岡三オンラインの評判は?手数料や他社比較で選び方を解説

トヨタ投資信託に興味があるけれど、本当に儲かるのか気になっていませんか?
日本を代表するトヨタグループに投資できる魅力的なファンドですが、集中投資のリスクも気になるところです。
この記事では、トヨタ投資信託の運用実績や手数料、リスクまで正直に解説します。
実際の基準価額の推移や評判を確認しながら、あなたに合った投資かどうか判断できる情報をお届けします。
投資判断に必要な情報を網羅的にまとめましたので、ぜひ最後までご覧ください。
目次
トヨタ投資信託とは
トヨタ投資信託は、トヨタ自動車とそのグループ企業に集中投資する国内株式型の投資信託です。正式名称は「トヨタ自動車/トヨタグループ株式ファンド」で、三井住友DSアセットマネジメントが運用しています。
日本を代表する企業グループに投資できる点が最大の魅力です。
正式名称は「トヨタ自動車/トヨタグループ株式ファンド」で、2003年11月に設定されたファンドです。純資産総額は約2,155億円と大型ファンドで、長期的な運用実績があります。
投資対象はトヨタ自動車およびそのグループ会社の株式で、トヨタグループ株式マザーファンドを通じて運用されます。
ファンドの運用方針は、トヨタ自動車株式の投資比率を約50%とし、残りの約50%をグループ会社株式の各銘柄の時価総額に応じた比率で投資することです。
これにより、トヨタグループ全体の成長を取り込む設計になっています。
投資先は、トヨタ自動車を中心に、デンソー、アイシン、豊田自動織機などのトヨタグループ企業です。日本の取引所に上場している株式から流動性を勘案した銘柄(原則として、TOPIX採用銘柄)に投資します。
グループ企業には自動車部品メーカーだけでなく、金融や住宅関連企業も含まれます。
トヨタ自動車は世界トップクラスの自動車メーカーで、ハイブリッド技術や品質管理で高い評価を得ています
グループ企業も各分野で強い競争力を持ち、サプライチェーン全体に投資できるのがこのファンドの特徴です。
組入銘柄の投資比率は原則として四半期ごとに調整されます。
運用会社の三井住友DSアセットマネジメントは、国内大手の資産運用会社です。三井住友フィナンシャルグループと大和証券グループの合弁会社で、豊富な運用実績と専門知識を持っています。
金融庁に登録された正規の投資信託委託会社で、法令に基づく適切な運用が行われています。
運用担当者は国内株式の運用経験が豊富で、トヨタグループの事業戦略や業界動向を深く理解しています。投資信託は分別管理が法律で義務付けられており、運用会社が破綻しても投資家の資産は保護される仕組みです。
トヨタ投資信託の運用実績
トヨタ投資信託の運用実績は、トヨタグループの業績に連動して推移しています。過去の基準価額の動きやリターンを確認することで、ファンドの特性を理解できます。
ただし、過去の実績は将来の運用成果を保証するものではありません。
2024年12月時点の基準価額は35,150円(前日比+176円)となっています。設定来の基準価額は、トヨタ自動車の株価や自動車業界の動向に影響を受けながら変動してきました。
リーマンショックや新型コロナウイルス感染症の影響で大きく下落した時期もありましたが、長期的には上昇傾向にあります。
特に2020年代に入ってからは、トヨタのハイブリッド車の好調や円安効果により基準価額が上昇しました。
ただし、自動車業界全体がEVシフトや半導体不足などの構造変化に直面しており、今後の動向には注意が必要です。
リターン(1年)は+24.21%と好調な成績を示しています。過去3年・5年の長期リターンも、国内株式ファンドの平均を上回る水準です。
トヨタグループの安定した収益力が、ファンドのパフォーマンスを支えています。
ただし、リスク(1年)は26.24%と高めで、価格変動が大きいことがわかります
集中投資の性質上、トヨタグループの業績に大きく左右されるため、分散投資されたインデックスファンドよりもリスクは高くなります。
長期保有を前提とした投資が推奨されます。
TOPIXなどの市場全体に投資するインデックスファンドと比較すると、トヨタ投資信託は好調な時期には大きく上回りますが、不調な時期には下回ることもあります。評価用ベンチマークはTOPIX(配当込み)とされています。
アクティブファンドとして、市場平均を上回るリターンを目指していますが、その分コストも高くなります。
インデックスファンドの信託報酬が年率0.1%程度であるのに対し、トヨタ投資信託は0.759%です。長期的にこのコスト差を上回るリターンを出せるかが重要なポイントになります。
手数料はいくら?
投資信託を選ぶ際、手数料は重要な判断材料です。トヨタ投資信託の手数料体系を理解し、他のファンドと比較することで、コストパフォーマンスを評価できます。
手数料は運用成績に直接影響するため、しっかり確認しましょう。
主要なネット証券では購入手数料は無料(ノーロード)です。SBI証券、楽天証券、マネックス証券などで手数料なしで購入できます。
信託報酬は年率0.759%(税込)で、保有期間中に毎日差し引かれます。
信託報酬は運用会社、販売会社、信託銀行に支払われる費用で、ファンドの運用や管理にかかるコストです。年率0.759%は、100万円投資した場合、年間約7,590円のコストがかかる計算になります。
この費用は基準価額から自動的に差し引かれるため、別途支払う必要はありません。
信託報酬以外にも、売買委託手数料や監査費用などの「その他費用」がかかります。実質コストの内訳は、信託報酬316円、売買委託手数料10円、有価証券取引税0円、保管費用等1円となっています(1万口あたり年間)。
実質的な総経費率は信託報酬とほぼ同水準です。
その他費用は運用状況により変動するため、目論見書や運用報告書で最新の情報を確認することが大切です。
実質コストが低いほど、投資家に有利な運用となります。
国内株式アクティブファンドの平均信託報酬は年率1.5%程度なので、トヨタ投資信託の信託報酬0.759%は平均と比較すると低いと言えます。
ただし、インデックスファンドと比較すると高めです。
例えば、eMAXIS Slim 国内株式(TOPIX)の信託報酬は年率0.143%程度です。トヨタ投資信託はアクティブ運用の付加価値として、この手数料差を上回るリターンを出すことが期待されます。
長期投資では手数料の差が運用成績に大きく影響するため、コストとリターンのバランスを見極めることが重要です。
トヨタ投資信託で気をつけたい3つのリスク
トヨタ投資信託には、投資判断の前に理解しておくべきリスクがあります。特に集中投資の性質上、一般的な分散型ファンドとは異なるリスク特性を持っています。
リスクを正しく理解した上で、自分のリスク許容度に合った投資かどうか判断しましょう。
トヨタ投資信託の最大のリスクは、トヨタグループに集中投資している点です。トヨタ自動車株式の時価総額が組入銘柄時価総額合計の50%を超える場合は、同株式の投資比率を約50%までとするという方針ですが、実質的にはトヨタグループの動向に大きく依存します。
一般的な投資の原則では、複数の業種や地域に分散投資することでリスクを軽減します。しかし、このファンドは自動車産業、特にトヨタグループに集中しているため、グループ全体に影響する問題が発生した場合、大きな損失を被る可能性があります
リコール問題や経営上の不祥事などが起きた場合、基準価額が急落するリスクがあります。
トヨタ自動車の業績が悪化すれば、ファンドの運用成績も悪化します。自動車業界は景気変動の影響を受けやすく、世界経済の動向や為替レート、原材料価格などに敏感です。
トヨタはEV戦略を見直し、2026年の基準を150万台から100万台に引き下げるなど、業界の構造変化にも対応しています。
特に現在は、電気自動車(EV)へのシフトや自動運転技術の開発競争など、自動車業界全体が大きな転換期を迎えています。トヨタがこれらの変化にうまく対応できるかどうかが、ファンドの将来の運用成績を左右します。
中国や欧州のEVメーカーとの競争激化も懸念材料の一つです。
トヨタグループ内での分散投資はされていますが、業種や地域の分散は限定的です。グループ企業の多くが自動車関連事業であり、トヨタ自動車の業績に連動しやすい構造です。
他の業種(金融、IT、ヘルスケアなど)への投資はほとんど含まれていません。
また、トヨタグループは海外売上比率が高いため、為替変動の影響を受けます。円高になるとグループ全体の業績が悪化しやすく、ファンドの基準価額も下落する傾向があります。
評判と口コミ
トヨタ投資信託の評判は、投資家の投資スタイルや保有期間によって異なります。実際の投資家の声を参考にすることで、ファンドの特徴や注意点がより具体的に理解できます。
ただし、個人の感想は参考程度にとどめ、自分自身で判断することが大切です。
みんかぶでの評価は星4(10件)と、比較的高い評価を得ています。投資家からは「トヨタブランドへの信頼感がある」「日本を代表する企業に投資できる安心感」といった声が多く見られます。
長期保有している投資家の中には、設定来の値上がり益を享受している人もいます。
「グループ企業全体に投資できるので、個別株よりリスク分散できる」「配当金が定期的に出る」といったメリットを挙げる声もあります
トヨタ車のオーナーや、トヨタグループで働く人が投資しているケースも多く、企業への愛着や応援の意味で保有している投資家もいます。
一方で、「信託報酬が高い」「インデックスファンドの方がコストパフォーマンスが良い」という指摘もあります。特に投資経験者からは、「集中投資のリスクが高すぎる」「もっと分散されたファンドの方が安全」といった慎重な意見も見られます。
また、「EV化の遅れが心配」「中国メーカーとの競争で苦戦するのでは」といった将来性への懸念を示す声もあります。資金流出入(1ヵ月)は-32億円と、最近は資金が流出傾向にあることも注意すべきポイントです。
純資産総額は約2,155億円と大型ファンドですが、直近では資金流出が続いています。これは、投資家がトヨタグループの将来性に対して慎重な見方をしている可能性を示しています。
自動車業界の構造変化や、より低コストなインデックスファンドへの資金シフトが背景にあると考えられます。
ただし、純資産総額が大きいため、運用の安定性は保たれています。資金流出が続くと、将来的に繰上償還(ファンドの強制終了)のリスクもゼロではありませんが、現時点では心配する水準ではありません。
投資判断の際は、資金動向も一つの参考指標として確認しておくと良いでしょう。
トヨタ投資信託は儲かる?
トヨタ投資信託の将来性は、トヨタグループの成長戦略と自動車業界の動向に大きく依存します。EV化や自動運転技術の進展、グローバル市場での競争力など、多角的な視点で見通しを考える必要があります。
トヨタは2026年のEV販売基準を150万台から100万台に引き下げ、PHEVをEV戦略に含める方針を示しています。これは、世界的なEV需要の減速を受けた現実的な判断です。
トヨタは「マルチパスウェイ」戦略として、ハイブリッド車、PHEV、EV、燃料電池車など多様な選択肢を提供する方針を堅持しています。
トヨタは、BEVに全面的に依存するのではなく、ハイブリッド車や燃料電池車など、多様な電動化技術に投資を続けています
この柔軟な戦略は、市場の不確実性に対応できる強みとなる可能性があります。ただし、中国や欧州のEVメーカーとの競争激化や、技術開発の遅れがリスク要因として残っています。
米国市場では、SUVやピックアップトラックなど、米国消費者の好む車種に焦点を当てた製品戦略が功を奏し、販売台数を伸ばしました。トヨタは世界トップクラスの販売台数を維持しており、グローバル市場での存在感は依然として強力です。
特にハイブリッド車の分野では、トヨタが圧倒的な技術力とブランド力を持っています。HVが前期比32.1%増の359万台と業績をけん引しており、当面はハイブリッド車が収益の柱となるでしょう。
ただし、長期的にはEV市場での競争力強化が課題です。
トヨタ投資信託は、トヨタグループの長期的な成長を信じる投資家に向いています。短期的な価格変動は大きいですが、10年以上の長期保有を前提とすれば、トヨタグループの技術力と経営力が成果を生む可能性があります。
ただし、自動車業界全体が構造変化の真っ只中にあり、将来の予測は困難です。トヨタがEVシフトや自動運転技術の開発でリーダーシップを発揮できるかどうかが、今後の運用成績を左右します。
リスクを理解した上で、ポートフォリオの一部として保有する分散投資の考え方が賢明でしょう。
トヨタ株との比較
トヨタに投資する方法として、投資信託と個別株(トヨタ自動車株)の2つの選択肢があります。それぞれにメリット・デメリットがあり、投資スタイルや資金量によって適した選択が異なります。
両者の違いを理解して、自分に合った投資方法を選びましょう。
トヨタ投資信託の最大のメリットは、少額から投資できる点です。多くの証券会社で100円から積立投資が可能で、まとまった資金がなくても始められます。
また、トヨタ自動車だけでなく、デンソーやアイシンなどグループ企業にも分散投資できるため、個別株よりリスク分散効果があります。
専門家が運用を代行してくれるため、銘柄選択や売買タイミングを自分で判断する必要がありません。投資初心者や、投資に時間をかけられない人にとっては大きなメリットです
NISA口座を利用すれば、運用益が非課税になる税制優遇も受けられます。
トヨタ自動車株を直接購入する場合、信託報酬などの運用コストがかからない点がメリットです。長期保有すれば、投資信託の信託報酬分だけ有利になります。
また、株主優待や配当金を直接受け取れるため、インカムゲインを重視する投資家には魅力的です。
ただし、トヨタ自動車株は1単元(100株)で約30万円程度の資金が必要です(株価により変動)。また、売買のタイミングを自分で判断する必要があり、投資経験が求められます。
グループ企業への分散投資はできないため、トヨタ自動車単体の業績に依存するリスクがあります。
投資初心者や少額から始めたい人は、投資信託が向いています。月々数千円から積立投資できるため、無理なく始められます。
一方、まとまった資金があり、長期保有を前提とする投資経験者は、個別株の方がコスト面で有利です。
また、「トヨタグループ全体に投資したい」なら投資信託、「トヨタ自動車単体に集中投資したい」なら個別株という選び方もあります。自分の投資目的、資金量、投資経験を考慮して選択しましょう。
両方を組み合わせて保有するという方法もあります。
トヨタ投資信託におすすめの証券会社3社
トヨタ投資信託を購入できる証券会社は複数ありますが、手数料やサービス内容に違いがあります。ここでは、特におすすめの3社を紹介します。
購入手数料が無料(ノーロード)で、使いやすさやポイント還元に優れた証券会社を選びました。

| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 口座数 | 約15,000,000口座 ※2025年11月25日時点(SBIネオモバイル証券など含む) |
| 取引手数料 | 【スタンダードプラン(1注文ごと)】 取引金額に関係なく0円【アクティブプラン(1日定額制)】 1日100万円以下の取引:0円※現物取引・信用取引・単元未満株(S株)もすべて対象です。 |
| NISA対応 | 〇 |
| つみたて投資枠取扱銘柄数 | 〇(259銘柄)※2025年3月3日時点 |
| 成長投資枠対象商品 | 国内株 / 外国株 / 投資信託(約1,329銘柄 ※2025年3月3日時点) |
| 投資信託 | 約2,550本 ※2025年3月3日時点 |
| 外国株 | 8カ国/米国株式(5,000銘柄) |
| 取引ツール(PC) | HYPER SBI 2 / HYPER SBI / SBI CFDトレーダー |
| スマホアプリ | SBI証券 株アプリ / 米国株アプリ / かんたん積立 / HYPER FX / HYPER 先物 / HYPER CFD |
| 提携銀行口座 | SBI新生銀行 / 住信SBIネット銀行 |
| ポイント投資・付与 | Pontaポイント / dポイント / Vポイント(クレカ積立) |
| 口座開設スピード | 最短 翌営業日 |
SBI証券は、国内最大級のネット証券で、投資信託の取扱本数が約2,600本と業界トップクラスです。トヨタ投資信託の購入手数料は無料で、保有残高に応じてVポイント、Pontaポイント、dポイントなど複数のポイントから選んで貯められます。
投資信託の月間平均保有金額に対して、最大0.25%のポイントが付与されます(銘柄により異なる)。また、三井住友カードでクレカ積立をすれば、積立額の0.5%~5.0%のVポイントが貯まります。
初心者から上級者まで幅広く支持されており、取引ツールも充実しています。

| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 口座数 | 約12,000,000口座 ※2025年1月時点 |
| 取引手数料 | 【ゼロコース】 国内株式(現物・信用):0円 かぶミニ®(単元未満株):0円 投資信託:0円 ※ゼロコース選択時。 ※一部、スプレッドや信託財産留保額が発生する場合があります。 |
| NISA対応 | 〇(新NISA対応) |
| つみたて投資枠取扱銘柄数 | 263銘柄 ※2025年4月24日時点 |
| 成長投資枠対象商品 | 国内株式 / 外国株式 / 投資信託(約1,345銘柄) |
| 投資信託 | 約2,550本 ※2025年4月24日時点 |
| 外国株 | 6カ国/米国株式(約4,500銘柄) |
| 取引ツール(PC) | マーケットスピード / マーケットスピード II / 楽天MT4 |
| スマホアプリ | iSPEED / iSPEED for iPad / iSPEED FX / iSPEED 先物 |
| 提携銀行口座 | 楽天銀行(マネーブリッジ) |
| ポイント投資・付与 | 楽天ポイント(投資信託 / 国内株式 / 米国株式<円貨決済>) |
| 口座開設スピード | 最短 翌営業日 |
楽天証券は、楽天経済圏を活用している人に特におすすめです。投資信託の保有残高に応じて楽天ポイントが貯まり、貯まったポイントで投資信託を購入することもできます。
楽天カードでクレカ積立をすれば、積立額の最大1.0%の楽天ポイントが還元されます。
取扱投資信託は約2,550本で、トヨタ投資信託も購入手数料無料で購入できます。スマホアプリ「iSPEED」は使いやすいと評判で、初心者でも直感的に操作できます。
楽天銀行と連携すれば、普通預金金利が優遇されるメリットもあります。

| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 口座数 | 約2,700,000口座 ※2025年2月時点 |
| 取引手数料 | 【取引毎手数料コース】
|
| NISA対応 | 〇(日本株・米国株・中国株・投資信託の売買手数料が無料) |
| つみたて投資枠取扱銘柄数 | 〇(銘柄数は公式サイトで確認) |
| 成長投資枠対象商品 | 国内株 / 米国株 / 中国株 / 投資信託(約1,750本以上) |
| 投資信託 | 約1,800本(購入時手数料すべて無料) |
| 外国株 | 2カ国/米国株:約5,000銘柄以上(2025年1月27日時点) |
| 取引ツール(PC) | マネックストレーダー / 銘柄スカウター |
| スマホアプリ | マネックス証券アプリ / 米国株アプリ / 投信アプリ |
| 提携銀行口座 | マネックス証券専用銀行口座(詳細は公式サイトで確認) |
| ポイント投資・付与 | マネックスポイント / dポイント(投資信託の積立に利用可能) |
| 口座開設スピード | オンライン申込で最短翌営業日 |
マネックス証券は、米国株投資に強みを持つネット証券です。トヨタ投資信託と米国株を組み合わせて、グローバルに分散投資したい人に向いています。
投資信託の取扱本数は約1,800本で、購入手数料は無料です。
マネックスカードでクレカ積立をすれば、積立額の1.1%のマネックスポイントが貯まります。米国株の取扱銘柄数は約5,000銘柄と豊富で、米国株投資を本格的に行いたい人にもおすすめです。
取引ツール「マネックストレーダー」は高機能で、投資経験者にも支持されています。
NISAでトヨタ投資信託を買う方法
トヨタ投資信託は、NISA(少額投資非課税制度)の成長投資枠で購入できます。NISAを活用すれば、運用益が非課税になるため、長期投資に有利です。
ただし、つみたて投資枠では購入できない点に注意が必要です。
トヨタ投資信託は、新NISA(成長投資枠)で買える投資信託です。成長投資枠は、年間240万円まで投資でき、上場株式や投資信託など幅広い商品が対象です。
トヨタ投資信託で得た分配金や売却益は、NISA口座内であれば非課税になります。
成長投資枠の非課税保有限度額は1,200万円(生涯)で、売却すれば翌年に枠が復活します。長期的にトヨタグループの成長を享受したい投資家にとって、税制優遇は大きなメリットです。
トヨタ投資信託は、つみたて投資枠の対象商品ではありません。つみたて投資枠は、金融庁が定めた基準(低コスト、長期・積立・分散投資に適した商品)を満たす投資信託のみが対象で、主にインデックスファンドが中心です。
トヨタ投資信託はアクティブファンドで、信託報酬が基準を上回るため対象外となっています。つみたて投資枠を使いたい場合は、eMAXIS Slim 国内株式(TOPIX)などのインデックスファンドを選び、成長投資枠でトヨタ投資信託を購入するという組み合わせも可能です。
NISA口座でトヨタ投資信託を購入する手順は簡単です。まず、証券会社でNISA口座を開設します(すでに開設済みの場合は不要)。
NISA口座は1人1口座のみ開設でき、金融機関の変更は年単位で可能です。
NISA口座開設後、証券会社のサイトやアプリで「トヨタ自動車/トヨタグループ株式ファンド」を検索し、購入画面で「成長投資枠」を選択します。購入金額を入力して注文すれば、NISA枠での購入が完了です。
積立設定も可能で、毎月自動的に購入することもできます。
投資判断のチェックリスト
トヨタ投資信託があなたに合った投資かどうか、最終的な判断をするためのチェックリストを用意しました。自分の投資目的やリスク許容度と照らし合わせて、冷静に判断しましょう。
すべての項目に当てはまる必要はありませんが、多くの項目に該当する方が適合度が高いと言えます。
リスクを最小限に抑えたい人や、分散投資を重視する人には向いていません。トヨタグループに集中投資するため、価格変動が大きく、元本割れのリスクも高くなります。
「安全第一で投資したい」という人は、より分散されたインデックスファンドを選ぶべきです。
また、手数料を重視する人にも不向きです。信託報酬0.759%は、インデックスファンドと比べると高コストです。「できるだけ低コストで投資したい」という人は、eMAXIS Slimシリーズなどの低コストインデックスファンドの方が適しています
短期的な利益を求める人にも向いていません。
目論見書は証券会社のサイトや運用会社の公式サイトからダウンロードできます。「老後資金のため」「子どもの教育資金のため」など、目的によって適した投資方法は異なります。
トヨタ投資信託は、日本を代表するトヨタグループに集中投資できる魅力的なファンドです。三井住友DSアセットマネジメントが運用し、過去の運用実績も比較的良好です。
信託報酬は年率0.759%で、アクティブファンドとしては平均的なコスト水準と言えます。
ただし、集中投資の性質上、トヨタグループの業績に大きく左右されるリスクがあります。自動車業界全体がEVシフトや自動運転技術の開発など、大きな転換期を迎えている中で、トヨタがどのように対応していくかが今後の運用成績を左右するでしょう。
分散投資の恩恵が少ない点にも注意が必要です。
NISA成長投資枠で購入でき、税制優遇を受けられる点はメリットです。SBI証券、楽天証券、マネックス証券などで購入手数料無料で購入でき、ポイント還元も受けられます。
トヨタブランドを信頼し、長期投資を前提にできる人には検討する価値があるでしょう。
なお、投資には元本割れのリスクがあります。ご自身の投資目的やリスク許容度に合わせて、慎重にご検討ください。最終的な投資判断はご自身の責任で行ってください。詳しくは各証券会社や運用会社の公式サイトで最新情報をご確認ください。
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