仮想通貨の送金方法完全ガイド|手数料無料の取引所6選【2026年最新】

仮想通貨の送金方法完全ガイド|手数料無料の取引所6選【2026年最新】

仮想通貨の送金を検討しているけれど、「どの取引所なら手数料が安いの?」「アドレスを間違えたら資産を失うって本当?」と不安に感じていませんか。

送金手数料は取引所によって大きく異なり、無料の取引所もあれば数千円かかるケースもあります。

また、送金は一度実行すると取り消せないため、アドレスミスは資産喪失に直結する重大なリスクです。

この記事では、送金手数料無料のおすすめ取引所5社、安全な送金手順、税金の注意点、トラブル対処法まで網羅的に解説します。

正しい知識を身につけて、安心して仮想通貨を送金できるようになりましょう。

この記事の要約
  • GMOコイン・BITPOINT・SBI VCトレードは送金手数料が完全無料
  • アドレス入力ミスを防ぐには、アドレス帳・QRコード・少額テスト送金を活用
  • 送金で税金がかかるケースと、かからないケースを正確に理解することが重要
結論

仮想通貨を始めるならbitFlyerがおすすめ

  • 国内最大級の取引量と高い流動性
  • 強固なセキュリティ体制
  • 高機能な取引ツール「bitFlyer Lightning」

SOICO株式会社 共同創業者・取締役COO 土岐彩花
共同創業者&取締役COO 土岐 彩花(どきあやか)
SOICO株式会社
慶應義塾大学在学中に19歳で起業し、2社のベンチャー創業を経験。大学在学中に米国UCバークレー校(Haas School of Business, University of California, Berkeley)に留学し、経営学、マーケティング、会計、コンピュータ・サイエンスを履修。新卒でゴールドマン・サックス証券の投資銀行本部に就職し、IPO含む事業会社の資金調達アドバイザリー業務・引受業務に従事。2018年よりSOICO株式会社の取締役COOに就任。

目次

仮想通貨の送金方法|基本の流れと3つの送金パターン

仮想通貨の送金は、銀行振込のように中央機関を経由せず、ブロックチェーン上で直接資産を移動させる仕組みです。24時間365日いつでも送金でき、国境を越えた送金も迅速に行えるのが大きな特徴です。

ここでは、仮想通貨の送金とは何か、基本的な流れ、そして主な送金パターンについて解説します。

仮想通貨の送金とは?|ブロックチェーン上の資産移動

仮想通貨の送金とは、ブロックチェーン技術を使って、ある人のウォレットから別の人のウォレットへ暗号資産を移動させることを指します。銀行送金のように金融機関が仲介するのではなく、世界中の参加者が検証・承認する分散型の仕組みで処理されます。

送金の際には、送金先の「アドレス」と呼ばれる英数字の文字列を指定します。このアドレスは銀行口座番号のような役割を果たし、間違えると資産を失う可能性があるため、正確な入力が不可欠です。

アドレスの入力ミスは資産喪失に直結します

送金リクエストが出されると、ネットワーク上のバリデーター(検証者)によって承認作業が行われ、ブロックチェーンに記録されることで送金が完了します。この仕組みにより、改ざんが困難で透明性の高い取引が実現されています。

送金の基本的な流れ|5つのステップ

仮想通貨の送金は、以下の5つのステップで行われます。初めて送金する方は、この流れを理解しておくとスムーズに手続きできます。

1.送金先アドレスの取得:送金先の取引所やウォレットから、受取用のアドレスをコピーまたはQRコードで取得します。
2.送金元の取引所・ウォレットにログイン:送金元となる取引所やウォレットにログインし、送金画面を開きます。
3.送金情報の入力:送金先アドレス、送金する通貨の種類、送金数量を入力します。アドレスは手入力ではなくコピー&ペーストを推奨します。
4.送金内容の確認と実行:入力内容に誤りがないか必ず確認してから、送金を実行します。送金後のキャンセルはできません。
5.ブロックチェーン上での承認待ち:送金リクエストがネットワークに送信され、バリデーターによって承認されるのを待ちます。承認が完了すると、送金先に資産が反映されます。

送金手続き自体は数分で完了します

ブロックチェーン上での承認には通貨によって数秒から数十分かかることがあります。

3つの送金パターン|取引所間・ウォレット・海外送金の違い

仮想通貨の送金には、主に3つのパターンがあります。それぞれの特徴と注意点を理解しておきましょう。

1. 取引所間の送金
国内の取引所から別の国内取引所へ送金するパターンです。例えば、GMOコインからbitbankへビットコインを送金する場合などが該当します。

トラベルルールの影響で送金できない場合があります

異なるソリューションを採用した取引所間では送金できない場合があるため、事前確認が必要です。

2. 取引所からウォレットへの送金
取引所からMetaMaskなどの個人ウォレット(プライベートウォレット)へ送金するパターンです。自分の資産を取引所から自分のウォレットに移動させる場合、税金は発生しません。ただし、送金手数料はかかります。

3. 海外取引所への送金
国内取引所から海外取引所へ送金するパターンです。トラベルルールの通知対象国に所在する海外取引所への送金は、多くの国内取引所で制限されています。一度プライベートウォレットを経由する方法もありますが、送金手数料が二重にかかる点に注意が必要です。

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送金手数料が無料・安いおすすめの仮想通貨取引所6社

仮想通貨の送金手数料は取引所によって大きく異なります。ここでは、送金手数料が無料または安い国内取引所6社を紹介します。

送金を頻繁に行う方や、手数料を最小限に抑えたい方は、これらの取引所を検討してみてください。

取引所銘柄数送金手数料入出金手数料特徴
bitFlyer39種類通貨による有料セキュリティ重視
Coincheck31種類無料500円アプリDL数No.1・取扱通貨数国内最大級
GMOコイン22種類無料無料各種手数料が無料
BITPOINT30種類無料無料取引手数料も無料
SBI VCトレード34種類無料無料ステーキング対応
bitbank44種類通貨による有料取扱銘柄が豊富

bitFlyer|セキュリティ重視で送金も安心

bitFlyer 公式サイト

出典: bitFlyer公式サイト

bitFlyerの基本情報
取扱銘柄数39種類
取引所(板取引)
販売所
レバレッジ2倍
取引手数料(Maker)0.01%〜0.15%
取引手数料(Taker)0.01%〜0.15%
日本円入金手数料無料(住信SBIネット銀行)/ 330円(その他)
日本円出金手数料220円〜770円
最小注文金額1円
口座開設最短5分
登録番号関東財務局長 第00003号

📌 bitFlyerの特徴

ビットコイン取引量10年連続国内No.1※

※ 国内暗号資産交換業者における2016年~2024年の差金決済および先物取引を含んだ年間出来高。(日本暗号資産等取引業協会が公表する統計情報および国内暗号資産交換業者各社が公表する取引データに基づき当社にて集計。日本暗号資産等取引業協会の統計情報については2018年以降分を参照)

創業以来ハッキング被害ゼロ

出典:海外暗号資産取引所 Bybit ハッキング被害報道を受けた当社対応 2025年2月22日

Vポイントをビットコインに交換可能

bitFlyer クレカでBTC還元

bitFlyerは、2014年設立の国内最大級の暗号資産取引所です。取扱銘柄は39種類と豊富で、ビットコイン取引量は国内トップクラスを誇ります。

これまでハッキング被害の報告なし

セキュリティ面では、コールドウォレット管理、マルチシグ、二段階認証など多層的な対策を実施しており、これまでハッキング被害の報告はありません。送金手数料は通貨によって異なりますが、セキュリティの高さから安心して送金できる環境が整っています。

最低取引額は1円からで、少額から仮想通貨投資を始めたい方に適しています。口座開設は最短即日で完了し、スマホアプリも使いやすいと評判です。

出典:金融庁「暗号資産交換業者登録一覧」

Coincheck|取扱通貨数国内最大級

Coincheck 公式サイト

出典: Coincheck公式サイト

Coincheckの基本情報
取扱銘柄数35種類
取引所(板取引)
販売所
レバレッジなし
取引手数料(Maker)無料
※銘柄による。BTCは無料、一部銘柄は0.05%~0.1%
取引手数料(Taker)無料
※銘柄による。BTCは無料、一部銘柄は0.05%~0.1%
日本円入金手数料無料(銀行振込)/ 770円〜(コンビニ・クイック入金)
日本円出金手数料407円
最小注文金額500円
口座開設最短5分
登録番号関東財務局長 第00014号

📌 Coincheckの特徴

アプリダウンロード数国内No.1※

※ 対象:国内の暗号資産取引アプリ、期間:2019年1月〜2023年12月、データ協力:AppTweak

取扱銘柄数が豊富

マネックスグループの子会社

Coincheckつみたて対応

Coincheck(コインチェック)は、マネックスグループ傘下の仮想通貨取引所で、取り扱い通貨数は31種類と国内最大級の水準です。取引所での取引手数料が無料のため、コストを抑えた売買が可能です。

送金に関しては、通貨ごとに所定のネットワーク手数料が発生します。一方で、取引所の売買手数料が無料であるため、購入時のコストを抑えたうえで送金に進められる点は大きなメリットです。

500円から仮想通貨を購入でき、アプリDL数国内No.1(※2019年1月〜2023年12月/国内暗号資産取引アプリ対象)の操作しやすいアプリで、送金手続きもスムーズに行えます。

また、貸暗号資産サービス(最大年率5%)やNFTマーケットプレイス「Coincheck NFT」など、送金以外の活用手段が豊富に用意されています。仮想通貨の保有・運用まで視野に入れている方に適した取引所です。

GMOコイン|送金手数料完全無料

GMOコイン 公式サイト

出典: GMOコイン公式サイト

GMOコインの基本情報
取扱銘柄数22種類
取引所(板取引)
販売所
レバレッジ2倍
取引手数料(Maker)-0.01%〜-0.03%(Maker報酬)
取引手数料(Taker)0.05%〜0.09%
日本円入金手数料無料
日本円出金手数料無料(大口400円)
最小注文金額100円
口座開設最短10分
登録番号関東財務局長 第00006号

📌 GMOコインの特徴

各種手数料が無料

GMOインターネットグループ運営

ステーキング対応

GMOコインは、国内大手のGMOインターネットグループが運営する暗号資産取引所です。最大の特徴は、仮想通貨の送金手数料が完全無料である点です。

送金手数料が完全無料でコストを大幅削減

ビットコインやイーサリアムなど主要通貨の送金手数料が無料なので、他の取引所やウォレットへ資産を移動させる際のコストを大幅に削減できます。

また、日本円の入出金手数料も無料(大口出金を除く)で、最低取引額は100円からと少額投資にも対応しています。コールドウォレット管理やマルチシグなど、セキュリティ対策も充実しており、金融庁登録業者(関東財務局長 第00006号)として安心して利用できます。

送金手数料を抑えたい方、複数の取引所を使い分けている方に特におすすめの取引所です。

出典:金融庁「暗号資産交換業者登録一覧」

BITPOINT|各種手数料無料でコスト最小

BITPOINT 公式サイト

出典: BITPOINT公式サイト

BITPOINTの基本情報
取扱銘柄数30種類
取引所(板取引)
販売所
レバレッジなし
取引手数料(Maker)無料
取引手数料(Taker)無料
日本円入金手数料無料
日本円出金手数料月1回無料(2回目以降330円)
最小注文金額500円
口座開設最短即日
登録番号関東財務局長 第00009号

📌 BITPOINTの特徴

各種手数料無料

ステーキング国内最高水準

SBIホールディングス子会社

貸して増やすサービス

BITPOINTは、SBIホールディングスの子会社が運営する暗号資産取引所です。送金手数料だけでなく、取引手数料(メイカー・テイカー)も無料という、コスト面で非常に優れた取引所です。

ステーキング報酬率は国内最高水準

取扱銘柄は30種類で、ステーキングサービスは国内最高水準の報酬率を誇ります。日本円の入金手数料は無料、出金手数料は月1回まで無料(2回目以降は330円)です。最低取引額は500円からで、初心者でも始めやすい設定になっています。

送金手数料と取引手数料の両方を節約したい方、ステーキングで資産を増やしたい方に適した取引所です。金融庁登録業者(関東財務局長 第00009号)として、安全性も確保されています。

出典:CRYPTO INSIGHT「BITPOINT(ビットポイント)とは?」
出典:金融庁「暗号資産交換業者登録一覧」

SBI VCトレード|入出金・送金手数料すべて無料

SBI VCトレード 公式サイト

出典: SBI VCトレード公式サイト

SBI VCトレードの基本情報
取扱銘柄数40種類
取引所(板取引)
販売所
レバレッジ2倍
取引手数料(Maker)-0.01%(Maker報酬)
取引手数料(Taker)0.05%
日本円入金手数料無料
日本円出金手数料無料
最小注文金額1円
口座開設最短翌営業日
登録番号関東財務局長 第00011号

📌 SBI VCトレードの特徴

SBIグループ運営の安心感

入出金手数料が完全無料

ステーキング17銘柄対応

レンディングサービス対応

SBI VCトレードは、SBIグループが運営する暗号資産取引所です。日本円の入出金手数料、仮想通貨の送金手数料がすべて無料で、コストを最小限に抑えた取引が可能です。

取扱銘柄34種類でステーキング対応は14種類

取扱銘柄は34種類と豊富で、ステーキング対応銘柄は14種類に及びます。レンディングサービスも提供しており、保有している仮想通貨を貸し出すことで利息収入を得ることもできます。取引所形式の取引では、メイカー手数料がマイナス(報酬)になるため、指値注文を活用すると手数料を受け取ることができます。

最低取引額は500円からで、初心者から上級者まで幅広く利用できる取引所です。金融庁登録業者(関東財務局長 第00011号)として、信頼性も高い取引所です。

出典:CRYPTO INSIGHT「SBI VCトレードの評判・口コミはどう?」
出典:金融庁「暗号資産交換業者登録一覧」

bitbank|取扱銘柄が豊富で送金先の選択肢が広い

bitbank 公式サイト

出典: bitbank公式サイト

bitbankの基本情報
取扱銘柄数40種類以上
取引所(板取引)
販売所
レバレッジなし
取引手数料(Maker)-0.02%(Maker報酬)
取引手数料(Taker)0.12%
日本円入金手数料無料
日本円出金手数料550円/770円(3万円以上)
最小注文金額銘柄による
口座開設最短即日
登録番号関東財務局長 第00004号

📌 bitbankの特徴

取引所の取扱銘柄数が40種類以上

Maker手数料がマイナス(報酬)

高いセキュリティ評価

板取引に強い

bitbankは、2014年設立の国内暗号資産取引所で、取扱銘柄数は44種類と国内最多級です。取引所形式の取引に強く、メイカー手数料がマイナス(報酬)になるため、指値注文を活用すれば手数料を受け取ることができます。

リップルやステラルーメンで低コスト送金が可能

送金手数料は通貨によって異なり、ビットコインは比較的高めですが、リップル(XRP)やステラルーメン(XLM)などの送金に特化した通貨を利用すれば、低コストで送金できます。取扱銘柄が豊富なため、送金先の取引所やサービスに合わせて最適な通貨を選択できるのが強みです。

日本円の出金手数料は550円(3万円以上は770円)で、最低取引額は銘柄によって異なります。セキュリティ評価も高く、金融庁登録業者(関東財務局長 第00004号)として安心して利用できます。板取引に慣れた中級者以上のトレーダーにおすすめの取引所です。

出典:株探「bitbank(ビットバンク)の評判・口コミ」
出典:金融庁「暗号資産交換業者登録一覧」

仮想通貨の送金手順|画面で確認しながら安全に送る方法

仮想通貨の送金は、正しい手順を踏めば安全に行えます。ここでは、初心者でも迷わず送金できるよう、具体的な手順と注意点を解説します。

アドレスミスは資産喪失に直結します

送金前の準備|必要なもの3つ

仮想通貨を送金する前に、以下の3つを準備しておきましょう。

  • 送金先のアドレス:送金先の取引所やウォレットから、受取用のアドレスを取得します。QRコードがあれば、それも保存しておくと便利です。
  • 送金する通貨と数量:どの仮想通貨を、どれだけ送金するかを決めておきます。送金手数料を差し引いた金額が送金先に届くため、手数料も考慮して数量を決めましょう。
  • 二段階認証の準備:多くの取引所では、送金時に二段階認証が必要です。Google Authenticatorなどの認証アプリを手元に用意しておきましょう。

アドレスは必ずコピー&ペーストで入力してください

取引所からの送金手順|ステップバイステップ解説

ここでは、一般的な取引所からの送金手順を解説します。取引所によって画面は異なりますが、基本的な流れは同じです。

1.取引所にログイン:送金元となる取引所にログインし、「入出金」または「送金」のメニューを選択します。
2.送金する通貨を選択:送金したい仮想通貨(ビットコイン、イーサリアムなど)を選択します。
3.送金先アドレスを入力:送金先のアドレスを入力します。必ずコピー&ペーストを使い、手入力は避けてください。多くの取引所では、アドレス帳機能があるので、よく使うアドレスは登録しておくと便利です。
4.送金数量を入力:送金する数量を入力します。送金手数料が別途かかる場合は、手数料を差し引いた金額が送金先に届きます。
5.送金内容を確認:送金先アドレス、送金数量、送金手数料を必ず確認してください。この段階で間違いに気づけば修正できますが、送金実行後はキャンセルできません。
6.二段階認証で送金実行:二段階認証コードを入力し、送金を実行します。送金リクエストがネットワークに送信され、ブロックチェーン上での承認が始まります。
7.送金完了を確認:送金履歴画面で、送金のステータスを確認します。承認が完了すると、送金先に資産が反映されます。

送金手続き自体は数分で完了しますが、ブロックチェーン上での承認には時間がかかることがあります。焦らず待ちましょう。

アドレス入力ミスを防ぐ3つの方法

仮想通貨の送金で最も危険なのが、アドレスの入力ミスです。一度送金すると取り消せないため、以下の3つの方法でミスを防ぎましょう。

アドレス帳機能の活用

多くの取引所では、送金先アドレスを登録できる「アドレス帳」機能があります。よく使う送金先は事前に登録しておくことで、毎回アドレスをコピー&ペーストする手間が省け、入力ミスのリスクも減らせます。登録時には、アドレスに名前(ラベル)を付けておくと管理しやすくなります。

QRコードでの読み取り

送金先がQRコードを提供している場合は、QRコードを読み取ることでアドレスを自動入力できます。手入力やコピー&ペーストよりも確実で、入力ミスのリスクをほぼゼロにできます。スマホアプリを利用している場合は、QRコード読み取り機能を積極的に活用しましょう。

少額テスト送金の実施

初めて送金する相手や、高額を送金する場合は、まず少額でテスト送金を行うことを強くおすすめします。

テスト送金で100円分を送り、正しく届くか確認しましょう

例えば、100円分だけ送金してみて、正しく届くことを確認してから本送金を行えば、万が一アドレスが間違っていても被害を最小限に抑えられます。手数料は二重にかかりますが、大切な資産を守るための保険と考えましょう。

送金完了の確認方法|ブロックチェーンエクスプローラーの使い方

送金が正しく処理されているかを確認するには、ブロックチェーンエクスプローラーを使うと便利です。ブロックチェーンエクスプローラーとは、ブロックチェーン上の取引記録を誰でも閲覧できるWebサービスです。

代表的なエクスプローラーには、ビットコイン用の「Blockchain.com」や「Blockchair」、イーサリアム用の「Etherscan」などがあります。取引所の送金履歴画面に表示されるトランザクションID(TxID)をコピーし、エクスプローラーの検索窓に貼り付けると、送金の詳細情報が表示されます。

承認回数(Confirmations)が表示されるため、送金がどの段階にあるかを確認できます。承認回数が取引所の規定回数に達すると、送金先の口座に資産が反映されます。送金が遅れている場合でも、エクスプローラーで確認すれば安心できます。

仮想通貨の送金にかかる手数料|2種類の手数料と節約術

仮想通貨の送金には、主に2種類の手数料がかかります。それぞれの仕組みを理解し、手数料を節約する方法を知っておきましょう。

取引所が設定する送金手数料

取引所が設定する送金手数料は、取引所のサービス利用料として徴収されるものです。この手数料は取引所ごとに異なり、無料の取引所もあれば、数千円かかる取引所もあります。

例えば、GMOコインやBITPOINT、SBI VCトレードは送金手数料が無料ですが、一部の取引所ではビットコインの送金に0.0005BTC(約7,000円相当、2026年2月時点)などの手数料がかかることがあります。

送金手数料無料の取引所を選べば大幅にコスト削減

送金を頻繁に行う方は、送金手数料無料の取引所を選ぶことで大幅にコストを削減できます。

また、取引所によっては、送金手数料を高めに設定することで、優先的に送金を処理してもらえるオプションを提供している場合もあります。急ぎの送金の場合は、こうしたオプションを検討してもよいでしょう。

ネットワーク手数料(ガス代)の仕組み

ネットワーク手数料(ガス代)は、ブロックチェーン上で取引を処理するバリデーターに支払われる手数料です。この手数料は、取引所が設定するものではなく、ブロックチェーンのネットワーク全体で決まります。

ビットコインの場合、送金データのサイズ(バイト数)と、1バイトあたりの手数料率(satoshi/byte)によって決まります。ネットワークが混雑している時間帯は手数料が高騰し、空いている時間帯は低くなる傾向があります。

イーサリアムのガス代は取引の複雑さで変動します

イーサリアムの場合は、「ガス代」と呼ばれ、取引の複雑さやネットワークの混雑状況によって変動します。

取引所を利用する場合、多くの取引所では取引所が設定する送金手数料にネットワーク手数料が含まれています。ただし、MetaMaskなどのウォレットから直接送金する場合は、自分でガス代を設定できるため、急ぎでなければ低めに設定してコストを抑えることができます。

送金手数料を安く抑える4つの方法

送金手数料を節約するには、以下の4つの方法が有効です。

1.送金手数料無料の取引所を選ぶ:GMOコイン、BITPOINT、SBI VCトレードなど、送金手数料が無料の取引所を利用すれば、取引所に支払う手数料をゼロにできます。
2.送金に適した通貨を選ぶ:ビットコインは送金手数料が高めですが、リップル(XRP)やステラルーメン(XLM)、ライトコイン(LTC)などは送金手数料が非常に安く、送金速度も速いため、送金に適しています。送金目的であれば、一度これらの通貨に交換してから送金するのも一つの方法です。
3.ネットワークの混雑を避ける:ネットワークが混雑している時間帯は手数料が高騰します。ブロックチェーンエクスプローラーでネットワークの混雑状況を確認し、空いている時間帯に送金すれば手数料を抑えられます。
4.同じ取引所内で送金する:一部の取引所では、同じ取引所のユーザー間での送金は手数料が無料になることがあります。例えば、Coincheckではユーザー間送金は無料です。送金先が同じ取引所を利用している場合は、この方法を活用しましょう。

仮想通貨の送金時間|通貨別の承認時間と遅延の原因

仮想通貨の送金時間は、通貨の種類やネットワークの状況によって大きく異なります。ここでは、主要通貨の送金時間と、送金が遅れる原因について解説します。

主要通貨の送金時間目安

主要な仮想通貨の送金時間は以下の通りです。ただし、これらはあくまで目安であり、ネットワークの混雑状況によって変動します。

通貨1回の承認時間必要承認回数送金完了目安送金手数料
ビットコイン(BTC)約10分3〜6回30分〜1時間高め
イーサリアム(ETH)約15秒80回程度約16分変動大
リップル(XRP)約3〜5秒1回数秒〜数十秒非常に安い
ステラルーメン(XLM)約3〜5秒1回数秒〜数十秒非常に安い
ライトコイン(LTC)約2.5分6回程度約15分安い

リップルやステラルーメンは数秒で送金完了

リップルやステラルーメンは送金速度が非常に速く、数秒で完了するため、急ぎの送金に適しています。一方、ビットコインは承認に時間がかかるため、送金完了までに1時間以上かかることもあります。

承認回数と送金完了の関係

仮想通貨の送金は、ブロックチェーン上で一定回数の承認(コンファメーション)を受けることで完了します。承認回数は、取引所やウォレットによって異なり、セキュリティを重視する場合は承認回数が多く設定されています。

例えば、ビットコインの場合、1回の承認に約10分かかります。取引所が3回の承認を必要とする場合、送金完了までに約30分かかることになります。高額な送金の場合は、6回以上の承認が必要とされることもあり、その場合は1時間以上かかります。

承認回数はブロックチェーンエクスプローラーで確認できます

承認回数が多いほど、取引の安全性は高まりますが、送金完了までの時間も長くなります。送金履歴画面やブロックチェーンエクスプローラーで、現在の承認回数を確認できます。

送金が遅れる3つの原因と対処法

送金が予想以上に遅れる場合、以下の3つの原因が考えられます。

1. ネットワークの混雑
取引量が増加すると、ブロックに格納できるデータ量を超えてしまい、承認待ちの取引が溜まります。

手数料が低い取引は後回しにされます

この場合、手数料を高めに設定した取引が優先的に処理されるため、手数料が低い取引は後回しにされます。対処法としては、ネットワークが空いている時間帯に送金するか、手数料を高めに設定することです。

2. 送金手数料が低すぎる
バリデーターは、手数料が高い取引を優先的に処理します。手数料を極端に低く設定すると、承認されるまでに数時間、場合によっては数日かかることがあります。急ぎの送金の場合は、推奨される手数料以上に設定しましょう。

3. 取引所の処理待ち
送金リクエストを出しても、取引所側のセキュリティチェックや処理待ちで、ブロックチェーンに送信されるまでに時間がかかることがあります。取引所の送金履歴画面で「処理中」と表示されている場合は、取引所側の処理を待つしかありません。通常は数時間以内に処理されますが、長引く場合は取引所のサポートに問い合わせましょう。

送金に適した仮想通貨の選び方|速度と手数料で比較

送金目的で仮想通貨を選ぶ際は、送金速度と手数料のバランスが重要です。ここでは、送金に適した通貨の条件と、おすすめの通貨を紹介します。

送金向き通貨の3つの条件

送金に適した仮想通貨は、以下の3つの条件を満たしています。

  • 送金速度が速い:承認時間が短く、数秒〜数分で送金が完了する通貨は、急ぎの送金に適しています。リップル(XRP)やステラルーメン(XLM)などが該当します。
  • 送金手数料が安い:ネットワーク手数料が低く、少額送金でも手数料負けしない通貨が理想的です。ビットコインは手数料が高めですが、XRPやXLMは非常に低コストです。
  • 流動性が高い:送金先の取引所やサービスで取り扱いがあり、すぐに他の通貨や法定通貨に交換できる通貨を選びましょう。主要通貨であれば、ほとんどの取引所で取り扱いがあります。

送金先の取引所で取扱いがあるか事前確認が必須

送金に適した通貨5選の比較

送金に適した主要通貨5つを、速度・手数料・流動性の観点から比較します。

通貨送金速度送金手数料流動性特徴
リップル(XRP)数秒非常に安い高い国際送金に特化した設計
ステラルーメン(XLM)数秒非常に安い中程度個人間送金に最適
ライトコイン(LTC)約15分安い高いビットコインより高速・低コスト
トロン(TRX)数秒非常に安い中程度高速処理が特徴
ビットコインキャッシュ(BCH)約10分安い中程度ビットコインより低コスト

XRPは送金速度・手数料・流動性すべてで優秀

リップル(XRP)は、送金速度・手数料・流動性のすべてにおいて優れており、送金に最も適した通貨の一つです。ステラルーメン(XLM)も同様に優れていますが、取り扱いのある取引所がXRPより少ない点に注意が必要です。ライトコイン(LTC)は、ビットコインより高速・低コストで、多くの取引所で取り扱いがあるため、送金に適しています。

ビットコイン送金のメリット・デメリット

ビットコイン(BTC)は最も有名な仮想通貨ですが、送金に関しては一長一短があります。

メリット

  • ほぼすべての取引所・ウォレットで取り扱いがあり、流動性が非常に高い
  • セキュリティが高く、大口送金でも安心して利用できる
  • 送金先の選択肢が最も広い

デメリット

  • 送金手数料が高い(数千円かかることもある)
  • 送金完了まで30分〜1時間以上かかることがある
  • ネットワーク混雑時は手数料がさらに高騰する

少額送金や急ぎの送金にはBTCは不向き

ビットコインは、大口送金や送金先が限定される場合には適していますが、少額送金や急ぎの送金には向いていません。送金目的であれば、XRPやXLMなど、送金に特化した通貨を選ぶことをおすすめします。

仮想通貨の送金と税金|課税されるケース・されないケース

仮想通貨の送金には、税金がかかる場合とかからない場合があります。正しく理解しておかないと、確定申告漏れや追徴課税のリスクがあるため、注意が必要です。

仮想通貨の税金の基本|雑所得と確定申告

仮想通貨の取引による利益は、原則として「雑所得」に分類され、総合課税の対象となります。雑所得は給与所得など他の所得と合算して税率が決まります。所得税の税率は5%〜45%の累進課税で、さらに住民税10%が加わるため、最大で55%の税率がかかります。

出典:国税庁「暗号資産等に関する税務上の取扱い及び計算書について」

年間雑所得20万円超で確定申告が必要

給与所得者の場合、年間の雑所得が20万円を超えると確定申告が必要になります。専業主婦や学生など、給与所得がない場合は、雑所得が48万円(基礎控除額)を超えると確定申告が必要です。

仮想通貨の所得は、「売却時」「交換時」「使用時」など、利益が確定したタイミングで発生します。保有しているだけでは課税されませんが、送金のケースによっては課税対象となることがあります。

送金で税金がかかる5つのケース

仮想通貨の送金で税金がかかるのは、以下の5つのケースです。

1. 第三者に売却目的で送金した場合

友人などに仮想通貨を売却する目的で送金した場合、売却価格と取得価格の差額が利益となり、課税対象になります。例えば、1BTC=500万円で購入したビットコインを、1BTC=700万円で友人に売却した場合、200万円の利益が発生します。

2. 商品やサービスの支払いに使った場合

仮想通貨で商品を購入したり、サービスの支払いをしたりした場合、その時点での仮想通貨の時価と取得価格の差額が利益となり、課税対象になります。例えば、10万円で購入したビットコインで20万円の商品を買った場合、10万円の利益が発生します。

3. 他の仮想通貨と交換した場合

ビットコインをイーサリアムに交換するなど、仮想通貨同士の交換も課税対象です。交換時のビットコインの時価と取得価格の差額が利益となります。

4. 第三者に贈与した場合

友人や家族に仮想通貨を無償で贈与した場合、贈与者には所得税、受贈者には贈与税がかかる可能性があります。贈与額が年間110万円を超えると、受贈者に贈与税が課されます。

5. ステーキング・レンディングの報酬を受け取った場合

ステーキングやレンディングで仮想通貨を受け取った場合、受け取った時点の時価が所得として課税対象になります。

利益確定時に課税される点に注意

税金がかからない送金パターン

以下の送金パターンでは、税金はかかりません。

  • 自分の取引所から自分のウォレットへの送金:自分の資産内で仮想通貨を移動させるだけなので、利益が発生せず、課税対象にはなりません。ただし、送金手数料はかかります。
  • 取引所間での自分の口座への送金:例えば、GMOコインから自分のbitbankの口座へ送金する場合、資産の移動だけなので課税されません。
  • 保有しているだけの場合:仮想通貨を購入して保有しているだけでは、含み益があっても課税されません。売却や交換など、利益を確定させた時点で課税対象になります。

自分の口座間の送金は課税対象外

重要なのは、「利益が確定したか」という点です。送金しただけでは利益は確定しないため、自分の口座間での送金は課税されません。

送金記録の管理方法と確定申告のポイント

仮想通貨の税金を正確に申告するには、すべての取引記録を保存しておく必要があります。送金履歴も重要な記録の一つです。

多くの取引所では、年間取引報告書をダウンロードできます。この報告書には、売買・送金・入金などの履歴が記載されているため、確定申告の際に活用しましょう。また、国税庁が提供する「暗号資産の計算書」を使えば、取得価額や所得金額を簡単に計算できます。

GtaxやCryptactなどの税務計算ツールが便利

複数の取引所を利用している場合や、取引回数が多い場合は、GtaxやCryptactなどの税務計算ツールを利用すると便利です。これらのツールは、取引所のデータを自動で取り込み、損益計算を行ってくれます。

確定申告は、国税庁の「確定申告書等作成コーナー」やe-Taxを利用すれば、オンラインで完結できます。不明点がある場合は、仮想通貨の税務に詳しい税理士に相談することをおすすめします。

出典:国税庁「暗号資産等に関する税務上の取扱い及び計算書について」

送金トラブルと対処法|よくある失敗と救済手段

仮想通貨の送金は、一度実行すると取り消せないため、トラブルが発生すると深刻な事態になることがあります。ここでは、よくある送金トラブルと、その対処法を解説します。

アドレス入力ミスで送金してしまった場合

アドレス間違いは資産喪失のリスク大

アドレスを間違えて送金してしまった場合、残念ながら資産を取り戻すのは非常に困難です。ブロックチェーン上の取引は不可逆的で、一度送金すると取り消せません。

ただし、以下のケースでは救済の可能性があります。

  • 送金先が存在しないアドレスの場合:存在しないアドレスに送金した場合、そもそも送金が実行されないため、資産は送金元に残ります。ただし、これは稀なケースです。
  • 送金先が取引所のアドレスの場合:間違えて送金した先が別の取引所のアドレスだった場合、その取引所のサポートに連絡すれば、返還してもらえる可能性があります。ただし、返還には時間がかかり、手数料が発生することもあります。
  • 送金先が知人のアドレスの場合:送金先が知人のアドレスだった場合、直接連絡して返還を依頼しましょう。ブロックチェーン上の取引は公開されているため、送金先は確認できます。

アドレスミスを防ぐには、必ずコピー&ペーストを使い、少額テスト送金を行うことが最も確実です。

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送金が反映されない・遅延している場合

送金が予想以上に遅れている場合、以下の手順で確認・対処しましょう。

1. 送金履歴を確認

取引所の送金履歴画面で、送金のステータスを確認します。「処理中」と表示されている場合は、取引所側の処理待ちです。

2. ブロックチェーンエクスプローラーで確認

トランザクションID(TxID)をコピーし、ブロックチェーンエクスプローラーで検索します。承認回数(Confirmations)を確認し、必要な承認回数に達しているかチェックします。

3. ネットワークの混雑状況を確認

ネットワークが混雑している場合、承認に時間がかかることがあります。ブロックチェーンエクスプローラーで未承認取引(Mempool)の状況を確認しましょう。

4. 取引所のサポートに問い合わせ

24時間以上経過しても反映されない場合は、取引所のサポートに問い合わせます。トランザクションIDと送金内容を伝えると、調査してもらえます。

ほとんどの場合、時間が経てば承認されて反映されますが、不安な場合はサポートに確認することをおすすめします。

送金手数料不足で処理されない場合

ウォレットから直接送金する際に、ネットワーク手数料(ガス代)を低く設定しすぎると、バリデーターに処理されず、送金が長時間保留状態になることがあります。

この場合、以下の対処法があります。

  • 手数料を追加で支払う(RBF機能):ビットコインの場合、RBF(Replace-By-Fee)機能を使えば、送金後でも手数料を上乗せして優先的に処理してもらえます。ただし、対応しているウォレットは限られています。
  • 承認されるまで待つ:手数料が低くても、ネットワークが空いてくれば承認されることがあります。数日待てば処理されることもありますが、確実ではありません。
  • 取引をキャンセルする:一部のウォレットでは、未承認の取引をキャンセルできる機能があります。ただし、ブロックチェーンに送信された後はキャンセルできません。

取引所からの送金は適切な手数料が自動設定

取引所から送金する場合は、取引所が適切な手数料を設定してくれるため、このトラブルは起こりにくいです。

トラベルルールで送金できない場合の対応

2023年6月から国内取引所でトラベルルールが施行され、異なるソリューションを採用した取引所間では送金できなくなりました。具体的には、bitFlyerとCoincheck(TRUST採用)と、その他の取引所(Sygna採用)間では送金できません。

出典:金融庁「暗号資産・電子決済手段の移転に係る通知義務(トラベルルール)」

この場合、以下の対応が可能です。

  • プライベートウォレットを経由する:一度MetaMaskなどのプライベートウォレットに送金し、そこから目的の取引所へ送金する方法です。ただし、送金手数料が二重にかかります。
  • 同じソリューションの取引所を利用する:送金先の取引所と同じソリューションを採用している取引所を利用すれば、直接送金できます。Sygna採用の取引所(GMOコイン、bitbank、SBI VCトレードなど)間では送金可能です。
  • 海外取引所への送金:トラベルルールの通知対象国に所在する海外取引所への送金は制限されていますが、オフショア地域の取引所(Bybitなど)へは送金できる場合があります。ただし、海外取引所の利用は自己責任となります。

送金前に各取引所の最新情報を必ず確認

トラベルルールは今後も変更される可能性があるため、送金前に各取引所の公式サイトで最新情報を確認することをおすすめします。

よくある質問(Q&A)

仮想通貨の送金に本人確認は必要?

国内の取引所から送金する場合、すでに口座開設時に本人確認が完了しているため、送金時に改めて本人確認を行う必要はありません。ただし、初めて送金する際や高額送金の場合は、セキュリティ強化のため追加の認証(二段階認証など)が求められることがあります。

海外取引所への送金は違法?

海外取引所への送金自体は違法ではありません。ただし、金融庁は国内居住者に対して、金融庁に登録された国内取引所の利用を推奨しています。海外取引所は日本の法律で保護されないため、トラブルが発生しても自己責任となります。また、トラベルルールの影響で、一部の海外取引所への送金が制限されている場合があります。

送金手数料は送金額に関係なく一定?

送金手数料は、取引所が設定する手数料とネットワーク手数料の2種類があります。取引所が設定する手数料は、送金額に関係なく一定の場合が多いです。例えば、ビットコインの送金手数料が0.0005BTCと設定されている場合、1BTCを送金しても0.1BTCを送金しても手数料は同じです。ただし、ネットワーク手数料は送金データのサイズによって変動するため、複数の送金元をまとめて送る場合は手数料が高くなることがあります。

取引所が倒産したら送金中の資産はどうなる?

送金中の資産は、ブロックチェーン上で処理されているため、取引所の倒産の影響は受けません。送金が完了すれば、送金先のウォレットや取引所に資産が届きます。ただし、取引所に預けたままの資産は、倒産時に返還されない可能性があります。国内の取引所は、顧客資産と自己資産の分別管理が義務付けられていますが、完全に保証されるわけではありません。大切な資産は、自分のウォレットで管理することをおすすめします。

大口送金時の注意点は?

大口送金を行う際は、以下の点に注意してください。まず、必ず少額でテスト送金を行い、正しく届くことを確認してから本送金を行いましょう。また、一度に全額を送金するのではなく、複数回に分けて送金することでリスクを分散できます。さらに、送金先の取引所が大口送金に対応しているか、入金上限額がないか事前に確認しておくことも重要です。高額な送金の場合、取引所のセキュリティチェックに時間がかかることがあるため、余裕を持って手続きしましょう。

送金キャンセルはできる?

残念ながら、ブロックチェーンに送信された後の送金はキャンセルできません。送金リクエストを出した段階で、取引所側の処理待ちであれば、サポートに連絡してキャンセルできる可能性がありますが、ブロックチェーンに送信された後は不可逆的です。一部のウォレットでは、RBF(Replace-By-Fee)機能を使って、未承認の取引を上書きすることでキャンセルに近いことができますが、確実ではありません。送金前に必ず内容を確認し、慎重に実行しましょう。

ウォレットへの送金とは?

ウォレットへの送金とは、取引所から個人のウォレット(MetaMaskやLedger Nano Sなど)へ仮想通貨を移動させることを指します。取引所に預けたままだと、取引所のハッキングや倒産のリスクがありますが、自分のウォレットに移せば、秘密鍵を自分で管理できるため安全性が高まります。ただし、秘密鍵を紛失すると資産を失うリスクもあるため、バックアップをしっかり取っておくことが重要です。

送金履歴はどこで確認できる?

送金履歴は、取引所の「入出金履歴」または「取引履歴」のページで確認できます。また、ブロックチェーンエクスプローラー(Blockchain.com、Etherscanなど)を使えば、トランザクションID(TxID)を入力することで、ブロックチェーン上の送金記録を確認できます。ブロックチェーンエクスプローラーでは、送金のステータス、承認回数、手数料、送金元・送金先のアドレスなど、詳細な情報を閲覧できます。

まとめ

仮想通貨の送金は、正しい知識と手順を守れば、安全かつ低コストで行えます。送金手数料無料の取引所を選ぶことで、コストを大幅に削減できます。GMOコイン、BITPOINT、SBI VCトレードは送金手数料が完全無料で、送金を頻繁に行う方に特におすすめです。

アドレス入力ミスは取り返しがつかない

送金時に最も注意すべきは、アドレスの入力ミスです。アドレス帳機能やQRコード読み取りを活用し、必ず少額テスト送金を行ってから本送金を実行しましょう。一度送金すると取り消せないため、慎重な確認が不可欠です。

税金面では、自分の口座間での送金は課税されませんが、売却や交換、商品購入などで利益が確定した場合は課税対象となります。年間20万円を超える雑所得がある場合は確定申告が必要です。送金記録はしっかり保存し、国税庁の計算書や税務ツールを活用して正確に申告しましょう。

送金トラブルが発生した場合は、まずブロックチェーンエクスプローラーで送金状況を確認し、必要に応じて取引所のサポートに問い合わせることが重要です。トラベルルールの影響で送金できない場合は、プライベートウォレットを経由する方法や、同じソリューションを採用した取引所を利用する方法があります。

この記事で紹介した知識と対策を実践すれば、仮想通貨の送金を安全かつスムーズに行えるようになります。送金手数料無料の取引所を活用し、正確な手順で送金を行い、税金面でも適切に対応することで、安心して仮想通貨を活用できるでしょう。

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SOICO株式会社 共同創業者・取締役COO 土岐彩花
共同創業者&取締役COO 土岐 彩花(どきあやか)
SOICO株式会社
慶應義塾大学在学中に19歳で起業し、2社のベンチャー創業を経験。大学在学中に米国UCバークレー校(Haas School of Business, University of California, Berkeley)に留学し、経営学、マーケティング、会計、コンピュータ・サイエンスを履修。新卒でゴールドマン・サックス証券の投資銀行本部に就職し、IPO含む事業会社の資金調達アドバイザリー業務・引受業務に従事。2018年よりSOICO株式会社の取締役COOに就任。

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