SBI証券のユーザーネームとは?確認・変更方法を解説

楽天証券を使ってみたいけど、「やめたほうがいい」という口コミを見て不安になっていませんか。
楽天証券は口座数1,200万を超える人気のネット証券ですが、ポイント制度の改悪やIPO取扱数の少なさなど、気になる点もあります。
この記事では、楽天証券の評判や口コミをもとに、メリット・デメリットを正直に解説します。
SBI証券との比較や、楽天証券がおすすめな人・やめたほうがいい人の特徴もご紹介します。
投資は自己責任ですが、この記事を読めば楽天証券が自分に合っているかどうか判断できるようになります。
目次
楽天証券とは?
楽天証券は1999年に設立されたネット証券で、楽天グループの金融サービスを担う証券会社です。2024年12月時点で証券総合口座数は約1,200万口座、NISA口座数は約600万口座と、ネット証券の中でも多くの利用者に選ばれています。
金融庁に登録された第一種金融商品取引業者(関東財務局長(金商)第195号)で、日本投資者保護基金にも加入しているため、万が一の場合でも1,000万円までの顧客資産が保護されます。
楽天証券株式会社は、東証プライム市場に上場する楽天グループ株式会社の子会社として、安定した経営基盤を持っています。本社は東京都港区にあり、ネット証券のパイオニアとして業界をリードしてきました。
主な取扱商品は、国内株式、投資信託、外国株式、債券、FX、先物・オプション、金・プラチナなど多岐にわたります。特に投資信託は約2,550本と豊富な品揃えで、初心者から上級者まで幅広いニーズに対応しています。
楽天証券の最大の特徴は、楽天グループとの連携です。楽天銀行、楽天カード、楽天市場など、楽天経済圏のサービスとシームレスに連携でき、楽天ポイントを貯めて使えることが大きな魅力となっています。
楽天証券が多くの投資家から支持される理由は、まず手数料の安さです。2023年10月から開始した「ゼロコース」では、国内株式の現物取引・信用取引の手数料が約定金額にかかわらず無料になります。
次に、取引ツールの使いやすさが挙げられます。スマホアプリ「iSPEED」やPC向け「MARKET SPEED II」は、直感的な操作性と豊富な機能を両立しており、初心者でも扱いやすいと評判です。
実際の利用者からは「SBI証券よりも画面が見やすい」という声が多く聞かれます。
そして、楽天ポイントとの連携も大きな魅力です。楽天カードでの投信積立で最大2%のポイント還元を受けられ、貯まったポイントは投資信託や株式の購入に充てられます。
楽天市場や楽天モバイルなど、楽天経済圏を活用している方にとっては、ポイントを効率よく貯めて投資に回せる仕組みが整っています。
楽天証券の6つのメリット
楽天証券には、他のネット証券にはない魅力的なメリットがあります。ここでは、実際の利用者の口コミも交えながら、楽天証券の6つの強みを詳しく解説します。
楽天証券の「ゼロコース」を選択すると、国内株式の現物取引・信用取引の手数料が完全無料になります。約定金額にかかわらず0円なので、少額投資から大口取引まで、コストを気にせず取引できるのが大きな魅力です。
ゼロコースの利用には、楽天証券のSOR(スマート・オーダー・ルーティング)とRクロス(ダークプール)の利用同意が必須となりますが、これは投資家にとってより有利な価格で取引できる仕組みです。
楽天証券では、取引に応じて楽天ポイントが貯まり、貯まったポイントは投資信託や株式の購入に使えます。楽天カードでの投信積立では、カードのランクに応じて0.5%〜最大2%のポイント還元を受けられます。
さらに、楽天キャッシュでの投信積立も月5万円まで利用でき、0.5%のポイント還元があります。楽天カードと楽天キャッシュを併用すれば、毎月最大15万円までポイント還元を受けながら積立投資ができるのです。
実際の利用者からは「楽天ポイントで投資できるから、実質リスクゼロで投資体験ができる」「期間限定ポイントが使えないのは残念だが、通常ポイントを有効活用できるのは嬉しい」という声が聞かれます。
楽天証券は、楽天銀行との連携サービス「マネーブリッジ」を利用すると、楽天銀行の普通預金金利が優遇されます。通常の金利よりも有利な条件で預金できるため、投資資金を効率よく管理できます。
また、楽天証券での取引は楽天市場のSPU(スーパーポイントアッププログラム)の対象にもなります。月に3万円以上の投資信託または米国株を購入すると、楽天市場でのお買い物ポイントが+0.5%還元されます。
楽天市場、楽天カード、楽天モバイルなど、楽天経済圏のサービスを多く利用している方ほど、楽天証券を使うメリットが大きくなります。
楽天証券では約2,550本の投資信託を取り扱っており、業界トップクラスの品揃えです。低コストのインデックスファンドから、テーマ型のアクティブファンドまで、幅広い選択肢から自分に合った商品を選べます。
特に、楽天投信投資顧問が運用する「楽天・オールカントリー株式インデックス・ファンド」や「楽天・S&P500インデックス・ファンド」など、信託報酬が低コストの独自ファンドも魅力です。これらのファンドを保有すると、投信残高ポイントプログラムでポイントも貯まります。
楽天証券のスマホアプリ「iSPEED」は、使い勝手の良さで定評があります。株価チャート、銘柄検索、注文機能が直感的に操作でき、外出先でもスムーズに取引できます。
実際の利用者からは「楽天証券のアプリはSBI証券よりも使いやすい」「UIがわかりやすくて、初心者でも迷わない」という高評価の口コミが多く見られます。テクニカル指標も15種類搭載しており、ワンタップで簡単に設定できるため、投資経験の浅い方でも安心して利用できます。
楽天証券のNISA口座数は約600万口座と、多くの投資家に選ばれています。
2024年から始まった新NISA制度にも完全対応しており、つみたて投資枠では約200本、成長投資枠では幅広い銘柄を取り扱っています。NISA口座での国内株式・投資信託の取引手数料も無料なので、コストを抑えて長期投資ができます。
口座開設の手続きもオンラインで完結し、最短翌営業日から取引を始められます。多くの投資家がNISA口座として楽天証券を選んでいる実績は、サービスの信頼性を示していると言えるでしょう。
楽天証券の5つのデメリット
楽天証券には多くのメリットがある一方で、利用する前に知っておきたいデメリットもあります。ここでは、実際の利用者から指摘されている注意点を正直に解説します。
楽天証券のポイント制度は、2022年以降、複数回にわたって改悪されています。投資信託の保有残高に応じて毎月ポイントがもらえる制度が、初めて基準額に達した1回のみの付与に変更されたり、楽天カード決済のポイント還元率が一律1%から銘柄によって0.2%に低下したりしました。
実際の利用者からは「改悪が多すぎてメリットが減った」「ポイント制度が複雑でわかりにくい」という不満の声が聞かれます。楽天グループの経営不振が影響しているとも言われており、今後もポイント制度の変更には注意が必要です。
ただし、2023年には一部のポイント還元率が改善されるなど、良い変更もあります。楽天経済圏を多く利用している方であれば、依然としてお得に投資できる環境は整っています。
楽天証券のIPO(新規公開株)取扱数は、2024年で56銘柄とSBI証券の78銘柄と比べて少なめです。
IPO投資は上場初日に株価が上昇することが多く、当選すれば高い確率で利益を得られる人気の投資手法ですが、楽天証券では取扱数が少ないため、当選のチャンス自体が限られてしまいます。また、主幹事案件もほとんどないため、IPO投資をメインにしたい方には物足りないでしょう。
さらに、楽天証券ではNISA口座でIPO銘柄を購入できないという制限もあります。非課税でIPO投資をしたい方は、SBI証券など他の証券会社を検討する必要があります。
手数料無料の「ゼロコース」は魅力的ですが、国内株式の取引手数料に対するポイント還元は受けられません。ポイント還元を受けたい場合は「超割コース」を選ぶ必要がありますが、こちらは取引手数料がかかります。
超割コースでは、取引手数料の1%が楽天ポイントとして還元されます。また、外国株や先物・オプション、金・プラチナの取引手数料に対しては、ゼロコースでも1%のポイント還元を受けられます。
手数料を抑えるか、ポイント還元を受けるか、自分の取引スタイルに合わせてコースを選ぶことが大切です。
楽天証券は実店舗を持たないネット証券のため、サポートは電話とチャットのみとなります。実際の利用者からは「電話がなかなかつながらない」「メールでの問い合わせができない」という不満の声が聞かれます。
公式サイトには「約5分でつながる」と記載されていますが、時間帯によってはそれ以上かかる場合もあるようです。対面でのサポートを重視する方や、すぐに疑問を解決したい方にとっては、デメリットに感じるかもしれません。
ただし、楽天証券は利用者が多いため、インターネットで検索すると様々なレビュー記事や動画が見つかります。よくある質問についてはネット上で情報を得られることも多いので、自分で調べることが苦にならない方であれば問題ないでしょう。
ネット証券全般に言えることですが、システム障害が発生すると取引ができなくなるリスクがあります。楽天証券でも過去にシステム障害が発生したことがあり、重要な取引タイミングで売買できなかったという報告もあります。
システム障害は完全に防ぐことは難しいですが、リスクを分散するために複数の証券会社に口座を開設しておくことも一つの対策です。楽天証券とSBI証券など、大手ネット証券を併用することで、万が一の際にも取引の機会を失わずに済みます。
楽天証券を実際に使っている人は、どのような評価をしているのでしょうか。ここでは、良い評判と悪い評判の両方を紹介し、リアルな利用者の声をお届けします。
楽天証券の良い評判として多く挙げられるのは、以下のようなポイントです。
実際の口コミでは「楽天証券の画面は本当に見やすくて使いやすい。SBI証券よりも直感的に操作できる」「楽天ポイントで投資信託を買えるのが嬉しい。期間限定ポイントが使えないのは残念だけど、通常ポイントを有効活用できる」という声が多く見られます。
また、「マネーブリッジで楽天銀行の金利が優遇されるのが便利」「日経テレコンが無料で読めるのは大きなメリット」という評価もあります。楽天経済圏を活用している方ほど、楽天証券の恩恵を実感しやすいようです。
一方で、楽天証券の悪い評判として挙げられるのは、以下のようなポイントです。
実際の口コミでは「楽天グループの経営不振が不安。今後もポイント制度の改悪が続くのでは」「IPO投資をメインにしたいから、楽天証券だけでは物足りない」という声が聞かれます。
また、「ポイント制度が複雑でわかりにくい。楽天証券ポイントコースと楽天ポイントコースの違いが紛らわしい」という指摘もあります。楽天ポイントコースを選ばないとSPUの対象にならないため、設定時には注意が必要です。
楽天証券とSBI証券を比較
楽天証券とSBI証券は、国内ネット証券の2大巨頭として常に比較されます。ここでは、主要な項目ごとに両社を比較し、どちらを選ぶべきか判断するためのポイントを解説します。
国内株式の取引手数料は、楽天証券もSBI証券も、条件を満たせば無料になります。楽天証券は「ゼロコース」、SBI証券は「ゼロ革命」を選択することで、約定金額にかかわらず手数料0円で取引できます。
投資信託の購入時手数料も両社とも無料(ノーロード)です。信用取引の手数料も、条件を満たせば無料になるため、手数料面ではほぼ互角と言えます。
ただし、外国株の取引手数料については、銘柄や取引額によって異なるため、自分が取引したい市場や銘柄に応じて確認することをおすすめします。
ポイント制度は両社で大きく異なります。楽天証券は楽天ポイントのみですが、SBI証券はVポイント、Pontaポイント、dポイント、JALマイル、PayPayポイントの5種類から選べます。
クレカ積立のポイント還元率は、楽天証券が0.5%〜最大2%、SBI証券が0.5%〜最大5%です。ただし、SBI証券で高還元を受けるには年会費の高いカードが必要になるため、年会費無料のカードで比較すると楽天証券の方が条件が良い場合もあります。
投信保有ポイントでは、SBI証券が原則全銘柄でポイント付与の対象になるのに対し、楽天証券は楽天投信投資顧問が運用する6銘柄のみが対象です。この点では、SBI証券の方が有利と言えます。
投資信託の取扱数は、楽天証券が約2,550本、SBI証券が約2,600本とほぼ同水準です。どちらも業界トップクラスの品揃えで、主要なインデックスファンドは両社とも取り扱っています。
外国株の取扱国数は、楽天証券が6カ国(米国、中国、シンガポール、タイ、マレーシア、インドネシア)、SBI証券が9カ国(上記に加えて韓国、ロシア、ベトナム)です。韓国株やベトナム株に投資したい方は、SBI証券を選ぶ必要があります。
IPO取扱数も大きな違いがあります。2024年の実績では、SBI証券が78銘柄、楽天証券が56銘柄でした。IPO投資を重視する方は、取扱数の多いSBI証券が有利です。
取引ツールの使いやすさでは、楽天証券が優位とされています。スマホアプリ「iSPEED」は直感的な操作性で初心者にも使いやすく、実際の利用者からも「SBI証券よりも見やすい」という評価が多く聞かれます。
SBI証券のアプリも機能は豊富ですが、「初心者には操作が複雑」という声もあります。一方、PC向けツールでは、楽天証券の「MARKET SPEED II」もSBI証券の「HYPER SBI 2」も高機能で、どちらも上級者向けの分析機能が充実しています。
どちらのツールが使いやすいかは個人の好みによる部分も大きいため、両社のデモ画面や紹介動画を見て、自分に合う方を選ぶことをおすすめします。
楽天証券がおすすめな人・やめたほうがいい人
楽天証券は万人向けの証券会社ではありません。ここでは、楽天証券が向いている人と、他の証券会社を検討したほうがいい人の特徴を解説します。

| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 口座数 | 約12,000,000口座 ※2025年1月時点 |
| 取引手数料 | 【ゼロコース】 国内株式(現物・信用):0円 かぶミニ®(単元未満株):0円 投資信託:0円 ※ゼロコース選択時。 ※一部、スプレッドや信託財産留保額が発生する場合があります。 |
| NISA対応 | 〇(新NISA対応) |
| つみたて投資枠取扱銘柄数 | 263銘柄 ※2025年4月24日時点 |
| 成長投資枠対象商品 | 国内株式 / 外国株式 / 投資信託(約1,345銘柄) |
| 投資信託 | 約2,550本 ※2025年4月24日時点 |
| 外国株 | 6カ国/米国株式(約4,500銘柄) |
| 取引ツール(PC) | マーケットスピード / マーケットスピード II / 楽天MT4 |
| スマホアプリ | iSPEED / iSPEED for iPad / iSPEED FX / iSPEED 先物 |
| 提携銀行口座 | 楽天銀行(マネーブリッジ) |
| ポイント投資・付与 | 楽天ポイント(投資信託 / 国内株式 / 米国株式<円貨決済>) |
| 口座開設スピード | 最短 翌営業日 |
楽天証券がおすすめなのは、以下のような特徴に当てはまる人です。
特に、楽天経済圏を活用している方は、楽天証券を使うことでポイントを効率よく貯めて投資に回せます。楽天銀行とのマネーブリッジで金利優遇を受けられたり、楽天市場でのSPU倍率がアップしたりと、相乗効果が大きいのが魅力です。
また、投資初心者にとっては、アプリの使いやすさや少額から始められる点が大きなメリットです。楽天ポイントを使えば実質リスクゼロで投資体験ができるため、「まずは投資に慣れたい」という方にもおすすめです。

| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 口座数 | 約12,000,000口座 ※2025年1月時点 |
| 取引手数料 | 【ゼロコース】 国内株式(現物・信用):0円 かぶミニ®(単元未満株):0円 投資信託:0円 ※ゼロコース選択時。 ※一部、スプレッドや信託財産留保額が発生する場合があります。 |
| NISA対応 | 〇(新NISA対応) |
| つみたて投資枠取扱銘柄数 | 263銘柄 ※2025年4月24日時点 |
| 成長投資枠対象商品 | 国内株式 / 外国株式 / 投資信託(約1,345銘柄) |
| 投資信託 | 約2,550本 ※2025年4月24日時点 |
| 外国株 | 6カ国/米国株式(約4,500銘柄) |
| 取引ツール(PC) | マーケットスピード / マーケットスピード II / 楽天MT4 |
| スマホアプリ | iSPEED / iSPEED for iPad / iSPEED FX / iSPEED 先物 |
| 提携銀行口座 | 楽天銀行(マネーブリッジ) |
| ポイント投資・付与 | 楽天ポイント(投資信託 / 国内株式 / 米国株式<円貨決済>) |
| 口座開設スピード | 最短 翌営業日 |
一方で、楽天証券が向いていないのは、以下のような特徴に当てはまる人です。
IPO投資を重視する方は、取扱数が多く主幹事実績もあるSBI証券やSMBC日興証券を検討する方が良いでしょう。また、楽天経済圏をあまり利用していない方は、SBI証券やマネックス証券など、他のネット証券の方がメリットが大きい場合もあります。
ただし、証券口座は複数開設できるため、楽天証券とSBI証券を併用して、それぞれの強みを活かすという選択肢もおすすめです。
楽天証券の手数料のしくみ
楽天証券の国内株式取引には、「ゼロコース」「超割コース」「いちにち定額コース」の3つの手数料コースがあります。ここでは、主要な2つのコースの特徴と注意点を解説します。
ゼロコースは、2023年10月から開始した手数料無料のコースです。国内株式の現物取引・信用取引・単元未満株取引(かぶミニ)の手数料が、約定金額にかかわらず0円になります。
ゼロコースの利用には、楽天証券のSOR(スマート・オーダー・ルーティング)とRクロス(ダークプール)の利用同意が必須となります。SORは複数の市場から最良の価格を選んで注文を執行する仕組みで、投資家にとってより有利な価格で取引できるメリットがあります。
注意点として、ゼロコースでは国内株式の取引手数料に対するポイント還元は受けられません。ただし、外国株や先物・オプション、金・プラチナの取引手数料に対しては、1%のポイント還元があります。
また、かぶミニ(単元未満株)の場合は、手数料は無料ですが、スプレッド(約定金額の0.22%)が発生します。完全無料ではない点に注意が必要です。
超割コースは、1回の取引金額に応じて手数料が決まるコースです。現物取引の手数料は、5万円まで55円(税込)、10万円まで99円(税込)、100万円まで535円(税込)となっています。
超割コースの最大のメリットは、取引手数料の1%が楽天ポイントとして還元される点です。頻繁に取引する方や、ポイント還元を重視する方は、超割コースを選ぶ価値があります。
また、超割コースには「大口優遇」という制度があり、一定の条件を達成すると、手数料が無料になりながら優遇サービスも受けられます。条件は、信用取引の建玉残高が3,000万円以上、または投資信託の残高が3,000万円以上など、複数の達成方法があります。
大口優遇を達成すると、外国株や先物・オプション、金・プラチナの取引手数料に対して2%のポイント還元を受けられます。投資額が大きい方は、大口優遇を目指すのも一つの戦略です。
楽天証券の始め方
楽天証券で投資を始めるには、まず口座開設が必要です。ここでは、口座開設から取引開始までの流れと、初心者が最初に買うべき商品について解説します。
楽天証券の口座開設は、オンラインで完結します。スマホからでも申し込みでき、最短翌営業日から取引を始められます。
口座開設の流れは以下の通りです。
マイナンバーカードと本人確認書類をアップロードする場合は、最短1〜2営業日で口座開設が完了します。郵送での申し込みの場合は、1週間〜3週間かかることもあるため、オンラインでの申し込みがおすすめです。
口座開設が完了したら、初期設定を行います。まず、手数料コースを「ゼロコース」に設定しましょう。ゼロコースを選ぶだけで、国内株式の取引手数料が無料になります。
次に、楽天銀行の口座を持っている方は、マネーブリッジの設定をおすすめします。マネーブリッジは、楽天銀行と楽天証券を連携させるサービスで、以下のメリットがあります。
マネーブリッジの設定は、楽天証券のマイページから簡単に行えます。楽天銀行の口座を持っていない方は、この機会に同時開設すると便利です。
投資初心者が最初に買うべき商品は、低コストのインデックスファンドです。特におすすめなのは、以下の3つです。
これらのファンドは、NISA・つみたてNISAの対象商品でもあるため、非課税で長期投資ができます。まず は月1万円〜3万円程度の積立投資から始めて、投資に慣れていくことをおすすめします。
楽天証券を選ばない場合のおすすめ証券会社3社
楽天証券が自分に合わないと感じた方のために、他のおすすめ証券会社を3社紹介します。それぞれの特徴を理解して、自分に合った証券会社を選びましょう。

| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 口座数 | 約15,000,000口座 ※2025年11月25日時点(SBIネオモバイル証券など含む) |
| 取引手数料 | 【スタンダードプラン(1注文ごと)】 取引金額に関係なく0円【アクティブプラン(1日定額制)】 1日100万円以下の取引:0円※現物取引・信用取引・単元未満株(S株)もすべて対象です。 |
| NISA対応 | 〇 |
| つみたて投資枠取扱銘柄数 | 〇(259銘柄)※2025年3月3日時点 |
| 成長投資枠対象商品 | 国内株 / 外国株 / 投資信託(約1,329銘柄 ※2025年3月3日時点) |
| 投資信託 | 約2,550本 ※2025年3月3日時点 |
| 外国株 | 8カ国/米国株式(5,000銘柄) |
| 取引ツール(PC) | HYPER SBI 2 / HYPER SBI / SBI CFDトレーダー |
| スマホアプリ | SBI証券 株アプリ / 米国株アプリ / かんたん積立 / HYPER FX / HYPER 先物 / HYPER CFD |
| 提携銀行口座 | SBI新生銀行 / 住信SBIネット銀行 |
| ポイント投資・付与 | Pontaポイント / dポイント / Vポイント(クレカ積立) |
| 口座開設スピード | 最短 翌営業日 |
SBI証券は、証券総合口座数約1,367万口座(2024年12月時点)を誇る国内最大手のネット証券です。取扱商品数が豊富で、投資信託は約2,600本、外国株は9カ国、IPOは2024年で78銘柄を取り扱っています。
ポイント制度も充実しており、Vポイント、Pontaポイント、dポイント、JALマイル、PayPayポイントの5種類から選べます。投信保有ポイントは原則全銘柄が対象で、年0.1%〜0.25%の高還元率です。
IPO投資を重視する方、幅広い外国株に投資したい方、投信保有ポイントを多く貯めたい方は、SBI証券がおすすめです。

| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 口座数 | 約2,700,000口座 ※2025年2月時点 |
| 取引手数料 | 【取引毎手数料コース】
|
| NISA対応 | 〇(日本株・米国株・中国株・投資信託の売買手数料が無料) |
| つみたて投資枠取扱銘柄数 | 〇(銘柄数は公式サイトで確認) |
| 成長投資枠対象商品 | 国内株 / 米国株 / 中国株 / 投資信託(約1,750本以上) |
| 投資信託 | 約1,800本(購入時手数料すべて無料) |
| 外国株 | 2カ国/米国株:約5,000銘柄以上(2025年1月27日時点) |
| 取引ツール(PC) | マネックストレーダー / 銘柄スカウター |
| スマホアプリ | マネックス証券アプリ / 米国株アプリ / 投信アプリ |
| 提携銀行口座 | マネックス証券専用銀行口座(詳細は公式サイトで確認) |
| ポイント投資・付与 | マネックスポイント / dポイント(投資信託の積立に利用可能) |
| 口座開設スピード | オンライン申込で最短翌営業日 |
マネックス証券は、米国株投資に強みを持つネット証券です。米国株の取扱銘柄数は約5,000銘柄と業界トップクラスで、米国ETFの買付手数料も実質無料です。
クレカ積立のポイント還元率は1.1%と、年会費無料のカードでは業界最高水準です。マネックスカードは初年度無料、次年度以降も年1回のクレカ積立利用で年会費が無料になります。
米国株投資をメインにしたい方、クレカ積立のポイント還元率を重視する方は、マネックス証券がおすすめです。

| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 口座数 | 約1,670,000口座 ※2025年3月時点 |
| 取引手数料 | 【ボックスレート(1日定額制)】 1日の約定代金合計50万円まで:0円 50万円超:1,000円(税込1,100円)~※25歳以下なら約定代金に関わらず手数料無料 |
| NISA対応 | 〇(日本株、米国株、投資信託すべて売買手数料無料) |
| つみたて投資枠取扱銘柄数 | 〇(銘柄数は公式サイトで確認) |
| 成長投資枠対象商品 | 国内株 / 米国株 / 投資信託(約1,800本以上) |
| 投資信託 | 約1,900本以上(購入時手数料すべて無料) |
| 外国株 | 米国株:約4,900銘柄(2025年4月23日時点) |
| 取引ツール(PC) | ネットストック・ハイスピード(無料) |
| スマホアプリ | 日本株アプリ / 投信アプリ / 米国株アプリ(すべて無料) |
| 提携銀行口座 | MATSUI Bank(松井証券専用銀行) |
| ポイント投資・付与 | 松井証券ポイント(投資信託の積立に利用可能) |
| 口座開設スピード | 最短即日(スマートフォンによるオンライン申込) |
松井証券は、25歳以下の方は国内株式の取引手数料が完全無料になるネット証券です。若い世代の投資をサポートする姿勢が評価されています。
また、カスタマーサポートが充実しており、電話やメールでの問い合わせに丁寧に対応してくれると評判です。投資初心者で、サポート体制を重視する方には特におすすめです。
25歳以下の方、充実したサポートを受けたい方は、松井証券がおすすめです。
楽天証券は「やめたほうがいい」という口コミもありますが、実際には多くのメリットがあります。ポイント制度の改悪やIPO取扱数の少なさなどのデメリットはありますが、手数料の安さや使いやすさ、楽天経済圏との連携など、魅力的なポイントも多いです。
楽天経済圏を活用している方や、投資初心者にとっては、依然として有力な選択肢です。自分の投資スタイルや重視するポイントに合わせて判断することが大切です。
楽天ポイント投資は、実質リスクゼロで投資体験ができるため、初心者にとっては大きなメリットがあります。ただし、期間限定ポイントは使えず、通常ポイントのみが対象です。
また、楽天カードでの投信積立や楽天キャッシュでの積立では、ポイント還元を受けられるため、ポイントを効率よく貯めて投資に回すことができます。楽天経済圏を活用している方にとっては、お得な仕組みと言えるでしょう。
楽天証券からSBI証券への乗り換えは可能ですが、手続きには注意が必要です。投資信託を移管する場合、楽天証券の出庫手数料が1銘柄あたり3,300円かかります。ただし、SBI証券では「投信お引越しプログラム」として、この出庫手数料を全額負担するキャンペーンを実施しています。
NISA口座を移管する場合は、金融機関変更の手続きが必要です。年の途中で変更する場合、その年の非課税枠は使えなくなるため、タイミングには注意が必要です。
楽天証券で特定口座(源泉徴収あり)を選択していれば、基本的に確定申告は不要です。証券会社が自動的に税金を計算して源泉徴収してくれるためです。
ただし、以下の場合は確定申告が必要になることがあります。
確定申告が必要かどうかは、取引内容や口座の種類によって異なるため、詳しくは税理士や税務署に相談することをおすすめします。
楽天証券は日本投資者保護基金に加入しているため、万が一倒産した場合でも、1,000万円までの顧客資産は保護されます。また、顧客の資産は分別管理されており、楽天証券の自己資産とは完全に分離して管理されています。
楽天証券は楽天グループ(東証プライム上場)の子会社であり、金融庁に登録された第一種金融商品取引業者です。経営の安全性は一定水準以上に保たれていると言えるでしょう。
楽天証券は、手数料の安さ、使いやすいアプリ、楽天ポイントとの連携など、多くのメリットを持つネット証券です。特に楽天経済圏を活用している方や、投資初心者にとっては、魅力的な選択肢と言えます。
一方で、ポイント制度の改悪が続いていることや、IPO取扱数の少なさ、外国株の取扱国が限定的であることなどのデメリットもあります。これらのデメリットが自分の投資スタイルに影響するかどうかを考えて、口座開設を判断しましょう。
楽天証券がおすすめなのは、楽天経済圏ユーザー、ポイント投資をしたい方、NISA・つみたてNISAで長期投資をしたい方です。IPO投資を重視する方や、幅広い外国株に投資したい方は、SBI証券など他の証券会社も検討してみてください。
証券口座は複数開設できるため、楽天証券とSBI証券を併用して、それぞれの強みを活かすという選択肢もおすすめです。投資には元本割れのリスクがあり、ご自身の投資目的やリスク許容度に合わせて、慎重にご検討ください。最新の制度情報や手数料については、楽天証券の公式サイトで必ずご確認ください。
この記事のキーワード
キーワードがありません。
この記事を見た方はこんな記事も見ています
この記事と同じキーワードの記事
まだ記事がありません。
キーワードから探す
カンタン1分登録で、気になる資料を無料でお取り寄せ
そんなお悩みをお持ちの方は、まずはお問い合わせください!