確認しておくと安心です。
IFAの場合、相談料は基本的に無料ですが、取引時の手数料がIFAごとに設定されています。手数料体系は事前に必ず確認し、長期的なコストを把握しておきましょう。
店舗相談では、不要な商品を勧められるのではないかと心配する方も多いでしょう。SBIマネープラザやIFAでは、顧客の利益を最優先にした提案を行うことが求められていますが、万が一、強引な営業を感じた場合の対処法を知っておくことが大切です。
まず、その場で即決しないことが重要です。「一度持ち帰って検討します」と伝え、冷静に判断する時間を作りましょう。提案内容を自宅でじっくり確認し、必要であれば他の専門家にセカンドオピニオンを求めるのも良い方法です。
また、納得できない商品を勧められた場合は、はっきりと断る勇気も必要です。「今はこの商品は必要ありません」「別の選択肢を検討したい」と伝えることで、無理な営業を避けられます。
もし、担当者との相性が合わないと感じた場合は、担当者の変更を依頼することもできます。SBIマネープラザの場合は、店舗の責任者に相談してみましょう。IFAの場合は、別のIFAに変更することも可能です。
店舗相談には、いくつかのデメリットもあります。
まず、店舗数が限られているため、地方在住の方はアクセスしにくい場合があります。SBIマネープラザは全国9拠点のみで、最寄りの店舗まで遠い方も多いでしょう。
また、予約が必要なため、思い立ったときにすぐ相談できないこともあります。人気の店舗や時間帯は、予約が数週間先まで埋まっていることもあります。
さらに、IFAを利用する場合は、手数料が高めに設定されることが多いです。きめ細かなサポートが受けられる反面、長期的なコストが増える可能性があります。ネット証券の低コストを重視する方には、店舗相談よりもオンラインサポートの方が適しているかもしれません。
よくある質問(Q&A)
SBI証券は、店舗運営コストを削減することで、業界最低水準の手数料を実現しているためです。店舗を持たない分、取引ツールの開発やサービス向上に投資しており、利用者にとってメリットの大きい運営方針をとっています。
SBIマネープラザでは、店舗で口座開設のサポートを受けられます。本人確認書類とマイナンバーを持参すれば、その場で手続きを進められます。IFAでも同様に、口座開設のサポートが可能です。
オンライン相談は、自宅からビデオ通話で相談できるため、移動時間がかからず便利です。一方、店舗相談は、対面で資料を見ながらじっくり相談できるため、安心感があります。相談内容や自分の状況に合わせて選びましょう。
IFAコースでは、通常のネット証券よりも手数料が高めに設定されることが多いです。ただし、その分、継続的なフォローや個別性の高いアドバイスが受けられます。手数料の詳細はIFAごとに異なるため、事前に確認しましょう。
いいえ、相談だけでも問題ありません。SBIマネープラザやIFAでは、まず相談内容を聞いた上で、必要に応じて口座開設を提案します。無理に口座を開設する必要はなく、納得してから手続きを進められます。
店舗型証券会社は、全国に多数の支店を持ち、営業員が常駐しています。対面でのサポートが手厚い反面、手数料が高めです。SBI証券は店舗を持たない分、手数料が安く、オンラインでの利便性が高いのが特徴です。
SBIマネープラザでは、店舗の責任者に相談することで担当者の変更が可能です。IFAの場合は、別のIFAに変更することもできます。相性が合わないと感じたら、遠慮せずに変更を検討しましょう。
SBI証券には独自の実店舗はありませんが、SBIマネープラザとIFAという2つの対面相談窓口があります。SBIマネープラザは全国9拠点で、初心者向けの相談に対応しており、手数料も安く抑えられます。一方、IFAは個別性の高いアドバイスを求める方に適しており、長期的なサポートが受けられます。
店舗相談以外にも、オンライン相談や電話サポート、チャットサポートなど、多様なサポート体制が整っています。自分の状況やニーズに合わせて、最適な相談方法を選びましょう。
相談時は、手数料体系を事前に確認し、納得できない提案にははっきりと断る姿勢も大切です。まずは無料相談を利用して、自分に合った資産運用の方法を見つけてください。
なお、投資には元本割れのリスクがあります。最終的な投資判断はご自身の責任で行ってください。詳しくは各証券会社や相談窓口にご確認ください。
この記事のキーワード
キーワードがありません。
この記事を見た方はこんな記事も見ています
この記事と同じキーワードの記事
まだ記事がありません。
キーワードから探す
カンタン1分登録で、気になる資料を無料でお取り寄せ
そんなお悩みをお持ちの方は、まずはお問い合わせください!