海外先物取引におすすめの証券会社|選び方と比較のポイント

「SBI新生銀行の金利って実際どうなの?」そんな疑問をお持ちではないでしょうか。
結論から言うと、SBI新生銀行は条件次第でネット銀行の中でも高水準の金利を実現できる銀行です。
特にSBI証券と連携した「SBIハイパー預金」なら、普通預金でありながら年0.50%(2026年1月9日から)という高金利を得られます。
この記事では、SBI新生銀行の各種預金金利の詳細から、他行との比較、賢い活用法まで徹底解説します。
メガバンクの低金利から脱却して、効率的に資産を増やしたい方は、ぜひ最後までお読みください。
目次
SBI新生銀行の金利
SBI新生銀行は、預金の種類によって金利が大きく異なります。
ここでは、主要な預金商品の金利と特徴を詳しく解説します。自分の目的に合った預金を選ぶことで、効率的に資産を増やすことができるんです。
SBI新生銀行の円普通預金の基本金利は、店頭表示金利が適用されます。
ステップアッププログラムのステージによって金利が変わる仕組みになっており、最上位のダイヤモンドステージなら年0.15%〜0.40%の金利が適用されます。
メガバンクの普通預金金利が年0.001%〜0.02%程度であることを考えると、SBI新生銀行の金利は10倍以上も高いことが分かります。
普通預金でありながらこの金利水準は、日常的に使う口座としても魅力的ですね。
SBI新生銀行の定期預金には、パワーダイレクト円定期預金(インターネット限定)があります。
2024年12月から実施中の「冬の金利アップキャンペーン」では、高水準の金利を提供しています。キャンペーン期間は2024年12月10日から2025年3月10日までで、エントリー不要で一律に適用されます。
定期預金の特徴
1年もので年0.5%前後、3年もので年0.8%前後の金利が設定されることが多い
満期資金もキャンペーン金利の対象となる
中途解約した場合は当行所定の中途解約利率が適用される
定期預金を利用する際は、預入期間はしっかり計画を立てて設定しましょう。
SBIハイパー預金は、SBI証券とSBI新生銀行の口座間の資金移動を自動化できる元本保証の新しい円預金です。
2026年1月9日(金)からSBIハイパー預金の金利が年0.50%(税引前)にアップします。これは普通預金でありながら、メガバンクの定期預金金利をはるかに上回る水準なんです。
SBIハイパー預金の最大の特徴は、預金保険の対象でありながら高金利を実現している点です。元本1,000万円とその利息まで保護されるため、安全性と収益性を両立できます。
利息は毎月入金されるため、複利効果も期待できますね。
さらに、SBIハイパー預金の残高はSBI証券の買付余力に自動反映されるため、投資のタイミングを逃しません。円普通預金からSBIハイパー預金への自動振替も設定できるので、計画的な資産形成にも活用できます。
新規口座開設者向けの「スタートアップ円定期預金」は、口座開設月を含む3ヵ月目の末日まで設定可能です。
2024年12月10日から実施中のキャンペーンでは、1年ものの金利が年0.85%(税引前)で提供されています。
店頭限定の「金利上乗せプログラム」を利用すれば、1,000万円以上の預入で通常金利に年0.10%が上乗せされます。新規口座開設を検討している方は、このスタートアップ円定期預金を活用しない手はありませんね。
SBIハイパー預金とは?
SBIハイパー預金は、SBI新生銀行が提供する革新的な預金商品です。
普通預金の利便性と定期預金並みの高金利を両立した、まさに「いいとこ取り」の預金なんです。ここでは、その仕組みと活用方法を詳しく解説します。
SBIハイパー預金は、2025年から本格的にサービスが開始された新しい預金商品です。
SBI新生銀行のステップアッププログラム最上位であるダイヤモンドステージの円普通預金よりもおトクな金利でお預け入れいただけます。円普通預金と同様、元本保証、預金保険対象、利息は毎月入金となります。
最大の特徴は、普通預金でありながら年0.50%(2026年1月9日から)という高金利を実現している点です。これはメガバンクの定期預金金利の約2倍に相当します。
しかも、定期預金のように満期まで引き出せないという制約もありません。
SBIハイパー預金の開設には、SBI新生銀行口座とSBI証券口座の両方が必要です。ただし、証券口座を開設するだけで投資をする必要はなく、口座を持っているだけでこの高金利を享受できます。
SBIハイパー預金を利用するには、まずSBI新生銀行とSBI証券の両方の口座が必要です。
SBI新生銀行アプリまたはパワーダイレクトからSBIハイパー預金の申込を行い、その後SBI証券のWebサイトでSBIハイパー預金の利用開始手続きを行います。
手続きは意外と簡単で、オンラインで完結するのが便利ですね。
住信SBIネット銀行の「SBIハイブリッド預金」をご利用中の方は、SBIハイパー預金を申し込む前にSBIハイブリッド預金を休止していただく必要があります。両方のサービスを同時に利用することはできないため、ご注意ください。
SBIハイパー預金の金利は、特別な条件なしで年0.50%(2026年1月9日から)が適用されます。
追加の取引や預金額の条件は一切ありません。SBI証券の口座を持っていて、SBIハイパー預金を開設するだけで、この高金利を享受できるんです。
2025年12月から実施中の「目指せ1兆円!SBIハイパー預金 金利最大10倍キャンペーン」では、SBIハイパー預金の総残高が目標額を達成するごとに金利がまるごとアップし、1兆円に達した場合の特別金利は通常金利の10倍である年5.0%(税引後 年3.9837%)相当となります。エントリーした方には、キャンペーン開始日まで遡って上乗せ金利分の利息合計額が現金でプレゼントされます。
キャンペーン金利は期間限定ですが、通常金利でも年0.50%という高水準を維持しているため、長期的に安心して利用できます。金利は毎日見直しとなる変動金利ですが、市場環境を考えると当面は高金利が続くと予想されます。
SBIハイパー預金は、預金保険制度の対象です。
万が一SBI新生銀行が破綻した場合でも、元本1,000万円とその利息までは預金保険機構によって保護されます。これは普通預金や定期預金と同じ保護水準なんです。
預金保険制度は、金融機関が破綻した際に預金者を保護するための制度です。SBI新生銀行はSBIホールディングス(東証プライム上場)の傘下にあり、財務基盤も安定しています。高金利でありながら安全性も確保されているため、安心して利用できますね。
ただし、1,000万円を超える部分については預金保険の対象外となります。大口の資金を預ける場合は、複数の金融機関に分散するなどのリスク管理も検討しましょう。
他のネット銀行と比較
SBI新生銀行の金利は、他のネット銀行と比べてどうなのでしょうか。
ここでは、主要なネット銀行の金利を比較して、SBI新生銀行の位置づけを明確にします。賢い銀行選びの参考にしてください。
2024年12月時点の主要ネット銀行の普通預金金利を比較すると、以下のようになります。
| 銀行名 | 普通預金金利(年率・税引前) | 条件 |
| SBI新生銀行(SBIハイパー預金) | 0.50% | SBI証券との連携 |
| GMOあおぞらネット銀行(ハビト支店) | 0.50% | 100万円まで・無条件 |
| auじぶん銀行 | 0.55% | 複数条件達成時 |
| SBI新生銀行(ダイヤモンドステージ) | 0.40% | 60歳以上または28歳以下 |
| 楽天銀行 | 0.10% | 楽天証券との連携 |
| 住信SBIネット銀行 | 0.03% | SBIハイブリッド預金 |
| メガバンク平均 | 0.001%〜0.02% | 無条件 |
この比較表から分かるように、SBI新生銀行のSBIハイパー預金は、ネット銀行の中でも高水準の金利です。
特に、金額制限がなく年0.50%の金利が適用される点は大きな魅力ですね。GMOあおぞらネット銀行のハビト支店も同じ年0.50%ですが、100万円までという上限があります。まとまった資金を預ける場合は、SBI新生銀行の方が有利になります。
定期預金の金利も比較してみましょう。2024年12月時点の主要ネット銀行の1年もの定期預金金利は以下の通りです。
| 銀行名 | 1年もの定期預金金利(年率・税引前) | 条件 |
| SBI新生銀行(スタートアップ円定期) | 0.85% | 新規口座開設者限定・キャンペーン |
| 東京スター銀行 | 0.78% | 新規口座開設者限定 |
| UI銀行 | 0.70% | 無条件 |
| SBI新生銀行(パワーダイレクト円定期) | 0.55% | インターネット限定・キャンペーン |
| auじぶん銀行 | 0.50% | 無条件 |
| 楽天銀行 | 0.35% | 無条件 |
| メガバンク平均 | 0.275% | 無条件 |
定期預金においても、SBI新生銀行は高水準の金利を提供しています。
特に新規口座開設者向けのスタートアップ円定期預金は、年0.85%という高金利です。メガバンクの定期預金金利が年0.275%程度であることを考えると、SBI新生銀行は約3倍の金利水準です。100万円を1年間預けた場合、メガバンクでは約2,750円の利息ですが、SBI新生銀行のスタートアップ円定期預金なら約8,500円の利息を受け取れます(いずれも税引前)。
SBI新生銀行が多くの方に選ばれる理由は、金利の高さだけではありません。総合的な使い勝手の良さが評価されているんです。
SBI新生銀行が選ばれる理由
SBI証券との連携による相乗効果
預金保険の対象で安全性が高い
新規口座開設者向けの特典が充実
第一に、SBI証券との連携による相乗効果です。SBIハイパー預金を開設するだけでダイヤモンドステージになり、ATM手数料無料(回数制限なし)、他行宛振込手数料月10回まで無料という優遇を受けられます。投資をしなくても、証券口座を持っているだけでこれらの特典を享受できるのは大きなメリットですね。
第二に、預金保険の対象であることです。高金利でありながら元本1,000万円とその利息まで保護されるため、安全性と収益性を両立できます。ネット銀行の中には預金保険の対象外の商品もあるため、この点は重要なポイントです。
第三に、新規口座開設者向けの特典が充実していることです。スタートアップ円定期預金の高金利に加えて、「ウェルカムプログラム」では最大31,000円の現金プレゼントがあります。口座開設するだけで1,500円、給与振込入金で5,000円など、達成しやすい条件が多いのも魅力です。
これらの理由から、SBI新生銀行は「メイン口座として使いたい」「貯蓄用口座として活用したい」という両方のニーズに応えられる銀行として、多くの方に選ばれています。
預金額別の利息シミュレーション
金利の数字だけ見ても、実際にどれくらいの利息を受け取れるのかイメージしづらいですよね。
ここでは、預金額別に具体的な利息をシミュレーションして、SBI新生銀行の金利の魅力を実感していただきます。
まず、100万円を1年間預けた場合の利息を計算してみましょう。
| 預金種類 | 金利(年率・税引前) | 利息(税引前) | 利息(税引後) |
| SBIハイパー預金 | 0.50% | 5,000円 | 3,984円 |
| スタートアップ円定期(1年もの) | 0.85% | 8,500円 | 6,773円 |
| パワーダイレクト円定期(1年もの) | 0.55% | 5,500円 | 4,383円 |
| メガバンク定期預金 | 0.275% | 2,750円 | 2,191円 |
| メガバンク普通預金 | 0.001% | 10円 | 8円 |
100万円を預けた場合、メガバンクの普通預金では税引後わずか8円の利息しか受け取れません。
一方、SBI新生銀行のスタートアップ円定期預金なら税引後6,773円、SBIハイパー預金でも税引後3,984円の利息を受け取れます。特にSBIハイパー預金は普通預金でありながら、メガバンクの定期預金の約1.8倍の利息を受け取れるんです。しかも、いつでも引き出せる自由度があるため、使い勝手も抜群ですね。
次に、300万円を1年間預けた場合の利息を見てみましょう。
| 預金種類 | 金利(年率・税引前) | 利息(税引前) | 利息(税引後) |
| SBIハイパー預金 | 0.50% | 15,000円 | 11,952円 |
| スタートアップ円定期(1年もの) | 0.85% | 25,500円 | 20,320円 |
| パワーダイレクト円定期(1年もの) | 0.55% | 16,500円 | 13,148円 |
| メガバンク定期預金 | 0.275% | 8,250円 | 6,574円 |
| メガバンク普通預金 | 0.001% | 30円 | 24円 |
300万円を預けた場合、メガバンクの普通預金では税引後わずか24円です。
一方、SBI新生銀行のスタートアップ円定期預金なら税引後20,320円、約850倍もの差が生まれます。SBIハイパー預金でも税引後11,952円の利息を受け取れるため、メガバンクの定期預金(税引後6,574円)の約1.8倍です。普通預金の利便性を保ちながら、これだけの利息を受け取れるのは大きな魅力ですね。
最後に、500万円を1年間預けた場合の利息を計算します。
| 預金種類 | 金利(年率・税引前) | 利息(税引前) | 利息(税引後) |
| SBIハイパー預金 | 0.50% | 25,000円 | 19,921円 |
| スタートアップ円定期(1年もの) | 0.85% | 42,500円 | 33,866円 |
| パワーダイレクト円定期(1年もの) | 0.55% | 27,500円 | 21,913円 |
| メガバンク定期預金 | 0.275% | 13,750円 | 10,957円 |
| メガバンク普通預金 | 0.001% | 50円 | 40円 |
500万円を預けた場合、SBI新生銀行のスタートアップ円定期預金なら税引後33,866円の利息を受け取れます。
これはメガバンクの普通預金(税引後40円)の約847倍です。SBIハイパー預金でも税引後19,921円の利息となり、メガバンクの定期預金(税引後10,957円)の約1.8倍です。まとまった資金を預ける場合、銀行選びで受け取れる利息に大きな差が出ることが分かりますね。
預金の利息には、税金がかかります。
具体的には、利息に対して20.315%(国税15.315%+地方税5%)の税金が源泉徴収されます。そのため、実際に受け取れる利息は税引後の金額になるんです。
税引後の実質利回りは、以下の計算式で求められます。
税引後金利 = 税引前金利 × (1 – 0.20315) = 税引前金利 × 0.79685
例えば、税引前金利が年0.50%の場合、税引後金利は0.50% × 0.79685 = 約0.398%となります。この税引後金利を使って、実際に受け取れる利息を計算できます。
100万円を年0.50%(税引前)で1年間預けた場合の計算例は以下の通りです。
預金の利息は自動的に源泉徴収されるため、確定申告の必要はありません。
ただし、複数の金融機関に預金がある場合や、預金保険の上限(元本1,000万円+利息)を超える場合は、税務上の取り扱いに注意が必要です。
ステップアッププログラムとは?
SBI新生銀行のステップアッププログラムは、預金や投資信託商品などの利用状況に応じて5つのステージで優遇サービスを提供しています。
ステージが上がるほど、ATM手数料や振込手数料の無料回数が増え、金利も優遇されます。ここでは、各ステージの詳細を解説します。
ステップアッププログラムには、スタンダード、シルバー、ゴールド、プラチナ、ダイヤモンドの5つのステージがあります。
ステージは、毎年1月から12月までの対象商品・サービスのご利用状況に基づき、年に1回判定されます。判定されたステージは、翌年2月から翌々年1月まで適用されます。
各ステージの主な条件は以下の通りです。
| ステージ | 主な条件 | 達成難易度 |
| スタンダード | 口座開設のみ | ★☆☆☆☆ |
| シルバー | 年6回以上の口座引き落とし、または預金残高50万円以上 | ★★☆☆☆ |
| ゴールド | 預金残高200万円以上、または投資商品残高30万円以上 | ★★★☆☆ |
| プラチナ | 預金残高300万円以上、または投資商品残高30万円以上+取引、またはラグジュアリーカード保有 | ★★★★☆ |
| ダイヤモンド | 28歳以下、または60歳以上、またはSBI証券との口座振替契約、またはSBIハイパー預金開設 | ★☆☆☆☆ |
注目すべきは、最上位のダイヤモンドステージが最も達成しやすい点です。2024年12月1日条件追加。28歳以下全てのお客さまは、ご利用状況にかかわらず口座開設月の翌々月からダイヤモンドステージとなります。SBI証券との口座振替契約やSBIハイパー預金の開設だけでもダイヤモンドステージになれるため、誰でも簡単に最上位の特典を受けられるんです。
ダイヤモンドステージでは、以下の充実した特典を受けられます。
特にATM出金手数料が回数制限なく無料という点は、他のネット銀行と比べても非常に優遇されています。
コンビニATMを頻繁に利用する方にとって、これだけでも大きなメリットですね。2024年3月29日(金)よりダイヤモンドステージの円普通預金の優遇金利を年0.15%(税引後 年0.1195%)に改定いたしました。さらに、60歳以上の方なら年0.40%の金利が適用されるため、シニア世代にとって非常に魅力的な銀行と言えます。
ステップアッププログラムでは、ステージに応じてATM手数料が優遇されます。
各ステージの出金手数料無料回数は以下の通りです。
| ステージ | 出金手数料無料回数 | 備考 |
| スタンダード | 月5回まで | 6回目以降は110円/回 |
| シルバー | 回数制限なく無料 | 提携ATMのみ |
| ゴールド | 回数制限なく無料 | 提携ATMのみ |
| プラチナ | 回数制限なく無料 | 提携ATMのみ |
| ダイヤモンド | 回数制限なく無料 | 提携ATMのみ |
シルバー以上のステージなら、提携ATMでの出金手数料が回数制限なく無料になります。
提携ATMには、セブン銀行、イーネット、ローソン銀行、イオン銀行、PatSat、VIEW ALTTEなどが含まれるため、全国のコンビニで手数料無料で出金できるんです。
ただし、ゆうちょ銀行ATM(ファミリーマートに設置のATMも含む)、全都市銀行ATM、三菱UFJ信託銀行ATM、三井住友信託銀行ATMを利用の場合は、1回あたり110円(税込)がかかります。この点は注意が必要ですね。
他行宛振込手数料の無料回数も、ステージに応じて優遇されます。
| ステージ | 他行宛振込手数料無料回数 | 無料回数超過後の手数料 |
| スタンダード | 月1回まで | 105円/回 |
| シルバー | 月5回まで | 105円/回 |
| ゴールド | 月5回まで | 105円/回 |
| プラチナ | 月10回まで | 105円/回 |
| ダイヤモンド | 月10回まで | 105円/回 |
ダイヤモンドステージなら月10回まで他行宛振込手数料が無料です。
これは他のネット銀行と比べても非常に優遇されています。家賃の振込、クレジットカードの支払い、他行への資金移動など、振込の機会が多い方にとって大きなメリットですね。
また、10万円以下の個人宛送金については「ことら送金」を利用すれば手数料無料でご利用いただけます。ステップアッププログラムのステージごとのネット振込手数料の無料回数は減らさずにご利用いただけるため、ぜひ活用しましょう。
ステップアッププログラムの特典を最大限活用するには、効率的にステージアップする方法を知ることが大切です。
ここでは、SBI証券を使う場合と使わない場合、それぞれの具体的な戦略を解説します。
SBI証券の口座を持っている、または開設を検討している方にとって、ダイヤモンドステージへの道は非常に簡単です。
以下のいずれかの方法で、すぐにダイヤモンドステージになれます。
方法1:SBIハイパー預金を開設する
SBIハイパー預金を開設するだけで、自動的にダイヤモンドステージになります。SBI証券とSBI新生銀行の両方の口座を開設し、SBIハイパー預金の利用開始手続きを行うだけです。投資をする必要は一切ありません。
SBIハイパー預金を開設すると、年0.50%の高金利も同時に享受できるため、一石二鳥ですね。平日15:00までに申し込みが完了すれば、当日17:15頃より利用開始できます。
方法2:SBI証券との口座振替契約を設定する
SBIハイパー預金を開設しない場合でも、SBI証券との口座振替契約を設定するだけでダイヤモンドステージになれます。口座振替契約は、SBI新生銀行とSBI証券の口座間で即時に資金移動ができるようになるもので、設定しておくだけでOKです。
この方法なら、住信SBIネット銀行のSBIハイブリッド預金を併用することもできます。SBIハイブリッド預金を使いながら、SBI新生銀行のダイヤモンドステージの特典も受けられるため、両方のメリットを享受できるんです。
SBI証券の口座を持っていない、または投資に興味がない方でも、ダイヤモンドステージになる方法があります。
方法1:28歳以下または60歳以上の方
28歳以下の方、または60歳以上の方は、口座開設するだけで自動的にダイヤモンドステージになります。年齢条件を満たしている方は、何もしなくても最上位の特典を受けられるため、非常にお得ですね。
28歳以下の方は、29歳を迎えた誕生月の翌々月からステージダウンしますが、それまでは無条件でダイヤモンドステージの特典を享受できます。若い世代にとって、SBI新生銀行は非常に魅力的な選択肢と言えます。
方法2:シルバーステージを目指す
ダイヤモンドステージの条件を満たさない場合でも、シルバーステージなら比較的簡単に達成できます。シルバーステージの条件は以下のいずれかです。
公共料金、クレジットカード、保険料などの引き落とし口座にSBI新生銀行を設定すれば、年6回以上の引き落としは簡単に達成できます。シルバーステージでも、ATM出金手数料が回数制限なく無料、他行宛振込手数料が月5回まで無料になるため、十分に魅力的ですね。
ステップアッププログラムのステージ判定には、年1回の判定と月次の判定の2種類があります。
それぞれのタイミングを理解しておくことで、効率的にステージアップできます。
年1回の判定(基本判定)
毎年1月から12月までの対象商品・サービスのご利用状況に基づき、年に1回判定されます。判定されたステージは、翌年2月から翌々年1月まで適用されます。例えば、2024年1月〜12月の利用状況で判定されたステージは、2025年2月〜2026年1月まで適用されるんです。
月次の判定(即時ステージアップ)
一部の条件については、月末時点で達成すると、翌々月からステージアップします。例えば、SBIハイパー預金を開設した場合、開設月の翌々月からダイヤモンドステージが適用されます。
具体例を挙げると、2025年1月にSBIハイパー預金を開設した場合、2025年3月からダイヤモンドステージの特典を受けられます。年1回の判定を待たずにステージアップできるため、早めに条件を達成するのがおすすめですね。
ステージ判定の詳細は、SBI新生銀行の公式サイトで確認できます。自分の現在のステージや、次のステージアップまでの条件も確認できるため、定期的にチェックしましょう。
SBI新生銀行のメリット5つ
SBI新生銀行には、他のネット銀行にはない独自のメリットがあります。
ここでは、特に注目すべき5つのメリットを詳しく解説します。これらのメリットを理解することで、SBI新生銀行を最大限活用できますよ。
新規口座開設者限定の「スタートアップ円定期預金」は、高水準の金利が魅力です。
2024年12月時点のキャンペーンでは、1年もので年0.85%(税引前)の金利が適用されます。これは、メガバンクの定期預金金利の約3倍に相当するんです。
口座開設月を含む3ヵ月目の末日まで何度でもお預け入れいただけるため、給与振込やボーナスのタイミングに合わせて追加で預け入れることもできます。3ヵ月ものと1年ものの両方に申し込むことも可能なので、資金計画に合わせて選択できますね。
店頭限定の「金利上乗せプログラム」を利用すれば、1,000万円以上の預入で通常金利に年0.10%が上乗せされます。まとまった資金を預ける予定がある方は、口座開設のタイミングで活用しましょう。
SBIハイパー預金は、普通預金でありながら年0.50%(2026年1月9日から)という高金利を実現しています。
これは、メガバンクの定期預金金利の約1.8倍に相当します。しかも、いつでも引き出せる自由度があるため、使い勝手も抜群です。
SBIハイパー預金の残高はSBI証券の買付余力に自動反映されるため、投資のタイミングを逃しません。投資をしない方でも、証券口座を持っているだけでこの高金利を享受できるため、非常にお得ですね。
円普通預金からSBIハイパー預金への自動振替も設定できるため、計画的な資産形成にも活用できます。毎日、毎週、毎月と、用途に合わせて振替頻度を選択できるのも便利です。
SBI新生銀行は、ATM手数料と振込手数料の優遇が非常に充実しています。
特にダイヤモンドステージでは、ATM出金手数料が回数制限なく無料、他行宛振込手数料が月10回まで無料になります。
提携ATMには、セブン銀行、イーネット、ローソン銀行、イオン銀行など、全国のコンビニATMが含まれています。時間や場所を気にせず、手数料無料で出金できるのは大きなメリットですね。
他行宛振込手数料も月10回まで無料なので、家賃の振込、クレジットカードの支払い、他行への資金移動など、振込の機会が多い方にとって非常にお得です。無料回数を超えた場合でも1回あたり105円と、他行と比べて割安な手数料設定になっています。
SBI新生銀行とSBI証券の連携は、投資と預金を一元管理できる便利なサービスです。
SBIハイパー預金を開設すれば、銀行と証券の口座間の資金移動が自動化され、入出金の操作が不要になります。
SBI証券での株式購入時に、SBIハイパー預金の残高が自動的に買付余力に反映されるため、投資のタイミングを逃しません。逆に、SBI証券で使っていない円預り金は、自動的にSBI新生銀行の円普通預金に出金されるため、常に高金利で運用できるんです。
投資をしない方でも、SBI証券の口座を持っているだけでダイヤモンドステージになり、手数料優遇を受けられます。証券口座の開設は無料で、口座維持費もかからないため、開設しておいて損はありませんね。
SBI新生銀行の預金は、預金保険制度の対象です。
万が一SBI新生銀行が破綻した場合でも、元本1,000万円とその利息までは預金保険機構によって保護されます。高金利でありながら、安全性も確保されているんです。
SBI新生銀行は、SBIホールディングス(東証プライム上場)の傘下にあり、財務基盤も安定しています。旧新生銀行の歴史と実績もあるため、信頼性の高い銀行と言えます。
預金保険制度は、金融機関が破綻した際に預金者を保護するための制度です。メガバンクでもネット銀行でも同じ保護水準が適用されるため、安心して預金できますね。ただし、1,000万円を超える部分については預金保険の対象外となるため、大口の資金を預ける場合は複数の金融機関に分散することも検討しましょう。
SBI新生銀行で気をつけたい4つのこと
SBI新生銀行には多くのメリットがありますが、利用する前に知っておくべき注意点もあります。
ここでは、特に気をつけたい4つのポイントを解説します。これらを理解した上で利用すれば、より賢く活用できますよ。
SBI新生銀行の高金利は、キャンペーンによるものが多いです。
スタートアップ円定期預金やパワーダイレクト円定期預金のキャンペーン金利は、期間限定で提供されています。キャンペーン期間が終了すると、金利が下がる可能性があるため注意が必要です。
例えば、2024年12月から実施中の「冬の金利アップキャンペーン」は、2025年3月10日までの期間限定です。キャンペーン終了後は、通常の金利に戻る可能性があります。定期預金を検討する際は、キャンペーン期間を確認し、満期日を考慮して預入期間を設定しましょう。
ただし、SBIハイパー預金の金利は、キャンペーンではなく通常金利として年0.50%(2026年1月9日から)が設定されています。普通預金でありながら高金利を維持しているため、長期的に安心して利用できますね。
ステップアッププログラムのステージによって、達成難易度が大きく異なります。
ダイヤモンドステージは比較的簡単に達成できますが、ゴールドやプラチナステージは一定の預金残高や投資商品の取引が必要です。
特に、SBI証券の口座を持っていない方で、28歳以下または60歳以上の年齢条件も満たさない場合、ダイヤモンドステージへの道は限られます。その場合は、シルバーステージを目指すのが現実的な選択肢になります。
シルバーステージでも、ATM出金手数料が回数制限なく無料、他行宛振込手数料が月5回まで無料になるため、十分に魅力的です。年6回以上の口座引き落としという条件は、公共料金やクレジットカードの引き落とし口座に設定すれば簡単に達成できますね。
SBIハイパー預金は、ATMで直接引き出すことができません。
SBIハイパー預金から資金を引き出す場合は、まず円普通預金に振り替えてから、ATMで出金する必要があります。この点は、普通預金とは異なるため注意が必要です。
円普通預金への振替は、インターネットバンキングやスマホアプリから簡単に行えます。振替は即時に反映されるため、急に現金が必要になった場合でも対応できます。ただし、クレジットカードなどの口座振替は円普通預金からの引き落としになるため、円普通預金に残高を残しておく必要があるんです。
SBIハイパー預金に資金を移動しすぎると、口座振替の引き落としエラーが発生する可能性があります。円普通預金には、最低限の残高を確保しておくことをおすすめします。自動振替を設定する場合は、振替金額を慎重に設定しましょう。
預金保険制度により、元本1,000万円とその利息まで保護されますが、1,000万円を超える部分については預金保険の対象外となります。
大口の資金を預ける場合は、この点に注意が必要です。
例えば、2,000万円をSBI新生銀行に預けた場合、万が一銀行が破綻した際には、1,000万円とその利息のみが保護されます。残りの1,000万円は保護されない可能性があるんです。
大口の資金を預ける場合は、複数の金融機関に分散することをおすすめします。例えば、SBI新生銀行に1,000万円、他のネット銀行に1,000万円という形で分散すれば、全額が預金保険の対象となります。リスク管理の観点からも、資金の分散は重要ですね。
口座開設の流れ
SBI新生銀行の口座開設は、オンラインで簡単に完結できます。
ここでは、実際の申し込み手順から必要書類、口座開設までの期間まで、具体的に解説します。スムーズに口座開設を進めるための参考にしてください。
SBI新生銀行の口座開設は、以下の5つのステップで完了します。
SBI新生銀行の公式サイトにアクセスし、「口座開設」ボタンをクリックします。メールアドレスを入力すると、確認メールが届きます。
氏名、住所、生年月日、職業などの基本情報を入力します。入力内容に誤りがないか、しっかり確認しましょう。
運転免許証やマイナンバーカードなどの本人確認書類を、スマートフォンで撮影してアップロードします。書類の四隅がしっかり写るように撮影するのがポイントです。
入力した情報と本人確認書類の内容を確認し、問題がなければ申し込みを完了します。
審査完了後、約1週間〜10日程度でキャッシュカードが簡易書留で届きます。キャッシュカードが届いたら、すぐに利用開始できます。
申し込み自体は15分程度で完了します。スマートフォンがあれば、外出先でも申し込めるため、非常に便利ですね。
口座開設には、以下の本人確認書類が必要です。いずれか1点を用意しましょう。
マイナンバーカードまたは運転免許証があれば、それだけで本人確認が完了するため、最もスムーズです。
健康保険証の場合は、追加で住民票の写しまたは公共料金領収書が必要になるため、準備に時間がかかります。本人確認書類は、有効期限内のものを使用してください。また、書類に記載されている住所と現住所が一致していることを確認しましょう。引っ越しをしたばかりの方は、住所変更の手続きを先に済ませておくとスムーズです。
この記事のキーワード
キーワードがありません。
この記事を見た方はこんな記事も見ています
この記事と同じキーワードの記事
まだ記事がありません。
キーワードから探す
カンタン1分登録で、気になる資料を無料でお取り寄せ
そんなお悩みをお持ちの方は、まずはお問い合わせください!