不動産投資ローン金利2026|年収別相場と1%台で借りる5つの方法

不動産投資を始めたいと考えているものの、「どこで物件を探せばいいのか分からない」「良い物件と悪い物件の見分け方が分からない」と悩んでいる方は多いのではないでしょうか。
不動産投資で成功するためには、物件探しの段階から適切な方法を選び、信頼できる情報源にアクセスすることが重要です。
本記事では、不動産投資の物件探しにおける3つの主要な方法から、投資目的別の探し方の違い、信頼できる不動産投資会社の選び方、優良物件を見極めるチェックポイントまで、初心者の方でも実践できる具体的な手順を解説します。
物件探しで失敗しないための知識を身につけ、安心して不動産投資をスタートさせましょう。

目次
不動産投資の物件を探す3つの方法

不動産投資を始める際、最初に直面する課題が「どこで物件を探すか」という問題です。
物件探しの方法は大きく分けて3つあり、それぞれにメリット・デメリットがあります。初心者の方は、これらの方法を組み合わせて活用することで、より多くの物件情報にアクセスできるようになります。
不動産投資専門のポータルサイトは、物件探しの最も手軽な方法です。代表的なサイトとして「楽待」「健美家」「LIFULL HOME’S 不動産投資」などがあり、全国の収益物件情報を24時間いつでも検索できます。
楽待は国内最大級の不動産投資ポータルサイトで、10万件以上の物件が登録されています(2026年1月時点)。健美家も約20万件の物件情報を掲載しており、検索機能が充実しているのが特徴です。
これらのサイトでは、地域・価格・利回り・築年数・構造など、詳細な条件を指定して物件を検索できます。希望条件を登録しておけば、新着物件情報がメールで自動配信される機能もあるため、効率的に物件探しを進められます。
好条件の物件はすぐに問い合わせが集中。新着通知を受け取ったら迅速に行動することが重要
また、掲載物件の中には成約済みの情報が削除されずに残っている場合もあります。気になる物件を見つけたら、必ず不動産会社に最新の募集状況を確認しましょう。
不動産投資会社に直接相談し、物件を紹介してもらう方法は、初心者に最もおすすめの探し方です。専門の担当者が投資目的や予算に合わせた物件を提案してくれるため、自分で膨大な物件情報を調べる手間が省けます。
不動産投資会社には、ポータルサイトに掲載される前の非公開物件を保有している場合も多くあります。特に、入居率が高く収益性の良い優良物件は、一般公開される前に既存顧客や購入意欲の高い投資家に優先的に紹介されます。
例えば、RENOSY(リノシー)は株式会社GA technologiesが運営する不動産投資サービスで、入居率99.6%(2025年10月末時点)という高い実績を持ちます。
出典: 株式会社GA technologies J.P.Returnsは入居率99.96%を誇り、都心のコンパクトマンション投資に強みがあります。
出典: J.P.Returns株式会社
物件紹介だけでなく、融資の相談や購入後の管理までトータルでサポートを受けられる
ただし、不動産投資会社によって得意とする物件タイプやエリアが異なります。複数の会社に相談して比較検討することをおすすめします。
投資を検討しているエリアの地元不動産仲介会社を活用する方法もあります。地元密着型の仲介会社は、その地域の市場動向や賃貸需要を熟知しており、大手ポータルサイトには掲載されない地域限定の物件情報を持っていることがあります。
地元仲介会社の強みは、周辺環境や入居者層、将来の開発計画など、地域に関する詳細な情報を提供してくれる点です。特に地方都市や郊外エリアでの物件探しでは、地元仲介会社の情報が貴重な判断材料になります。
地元仲介会社を見つける方法としては、投資を検討しているエリアの駅前を実際に歩いて店舗を探したり、インターネットで「〇〇市 不動産 投資」などのキーワードで検索する方法があります。
地元仲介会社と良好な関係を築けば、新着物件が出た際に真っ先に連絡をもらえる可能性が高まる
ただし、地元仲介会社の中には不動産投資に詳しくない会社もあります。投資用物件の取り扱い実績があるか、利回り計算やキャッシュフロー分析に対応できるかを事前に確認しましょう。

不動産投資の物件探しでは、自分の投資目的を明確にすることが成功への第一歩です。
税金対策を優先するのか、安定した収入を得たいのか、将来の資産形成を目指すのかによって、選ぶべき物件の条件が大きく異なります。ここでは、投資目的別に適した物件探しの戦略を解説します。
所得税・住民税の税金対策を目的とする場合、減価償却費を多く計上できる物件を選ぶことが重要です。減価償却費は実際の支出を伴わない経費として計上できるため、帳簿上の赤字を作り出し、給与所得と損益通算することで税効果が見込めます。
税金対策に適した物件の条件は、築年数が古い木造物件です。木造建物の法定耐用年数は22年と短く設定されており、築古物件ほど1年あたりの減価償却費が大きくなります。
築古物件は修繕費が高額になるリスクや、融資期間が短くなる可能性がある
また、税金対策を目的とした不動産投資は、個人の所得状況や税率によって効果が異なります。税理士に相談しながら、自分の状況に合った物件を選ぶことをおすすめします。
毎月の安定した収入を得ることを重視する場合、入居率が高く空室リスクの低い物件を選ぶことが最優先です。キャッシュフローを重視する投資では、利回りの高さよりも「確実に家賃が入ってくるか」が重要になります。
キャッシュフロー重視の物件探しでは、駅徒歩10分以内、主要駅へのアクセスが良好なエリアの物件を選びましょう。立地条件の良い物件は賃貸需要が安定しており、空室期間が短い傾向があります。
また、管理体制が充実している不動産投資会社の物件を選ぶことも重要です。プロパティエージェントは入居率99%、シーラ(SYLA)は入居率99.7%(2025年10月時点)という高い実績があり、安定した賃貸経営をサポートしています。
出典: プロパティエージェント株式会社
出典: 株式会社シーラ
表面利回りだけでなく実質利回りを確認し、ローン返済後に手元に残る金額をシミュレーションすること
将来的な資産価値の上昇や売却益を狙う場合、立地の将来性と建物の資産価値維持が重要なポイントになります。この戦略では、短期的な利回りよりも、長期的な資産価値の維持・向上を重視します。
資産形成目的の物件探しでは、都心部や再開発が予定されているエリアの物件を選びましょう。人口動態が安定しているエリアや、交通インフラの整備が進むエリアは、将来的な資産価値の下落リスクが低い傾向があります。
また、RC造(鉄筋コンクリート造)のマンションは木造に比べて耐用年数が長く、資産価値が維持されやすい特徴があります。築年数が浅い物件や、適切に管理されている物件を選ぶことで、将来の売却時に有利な条件で売却できる可能性が高まります。
購入時の価格が適正であるかを慎重に見極めることが重要。周辺の成約事例や相場を調査
自己資金が限られている方や、まずは小規模から不動産投資を始めたい方には、不動産クラウドファンディングという選択肢もあります。
不動産クラウドファンディングは、インターネットを通じて複数の投資家から資金を集め、不動産に投資する仕組みです。1万円から投資できるサービスが多く、現物不動産投資に比べて初期費用を大幅に抑えられます。
COZUCHI(コヅチ)は最低投資額1万円から始められ、想定年利率4%〜10%の案件を提供しています。CREAL(クリアル)も1万円から投資可能で、東証グロース上場のクリアル株式会社が運営しており、142件のファンド実績があります(2026年3月26日時点)。
出典: LAETOLI株式会社
出典: クリアル株式会社
運用期間中は途中解約ができない場合が多く、元本保証もない。リスクを理解したうえで投資判断を
信頼できる不動産投資会社の選び方

不動産投資で成功するためには、信頼できる不動産投資会社を選ぶことが不可欠です。
悪質な業者に騙されて不利な条件で契約してしまったり、管理が杜撰で空室が続いてしまうリスクを避けるために、会社選びの判断基準を知っておきましょう。
不動産投資会社を選ぶ際に最も重視すべき指標が入居率・稼働率です。入居率が高い会社は、賃貸需要の高いエリアで物件を供給しており、入居者募集や管理のノウハウが蓄積されています。
入居率99%以上を維持している会社は、優良な不動産投資会社の目安と言えます。RENOSY(リノシー)は入居率99.6%(2025年10月末時点)、J.P.Returnsは99.96%という業界トップクラスの実績を誇ります。
出典: 株式会社GA technologies
出典: J.P.Returns株式会社
入居率がいつ時点のものか、どの範囲の物件を対象にしているかも確認すること
また、入居率だけでなく、平均空室期間も重要な指標です。空室が発生してから次の入居者が決まるまでの期間が短い会社は、入居者募集力が高いと判断できます。
不動産投資会社の供給戸数や管理戸数は、その会社の事業規模と実績を示す重要な指標です。供給戸数が多い会社は、多くの投資家から信頼されて物件を販売してきた実績があると言えます。
規模が大きい会社は、物件の仕入れルートが豊富で、入居者募集のネットワークも広いため、安定した賃貸経営をサポートできる体制が整っています。
供給戸数が多いからといって必ずしも良い会社とは限らない。入居率や管理の質が重要
不動産投資会社が上場企業であるか、上場企業のグループ会社であるかは、信頼性を判断する重要な材料になります。上場企業は、財務状況や経営状況が公開されており、コンプライアンス体制も整備されています。
RENOSY(リノシー)を運営する株式会社GA technologiesは東証グロース上場、CREAL(クリアル)を運営するクリアル株式会社も東証グロース上場企業です。プロパティエージェントはミガロホールディングス株式会社(東証プライム)のグループ会社として、安定した経営基盤を持ちます。
出典: 株式会社GA technologies
出典: クリアル株式会社
出典: プロパティエージェント株式会社
上場企業は投資家保護の観点から厳格な情報開示義務があり、不正行為が行われにくい環境
不動産投資会社を選ぶ際は、宅建業免許番号を必ず確認しましょう。宅建業免許番号は、不動産会社が宅地建物取引業の免許を受けたときに割り振られる番号で、会社のホームページや広告に必ず記載されています。
宅建業免許番号は「国土交通大臣免許(〇)第××号」または「〇〇県知事免許(〇)第××号」という形式で表示されます。複数の都道府県に事務所がある場合は国土交通大臣免許、1つの都道府県内のみで営業する場合は都道府県知事免許となります。
カッコ内の数字は免許の更新回数を示しており、数字が大きいほど長期間営業を続けている会社であることが分かります。免許の更新は5年に1度行われるため、例えば(5)と記載されている場合、最低でも25年以上営業している可能性があります。
更新回数が少なくても、事業拡大で知事免許から大臣免許に切り替わった場合は番号がリセットされる
不動産投資会社を選ぶ際、担当者の知識と対応の質も重要な判断材料です。担当者が不動産投資の基礎知識やリスクについて正確に説明できるか、質問に対して誠実に答えてくれるかを確認しましょう。
信頼できる担当者は、物件のメリットだけでなく、デメリットやリスクも正直に説明してくれます。「絶対に儲かる」「リスクはない」といった断定的な表現を使う担当者には注意が必要です。
また、契約を急かしたり、強引に購入を勧めてくる担当者も避けるべきです。不動産投資は高額な投資判断であり、十分に検討する時間が必要です。投資家のペースに合わせて丁寧に対応してくれる担当者を選びましょう。
担当者の質を見極めるには、複数の会社に相談して比較することが有効
優良物件を見極める6つのチェックポイント

不動産投資で成功するためには、優良物件を見極める目利き力が必要です。
表面的な利回りの高さだけで判断せず、立地条件・収益性・建物の状態など、多角的な視点から物件を評価することが重要です。ここでは、優良物件を見極めるための6つのチェックポイントを解説します。
不動産投資において、立地条件は最も重要な要素です。どれだけ建物が新しくても、立地が悪ければ入居者は集まりません。逆に、立地が良ければ多少築年数が古くても安定した賃貸需要が見込めます。
立地条件を評価する際の第一のポイントは駅からの距離です。一般的に、駅徒歩10分以内の物件は賃貸需要が高く、空室リスクが低い傾向があります。特に単身者向けのコンパクトマンションでは、駅近であることが入居の決め手になることが多いです。
周辺環境も重要なチェックポイントです。コンビニ・スーパー・飲食店などの生活利便施設が近くにあるか、治安が良いエリアか、騒音や悪臭の原因となる施設がないかを確認しましょう。
再開発計画や交通インフラの整備予定があるエリアは、将来的に資産価値が上昇する可能性
立地条件を調べる方法としては、実際に現地を訪れて周辺環境を確認することが最も確実です。昼間と夜間で雰囲気が変わる場合もあるため、時間帯を変えて複数回訪れることをおすすめします。
不動産投資の収益性を測る指標として「利回り」がありますが、表面利回りと実質利回りの違いを正しく理解することが重要です。
表面利回り(グロス利回り)は、年間家賃収入を物件価格で割った数値で、経費を考慮していない利回りです。不動産会社の広告では表面利回りが記載されていることが多く、物件を比較する際の目安になります。
一方、実質利回り(ネット利回り)は、年間家賃収入から管理費・修繕積立金・固定資産税・保険料などの経費を差し引いた実質的な利回りです。実際の収益性を判断するには、実質利回りを確認する必要があります。
表面利回り8%の物件でも、経費を差し引くと実質利回りは5%程度になることがある
利回りを評価する際は、そのエリアの相場と比較することも重要です。周辺物件の利回り相場よりも極端に高い物件は、何らかの問題を抱えている可能性があります。立地が悪い、築年数が古い、修繕費が高額になる可能性があるなど、高利回りの理由を慎重に確認しましょう。
築年数と建物構造は、物件の資産価値や修繕費用に大きく影響する要素です。一般的に、築年数が古い物件ほど修繕費が高額になるリスクがあり、融資期間も短くなる傾向があります。
建物構造は、RC造(鉄筋コンクリート造)・鉄骨造・木造の3つに大別されます。RC造は耐用年数が47年と長く、耐震性・耐火性に優れていますが、建築コストが高いため物件価格も高額になります。
鉄骨造は耐用年数が34年(重量鉄骨の場合)で、RC造と木造の中間的な性質を持ちます。木造は耐用年数が22年と短く、建築コストが低いため利回りが高くなる傾向がありますが、修繕費が高額になるリスクや、融資期間が短くなる可能性があります。
マンションでは一般的に12〜15年周期で大規模修繕が実施される。購入後すぐに修繕が予定されている場合は一時金負担の可能性
物件の管理状況は、将来的な資産価値の維持や入居者の満足度に直結する重要な要素です。管理が行き届いている物件は、入居者の定着率が高く、空室リスクが低い傾向があります。
管理状況を確認する方法としては、実際に物件を訪れてエントランス・共用部分・ゴミ置き場の清掃状態をチェックすることが有効です。清掃が行き届いていない物件は、管理会社の対応が杜撰である可能性があります。
修繕履歴も重要な確認ポイントです。過去にどのような修繕が行われたか、次回の大規模修繕がいつ予定されているか、修繕積立金の残高は十分かを確認しましょう。修繕積立金が不足している場合、将来的に一時金の負担が発生するリスクがあります。
区分マンションを購入する場合は、管理組合の議事録を閲覧し、住民間のトラブルがないかをチェック
物件を購入する際は、告知事項の有無を必ず確認しましょう。告知事項とは、物件の取引において買主が知っておくべき重要な事実のことで、心理的瑕疵・物理的瑕疵・法的瑕疵・環境的瑕疵の4つに分類されます。
心理的瑕疵とは、過去に物件内で事件・事故・自殺などがあった場合を指します。このような物件は「事故物件」と呼ばれ、入居者が敬遠する傾向があるため、賃料を下げたり、空室期間が長くなるリスクがあります。
物理的瑕疵とは、建物の構造や設備に欠陥がある場合を指します。雨漏り・シロアリ被害・配管の破損などが該当します。購入後に修繕費用が高額になる可能性があるため、事前に確認が必要です。
法的瑕疵(違法建築・接道義務違反)のある物件は、融資が受けられない場合や将来的に建て替えができないリスク
環境的瑕疵とは、周辺環境に問題がある場合を指します。騒音・悪臭・日照阻害などが該当します。これらの瑕疵は、不動産会社が重要事項説明書で告知する義務がありますが、不動産会社が把握していない場合もあります。現地確認や周辺住民へのヒアリングで、自分でも情報を集めることが重要です。
物件の収益性を正確に判断するためには、そのエリアの賃料相場と空室率を調べることが不可欠です。不動産会社が提示する想定賃料が相場よりも高く設定されている場合、実際には入居者が決まらず、想定していた利回りを達成できないリスクがあります。
賃料相場を調べる方法としては、LIFULL HOME’SやSUUMOなどの賃貸ポータルサイトで、同じエリア・同じ間取り・同じ築年数の物件がいくらで募集されているかを確認する方法が有効です。
空室率は、そのエリアの賃貸需要を示す重要な指標です。空室率が高いエリアは、入居者が集まりにくく、空室リスクが高い傾向があります。LIFULL HOME’Sの不動産投資サイトでは、市区町村別の空室率データを確認できます。
レントロール(賃貸借契約の一覧表)を確認し、各部屋の入居期間や賃料を把握することが重要
非公開物件を優先的に紹介してもらう3つの方法

不動産投資で成功している投資家の多くは、一般に公開される前の非公開物件を優先的に紹介してもらっています。
非公開物件は、ポータルサイトに掲載される前に既存顧客や購入意欲の高い投資家に優先的に案内される物件です。好条件の物件ほど非公開で取引されることが多いため、非公開物件にアクセスできるかどうかが投資成果を左右します。
不動産会社に非公開物件を優先的に紹介してもらうためには、自分の年収・資産状況・融資枠を正確に伝えることが重要です。不動産会社は、購入できる可能性が高い顧客に優先的に物件を紹介します。
年収や資産状況を伝えることで、不動産会社はあなたの購入可能な価格帯を把握でき、適切な物件を提案しやすくなります。また、事前に金融機関で融資の仮審査を受けておき、融資枠を明確にしておくことで、「この人は本気で購入を検討している」という信頼を得られます。
楽待のプレミアム会員では、収入証明を提出することで非公開物件情報を優先的に受け取れる
ただし、個人情報を提供する際は、信頼できる不動産会社かどうかを慎重に見極めることが重要です。宅建業免許番号や会社の実績を確認し、安心して情報を提供できる会社を選びましょう。
不動産会社に非公開物件を紹介してもらうためには、購入意欲が高いことを明確に伝えることが重要です。「良い物件があれば購入したい」という曖昧な姿勢ではなく、「〇ヶ月以内に購入したい」「条件が合えばすぐに購入する」という具体的な意思を示しましょう。
また、希望条件を具体的に伝えることも重要です。エリア・価格帯・利回り・築年数・物件タイプなど、自分の投資基準を明確にして不動産会社に伝えることで、条件に合った物件が出た際に真っ先に連絡をもらえる可能性が高まります。
希望条件を厳しく設定しすぎると紹介できる物件が限られる。絶対に譲れない条件と妥協できる条件を区別
不動産会社とのコミュニケーションも重要です。定期的に連絡を取り、物件探しの状況を共有することで、不動産会社の担当者に自分のことを覚えてもらい、優先的に情報を提供してもらえる関係を築きましょう。
非公開物件の情報にアクセスするためには、複数の不動産会社と良好な関係を構築することが有効です。1社だけに依存するのではなく、3〜5社程度の不動産会社と並行して関係を築くことで、より多くの物件情報にアクセスできます。
複数の不動産会社と付き合う際は、それぞれの会社の得意分野を理解することが重要です。都心のコンパクトマンションに強い会社、地方の一棟アパートに強い会社、築古物件の再生に強い会社など、各社の特徴を把握し、目的に応じて使い分けましょう。
同じ物件を複数の会社から紹介された場合は、最初に紹介してくれた会社を通じて購入手続きを進めるのがマナー
また、不動産会社との関係構築では、誠実な対応を心がけることが重要です。物件を紹介してもらったら必ず返信する、断る場合は理由を説明する、約束を守るなど、基本的なビジネスマナーを守ることで、信頼関係を築くことができます。
物件探しで避けるべき3つの失敗パターン

不動産投資の物件探しでは、初心者がよく陥る失敗パターンがあります。
これらの失敗を事前に知っておくことで、同じ過ちを繰り返さずに済みます。ここでは、物件探しで特に注意すべき3つの失敗パターンを解説します。
不動産投資の初心者が最も陥りやすい失敗が、表面利回りの高さだけで物件を判断してしまうことです。表面利回りは経費を考慮していないため、実際の収益性を正確に反映していません。
例えば、表面利回り10%の物件でも、管理費・修繕積立金・固定資産税・保険料などの経費を差し引くと、実質利回りは6%程度になることがあります。さらに、空室期間や修繕費用を考慮すると、実際のキャッシュフローはさらに低くなります。
表面利回りが高い物件には必ず理由がある。立地が悪い、築年数が古い、管理状態が悪い、事故物件など
物件を評価する際は、必ず実質利回りを計算し、ローン返済後のキャッシュフローをシミュレーションしましょう。また、空室リスクや修繕費用も考慮に入れ、余裕を持った収支計画を立てることが重要です。
物件探しで注意すべきもう一つの失敗が、おとり物件に時間を浪費してしまうことです。おとり物件とは、実際には取引できないにもかかわらず、集客目的で掲載されている物件のことです。
おとり物件には、すでに成約済みの物件を削除せずに掲載し続けているケースや、架空の好条件物件を掲載して問い合わせを集め、来店後に別の物件を紹介するケースがあります。これらは宅地建物取引業法で禁止されている違法行為ですが、残念ながら完全になくなっていないのが現状です。
おとり物件を見分けるには、相場よりも極端に条件が良い物件に注意。問い合わせ時に「現地集合は可能か」と尋ねることも有効
おとり物件に遭遇した場合は、その不動産会社との取引を避け、他の信頼できる会社を探すことをおすすめします。時間は貴重な資源です。おとり物件に惑わされず、効率的に物件探しを進めましょう。
遠方の物件を購入する場合や、多忙で時間が取れない場合でも、現地確認をせずに契約してしまうのは非常に危険です。図面や写真だけでは分からない物件の状態や周辺環境の問題が、現地に行くことで初めて分かることがあります。
現地確認では、建物の外観・共用部分の清掃状態・エントランスの雰囲気・周辺環境の治安・騒音や悪臭の有無などをチェックしましょう。昼間と夜間で雰囲気が変わる場合もあるため、可能であれば時間帯を変えて複数回訪れることをおすすめします。
現地確認の際は、入居者目線で物件を評価することが重要です。自分がこの物件に住みたいと思うか、家族や友人に勧められるかという視点で判断しましょう。投資家視点だけでなく、入居者視点を持つことで、空室リスクを減らすことができます。
どうしても現地確認が難しい場合は、不動産会社に追加の写真や動画を依頼したり、Googleストリートビューで周辺環境を確認する方法も
物件種類別の探し方

不動産投資には、区分マンション・一棟アパート・一棟マンション・戸建てなど、さまざまな物件タイプがあります。
それぞれの物件タイプによって、探し方や注意すべきポイントが異なります。自分の投資目的や資金力に合った物件タイプを選び、適切な方法で物件を探すことが重要です。
区分マンション投資は、マンションの1部屋を購入して賃貸する投資方法です。初期投資額が比較的少なく、管理の手間も少ないため、不動産投資の初心者に最も人気があります。
区分マンションの物件探しでは、立地条件が最優先です。駅徒歩10分以内、主要駅へのアクセスが良好なエリアの物件を選ぶことで、安定した賃貸需要を確保できます。特に、単身者向けのコンパクトマンションでは、駅近であることが入居率に大きく影響します。
RENOSY(リノシー)やJ.P.Returnsなど、都心のコンパクトマンション投資に特化した不動産投資会社を利用する方法が効率的
区分マンション投資の注意点は、管理費・修繕積立金が高額になる場合があることです。購入前に管理費・修繕積立金の金額を確認し、実質利回りを正確に計算しましょう。また、管理組合の運営状況や修繕計画も確認し、将来的な一時金負担のリスクを把握することが重要です。
一棟アパート・マンション投資は、建物全体を購入して複数の部屋を賃貸する投資方法です。区分マンション投資に比べて初期投資額が大きくなりますが、複数の部屋から家賃収入を得られるため、収益性が高い傾向があります。
一棟物件の物件探しでは、利回りだけでなく、土地の資産価値も重要な評価ポイントになります。建物は経年劣化しますが、土地は劣化しないため、土地値が高いエリアの物件は資産価値が維持されやすい特徴があります。
一棟物件は地元の仲介会社が独占的に扱っている場合があり、ポータルサイトには掲載されない物件情報にアクセスできる可能性
一棟物件投資の注意点は、管理の手間が大きいことです。複数の部屋を管理する必要があり、入居者募集・クレーム対応・修繕手配などの業務が発生します。管理会社に委託する場合でも、オーナーとしての責任は残るため、ある程度の時間と労力を投入できる方に向いています。
戸建て投資は、一戸建て住宅を購入して賃貸する投資方法です。ファミリー層をターゲットにできるため、入居期間が長く、安定した賃貸経営が期待できます。
戸建て投資の物件探しでは、築古物件を安く購入してリフォームする戦略が人気です。築30年以上の戸建てを数百万円で購入し、リフォームして賃貸することで、高い利回りを実現できる場合があります。
戸建て物件を探す際は、不動産ポータルサイトだけでなく、空き家バンクや競売物件サイトも活用
戸建て投資の注意点は、修繕費用が高額になる可能性があることです。戸建ては建物全体がオーナーの所有物であるため、屋根・外壁・給排水設備など、すべての修繕費用をオーナーが負担する必要があります。購入前に建物の状態を専門家に調査してもらい、修繕費用を見積もっておくことをおすすめします。
物件探しに役立つツール・サービス一覧

効率的に物件探しを進めるためには、さまざまなツールやサービスを活用することが有効です。
ここでは、不動産投資の物件探しに役立つ主要なツール・サービスを紹介します。それぞれの特徴を理解し、目的に応じて使い分けましょう。
不動産投資専門のポータルサイトは、物件探しの基本ツールです。主要なサイトの特徴を理解し、複数のサイトを併用することで、より多くの物件情報にアクセスできます。
楽待は、国内最大級の不動産投資ポータルサイトで、10万件以上の物件が登録されています(2026年1月時点)。希望条件を登録しておけば、新着物件情報がメールで自動配信されます。また、楽待プレミアム会員になることで、不動産投資セミナーの優先参加やキャッシュフローシミュレーション機能を利用できます。
健美家は、約20万件の物件情報を掲載しており、詳細な条件検索が可能です。利回り・エリア・築年数・構造など、細かい条件を指定して物件を絞り込めます。また、不動産投資家によるコラムや投資家交流会など、学習コンテンツも充実しています。
掲載物件の中におとり物件が混在している可能性がある。相場よりも極端に条件が良い物件には注意
競売物件は、裁判所が差し押さえた不動産を入札形式で売却する制度です。市場価格よりも安く物件を購入できる可能性がありますが、初心者にはリスクが高い方法であるため、十分な知識と経験を積んでから挑戦することをおすすめします。
競売物件の情報は、BIT(不動産競売物件情報サイト)で検索できます。物件の所在地・評価額・入札期間などの情報が公開されており、誰でも閲覧できます。
競売物件は内覧ができず、占有者が立ち退かない場合は法的手続きが必要になることも。専門家のサポートを受けることを推奨
公売は、税金滞納者の財産を自治体が売却する制度です。KSI官公庁オークションなどのサイトで情報を確認できます。競売と同様に、初心者にはリスクが高い方法であるため、専門家のサポートを受けることをおすすめします。
空き家バンクは、地方自治体が運営する空き家情報の提供サービスです。人口減少が進む地方都市では、空き家の有効活用を促進するため、格安の物件情報を提供している場合があります。
空き家バンクの物件は、数百万円で購入できる格安物件が多く、高利回りを実現できる可能性があります。ただし、物件の状態が悪い場合が多く、リフォーム費用が高額になるリスクがあります。購入前に建物の状態を専門家に調査してもらい、総投資額を正確に見積もることが重要です。
地方自治体によっては、空き家のリフォーム費用を補助する制度や、移住者向けの支援制度を提供している場合がある
空き家バンクの注意点は、賃貸需要が低いエリアの物件が多いことです。格安で購入できても、入居者が見つからなければ収益を得られません。購入前に、そのエリアの賃貸需要や人口動態を調査し、安定した賃貸経営が可能かを慎重に判断しましょう。
不動産投資の物件探しでは、初心者の方が共通して抱く疑問があります。
ここでは、物件探しに関するよくある質問に回答します。これらの疑問を解消し、安心して物件探しを進めましょう。
物件探しにかかる期間は、投資目的や希望条件によって大きく異なりますが、一般的には3ヶ月〜6ヶ月程度が目安です。条件を厳しく設定している場合や、特定のエリアにこだわる場合は、1年以上かかることもあります。逆に、条件を柔軟に設定している場合や、不動産投資会社から紹介を受ける場合は、1ヶ月程度で購入を決断できることもあります。
自宅から遠く離れたエリアの物件を購入する場合、現地確認が難しいという課題があります。遠隔地の物件を探す際は、信頼できる不動産投資会社を選び、物件の詳細な情報や写真・動画を提供してもらいましょう。また、管理体制が整っている会社を選ぶことも重要です。可能であれば、購入前に一度は現地を訪れることをおすすめします。
自己資金が少ない場合でも、不動産投資を始める方法はあります。フルローンやオーバーローンを活用することで、自己資金10万円〜100万円程度から不動産投資を始められる場合があります。RENOSY(リノシー)やJ.P.Returnsなどの不動産投資会社では、初期費用10万円程度から始められるプランを提供しています。また、不動産クラウドファンディングを活用すれば、1万円から不動産投資を始められます。
ポータルサイトに掲載されている物件の中には、すでに成約済みの物件が含まれている場合があります。特に、掲載から時間が経過している物件や、条件が良すぎる物件は、すでに買付が入っている可能性が高いです。気になる物件を見つけたら、迅速に不動産会社に問い合わせて、最新の募集状況を確認しましょう。新着物件の通知機能を設定しておくことをおすすめします。
複数の不動産会社に同時に相談することは、全く問題ありません。むしろ、複数の会社から情報を集めることで、より多くの物件情報にアクセスでき、各社の提案内容を比較検討できるメリットがあります。ただし、同じ物件を複数の会社から紹介される場合は、最初に紹介してくれた会社を通じて購入手続きを進めるのがマナーです。
物件探しを始める前に、融資の事前審査を受けておくことを強くおすすめします。事前審査を受けることで、自分の融資枠(いくらまで借りられるか)を把握でき、予算に合った物件を効率的に探せます。また、良い物件が見つかった際にスムーズに購入手続きを進められます。事前審査は、金融機関や不動産投資会社を通じて申し込むことができます。
不動産投資の物件探しでは、複数の情報源を活用し、信頼できる不動産投資会社と良好な関係を築くことが成功への鍵です。
ポータルサイトで広く情報を集めるとともに、不動産投資会社からの紹介や地元仲介会社の活用など、さまざまな方法を組み合わせることで、より多くの物件情報にアクセスできます。特に、非公開物件を優先的に紹介してもらうためには、購入意欲を明確に示し、年収・資産状況を正確に伝えることが重要です。
物件を評価する際は、表面利回りだけでなく、立地条件・実質利回り・築年数・管理状況・告知事項など、多角的な視点から判断しましょう。また、現地確認を必ず行い、入居者目線で物件を評価することで、空室リスクを減らすことができます。
不動産投資は元本や利益が保証された金融商品ではありません。不動産価格の変動、空室の発生、修繕費の増加、金利の変動等により、投資元本を下回る損失が生じる可能性があります
不動産クラウドファンディングにおいても、運用期間中の途中解約ができない場合があり、元本割れのリスクがあります。投資を行う際は、事業者の登録状況を確認し、契約内容や重要事項説明書をよくお読みのうえ、ご自身の判断と責任で投資判断を行ってください。
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