
レンダートークン(仮想通貨)とは?買い方・将来性を初心者向けに解説【2026年】

仮想通貨XVG(Verge/バージ)は、プライバシー保護を重視した決済通貨です。
国内取引所では取り扱いがないため、購入方法がわからず困っていませんか。
XVGは匿名性と高速決済を両立させた通貨ですが、過去のセキュリティ事件や規制リスクも理解する必要があります。
この記事では、XVGの特徴・購入方法・リスクまで、初心者にもわかりやすく解説します。
海外取引所を使った具体的な買い方や、税金の扱いについても詳しく説明しますので、XVGへの投資を検討している方はぜひ参考にしてください。
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目次
仮想通貨XVG(Verge/バージ)とは
仮想通貨XVG(Verge/バージ)は、プライバシー保護に特化した決済通貨です。ビットコインやイーサリアムなど多くの仮想通貨では取引履歴がブロックチェーン上に公開されますが、XVGは送金経路やIPアドレスを秘匿できる匿名性の高い通貨として開発されました。
XVGの最大の特徴は、匿名取引と公開取引を切り替えられる点です。他の匿名通貨が常に匿名性を維持するのに対し、XVGはレイスプロトコルという技術により、必要に応じて取引履歴を公開することも可能です。この柔軟性が、日常的な決済通貨としての実用性を高めています。
XVGの基本スペックを以下にまとめます。
| 項目 | 内容 |
| 通貨名 | Verge(バージ) |
| 通貨単位 | XVG |
| 発行上限 | 165億XVG |
| 承認時間 | 5秒〜30秒 |
| コンセンサスアルゴリズム | Proof of Work(5種類のアルゴリズム) |
| 設立年 | 2014年(DogecoinDarkとして) |
| リブランド年 | 2016年 |
発行上限は165億枚で少額決済に最適
XVGの発行上限は165億枚と、ビットコインの2,100万枚と比較して非常に多く設定されています。これは、1XVGあたりの価値を低く保ち、少額決済でも端数を気にせず利用できるようにするための設計です。また、市場操作のリスクを減らす効果も期待されています。
承認時間は5秒〜30秒と非常に高速で、ビットコインの約10分、イーサリアムの約12秒と比較しても優れた決済速度を誇ります。この高速性は、SPV(Simple Payment Verification)技術により、ブロックチェーンのヘッダー部分のみを処理することで実現されています。
XVGは2014年に「DogecoinDark」という名称で誕生しました。開発者のJustin Valo氏(通称Sunerok)が、ビットコインの匿名性の不足を補うために、ネットワークセキュリティの専門知識を活かして開発したプロジェクトです。
2016年にVergeへリブランド、現在に至る
リブランド後、XVGはプライバシー重視の決済通貨としての地位を確立し、コミュニティも拡大していきました。現在では、世界中のボランティア開発者がプロジェクトに貢献しています。
XVGの大きな特徴の一つが、コミュニティ主導で運営されている点です。企業による中央集権的な管理体制ではなく、世界中のボランティア開発者や支援者によって開発・運営されています。
ICOなし、すべてマイニングで公平に発行
開発資金はすべてコミュニティからの寄付によって賄われており、ICO(Initial Coin Offering)やプレマイニングは一切行われていません。すべてのXVGは、マイニングによって公平に発行されてきました。この透明性の高い運営方針は、ビットコインの創始者サトシ・ナカモトが掲げた「中央集権からの脱却」という理念に沿ったものです。
2018年には、大手決済プロセッサーとの統合費用を調達するため、コミュニティが7,500万XVG(当時約7億円相当)を寄付しました。このような大規模な資金調達が可能なことは、XVGコミュニティの結束力の強さを示しています。
コミュニティへの参加は、Facebook、GitHub、Discordなどのプラットフォームを通じて可能です。開発の進捗状況や最新情報は、これらのチャンネルで常に共有されています。
XVGには、他の仮想通貨と差別化される3つの主要な特徴があります。これらの特徴により、XVGはプライバシー重視の決済通貨として独自の地位を築いています。
XVGの最大の特徴は、3つの技術を組み合わせた高度な匿名性です。通信の発信元、通信経路、取引履歴の3つを非公開にできるため、ビットコインやイーサリアムよりも匿名性の高い取引が可能です。
XVGが採用する匿名化技術は以下の3つです。
Tor(The Onion Router)は、通信の発信元を匿名化する技術です。ユーザーのトラフィックを世界中の7,000以上のリレーサーバーを経由させることで、IPアドレスを隠蔽します。
Torの仕組みは「玉ねぎの皮」に例えられます。データは複数の暗号化層で包まれ、各リレーで1層ずつ剥がされながら転送されます。最終的な受信者は、送信元のIPアドレスを特定できません。XVGのウォレットにはTorが統合されており、取引時に自動的に匿名化が行われます。
i2P(Invisible Internet Project)は、送金や通信経路をすべて匿名化する技術です。Torが回路ベースであるのに対し、i2Pはパケットベースで動作するため、通信の混雑を回避しながら匿名性を維持できます。
i2Pでは、入ってくるトラフィックと出ていくトラフィックが別々のチャンネルで処理されます。これにより、通信の入口と出口の情報も完全に秘匿され、より高度な匿名性が実現されます。XVGは、Torとi2Pの両方を搭載することで、どちらかがダウンしても匿名性を維持できる冗長性を確保しています。
レイスプロトコル(Wraith Protocol)は、XVG独自の技術で、取引履歴を公開・非公開どちらにも切り替えることができます。この柔軟性が、他の匿名通貨との最大の違いです。
レイスプロトコルは、ステルスアドレス、鍵合意、Tor・SSL統合を組み合わせて実装されています。ユーザーは取引ごとに、公開台帳と非公開台帳のどちらを使用するか選択できます。公開台帳を選べば、会計処理や寄付金の透明性確保など、取引履歴の証明が必要な場面にも対応できます。
選択可能な匿名性で規制リスクを軽減
この「選択可能な匿名性」は、マネーロンダリングなどの犯罪利用のリスクを抑制する効果も期待されています。完全に匿名性を維持する通貨と比べ、規制当局からの懸念を軽減できる可能性があります。
XVGのブロック生成時間は約30秒で、送金にかかる時間は約5秒〜10秒です。この高速性は、日常的な決済手段としての実用性を大きく高めています。
ビットコインの約10分と比較して圧倒的に速い
ビットコインの承認時間が約10分、イーサリアムが約12秒であることを考えると、XVGの決済速度は非常に優れています。店舗での支払いやオンライン決済など、即座に取引を完了させたい場面で有利です。
この高速性を支えているのは、SPV(Simple Payment Verification)技術です。SPVでは、ブロックチェーン全体をダウンロードせず、ブロックのヘッダー部分のみを処理します。データ量を大幅に削減できるため、処理速度が向上し、モバイルデバイスでも軽快に動作します。
取引手数料も0.1XVGと非常に低く設定されており、少額決済にも適しています。高速・低コストという特性は、XVGが決済通貨として設計されていることを示しています。
XVGは、5種類のマイニングアルゴリズムをサポートしています。これは、ネットワークのセキュリティと分散化を高めるための独自の設計です。
複数のアルゴリズムを採用することで、様々な種類のマイニング機器(GPU、ASIC等)が参加できるようになります。これにより、マイニングパワーが特定のマイナーに集中するリスクが軽減され、ネットワークの分散化が促進されます。
また、あるアルゴリズムのマイニング難易度が上昇した場合、マイナーは別のアルゴリズムに切り替えることができます。この柔軟性により、より多くの人がマイニングプロセスに参加でき、理論上は51%攻撃に対する耐性も高まります。
2018年には脆弱性を突いた攻撃が発生
ただし、2018年にはScryptアルゴリズムの脆弱性を突いた攻撃が発生しました。この事件については、後のセクションで詳しく解説します。
XVGと他の匿名通貨の違い
XVGは匿名性を重視した仮想通貨ですが、他にも同様のコンセプトを持つ通貨が存在します。ここでは、代表的な匿名通貨であるMonero(XMR)、Dash(DASH)、Zcash(ZEC)とXVGの違いを比較します。
| 通貨 | 匿名化技術 | 取引の選択性 | 承認時間 | 特徴 |
| Verge(XVG) | Tor、i2P、レイスプロトコル | 公開/非公開を選択可能 | 5〜30秒 | IPアドレスを隠蔽、決済速度重視 |
| Monero(XMR) | リング署名、ステルスアドレス | 常に匿名(選択不可) | 約2分 | 取引額も隠蔽、最も匿名性が高い |
| Dash(DASH) | PrivateSend(コインミキシング) | 通常/匿名を選択可能 | 約2.5分 | InstantSendで即時決済も可能 |
| Zcash(ZEC) | ゼロ知識証明(zk-SNARKs) | 透明/シールドを選択可能 | 約2.5分 | 暗号技術で取引内容を隠蔽 |
Monero(XMR)は、匿名通貨の中で最も時価総額が大きく、プライバシー保護の代表的な通貨です。XVGとの最大の違いは、匿名性のアプローチと選択性にあります。
Moneroは、リング署名とステルスアドレスという暗号技術を使用して、送信者・受信者・取引額のすべてを隠蔽します。すべての取引が常に匿名化されており、ユーザーが選択することはできません。この徹底した匿名性により、最も追跡が困難な通貨とされています。
一方、XVGはTorとi2Pを使ってIPアドレスと通信経路を隠蔽しますが、取引額や送受信アドレスはブロックチェーン上に記録されます。ただし、レイスプロトコルにより、公開取引と非公開取引を選択できる柔軟性があります。
Moneroは規制当局から懸念され取扱制限も
Moneroの徹底した匿名性は、規制当局から懸念されることが多く、一部の国や取引所では取り扱いが制限されています。XVGの「選択可能な匿名性」は、規制リスクを軽減できる可能性がある一方、完全な匿名性を求めるユーザーにとっては物足りないかもしれません。
Dash(DASH)は、匿名性と決済速度の両立を目指した通貨で、XVGと似たコンセプトを持っています。しかし、匿名化の技術と運営体制に大きな違いがあります。
Dashの匿名化技術「PrivateSend」は、コインミキシングという手法を使用します。複数のユーザーの取引をまとめて混ぜ合わせることで、誰が誰に送金したかを追跡しにくくします。この方式は、XVGのようにIPアドレスを隠蔽するのではなく、取引の流れを複雑化することで匿名性を確保します。
また、Dashは「マスターノード」という特別なノードによって運営される仕組みを採用しています。マスターノードの運営者は、1,000DASH以上を担保として預ける必要があり、その対価として報酬を受け取ります。この仕組みにより、InstantSendという即時決済機能も実現されています。
XVGはコミュニティ主導のボランティアベースで運営されているのに対し、Dashはマスターノードによる経済的インセンティブを活用した運営体制です。この違いは、プロジェクトの方向性や意思決定のスピードにも影響を与えています。
Zcash(ZEC)は、高度な暗号技術「ゼロ知識証明(zk-SNARKs)」を使用した匿名通貨です。XVGとは技術的なアプローチが大きく異なります。
Zcashのゼロ知識証明は、取引内容を公開せずに、その取引が正当であることを証明できる技術です。送信者、受信者、取引額のすべてを暗号化しながら、ブロックチェーンの整合性を保つことができます。この技術は数学的に非常に高度で、強力な匿名性を提供します。
Zcashには「透明なアドレス(t-address)」と「シールドされたアドレス(z-address)」の2種類があり、ユーザーは用途に応じて使い分けることができます。この選択性は、XVGのレイスプロトコルと似たコンセプトです。
XVGがTorとi2Pというネットワーク層での匿名化を重視しているのに対し、Zcashは暗号技術による取引内容の隠蔽を重視しています。どちらも匿名性を実現していますが、そのアプローチは対照的です。
Zcashは企業(Electric Coin Company)によって開発されており、開発資金の一部はマイニング報酬から捻出されます。XVGの完全なコミュニティ主導とは運営体制が異なります。
XVGは国内取引所では取り扱いがないため、購入するには海外取引所を利用する必要があります。ここでは、初心者でも安全にXVGを購入できる具体的な手順を解説します。
XVG購入の流れは以下の通りです。
まず、海外取引所での取引の元手となるビットコイン(BTC)を用意する必要があります。国内取引所で口座を開設し、ビットコインを購入しましょう。
国内取引所の選び方のポイントは以下の通りです。
取引所形式ならスプレッドが狭く有利
ビットコインを購入する際は、販売所ではなく「取引所」形式を利用することをおすすめします。販売所はスプレッド(売値と買値の差)が大きく、実質的な手数料が高くなります。取引所形式であれば、より有利なレートでビットコインを入手できます。
口座開設には、メールアドレスと本人確認書類(運転免許証またはマイナンバーカード)が必要です。最近では、スマートフォンで本人確認が完了する「eKYC」に対応している取引所も多く、最短即日で口座開設できます。
次に、購入したビットコインを海外取引所に送金します。XVGを取り扱っている主な海外取引所は以下の通りです。
これらの取引所の中でも、Binanceは世界最大級の取引所で、XVGの取引量も最も多い取引所です。日本語対応もしており、初心者でも使いやすいインターフェースです。
海外取引所の口座開設も、メールアドレスがあれば可能です。ただし、本人確認(KYC)を完了しないと、出金制限がかかる場合があります。スムーズな取引のため、本人確認まで済ませておくことをおすすめします。
送金の手順は以下の通りです。
送金アドレスの入力ミスは資産喪失につながる
送金アドレスの入力ミスは資産の喪失につながります。必ずコピー&ペーストを使用し、最初は少額でテスト送金を行うことをおすすめします。
海外取引所にビットコインが着金したら、いよいよXVGを購入します。多くの海外取引所では、ステーブルコインUSDT(テザー)を介した取引が主流です。
購入の手順は以下の通りです。
成行注文は即座に約定しますが、スプレッドが広い場合は不利なレートになることがあります。指値注文は希望価格を指定できますが、約定しない可能性もあります。初心者の方は、まず成行注文で少額を購入し、取引に慣れてから指値注文を試すとよいでしょう。
Binance Convertなら直接交換も可能
Binanceの「Binance Convert」機能を使えば、ビットコインから直接XVGに交換することも可能です。この方法は操作が簡単で、初心者にもおすすめです。
XVGを購入したら、セキュリティのため、取引所ではなく自分のウォレットに移動して保管することをおすすめします。取引所がハッキングされた場合、預けている資産を失うリスクがあるためです。
XVGに対応している主なウォレットは以下の通りです。
ハードウェアウォレットが最も安全
最も安全な保管方法は、ハードウェアウォレットの使用です。Ledger Nano SやTrezorなどのハードウェアウォレットは、秘密鍵をオフラインで保管するため、ハッキングのリスクを大幅に低減できます。
バックアップフレーズを安全に保管すること
公式ウォレットを使用する場合は、必ずバックアップフレーズ(リカバリーフレーズ)を安全な場所に保管してください。このフレーズを紛失すると、ウォレットにアクセスできなくなり、資産を失う可能性があります。バックアップフレーズは、紙に書いて複数の安全な場所に保管することをおすすめします。
XVGが国内取引所で買えない理由
XVGは、国内のどの暗号資産取引所でも取り扱われていません。その理由は、日本の金融規制当局である金融庁の方針にあります。
国内で暗号資産交換業を営むには、金融庁への登録が必要です。登録業者は、一般社団法人日本暗号資産取引業協会(JVCEA)の会員となり、自主規制規則を遵守する必要があります。
金融庁とJVCEAは、匿名性の高い暗号資産の取り扱いについて、非常に慎重な姿勢を取っています。XVGのような匿名通貨は、マネーロンダリング(資金洗浄)やテロ資金供与などの犯罪に利用されるリスクが高いと考えられているためです。
JVCEAの自主規制規則では、「匿名性の高い暗号資産の取扱いは原則禁止」とされています。具体的には、以下のような特性を持つ暗号資産は、取り扱いが制限されます。
XVGはIPアドレス隠蔽により規制対象
XVGは、Torとi2PによってIPアドレスを隠蔽し、レイスプロトコルで取引履歴を非公開にできるため、この規制に該当します。そのため、国内の登録業者はXVGを取り扱うことができません。
同様の理由で、Monero(XMR)、Zcash(ZEC)、Dash(DASH)などの匿名通貨も、国内取引所では取り扱われていません。過去には一部の取引所で取り扱いがありましたが、規制強化に伴い、すべて上場廃止となりました。
匿名通貨の取り扱いが制限される背景には、国際的なマネーロンダリング対策の動きがあります。FATF(金融活動作業部会)は、暗号資産取引におけるマネーロンダリング対策として、「トラベルルール」の導入を各国に勧告しています。
トラベルルールとは、暗号資産の送金時に、送信者と受信者の情報を取引所間で共有することを義務付ける規制です。これにより、暗号資産取引の透明性を高め、犯罪利用を防止することが目的です。
匿名通貨はトラベルルール遵守が困難
しかし、匿名通貨では送信者・受信者の情報を特定することが困難であり、トラベルルールの遵守が実質的に不可能です。このため、金融庁は匿名通貨の取り扱いを認めない方針を取っていると考えられます。
日本だけでなく、韓国、オーストラリアなど、多くの国で匿名通貨に対する規制が強化されています。一部の海外取引所でも、規制対応のため匿名通貨の上場廃止が進んでいます。
XVGのレイスプロトコルは、公開取引と非公開取引を選択できる柔軟性を持っていますが、現時点では金融庁の認可を得られていません。今後、規制環境が変化する可能性もありますが、当面は海外取引所を利用する以外に購入手段はありません。
XVGのセキュリティリスク
XVGは過去に深刻なセキュリティ事件を経験しています。2018年には、51%攻撃と呼ばれる手法により、ネットワークが攻撃を受けました。投資を検討する際は、この事件の詳細と現在の対策を理解しておく必要があります。
51%攻撃とは、悪意のあるマイナーがネットワーク全体の計算能力(ハッシュレート)の過半数を支配し、ブロックチェーンを不正に操作する攻撃です。過半数の計算能力を持つことで、二重支払いや取引の改ざんが可能になります。
XVGに対する51%攻撃は、2018年4月と5月の2回発生しました。
2018年4月の攻撃
最初の攻撃では、Scryptアルゴリズムの脆弱性が悪用されました。攻撃者は、ブロックのタイムスタンプを操作する「タイムワープ攻撃」という手法を使い、マイニング難易度を人為的に下げることに成功しました。
攻撃で約2,000万XVG(約1.2億円)が不正獲得
この攻撃により、攻撃者は1分間に25ブロックを生成し、約2,000万XVG(当時約1億2,000万円相当)を不正に獲得しました。Verge開発チームは当初、この攻撃を「小さなハッシュ攻撃」と説明し、51%攻撃であることを否定していました。
2018年5月の攻撃
4月の攻撃後、Vergeは緊急ハードフォークを実施してバグに対処しました。しかし、根本的な修正が不十分だったため、わずか1ヶ月後に再び攻撃を受けました。
5月の攻撃では、攻撃者は2つのアルゴリズム(ScryptとLyra2rev2)を交互に使用し、数時間で3,500万XVG(当時約2億円相当)を不正に獲得しました。この攻撃は、4月の攻撃と本質的に同じ手法が使われており、修正が不完全だったことが明らかになりました。
両方の攻撃を最初に発見したのは、フォーラムサイトのユーザーocminer氏でした。同氏は、「以前の攻撃に対して応急処置のみで本質的に対処されていないため、今回、攻撃者は数百万を得ている」とコメントしています。
2018年の攻撃を受けて、Verge開発チームはセキュリティ強化に取り組みました。具体的には、以下のような対策が実施されました。
2021年にも56万ブロックの再編成が発生
また、2021年2月には、200日分のトランザクションに相当する56万ブロックが再編成(リオーグ)される事態も発生しました。これは、時価総額上位100銘柄の中で最も長い再編成とされ、XVGのセキュリティに対する懸念を再び高めました。
現在のXVGのセキュリティ状況については、開発チームからの公式発表が限られており、透明性に課題があります。GitHubでの開発活動は継続されているものの、コミット頻度は他の主要プロジェクトと比較して低い傾向にあります。
失っても問題ない範囲での投資を推奨
51%攻撃のリスクは、ネットワークのハッシュレートが低い通貨ほど高くなります。XVGへの投資を検討する際は、こうしたセキュリティリスクを十分に理解し、失っても問題ない範囲の資金で投資することが重要です。
XVGの税金と確定申告
XVGを含む暗号資産の取引で利益が出た場合、税金の申告が必要です。特に海外取引所を利用する場合、税務処理が複雑になるため、事前に理解しておくことが重要です。
暗号資産の売却益は、原則として「雑所得」に分類され、総合課税の対象となります。給与所得などと合算して税率が決まります。
出典:国税庁「暗号資産の税制」
所得税の税率は累進課税で、所得が増えるほど税率も上がります。最高税率は45%で、これに住民税10%を加えると、最大55%の税率が適用されます。
| 課税所得金額 | 所得税率 | 住民税 | 合計税率 |
| 195万円以下 | 5% | 10% | 15% |
| 195万円超〜330万円以下 | 10% | 10% | 20% |
| 330万円超〜695万円以下 | 20% | 10% | 30% |
| 695万円超〜900万円以下 | 23% | 10% | 33% |
| 900万円超〜1,800万円以下 | 33% | 10% | 43% |
| 1,800万円超〜4,000万円以下 | 40% | 10% | 50% |
| 4,000万円超 | 45% | 10% | 55% |
暗号資産を保有しているだけでは課税されません
課税対象となるのは、以下のような場合です。
XVGをビットコインに交換した場合も課税対象です
海外取引所を利用した場合でも、日本の居住者であれば日本の税法に従って申告する必要があります。「海外の取引所だから申告しなくてもバレない」という考えは誤りです。
国税庁は海外取引所との情報交換を進めています
国税庁は、海外取引所との情報交換を進めており、取引記録を把握できる体制が整いつつあります。また、国内取引所への送金記録から、海外取引所での取引が推測される場合もあります。
給与所得者の場合、暗号資産の利益が年間20万円を超える場合は確定申告が必要です。給与所得がない場合は、基礎控除の48万円を超える利益があれば申告が必要です。
無申告や過少申告が発覚した場合、以下のようなペナルティが科される可能性があります。
ペナルティを避けるため正確な申告を心がけましょう
暗号資産の損益計算は、取得価額を正確に把握する必要があり、複雑になりがちです。国税庁が認めている計算方法は、総平均法と移動平均法の2つです。
初心者の方は計算が簡単な総平均法がおすすめです
損益計算の基本的な流れは以下の通りです。
複数の取引所を利用している場合、すべての取引を一括して計算する必要があります。海外取引所の取引記録も漏れなく含めましょう。
損益計算ツールを利用すると自動的に計算できます
損益計算を手作業で行うのは非常に手間がかかります。暗号資産の損益計算ツールを利用すると、取引記録をインポートするだけで自動的に計算してくれます。代表的なツールには、「クリプタクト」「Gtax」などがあります。
確定申告の手順は以下の通りです。
暗号資産の税務処理は複雑なため、利益が大きい場合や不明点がある場合は、税理士に相談することをおすすめします。暗号資産に詳しい税理士に依頼すれば、正確な申告と節税対策のアドバイスが受けられます。
XVGの将来性を判断するには、現在の開発状況と実際の利用事例を確認することが重要です。ここでは、XVGプロジェクトの最新動向と将来性について解説します。
XVGはオープンソースプロジェクトで、GitHubで開発状況を確認できますが、他の主要プロジェクトと比較するとコミット頻度は低めです。コミュニティ主導のボランティアベースという性質上、開発スピードは限られています。
具体的なロードマップの公開は限定的です
公式サイトやSNSでは、定期的にアップデート情報が発信されていますが、具体的なロードマップの公開は限定的です。大規模なアップデートの予定や、新機能の実装スケジュールは明確になっていません。
開発資金はコミュニティからの寄付に依存しているため、大規模な開発には資金調達が必要です。過去には、クラウドファンディングによって大手決済プロセッサーとの統合費用を調達した実績があります。
コミュニティの活性度は、プロジェクトの持続性を示す重要な指標です。XVGのコミュニティは、Telegram、Discord、Twitterなどで活動していますが、規模は他の主要プロジェクトと比較すると小さめです。
XVGの実用事例として注目されたのが、2018年の大手アダルトサイトPornhubとの提携です。Pornhubは、XVGを決済手段の一つとして採用しました。その後、VisaやMastercardがPornhubへのサービスを停止したことで、暗号資産が数少ない決済手段となり、XVGの注目度が高まりました。
プライバシー重視のユーザーにとって魅力的な決済手段
現在、Pornhubではビットコインや複数の暗号資産で決済が可能で、XVGもその一つとして利用できます。プライバシーを重視するユーザーにとって、匿名性の高いXVGは魅力的な決済手段です。
また、Voice Life社がXVGを活用したNFTプロジェクトを展開した事例もあります。ただし、こうした実用事例は限定的で、大規模な導入には至っていません。
現時点で広く普及しているとは言えません
XVGの将来性を考える上で、最も大きなリスクは規制強化です。FATF(金融活動作業部会)は、トラベルルールの導入を各国に勧告しています。
匿名通貨ではトラベルルールに対応できません
トラベルルールでは、暗号資産の送金時に送信者と受信者の情報を取引所間で共有することが義務付けられます。しかし、匿名通貨ではこの情報を特定できないため、規制に対応できません。
実際に、韓国やオーストラリアなど、一部の国では匿名通貨の取り扱いを禁止する動きが進んでいます。日本でも、金融庁とJVCEAが匿名通貨の取り扱いを認めない方針を取っています。
規制強化がXVGの流動性や価格に悪影響を及ぼす可能性
一部の海外取引所でも、規制対応のため匿名通貨の上場廃止が進んでいます。こうした規制強化の流れは、XVGの流動性や価格に悪影響を及ぼす可能性があります。
XVGのレイスプロトコルは、公開取引と非公開取引を選択できる柔軟性を持っています。この特性が、将来的に規制当局から評価される可能性もありますが、現時点では不透明です。
XVGで気をつけたい5つのリスク
XVGへの投資を検討する際は、以下の5つのリスクを十分に理解しておく必要があります。暗号資産投資は高いリターンが期待できる一方、大きなリスクも伴います。
XVGを含む暗号資産は、価格変動が非常に激しく、1日で10%以上価格が変動することも珍しくありません。短期間で大きな利益を得られる可能性がある一方、大きな損失を被るリスクもあります。
時価総額が小さいため価格が大きく動きやすい
XVGは時価総額が比較的小さいため、大口の売買によって価格が大きく動きやすい傾向があります。また、ニュースやSNSでの話題によって、投機的な売買が集中し、価格が急騰・急落することもあります。
価格変動リスクを軽減するには、以下のような対策が有効です。
流動性とは、資産を現金化しやすいかどうかを示す指標です。XVGは主要な暗号資産と比較すると、取引量が少なく、流動性が低い傾向があります。
売却したいときに希望価格で売却できない可能性
流動性が低いと、売却したいときに買い手が見つからず、希望価格で売却できない可能性があります。また、大口の売却注文を出すと、価格が大きく下落してしまうこともあります。
特に、市場が急落している局面では、売り注文が殺到し、さらに流動性が低下します。パニック売りに巻き込まれると、大きな損失を被る可能性があります。
流動性リスクを軽減するには、取引量の多い取引所を利用し、売却は少額ずつ行うことが有効です。また、急いで売却する必要がないよう、余剰資金で投資することが重要です。
前述の通り、匿名通貨に対する規制は世界的に強化される傾向にあります。新たな規制が導入されると、XVGの取引環境が悪化し、価格が下落する可能性があります。
具体的には、以下のようなリスクが考えられます。
最新の規制情報を定期的に確認することが重要
XVGを購入するには海外取引所を利用する必要がありますが、海外取引所は日本の金融庁の監督外で、利用者保護制度の対象外です。
信頼性の高い大手取引所を選び二段階認証を設定
海外取引所を利用する際は、以下の点に注意しましょう。
暗号資産業界では、ハッキングや詐欺による被害が後を絶ちません。XVG自体も、過去に51%攻撃を受けた経歴があります。
ユーザーが注意すべきリスクは以下の通りです。
「必ず儲かる」などの甘い話に乗らない
これらのリスクを避けるため、以下の対策を徹底しましょう。
XVGは違法な通貨ではありません。日本において、暗号資産を保有・取引すること自体は合法です。
ただし、国内の暗号資産取引所では取り扱いがありません。これは、金融庁とJVCEAが匿名通貨の取り扱いを認めていないためです。海外取引所を利用してXVGを購入・保有すること自体は違法ではありませんが、マネーロンダリングなどの犯罪に利用した場合は当然違法となります。
XVGを合法的に利用する限り、法的な問題はありません。ただし、規制環境は変化する可能性があるため、最新の情報を確認することが重要です。
XVGは国内取引所では購入できません。購入するには、以下の海外取引所を利用する必要があります。
これらの取引所の中でも、Binanceは取引量が最も多く、日本語対応もしているため、初心者にもおすすめです。
購入の流れは、国内取引所でビットコインを購入し、海外取引所に送金してXVGを購入する、という手順になります。詳しくは、この記事の「XVGを購入する方法」のセクションを参照してください。
XVGの将来価格を正確に予測することは不可能です。暗号資産の価格は、技術開発、規制環境、市場全体の動向など、多くの要因に影響されます。
XVGの価格上昇を期待できる要因としては、以下が挙げられます。
一方、価格下落のリスク要因としては、以下が挙げられます。
投資判断は、これらの要因を総合的に考慮し、ご自身のリスク許容度に合わせて行ってください。価格予測に依存せず、余剰資金の範囲内で投資することが重要です。
XVGを安全に保管するには、以下のウォレットがおすすめです。
最も安全:ハードウェアウォレット
ハードウェアウォレットは、秘密鍵をオフラインで保管するため、ハッキングのリスクを大幅に低減できます。大きな金額を保管する場合は、ハードウェアウォレットの使用を強くおすすめします。
使いやすさ重視:ソフトウェアウォレット
ソフトウェアウォレットは、スマートフォンやパソコンで手軽に利用できます。ただし、デバイスがハッキングされるリスクがあるため、大きな金額の保管には適していません。
どのウォレットを使用する場合も、バックアップフレーズ(リカバリーフレーズ)を必ず安全な場所に保管してください。このフレーズを紛失すると、ウォレットにアクセスできなくなり、資産を失う可能性があります。バックアップフレーズは、紙に書いて複数の安全な場所に保管することをおすすめします。
XVGを含む暗号資産の税金は、以下の手順で計算します。
海外取引所での取引も、日本居住者であれば申告が必要です。給与所得者の場合、年間20万円を超える利益があれば確定申告が必要です。
暗号資産の税務処理は複雑なため、損益計算ツール(クリプタクト、Gtax等)を利用すると便利です。利益が大きい場合や不明点がある場合は、暗号資産に詳しい税理士に相談することをおすすめします。
詳しくは、この記事の「XVGの税金と確定申告」のセクションを参照してください。
XVGに関してよくある質問をまとめました。投資判断の参考にしてください。
XVG(Verge)は、Torとi2Pによる高度な匿名性と、5秒〜30秒という高速決済を両立させたプライバシー重視の仮想通貨です。レイスプロトコルにより、公開取引と非公開取引を選択できる柔軟性が、他の匿名通貨との大きな違いです。
2018年に2度の51%攻撃を受けた経歴があります
ただし、XVGへの投資には注意が必要です。2018年に2度の51%攻撃を受けた経歴があり、セキュリティ面での懸念が残ります。また、国内取引所では取り扱いがなく、購入するには海外取引所を利用する必要があります。匿名通貨に対する規制強化の動きも、将来性に影響を与える可能性があります。
XVGを購入する場合は、BinanceやMEXCなどの海外取引所を利用し、まず国内取引所でビットコインを購入してから送金する手順になります。購入後は、セキュリティのため自分のウォレットに移動して保管することをおすすめします。税金の申告も忘れずに行いましょう。
投資判断は自己責任で、余剰資金の範囲内で行ってください
XVGへの投資を検討する際は、価格変動リスク、流動性リスク、規制リスク、海外取引所利用のリスクなどを十分に理解した上で、余剰資金の範囲内で行うことが重要です。投資判断は自己責任で行い、リスクを十分に理解した上で慎重に判断してください。
当サイト運営者の見解
口座は2つ持って使い分ける
2社は買える銘柄と得意分野が違います。
両方の口座があると選択肢が広がります。
1口座目
コインチェック
アプリで少額から
2口座目
bitFlyer
限定銘柄・送付に
最低購入額
500円
1円
販売所
取扱通貨
35種類
44種類
つみたて
30銘柄に対応
月1万円から
1円から設定
毎日・毎週・毎月
ここが強い
IEOの実績4件
新規トークンの先行販売
送付手数料が無料
XRP・SOL・XLM・MONA
片方の口座でしか買えない銘柄がある
bitFlyerだけ(14銘柄)
コインチェックだけ(6銘柄)
※2社の選定と使い分けは当サイト運営者の見解です。取扱銘柄・手数料は2026年10月2日時点の各社公式サイトの情報に基づきます。送付手数料は暗号資産を外部へ送るときの手数料です。取扱銘柄は変更される場合があります。
| 順位 | 取引所 | 手数料 | 通貨数 | 口座開設 |
|---|---|---|---|---|
| 1 | コインチェック はじめての1口座に | 無料 | 35種類 | 無料で口座開設 |
| 2 | bitFlyer 2口座目に。限定銘柄・1円から | 販売所取引手数料無料 | 44種類 | 無料で口座開設 |
| 3 | GMOコイン 取引手数料を抑えたい人に | 無料 | 24種類 | 無料で口座開設 |
当サイトの結論は「コインチェック+bitFlyer」の2口座。使い分けを見る
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