銀行口座開設でおすすめは?選び方と比較ポイント

デイトレードで利益を出すには、証券会社選びが重要です。
1日に何度も取引を繰り返すデイトレードでは、手数料の負担が大きくなりがちです。
また、リアルタイムで変動する株価に対応するため、使いやすい取引ツールも欠かせません。
この記事では、デイトレードに適した証券会社の選び方と、おすすめの5社を手数料・ツールの観点から比較します。
信用取引のデイトレード専用サービスや、資金別の最適な選び方も解説しますので、ご自身に合った証券会社を見つけてください。
目次
デイトレードに適した証券会社の選び方
デイトレードで成果を出すには、証券会社選びが最初の重要なステップです。
取引回数が多いデイトレードでは、手数料体系・取引ツール・信用取引サービスの3つが特に重要になります。
デイトレードでは1日に数回から数十回の取引を行うため、手数料負担が利益を圧迫する大きな要因になります。
1回の取引ごとに手数料がかかる「1約定ごとプラン」では、取引回数が増えるほどコストが膨らみます。
松井証券では1日の取引金額が50万円以下なら手数料無料、SBI証券やGMOクリック証券では100万円以下で無料です。
一方、1日定額制プランでは、1日の取引金額の合計が一定額以内なら手数料が無料または定額になります。
デイトレードを始める際は、ご自身の1日あたりの取引金額を想定し、その範囲内で手数料無料または格安になる証券会社を選ぶことが重要です。
デイトレードでは、株価の変動をリアルタイムで確認し、瞬時に売買判断を下す必要があります。
そのため、取引ツールの使いやすさが勝敗を分けると言っても過言ではありません。
優れた取引ツールの条件
板情報の見やすさ
チャートの描画速度
注文のしやすさ
SBI証券の「HYPER SBI」、楽天証券の「マーケットスピード」、松井証券の「ネットストック・ハイスピード」などは、デイトレーダーから高い評価を得ている代表的なツールです。
多くの証券会社では、口座開設前にデモ画面や動画で取引ツールの機能を確認できます。
デイトレードでは、同じ日に買いと売りを完結させる「日計り取引」が基本です。
多くの証券会社では、この日計り取引に特化した信用取引サービスを提供しており、通常の信用取引よりも手数料や金利が優遇されています。
SBI証券の「日計り信用」では、当日中に決済すれば手数料・金利が0円になります。楽天証券の「いちにち信用」も同様に、当日決済で手数料無料です。
信用取引は元本以上の損失が発生する可能性があります。追証(追加保証金)が発生した場合は即日入金が必要になり、相場急変時には強制決済されるリスクもあります。
デイトレード専用サービスを利用する際は、リスクを十分に理解した上で、損切りルールを明確に決めておくことが重要です。
デイトレードにおすすめの証券会社5社
デイトレードに適した証券会社として、手数料・取引ツール・デイトレード専用サービスの観点から、主要5社をご紹介します。

| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 口座数 | 約15,000,000口座 ※2025年11月25日時点(SBIネオモバイル証券など含む) |
| 取引手数料 | 【スタンダードプラン(1注文ごと)】 取引金額に関係なく0円【アクティブプラン(1日定額制)】 1日100万円以下の取引:0円※現物取引・信用取引・単元未満株(S株)もすべて対象です。 |
| NISA対応 | 〇 |
| つみたて投資枠取扱銘柄数 | 〇(259銘柄)※2025年3月3日時点 |
| 成長投資枠対象商品 | 国内株 / 外国株 / 投資信託(約1,329銘柄 ※2025年3月3日時点) |
| 投資信託 | 約2,550本 ※2025年3月3日時点 |
| 外国株 | 8カ国/米国株式(5,000銘柄) |
| 取引ツール(PC) | HYPER SBI 2 / HYPER SBI / SBI CFDトレーダー |
| スマホアプリ | SBI証券 株アプリ / 米国株アプリ / かんたん積立 / HYPER FX / HYPER 先物 / HYPER CFD |
| 提携銀行口座 | SBI新生銀行 / 住信SBIネット銀行 |
| ポイント投資・付与 | Pontaポイント / dポイント / Vポイント(クレカ積立) |
| 口座開設スピード | 最短 翌営業日 |
SBI証券は、国内最大級の約1,500万口座を誇るネット証券最大手です。
デイトレードにおける最大の魅力は、「日計り信用」サービスです。
SBI証券の特徴
日計り信用で手数料・金利0円
現物取引も100万円以下無料
取引ツール「HYPER SBI 2」が高機能
IPO取扱実績年間78銘柄(2024年実績)
取引ツール「HYPER SBI 2」は、多機能で本格的なデイトレードに対応しており、板情報・チャート・ニュースを1画面で確認できます。
信用取引の取扱銘柄も豊富で、制度信用・一般信用ともに充実しています。

| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 口座数 | 約12,000,000口座 ※2025年1月時点 |
| 取引手数料 | 【ゼロコース】 国内株式(現物・信用):0円 かぶミニ®(単元未満株):0円 投資信託:0円 ※ゼロコース選択時。 ※一部、スプレッドや信託財産留保額が発生する場合があります。 |
| NISA対応 | 〇(新NISA対応) |
| つみたて投資枠取扱銘柄数 | 263銘柄 ※2025年4月24日時点 |
| 成長投資枠対象商品 | 国内株式 / 外国株式 / 投資信託(約1,345銘柄) |
| 投資信託 | 約2,550本 ※2025年4月24日時点 |
| 外国株 | 6カ国/米国株式(約4,500銘柄) |
| 取引ツール(PC) | マーケットスピード / マーケットスピード II / 楽天MT4 |
| スマホアプリ | iSPEED / iSPEED for iPad / iSPEED FX / iSPEED 先物 |
| 提携銀行口座 | 楽天銀行(マネーブリッジ) |
| ポイント投資・付与 | 楽天ポイント(投資信託 / 国内株式 / 米国株式<円貨決済>) |
| 口座開設スピード | 最短 翌営業日 |
楽天証券は、約1,200万口座を持つ大手ネット証券で、楽天経済圏のユーザーに特に人気があります。
デイトレード向けのサービスとして、「いちにち信用」があり、当日中に決済すれば手数料が無料になります。
楽天証券の特徴
いちにち信用で当日決済無料
マーケットスピードが使いやすい
楽天ポイントで投資可能
スマホアプリ「iSPEED」も充実
取引ツール「マーケットスピード」は、デイトレーダーから長年支持されている定番ツールです。
板情報の更新速度が速く、チャート分析機能も充実しています。

| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 口座数 | 約1,670,000口座 ※2025年3月時点 |
| 取引手数料 | 【ボックスレート(1日定額制)】 1日の約定代金合計50万円まで:0円 50万円超:1,000円(税込1,100円)~※25歳以下なら約定代金に関わらず手数料無料 |
| NISA対応 | 〇(日本株、米国株、投資信託すべて売買手数料無料) |
| つみたて投資枠取扱銘柄数 | 〇(銘柄数は公式サイトで確認) |
| 成長投資枠対象商品 | 国内株 / 米国株 / 投資信託(約1,800本以上) |
| 投資信託 | 約1,900本以上(購入時手数料すべて無料) |
| 外国株 | 米国株:約4,900銘柄(2025年4月23日時点) |
| 取引ツール(PC) | ネットストック・ハイスピード(無料) |
| スマホアプリ | 日本株アプリ / 投信アプリ / 米国株アプリ(すべて無料) |
| 提携銀行口座 | MATSUI Bank(松井証券専用銀行) |
| ポイント投資・付与 | 松井証券ポイント(投資信託の積立に利用可能) |
| 口座開設スピード | 最短即日(スマートフォンによるオンライン申込) |
松井証券は、創業100年以上の歴史を持つ老舗証券会社で、ネット証券の先駆けとしても知られています。
デイトレードにおける最大の特徴は、1日の取引金額が50万円以下なら現物・信用取引ともに手数料が無料になる点です。
松井証券の特徴
50万円以下手数料無料
25歳以下は取引金額に関係なく無料
一日信用取引で当日決済無料
サポート体制が充実
少額から始めたいデイトレード初心者にとって、50万円以下無料は大きなメリットです。
取引ツール「ネットストック・ハイスピード」は、シンプルで使いやすく、初心者でも直感的に操作できます。

| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 口座数 | 約540,000口座 ※2025年3月末時点 |
| 取引手数料 | 【1約定ごとプラン】 ~5万円:50円 ~10万円:90円 ~20万円:100円 ~50万円:260円 ~100万円:460円 ~150万円:550円 ~3,000万円:880円 3,000万円超:930円【1日定額プラン】 ~100万円:0円 ~200万円:1,238円 ~300万円:1,691円 300万円超:以降100万円ごとに295円加算 |
| NISA対応 | 〇(日本株・ETF・REITの売買手数料が無料) |
| つみたて投資枠取扱銘柄数 | 38銘柄(2025年4月24日時点) |
| 成長投資枠対象商品 | 国内株 / 投資信託(112銘柄) |
| 投資信託 | 約120本(すべて購入時手数料無料) |
| 外国株 | 米国:4,300銘柄 |
| 取引ツール(PC) | スーパーはっちゅう君 / はっちゅう君 |
| スマホアプリ | GMOクリック 株 |
| 提携銀行口座 | GMOあおぞらネット銀行 |
| ポイント投資・付与 | なし |
| 口座開設スピード | 最短2営業日後(オンライン申込) |
GMOクリック証券は、FX取引で有名なGMOグループが運営する証券会社です。
株式取引でも、1日定額プランで100万円以下の取引が手数料0円になります。
GMOクリック証券の特徴
100万円以下手数料0円
スーパーはっちゅう君で高速注文
シンプルな手数料体系
FXとの連携も可能
取引ツール「スーパーはっちゅう君」は、注文のスピードに特化した設計で、ワンクリックで素早く発注できます。
デイトレードでは、わずかなタイミングの差が利益を左右するため、注文速度の速さは大きな武器になります。

| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 口座数 | 約15,000,000口座 ※2025年11月25日時点(SBIネオモバイル証券など含む) |
| 取引手数料 | 【スタンダードプラン(1注文ごと)】 取引金額に関係なく0円【アクティブプラン(1日定額制)】 1日100万円以下の取引:0円※現物取引・信用取引・単元未満株(S株)もすべて対象です。 |
| NISA対応 | 〇 |
| つみたて投資枠取扱銘柄数 | 〇(259銘柄)※2025年3月3日時点 |
| 成長投資枠対象商品 | 国内株 / 外国株 / 投資信託(約1,329銘柄 ※2025年3月3日時点) |
| 投資信託 | 約2,550本 ※2025年3月3日時点 |
| 外国株 | 8カ国/米国株式(5,000銘柄) |
| 取引ツール(PC) | HYPER SBI 2 / HYPER SBI / SBI CFDトレーダー |
| スマホアプリ | SBI証券 株アプリ / 米国株アプリ / かんたん積立 / HYPER FX / HYPER 先物 / HYPER CFD |
| 提携銀行口座 | SBI新生銀行 / 住信SBIネット銀行 |
| ポイント投資・付与 | Pontaポイント / dポイント / Vポイント(クレカ積立) |
| 口座開設スピード | 最短 翌営業日 |
SBIネオトレード証券(旧ライブスター証券)は、SBIグループの証券会社で、業界最安水準の手数料が魅力です。
1約定ごとプランでも、5万円以下50円、10万円以下88円と格安です。
SBIネオトレード証券の特徴
業界最安水準の手数料
100万円以下無料
信用取引の金利も最低水準
シンプルで軽快なツール
取引ツール「NEOTRADE」は、シンプルで動作が軽快です。
高機能ツールに比べると機能は限定的ですが、基本的な板情報・チャート・注文機能は十分に備えています。
デイトレードの手数料を比較
デイトレードで利益を積み重ねるには、手数料コストの管理が不可欠です。
現物取引の手数料体系には、「1約定ごとプラン」と「1日定額制プラン」の2種類があります。
デイトレードでは、取引回数が多いため、1日定額制プランが有利です。
| 証券会社 | 50万円以下 | 100万円以下 | 100万円超 |
| SBI証券 | 無料 | 無料 | 100万円ごとに加算 |
| 楽天証券 | 無料 | 無料 | 100万円ごとに加算 |
| 松井証券 | 無料 | 1,100円 | 100万円ごとに加算 |
| GMOクリック証券 | 無料 | 無料 | 100万円ごとに加算 |
| SBIネオトレード証券 | 無料 | 無料 | 100万円ごとに880円 |
例えば、1日に30万円の株を買って売る取引を3回繰り返した場合、取引金額の合計は90万円です。
この場合、主要5社のいずれも手数料は0円です。
信用取引では、手数料に加えて金利(買方金利)や貸株料(売方貸株料)が発生します。
通常の信用取引では、年率2〜3%程度の金利がかかりますが、デイトレード専用サービスを利用すれば、これらのコストを大幅に削減できます。
SBI証券の「日計り信用」は、当日中に決済すれば手数料・金利がともに0円です。楽天証券の「いちにち信用」、松井証券の「一日信用取引」も同様に、当日決済なら手数料・金利が無料になります。
GMOクリック証券やSBIネオトレード証券では、デイトレード専用の特別プランは提供していません。1日定額制プランで手数料は無料になりますが、金利は通常どおり発生します。
実際のデイトレードでどれくらいのコストがかかるのか、具体的なシミュレーションで確認してみましょう。
このように、取引金額や回数によって最適な証券会社は変わります。
ご自身の取引スタイルに合わせて、コストシミュレーションを行い、最もコストが低い証券会社を選ぶことが重要です。
デイトレードに使える取引ツール
デイトレードでは、取引ツールの性能が勝敗を左右します。
SBI証券の「HYPER SBI 2」は、デイトレーダー向けの高機能取引ツールです。
板情報・チャート・ニュース・ランキングなどを1画面にまとめて表示でき、複数の銘柄を同時に監視できます。
カスタマイズ性の高さが特徴で、画面レイアウトを自由に変更でき、ご自身の取引スタイルに合わせた環境を構築できます。テクニカル指標も豊富で、移動平均線・ボリンジャーバンド・MACD・RSIなど、多彩な分析ツールが利用できます。
楽天証券の「マーケットスピード」は、デイトレーダーから長年支持されている定番ツールです。
板情報の更新速度が速く、リアルタイムで株価の動きを追えます。
直感的な操作性が特徴で、画面構成がシンプルで、必要な情報がすぐに見つかります。スマートフォンアプリ「iSPEED」も使いやすく、外出先でも本格的な取引が可能です。
松井証券の「ネットストック・ハイスピード」は、シンプルで使いやすい取引ツールです。
初心者でも直感的に操作でき、必要な機能がコンパクトにまとまっています。
板情報の表示が見やすく、買い注文と売り注文のバランスが一目で分かります。サポート体制も充実しており、操作方法で困った時は電話やチャットで相談できます。
GMOクリック証券の「スーパーはっちゅう君」は、注文のスピードに特化した取引ツールです。
ワンクリックで素早く発注でき、デイトレードに必要なスピード感を実現しています。
画面構成はシンプルで、板情報・チャート・注文画面が一体化しています。銘柄を選択すると、瞬時に板情報とチャートが表示され、そのまま注文できます。動作も軽快で、ストレスなく取引できます。
デイトレードの始め方
デイトレードを始めるには、証券口座の開設から取引ツールの設定まで、いくつかのステップが必要です。
証券口座の開設は、オンラインで完結できます。
本人確認が完了すると、証券会社から口座開設完了の通知が届きます。
SBI証券や楽天証券では、最短翌営業日に口座開設が完了します。
口座開設が完了したら、取引ツールをダウンロードして初期設定を行います。
SBI証券の「HYPER SBI 2」や楽天証券の「マーケットスピード」は、証券会社のサイトからダウンロードできます。
初回ログイン時には、画面レイアウトの設定を行います。板情報・チャート・ニュース・注文画面など、必要な情報を表示する位置を決めます。次に、監視したい銘柄を登録します。
いきなり実際のお金で取引を始めるのは不安という方には、デモ口座での練習をおすすめします。
デモ口座では、仮想のお金を使って実際の市場と同じ環境で取引を体験できます。
楽天証券の「マーケットスピード」には、デモ版が用意されており、口座開設前でも利用できます。実際の株価データを使って、注文の練習ができます。
デモ口座で十分に練習し、勝率や損益の傾向を把握してから、実際の取引を始めることをおすすめします。
デイトレードで気をつけたい5つのこと
デイトレードは短期間で利益を狙える魅力的な投資手法ですが、同時にリスクも伴います。
信用取引では、証券会社から資金を借りて取引を行うため、レバレッジ効果により利益も損失も拡大します。例えば、100万円の資金で約3倍の300万円分の株を買える一方、株価が下落すれば損失も3倍になります。
最も注意すべき点は、信用取引では元本以上の損失が発生する可能性があることです。
株価が大きく下落した場合、投資した資金を超える損失が出ることがあります。
信用取引では、保有している株の評価額が一定水準を下回ると、追証(追加保証金)が発生します。
追証が発生した場合、翌営業日の正午までに不足額を入金する必要があります。
追証を期限までに入金できない場合、証券会社は保有株を強制的に決済します(強制決済)。強制決済は市場価格で行われるため、さらに損失が拡大する可能性があります。
デイトレードで最も重要なのが、損切りルールです。
損切りとは、損失が一定額を超えたら保有株を売却して損失を確定させることです。
損切りルールは、取引を始める前に明確に決めておく必要があります。例えば、「購入価格から5%下落したら必ず売却する」「1日の損失が資金の3%を超えたら取引を中止する」といったルールです。
損切りルールを守るには、逆指値注文を活用すると便利です。
デイトレードでは、取引ツールが使えなくなると、売買のタイミングを逃したり、損切りができなくなったりするリスクがあります。
複数の証券会社に口座を開設しておくことをおすすめします。メインの証券会社でシステム障害が発生した場合、サブの証券会社で取引を継続できます。また、スマートフォンアプリも併用しておくと、パソコンが使えない状況でも取引できます。
デイトレードで得た利益には、税金がかかります。
株式の譲渡益には、所得税15.315%と住民税5%を合わせた20.315%の税率が適用されます。
特定口座(源泉徴収あり)を選択している場合は、証券会社が自動的に税金を計算して源泉徴収してくれるため、確定申告は不要です。デイトレードを始める際は、特定口座(源泉徴収あり)を選択することをおすすめします。
資金別のおすすめ証券会社
デイトレードを始める際の資金規模によって、最適な証券会社は変わります。
少額からデイトレードを始める場合、手数料無料の範囲が広い証券会社を選ぶことが重要です。
松井証券は、1日の取引金額が50万円以下なら手数料無料のため、10万円程度の資金で始める方に最適です。
10万円の資金で1日に5回取引(買い→売りを5回)しても、取引金額の合計が50万円以下なら手数料は0円です。また、25歳以下の方は取引金額に関係なく手数料無料のため、若年層には特におすすめです。
50万円の資金があれば、デイトレードの選択肢が広がります。
SBI証券・楽天証券・GMOクリック証券・SBIネオトレード証券は、いずれも100万円以下の取引で手数料無料です。
50万円の資金で信用取引を利用すれば、約150万円分の取引が可能です。SBI証券の日計り信用や楽天証券のいちにち信用を活用すれば、手数料・金利ともに0円で取引できます。
100万円以上の資金でデイトレードを行う場合、1日の取引金額が100万円を超えることも多くなります。
この場合、各証券会社の手数料体系の違いが大きく影響します。
| 証券会社 | 300万円まで | 特徴 |
| SBI証券 | 1,691円 | 日計り信用で手数料・金利0円 |
| 楽天証券 | 1,691円 | いちにち信用で当日決済無料 |
| SBIネオトレード証券 | 2,640円 | 100万円ごとに880円 |
大口取引では、取引ツールの安定性も重要です。
SBI証券やGMOクリック証券は、システムの安定性に定評があり、約定スピードも速いです。
デイトレード初心者の方は、まず現物取引から始めることをおすすめします。現物取引は、自己資金の範囲内で取引を行うため、元本以上の損失が発生するリスクがありません。損失が出ても、投資した金額までに限定されます。
信用取引は、レバレッジ効果により利益を拡大できる一方、損失も拡大します。また、追証や強制決済のリスクもあります。ある程度の経験を積み、損切りルールを徹底できるようになってから、信用取引に挑戦することをおすすめします。
複数の証券会社に口座を開設しておくと、システム障害時のリスクに備えられます。メインの証券会社でシステム障害が発生した場合、サブの証券会社で取引を継続できます。デイトレードでは、わずかな時間のロスが大きな損失につながる可能性があるため、複数口座の準備は重要です。
また、証券会社ごとに得意分野が異なります。例えば、SBI証券はIPOに強く、楽天証券は楽天ポイントが貯まりやすいといった特徴があります。用途に応じて使い分けることで、それぞれのメリットを最大限に活用できます。
デイトレードで勝つには、テクニカル分析の知識が不可欠です。移動平均線・ボリンジャーバンド・MACD・RSIなどのテクニカル指標を理解し、チャートから売買のタイミングを判断できるようになる必要があります。書籍やオンライン講座で基礎知識を学びましょう。
また、実際の取引で経験を積むことも重要です。デモ口座で練習し、少額から実際の取引を始めて、ご自身の取引ルールを確立してください。勝率や損益の傾向を記録し、改善点を見つけることが成長につながります。
デイトレード初心者が失敗しないための最も重要なコツは、損切りルールを徹底することです。損失が一定額を超えたら必ず決済し、損失を最小限に抑えることが長期的な成功につながります。感情に左右されず、機械的にルールを守ることが大切です。
また、最初は少額から始め、徐々に取引金額を増やしていくことをおすすめします。いきなり大きな金額で取引を始めると、損失が出た時のダメージが大きくなります。経験を積みながら、ご自身の取引スタイルを確立してください。
デイトレードに適した銘柄は、値動きが大きく、出来高が多い銘柄です。出来高が多い銘柄は、買いたい時に買え、売りたい時に売れる流動性の高さが魅力です。日経平均株価やTOPIXの構成銘柄、新興市場の銘柄などが狙い目です。
また、ニュースや決算発表などのイベントがある銘柄も、値動きが大きくなる傾向があります。ただし、値動きが大きい銘柄はリスクも高いため、損切りルールを徹底することが重要です。最初は、ご自身がよく知っている業界や企業の銘柄から始めることをおすすめします。
デイトレードで成果を出すには、証券会社選びが重要です。
1日定額制の手数料無料プラン、使いやすい取引ツール、信用取引のデイトレード専用サービスの3つが、証券会社を選ぶ際の重要なポイントです。
SBI証券・楽天証券・松井証券・GMOクリック証券・SBIネオトレード証券は、いずれもデイトレードに適した証券会社です。
ご自身の資金規模や取引スタイルに合わせて、最適な証券会社を選んでください。
デイトレードを始める際は、損切りルールを明確に決め、感情に左右されず機械的にルールを守ることが重要です。
最初は少額から始め、デモ口座で十分に練習してから実際の取引に臨んでください。
なお、投資には元本割れのリスクがあります。信用取引は元本以上の損失が発生する可能性があり、追証や強制決済のリスクも伴います。最終的な投資判断はご自身の責任で行ってください。ご自身の投資目的やリスク許容度に合わせて、慎重にご検討ください。
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