証券アナリストとは?仕事内容と資格取得の全知識

証券会社選びで迷っていませんか。
国内には数多くの証券会社があり、それぞれ手数料や取扱商品、サービス内容が異なります。
この記事では、口座開設数や手数料、取扱商品などの客観的なデータをもとに、国内証券会社をランキング形式で比較します。
投資初心者の方でも自分に合った証券会社を選べるよう、選び方のポイントも詳しく解説します。
この記事を読めば、あなたに最適な証券会社が見つかります。
目次
国内証券会社ランキングとは?
国内証券会社ランキングは、各証券会社を客観的な指標で比較し、順位付けしたものです。口座開設数、手数料、取扱商品数など、さまざまな基準でランキングが作成されています。
ただし、ランキング上位の証券会社が必ずしもあなたに最適とは限りません。投資スタイルや目的によって、重視すべきポイントは変わってきます。
証券会社を選ぶ際に確認すべき主な指標は3つあります。
1つ目は口座開設数です。口座数が多い証券会社は、多くの投資家から支持されている証拠と言えます。ただし、口座数が多いからといって必ずしもサービスが優れているわけではありません。
証券会社選びの3つの指標
口座開設数:多くの投資家から支持されている証拠
手数料の安さ:長期的に大きな差になる
取扱商品の充実度:投資の選択肢が広がる
2つ目は手数料の安さです。株式の売買手数料や投資信託の信託報酬は、長期的に見ると大きな差になります。特に頻繁に取引する方は、手数料の比較が重要です。
3つ目は取扱商品の充実度です。国内株式だけでなく、米国株や投資信託、債券など、幅広い商品を扱っている証券会社を選ぶと、投資の選択肢が広がります。
証券会社選びで最も大切なのは、自分の投資スタイルに合っているかどうかです。
投資初心者の方は、使いやすさと学習コンテンツの充実度を重視しましょう。画面が分かりやすく、投資の基礎知識を学べる記事や動画が豊富な証券会社がおすすめです。
長期投資・積立投資を考えている方は、投資信託の取扱本数とNISA対応状況を確認してください。つみたて投資枠対応の投資信託が多い証券会社を選ぶと、選択肢が広がります。
米国株投資に興味がある方は、米国株の取扱銘柄数と取引手数料をチェックしましょう。証券会社によって取扱銘柄数に大きな差があります。
証券会社は大きく分けて「ネット証券」と「総合証券」の2種類があります。
ネット証券は、インターネット上で取引を完結できる証券会社です。店舗を持たないため、手数料が安く、24時間いつでも取引できるのが特徴です。SBI証券や楽天証券などが代表的です。
総合証券は、店舗を持ち、対面でのサポートを提供する証券会社です。野村證券やSMBC日興証券などが該当します。専門家に相談しながら投資したい方に向いていますが、手数料はネット証券より高めです。
初心者の方でも、ネット証券の多くはチャットや電話でのサポートを提供しているため、安心して利用できます。
口座開設数ランキングTOP5
口座開設数は、証券会社の人気度を測る重要な指標です。多くの投資家に選ばれている証券会社は、サービスの質や信頼性が高いと考えられます。
ここでは、口座開設数が多い証券会社をランキング形式で紹介します。各社の特徴や強みも合わせて解説しますので、証券会社選びの参考にしてください。

| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 口座数 | 約15,000,000口座 ※2025年11月25日時点(SBIネオモバイル証券など含む) |
| 取引手数料 | 【スタンダードプラン(1注文ごと)】 取引金額に関係なく0円【アクティブプラン(1日定額制)】 1日100万円以下の取引:0円※現物取引・信用取引・単元未満株(S株)もすべて対象です。 |
| NISA対応 | 〇 |
| つみたて投資枠取扱銘柄数 | 〇(259銘柄)※2025年3月3日時点 |
| 成長投資枠対象商品 | 国内株 / 外国株 / 投資信託(約1,329銘柄 ※2025年3月3日時点) |
| 投資信託 | 約2,550本 ※2025年3月3日時点 |
| 外国株 | 8カ国/米国株式(5,000銘柄) |
| 取引ツール(PC) | HYPER SBI 2 / HYPER SBI / SBI CFDトレーダー |
| スマホアプリ | SBI証券 株アプリ / 米国株アプリ / かんたん積立 / HYPER FX / HYPER 先物 / HYPER CFD |
| 提携銀行口座 | SBI新生銀行 / 住信SBIネット銀行 |
| ポイント投資・付与 | Pontaポイント / dポイント / Vポイント(クレカ積立) |
| 口座開設スピード | 最短 翌営業日 |
SBI証券は国内最大手のネット証券で、口座開設数は約1,500万口座に達しています。圧倒的な口座数を誇り、多くの投資家から支持されています。
取扱商品の豊富さが最大の魅力です。国内株式はもちろん、米国株は約5,000銘柄、投資信託は約2,600本と、業界トップクラスの品揃えを誇ります。
現物取引・信用取引の手数料が原則無料
SBI証券の最大の特徴は、現物取引・信用取引の手数料が原則無料である点です。コストを抑えて投資したい方に最適です。
SBI証券の主な特徴
手数料:現物・信用取引が原則無料
ポイント:5種類から選べる(Vポイント、Ponta、dポイント、JAL、PayPay)
IPO実績:年間78銘柄(2024年)、主幹事12社
米国株:約5,000銘柄
ポイントサービスも充実しており、Vポイント、Pontaポイント、dポイント、JALポイント、PayPayポイントの5種類から選べます。投資信託の保有や株式の購入でポイントが貯まり、そのポイントで投資もできます。
IPO(新規公開株)の取扱実績も豊富で、2024年は年間78銘柄を取り扱い、主幹事も12社務めています。IPO投資に興味がある方にもおすすめです。
SBI証券は幅広い投資家におすすめできますが、特に以下のような方に向いています。

| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 口座数 | 約12,000,000口座 ※2025年1月時点 |
| 取引手数料 | 【ゼロコース】 国内株式(現物・信用):0円 かぶミニ®(単元未満株):0円 投資信託:0円 ※ゼロコース選択時。 ※一部、スプレッドや信託財産留保額が発生する場合があります。 |
| NISA対応 | 〇(新NISA対応) |
| つみたて投資枠取扱銘柄数 | 263銘柄 ※2025年4月24日時点 |
| 成長投資枠対象商品 | 国内株式 / 外国株式 / 投資信託(約1,345銘柄) |
| 投資信託 | 約2,550本 ※2025年4月24日時点 |
| 外国株 | 6カ国/米国株式(約4,500銘柄) |
| 取引ツール(PC) | マーケットスピード / マーケットスピード II / 楽天MT4 |
| スマホアプリ | iSPEED / iSPEED for iPad / iSPEED FX / iSPEED 先物 |
| 提携銀行口座 | 楽天銀行(マネーブリッジ) |
| ポイント投資・付与 | 楽天ポイント(投資信託 / 国内株式 / 米国株式<円貨決済>) |
| 口座開設スピード | 最短 翌営業日 |
楽天証券は約1,200万口座を持つ大手ネット証券です。楽天グループのサービスと連携できる点が大きな特徴で、楽天経済圏を活用している方に特に人気があります。
取扱商品も充実しており、投資信託は約2,550本、米国株は約4,500銘柄を取り扱っています。楽天ポイントで投資できる点も魅力です。
楽天ポイントとの連携が最大の魅力
楽天証券の最大の特徴は、楽天ポイントとの連携です。楽天カードで投資信託を積立購入すると、ポイントが貯まります。貯まったポイントは投資に使えるため、実質的に投資資金を増やせます。
楽天証券の主な特徴
楽天ポイント連携:楽天カードで積立購入するとポイントが貯まる
取引ツール:MARKET SPEED Ⅱ(無料の高機能ツール)
NISA対応:つみたて投資枠対応の投資信託が約200本
米国株:約4,500銘柄
取引ツールの使いやすさにも定評があります。PC向けの「MARKET SPEED Ⅱ」は、プロも使う高機能ツールでありながら無料で利用できます。スマホアプリ「iSPEED」も直感的な操作が可能で、初心者から上級者まで幅広く支持されています。
NISA口座の開設数も多く、つみたて投資枠対応の投資信託は約200本用意されています。長期投資を考えている方にも適しています。
楽天証券は、楽天のサービスを日常的に利用している方に特におすすめです。楽天市場での買い物や楽天カードの利用で貯まったポイントを投資に回せるため、投資のハードルが下がります。
投資初心者の方にも向いています。分かりやすい画面設計と充実したサポート体制で、安心して投資を始められます。
また、取引ツールの質を重視する方にもおすすめです。無料で使える高機能ツールは、本格的な投資分析にも対応しています。

| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 口座数 | 約550万口座 |
| 取引手数料 | 現物取引:152円~78,571円 信用取引:1注文あたり524円 |
| 投資信託 | 約900本 |
| ミニ株(単元未満株) | 対応(まめ株) ※詳細不明 |
| NISA対応 | 対応(つみたて投資枠・成長投資枠) |
| 外国株 | 4カ国 米国株:約850銘柄 |
| IPO取扱実績 | 年間46銘柄(2024年実績) |
| IPO主幹事件数 | 年間16社(2024年実績) |
| ポイントサービス | 野村ポイント |
| 口座開設スピード | 最短5営業日 |
| 取引ツール(PC) | Webアプリ |
| スマホアプリ | Webアプリ |
野村證券は約550万口座を持つ、日本最大級の総合証券会社です。創業100年以上の歴史を持ち、対面サポートとオンライン取引の両方を提供しています。
IPO取扱実績が豊富で、2024年は年間46銘柄を取り扱い、主幹事も16社務めています。IPO投資に力を入れたい方には魅力的な選択肢です。
投資信託は約900本、米国株は約850銘柄を取り扱っています。また、単元未満株サービス「まめ株」を提供しており、少額から株式投資を始められます。
ネット証券と比べると手数料は高めですが、専門家に相談しながら投資したい方や、資産規模が大きい方には適しています。野村ポイントも貯まり、投資に活用できます。

| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 口座数 | 約2,700,000口座 ※2025年2月時点 |
| 取引手数料 | 【取引毎手数料コース】
|
| NISA対応 | 〇(日本株・米国株・中国株・投資信託の売買手数料が無料) |
| つみたて投資枠取扱銘柄数 | 〇(銘柄数は公式サイトで確認) |
| 成長投資枠対象商品 | 国内株 / 米国株 / 中国株 / 投資信託(約1,750本以上) |
| 投資信託 | 約1,800本(購入時手数料すべて無料) |
| 外国株 | 2カ国/米国株:約5,000銘柄以上(2025年1月27日時点) |
| 取引ツール(PC) | マネックストレーダー / 銘柄スカウター |
| スマホアプリ | マネックス証券アプリ / 米国株アプリ / 投信アプリ |
| 提携銀行口座 | マネックス証券専用銀行口座(詳細は公式サイトで確認) |
| ポイント投資・付与 | マネックスポイント / dポイント(投資信託の積立に利用可能) |
| 口座開設スピード | オンライン申込で最短翌営業日 |
マネックス証券は約270万口座を持つネット証券で、米国株投資に強みを持っています。米国株の取扱銘柄数は約5,000と、SBI証券と並ぶ業界トップクラスです。
投資信託は約1,800本、つみたて投資枠対応の投資信託は約217本と充実しています。NISA口座での取引にも力を入れており、初心者から中級者まで幅広く対応しています。
マネックス証券の主な特徴
米国株:約5,000銘柄(業界トップクラス)
取引ツール:17種類の豊富なツール
IPO実績:年間54銘柄(2024年)
ポイント:マネックスポイント、dポイント
取引ツールの質の高さにも定評があります。PC向けの「マネックストレーダー」をはじめ、17種類ものツールを提供しており、投資スタイルに合わせて選べます。
IPO取扱実績も豊富で、2024年は年間54銘柄を取り扱っています。マネックスポイントやdポイントが貯まり、投資にも使えます。
手数料は現物取引で55円~1,070円、信用取引で99円~385円と、SBI証券や楽天証券と比べるとやや高めですが、ツールの充実度やサポート体制を考えると納得できる水準です。

| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 口座数 | 約1,670,000口座 ※2025年3月時点 |
| 取引手数料 | 【ボックスレート(1日定額制)】 1日の約定代金合計50万円まで:0円 50万円超:1,000円(税込1,100円)~※25歳以下なら約定代金に関わらず手数料無料 |
| NISA対応 | 〇(日本株、米国株、投資信託すべて売買手数料無料) |
| つみたて投資枠取扱銘柄数 | 〇(銘柄数は公式サイトで確認) |
| 成長投資枠対象商品 | 国内株 / 米国株 / 投資信託(約1,800本以上) |
| 投資信託 | 約1,900本以上(購入時手数料すべて無料) |
| 外国株 | 米国株:約4,900銘柄(2025年4月23日時点) |
| 取引ツール(PC) | ネットストック・ハイスピード(無料) |
| スマホアプリ | 日本株アプリ / 投信アプリ / 米国株アプリ(すべて無料) |
| 提携銀行口座 | MATSUI Bank(松井証券専用銀行) |
| ポイント投資・付与 | 松井証券ポイント(投資信託の積立に利用可能) |
| 口座開設スピード | 最短即日(スマートフォンによるオンライン申込) |
松井証券は約160万口座を持つ老舗のネット証券です。1918年創業の長い歴史を持ち、日本で初めてインターネット取引を始めた証券会社としても知られています。
25歳以下の手数料が完全無料
最大の特徴は、25歳以下の手数料が完全無料である点です。また、26歳以上でも1日の約定代金が50万円以下なら手数料無料と、少額投資家に優しい料金体系になっています。
松井証券の主な特徴
手数料:25歳以下完全無料、50万円/日まで無料
投資信託:約1,900本
米国株:約4,900銘柄
サポート:電話・チャットで丁寧な対応
投資信託は約1,900本、つみたて投資枠対応の投資信託は約250本と充実しています。米国株は約4,900銘柄を取り扱っており、幅広い投資が可能です。
サポート体制にも力を入れており、電話やチャットでの問い合わせに丁寧に対応してくれます。投資初心者でも安心して利用できる環境が整っています。
IPO取扱実績は2024年で年間54銘柄と、マネックス証券と同水準です。松井証券ポイントも貯まり、投資信託の購入などに利用できます。
手数料で比較
投資で利益を出すためには、手数料を抑えることが重要です。特に頻繁に取引する方や少額投資を行う方は、手数料の差が長期的に大きな影響を与えます。
ここでは、現物取引と信用取引の手数料を比較し、コストパフォーマンスに優れた証券会社を紹介します。
現物取引の手数料は、証券会社によって大きく異なります。以下の表で主要証券会社の手数料を比較してみましょう。
| 証券会社 | ~10万円 | ~50万円 | ~100万円 |
| SBI証券 | 無料 | 無料 | 無料 |
| 楽天証券 | 無料 | 無料 | 無料 |
| マネックス証券 | 55円 | 495円 | 1,070円 |
| 松井証券 | 無料 | 無料(1日50万円まで) | 1,100円 |
| DMM株 | 55円 | 198円 | 374円 |
SBI証券と楽天証券は、現物取引の手数料が原則無料です。取引金額に関わらず手数料がかからないため、頻繁に取引する方や少額投資を行う方に最適です。
松井証券も、1日の約定代金が50万円以下なら手数料無料です。さらに25歳以下は金額に関わらず無料なので、若い投資家には特におすすめです。
マネックス証券やDMM株は手数料がかかりますが、それでも他社と比べると低水準です。取引ツールの充実度やサポート体制を考慮すると、十分に検討する価値があります。
信用取引の手数料も、証券会社によって差があります。信用取引を活用したい方は、手数料だけでなく金利や貸株料も確認しましょう。
| 証券会社 | ~10万円 | ~50万円 | ~100万円 |
| SBI証券 | 無料 | 無料 | 無料 |
| 楽天証券 | 無料 | 無料 | 無料 |
| DMM株 | 無料 | 無料 | 無料 |
| マネックス証券 | 99円 | 198円 | 385円 |
| 松井証券 | 無料(1日50万円まで) | 無料(1日50万円まで) | 1,100円 |
SBI証券、楽天証券、DMM株は、信用取引の手数料も無料です。信用取引を活用して効率的に投資したい方には、これらの証券会社が適しています。
松井証券も1日50万円以下なら無料です。マネックス証券は手数料がかかりますが、取引ツールの質の高さを考えると妥当な水準と言えます。
SBI証券、楽天証券、DMM株の3社が手数料無料
手数料無料の証券会社は、SBI証券、楽天証券、DMM株の3社です。これらの証券会社は、現物取引・信用取引ともに手数料が原則無料となっています。
完全に無料というわけではありません。一部のETFやREITの信用取引では手数料がかかる場合があります。また、投資信託の信託報酬は別途発生します。
松井証券も、1日の約定代金が50万円以下なら手数料無料です。少額投資を中心に行う方には、松井証券も十分に選択肢に入ります。
手数料無料の証券会社を選ぶ際は、手数料以外のサービス内容も確認しましょう。取扱商品の充実度、取引ツールの使いやすさ、サポート体制なども重要な選択基準です。
取扱商品で比較
証券会社を選ぶ際、取扱商品の充実度も重要なポイントです。投資信託や米国株、IPOなど、幅広い商品を扱っている証券会社を選ぶと、投資の選択肢が広がります。
ここでは、投資信託、米国株、IPOの取扱実績を比較し、商品ラインナップが充実している証券会社を紹介します。
投資信託は、少額から分散投資ができる初心者向けの商品です。取扱本数が多い証券会社ほど、自分に合った商品を見つけやすくなります。
| 証券会社 | 投資信託本数 | つみたて投資枠対応 |
| SBI証券 | 約2,600本 | 約271本 |
| 楽天証券 | 約2,550本 | 約200本 |
| 松井証券 | 約1,900本 | 約250本 |
| マネックス証券 | 約1,800本 | 約217本 |
| 三菱UFJeスマート証券 | 約1,800本 | 約250本 |
SBI証券と楽天証券は、投資信託の取扱本数が約2,500~2,600本と圧倒的に多く、業界トップクラスです。つみたて投資枠対応の投資信託も豊富で、長期投資を考えている方に最適です。
松井証券とマネックス証券も、約1,800~1,900本と十分な品揃えです。つみたて投資枠対応の投資信託も200本以上あり、選択肢は豊富です。
投資信託を選ぶ際は、本数だけでなく、信託報酬の低いインデックスファンドが充実しているかも確認しましょう。低コストのファンドが多い証券会社を選ぶと、長期的なリターンが向上します。
米国株投資に興味がある方は、取扱銘柄数が重要な選択基準になります。銘柄数が多いほど、成長企業や高配当株など、多様な投資戦略が可能になります。
| 証券会社 | 米国株銘柄数 | 取扱国数 |
| みずほ証券 | 約6,500銘柄 | 6カ国 |
| SBI証券 | 約5,000銘柄 | 8カ国 |
| マネックス証券 | 約5,000銘柄 | 2カ国 |
| 松井証券 | 約4,900銘柄 | 1カ国 |
| 楽天証券 | 約4,500銘柄 | 6カ国 |
みずほ証券は約6,500銘柄と、米国株の取扱銘柄数が最も多い証券会社です。幅広い銘柄から選びたい方に適しています。
SBI証券とマネックス証券は約5,000銘柄と、ネット証券の中ではトップクラスの品揃えです。主要な米国株はほぼすべてカバーしており、米国株投資を本格的に行いたい方におすすめです。
楽天証券と松井証券も約4,500~4,900銘柄と十分な品揃えです。人気の米国株はしっかり押さえているため、初心者から中級者まで満足できるでしょう。
IPO(新規公開株)は、上場前の株式を購入できるチャンスです。上場後に株価が上昇することが多く、利益を得やすい投資手法として人気があります。
| 証券会社 | IPO取扱数(2024年) | 主幹事実績(2024年) |
| SBI証券 | 78銘柄 | 12社 |
| マネックス証券 | 54銘柄 | 1社 |
| 松井証券 | 54銘柄 | 0社 |
| SMBC日興証券 | 52銘柄 | 22社 |
| 野村證券 | 46銘柄 | 16社 |
SBI証券は、IPO取扱数が78銘柄と圧倒的に多く、主幹事も12社務めています。IPO投資に力を入れたい方には、SBI証券が最適です。
SMBC日興証券は、主幹事実績が22社と最も多い証券会社です。主幹事の場合、割当数が多くなるため、当選確率が上がります。IPO投資を本格的に行いたい方は、SMBC日興証券も検討しましょう。
マネックス証券と松井証券も54銘柄と多くのIPOを取り扱っています。ネット証券でIPO投資を行いたい方には、これらの証券会社がおすすめです。
NISAで選ぶ証券会社
NISA(少額投資非課税制度)は、投資で得た利益が非課税になる制度です。2024年から新NISA制度が始まり、非課税保有限度額が1,800万円に拡大されました。
NISA口座を開設する証券会社選びは、長期的な資産形成に大きく影響します。ここでは、NISA対応状況とつみたて投資枠の使いやすさを比較します。
主要な証券会社は、すべて新NISA制度に対応しています。ただし、つみたて投資枠と成長投資枠の両方に対応しているか、片方のみかは確認が必要です。
SBI証券、楽天証券、マネックス証券、松井証券、三菱UFJeスマート証券は、つみたて投資枠と成長投資枠の両方に対応しています。幅広い投資戦略が可能です。
DMM株やmoomoo証券は、成長投資枠のみに対応しています。つみたて投資枠を利用したい方は、両方に対応している証券会社を選びましょう。
つみたて投資枠で購入できる投資信託は、金融庁が定める基準を満たした商品に限られます。低コストで長期投資に適した商品が選ばれています。
| 証券会社 | つみたて投資枠対象銘柄数 |
| SBI証券 | 約271本 |
| 松井証券 | 約250本 |
| 三菱UFJeスマート証券 | 約250本 |
| マネックス証券 | 約217本 |
| 楽天証券 | 約200本 |
SBI証券は約271本と、つみたて投資枠対象の投資信託が最も多い証券会社です。選択肢が豊富なため、自分の投資方針に合った商品を見つけやすいでしょう。
松井証券と三菱UFJeスマート証券も約250本と充実しています。楽天証券は約200本ですが、人気の商品はしっかり押さえており、初心者にも十分な選択肢があります。
つみたて投資枠で投資する際は、信託報酬の低いインデックスファンドを選ぶことが重要です。長期的に見ると、わずかな信託報酬の差が大きなリターンの差になります。
クレジットカードで投資信託を積立購入すると、ポイントが貯まる証券会社があります。実質的に投資コストを下げられるため、長期投資を行う方には大きなメリットです。
クレカ積立のポイント還元率
SBI証券:0.5%~5.0%(三井住友カード)
楽天証券:0.5%~1.0%(楽天カード)
マネックス証券:1.1%(マネックスカード)
三菱UFJeスマート証券:1.0%(三菱UFJカード)
SBI証券は、三井住友カードで積立購入すると、カードの種類に応じて0.5%~5.0%のVポイントが貯まります。ゴールドカードやプラチナカードを持っている方は、高い還元率を享受できます。
楽天証券は、楽天カードで積立購入すると、0.5%~1.0%の楽天ポイントが貯まります。楽天経済圏を活用している方には、楽天証券が最適です。
マネックス証券は、マネックスカードで積立購入すると、1.1%のマネックスポイントが貯まります。還元率は業界トップクラスで、ポイント重視の方におすすめです。
三菱UFJeスマート証券は、三菱UFJカードで積立購入すると、1.0%の三菱UFJポイントが貯まります。三菱UFJグループのサービスを利用している方に向いています。
証券会社選びで最も大切なのは、自分の投資スタイルに合っているかどうかです。初心者向け、長期投資向け、米国株投資向けなど、目的に応じて最適な証券会社は変わります。
ここでは、投資スタイル別におすすめの証券会社を紹介します。自分の投資目的に合った証券会社を選びましょう。
投資初心者の方には、使いやすさとサポート体制が充実している証券会社がおすすめです。
長期投資・積立投資を考えている方には、投資信託の取扱本数が多く、クレカ積立のポイント還元率が高い証券会社がおすすめです。
SBI証券は、投資信託の取扱本数が約2,600本と業界最多で、つみたて投資枠対応の投資信託も約271本あります。三井住友カードで積立購入すると、最大5.0%のポイントが貯まるため、長期的に見ると大きなメリットになります。
楽天証券も、投資信託の取扱本数が約2,550本と充実しています。楽天カードで積立購入すると、0.5%~1.0%の楽天ポイントが貯まります。楽天経済圏を活用している方には、楽天証券が最適です。
マネックス証券は、クレカ積立のポイント還元率が1.1%と業界トップクラスです。投資信託の取扱本数も約1,800本と十分で、長期投資に適した低コストのインデックスファンドも豊富です。ポイント還元率を重視する方には、マネックス証券がおすすめです。
米国株投資に力を入れたい方には、取扱銘柄数が多く、取引ツールが充実している証券会社がおすすめです。
SBI証券は、米国株の取扱銘柄数が約5,000と業界トップクラスです。米国株専用アプリ「SBI証券 米国株アプリ」も提供しており、スマホでも快適に取引できます。為替手数料も業界最低水準で、コストを抑えて米国株投資ができます。
マネックス証券も、米国株の取扱銘柄数が約5,000と豊富です。米国株取引に特化した情報提供やツールが充実しており、本格的に米国株投資を行いたい方に向いています。時間外取引にも対応しているため、米国市場の動きに合わせて柔軟に取引できます。
楽天証券は、米国株の取扱銘柄数が約4,500と十分な品揃えです。取引ツール「iSPEED」は使いやすく、米国株の情報も充実しています。楽天ポイントで米国株を購入できる点も魅力です。
証券会社を選ぶときに気をつけたい5つのこと
証券会社を選ぶ際は、手数料や取扱商品だけでなく、安全性や使いやすさも重要です。ここでは、証券会社選びで気をつけたい5つのポイントを解説します。
証券会社を選ぶ際は、金融庁に登録されているか、投資者保護基金に加入しているかを必ず確認しましょう。
投資者保護基金は、証券会社が破綻した場合に、顧客の資産を1,000万円まで補償する制度です。主要な証券会社はすべて加入していますが、念のため確認しておくと安心です。
取引ツールの使いやすさは、投資の成功に大きく影響します。特に初心者の方は、画面が分かりやすく、直感的に操作できるツールを選びましょう。
多くの証券会社は、口座開設前でもデモ画面や紹介動画で取引ツールを確認できます。実際に操作してみて、自分に合っているか確認することをおすすめします。
スマホアプリの使いやすさも重要です。外出先でも取引したい方は、スマホアプリの評価や機能を確認しましょう。
投資初心者の方や、トラブル時に相談したい方は、カスタマーサポートの対応時間や対応方法を確認しましょう。
電話サポートがある証券会社は、緊急時に相談できるため安心です。チャットやメールでのサポートも、気軽に質問できるため便利です。
サポートの対応時間も重要です。平日の日中しか対応していない証券会社もあれば、土日や夜間も対応している証券会社もあります。自分のライフスタイルに合った証券会社を選びましょう。
複数の証券口座を持つことには、メリットとデメリットがあります。
メリットは、各証券会社の強みを活かせる点です。例えば、米国株投資はSBI証券、IPO投資はSMBC日興証券、ポイント投資は楽天証券など、目的に応じて使い分けられます。
また、システム障害時のリスク分散にもなります。1つの証券会社でトラブルが発生しても、他の証券会社で取引を続けられます。
デメリットは、管理が煩雑になる点です。複数の口座を持つと、資産状況の把握や確定申告が複雑になります。また、口座管理手数料がかかる証券会社もあるため、注意が必要です。
多くの証券会社は、口座開設キャンペーンを実施しています。キャッシュバックやポイントプレゼントなど、お得な特典を受けられるため、確認しておきましょう。
キャンペーンの内容は、証券会社の公式サイトで確認できます。キャンペーン期間や条件を確認し、自分が対象になるか確認しましょう。
ただし、キャンペーンだけで証券会社を選ぶのは避けましょう。長期的に使いやすい証券会社を選ぶことが、資産形成の成功につながります。
証券会社の乗り換え方法
既に証券口座を持っている方でも、より条件の良い証券会社に乗り換えることができます。ここでは、証券口座の移管手続きの流れと注意点を解説します。
証券口座の移管は、以下の流れで行います。
まず、移管先の証券会社で口座を開設します。口座開設が完了したら、移管元の証券会社に移管手続きを依頼します。多くの証券会社は、オンラインで移管手続きができます。
移管元の証券会社から移管先の証券会社に、保有している株式や投資信託が移管されます。移管には通常1~2週間程度かかります。
移管が完了したら、移管先の証券会社で保有資産を確認しましょう。移管元の証券会社の口座は、必要に応じて解約できます。
証券口座の移管には、手数料がかかる場合があります。移管元の証券会社によって手数料は異なりますが、1銘柄あたり1,000円~3,000円程度が一般的です。
移管先の証券会社が移管手数料を負担してくれるキャンペーンを実施している場合もあります。乗り換えを検討している方は、キャンペーン情報を確認しましょう。
移管期間は通常1~2週間程度ですが、銘柄数が多い場合や、特定口座の移管を行う場合は、さらに時間がかかることがあります。移管期間中は売買ができないため、相場の動きに注意しましょう。
NISA口座の移管は、年に1回しかできません。その年にNISA口座で取引を行っている場合は、翌年まで移管できないため注意が必要です。
はい、証券口座は複数持つことができます。1人で複数の証券会社に口座を開設することは、法律上も問題ありません。ただし、NISA口座は1人1口座までです。
いいえ、ほとんどの証券会社は口座開設費用が無料です。口座維持費も基本的に無料ですが、一定期間取引がない場合に口座管理料がかかる証券会社もあります。
証券会社が倒産しても、顧客の資産は保護されます。投資者保護基金により、1,000万円まで補償されます。主要な証券会社はすべて投資者保護基金に加入しています。
NISA口座は、投資信託の取扱本数が多く、クレカ積立のポイント還元率が高い証券会社がおすすめです。SBI証券、楽天証券、マネックス証券が特に人気です。自分の投資スタイルに合った証券会社を選びましょう。
オンラインで口座開設を行う場合、最短即日から数営業日で開設できます。本人確認書類の提出方法によって、開設までの期間が変わります。マイナンバーカードを使ったオンライン本人確認なら、最短即日で開設できる証券会社もあります。
国内証券会社は、口座開設数、手数料、取扱商品などの指標で比較できます。SBI証券と楽天証券は口座数・取扱商品数でトップクラスを誇り、初心者から中級者まで幅広くおすすめできます。
手数料を重視する方は、現物取引・信用取引が無料のSBI証券、楽天証券、DMM株が適しています。米国株投資に力を入れたい方は、取扱銘柄数が多いSBI証券、マネックス証券、みずほ証券を検討しましょう。
長期投資・積立投資を考えている方は、投資信託の取扱本数が多く、クレカ積立のポイント還元率が高い証券会社を選ぶことが重要です。自分の投資スタイルに合った証券会社を選ぶことで、効率的な資産形成が可能になります。
証券会社選びでは、金融庁登録と投資者保護基金への加入も確認しましょう。複数の証券口座を持つことで、各社の強みを活かした投資戦略も可能です。
なお、投資には元本割れのリスクがあります。最終的な投資判断はご自身の責任で行ってください。詳しくは各証券会社の公式サイトでご確認ください。
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