会社設立のミチシルベ

野村総合研究所（NRI）への投資を検討しているけれど、株価の動きや投資判断の基準が分からず迷っていませんか。

野村総合研究所は、日本を代表するシンクタンク・ITコンサルティング企業として、金融機関や大企業向けのシステム開発で高い収益性を誇ります。

この記事では、野村総合研究所の現在の株価情報から事業内容、業績分析、同業他社との比較、投資判断のポイントまで、初心者の方にも分かりやすく解説します。

野村総研株への投資を検討する際に必要な情報を網羅的に提供しますので、ぜひ最後までお読みください。

株価データや業績情報は東京証券取引所や野村総研の公式IR情報に基づいて正確にお伝えします。

野村総合研究所（NRI）とは｜株価の基本情報

野村総合研究所は、シンクタンク機能とITソリューション機能を併せ持つ、日本を代表する総合情報サービス企業です。

金融機関や大企業向けのシステム開発・コンサルティングを主力事業としており、特に金融IT分野では国内トップクラスのシェアを誇ります。

野村総合研究所の現在の株価

株価は日々変動するため、最新の株価情報は証券会社の取引ツールや株価情報サイトで確認することをおすすめします。

野村総研は日経平均株価の構成銘柄にも選ばれており、機関投資家からの注目度も高い銘柄です。

野村総研の基本情報（証券コード・上場市場）

プライム市場は東証の最上位市場であり、時価総額や流動性、ガバナンス体制などで厳しい基準をクリアした企業のみが上場できます。

野村総研の時価総額は3兆円を超えており、日本を代表する大型株の一つです。

野村総研の株価チャートの見方

株価チャートは、過去の株価推移を視覚的に確認できるツールです。

野村総研の株価チャートを見る際は、日足・週足・月足など複数の時間軸で確認することが重要です。

短期的な値動きだけでなく、中長期的なトレンドを把握することで、より適切な投資判断ができます。

チャート上には移動平均線やボリンジャーバンドなどのテクニカル指標を表示させることで、株価の方向性や売買のタイミングを判断する材料にできます。

証券会社の取引ツールやYahoo!ファイナンス、株探などの株価情報サイトで無料でチャートを確認できます。

野村総研の時価総額と株式市場での位置づけ

野村総合研究所の時価総額は約3兆円超で、情報・通信業界の中でも上位に位置しています。

時価総額は「株価×発行済株式数」で計算され、企業の市場価値を示す重要な指標です。

野村総研は日経平均株価の構成銘柄であり、TOPIXコア30にも選定されています。

これは機関投資家からの注目度が高く、流動性も十分にある銘柄であることを意味します。

大型株であるため、株価の急激な変動は比較的少なく、安定した値動きをする傾向があります。

野村総合研究所の事業内容｜何をしている会社？

野村総合研究所は、コンサルティングサービスとITソリューションサービスを両輪とした事業展開を行っています。

顧客企業の経営課題を調査・分析し、戦略立案から実行支援、システム構築・運用まで一貫して提供できる点が大きな強みです。

コンサルティング事業

コンサルティング事業では、DX関連や公共案件を中心に国内事業が好調で、2024年3月期の売上は536億9000万円（前年度比12.3％増）となっています。

経営戦略の立案、業務改革、IT戦略の策定など、企業の経営課題全般に対するコンサルティングサービスを提供しています。

金融、製造、流通、サービス、公共など幅広い業界の顧客を持ち、デジタルトランスフォーメーション（DX）の推進支援にも力を入れています。

シンクタンクとしての調査・研究機能も持ち、経済や産業の動向分析、政策提言なども行っています。

金融ITソリューション事業

証券会社向けの基幹システム「STAR」や資産運用システム「T-STAR」、銀行向けシステムなど、金融機関の業務を支える重要なシステムを多数提供しています。

共同利用型のプラットフォームサービスは、複数の金融機関が同じシステムを利用することでコスト削減と高品質なサービスを両立できる仕組みです。

金融機関のデジタル化やキャッシュレス決済の普及に伴い、この分野の需要は今後も堅調に推移すると見込まれています。

産業ITソリューション事業

産業ITソリューション事業では、製造業、流通業、サービス業など金融以外の幅広い業界向けにシステム開発・運用サービスを提供しています。

サプライチェーンマネジメント、顧客管理、ECサイト構築、物流システムなど、企業の業務効率化やデジタル化を支援するソリューションを展開しています。

近年では生成AIを活用したシステム開発の効率化にも取り組んでおり、生産性向上による収益性の改善が期待されています。

ただし、海外事業では課題も残っており、北米や豪州での収益性改善が今後の成長のカギとなります。

IT基盤サービス事業

IT基盤サービス事業では、データセンターの運営、クラウドサービスの提供、システムの保守・運用などを行っています。

企業のITインフラを安定的に稼働させるための基盤サービスであり、ストック型の収益モデルとして安定した売上を生み出しています。

セキュリティ対策やBCP（事業継続計画）対応など、企業のIT基盤を守るための高度なサービスも提供しており、顧客企業からの信頼も厚い分野です。

クラウド化の進展に伴い、従来のオンプレミス型からクラウド型への移行支援サービスも拡大しています。

野村総研の株価推移｜過去から現在までの動き

野村総研の株価は、IT業界全体の動向や国内外の経済情勢、同社の業績発表などによって変動します。

長期的には業績の拡大とともに株価も上昇傾向にありますが、短期的には市場全体の調整局面で下落することもあります。

直近1年の株価推移

2024年の野村総研の株価は、年初から概ね5,500円から6,500円のレンジで推移しています。

金融機関向けのシステム開発が好調なことや、DX需要の拡大を背景に、堅調な値動きを見せています。

ただし、米国の金利動向や日本の金融政策の変更などマクロ経済の影響を受けて、一時的に調整する局面もありました。

日経平均株価の構成銘柄であるため、市場全体の動きにも連動する傾向があります。

過去5年の株価推移

過去5年間を振り返ると、野村総研の株価は2020年のコロナショック時に一時的に下落したものの、その後は回復し、2021年から2022年にかけて上昇トレンドを形成しました。

DXやデジタル化の需要拡大を背景に、IT関連銘柄全体が買われる流れの中で、野村総研も恩恵を受けました。

2023年以降は、金利上昇局面でのグロース株調整の影響を受けながらも、堅調な業績を背景に底堅い動きを見せています。

長期的には右肩上がりの成長を続けており、中長期投資に適した銘柄と言えます。

株価が大きく動いた主な出来事

野村総研の株価が大きく動いた要因としては、四半期決算の発表、中期経営計画の公表、大型M&Aの発表などが挙げられます。

2024年4月の決算発表では、2024年3月期の連結決算が売上収益前期比6％増の7365億円、営業利益8％増の1204億円と増収増益だったことが好感され、株価は上昇しました。

また、金融業界の再編や規制変更なども株価に影響を与える要因となります。

日経平均株価の大幅な変動時には、構成銘柄として同社の株価も連動して動く傾向があります。

株価推移から見る投資タイミング

野村総研の株価は、決算発表前後や中期経営計画の公表時に大きく動くことがあります。

好業績が発表されれば株価は上昇し、予想を下回れば下落する傾向があります。

野村総研の業績・決算情報｜財務状況をチェック

企業の業績は株価を動かす最も重要な要因の一つです。

野村総研の決算情報を確認することで、同社の収益力や成長性、財務の健全性を判断できます。

直近の決算結果（売上高・営業利益）

2026年3月期第2四半期決算では、売上収益3,970.65億円（前年同期比5.4％増）、営業利益787.99億円（同20.1％増）と増収増益を達成しています。

金融ITソリューションやIT基盤サービスセグメントの好調な業績が全体を牽引しており、収益性も向上しています。

通期予想も堅調な成長を見込んでおり、株主還元も強化される方針です。

事業セグメント別の業績

野村総研の業績を事業セグメント別に見ると、金融ITソリューションが最も大きな売上と利益を生み出しています。

2024年3月期の金融ITソリューションセグメントは売上収益6％増の3552億円、営業利益10％増の546億円と増収増益でした。

コンサルティング事業も二桁成長を続けており、DX案件の増加が寄与しています。

一方、海外事業は収益性の改善が課題となっていましたが、2024年4～9月期決算では、海外事業の営業損益が前年同期の赤字から黒字に転換し、米Core BTSにおける費用削減策により収益性が改善しました。

財務指標（PER・PBR・ROE）の見方

財務指標は企業の収益性や成長性、株価の割安・割高を判断する材料となります。

野村総研のROEは約20%と高水準を維持しており、高い収益性を示しています。

中期経営計画と今後の成長戦略

野村総研は「NRIグループ中期経営計画（2023-2025）」を策定しており、2026年3月期の目標として売上収益8,100億円、営業利益1,450億円（営業利益率17.9％）、ROE20％以上を掲げています。

コアビジネス領域の深化、DX進化、グローバル展開、マネジメント強化の4つの柱で成長戦略を推進しています。

特に金融ITソリューションでは共同利用型プラットフォームの拡大、産業ITソリューションでは大型DX案件の獲得に注力しています。

生成AIの活用による生産性向上も進めており、中長期的な成長が期待されます。

野村総研の配当情報｜配当利回りと株主還元

配当金は、企業が株主に利益を還元する手段の一つです。

野村総研は安定した配当を継続しており、配当による収益（インカムゲイン）を狙う投資家にとっても魅力的な銘柄です。

現在の配当利回り

野村総合研究所の配当利回りは約1.26%程度で、権利確定月は3月と9月です。

配当利回りは「年間配当金÷株価×100」で計算され、株価に対してどれだけの配当を受け取れるかを示します。

東証プライム市場の平均配当利回りが2%前後であることを考えると、野村総研の配当利回りはやや低めですが、これは成長投資を優先しているためです。

配当よりも株価の値上がり益（キャピタルゲイン）を狙う投資スタイルに適しています。

配当金の推移と配当性向

野村総合研究所の2024年3月期の年間配当金は58円で、配当性向は約38.71%です。

配当性向は「配当金÷1株当たり利益×100」で計算され、利益のうちどれだけを配当に回しているかを示します。

30～40%程度が一般的な水準とされており、野村総研は適正な範囲内で配当を行っています。

株主優待の有無

野村総合研究所は、現時点で株主優待制度を実施していません。

株主優待は、企業が株主に対して自社製品やサービス、カタログギフトなどを提供する制度ですが、BtoB（企業間取引）が中心の野村総研では、個人株主向けの優待品を用意しにくいという事情があります。

そのため、株主還元は配当金を中心に行われています。

配当金にかかる税金と受取方法

配当金には20.315%（所得税15.315%、住民税5%）の税金がかかります。

証券会社の特定口座（源泉徴収あり）で株式を保有している場合は、配当金から自動的に税金が差し引かれるため、確定申告は不要です。

NISA口座で保有している場合は、配当金が非課税となるため、税金がかかりません。

配当金の受取方法には、証券会社の口座で受け取る「株式数比例配分方式」、銀行口座で受け取る「登録配当金受領口座方式」などがあります。

NISA口座のメリットを最大限活用するには、株式数比例配分方式を選択する必要があります。

国税庁:株式等の譲渡所得等の課税

同業他社との比較｜野村総研の競争力は？

野村総研への投資を検討する際は、同業他社と比較することで相対的な魅力度を判断することが重要です。

財務指標や株価指標を比較することで、業界内での位置づけや競争力を把握できます。

比較対象の同業他社（SCSK・TIS・ビプロジー）

野村総研の主な競合企業としては、SCSK、TIS、ビプロジーなどが挙げられます。

これらの企業は事業領域が一部重なるため、株価や業績を比較することで投資判断の材料にできます。

財務指標の比較（売上高・利益率・ROE）

野村総研の売上高は約7,800億円（2025年3月期予想）と、同業他社の中でもトップクラスの規模を誇ります。

営業利益率は約17%と高水準で、収益性の高さが際立ちます。

SCSKの営業利益率は約10%、TISは約8%程度であることを考えると、野村総研の収益性は業界内でも優れています。

ROEは約20%と、資本効率の高さも示しています。

これは金融ITソリューションという高収益事業を持つことが大きな要因です。

財務の健全性も高く、自己資本比率は約46.7%と安定しています。

株価指標の比較（PER・PBR・配当利回り）

野村総研のPERは約30倍程度と、同業他社と比較してやや高めの水準です。

これは市場が同社の成長性を高く評価していることを示しています。

PBRは約7倍と高く、資産価値よりも将来の収益力に期待が集まっていることが分かります。

配当利回りは約1.3%と、SCSKの約3%、TISの約2.5%と比べると低めですが、これは成長投資を優先しているためです。

株価指標だけで判断すると割高に見えますが、高い収益性と成長性を考慮すれば、妥当な水準とも言えます。

野村総研の強みと競合優位性

一方、海外事業の収益性改善や、国内市場の成熟化への対応が今後の課題となります。

野村総研株への投資判断｜買い時と注意点

野村総研株への投資を検討する際は、アナリストの評価や自身の投資目的、リスク許容度などを総合的に判断することが重要です。

どのような投資家に向いているのか、どのようなタイミングで購入すべきかを解説します。

アナリストの目標株価と投資判断

証券アナリストの多くは、野村総研に対して「買い」または「中立」の投資判断を出しています。

目標株価は証券会社によって異なりますが、概ね6,000円から7,000円のレンジで設定されていることが多いです。

金融ITソリューションの安定成長やDX需要の拡大を評価する一方、PERの高さや海外事業の課題を指摘する声もあります。

野村総研株が向いている人

株価の割高・割安を判断する方法

株価の割高・割安を判断するには、PERやPBRなどの株価指標を同業他社や過去の水準と比較することが有効です。

野村総研のPERが過去の平均値を大きく上回っている場合は割高、下回っている場合は割安と判断できます。

また、株価が一時的に下落している時は、業績悪化が原因なのか、市場全体の調整が原因なのかを見極めることが重要です。

購入タイミングの考え方

株式投資において、完璧な購入タイミングを捉えることは非常に困難です。

そのため、一度に大量に購入するのではなく、何回かに分けて購入する「分散購入」や、毎月一定額を積み立てる「積立投資」を活用することでリスクを軽減できます。

決算発表後に株価が大きく下落した時や、市場全体が調整局面に入った時は、長期投資の買い場となる可能性があります。

ただし、業績が悪化している場合は、さらに株価が下落するリスクもあるため、業績の回復見込みを確認することが重要です。

長期保有と短期売買どちらが適しているか

野村総研株は、短期売買よりも長期保有に適した銘柄です。

同社は安定した業績成長を続けており、中長期的には株価の上昇が期待できます。

短期的な株価変動を狙ったデイトレードやスイングトレードには、値動きの激しい銘柄の方が適しています。

野村総研のような大型株は、短期的な値動きが比較的小さいため、短期売買で大きな利益を得ることは難しいです。

一方、5年から10年の長期保有を前提とすれば、業績の拡大とともに株価も上昇する可能性が高く、配当金も受け取れるため、資産形成に適しています。

野村総研株の投資リスク｜気をつけたいポイント

株価下落のリスク要因

IT業界特有のリスク

IT業界は技術革新のスピードが速く、新しい技術やサービスが次々と登場します。

野村総研が技術トレンドに乗り遅れた場合、競争力を失うリスクがあります。

特に生成AIやクラウドサービスなどの新技術への対応が遅れると、顧客を競合他社に奪われる可能性があります。

また、IT人材の確保も重要な課題です。

優秀なエンジニアやコンサルタントを確保できなければ、プロジェクトの遂行に支障が出る恐れがあります。

人件費の上昇も利益率を圧迫する要因となります。

個別株投資の集中リスク

野村総研株だけに集中投資すると、同社の業績悪化や株価下落時に資産全体が大きく減少するリスクがあります。

個別株投資では、複数の銘柄に分散投資することでリスクを軽減することが基本です。

また、株式だけでなく、債券や投資信託など異なる資産クラスに分散することも重要です。

投資信託やETFを活用すれば、少額から分散投資が可能です。

自身のリスク許容度や投資目的に合わせて、適切なポートフォリオを構築することが大切です。

野村ホールディングスとの関係性

野村総合研究所は、野村ホールディングスが大株主となっていますが、独立した上場企業として経営を行っています。

野村ホールディングスの業績悪化や経営問題が野村総研に直接影響することは限定的ですが、親会社の信用リスクが株価に影響を与える可能性はあります。

また、野村グループ内での取引が多いため、グループ全体の方針変更が同社の事業に影響を及ぼすこともあります。

ただし、野村総研は金融業界以外の顧客も多く持っており、特定の企業グループへの依存度は低下しています。

野村総研株の購入方法｜どこで買える？

野村総研の株式を購入するには、証券会社で口座を開設する必要があります。

購入方法や注意点を理解することで、スムーズに投資を始めることができます。

証券会社で口座を開設する

野村総研株を購入するには、まず証券会社で口座を開設する必要があります。

ネット証券であれば、オンラインで申し込みが完結し、最短で翌営業日から取引が可能です。

SBI証券、楽天証券、マネックス証券、松井証券などの主要ネット証券では、口座開設手数料や口座維持手数料が無料です。

本人確認書類（運転免許証やマイナンバーカード）とマイナンバーが確認できる書類があれば、スマートフォンから簡単に申し込みができます。

口座開設後は、銀行口座から資金を入金し、取引ツールやアプリから注文を出すことで株式を購入できます。

NISA口座での購入メリット

野村総研株は成長投資枠で購入できます。

通常の課税口座では利益に対して20.315%の税金がかかりますが、NISA口座なら非課税です。

例えば、100万円の利益が出た場合、課税口座では約20万円の税金がかかりますが、NISA口座なら全額受け取れます。

長期投資を考えているなら、NISA口座の活用をおすすめします。

金融庁:NISA特設ウェブサイト

単元株と単元未満株（ミニ株）の違い

通常、株式は100株単位（単元株）で取引されます。

野村総研株の場合、株価が6,000円であれば、100株で60万円の資金が必要です。

一方、単元未満株（ミニ株）サービスを利用すれば、1株から購入できます。

SBI証券の「S株」、マネックス証券の「ワン株」、楽天証券の「かぶミニ」などのサービスがあります。

少額から投資を始めたい方や、分散投資をしたい方には単元未満株が便利です。

購入時の手数料と注文方法

野村総研株を購入する際の手数料は、証券会社によって異なります。

主要ネット証券では、現物取引の手数料が無料または非常に低い水準に設定されています。

SBI証券や楽天証券では、国内株式の売買手数料が原則無料です。

注文方法には、指値注文と成行注文があります。

初心者の方は、指値注文で希望価格を指定する方が安心です。

よくある質問（Q&A）

まとめ

野村総合研究所は、金融ITソリューションを中核とする日本を代表するシンクタンク・ITコンサルティング企業です。

東証プライム市場に上場し、証券コードは4307、株価は6,000円台前半で推移しています。

業績は安定的に成長しており、2025年3月期は売上収益7,800億円、営業利益1,320億円の予想で、金融機関向けのシステム開発が好調です。

営業利益率は約17%と高水準で、ROEも約20%と優れた収益性を示しています。

配当利回りは約1.3%程度ですが、安定した配当を継続しています。

同業他社と比較すると、売上規模や収益性では業界トップクラスですが、PERは約30倍とやや高めの水準です。

中長期的な成長を期待する投資家に適した銘柄と言えます。

野村総研株は、SBI証券や楽天証券などの証券会社で購入できます。

NISA口座を活用すれば、売却益や配当金が非課税になるメリットがあります。

単元未満株サービスを利用すれば、少額から投資を始めることも可能です。

投資には元本割れのリスクがあります。最終的な投資判断はご自身の責任で行ってください。ご自身の投資目的やリスク許容度に合わせて、慎重にご検討ください。詳しくは各証券会社にご確認ください。