米国株式配当貴族とは|25年連続増配の魅力と始め方

野村つみたて外国株投信は、世界中の株式に分散投資できる投資信託として注目を集めています。
つみたてNISAの対象商品でもあり、初心者でも始めやすい点が魅力です。
しかし「信託報酬は本当に安いのか」「eMAXIS Slimと比べてどうなのか」と迷っている方も多いのではないでしょうか。
この記事では、野村つみたて外国株投信の基本情報から運用実績、メリット・デメリット、購入方法まで詳しく解説します。
最後まで読めば、この商品があなたに合っているかどうか判断できるようになります。
目次
野村つみたて外国株投信とは
野村つみたて外国株投信は、野村アセットマネジメントが運用する投資信託です。
日本を除く世界中の株式市場に幅広く投資することで、グローバルな経済成長の恩恵を受けられる商品として設計されています。
野村つみたて外国株投信の正式名称は「野村つみたて外国株投信」で、運用会社は野村アセットマネジメント株式会社です。
野村アセットマネジメントは国内最大級の運用会社として、長年の運用実績と信頼性を持っています。
この投資信託は、金融庁が定めるつみたてNISA対象商品の基準を満たしており、長期・積立・分散投資に適した商品として認められています。
設定日は2017年10月2日で、すでに数年の運用実績があります。
この投資信託は、日本を除く世界中の株式に投資を行います。
具体的には、先進国株式と新興国株式の両方が投資対象となっており、幅広い地域への分散投資が実現されています。
運用方針は「パッシブ運用」と呼ばれる手法を採用しています。
これは、特定のベンチマーク(指標)に連動する運用成果を目指すもので、ファンドマネージャーの判断で銘柄を選ぶアクティブ運用とは異なります。
パッシブ運用は一般的にコストが低く抑えられるため、長期投資に適しているとされています。
野村つみたて外国株投信が連動を目指すベンチマークは「MSCI ACWI(除く日本)」です。
MSCIは世界的な指数算出会社で、ACWIは「All Country World Index」の略称です。
この指数は、先進国23カ国と新興国24カ国の約2,900銘柄で構成されており、世界の株式市場の時価総額の約85%をカバーしています。
日本を除いているため、日本の投資家が海外株式への分散投資を行う際に適した指数となっています。
地域別の構成比率は、アメリカが約60%、ヨーロッパが約20%、新興国が約10%程度となっています。
野村つみたて外国株投信は、2024年から始まった新NISA制度の「つみたて投資枠」に対応しています。
つみたて投資枠では年間120万円まで非課税で投資できるため、長期的な資産形成に活用できます。
一方、成長投資枠については、この商品は対応していません。成長投資枠は年間240万円まで投資できる枠ですが、つみたて投資枠対象商品の一部は成長投資枠でも購入できる一方、野村つみたて外国株投信はつみたて投資枠専用となっています。
野村つみたて外国株投信の5つの特徴
野村つみたて外国株投信には、投資初心者から経験者まで幅広い層に支持される5つの特徴があります。
これらの特徴を理解することで、この商品が自分の投資目的に合っているかどうか判断しやすくなります。
野村つみたて外国株投信の最大の特徴は、低コストで全世界の株式に分散投資できる点です。
信託報酬は年率0.1144%程度(税込)に設定されており、アクティブ運用の投資信託と比べて大幅に低いコストで運用できます。
分散投資のメリット
特定の国や地域の経済リスクを軽減
約2,900銘柄への分散で個別企業リスクも軽減
世界経済全体の成長を享受できる
例えば、アメリカ経済が低迷しても、ヨーロッパやアジアの成長がカバーする可能性があります。
この投資信託は金融庁が定める厳しい基準をクリアした「つみたてNISA対象商品」です。
つみたてNISAを活用すれば、運用益や分配金が非課税となるため、長期的な資産形成において大きなメリットがあります。
通常、投資信託の運用益には20.315%の税金がかかりますが、つみたてNISAではこの税金が一切かかりません。例えば、20年間の積立で100万円の利益が出た場合、通常なら約20万円が税金として引かれますが、つみたてNISAなら100万円全額を受け取れます。
野村つみたて外国株投信は為替ヘッジを行わない運用方針を採用しています。
為替ヘッジとは、為替変動のリスクを避けるための手法ですが、そのためのコストがかかります。
為替ヘッジなしの場合、円安になれば基準価額が上昇し、円高になれば下落します。
長期的には世界経済の成長とともに外貨建て資産の価値が上昇する傾向があるため、為替ヘッジなしの方が長期投資に適しているとされています。
この投資信託は、原則として分配金を出さない方針を採用しています。
分配金を出さないことで、運用益がそのまま再投資されるため、複利効果によって資産が効率的に増えていきます。
複利効果とは
運用で得た利益をさらに運用に回すことで雪だるま式に資産が増える
分配金を受け取ると税金がかかるが、分配金を出さなければ税金の支払いが繰り延べられる
長期投資では複利効果が大きな差を生む
運用会社である野村アセットマネジメントは、国内最大級の運用会社として長年の実績があります。
野村グループの一員として、豊富な運用ノウハウと世界中の情報ネットワークを活用した運用が行われています。
パッシブ運用においては、ベンチマークとの連動性(トラッキングエラーの小ささ)が重要ですが、野村アセットマネジメントは高い運用技術によって、指数との乖離を最小限に抑える運用を実現しています。
信託報酬と実質コストを詳しく解説
投資信託を選ぶ際、コストは長期的なリターンに大きく影響します。
野村つみたて外国株投信のコスト構造を正確に理解することで、他のファンドとの比較や投資判断がしやすくなります。
野村つみたて外国株投信の信託報酬は、年率0.1144%程度(税込)です。
これは純資産総額に対して日々計算され、ファンドの資産から自動的に差し引かれます。
例えば、100万円を投資した場合、年間で約1,144円が信託報酬として差し引かれる計算です。
この信託報酬は、運用会社の報酬、販売会社の報酬、信託銀行の報酬に分配されます。つみたてNISA対象商品は金融庁の基準により信託報酬の上限が定められているため、一般的な投資信託と比べて低コストに設定されています。
信託報酬以外にも、投資信託の運用には様々なコストがかかります。
これらを含めた総コストを「実質コスト」と呼びます。
野村つみたて外国株投信の実質コストは、運用報告書によると年率0.15%程度となっています。
信託報酬の0.1144%に加えて、約0.04%程度のその他費用がかかっている計算です。
実質コストは運用状況によって変動するため、毎年の運用報告書で確認することが大切です。
コストは一見小さく見えても、長期投資では大きな差を生みます。
例えば、年率0.15%のコストと年率0.5%のコストでは、30年間の運用で大きな差が出ます。
30年間のコスト差(試算例)
毎月3万円を30年間積立、年率5%のリターンと仮定
コスト0.15%の場合:約2,450万円
コスト0.5%の場合:約2,300万円
差額:約150万円
このように、わずかなコストの差でも長期では大きな影響を与えるため、実質コストまで含めて比較することが重要です。
野村つみたて外国株投信と類似ファンドのコストを比較すると、以下のようになります。
| ファンド名 | 信託報酬(年率・税込) | 実質コスト(年率・税込) |
| 野村つみたて外国株投信 | 0.1144%程度 | 0.15%程度 |
| eMAXIS Slim全世界株式(除く日本) | 0.05775%以内 | 0.10%程度 |
| 楽天・全世界株式インデックス・ファンド | 0.192%程度 | 0.22%程度 |
| ニッセイ外国株式インデックスファンド | 0.1023%以内 | 0.14%程度 |
この表からわかるように、野村つみたて外国株投信のコストは業界内では中程度の水準です。
eMAXIS Slimシリーズは特に低コストで知られていますが、野村つみたて外国株投信も十分に低コストな部類に入ります。
eMAXIS Slim全世界株式(除く日本)と比較
野村つみたて外国株投信を検討する際、最も比較されるのがeMAXIS Slim全世界株式(除く日本)です。
どちらも日本を除く全世界の株式に投資するファンドですが、細かな違いがあります。
コスト面では、eMAXIS Slim全世界株式(除く日本)の方が優位です。
eMAXIS Slimの信託報酬は年率0.05775%以内(税込)で、野村つみたて外国株投信の0.1144%程度と比べて約半分の水準です。
実質コストでも同様の傾向があり、eMAXIS Slimは約0.10%程度、野村つみたて外国株投信は約0.15%程度となっています。
この差は年間では小さく見えますが、30年間の長期投資では数十万円から100万円以上の差になる可能性があります。
eMAXIS Slimシリーズは「業界最低水準の運用コストを目指す」という方針を掲げており、他社がコストを下げた場合には追随して引き下げる姿勢を示しています。
運用実績については、両ファンドともMSCI ACWI(除く日本)をベンチマークとしているため、長期的なリターンは大きく変わりません。
ただし、ベンチマークとの連動性(トラッキングエラー)には若干の差があります。
過去3年間のリターンを比較すると、両ファンドとも年率10%前後の成績を残しており、ベンチマークとの乖離も1%以内に収まっています。
コストの差がリターンの差として現れるため、長期的にはeMAXIS Slimの方が若干高いリターンになる傾向があります。ただし、短期的な運用成績は市場環境や売買タイミングの違いによって変動するため、数ヶ月や1年程度の実績だけで判断するのは適切ではありません。
純資産総額は、ファンドの規模と人気度を示す指標です。
eMAXIS Slim全世界株式(除く日本)は約3,000億円以上の純資産総額を持ち、つみたてNISA対象商品の中でもトップクラスの人気を誇ります。
一方、野村つみたて外国株投信の純資産総額は約500億円程度と、eMAXIS Slimと比べると小規模です。
ただし、純資産総額が大きいほど良いというわけではなく、ある程度の規模があれば運用上の問題はありません。純資産総額が増加傾向にあるかどうかも重要なポイントです。継続的に資金が流入しているファンドは、投資家からの信頼が厚いと判断できます。
コスト重視ならeMAXIS Slim全世界株式(除く日本)が有利です。
信託報酬・実質コストともに業界最低水準であり、長期投資では大きな差になります。
最終的には、コスト最優先ならeMAXIS Slim、運用会社のブランドや既存の取引関係を重視するなら野村つみたて外国株投信という選択になります。
どちらを選んでも、日本を除く全世界への分散投資という基本的な投資方針は同じです。
基準価額と運用実績を見る方法
投資信託を保有した後は、定期的に基準価額や運用実績を確認することが大切です。
ここでは、野村つみたて外国株投信の情報をどこで確認できるか、どのように読み解くかを解説します。
基準価額とは、投資信託の1万口あたりの価格のことです。
野村つみたて外国株投信の基準価額は、野村アセットマネジメントの公式サイトで毎営業日更新されます。
また、購入した証券会社のウェブサイトやアプリでも確認できます。
基準価額の見方
ファンドが保有する資産の時価総額÷発行済み口数で計算
市場の動きに応じて日々変動
月に1回程度の確認で十分
基準価額が上がれば資産が増え、下がれば資産が減ります。ただし、長期投資では短期的な変動に一喜一憂せず、長期的なトレンドを見ることが重要です。
運用実績は、一定期間でどれだけ資産が増えたかを示す指標です。
通常、1ヶ月、3ヶ月、6ヶ月、1年、3年、5年といった期間ごとのリターンが公表されます。
野村つみたて外国株投信の運用実績は、野村アセットマネジメントの公式サイトや、証券会社のサイトで確認できます。
パッシブ運用のファンドでは、ベンチマークとの連動性が運用の質を示す重要な指標です。
野村つみたて外国株投信は、MSCI ACWI(除く日本)との連動を目指しています。
連動性を測る指標として「トラッキングエラー」があります。
これは、ファンドのリターンとベンチマークのリターンの差を示すもので、小さいほど優れた運用といえます。
野村つみたて外国株投信のトラッキングエラーは年率1%以内に収まっており、良好な連動性を保っています。
乖離の主な要因
信託報酬などのコスト
売買タイミングのずれ
配当金の再投資タイミング
野村つみたて外国株投信のメリット・デメリット
投資判断を行う際は、メリットだけでなくデメリットも正確に理解することが重要です。
ここでは、野村つみたて外国株投信の長所と短所を公平に解説します。
1つ目のメリットは、世界中の株式に幅広く分散投資できる点です。
約2,900銘柄に投資することで、特定の国や企業のリスクを大幅に軽減できます。
アメリカ、ヨーロッパ、アジア、新興国など、様々な地域の経済成長の恩恵を受けられるため、長期的な資産形成に適しています。
2つ目のメリットは、つみたてNISAに対応しており、税制優遇を受けられる点です。
運用益が非課税になるため、長期投資では大きなメリットがあります。
また、金融庁の厳しい基準をクリアした商品であるため、一定の信頼性が担保されています。
3つ目のメリットは、野村グループという大手金融グループの運用実績と信頼性です。
野村アセットマネジメントは国内最大級の運用会社であり、豊富な運用ノウハウと情報ネットワークを持っています。
運用の透明性も高く、定期的に運用報告書が公開されるため、安心して長期保有できます。
1つ目のデメリットは、eMAXIS Slimなど競合ファンドと比べてコストが高めである点です。
信託報酬は0.1144%程度と低コストではありますが、業界最低水準のeMAXIS Slim(0.05775%以内)と比べると約2倍のコストがかかります。
長期投資では、このコスト差が数十万円から100万円以上の差になる可能性があります。
2つ目のデメリットは、為替リスクがある点です。
為替ヘッジを行わないため、円高になると基準価額が下落します。
例えば、外貨建ての資産価値が変わらなくても、1ドル150円から130円に円高が進めば、円換算での資産価値は約13%減少します。
3つ目のデメリットは、短期的な価格変動リスクがある点です。
株式市場は景気や金利、地政学リスクなどの影響で大きく変動します。
リーマンショックやコロナショックのような金融危機時には、基準価額が30%以上下落することもあります。短期的な損失に耐えられる資金で投資することが重要です。
投資にはリスクが伴いますが、適切な対処法を知っておくことで、リスクを軽減できます。
まず、長期投資を前提とすることが重要です。
短期的には価格が大きく変動しても、10年、20年といった長期では世界経済の成長とともに資産が増える傾向があります。
この商品が向いている人・向いていない人
野村つみたて外国株投信は優れた商品ですが、すべての人に適しているわけではありません。
自分の投資目的やリスク許容度に合っているか確認しましょう。
コストを最優先する人には、eMAXIS Slim全世界株式(除く日本)など、より低コストなファンドが適しています。
長期投資ではコストの差が大きな影響を与えるため、少しでもコストを抑えたい方は他の選択肢を検討すべきです。
短期的な利益を求める人には向いていません。
この投資信託は長期・積立・分散投資を前提とした商品であり、短期売買には適していません。
野村つみたて外国株投信を購入できる証券会社3社
野村つみたて外国株投信は、複数の証券会社で購入できます。
ここでは、主要な3社の特徴と選び方を解説します。

SBI証券は、国内最大級のネット証券で、約1,500万口座の開設実績があります。
投資信託の取扱本数は約2,600本と業界トップクラスで、野村つみたて外国株投信も取り扱っています。
SBI証券の特徴
クレジットカード積立でVポイント0.5%~5.0%還元
投資信託の保有残高に応じてもポイント付与
初心者向けサポートと使いやすいツール
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 口座数 | 約15,000,000口座 ※2025年11月25日時点(SBIネオモバイル証券など含む) |
| 取引手数料 | 【スタンダードプラン(1注文ごと)】 取引金額に関係なく0円【アクティブプラン(1日定額制)】 1日100万円以下の取引:0円※現物取引・信用取引・単元未満株(S株)もすべて対象です。 |
| NISA対応 | 〇 |
| つみたて投資枠取扱銘柄数 | 〇(259銘柄)※2025年3月3日時点 |
| 成長投資枠対象商品 | 国内株 / 外国株 / 投資信託(約1,329銘柄 ※2025年3月3日時点) |
| 投資信託 | 約2,550本 ※2025年3月3日時点 |
| 外国株 | 8カ国/米国株式(5,000銘柄) |
| 取引ツール(PC) | HYPER SBI 2 / HYPER SBI / SBI CFDトレーダー |
| スマホアプリ | SBI証券 株アプリ / 米国株アプリ / かんたん積立 / HYPER FX / HYPER 先物 / HYPER CFD |
| 提携銀行口座 | SBI新生銀行 / 住信SBIネット銀行 |
| ポイント投資・付与 | Pontaポイント / dポイント / Vポイント(クレカ積立) |
| 口座開設スピード | 最短 翌営業日 |

楽天証券は、楽天グループのネット証券で、約1,200万口座の開設実績があります。
楽天経済圏を活用している方にとって、特にメリットが大きい証券会社です。
楽天証券の特徴
楽天カード積立で楽天ポイント0.5%~1.0%還元
楽天ポイントで投資信託購入可能
使いやすいスマホアプリ「iSPEED」
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 口座数 | 約12,000,000口座 ※2025年1月時点 |
| 取引手数料 | 【ゼロコース】 国内株式(現物・信用):0円 かぶミニ®(単元未満株):0円 投資信託:0円 ※ゼロコース選択時。 ※一部、スプレッドや信託財産留保額が発生する場合があります。 |
| NISA対応 | 〇(新NISA対応) |
| つみたて投資枠取扱銘柄数 | 263銘柄 ※2025年4月24日時点 |
| 成長投資枠対象商品 | 国内株式 / 外国株式 / 投資信託(約1,345銘柄) |
| 投資信託 | 約2,550本 ※2025年4月24日時点 |
| 外国株 | 6カ国/米国株式(約4,500銘柄) |
| 取引ツール(PC) | マーケットスピード / マーケットスピード II / 楽天MT4 |
| スマホアプリ | iSPEED / iSPEED for iPad / iSPEED FX / iSPEED 先物 |
| 提携銀行口座 | 楽天銀行(マネーブリッジ) |
| ポイント投資・付与 | 楽天ポイント(投資信託 / 国内株式 / 米国株式<円貨決済>) |
| 口座開設スピード | 最短 翌営業日 |

野村證券は、野村グループの中核企業で、約550万口座の開設実績があります。
運用会社である野村アセットマネジメントと同じグループであるため、商品に関する情報提供やサポートが充実しています。
野村證券の特徴
対面での相談が可能で初心者も安心
IPO取扱実績が豊富(年間46銘柄)
野村グループの信頼性
ただし、手数料は他のネット証券と比べて高めに設定されています。野村つみたて外国株投信自体は購入時手数料無料ですが、他の商品を取引する際はコストに注意が必要です。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 口座数 | 約550万口座 |
| 取引手数料 | 現物取引:152円~78,571円 信用取引:1注文あたり524円 |
| 投資信託 | 約900本 |
| ミニ株(単元未満株) | 対応(まめ株) ※詳細不明 |
| NISA対応 | 対応(つみたて投資枠・成長投資枠) |
| 外国株 | 4カ国 米国株:約850銘柄 |
| IPO取扱実績 | 年間46銘柄(2024年実績) |
| IPO主幹事件数 | 年間16社(2024年実績) |
| ポイントサービス | 野村ポイント |
| 口座開設スピード | 最短5営業日 |
| 取引ツール(PC) | Webアプリ |
| スマホアプリ | Webアプリ |
| 証券会社 | ポイント還元 | 最低積立額 | NISA対応 | サポート |
| SBI証券 | Vポイント 0.5%~5.0% | 100円 | ◎ | チャット・電話 |
| 楽天証券 | 楽天ポイント 0.5%~1.0% | 100円 | ◎ | チャット・電話 |
| 野村證券 | 野村ポイント | 1,000円 | ◎ | 対面・電話 |
ポイント還元率を重視するならSBI証券、楽天経済圏を活用しているなら楽天証券、対面サポートを重視するなら野村證券がおすすめです。
口座開設から購入までの5ステップ
野村つみたて外国株投信を購入するまでの具体的な手順を、初心者にも分かりやすく解説します。
まず、証券会社の口座を開設します。
SBI証券や楽天証券の場合、ウェブサイトから申し込みができます。
最短で翌営業日から取引を始められますが、郵送での手続きの場合は1週間程度かかることもあります。
つみたてNISAを活用する場合は、NISA口座の開設が必要です。
NISA口座は1人1口座しか開設できないため、すでに他の証券会社でNISA口座を持っている場合は、金融機関変更の手続きが必要です。
NISA口座の開設は、証券口座開設と同時に申し込めます。
税務署の審査があるため、NISA口座の開設には通常2~3週間かかります。
口座開設が完了したら、証券会社のウェブサイトまたはアプリにログインします。
投資信託の検索画面で「野村つみたて外国株投信」と入力して検索します。
検索結果から該当するファンドを選び、詳細ページで基準価額、信託報酬、運用実績などを確認します。目論見書も必ず確認し、商品の内容やリスクを理解してから購入しましょう。
野村つみたて外国株投信は、積立設定をすることで毎月自動的に購入できます。
積立設定画面で、積立金額、積立日、引き落とし方法(銀行口座またはクレジットカード)を設定します。
最低積立額は証券会社によって異なりますが、SBI証券や楽天証券では月100円から設定できます。
クレジットカード積立を選ぶと、ポイントが貯まるためお得です。SBI証券なら三井住友カード、楽天証券なら楽天カードで積立設定をすると、積立額に応じてポイントが付与されます。
積立設定が完了したら、毎月自動的に購入されます。
購入後は、証券会社のマイページで保有状況や評価額を確認できます。
月に1回程度、基準価額や評価損益をチェックすると良いでしょう。
ただし、短期的な価格変動に一喜一憂する必要はありません。長期投資では、10年、20年といったスパンで資産の成長を見守ることが大切です。市場が暴落しても慌てて売却せず、積立を継続することで、ドルコスト平均法の効果を得られます。
証券会社によって異なりますが、SBI証券や楽天証券では月100円から積立できます。野村證券では月1,000円からとなっています。無理のない金額から始め、慣れてきたら積立額を増やすと良いでしょう。
株式市場は景気や金融政策、地政学リスクなどの影響で変動するため、短期的には元本割れのリスクがあります。過去の金融危機では、基準価額が30%以上下落したこともあります。ただし、長期投資では世界経済の成長とともに資産が増える傾向があり、過去のデータでは20年以上保有すれば元本割れのリスクは大幅に低下します。
いつでも解約(換金)できます。換金手数料は無料ですが、信託財産留保額が差し引かれる場合があります。野村つみたて外国株投信の場合、信託財産留保額はかかりません。ただし、つみたてNISA口座で購入した場合、一度売却すると非課税枠は復活しないため、安易な売却は避けるべきです。
野村つみたて外国株投信は、原則として分配金を出さない方針を採用しています。分配金を出さずに運用益を再投資することで、複利効果によって効率的に資産を増やせます。分配金が欲しい場合は、分配金ありの投資信託を選ぶ必要があります。
為替ヘッジを行わないため、円高になると基準価額が下落します。ただし、長期的には為替変動の影響は平準化される傾向があります。また、円安になれば基準価額が上昇するため、為替変動は必ずしもマイナスではありません。長期投資では、為替ヘッジなしの方がコストが低く、リターンが高くなる傾向があります。
はい、MSCI ACWI(除く日本)には新興国株式も含まれています。新興国の組入比率は約10%程度で、中国、インド、ブラジルなどの株式が含まれます。新興国株式は先進国株式よりも値動きが大きいため、ポートフォリオ全体のリスクをやや高めますが、成長性も期待できます。
いつでも積立金額の変更や停止ができます。証券会社のマイページから設定変更が可能です。収入が減った場合や他の支出が増えた場合は、無理せず積立額を減らしたり、一時的に停止したりすることもできます。
野村つみたて外国株投信は、日本を除く全世界の株式に分散投資するため、これ1本でも十分に分散されています。ただし、日本株式や債券、不動産(REIT)などを組み合わせることで、さらにリスク分散を図ることもできます。ポートフォリオの構成は、年齢やリスク許容度に応じて調整すると良いでしょう。
野村つみたて外国株投信は、日本を除く全世界の株式に低コストで分散投資できる優れた投資信託です。
つみたてNISAに対応しており、税制優遇を受けながら長期的な資産形成を目指せます。
信託報酬は年率0.1144%程度と低コストですが、eMAXIS Slim全世界株式(除く日本)と比べるとやや高めです。
コスト最優先の方はeMAXIS Slimを、野村グループの信頼性や既存の取引関係を重視する方は野村つみたて外国株投信を選ぶと良いでしょう。
購入はSBI証券、楽天証券、野村證券などで可能で、月100円から積立設定ができます。
ポイント還元を重視するならSBI証券や楽天証券がおすすめです。
長期・積立・分散投資を前提とし、短期的な価格変動に動じない方に適した商品です。
世界経済の成長に投資し、複利効果を活かして資産を増やしたい方は、ぜひ検討してみてください。
なお、投資には元本割れのリスクがあります。最終的な投資判断はご自身の責任で行ってください。詳しくは各証券会社や金融機関にご確認ください。
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