仮想通貨で大損する原因8つと防ぐ対策|失敗しない始め方【2026年】

仮想通貨で大損する原因8つと防ぐ対策|失敗しない始め方【2026年】

仮想通貨投資で「大損した」という話を聞いて、不安を感じていませんか。

価格変動の激しさやレバレッジ取引のリスクなど、仮想通貨には株式投資にはない特有の危険性があります。

しかし、大損する原因を理解し、適切な対策を実践すれば、リスクを大幅に抑えることができます

この記事では、仮想通貨で大損する8つの原因と、それを防ぐための具体的な対策を解説します。

損切りのルール化や余剰資金の計算方法、詐欺の見分け方まで、実践的な知識を身につけましょう。

最後には、大損を防ぐためにおすすめの取引所も紹介していますので、ぜひ参考にしてください。

この記事の要約
  • 仮想通貨で大損する8つの原因を理解し、同じ失敗を避けることができる
  • 損切りルールの設定や余剰資金の計算など、具体的な対策方法を実践できる
  • 金融庁登録業者の中から、セキュリティが高く手数料が安い取引所を選べる
結論

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SOICO株式会社 共同創業者・取締役COO 土岐彩花
共同創業者&取締役COO 土岐 彩花(どきあやか)
SOICO株式会社
慶應義塾大学在学中に19歳で起業し、2社のベンチャー創業を経験。大学在学中に米国UCバークレー校(Haas School of Business, University of California, Berkeley)に留学し、経営学、マーケティング、会計、コンピュータ・サイエンスを履修。新卒でゴールドマン・サックス証券の投資銀行本部に就職し、IPO含む事業会社の資金調達アドバイザリー業務・引受業務に従事。2018年よりSOICO株式会社の取締役COOに就任。

目次

仮想通貨で大損する原因は8つ|失敗パターンを知ろう

仮想通貨投資で大損する原因を理解することは、失敗を防ぐための第一歩です。

ここでは、多くの投資家が陥りやすい8つの失敗パターンを解説します。

レバレッジ取引で借金を背負う

レバレッジ取引は、証拠金を担保にして自己資金の数倍の取引ができる仕組みです。

国内取引所では最大2倍までのレバレッジが認められていますが、予想と反対方向に相場が動くと、証拠金以上の損失が発生する可能性があります。

出典:金融庁「暗号資産デリバティブ取引規制(金商法)」

価格変動が激しい仮想通貨では短時間で証拠金の大部分を失うリスクがあります

急激な価格変動により証拠金維持率が下がると、追加証拠金(追証)の入金を求められたり、強制的にポジションが決済されるロスカットが発生したりします。

レバレッジ取引は少額の資金で大きな利益を狙える反面、損失も同様に拡大するため、初心者は現物取引から始めることをおすすめします。

損切りができず塩漬けになる

損切りとは、損失を抱えた状態で保有している仮想通貨を売却し、損失を確定させることです。

「もう少し待てば価格が戻るかもしれない」という期待から損切りを先延ばしにすると、損失がさらに拡大してしまいます。

気が付けばやり直せないほどに損失が膨らみ、売るに売れない「塩漬け」状態に陥ることも少なくありません。

仮想通貨は値幅制限がないため1日で価格が大きく変動します

損切りのタイミングを逃すと、損失が雪だるま式に増えていくリスクがあるため、事前にルールを決めておくことが重要です。

集中投資で値下がりリスクが高まる

特定の仮想通貨に資金を集中させると、その銘柄が暴落した際に大きな損失を被ります。

分散投資を行わず、1つの銘柄だけに投資していると、価格変動の影響を直接受けてしまいます。

仮想通貨市場では、主要銘柄でも短期間で10%以上価格が動くことは珍しくありません

複数の銘柄に分散投資することで1つの銘柄の下落を他でカバーできます

また、投資時期を分散させるドルコスト平均法を活用することで、高値掴みのリスクを軽減できます。

生活費や借金で投資してしまう

生活費や借金で仮想通貨投資を行うことは、最も避けるべき行為です。

仮想通貨は価格変動が激しく元本割れのリスクが常に存在します

生活に必要な資金や借金で投資すると、損失が出た場合に生活が破綻する恐れがあります。

また、精神的な余裕がなくなり、冷静な判断ができなくなることで、さらなる損失を招く悪循環に陥りやすくなります。

投資は必ず余剰資金の範囲内で行い、失っても生活に影響が出ない金額に限定することが鉄則です。

知識不足のまま取引を始める

仮想通貨の基礎知識がないまま取引を始めると、操作ミスや誤った判断で損失を出すリスクが高まります。

取引所と販売所の違い、レバレッジの仕組み、税制など、最低限の知識を身につけずに投資を始める人は少なくありません。

「早く始めれば儲かる」という思い込みで勉強せずに取引を開始するケースが多く見られます

しかし、仮想通貨で利益を出している人は、必要な勉強をきちんとした人たちです。

取引を始める前に、仮想通貨の仕組みや取引方法、リスク管理の基本を学ぶことが大切です。

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感情的な取引で冷静さを失う

価格が急騰すると「乗り遅れたくない」という焦りから高値で買ってしまい、急落すると「これ以上損したくない」という恐怖から安値で売ってしまう。

このような感情的な取引は、損失を拡大させる大きな原因です。

仮想通貨市場は24時間365日動いているため、常に相場が気になり、精神的に疲弊しやすい環境にあります。

過去の成功体験に溺れて根拠のない増資をしてしまうことも、感情的な取引の一例です。

事前に決めた投資ルールを厳守し感情に流されない取引を心がけましょう

詐欺や偽サイトに騙される

仮想通貨市場では、詐欺や偽サイトによる被害が後を絶ちません。

2025年の仮想通貨詐欺による被害額は推定170億ドル(約2兆7000億円)に達し、前年から大幅に増加しています。

出典:Chainalysis「2026 Crypto Crime Report」

AI技術を悪用したなりすまし詐欺が前年比1400%と異例の増加を記録

出典:Chainalysis「2026 Crypto Crime Report」

SNSやマッチングアプリを通じた勧誘、実在しないICOによる資金集め、ポンジスキームによる高配当詐欺など、手口は多岐にわたります。

偽サイトは本物と見分けがつかないほど精巧に作られており、URLのわずかな違いで判別する必要があります。

税金を考えずに利益確定する

仮想通貨の利益は原則として雑所得に分類され、総合課税の対象となります。

出典:国税庁「暗号資産の税制(所得税)」

所得税の最高税率45%と住民税10%を合わせると、最大55%という極めて高い税率が適用されます。

出典:国税庁「暗号資産の税制(所得税)」

株式投資やFXの約20%と比べると税制面で明らかに不利な状況です

年間20万円を超える利益がある場合は確定申告が必要ですが、この事実を知らずに利益確定してしまう人も少なくありません。

出典:国税庁「暗号資産の税制(所得税)」

また、仮想通貨では損失の繰越控除が認められていないため、前年に大きな損失が出ても翌年の利益と相殺できません。

出典:国税庁「暗号資産の税制(所得税)」

大損を防ぐ対策は5つ|実践的なリスク管理

大損する原因を理解したら、次は具体的な対策を実践しましょう。

ここでは、リスクを抑えて安全に投資するための5つの対策を解説します。

現物取引のみで運用する

レバレッジ取引のリスクを避けるため、初心者は現物取引のみで運用することをおすすめします。

現物取引とは、実際に仮想通貨を購入し、保有する取引方法です。

投資した金額以上の損失が発生することはありません

価格が下落しても、売却しない限り損失は確定しないため、長期保有を前提とした投資がしやすくなります。

レバレッジ取引で大儲けを狙わず、コツコツと地道に現物取引のみで運用することが、大損リスクを最小限にする基本です。

取引に慣れてから、リスクを十分に理解した上でレバレッジ取引を検討するのが賢明です。

分散投資でリスクを抑える

分散投資を行うことで、特定の銘柄が暴落した際のリスクを軽減できます。

分散投資には、銘柄の分散、時間の分散、取引所の分散など、さまざまな種類があります

銘柄の分散では、ビットコイン、イーサリアム、リップルなど複数の銘柄に投資することで、1つの銘柄の下落リスクを抑えられます。

時間の分散では、一度に大量の資金を投入せず、定期的に少額ずつ購入することで、高値掴みのリスクを軽減できます。

複数の取引所に資産を分けることで全資産を失うリスクを避けられます

分散を多く行うほど、大損するリスクは小さくなっていきます。

損切りルールを決めておく

損切りをルール化することで、感情に流されず冷静に損失を最小限に抑えることができます

あらかじめ「このラインになったら損切りする」と決めておき、それを厳守していきます。

例えば、購入価格の-10%に達したら自動的に売却する、といったルールを設定しておくと良いでしょう。

損切りラインを設定しておけば毎回頭を悩ませることなく半自動的に損切りできます

多くの取引所では、逆指値注文という機能を使うことで、指定した価格に達したら自動的に売却する設定が可能です。

「このまま持っていれば値上がりするかもしれない」という心理的な葛藤を排除し、損が小さいうちに手放すことが大切です。

余剰資金の範囲内で投資する

仮想通貨投資は必ず余剰資金の範囲内で行いましょう。

余剰資金とは、貯金から6ヶ月〜1年分の生活費を引いた残りのお金です。

生活費や急な出費に備える資金は投資に回してはいけません

余剰資金の範囲内で投資することで、価格が下落しても生活に影響が出ることはありません。

また、精神的な余裕が生まれるため、冷静な判断ができるようになります。

生活資金を投資に使用していると、取引の際に焦りが出てしまい、正しい判断ができなくなってしまいます。

積立投資で価格変動を平準化する

積立投資(ドルコスト平均法)は、価格変動のリスクを軽減する有効な方法です。

一定額ずつ機械的に分割購入することで、高値掴みのリスクを避けることができます。

価格が高い時は少なく買い価格が安い時は多く買うことで平均購入単価を抑えられます

一度にたくさんの資金を投入することはないので、大損をするリスクを減らせます。

多くの取引所では、自動積立機能が提供されており、毎日・毎週・毎月など、任意の頻度で自動的に購入することができます。

暴落時こそ積立投資を始めるチャンスであり、今後仮想通貨市場が回復した際に十分な値幅が見込めます。

損切りのルール化|感情に左右されない方法

損切りは大損を防ぐための最も重要な対策の一つです。

ここでは、感情に流されず冷静に損切りを実行するための具体的な方法を解説します。

損切りラインを購入価格の-10%に設定

損切りラインの目安として、購入価格の-10%に設定する方法が一般的です。

例えば、100万円で購入した仮想通貨が90万円まで下落したら、自動的に売却するというルールです。

この基準は絶対的なものではなく、自分のリスク許容度に応じて-5%や-15%に調整することもできます。

事前に明確な基準を決めておきそれを必ず守ることが重要です

損切りラインを決めずに取引を始めると、「もう少し待てば戻るかもしれない」という期待から、損失が拡大し続けてしまいます。

自分が許容できる損失額を事前に計算し、それを超えたら機械的に売却するルールを徹底しましょう。

逆指値注文で自動的に損切りする

逆指値注文とは、指定した価格に達したら自動的に売却する注文方法です。

通常の指値注文は「この価格になったら買いたい」という注文ですが、逆指値注文は「この価格まで下がったら売りたい」という注文です。

多くの国内取引所では、逆指値注文やOCO注文(指値と逆指値を同時に発注する注文方法)に対応しています。

逆指値注文を設定しておけば相場を常に監視していなくても自動的に損切りが実行されます

24時間365日動く仮想通貨市場では、寝ている間や仕事中に価格が急落することもあるため、逆指値注文の活用は非常に有効です。

取引所の管理画面で簡単に設定できるので、必ず活用しましょう。

ルールを守るためのチェックリスト

損切りルールを確実に守るために、以下のチェックリストを活用しましょう。

  • 購入前に損切りラインを明確に決めている
  • 逆指値注文を設定している
  • 損切りラインに達したら、例外なく売却する
  • 「もう少し待てば戻るかもしれない」という期待を持たない
  • 損切り後に、同じ銘柄をすぐに買い直さない
  • 感情的にならず、機械的に判断する
  • 損切りを「失敗」ではなく「リスク管理」と捉える

これらの項目を取引前に確認し、自分に言い聞かせることで、ルールを守りやすくなります。

損切りは「損失を確定させる」という心理的に辛い行為ですが、大損を防ぐためには必要不可欠です。

損切りを「失敗」ではなく「次の成功のための投資」と前向きに捉えることが大切です。

損切り後の立ち直り方

損切りを実行した後は、精神的に落ち込むこともあるでしょう。

しかし、損切りは大損を防ぐための正しい判断であり、むしろ評価すべき行動です。

損切り後は、なぜ損失が出たのかを冷静に分析し、次回の取引に活かすことが重要です。

購入タイミングが悪かったのか、銘柄選びが間違っていたのか、市場全体の下落に巻き込まれたのか、原因を明確にしましょう。

損切り後はすぐに次の取引を始めず一度冷静になる時間を設けましょう

焦って損失を取り戻そうとすると、さらに大きな損失を招く可能性があります。

余剰資金の計算方法|いくらまで投資できる?

仮想通貨投資を安全に行うためには、余剰資金の範囲内で投資することが鉄則です。

ここでは、余剰資金の具体的な計算方法と、投資額の目安を解説します。

生活費6ヶ月〜1年分を確保する

余剰資金を計算する前に、まず生活費6ヶ月〜1年分を確保しましょう。

これは、失業や病気など予期せぬ事態が発生した際に、生活を維持するための資金です。

生活費には、家賃、食費、光熱費、通信費、保険料など、毎月必ず発生する支出が含まれます。

例えば、毎月の生活費が20万円の場合、6ヶ月分なら120万円、1年分なら240万円を確保する必要があります。

この金額は銀行預金など安全な場所に保管し投資には絶対に回さないようにしましょう

生活費を確保せずに投資を始めると、急な出費が発生した際に投資資金を取り崩さなければならず、損失が確定してしまいます。

余剰資金の計算式と具体例

余剰資金は、以下の計算式で求めることができます。

余剰資金 = 総資産 – 生活費6ヶ月〜1年分 – 近い将来使う予定のある資金

具体的な例を見てみましょう。

例1:30代会社員の場合

  • 総資産:500万円
  • 生活費:月20万円 × 12ヶ月 = 240万円
  • 近い将来使う予定の資金(結婚資金など):100万円
  • 余剰資金:500万円 – 240万円 – 100万円 = 160万円

この場合、160万円が投資に回せる余剰資金となります。

例2:20代独身の場合

  • 総資産:200万円
  • 生活費:月15万円 × 6ヶ月 = 90万円
  • 近い将来使う予定の資金:30万円
  • 余剰資金:200万円 – 90万円 – 30万円 = 80万円

この場合、80万円が投資に回せる余剰資金となります。

余剰資金を計算する際は保守的に見積もることが重要です

また、余剰資金の全額を仮想通貨に投資するのではなく、株式や投資信託など他の資産にも分散投資することをおすすめします。

年代別・資産状況別の投資額の目安

余剰資金が計算できたら、次は実際にいくら投資するかを決めましょう。

以下の表は、年代別・資産状況別の投資額の目安です。

年代・状況 総資産の目安 仮想通貨への投資割合 投資額の目安
20代独身 100〜300万円 余剰資金の10〜20% 5〜30万円
30代独身 300〜800万円 余剰資金の10〜20% 10〜80万円
30代既婚(子供なし) 500〜1000万円 余剰資金の5〜15% 10〜75万円
40代既婚(子供あり) 1000〜2000万円 余剰資金の5〜10% 25〜100万円
50代以上 2000万円以上 余剰資金の3〜10% 30〜150万円

これはあくまで目安であり、個人のリスク許容度や投資経験によって調整する必要があります。

仮想通貨は価格変動が激しいため余剰資金の一部に留め他の資産にも分散投資することが重要です

初心者の方は、まず少額(1万円以下)から始めて、取引に慣れてから投資額を増やすことをおすすめします。

リスク許容度を診断|自分に合った投資スタイル

投資額を決める前に、自分のリスク許容度を客観的に測定することが重要です。

ここでは、リスク許容度の診断方法と、それに応じた投資スタイルを解説します。

リスク許容度チェックリスト

以下のチェックリストで、自分のリスク許容度を確認しましょう。

質問1:年齢と投資期間

  • 20〜30代で、10年以上の長期投資が可能(3点)
  • 40〜50代で、5〜10年の投資期間を想定(2点)
  • 60代以上、または5年以内に資金が必要(1点)

質問2:投資経験

  • 株式投資やFXの経験が3年以上ある(3点)
  • 投資信託やNISAの経験がある(2点)
  • 投資経験がほとんどない(1点)

質問3:収入の安定性

  • 安定した収入があり、今後も継続する見込み(3点)
  • 収入はあるが、やや不安定(2点)
  • 収入が不安定、または近い将来減少する可能性がある(1点)

質問4:価格変動への耐性

  • 投資額の30%以上の損失が出ても冷静でいられる(3点)
  • 投資額の10〜30%の損失なら耐えられる(2点)
  • 少しでも損失が出ると不安になる(1点)

質問5:生活費の余裕

  • 生活費1年分以上の貯金があり、余裕がある(3点)
  • 生活費6ヶ月分程度の貯金がある(2点)
  • 貯金がほとんどない、または生活費で精一杯(1点)

合計点数を計算しましょう

  • 12〜15点:リスク許容度が高い(積極型)
  • 8〜11点:リスク許容度が中程度(バランス型)
  • 5〜7点:リスク許容度が低い(慎重型)

診断結果別おすすめ投資法

リスク許容度が高い(積極型)の場合

余剰資金の10〜20%を仮想通貨に投資し、主要銘柄に加えて成長性の高いアルトコインにも分散投資できます。

積立投資に加えて、相場の動きを見ながら追加購入するタイミング投資も検討できます。

レバレッジ取引は避け現物取引のみで運用することをおすすめします

リスク許容度が中程度(バランス型)の場合

余剰資金の5〜10%を仮想通貨に投資し、ビットコインやイーサリアムなど時価総額上位の銘柄を中心に投資しましょう。

積立投資を基本とし、価格変動を平準化することでリスクを抑えられます。

損切りラインを明確に設定し、逆指値注文を活用することで、損失を限定できます。

リスク許容度が低い(慎重型)の場合

余剰資金の3〜5%を仮想通貨に投資し、ビットコインのみに集中投資することをおすすめします。

少額(月1〜3万円程度)の積立投資から始め、相場の動きに慣れることを優先しましょう。

価格変動を頻繁にチェックせず、長期保有を前提とした投資スタイルが適しています。

リスク許容度は変化する|定期的な見直し

リスク許容度は、年齢、収入、家族構成、資産状況などによって変化します。

結婚や出産、住宅購入、転職などのライフイベントが発生した際は、リスク許容度を見直す必要があります。

例えば、独身時代は積極的な投資ができても、子供が生まれると教育資金の確保が優先され、リスク許容度が下がることがあります。

少なくとも年に1回はリスク許容度を診断し直し投資額や投資スタイルを見直しましょう

また、仮想通貨市場の状況によっても、投資スタイルを調整する必要があります。

無理のない範囲で投資を続けることが、長期的な資産形成につながります。

詐欺の見分け方|チェックリストで被害を防ぐ

仮想通貨市場では、詐欺や偽サイトによる被害が多発しています。

ここでは、詐欺の具体的な手口と見分け方を解説します。

偽アプリ・フィッシングサイトの特徴

フィッシング詐欺は、実在企業を装った偽メールで偽サイトに誘導し、個人情報を盗む手口です。

仮想通貨取引所を装い、ウォレットのログイン情報や秘密鍵の入力を求めてきます。

2025年には「Lighthouse」と呼ばれる中国語圏のフィッシング・アズ・ア・サービスが横行し、テンプレート化された偽サイトや検知回避機能を備えた「初心者向け詐欺キット」が500ドル未満で入手可能となり、詐欺の敷居が大幅に下がっています。

出典:Chainalysis「2026 Crypto Crime Report」

偽サイトは本物と見分けがつかないほど精巧に作られています

URLのわずかな違い(例:coincheck.comではなくcoincheckk.com)で判別する必要があります。

メールやSMSのリンクを安易にクリックせず、必ず公式サイトをブックマークしておき、そこからアクセスすることが重要です。

また、Google PlayやApp Storeでダウンロードできる偽アプリも存在するため、アプリをダウンロードする際は開発元を必ず確認しましょう。

ポンジスキーム・高利回り詐欺の手口

ポンジスキームとは、「出資してもらった資金を運用して、その運用益を配当金として還元する」などと嘘をつき、多額のお金をだまし取る詐欺のことです。

実際には運用を行わず、出資者から得たお金をそのまま支払いに回し、破綻することを前提にお金を騙し取ります。

「仮想通貨の運用のプロ集団に資金を預けておくだけで、月利10%といった高い配当を得られる」といった誘われ方をされるケースが多いです。

市場の平均を大きく上回る非現実的な高配当には要注意

自転車操業状態なのでやがて破綻してしまうほか、出資した金額も持ち逃げされてしまいます。

詐欺チェックリスト|これに当てはまったら要注意

以下のチェックリストに1つでも当てはまる場合は、詐欺の可能性が高いため、関わらないようにしましょう

  • 月利10%以上など、非現実的な高配当を謳っている
  • SNSやマッチングアプリで知り合った人からの投資勧誘
  • 友人や知人から投資話を持ちかけられる(紹介制・マルチ商法の可能性)
  • 電話やメールで突然投資話に関する連絡が届く
  • 「今だけ」「限定」など急かす勧誘
  • 金融庁への登録状況が不明、または無登録業者
  • 会社の所在地や連絡先が明記されていない
  • URLが公式サイトと微妙に異なる(文字の追加や置き換え)
  • 有名人やインフルエンサーの偽の宣伝がある
  • 実在しないICOやトークンへの投資を勧められる
  • 入金後に担当者と連絡が取れなくなる

確信がなくても、これらの特徴に当てはまる場合は関わらないことが最善の対策です

被害に遭ったときの相談窓口

もし詐欺被害に遭ってしまった場合は、以下の相談窓口に連絡しましょう。

消費者ホットライン

消費者庁が運営する相談窓口で、最寄りの消費生活センターを案内してくれます。

金融サービス利用者相談室

金融庁が設置する相談窓口で、金融商品・サービスに関するトラブルの相談ができます。

警察相談専用

詐欺被害の届出や相談ができます。被害届を提出することで、犯人の検挙につながる可能性があります。

法テラス(日本司法支援センター)

収入・資産が一定基準以下の人は、同一問題について3回まで無料法律相談が可能です。

出典:法テラス「民事法律扶助制度」

弁護士・司法書士費用(着手金等)の立替制度もあります。

出典:法テラス「民事法律扶助制度」

詐欺で失った資金はほぼ取り返せないため、事前対策が最も重要です

被害に遭わないための事前対策が最も重要です。

税金の基本と確定申告|損失を出したときの処理

仮想通貨投資では、税金の知識も欠かせません。

ここでは、仮想通貨の税制と確定申告の基本を解説します。

仮想通貨は雑所得|税率は最大55%

仮想通貨の売却益は原則として雑所得に分類され、総合課税の対象となります。

出典:国税庁「暗号資産の税制(所得税)」

給与所得などと合算され、住民税と合わせた税率は最大で55%に達する仕組みです。

出典:国税庁「暗号資産の税制(所得税)」

株式投資やFXの約20%と比べて、非常に不利な税制です

年間の所得金額が多いほど税率が上がるため、仮想通貨投資の利益が多いほど税負担が重くなります。

年間20万円を超える利益がある場合は確定申告が必要です。

出典:国税庁「暗号資産の税制(所得税)」

損益通算ができない|株式投資との違い

現行制度では、仮想通貨投資で生じた損失を翌年に繰り越すことができません

出典:国税庁「暗号資産の税制(所得税)」

年をまたぐと損失が切り捨てられてしまいます

「損切りをしたい銘柄を売るに売れない」など、柔軟な投資判断が難しくなっている点も問題視されていました。

株式投資では、損失の繰越控除が認められており、前年に大きな損失が出ても翌年の利益と相殺できます。

しかし、仮想通貨では損益通算ができないため、前年に損失が出ても翌年の利益と相殺できません。

確定申告の方法と必要書類

仮想通貨の確定申告には、以下の書類が必要です。

  • 年間取引報告書(取引所が発行)
  • 取引履歴のCSVファイル
  • 源泉徴収票(給与所得者の場合)
  • その他の所得に関する書類

確定申告の手順は以下の通りです。

1.年間の取引履歴を整理し、損益を計算する
2.取得価額の計算方法(総平均法または移動平均法)を選択する
3.確定申告書に必要事項を記入する
4.税務署に提出する(e-Taxでの電子申告も可能)

仮想通貨同士の交換も利益とみなされ課税対象取引となるため、取引ごとに損益計算が必要となります。

出典:国税庁「暗号資産の税制(所得税)」

取引量が多い場合は、損益計算ツールや税理士のサポートを活用することをおすすめします

特に暗号資産同士での取引では、取引当時の暗号資産価格をどのように円で表現するのかが重要となってきます。

損失を出した場合の申告の要否

仮想通貨投資で損失が出た場合、確定申告は原則として不要です。

ただし、他の雑所得(副業収入など)がある場合は、仮想通貨の損失と相殺することで税金を抑えられる可能性があります。

この場合は、確定申告をすることで節税効果が得られます。

損失が出た年の取引履歴は必ず保存しておきましょう

確定申告の要否や節税方法については、税理士に相談することをおすすめします。

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大損を防ぐためにおすすめの仮想通貨取引所4社

信頼できる取引所選びは、大損リスクを軽減する重要なポイントです。

ここでは、金融庁登録業者の中から、セキュリティ・手数料・使いやすさで比較したおすすめの取引所を紹介します。

出典:金融庁「暗号資産交換業者登録一覧」

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取引手数料(Taker) 0.05%
日本円入金手数料 無料
日本円出金手数料 無料
最小注文金額 500円
口座開設 最短翌営業日
登録番号 関東財務局長 第00011号

📌 SBI VCトレードの特徴

SBIグループ運営の安心感

入出金手数料が完全無料

ステーキング14銘柄対応

レンディングサービス対応

SBI VCトレードは、SBIグループが運営する仮想通貨取引所です。

入出金手数料が完全無料で、頻繁に入出金する方におすすめ

取引手数料はMaker手数料がマイナス(報酬がもらえる)で、Taker手数料も0.05%と低水準です。

取扱銘柄数は34種類で、国内取引所の中でも多い方です。

ステーキングは14銘柄に対応しており、保有しているだけで報酬がもらえます。

レンディングサービスにも対応しており、仮想通貨を貸し出すことで利息を得ることもできます。

金融庁の規制により、登録業者はコールドウォレットでの資産管理が義務付けられており、二段階認証やマルチシグなどのセキュリティ対策も実施しています。

最低取引額は500円からで、少額から始められます。

bitbank|取引所の取扱銘柄数が豊富

bitbank 公式サイト

出典: bitbank公式サイト

bitbankの基本情報
取扱銘柄数 44種類
取引所(板取引)
販売所
レバレッジ なし
取引手数料(Maker) -0.02%(Maker報酬)
取引手数料(Taker) 0.12%
日本円入金手数料 無料
日本円出金手数料 550円/770円(3万円以上)
最小注文金額 銘柄による
口座開設 最短即日
登録番号 関東財務局長 第00004号

📌 bitbankの特徴

取引所の取扱銘柄数が国内最多級

Maker手数料がマイナス(報酬)

高いセキュリティ評価

板取引に強い

bitbankは、取引所形式の取扱銘柄数が国内最多級の仮想通貨取引所です。

取扱銘柄数は44種類で、アルトコインの取引にも適しています

取引手数料はMaker手数料がマイナス(報酬がもらえる)で、板取引に強いのが特徴です。

Taker手数料は0.12%とやや高めですが、Maker注文を活用することでコストを抑えられます。

金融庁の規制により、登録業者はコールドウォレットでの資産管理が義務付けられており、二段階認証やマルチシグなどのセキュリティ対策も実施しています。

高いセキュリティ評価を受けており、安全性を重視する方におすすめです。

日本円の出金手数料は550円/770円(3万円以上)でやや高めです

取引所形式での取引に慣れた中級者以上の方に適しています。

まとめ

仮想通貨で大損する原因は、レバレッジ取引、損切りができない、集中投資、生活費での投資、知識不足、感情的な取引、詐欺被害、税金の無理解の8つです。これらの失敗パターンを理解し、同じ過ちを繰り返さないことが重要です。

大損を防ぐ対策として、現物取引のみで運用する、分散投資でリスクを抑える、損切りルールを決めておく、余剰資金の範囲内で投資する、積立投資で価格変動を平準化する、の5つを実践しましょう。特に損切りのルール化は、感情に流されず冷静に損失を最小限に抑えるために欠かせません

余剰資金は、総資産から生活費6ヶ月〜1年分と近い将来使う予定の資金を引いた金額です。自分のリスク許容度を診断し、年代や資産状況に応じた適切な投資額を決めましょう。無理のない範囲で投資を続けることが、長期的な資産形成につながります。

詐欺被害を防ぐためには、非現実的な高配当を謳う業者に注意しましょう。金融庁登録業者かどうかを必ず確認し、偽サイトやフィッシング詐欺に騙されないよう、公式サイトをブックマークしてアクセスすることが大切です。

出典:金融庁「暗号資産交換業者登録一覧」

仮想通貨の利益は原則として雑所得に分類され、最大55%の税率が適用されます。年間20万円を超える利益がある場合は確定申告が必要です。損失の繰越控除は現行制度では認められていません。

出典:国税庁「暗号資産の税制(所得税)」

取引所選びでは、金融庁登録業者の中から、手数料・取扱銘柄数・セキュリティ対策を比較して選びましょう。GMOコイン、Coincheck、SBI VCトレード、bitbankは、それぞれ異なる強みを持つおすすめの取引所です。少額から始めて、取引に慣れてから投資額を増やすことをおすすめします。

出典:金融庁「暗号資産交換業者登録一覧」

仮想通貨投資は、適切な知識とリスク管理があれば、大損を防ぎながら資産形成を目指せる投資手段です。この記事で紹介した対策を実践し、冷静な判断で投資を続けましょう。

順位 取引所 手数料 通貨数 特徴 口座開設
1 GMOコイン 無料 26種類
  • 取引手数料無料
  • スマホアプリが使いやすい
口座開設
2 コインチェック 無料 29種類
  • 国内最大級の取扱通貨数
  • アプリDL数No.1
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3 SBI VCトレード 無料 23種類
  • SBIグループの安心感
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SOICO株式会社 共同創業者・取締役COO 土岐彩花
共同創業者&取締役COO 土岐 彩花(どきあやか)
SOICO株式会社
慶應義塾大学在学中に19歳で起業し、2社のベンチャー創業を経験。大学在学中に米国UCバークレー校(Haas School of Business, University of California, Berkeley)に留学し、経営学、マーケティング、会計、コンピュータ・サイエンスを履修。新卒でゴールドマン・サックス証券の投資銀行本部に就職し、IPO含む事業会社の資金調達アドバイザリー業務・引受業務に従事。2018年よりSOICO株式会社の取締役COOに就任。

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