ネット証券を複数持つデメリットとは?後悔しないための注意点と賢い管理術

住信SBIネット銀行のATMを使いたいけど、手数料がかかるのか気になっていませんか。
結論から言うと、アプリを使えば回数無制限で完全無料です。
キャッシュカードでも月2回まで無料で、条件を満たせばさらに回数を増やせます。
この記事では、住信SBIネット銀行のATMが使える場所、手数料を無料にする3つの方法、アプリの使い方を画像で詳しく解説します。
2024年12月の手数料改定で変わった点も分かりやすく説明しますので、お得に使いこなしたい方はぜひ最後までご覧ください。
目次
住信SBIネット銀行のATMとは?
住信SBIネット銀行は自社のATMを持たず、提携ATMで入出金を行うネット銀行です。
全国のコンビニや銀行のATMが使えるので、どこでも気軽に現金を引き出せます。
住信SBIネット銀行が提携しているATMは、セブン銀行、ローソン銀行、イーネット(ファミリーマートなど)、イオン銀行、ゆうちょ銀行の5種類です。
コンビニATMは24時間使えるので、深夜や早朝でも困りません。
イオン銀行はショッピングモール内に設置されているため、買い物ついでに利用できます。ゆうちょ銀行は地方でも設置数が多く、旅行先や出張先でも安心です。
キャッシュカード利用時の手数料
月2回まで無料
3回目以降は1回110円(税込)
スマートプログラムのランクで無料回数が増える
キャッシュカードを使った場合、ATM利用手数料は月2回まで無料です。
3回目以降は1回110円(税込)の手数料がかかります。ただし、スマートプログラムのランクを上げれば、無料回数を月5回、月7回、月15回、月20回まで増やせます。
2024年12月の改定で、アプリでATMを使えば回数無制限で手数料が完全無料になりました
キャッシュカードを持ち歩かなくても、スマホだけで入出金できるので便利です。
アプリでATMはセブン銀行とローソン銀行のATMで利用できます。
利用できるATMの一覧と設置場所の探し方
住信SBIネット銀行で使えるATMは全国に約10万台以上あります。
それぞれのATMには特徴があり、利用可能な時間帯や手数料のルールが異なります。ここでは各ATMの詳細と、設置場所の探し方を解説します。
セブン銀行ATMは全国のセブン‐イレブンに設置されており、24時間365日利用できます。
アプリでATMにも対応しているので、スマホだけで入出金が可能です。メンテナンス時間(毎週月曜日2:00~6:00)を除き、いつでも使えるのが最大の魅力です。
ローソン銀行ATMは全国のローソンに設置されており、セブン銀行と同様に24時間利用できます。
アプリでATMにも対応しているため、キャッシュカードなしで入出金が可能です。メンテナンス時間は毎週月曜日7:00~8:00と、第3月曜日3:00~5:00です。
イーネットATMはファミリーマート、ポプラ、デイリーヤマザキなどのコンビニに設置されています。
24時間利用できますが、アプリでATMには対応していないため、キャッシュカードが必要です
メンテナンス時間は毎週月曜日2:00~6:00です。イーネットの公式サイトで設置場所を確認できます。
イオン銀行ATMはイオンモールやマックスバリュなどのイオングループ店舗に設置されています。
営業時間は店舗によって異なりますが、多くは7:00~23:00です。買い物ついでに利用しやすいのが特徴です。
ゆうちょ銀行ATMは全国の郵便局に設置されており、地方や離島でも利用できるのが最大の強みです。
利用可能な時間帯が限られており、平日は7:00~21:00、土日祝日は9:00~19:00です。また、預け入れができず、引き出しのみ可能です
月1回目の利用は無料ですが、2回目以降は1回110円(税込)の手数料がかかります。
ATM手数料を無料にする3つの方法
住信SBIネット銀行のATM手数料を無料にする方法は3つあります。
それぞれの方法には特徴があり、自分の利用スタイルに合わせて選ぶことが大切です。ここでは各方法の詳細とメリット・デメリットを解説します。
アプリでATMは、2024年12月の改定で利用回数に関係なく完全無料になりました
アプリでATMは、スマホアプリだけでATMから入出金できるサービスです。
キャッシュカードを持ち歩く必要がないため、財布を忘れた時や紛失のリスクを減らせます。セブン銀行とローソン銀行のATMで利用できます。
初回のみアプリで設定が必要ですが、一度設定すれば次回からはスムーズに使えます。アプリでATMの最大のメリットは、回数制限がなく何度使っても無料な点です。
スマートプログラムは、住信SBIネット銀行の優遇プログラムです。
ランクが上がると、ATM利用手数料の無料回数が増えます。ランク1は月2回無料、ランク2は月5回無料、ランク3は月7回無料、ランク4は月15回無料、ランク5は月20回無料です。
ランクアップの条件は複数あり、組み合わせることでランクが決まります。
例えば、総預金残高が30万円以上あればランク2になり、月5回まで無料で使えます。SBI証券と連携してSBIハイブリッド預金を利用すれば、さらにランクが上がりやすくなります。
キャッシュカードを使う場合、月2回までは無料で利用できます。
月に1~2回しかATMを使わない人は、この無料回数内で十分です。計画的に利用すれば手数料をかけずに済みます。
例えば、月初めと月末に1回ずつ引き出すようにすれば、無料回数を有効活用できます。ただし、3回目以降は1回110円(税込)の手数料がかかるため、回数管理が大切です。
アプリでATMの使い方
アプリでATMは、スマホだけでATMから入出金できる便利なサービスです。
初めて使う時は設定が必要ですが、一度設定すれば次回からは簡単に利用できます。ここでは、アプリでATMの仕組みから実際の操作手順まで詳しく解説します。
アプリでATMは、キャッシュカードを使わずにスマホアプリでATMから入出金できるサービスです。
住信SBIネット銀行のアプリで認証番号を表示し、ATMに入力することで取引ができます。セブン銀行とローソン銀行のATMで利用でき、2024年12月から回数無制限で手数料が完全無料になりました。
アプリでATMを使うには、初回のみ設定が必要です。
設定は5分程度で完了し、特別な手続きは必要ありません。設定が完了すると、次回からはすぐにアプリでATMを利用できるようになります。
慣れれば1分程度で引き出せます。
アプリでATMを使った預け入れ方法も、引き出しとほぼ同じ流れです。
アプリで「アプリでATM」を選択し、「入金」をタップします。認証番号が表示されるので、ATMに入力します。その後、現金をATMに入れれば、口座に入金されます。
預け入れも1分程度で完了し、手数料は無料です。ただし、硬貨の入金はできず、紙幣のみ対応しています
スマートプログラムでランクを上げる方法
スマートプログラムは、住信SBIネット銀行の利用状況に応じてランクが決まり、ランクが上がるとATM手数料の無料回数が増える仕組みです。
ここでは、スマートプログラムの詳細とランクアップの具体的な方法を解説します。
スマートプログラムは、預金残高や取引内容に応じてランク1~5の5段階に分かれています。
ランクが上がるほど、ATM手数料の無料回数や振込手数料の無料回数が増えます。ランクは毎月判定され、翌月に適用されます。
| ランク | ATM無料回数 |
| ランク1 | 月2回 |
| ランク2 | 月5回 |
| ランク3 | 月7回 |
| ランク4 | 月15回 |
| ランク5 | 月20回 |
ランク2以上になれば、月5回以上無料で使えるため、日常的にATMを利用する人にとって大きなメリットがあります。
ランクアップの条件は複数あり、組み合わせることでランクが決まります。
例えば、総預金残高が30万円以上あればランク2になり、月5回まで無料で使えます。
SBI証券と連携してSBIハイブリッド預金を利用すれば、さらにランクが上がりやすくなります。自分の利用状況に合わせて、無理なくランクアップを目指しましょう。
2024年12月の手数料改定で何が変わった?
住信SBIネット銀行は2024年12月にATM手数料の改定を行いました。
この改定により、アプリでATMの利用が完全無料になる一方、キャッシュカード利用の条件が一部変わりました。ここでは改定内容と影響を詳しく説明します。
改定前は、キャッシュカードでもアプリでも同じ無料回数(月2回~20回)が適用されていました。
改定後は、アプリでATMが回数無制限で完全無料になり、キャッシュカードは従来通り月2回~20回の無料回数が適用されます。
キャッシュカードを使う場合、無料回数はスマートプログラムのランクによって決まります。無料回数を超えると1回110円(税込)の手数料がかかります
また、ゆうちょ銀行ATMは月1回目のみ無料で、2回目以降は1回110円(税込)です。キャッシュカードを使う場合は、無料回数を把握しておくことが大切です。
住信SBIネット銀行がアプリでATMを完全無料にした理由は、デジタル化の推進とコスト削減です。
キャッシュカードの発行や管理にはコストがかかりますが、アプリならその費用を削減できます。また、利用者にとってもカードレスで便利なため、利用促進につながります。
ATM利用時に気をつけたいこと
住信SBIネット銀行のATMを安全に利用するために、知っておくべき注意点があります。
利用時間の制限やエラー対処法、セキュリティ対策を事前に理解しておけば、トラブルを避けられます。
コンビニATMは基本的に24時間利用できますが、メンテナンス時間は利用できません。
また、年末年始やシステムメンテナンス時にも利用できない場合があります。事前に公式サイトでメンテナンス情報を確認しておくと安心です。
ゆうちょ銀行ATMには特別な制限があります。預け入れができず、引き出しのみ可能です。利用可能時間が平日7:00~21:00、土日祝日9:00~19:00と限られています
さらに、月1回目は無料ですが、2回目以降は1回110円(税込)の手数料がかかります。ゆうちょ銀行ATMを利用する際は、これらの制限を理解しておきましょう。
ATMでエラーが出た場合、まず画面の指示に従ってください。
認証番号の入力ミスや通信エラーが原因の場合、もう一度やり直せば解決することが多いです。それでも解決しない場合は、住信SBIネット銀行のカスタマーセンター(0120-974-646、携帯電話からは0570-001-646)に連絡してください。
不正利用を発見した場合は、すぐに銀行に連絡してください。
他のネット銀行と比較
住信SBIネット銀行以外にも、ATM手数料が無料のネット銀行があります。
ここでは、楽天銀行とPayPay銀行と比較し、どの銀行が自分に合っているか判断するポイントを解説します。
楽天銀行は、ハッピープログラムのランクに応じてATM手数料の無料回数が決まります。
ランクなしは月0回、ベーシックは月1回、アドバンストは月2回、プレミアムは月2回、VIPは月5回、スーパーVIPは月7回です。楽天銀行の強みは、楽天ポイントが貯まることと、楽天経済圏との連携です。
一方、住信SBIネット銀行はアプリでATMが回数無制限で無料なため、ATM利用が多い人には住信SBIネット銀行が有利です。
PayPay銀行は、3万円以上の入出金なら何度でも無料です。
3万円未満の場合、入金は3万円以上と同じ条件、出金は月1回無料で2回目以降は1回110円(税込)です。PayPay銀行の強みは、PayPayとの連携とVisaデビットカードの還元率の高さです。
一方、住信SBIネット銀行はアプリでATMが回数無制限で無料なため、少額の引き出しが多い人には住信SBIネット銀行が有利です。
住信SBIネット銀行のATMは、アプリを使えば回数無制限で手数料が完全無料です。
キャッシュカードでも月2回まで無料で、スマートプログラムのランクを上げればさらに無料回数を増やせます。
利用できるATMは、セブン銀行、ローソン銀行、イーネット、イオン銀行、ゆうちょ銀行の全国5種類で、コンビニATMなら24時間使えます。アプリでATMはセブン銀行とローソン銀行で利用でき、キャッシュカードを持ち歩かなくても入出金できるのが便利です。
2024年12月の手数料改定で、アプリでATMが完全無料になったため、ATMをよく使う人には大きなメリットがあります。スマートプログラムのランクアップ条件を満たせば、キャッシュカードでも無料回数を増やせるので、自分の利用スタイルに合わせて選びましょう。
なお、ATM手数料や条件は変更される可能性があります。詳しくは住信SBIネット銀行公式サイトでご確認ください。セキュリティには十分ご注意ください。
この記事のキーワード
キーワードがありません。
この記事を見た方はこんな記事も見ています
この記事と同じキーワードの記事
まだ記事がありません。
キーワードから探す
カンタン1分登録で、気になる資料を無料でお取り寄せ
そんなお悩みをお持ちの方は、まずはお問い合わせください!