GMOクリック証券の評判は?|メリット・デメリットを徹底解説

GMOクリック証券の評判は?|メリット・デメリットを徹底解説

GMOクリック証券の口座開設を検討しているけれど、評判や実際の使い勝手が気になっていませんか。

GMOクリック証券は、GMOインターネットグループが運営するネット証券で、FX取引高12年連続国内No.1の実績を持つ証券会社です。

株式・投資信託の取引手数料が完全無料、FXのスプレッドが業界最狭水準など、低コストで取引できる点が最大の魅力です。

一方で、投資信託の取扱数が少ない、外国株式の取引ができないなどのデメリットもあります。

この記事では、GMOクリック証券の評判・口コミから分かるメリット・デメリット、他社との比較、おすすめな人まで徹底解説します。

GMOクリック証券があなたに合った証券会社かどうか、この記事を読めば判断できるでしょう。

この記事の要約
  • GMOクリック証券は株式・投資信託の取引手数料が完全無料、FXのスプレッドが業界最狭水準
  • 投資信託の取扱数が少ない、外国株式の取引ができないなどのデメリットもある
  • FX・CFDを中心に取引したい人、GMOあおぞらネット銀行との連携を活用したい人におすすめ

目次

GMOクリック証券とは?|基本情報と特徴

GMOクリック証券は、GMOインターネットグループが運営するネット証券会社です。

2005年に設立され、株式取引だけでなくFX・CFD・バイナリーオプションなど多彩な金融商品を一つの口座で取引できるのが特徴です。特にFX取引では圧倒的な実績を誇り、多くのトレーダーから支持されています。

GMOインターネットグループの証券会社

GMOクリック証券は、東証プライム市場に上場するGMOインターネットグループの一員として運営されています。

GMOグループはインターネット関連事業で培った技術力を活かし、使いやすい取引ツールや安定したシステムを提供しています。

金融庁に正式に登録された証券会社(関東財務局長(金商)第77号)であり、投資者保護基金にも加入しているため、万が一の場合でも1,000万円まで補償される安心感があります。

グループ企業としてGMOあおぞらネット銀行やGMOコインなども展開しており、グループ間のサービス連携が充実している点も特徴です。

GMOクリック証券:会社概要

FX取引高12年連続国内No.1の実績

GMOクリック証券のFXネオは、2014年から2024年まで12年連続でFX取引高国内No.1を獲得しています。

この実績は、多くのトレーダーがGMOクリック証券を信頼して取引している証拠といえるでしょう。FX口座数は81万口座を超えており、証券口座数の約55万口座を上回る規模です。

FX取引高が多いということは、それだけ流動性が高く、希望する価格で取引が成立しやすいことを意味します。約定力の高さも評価されており、スプレッドの狭さと合わせてFXトレーダーから高い支持を得ています。

GMOクリック証券:FXネオについて

株式・FX・CFDを一つの口座で取引可能

GMOクリック証券の大きな特徴は、一つの証券口座から株式・投資信託・FX・CFD・バイナリーオプション・先物オプションなど、多様な金融商品を取引できることです。

複数の証券会社に口座を開設する必要がなく、資金管理も一元化できるため、効率的な資産運用が可能になります。

特にCFD取引では、国内店頭CFDの取引高シェアで11年連続1位を獲得しており、約150銘柄の取り扱いがあります。株価指数CFDや商品CFD、株式CFDなど幅広い商品に投資でき、レバレッジを活用した取引も可能です。

証券口座内で各商品間の資金移動も簡単にできるため、相場状況に応じて柔軟に投資戦略を変更できます。

GMOクリック証券の5つのメリット|選ばれる理由

GMOクリック証券が多くの投資家から選ばれている理由は、低コストで多彩な取引ができる環境にあります。

ここでは具体的な数字とデータを交えながら、GMOクリック証券の5つの主要なメリットを詳しく解説します。

株式・投資信託の取引手数料が無料

GMOクリック証券は2025年9月1日より、株式(現物・信用)と投資信託の取引手数料を完全無料化しました。

これまで手数料プランによって条件が異なっていましたが、現在は約定代金に関係なく、すべてのユーザーが無料で取引できます。

現物取引だけでなく信用取引も無料なのは大きなメリットです。頻繁に売買する投資家ほど手数料の影響が大きいため、取引回数が多い方にとって特に有利な環境といえます。

ただし、コールセンター経由の取引や強制決済手数料、単元未満株の売却手数料は対象外となる点には注意が必要です。

GMOクリック証券:手数料について

FXのスプレッドが業界最狭水準

GMOクリック証券のFXネオは、主要通貨ペアのスプレッドが業界トップクラスの狭さに設定されています。

米ドル/円は0.2銭、ユーロ/円は0.4銭、英ポンド/円は0.9銭と、非常に狭いスプレッドで取引できます(原則固定、例外あり)。

スプレッドは実質的な取引コストであり、特に短期売買を繰り返すデイトレーダーにとっては利益に直結する重要な要素です。GMOクリック証券はスプレッドの狭さだけでなく、約定力の高さも評価されており、希望する価格で取引が成立しやすい環境が整っています。

さらにスワップポイントも高水準で、高金利通貨の長期保有にも適しています。

高機能な取引ツールが充実

GMOクリック証券は、初心者から上級者まで使いやすい取引ツールを豊富に提供しています。

スマホアプリ「GMOクリック 株」は直感的な操作性が評価されており、外出先でもスムーズに取引できます。

  • 4画面分割表示や最大16個のチャート保存機能
  • 本格的なテクニカル分析が可能
  • 経済カレンダーで重要指標を確認

PC向けには「スーパーはっちゅう君」という高機能ツールがあり、板情報を見ながら1クリックで発注できる使い勝手の良さが特徴です。

FX専用ツール「はっちゅう君FX」やチャート分析ツール「プラチナチャート」も提供されており、取引スタイルに合わせて使い分けができます。デモ取引も用意されているため、実際の資金を使う前に操作感を確認できる点も安心です。

GMOあおぞらネット銀行との連携でお得

GMOクリック証券は、グループ会社のGMOあおぞらネット銀行と口座連携させて「証券コネクト口座」を開設することで、便利でお得なサービスを利用できます。

証券コネクト口座を利用すると、普通預金金利が通常の0.001%から0.11%(税引前)に大幅アップします。これは一般的なメガバンクの100倍以上の金利です。

さらに、GMOあおぞらネット銀行に預けた資金が自動的にGMOクリック証券の買付余力に反映されるため、わざわざ証券口座に入金する手間が省けます。資金の移動も即座に完了し、取引チャンスを逃しません。

入出金手数料も無料なので、コストを気にせず資金を動かせる点も魅力です。

CFD・バイナリーオプションなど多彩な商品

GMOクリック証券は、株式やFX以外にも多彩な投資商品を取り扱っています。

CFD取引では約150銘柄を取り扱っており、国内店頭CFDの取引高シェアで11年連続1位を獲得しています。

  • 株価指数CFD:日経225やS&P500
  • 商品CFD:金や原油など幅広い資産クラス
  • バイナリーオプション「外為オプション」
  • 先物・オプション取引

これらの商品を一つの口座で管理できるため、相場環境に応じて柔軟に投資戦略を変更できるのが大きな強みです。

GMOクリック証券の4つのデメリット|気をつけたいこと

GMOクリック証券には多くのメリットがある一方で、いくつかのデメリットも存在します。

口座開設を検討する際には、これらの注意点を理解しておくことが重要です。ここでは実際の利用者の口コミでも指摘されている4つの主要なデメリットを正直に解説します。

投資信託の取扱数が少ない

GMOクリック証券の投資信託取扱数は約120本程度で、SBI証券や楽天証券の約2,600本と比較すると1/20程度しかありません。

つみたて投資枠対象の投資信託も約80本と、他の主要ネット証券の200本以上と比べて選択肢が限られています。

特定の投資地域やテーマに投資したい場合、希望する商品が見つからない可能性があります。新NISAのつみたて投資枠を活用して長期的な資産形成を考えている方には、商品の選択肢が少ない点がネックになるでしょう。

投資信託を中心に運用したい方は、SBI証券や楽天証券など取扱本数の多い証券会社との併用を検討するのも一つの方法です。

外国株式の取扱いがない

GMOクリック証券では、外国株式を基本的に取引できません。

米国株や中国株など、海外の個別株式に直接投資することはできないため、外国株投資を考えている方には大きなデメリットとなります。

CFDを利用すれば一部の米国株を取引することは可能ですが、これは差金決済取引であり、実際の株式を保有するわけではありません。配当金の受け取り方法も異なり、長期保有には向いていません。

外国株式への投資を重視する方は、SBI証券(9カ国)、楽天証券(6カ国)、マネックス証券(2カ国)など外国株に強い証券会社を選ぶ方が良いでしょう。

単元未満株の買付ができない

GMOクリック証券では単元未満株(100株未満)の買付・買増請求を行っておらず、1単元(100株)以上の取引が前提となっています。

他の主要ネット証券では1株から購入できる「ミニ株」サービスが提供されていますが、GMOクリック証券では対応していません。

株価の高い銘柄を購入する場合、最低でも数十万円の資金が必要になることもあります。少額から株式投資を始めたい初心者や、分散投資のために多くの銘柄を少しずつ購入したい方には不便です。

単元未満株の売却は可能ですが、これは株式分割などで端数が生じた場合のみで、実質的に単元未満株取引はできないと考えた方が良いでしょう。

IPO取扱実績が少なめ

GMOクリック証券のIPO(新規公開株)取扱実績は、2024年で35銘柄と他の主要ネット証券と比べて少なめです。

SBI証券の78銘柄、SMBC日興証券の52銘柄と比較すると、IPO投資の機会が限られています。主幹事になることも年間2社程度と少なく、当選確率も高くありません。

IPO株は公募価格より初値が高くなることが多く、人気の投資手法の一つです。IPO投資を重視する方にとっては、GMOクリック証券だけでは十分な投資機会が得られない可能性があります。

IPO投資を積極的に行いたい場合は、SBI証券やSMBC日興証券など取扱実績の多い証券会社と併用することをおすすめします。

GMOクリック証券の実際の口コミ・評判

GMOクリック証券を実際に利用している投資家の生の声を集めました。

良い評判だけでなく、気になる口コミも包み隠さず紹介します。これらの実体験から、GMOクリック証券の本当の使い勝手や特徴が見えてきます。

良い口コミ|手数料の安さとツールの使いやすさ

「手数料が安い事。電話対応も丁寧にトラブル指導してくれる。約定が早い。HPが軽いのでサクサク視聴できる。1番使い勝手が良い」という口コミが見られます。

手数料の安さは多くの利用者が評価しているポイントです。

「スプレッド幅も狭く、比較的気軽に始められる点も良かったです。取引ツールやアプリなどの取引ツールが使いやすいのも魅力の1つだと思います」という声もあり、FX取引のスプレッドの狭さとツールの使いやすさが高く評価されています。

スマホアプリについては「スマホアプリが分かりやすいので、初心者の方にも簡単に使いこなせる」「損益状況が一目でわかるのも高評価できるポイント」といった好意的な意見が多く見られます。

GMOあおぞらネット銀行との連携による金利優遇や資金移動の便利さを評価する声も複数ありました。

気になる口コミ|商品ラインナップの少なさ

「投資信託の取扱総数が少ないことです。SBI証券や楽天証券やマネックス証券といった大手のネット証券と比較すると1/10程度しかないのは『やばい』という印象です」という厳しい意見があります。

投資信託の少なさは多くの利用者が指摘するデメリットです。

「単元未満株は、扱っていません。買える投資信託もちょっと少な目です」「ポイント関連の特典が一切ない事。自社グループで発行しているGMOポイントすら使えない」という不満の声もあります。

外国株の取り扱いがない点や、IPO取扱数の少なさを指摘する口コミも見られます。また、一部のユーザーからは「取引停止になった」「カスタマーサポートの対応が高圧的」といったネガティブな意見もありますが、これらは個別のケースであり、多くの利用者は問題なく取引できています。

口コミから分かること

口コミを総合すると、GMOクリック証券は「手数料の安さ」「FX取引の環境」「取引ツールの使いやすさ」が高く評価されている一方、「投資信託の少なさ」「外国株の取り扱いがない」「ポイント投資ができない」といった点がデメリットとして指摘されています。

FXやCFDを中心に取引したい方、国内株式を頻繁に売買する方には非常に適した証券会社といえます。

一方、投資信託でコツコツ積立投資をしたい方、外国株に投資したい方には、他の証券会社との併用を検討する必要があるでしょう。自分の投資スタイルとGMOクリック証券の特徴が合っているかを、これらの口コミを参考に判断することが重要です。

GMOクリック証券の取引ツール・アプリを解説

GMOクリック証券は、初心者から上級者まで使いやすい取引ツールを豊富に提供しています。

スマホアプリからPC専用ツールまで、取引スタイルに合わせて選べる環境が整っています。ここでは主要なツールの特徴と使い勝手を詳しく解説します。

スマホアプリ「GMOクリック証券アプリ」の特徴

GMOクリック証券のスマホアプリ「GMOクリック 株」は、直感的な操作性と充実した機能が特徴です。

  • 4画面分割表示で複数銘柄を同時監視
  • 最大16個のチャートを保存可能
  • テクニカル指標は最大3パターンまで設定保存
  • 経済カレンダーで重要指標を確認
  • FXトレード日記で取引結果を振り返り
  • ウィジェット機能でアプリ起動不要で情報確認

「口座開設もスムーズで、スマホアプリを使用していますが、とても見やすくて取引しやすい」という評価があり、初心者でも使いやすい設計になっています。

外出先でも本格的なテクニカル分析ができるため、デイトレーダーにも人気です。

FX専用ツール「はっちゅう君FX」とは

「はっちゅう君FX」は、FX取引に特化した高機能ツールです。

スピード注文機能により、チャートを見ながらワンクリックで発注できるため、相場の急変時にも素早く対応できます。複数の通貨ペアを同時に監視でき、レート一覧から直接注文も可能です。

テクニカル指標は38種類、描画ツールは25種類と豊富に用意されており、本格的なチャート分析ができます。スマホ版の「GMOクリック FXneo」も提供されており、外出先でも同様の機能を利用できます。

FXネオ口座数が85万口座を超える人気の背景には、この使いやすいツールの存在があります。

高機能チャート「プラチナチャート」の使い方

「プラチナチャート」は、株式・FX・CFDの相場分析に対応した総合チャートツールです。

最大16画面の同時表示が可能で、複数の銘柄や時間軸を一度に確認できます。テクニカル指標は40種類以上、描画ツールも充実しており、プロトレーダーのような高度な分析が可能です。

比較チャート機能では、2つの銘柄の値動きを重ねて表示できるため、相関関係の分析に便利です。チャート設定は保存できるので、毎回設定し直す手間がかかりません。

ただし、一部の口コミでは「PC版のチャート機能は使いにくい」という意見もあり、他社の高機能ツールと比べると見劣りする部分もあるようです。とはいえ、基本的な分析には十分な機能を備えており、無料で利用できる点は大きなメリットといえます。

GMOクリック証券の手数料を他社と比較

証券会社選びで最も重要な要素の一つが手数料です。

GMOクリック証券の手数料は本当に安いのか、主要ネット証券と具体的な数字で比較していきます。株式取引とFX取引の両方で検証しましょう。

株式取引の手数料比較

GMOクリック証券の株式取引手数料は、2025年9月から完全無料化されました。主要ネット証券との比較は以下の通りです。

証券会社 現物取引手数料 信用取引手数料 条件
GMOクリック証券 無料 無料 条件なし
SBI証券 無料 無料 ゼロ革命適用時
楽天証券 無料 0円~1,385円 ゼロコース選択時
マネックス証券 55円~1,070円 99円~385円 通常プラン
松井証券 50万円まで無料 50万円まで無料 1日定額プラン

GMOクリック証券は、SBI証券と楽天証券と並んで主要ネット証券の中でも低コストな証券会社となりました。

特にGMOクリック証券は特別な条件設定が不要で、すべてのユーザーが自動的に無料になる点が便利です。頻繁に売買する投資家ほど、この手数料無料のメリットを大きく享受できます。

FX取引のスプレッド比較

FX取引のコストであるスプレッドを主要通貨ペアで比較します。GMOクリック証券FXネオのスプレッドは以下の通りです。

通貨ペア GMOクリック証券 SBI FXトレード 外為どっとコム DMM FX
米ドル/円 0.2銭 0.18銭 0.2銭 0.2銭
ユーロ/円 0.4銭 0.48銭 0.4銭 0.4銭
英ポンド/円 0.9銭 0.88銭 0.9銭 0.9銭
豪ドル/円 0.5銭 0.48銭 0.5銭 0.5銭
ユーロ/米ドル 0.3pips 0.38pips 0.3pips 0.3pips

GMOクリック証券のスプレッドは、外為どっとコムやDMM FXなどと並び業界トップクラスの低水準です。

主要通貨ペアはすべて原則固定スプレッド(例外あり)で提供されており、コストを気にせず取引できます。スワップポイントも高水準で、特に高金利通貨の買いポジションでは有利な条件となっています。

その他の手数料(入出金・口座維持費)

GMOクリック証券のその他の手数料は以下の通りです。

  • 口座開設手数料:無料
  • 口座維持手数料:無料
  • 即時入金サービス:無料(提携金融機関から)
  • 出金手数料:無料
  • NISA口座開設・管理手数料:無料

GMOあおぞらネット銀行との証券コネクト口座を利用すれば、資金の移動が即座に完了し、わざわざ入金手続きをする必要もありません。

コールセンター経由の取引や強制決済には手数料がかかりますが、通常の取引では基本的にコストがかからない設計になっています。トータルで見ても、GMOクリック証券は非常にコストパフォーマンスの高い証券会社といえるでしょう。

GMOクリック証券とSBI証券・楽天証券を比較|どれを選ぶ?

GMOクリック証券と主要ネット証券のSBI証券・楽天証券を詳しく比較します。

それぞれの強みと弱みを理解することで、自分に最適な証券会社を選ぶ判断材料になります。

取扱商品の違い

3社の取扱商品を比較すると、明確な違いが見えてきます。

項目 GMOクリック証券 SBI証券 楽天証券
投資信託 約120本 約2,600本 約2,550本
外国株式 なし(CFDのみ) 9カ国 6カ国
単元未満株 売却のみ ○(S株) ○(かぶミニ)
IPO実績(2024年) 35銘柄 78銘柄 56銘柄
CFD 約150銘柄 限定的 限定的

SBI証券と楽天証券は投資信託や外国株の取り扱いが豊富で、幅広い投資ニーズに対応できます。

一方、GMOクリック証券はCFD取引に強く、レバレッジを活用した取引を重視する方に適しています。

手数料・スプレッドの違い

株式取引手数料は3社とも無料化されていますが、条件に違いがあります。

GMOクリック証券は無条件で無料、SBI証券はゼロ革命の条件達成時、楽天証券はゼロコース選択時に無料となります。実質的にはどの証券会社でも無料で取引できますが、GMOクリック証券の手続き不要という点は便利です。

FXのスプレッドは3社とも業界トップクラスの狭さで大きな差はありません。

ただし、GMOクリック証券はFX取引高12年連続国内No.1の実績があり、約定力の高さや取引の安定性では一歩リードしています。信用取引の金利についても、GMOクリック証券の一般信用取引買方金利は2.0%と、他社の3%前後より低く設定されています。

取引ツールの違い

取引ツールの充実度では、各社それぞれ特徴があります。

GMOクリック証券は「スーパーはっちゅう君」や「はっちゅう君FX」など、スピード注文に特化したツールが人気です。SBI証券は「HYPER SBI 2」、楽天証券は「MARKET SPEED II」と、高機能なPC向けツールを提供しています。

スマホアプリの使いやすさでは、GMOクリック証券のアプリは直感的な操作性が評価されています。楽天証券の「iSPEED」も見やすさで定評があります。デモ取引はGMOクリック証券とSBI証券で提供されており、初心者が練習できる環境が整っています。

ポイントサービスの違い

ポイントサービスでは、SBI証券と楽天証券が充実しています。

SBI証券はVポイント・Pontaポイント・dポイントなど複数のポイントに対応し、投資信託の保有残高に応じてポイントが貯まります。楽天証券は楽天ポイントが貯まり、ポイント投資も可能です。

一方、GMOクリック証券にはポイントサービスがありません。自社グループのGMOポイントすら使えない点は、口コミでも不満の声が上がっています。

ポイント投資を重視する方には、SBI証券や楽天証券の方が適しているでしょう。ただし、GMOグループの株主優待を利用すれば、手数料相当額のキャッシュバックを受けられる特典はあります。

GMOクリック証券がおすすめな人・向いていない人

GMOクリック証券がおすすめな人・向いていない人

ここまでの情報を総合して、GMOクリック証券がどんな人に適しているか、逆にどんな人には向いていないかを明確にします。

自分の投資スタイルと照らし合わせて判断してください。

GMOクリック証券がおすすめな人

GMOクリック証券のLP画像
項目 内容
口座数 約540,000口座 ※2025年3月末時点
取引手数料 【1約定ごとプラン】 ~5万円:50円 ~10万円:90円 ~20万円:100円 ~50万円:260円 ~100万円:460円 ~150万円:550円 ~3,000万円:880円 3,000万円超:930円【1日定額プラン】 ~100万円:0円 ~200万円:1,238円 ~300万円:1,691円 300万円超:以降100万円ごとに295円加算
NISA対応 〇(日本株・ETF・REITの売買手数料が無料)
つみたて投資枠取扱銘柄数 38銘柄(2025年4月24日時点)
成長投資枠対象商品 国内株 / 投資信託(112銘柄)
投資信託 約120本(すべて購入時手数料無料)
外国株 米国:4,300銘柄
取引ツール(PC) スーパーはっちゅう君 / はっちゅう君
スマホアプリ GMOクリック 株
提携銀行口座 GMOあおぞらネット銀行
ポイント投資・付与 なし
口座開設スピード 最短2営業日後(オンライン申込)

GMOクリック証券は以下のような方に特におすすめです。

  • FXやCFDを中心に取引したい人|FX取引高12年連続国内No.1の実績とスプレッドの狭さが魅力
  • 国内株式を頻繁に売買する人|手数料完全無料で取引回数を気にせず売買できる
  • 複数の金融商品を一つの口座で管理したい人|株式・FX・CFD・バイナリーオプションを一元管理
  • GMOあおぞらネット銀行を利用している人|証券コネクト口座で金利優遇と資金移動の利便性
  • 取引ツールの使いやすさを重視する人|直感的な操作性のスマホアプリとPC向け高機能ツール
  • 低コストで信用取引をしたい人|信用取引手数料無料、一般信用買方金利2.0%と低水準

特にFX取引をメインに考えている方や、デイトレードなど短期売買を中心に行う方には、GMOクリック証券の環境は非常に適しています。

CFD取引で世界の株価指数や商品に投資したい上級者にもおすすめです。

GMOクリック証券が向いていない人

GMOクリック証券のLP画像
項目 内容
口座数 約540,000口座 ※2025年3月末時点
取引手数料 【1約定ごとプラン】 ~5万円:50円 ~10万円:90円 ~20万円:100円 ~50万円:260円 ~100万円:460円 ~150万円:550円 ~3,000万円:880円 3,000万円超:930円【1日定額プラン】 ~100万円:0円 ~200万円:1,238円 ~300万円:1,691円 300万円超:以降100万円ごとに295円加算
NISA対応 〇(日本株・ETF・REITの売買手数料が無料)
つみたて投資枠取扱銘柄数 38銘柄(2025年4月24日時点)
成長投資枠対象商品 国内株 / 投資信託(112銘柄)
投資信託 約120本(すべて購入時手数料無料)
外国株 米国:4,300銘柄
取引ツール(PC) スーパーはっちゅう君 / はっちゅう君
スマホアプリ GMOクリック 株
提携銀行口座 GMOあおぞらネット銀行
ポイント投資・付与 なし
口座開設スピード 最短2営業日後(オンライン申込)

一方、以下のような方には他の証券会社の方が適している可能性があります。

  • 投資信託で長期的な資産形成をしたい人|取扱本数が約120本と少なく選択肢が限られる
  • 外国株式に投資したい人|外国株の取り扱いがなく、CFDでは実際の株式保有ができない
  • 少額から株式投資を始めたい人|単元未満株の買付ができず、最低100株からの取引
  • IPO投資を積極的に行いたい人|年間35銘柄程度と取扱実績が少なめ
  • ポイント投資を活用したい人|ポイントサービスがなく、ポイントで投資信託を購入できない
  • クレカ積立を利用したい人|クレジットカード決済での投信積立に非対応

新NISAのつみたて投資枠を中心に活用したい方や、外国株を含めた分散投資を考えている方は、SBI証券や楽天証券の方が選択肢が広がります。

投資初心者で少額から始めたい方も、単元未満株が購入できる証券会社を検討した方が良いでしょう。

FX・株式投資におすすめの証券会社5社

GMOクリック証券以外にも、それぞれ特徴のある優れた証券会社があります。

ここでは主要5社の特徴を紹介しますので、複数口座の開設や使い分けの参考にしてください。

SBI証券|総合力No.1のネット証券

SBI証券の画像
項目 内容
口座数 約15,000,000口座 ※2025年11月25日時点(SBIネオモバイル証券など含む)
取引手数料 【スタンダードプラン(1注文ごと)】 取引金額に関係なく0円【アクティブプラン(1日定額制)】 1日100万円以下の取引:0円※現物取引・信用取引・単元未満株(S株)もすべて対象です。
NISA対応
つみたて投資枠取扱銘柄数 〇(259銘柄)※2025年3月3日時点
成長投資枠対象商品 国内株 / 外国株 / 投資信託(約1,329銘柄 ※2025年3月3日時点)
投資信託 約2,550本 ※2025年3月3日時点
外国株 8カ国/米国株式(5,000銘柄)
取引ツール(PC) HYPER SBI 2 / HYPER SBI / SBI CFDトレーダー
スマホアプリ SBI証券 株アプリ / 米国株アプリ / かんたん積立 / HYPER FX / HYPER 先物 / HYPER CFD
提携銀行口座 SBI新生銀行 / 住信SBIネット銀行
ポイント投資・付与 Pontaポイント / dポイント / Vポイント(クレカ積立)
口座開設スピード 最短 翌営業日

SBI証券は口座数約1,500万と国内最多を誇る総合力No.1のネット証券です。

投資信託約2,600本、外国株9カ国、IPO年間78銘柄と取扱商品が圧倒的に豊富です。

  • 株式・投資信託の取引手数料が実質無料
  • 単元未満株「S株」で1株から購入可能
  • Vポイント・Pontaポイント・dポイントなど複数ポイント対応
  • 三井住友カードでのクレカ積立でポイント還元
  • IPO取扱数が業界トップクラス

幅広い投資ニーズに対応できるため、メイン口座として最もおすすめできる証券会社です。

SBI証券:会社概要

楽天証券|楽天ポイントが貯まる・使える

楽天証券LP画像
項目 内容
口座数 約12,000,000口座 ※2025年1月時点
取引手数料 【ゼロコース】 国内株式(現物・信用):0円 かぶミニ®(単元未満株):0円 投資信託:0円 ※ゼロコース選択時。 ※一部、スプレッドや信託財産留保額が発生する場合があります。
NISA対応 〇(新NISA対応)
つみたて投資枠取扱銘柄数 263銘柄 ※2025年4月24日時点
成長投資枠対象商品 国内株式 / 外国株式 / 投資信託(約1,345銘柄)
投資信託 約2,550本 ※2025年4月24日時点
外国株 6カ国/米国株式(約4,500銘柄)
取引ツール(PC) マーケットスピード / マーケットスピード II / 楽天MT4
スマホアプリ iSPEED / iSPEED for iPad / iSPEED FX / iSPEED 先物
提携銀行口座 楽天銀行(マネーブリッジ)
ポイント投資・付与 楽天ポイント(投資信託 / 国内株式 / 米国株式<円貨決済>)
口座開設スピード 最短 翌営業日

楽天証券は口座数約1,200万を誇り、楽天経済圏との連携が魅力の証券会社です。

楽天ポイントで投資信託や株式を購入でき、取引でもポイントが貯まります。

  • 株式取引手数料が実質無料(ゼロコース選択時)
  • 楽天ポイントで投資信託・株式を購入可能
  • 楽天カードでのクレカ積立で最大1%ポイント還元
  • 投資信託約2,550本、外国株6カ国と商品ラインナップが充実
  • 「MARKET SPEED II」など使いやすい取引ツール

楽天市場や楽天カードを利用している方には特におすすめです。

楽天証券:会社概要

GMOクリック証券|FX取引高国内No.1

GMOクリック証券のLP画像
項目 内容
口座数 約540,000口座 ※2025年3月末時点
取引手数料 【1約定ごとプラン】 ~5万円:50円 ~10万円:90円 ~20万円:100円 ~50万円:260円 ~100万円:460円 ~150万円:550円 ~3,000万円:880円 3,000万円超:930円【1日定額プラン】 ~100万円:0円 ~200万円:1,238円 ~300万円:1,691円 300万円超:以降100万円ごとに295円加算
NISA対応 〇(日本株・ETF・REITの売買手数料が無料)
つみたて投資枠取扱銘柄数 38銘柄(2025年4月24日時点)
成長投資枠対象商品 国内株 / 投資信託(112銘柄)
投資信託 約120本(すべて購入時手数料無料)
外国株 米国:4,300銘柄
取引ツール(PC) スーパーはっちゅう君 / はっちゅう君
スマホアプリ GMOクリック 株
提携銀行口座 GMOあおぞらネット銀行
ポイント投資・付与 なし
口座開設スピード 最短2営業日後(オンライン申込)

GMOクリック証券はFX取引高12年連続国内No.1の実績を持つ証券会社です。

株式・投資信託の取引手数料が完全無料、FXのスプレッドが業界最狭水準と、低コストが最大の魅力です。

  • 株式・投資信託の取引手数料が無条件で完全無料
  • FXのスプレッドが業界最狭水準(米ドル/円0.2銭)
  • CFD取引高11年連続国内No.1、約150銘柄を取り扱い
  • GMOあおぞらネット銀行との連携で金利優遇
  • 高機能な取引ツールが充実

FXやCFDを中心に取引したい方に最適な証券会社です。

GMOクリック証券:会社概要

マネックス証券|米国株投資に強い

マネックス証券のLP画像
項目 内容
口座数 約2,700,000口座 ※2025年2月時点
取引手数料 【取引毎手数料コース】
  • 5万円以下:55円(税込)

  • 5万超~10万円以下:99円

  • 10万超~20万円以下:115円

  • 20万超~50万円以下:275円

  • 50万超~100万円以下:535円

  • 100万超~150万円以下:640円

  • 150万超~3,000万円以下:1,013円

  • 3,000万円超:1,070円

NISA対応 〇(日本株・米国株・中国株・投資信託の売買手数料が無料)
つみたて投資枠取扱銘柄数 〇(銘柄数は公式サイトで確認)
成長投資枠対象商品 国内株 / 米国株 / 中国株 / 投資信託(約1,750本以上)
投資信託 約1,800本(購入時手数料すべて無料)
外国株 2カ国/米国株:約5,000銘柄以上(2025年1月27日時点)
取引ツール(PC) マネックストレーダー / 銘柄スカウター
スマホアプリ マネックス証券アプリ / 米国株アプリ / 投信アプリ
提携銀行口座 マネックス証券専用銀行口座(詳細は公式サイトで確認)
ポイント投資・付与 マネックスポイント / dポイント(投資信託の積立に利用可能)
口座開設スピード オンライン申込で最短翌営業日

マネックス証券は米国株投資に強みを持つ証券会社です。

米国株約5,000銘柄を取り扱い、時間外取引にも対応しています。

  • 米国株約5,000銘柄、時間外取引も可能
  • 単元未満株「ワン株」で1株から購入可能
  • マネックスカードでのクレカ積立で1.1%ポイント還元
  • 投資信託約1,800本と商品ラインナップが充実
  • IPO取扱数も年間54銘柄と豊富

米国株投資を本格的に行いたい方におすすめの証券会社です。

マネックス証券:会社概要

松井証券|25歳以下は手数料無料

松井証券のLP画像
項目 内容
口座数 約1,670,000口座 ※2025年3月時点
取引手数料 【ボックスレート(1日定額制)】 1日の約定代金合計50万円まで:0円 50万円超:1,000円(税込1,100円)~※25歳以下なら約定代金に関わらず手数料無料
NISA対応 〇(日本株、米国株、投資信託すべて売買手数料無料)
つみたて投資枠取扱銘柄数 〇(銘柄数は公式サイトで確認)
成長投資枠対象商品 国内株 / 米国株 / 投資信託(約1,800本以上)
投資信託 約1,900本以上(購入時手数料すべて無料)
外国株 米国株:約4,900銘柄(2025年4月23日時点)
取引ツール(PC) ネットストック・ハイスピード(無料)
スマホアプリ 日本株アプリ / 投信アプリ / 米国株アプリ(すべて無料)
提携銀行口座 MATSUI Bank(松井証券専用銀行)
ポイント投資・付与 松井証券ポイント(投資信託の積立に利用可能)
口座開設スピード 最短即日(スマートフォンによるオンライン申込)

松井証券は創業100年を超える老舗証券会社で、25歳以下の現物取引手数料が完全無料なのが特徴です。

サポート体制も充実しており、初心者に優しい証券会社です。

  • 25歳以下は現物・信用取引手数料が完全無料
  • 1日50万円までの取引は手数料無料(26歳以上も)
  • 投資信託約1,900本と商品ラインナップが充実
  • 電話サポートが充実、初心者でも安心
  • 米国株約4,900銘柄を取り扱い

若年層や投資初心者におすすめの証券会社です。

松井証券:会社概要

GMOクリック証券の口座開設方法|5つのステップ

GMOクリック証券の口座開設は、スマホやPCから簡単に手続きできます。

最短即日で取引を始められるので、具体的な手順を確認しておきましょう。

ステップ1:メールアドレスを登録

まずGMOクリック証券の公式サイトにアクセスし、「口座開設(無料)」ボタンをクリックします。

メールアドレスを入力すると、認証コードが記載されたメールが届きます。この認証コードを入力画面に入力して、メールアドレスの登録を完了させます。

メールアドレスは今後のログインや重要なお知らせの受信に使用するため、普段使っているアドレスを登録しましょう。フリーメールでも問題ありませんが、迷惑メールフォルダに振り分けられないよう設定を確認しておくと安心です。

ステップ2:本人情報を入力

氏名・生年月日・住所・電話番号などの基本情報を入力します。

続いて、職業・勤務先情報、投資経験、年収・金融資産などの情報も入力します。これらの情報は金融商品取引法に基づく確認事項で、すべての証券会社で必要となるものです。

特定口座の開設有無、NISA口座の開設希望なども選択します。特定口座(源泉徴収あり)を選択すると、確定申告が不要になるため、初心者には特におすすめです。入力内容に誤りがあると審査に時間がかかるため、正確に入力しましょう。

ステップ3:本人確認書類を提出

本人確認書類の提出方法は、「スピード本人確認」と「アップロード」の2種類から選べます。

スピード本人確認を選択すると、スマホのカメラで本人確認書類と自分の顔を撮影するだけで手続きが完了し、最短即日で口座開設が可能です。

本人確認書類として利用できるのは、マイナンバーカード、運転免許証、住民基本台帳カード、在留カードなどです。マイナンバーカードがあれば1枚で手続きが完了するため最も便利です。アップロード方式の場合は、郵送での本人確認となり、口座開設まで数日かかります。

ステップ4:審査・口座開設完了

提出した情報と本人確認書類を基に、GMOクリック証券で審査が行われます。

スピード本人確認を利用した場合、最短即日で審査が完了し、「口座開設完了のご案内」がメールで届きます。アップロード方式の場合は、2~3営業日程度かかります。

審査に通過すると、ログインIDとパスワードを設定するための案内メールが届きます。メールに記載されたURLにアクセスし、指示に従ってログイン情報を設定しましょう。この時点で口座開設は完了し、マイページにログインできるようになります。

ステップ5:初回ログイン・入金

設定したログインIDとパスワードでマイページにログインします。

初回ログイン時には、取引に必要な各種設定や規約の確認を行います。すべての設定が完了したら、取引に必要な資金を入金しましょう。

入金方法は、即時入金サービス(提携金融機関からの振込)と通常振込の2種類があります。即時入金サービスを利用すれば、手数料無料で即座に口座に反映されるため便利です。GMOあおぞらネット銀行の証券コネクト口座を開設すれば、銀行口座の残高が自動的に買付余力に反映されるため、さらにスムーズに取引を始められます。

まとめ

GMOクリック証券は、株式・投資信託の取引手数料が完全無料、FXのスプレッドが業界トップクラスの狭さという低コストが最大の魅力です。

FX取引高12年連続国内No.1、CFD取引高11年連続国内No.1という実績が、多くのトレーダーから信頼されている証拠といえます。

高機能な取引ツールも充実しており、スマホアプリ「GMOクリック 株」やPC向けツール「スーパーはっちゅう君」は、初心者から上級者まで使いやすい設計になっています。GMOあおぞらネット銀行との連携により、金利優遇や資金移動の利便性も高く、グループシナジーを活かしたサービスが魅力です。

一方で、投資信託の取扱数が約120本と少ない、外国株式の取引ができない、単元未満株の買付ができないなどのデメリットもあります。IPO取扱実績も年間35銘柄程度と他社より少なく、ポイントサービスがない点も人によってはマイナスポイントとなるでしょう。

GMOクリック証券は、FXやCFDを中心に取引したい人、国内株式を頻繁に売買する人、複数の金融商品を一つの口座で管理したい人に特におすすめです。逆に、投資信託で長期的な資産形成をしたい人、外国株式に投資したい人、少額から始めたい人には、他の証券会社との併用を検討した方が良いでしょう。

口座開設は無料で、維持費もかかりません。複数の証券会社を使い分けることで、それぞれの強みを活かした効率的な資産運用が可能になります。自分の投資スタイルに合った証券会社を選び、賢く投資を始めましょう。

なお、投資には元本割れのリスクがあります。ご自身の投資目的やリスク許容度に合わせて、慎重にご検討ください。最終的な投資判断はご自身の責任で行ってください。詳しくは各証券会社の公式サイトでご確認ください。

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