FX移動平均線の使い方|ダマシ回避と期間設定を図解

FXという言葉を耳にして興味を持ったものの、「仕組みがよくわからない」「難しそう」と感じている方も多いのではないでしょうか。
FX(外国為替証拠金取引)は、2つの通貨を交換する取引で、為替レートの変動を利用して利益を狙う金融商品です。
少額から始められる、24時間取引できる、円高・円安どちらでも利益を狙えるなど、多くのメリットがある一方で、レバレッジによる損失拡大リスクも存在します。
この記事では、FXの基本的な仕組みから利益が出る2つの方法、レバレッジの概念、リスク管理まで、初心者の方にもわかりやすく解説します。
FXを始める前に知っておくべき知識を一通り身につけることができます。
目次
FXの仕組みとは?初心者でもわかる基本の流れ
FXとは何か、どのような仕組みで取引が行われるのかを理解することが、FXを始める第一歩です。
ここでは、FXの定義から通貨ペアの概念、証拠金とレバレッジの基本まで、初心者の方にもわかりやすく解説します。
FXは「Foreign Exchange」の略称で、日本語では外国為替証拠金取引と呼ばれます。
外国為替とは、異なる通貨を交換することを指し、FXでは証拠金を担保に、その何倍もの金額で外貨の売買を行うことができます。
一般的な外貨預金では、実際に通貨を購入して保有しますが、FXでは「差金決済」という仕組みを採用しています。
差金決済とは、通貨の受け渡しを行わず、売買の差額のみを決済する方法です。
たとえば、1ドル=100円の時に米ドルを買い、1ドル=110円になった時に売れば、10円の差額が利益となります。
実際にドル紙幣を受け取らず、差額の利益だけが反映される
FXは金融商品取引法に基づき、金融庁に登録された業者のみが提供できる金融商品です。
投資者保護のため、証拠金規制やロスカットルールなど、さまざまな規制が設けられています。
FXでは、2つの通貨を組み合わせた「通貨ペア」を売買します。
たとえば「米ドル/円」という通貨ペアは、米ドルと日本円の交換レートを表しており、「1ドル=150円」という表示は、1米ドルを購入するのに150円が必要という意味です。
通貨ペアには、取引量の多い「メジャー通貨ペア」と、取引量が比較的少ない「マイナー通貨ペア」があります。
メジャー通貨ペアには、米ドル/円、ユーロ/円、ポンド/円などがあり、値動きが比較的安定しているため初心者にも取引しやすいとされています。
一方、トルコリラ/円やメキシコペソ/円などの新興国通貨ペアは、金利が高くスワップポイントが魅力的ですが、値動きが激しくリスクも高い傾向があります。
FX会社によって取り扱う通貨ペア数は異なり、みんなのFXやLIGHT FXでは51通貨ペア、GMOクリック証券(FXネオ)では24通貨ペアを取り扱っています。
通貨ペアの選択は、取引スタイルやリスク許容度に応じて行いましょう
FXの最大の特徴は、証拠金を預けることで、その何倍もの金額の取引ができる「レバレッジ」の仕組みです。
証拠金とは、取引の担保として預け入れる資金のことで、この証拠金を元に、実際の資金よりも大きな金額の取引が可能になります。
日本国内のFX取引では、個人の場合、最大25倍のレバレッジをかけることができます。
出典: 金融先物取引業協会 個人顧客を相手方とするFX取引に係る証拠金規制
これは、取引金額の4%以上の証拠金を預け入れる必要があることを意味します。
出典: 金融先物取引業協会 個人顧客を相手方とするFX取引に係る証拠金規制
たとえば、1ドル=150円の時に1万ドル(150万円相当)の取引をする場合、レバレッジ25倍なら6万円の証拠金で取引が可能です。
このレバレッジ規制は、2011年8月から施行されており、それ以前は50倍や100倍といった高レバレッジ取引も可能でした。
出典: 金融先物取引業協会 個人顧客を相手方とするFX取引に係る証拠金規制
しかし、高レバレッジによる投資家の損失拡大や業者の財務悪化を防ぐため、金融商品取引業等に関する内閣府令が改正され、現在の25倍が上限となりました。
出典: 金融先物取引業協会 個人顧客を相手方とするFX取引に係る証拠金規制
レバレッジは利益を拡大させる一方、損失も同様に拡大させます
FXで利益が出る2つの仕組み
FXで利益を得る方法は、大きく分けて2つあります。
為替レートの変動を利用した「為替差益」と、2つの通貨間の金利差から生じる「スワップポイント」です。
それぞれの仕組みを理解することで、自分に合った取引スタイルを選ぶことができます。
為替差益とは、為替レートの変動を利用して得られる利益のことです。
「安く買って高く売る」または「高く売って安く買い戻す」ことで、その差額が利益となります。
たとえば、1ドル=100円の時に1万ドルを買い、1ドル=110円になった時に売却すると、10万円の利益が得られます。
計算式は「(110円 – 100円)× 1万ドル = 10万円」となります。
為替差益を狙う取引は、短期間で利益を得られる可能性がある一方で、予想と反対方向に相場が動いた場合は損失が発生します。
デイトレードやスキャルピングなど、短期売買で為替差益を積み重ねる取引スタイルもあれば、数日から数週間ポジションを保有するスイングトレードもあります。
為替レートは経済指標、金融政策、政治情勢などで変動します
FXの大きな魅力の一つは、円高・円安どちらの局面でも利益を狙えることです。
これは、FXでは「買い」だけでなく「売り」からも取引を始められるためです。
円安が進むと予想する場合は、外貨を「買い」から入ります。
たとえば、1ドル=100円の時に米ドルを買い、1ドル=110円の円安になった時に売れば、10円の利益が得られます。
逆に、円高が進むと予想する場合は、外貨を「売り」から入ることができます。
1ドル=100円の時に米ドルを売り、1ドル=90円の円高になった時に買い戻せば、10円の利益となります。
売りから始める取引は「空売り」とも呼ばれ、FXならではの仕組み
ただし、予想が外れた場合は損失が発生するため、相場の方向性を見極める分析力が求められます。
スワップポイントとは、2つの通貨間の金利差によって発生する損益のことで、「金利差調整分」とも呼ばれます。
各国の通貨にはそれぞれ政策金利が設定されており、この金利差がスワップポイントとして毎日付与されます。
高金利通貨を買って低金利通貨を売ると、その金利差分をスワップポイントとして受け取ることができます。
たとえば、米ドルの金利が5%、日本円の金利が0.5%の場合、米ドル/円を買いポジションで保有すると、4.5%の金利差分がスワップポイントとして付与されます。
スワップポイントは、ポジションを翌日に持ち越した際に発生し、ニューヨーク市場のクローズ時点(日本時間午前7時、夏時間は午前6時)で保有していると付与される仕組みです。
スワップポイントは各国の金融政策によって日々変動します
スワップポイントを狙った長期運用は、頻繁に売買する必要がなく、ポジションを保有しているだけで毎日利益を積み上げられるのが魅力です。
ただし、逆に低金利通貨を買って高金利通貨を売ると、マイナススワップとして金利差分を支払う必要があります。
高金利通貨は為替変動が激しく、為替差損のリスクがあります
レバレッジはFXの最大の特徴であり、少額の資金で大きな取引を可能にする仕組みです。
しかし、レバレッジは利益だけでなく損失も拡大させるため、正しく理解して活用することが重要です。
レバレッジとは「てこの原理」を意味する言葉で、FXでは証拠金を担保に、その何倍もの金額の取引ができる仕組みを指します。
国内FXでは、個人の場合、金融商品取引業等に関する内閣府令により、最大25倍のレバレッジが認められています。
出典: 金融先物取引業協会 個人顧客を相手方とするFX取引に係る証拠金規制
これは、取引金額の4%以上の証拠金を預け入れる必要があることを意味します。
出典: 金融先物取引業協会 個人顧客を相手方とするFX取引に係る証拠金規制
たとえば、100万円の証拠金があれば、最大2,500万円相当の取引が可能になります。
レバレッジ25倍の規制は、2011年8月から施行されており、それ以前の50倍から引き下げられました。
出典: 金融先物取引業協会 個人顧客を相手方とするFX取引に係る証拠金規制
規制は顧客保護と過当投機の防止を目的としています
FX取引を行うには、ポジションを維持するための「必要証拠金」を口座に預け入れる必要があります。
必要証拠金の計算式は「取引金額 × 証拠金率(4%)」または「取引金額 ÷ レバレッジ(25倍)」です。
具体的な計算例を見てみましょう。
1ドル=150円の時に1万ドル(150万円相当)の取引をする場合、必要証拠金は「150万円 ÷ 25 = 6万円」となります。
つまり、6万円の証拠金があれば、150万円相当の米ドルを取引できるということです。
必要証拠金ギリギリでの取引は、ロスカットリスクが高まります
実際の取引では、必要証拠金の2倍から3倍程度の資金を口座に入れておくことが推奨されます。
たとえば、6万円の必要証拠金に対して、12万円から18万円程度の資金を用意しておくと、ある程度の相場変動に耐えられます。
レバレッジ25倍で取引した場合の損益を具体的に見てみましょう。
1ドル=100円の時に10万円の証拠金で2.5万ドル(250万円相当)を買ったとします。
この場合、レバレッジは「250万円 ÷ 10万円 = 25倍」です。
為替レートが1ドル=101円に上昇した場合、利益は「(101円 – 100円)× 2.5万ドル = 2.5万円」となります。
証拠金10万円に対して2.5万円の利益なので、利益率は25%です。
逆に、為替レートが1ドル=99円に下落した場合、損失は「(99円 – 100円)× 2.5万ドル = -2.5万円」となります。
1円の値動きで証拠金の25%が増減します
さらに大きく相場が動いた場合、たとえば1ドル=96円まで下落すると、損失は「(96円 – 100円)× 2.5万ドル = -10万円」となり、証拠金全額を失うことになります。
実際には、証拠金維持率が一定水準を下回るとロスカットが執行されますが、急激な相場変動時には証拠金以上の損失が発生する可能性もあります。
初心者の方は、レバレッジを2倍から3倍程度に抑えて取引することをおすすめします。
FX取引の基本用語
FX取引を始める前に、必ず理解しておくべき専門用語があります。
ここでは、取引コストや取引単位、リスク管理に関わる5つの重要な用語を解説します。
スプレッドとは、通貨の売値(Bid)と買値(Ask)の差のことで、FX取引における実質的なコストです。
たとえば、米ドル/円の売値が150.000円、買値が150.002円の場合、スプレッドは0.2銭となります。
この0.2銭が、取引ごとにかかるコストです。
スプレッドは原則固定(例外あり)としているFX会社が多く、みんなのFX、GMOクリック証券(FXネオ)、DMM FXなどでは米ドル/円のスプレッドが0.2銭です。
SBI FXトレードでは0.18銭と、業界最狭水準のスプレッドを提供しています。
スプレッドは原則固定ですが、経済指標発表時等は拡大することがあります
ロットとは、FX取引における取引単位のことです。
FX会社によって1ロットが何通貨を指すかは異なり、一般的には「1ロット=1万通貨」または「1ロット=1,000通貨」が多いです。
たとえば、米ドル/円で1ロット=1万通貨の場合、1ロット取引すると1万ドルの売買を行うことになります。
最小取引単位もFX会社によって異なり、SBI FXトレードや松井証券では1通貨から取引可能です。
みんなのFX、GMOクリック証券(FXネオ)、LIGHT FXなどでは1,000通貨が最小取引単位となっています。
少額から始めたい方は、1通貨や1,000通貨から取引できる会社を選びましょう
ピップス(pips)とは、為替レートの最小変動単位を表す用語です。
米ドル/円などの対円通貨ペアでは、1pips=0.01円(1銭)に相当します。
たとえば、米ドル/円が150.00円から150.50円に動いた場合、「50pips動いた」と表現します。
ユーロ/米ドルなど、円が含まれない通貨ペアでは、1pips=0.0001ドルとなります。
ピップスは、利益や損失の大きさを表す際にも使われ、「今日は30pipsの利益を得た」といった使い方をします。
ロスカットとは、損失が一定水準に達した際に、さらなる損失拡大を防ぐためポジションが自動的に決済される仕組みです。
FX会社は、投資者の損失拡大を防止するため、ロスカットルールを定めることが義務付けられています。
出典: 金融先物取引業協会 ロスカット・ルールの整備・遵守の義務付け
ロスカットが執行される基準は「証拠金維持率」で判定され、この水準はFX会社によって異なります。
みんなのFXやLIGHT FXでは証拠金維持率100%以下、GMOクリック証券(FXネオ)やDMM FXでは50%以下でロスカットが執行されます。
急激な相場変動時には、証拠金以上の損失が発生する可能性があります
証拠金維持率とは、保有ポジションに対して、どの程度資金に余裕があるかを示す指標です。
計算式は「証拠金維持率(%)= 純資産 ÷ 必要証拠金 × 100」です。
たとえば、10万円の純資産で、必要証拠金が4万円のポジションを保有している場合、証拠金維持率は「10万円 ÷ 4万円 × 100 = 250%」となります。
相場が不利な方向に動いて評価損が発生すると、純資産が減少し、証拠金維持率も低下します。
証拠金維持率が一定水準を下回るとロスカットが執行されるため、常に証拠金維持率を確認することが重要です。
安全な取引には、証拠金維持率300%以上を保つことが推奨されます
FXのメリットとデメリット
FXには魅力的なメリットがある一方で、リスクやデメリットも存在します。
取引を始める前に、両面をしっかりと理解しておくことが重要です。
FXには、他の金融商品にはない特徴的なメリットがあります。
少額から始められる点です。
SBI FXトレードや松井証券では1通貨から取引可能で、米ドル/円なら約150円から取引を始められます。
みんなのFXやGMOクリック証券(FXネオ)では1,000通貨から取引できるため、数千円の資金でもFXを体験できます。
株式投資と比べ、少額から始められるのがFXの魅力
24時間取引できる点も大きなメリットです。
外国為替市場は世界中で取引されており、月曜日の早朝から土曜日の早朝まで、ほぼ24時間取引が可能です。
平日の日中は仕事で忙しい会社員の方でも、夜間に取引できるため、ライフスタイルに合わせた投資ができます。
円高・円安どちらでも利益を狙える点も魅力です。
FXでは「買い」だけでなく「売り」からも取引を始められるため、相場がどちらの方向に動いても収益機会があります。
FXには魅力的なメリットがある一方で、注意すべきリスクも存在します。
最も重要なのは、レバレッジによる損失拡大リスクです。
レバレッジは利益を拡大させる効果がある一方で、損失も同様に拡大させます。
最大25倍のレバレッジをかけた場合、わずかな相場変動でも大きな損失が発生する可能性があります。
急激な相場変動時には、証拠金以上の損失が発生することもあります
為替変動リスクも無視できません。
為替相場は、各国の経済指標、金融政策、政治情勢、要人発言などさまざまな要因で変動します。
予想と反対方向に相場が動いた場合、損失が発生します。
特に、重要な経済指標発表時や地政学的リスクが高まった際には、短時間で大きく相場が動くことがあり、注意が必要です。
ロスカットによる強制決済リスクも理解しておく必要があります。
証拠金維持率が一定水準を下回ると、意思に関わらず全ポジションが強制的に決済されます。
一時的な相場変動でロスカットされた後、相場が回復しても、ポジションは既に決済されているため損失を取り戻すことはできません。
ロスカットルールは投資者保護のための仕組みですが、損失を一定範囲に限定することを保証するものではありません。
出典: 金融先物取引業協会 ロスカット・ルールの整備・遵守の義務付け
FX取引は元本や利益が保証された金融商品ではありません
FXを始めるには、FX会社で口座を開設する必要があります。
ここでは、口座開設から実際の取引開始までの流れを解説します。
まず、自分に合ったFX会社を選ぶことが重要です。
FX会社を選ぶ際のポイントは、スプレッドの狭さ、最小取引単位、取り扱い通貨ペア数、取引ツールの使いやすさなどです。
スプレッドは取引コストに直結するため、特に短期売買を行う方は重視すべきポイントです。
米ドル/円のスプレッドは、多くのFX会社で0.2銭ですが、SBI FXトレードでは0.18銭と業界最狭水準です。
最小取引単位も重要な選択基準です。
少額から始めたい方は、SBI FXトレードや松井証券のように1通貨から取引できるFX会社を選ぶとよいでしょう。
みんなのFX、GMOクリック証券は1,000通貨から取引可能
FX会社を選んだら、公式サイトから口座開設の申し込みを行います。
口座開設の申し込みは、オンラインで完結することがほとんどで、スマートフォンからも申し込みが可能です。
申し込みフォームに、氏名、住所、生年月日、職業、投資経験などの情報を入力します。
FXは金融商品取引法に基づく金融商品のため、投資経験や金融資産の状況について質問されることがあります。
虚偽の申告は行わず、正確に回答することが重要です
申し込み後、本人確認書類とマイナンバー確認書類を提出します。
本人確認書類としては、運転免許証、パスポート、個人番号カード(マイナンバーカード)などが利用できます。
マイナンバー確認書類としては、個人番号カード、通知カード、マイナンバーが記載された住民票の写しなどが必要です。
多くのFX会社では、スマートフォンで書類を撮影してアップロードする方法が利用でき、最短で当日中に口座開設が完了することもあります。
審査が完了すると、ログインIDとパスワードが記載された書類が郵送またはメールで届きます。
口座開設が完了したら、取引資金を入金します。
入金方法は、銀行振込やクイック入金(即時入金)が一般的です。
クイック入金は、インターネットバンキングを利用して即座に入金が反映されるサービスで、多くのFX会社で手数料無料で利用できます。
入金が完了したら、取引ツールにログインして取引を開始できます。
初めての方は、まず少額で取引を始めて操作に慣れましょう
デモトレードを提供しているFX会社も多いため、実際の資金を使う前に練習するのもよいでしょう。
FX取引を始める前に、初心者の方が抱きやすい疑問をQ&A形式で解消します。
FXは、FX会社によって最小取引単位が異なるため、必要な資金も変わります。
SBI FXトレードや松井証券では1通貨から取引可能で、米ドル/円なら約150円から取引を始められます。
みんなのFX、GMOクリック証券(FXネオ)、LIGHT FXなどでは1,000通貨が最小取引単位なので、レバレッジ25倍を利用すれば約6,000円の証拠金で取引できます。
ただし、必要証拠金ギリギリで取引すると、わずかな相場変動でロスカットされるリスクが高いため、余裕を持った資金で始めることをおすすめします。
初心者の方は、3万円から10万円程度の資金で、1,000通貨単位の取引から始めるとよいでしょう。
FXは、基本的に土日は取引できません。
外国為替市場は、月曜日の早朝(日本時間)から土曜日の早朝まで開いていますが、土日は世界中の主要な金融市場が休場となるため、取引は行われません。
具体的には、月曜日の午前7時頃から土曜日の午前7時頃まで取引が可能です(夏時間は1時間早まります)。
ただし、土日の間に重要なニュースや事件が発生した場合、週明けの相場が大きく変動することがあり、これを「窓開け」と呼びます。
週末にポジションを持ち越す際は、この窓開けリスクに注意が必要です。
レバレッジをかけた取引で、預け入れた証拠金以上の損失が発生する可能性はありますが、通常は借金になることはありません。
FX会社は、証拠金維持率が一定水準を下回るとロスカットを執行し、損失の拡大を防ぐ仕組みを導入しています。
しかし、急激な相場変動時には、ロスカットが間に合わず、証拠金以上の損失が発生することがあります。
この場合、不足金として追加で支払いを求められる可能性があります。
借金のリスクを避けるためには、高レバレッジでの取引を避け、証拠金維持率に余裕を持った取引を心がけることが重要です。
初心者の方は、レバレッジを2倍から3倍程度に抑えることをおすすめします。
初心者の方には、米ドル/円がおすすめです。
米ドル/円は世界で最も取引量が多い通貨ペアの一つで、流動性が高く、スプレッドも狭いのが特徴です。
また、日本円が含まれているため、為替レートの変動が理解しやすく、日本語の情報も豊富です。
値動きも比較的安定しており、新興国通貨ペアに比べてリスクが低い傾向があります。
ユーロ/円やポンド/円などの主要通貨ペアも初心者向きですが、ポンド/円は値動きが激しいため注意が必要です。
トルコリラ/円やメキシコペソ/円などの高金利通貨ペアは、スワップポイントが魅力的ですが、値動きが激しく初心者にはリスクが高いため、慣れてから挑戦するとよいでしょう。
スワップポイントは、ポジションを翌日に持ち越した際に付与されます。
具体的には、ニューヨーク市場のクローズ時点(日本時間午前7時、夏時間は午前6時)でポジションを保有していると、スワップポイントが発生します。
同日中に決済した場合は、スワップポイントは付与されません。
スワップポイントの付与タイミングはFX会社によって異なるため、各社の取引ルールを確認しておくとよいでしょう。
また、水曜日から木曜日への持ち越しでは、3日分のスワップポイントがまとめて付与されることが一般的です。
これは、外国為替市場では受渡日が2営業日後となるため、週末をまたぐ分が水曜日にまとめて反映されるためです。
多くのFX会社では、デモトレード(デモ口座)を提供しています。
デモトレードは、仮想資金を使って実際の取引環境を体験できるサービスで、リスクなくFX取引の練習ができます。
みんなのFX、GMOクリック証券(FXネオ)、DMM FX、ヒロセ通商(LION FX)、外為どっとコム、楽天証券(楽天FX)などがデモトレードを提供しています。
デモトレードでは、取引ツールの操作方法や注文方法、相場の動きを実際の資金を使わずに学ぶことができます。
ただし、デモトレードでは実際のお金を使わないため、心理的なプレッシャーが異なり、実際の取引とは感覚が異なることもあります。
デモトレードで基本操作に慣れたら、少額の実資金で取引を始めることをおすすめします。
| 米ドル/円スプレッド | 0.2銭(原則固定) |
| 取扱通貨ペア | 51通貨ペア |
| 最小取引単位 | 1,000通貨 |
FX(外国為替証拠金取引)は、証拠金を預けて通貨ペアを売買する取引で、少額から始められ、24時間取引できる魅力的な金融商品です。
利益は為替差益とスワップポイントの2つの方法で得られ、円高・円安どちらでも収益機会があります。
最大25倍のレバレッジを活用することで、少ない資金でも効率的に取引できますが、損失も拡大するリスクがあることを理解しておく必要があります。
スプレッド、ロット、ピップス、ロスカット、証拠金維持率など、基本用語を理解することが安全な取引の第一歩です。
FXには少額から始められる、24時間取引できる、円高・円安どちらでも利益を狙えるというメリットがある一方で、レバレッジによる損失拡大、為替変動リスク、ロスカットによる強制決済というリスクも存在します。
FX会社を選ぶ際は、スプレッド、最小取引単位、取り扱い通貨ペア数、取引ツールの使いやすさなどを比較し、自分に合った会社を選ぶことが重要です。
初心者の方は、デモトレードで練習した後、少額から始めることをおすすめします。
FX取引(外国為替証拠金取引)は、元本や利益が保証された金融商品ではありません。レバレッジにより、少額の証拠金で大きな取引が可能ですが、為替相場・金利の変動により、預入証拠金を上回る損失が発生する可能性があります。取引を行う際は、金融商品取引業者の登録の有無を確認し、契約締結前交付書面等をよくお読みのうえ、ご自身の判断と責任でお取引ください。
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