米国株の休場日2025-2026|カレンダーと注意点

NISA口座を開設したいけれど、どの証券会社を選べばいいか迷っていませんか。
証券会社によって手数料や取扱商品、ポイント還元率が大きく異なるため、自分に合った証券会社を選ぶことが資産形成の第一歩です。
この記事では、NISA口座におすすめの証券会社5社を比較し、選び方のポイントを詳しく解説します。
初心者の方でも迷わず選べるよう、年代別・目的別のおすすめ証券会社や口座開設後の具体的な行動計画もご紹介します。
自分に最適な証券会社を見つけて、新NISAで資産形成を始めましょう。
目次
NISAにおすすめの証券会社5社
NISA口座を開設するなら、手数料の安さ・取扱商品の豊富さ・ポイント還元率の高さで選ぶことが重要です。
ここでは、主要なネット証券5社の特徴を詳しく比較します。

| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 口座数 | 約15,000,000口座 ※2025年11月25日時点(SBIネオモバイル証券など含む) |
| 取引手数料 | 【スタンダードプラン(1注文ごと)】 取引金額に関係なく0円【アクティブプラン(1日定額制)】 1日100万円以下の取引:0円※現物取引・信用取引・単元未満株(S株)もすべて対象です。 |
| NISA対応 | 〇 |
| つみたて投資枠取扱銘柄数 | 〇(259銘柄)※2025年3月3日時点 |
| 成長投資枠対象商品 | 国内株 / 外国株 / 投資信託(約1,329銘柄 ※2025年3月3日時点) |
| 投資信託 | 約2,550本 ※2025年3月3日時点 |
| 外国株 | 8カ国/米国株式(5,000銘柄) |
| 取引ツール(PC) | HYPER SBI 2 / HYPER SBI / SBI CFDトレーダー |
| スマホアプリ | SBI証券 株アプリ / 米国株アプリ / かんたん積立 / HYPER FX / HYPER 先物 / HYPER CFD |
| 提携銀行口座 | SBI新生銀行 / 住信SBIネット銀行 |
| ポイント投資・付与 | Pontaポイント / dポイント / Vポイント(クレカ積立) |
| 口座開設スピード | 最短 翌営業日 |
SBI証券の特徴
約1,500万口座を誇る大手ネット証券
投資信託約2,600本、米国株約5,000銘柄と豊富な品揃え
国内株式・米国株式の取引手数料は原則無料
5種類のポイントに対応(Vポイント・Pontaポイント・dポイント・JALマイル・PayPayポイント)
SBI証券は、約1,500万口座を誇る大手ネット証券です。
投資信託の取扱本数は約2,600本、米国株は約5,000銘柄と豊富な品揃えを誇ります。
国内株式・米国株式の取引手数料は原則無料で、コストを抑えて投資できるのが大きな魅力です。
クレカ積立では三井住友カードを利用でき、カードのランクに応じて0.5%〜5.0%のVポイントが貯まります。
さらに、Vポイント・Pontaポイント・dポイント・JALマイル・PayPayポイントの5種類のポイントに対応しており、自分の生活スタイルに合わせてポイントを選べます。
投資信託の保有残高に応じてもポイントが貯まるため、長期投資でお得に資産を増やせます。
IPO(新規公開株)の取扱実績も年間78銘柄(2024年)と豊富で、主幹事も年間12社と多く、IPO投資にも強みがあります。
取引ツール「HYPER SBI 2」は高機能で、初心者から上級者まで幅広く対応しています。

| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 口座数 | 約12,000,000口座 ※2025年1月時点 |
| 取引手数料 | 【ゼロコース】 国内株式(現物・信用):0円 かぶミニ®(単元未満株):0円 投資信託:0円 ※ゼロコース選択時。 ※一部、スプレッドや信託財産留保額が発生する場合があります。 |
| NISA対応 | 〇(新NISA対応) |
| つみたて投資枠取扱銘柄数 | 263銘柄 ※2025年4月24日時点 |
| 成長投資枠対象商品 | 国内株式 / 外国株式 / 投資信託(約1,345銘柄) |
| 投資信託 | 約2,550本 ※2025年4月24日時点 |
| 外国株 | 6カ国/米国株式(約4,500銘柄) |
| 取引ツール(PC) | マーケットスピード / マーケットスピード II / 楽天MT4 |
| スマホアプリ | iSPEED / iSPEED for iPad / iSPEED FX / iSPEED 先物 |
| 提携銀行口座 | 楽天銀行(マネーブリッジ) |
| ポイント投資・付与 | 楽天ポイント(投資信託 / 国内株式 / 米国株式<円貨決済>) |
| 口座開設スピード | 最短 翌営業日 |
楽天証券の特徴
楽天経済圏を活用したい方に最適
投資信託約2,550本、米国株約4,500銘柄
楽天ポイントで投資信託が購入できる
楽天市場でのお買い物ポイントもアップ
楽天証券は、楽天経済圏を活用したい方に最適な証券会社です。
約1,200万口座を持ち、投資信託約2,550本、米国株約4,500銘柄と豊富な商品ラインナップを揃えています。
国内株式の現物取引手数料は原則無料で、コストを気にせず取引できます。
最大の特徴は楽天ポイントとの連携で、クレカ積立で楽天カードを使えば0.5%〜1.0%のポイントが貯まり、投資信託の保有残高に応じてもポイントが付与されます。
貯まった楽天ポイントは投資信託の購入に使えるため、ポイント投資で実質的な投資元本を増やせます。
楽天市場でのお買い物ポイントもアップするため、楽天経済圏をフル活用している方には特におすすめです。
取引ツール「MARKET SPEED II」は高機能で使いやすく、スマホアプリ「iSPEED」も直感的な操作が可能です。
IPO取扱実績は年間56銘柄(2024年)と十分な水準で、初心者でも安心して利用できるサポート体制が整っています。

| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 口座数 | 約2,700,000口座 ※2025年2月時点 |
| 取引手数料 | 【取引毎手数料コース】
|
| NISA対応 | 〇(日本株・米国株・中国株・投資信託の売買手数料が無料) |
| つみたて投資枠取扱銘柄数 | 〇(銘柄数は公式サイトで確認) |
| 成長投資枠対象商品 | 国内株 / 米国株 / 中国株 / 投資信託(約1,750本以上) |
| 投資信託 | 約1,800本(購入時手数料すべて無料) |
| 外国株 | 2カ国/米国株:約5,000銘柄以上(2025年1月27日時点) |
| 取引ツール(PC) | マネックストレーダー / 銘柄スカウター |
| スマホアプリ | マネックス証券アプリ / 米国株アプリ / 投信アプリ |
| 提携銀行口座 | マネックス証券専用銀行口座(詳細は公式サイトで確認) |
| ポイント投資・付与 | マネックスポイント / dポイント(投資信託の積立に利用可能) |
| 口座開設スピード | オンライン申込で最短翌営業日 |
マネックス証券の特徴
クレカ積立の還元率1.1%と業界最高水準
投資信託約1,800本、米国株約5,000銘柄
米国株の時間外取引に対応
IPOは完全平等抽選で初心者にもチャンスあり
マネックス証券は、クレカ積立のポイント還元率の高さが最大の魅力です。
マネックスカードでのクレカ積立なら、還元率1.1%と業界最高水準のポイントが貯まります。
投資信託は約1,800本、米国株は約5,000銘柄と主要ネット証券に引けを取らない品揃えです。
米国株の取引に強みがあり、時間外取引にも対応しているため、米国市場の動きに素早く対応できます。
国内株式の取引手数料は55円〜1,070円(税込)で、信用取引は99円〜385円(税込)と業界最低水準です。
単元未満株「ワン株」を利用すれば、1株から少額で個別株に投資できます。
取引ツール「マネックストレーダー」は高機能で、銘柄分析やチャート機能が充実しています。
IPO取扱実績は年間54銘柄(2024年)で、完全平等抽選のため初心者でも当選チャンスがあります。

| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 口座数 | 約1,670,000口座 ※2025年3月時点 |
| 取引手数料 | 【ボックスレート(1日定額制)】 1日の約定代金合計50万円まで:0円 50万円超:1,000円(税込1,100円)~※25歳以下なら約定代金に関わらず手数料無料 |
| NISA対応 | 〇(日本株、米国株、投資信託すべて売買手数料無料) |
| つみたて投資枠取扱銘柄数 | 〇(銘柄数は公式サイトで確認) |
| 成長投資枠対象商品 | 国内株 / 米国株 / 投資信託(約1,800本以上) |
| 投資信託 | 約1,900本以上(購入時手数料すべて無料) |
| 外国株 | 米国株:約4,900銘柄(2025年4月23日時点) |
| 取引ツール(PC) | ネットストック・ハイスピード(無料) |
| スマホアプリ | 日本株アプリ / 投信アプリ / 米国株アプリ(すべて無料) |
| 提携銀行口座 | MATSUI Bank(松井証券専用銀行) |
| ポイント投資・付与 | 松井証券ポイント(投資信託の積立に利用可能) |
| 口座開設スピード | 最短即日(スマートフォンによるオンライン申込) |
松井証券の特徴
25歳以下は取引手数料が完全無料
1日の約定代金50万円以下なら手数料無料
投資信託約1,900本、米国株約4,900銘柄
サポート体制が手厚く初心者に優しい
松井証券は、25歳以下の方と少額取引をする方に特におすすめの証券会社です。
25歳以下なら現物取引・信用取引ともに手数料が完全無料で、コストゼロで投資を始められます。
26歳以上でも、1日の約定代金が50万円以下なら現物取引・信用取引ともに手数料無料です。
少額から投資を始めたい初心者の方にとって、非常にお得な料金体系となっています。
投資信託は約1,900本、米国株は約4,900銘柄と豊富な品揃えで、つみたて投資枠対象の投資信託も約250本と充実しています。
松井証券ポイントが貯まり、投資信託の購入やAmazonギフトカードへの交換が可能です。
サポート体制が手厚く、電話・チャット・メールでの問い合わせに対応しており、初心者向けの投資情報も豊富に提供しています。
取引ツール「マーケットラボ」は使いやすく、スマホアプリも直感的に操作できます。

| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 口座数 | 約1,800,000口座 ※2025年2月時点 |
| 取引手数料 | 【ワンショット手数料コース】 約定代金5万円以下:55円(税込) 約定代金50万円超:1,070円(税込)【一日定額手数料コース】 1日100万円まで:0円 1日300万円まで:2,750円(税込) 以降300万円ごとに:2,750円(税込)加算 |
| NISA対応 | 〇(日本株・米国株・投資信託の売買手数料が無料) |
| つみたて投資枠取扱銘柄数 | 251銘柄(2025年4月時点) |
| 成長投資枠対象商品 | 国内株 / 米国株 / 投資信託(1,155銘柄) |
| 投資信託 | 約1,853本(購入時手数料すべて無料) |
| 外国株 | 米国株:約1,050銘柄(2025年4月時点) |
| 取引ツール(PC) | kabuステーション / 銘柄スカウター |
| スマホアプリ | 三菱UFJ eスマート証券アプリ / 米国株アプリ / 投信アプリ |
| 提携銀行口座 | 三菱UFJ銀行 / auじぶん銀行 |
| ポイント投資・付与 | Pontaポイント(投資信託の積立に利用可能) |
| 口座開設スピード | 最短翌営業日(スマートフォンによるオンライン申込) |
三菱UFJeスマート証券の特徴
三菱UFJフィナンシャル・グループの安心感
1日の約定代金100万円以下なら手数料無料
au PAYカードで1.0%の三菱UFJポイントが貯まる
単元未満株「プチ株®」で1株から投資可能
三菱UFJeスマート証券(旧auカブコム証券)は、三菱UFJフィナンシャル・グループの安心感と、au経済圏との連携が魅力の証券会社です。
投資信託は約1,800本、米国株は約1,050銘柄を取り扱っています。
手数料体系は2種類あり、「ワンショット手数料コース」は1回の取引ごとに手数料がかかり、「一日定額手数料コース」なら1日の約定代金が100万円以下なら現物・信用取引ともに無料です。
少額取引なら手数料を気にせず取引できます。
クレカ積立ではau PAYカードを利用でき、1.0%の三菱UFJポイント(旧Pontaポイント)が貯まります。
投資信託の保有残高に応じてもポイントが付与され、貯まったポイントは投資信託の購入に使えます。
単元未満株「プチ株®」を利用すれば、1株から個別株に投資できるため、少額で分散投資が可能です。
IPO取扱実績は年間20銘柄(2024年)で、取引ツール「kabuステーション®」は高機能で使いやすいと評判です。
| 証券会社 | 国内株手数料 | 投資信託 | 米国株 | クレカ還元率 | 対応ポイント |
| SBI証券 | 原則無料 | 約2,600本 | 約5,000銘柄 | 0.5%〜5.0% | Vポイント・Pontaポイント・dポイント・JALマイル・PayPayポイント |
| 楽天証券 | 原則無料 | 約2,550本 | 約4,500銘柄 | 0.5%〜1.0% | 楽天ポイント |
| マネックス証券 | 55円〜1,070円 | 約1,800本 | 約5,000銘柄 | 1.1% | マネックスポイント・dポイント |
| 松井証券 | 50万円以下無料 | 約1,900本 | 約4,900銘柄 | 対応なし | 松井証券ポイント |
| 三菱UFJeスマート証券 | 100万円以下無料 | 約1,800本 | 約1,050銘柄 | 1.0% | 三菱UFJポイント |
この表からわかるように、取扱商品数ならSBI証券・楽天証券、クレカ還元率ならマネックス証券、少額取引なら松井証券がそれぞれ優位性を持っています。
自分の投資スタイルや利用したいポイントに合わせて選ぶとよいでしょう。
証券会社を選ぶ際は、自分の投資スタイルや目的に合った会社を選ぶことが重要です。
ここでは、NISA口座を開設する証券会社を選ぶ際の5つのチェックポイントを解説します。
NISA口座で投資できる商品は、証券会社によって大きく異なります。
つみたて投資枠で投資できる投資信託の本数、成長投資枠で購入できる個別株や米国株の銘柄数を確認しましょう。
投資信託は、SBI証券が約2,600本、楽天証券が約2,550本と豊富に揃っています。つみたて投資枠対象の投資信託も、SBI証券が約271本、マネックス証券が約217本と充実しています。
米国株に投資したい場合は、SBI証券・マネックス証券が約5,000銘柄と最も多く、楽天証券も約4,500銘柄と充実しています。
一方、三菱UFJeスマート証券は約1,050銘柄とやや少ないため、米国株投資を重視する方は注意が必要です。
単元未満株(1株から購入できる少額投資)に対応しているかも重要なポイントです。
SBI証券の「S株」、楽天証券の「かぶミニ®」、マネックス証券の「ワン株」など、各社でサービス名は異なりますが、少額で個別株に分散投資できるメリットがあります。
手数料は投資のコストとして確実に利益を削るため、できるだけ安い証券会社を選ぶことが重要です。
国内株式の現物取引手数料は、SBI証券・楽天証券が原則無料と最も低コストです。
松井証券は1日の約定代金が50万円以下なら無料、三菱UFJeスマート証券は一日定額手数料コースで100万円以下なら無料と、少額取引に有利な料金体系になっています。
マネックス証券は55円〜1,070円(税込)と有料ですが、クレカ積立の還元率が高いため、トータルでは十分にお得です。
投資信託の購入手数料は、主要ネット証券ではすべて無料(ノーロード)です。
ただし、投資信託には信託報酬(運用管理費用)が年率0.1%〜2.0%程度かかるため、低コストのインデックスファンドを選ぶことが長期投資では重要です。
米国株の取引手数料は、証券会社によって異なります。
SBI証券・楽天証券・マネックス証券は約定代金の0.495%(税込、最低手数料0米ドル〜)と同水準ですが、為替手数料や取扱銘柄数に違いがあるため、米国株投資を重視する方は詳細を確認しましょう。
クレジットカードで投資信託を積立購入する「クレカ積立」は、ポイントを貯めながら投資できるお得なサービスです。
毎月の積立額に応じてポイントが貯まるため、長期投資では大きな差になります。
ポイント還元率が最も高いのはマネックス証券で、マネックスカードを使えば1.1%のポイントが貯まります。月5万円を積み立てれば年間6,600ポイント、10年で66,000ポイントと大きな金額になります。
SBI証券は三井住友カードで0.5%〜5.0%の還元率ですが、高還元率を得るにはプラチナカードなど上位カードが必要です。
一般カードなら0.5%、ゴールドカードなら1.0%の還元率となります。
楽天証券は楽天カードで0.5%〜1.0%の還元率で、楽天プレミアムカードなら1.0%です。
三菱UFJeスマート証券はau PAYカードで1.0%の還元率です。
貯まったポイントは投資信託の購入に使えるため、ポイント投資で複利効果を高められます。
スマホアプリや取引ツールの使いやすさは、日々の投資体験に直結する重要なポイントです。
特に投資初心者の方は、直感的に操作できるアプリを選ぶことで、ストレスなく投資を続けられます。
SBI証券の「SBI証券アプリ」は、シンプルで見やすいデザインで、株価チェックや注文が簡単にできます。
PC向けツール「HYPER SBI 2」は高機能で、チャート分析や銘柄スクリーニング機能が充実しています。
楽天証券の「iSPEED」は、直感的な操作性と豊富な情報量が特徴で、アプリストアでの評価も高いです。
PC向けツール「MARKET SPEED II」は、リアルタイムで株価や市況を確認でき、本格的なトレーディングにも対応しています。
マネックス証券の「マネックストレーダー」は、高度な分析機能を備えており、中級者以上におすすめです。
松井証券の「日本株アプリ」は初心者向けにシンプルな設計で、迷わず操作できます。
実際にデモ画面や口コミを確認して、自分に合ったツールを選びましょう。
投資初心者の方にとって、困ったときに相談できるサポート体制は非常に重要です。
電話・チャット・メールでの問い合わせ対応や、営業時間を確認しておきましょう。
松井証券は、サポート体制が手厚いことで知られており、電話・チャット・メールでの問い合わせに対応しています。投資相談窓口も設けており、初心者の疑問に丁寧に答えてくれます。
SBI証券・楽天証券も、チャットボットやFAQページが充実しており、基本的な疑問はすぐに解決できます。
マネックス証券は投資情報レポートが豊富で、銘柄分析や市況解説を無料で読めます。
初心者向けの投資情報コンテンツも重要です。
金融庁の「NISA特設ウェブサイト」では、NISAの基本情報や投資の基礎知識を学べます。
各証券会社の公式サイトにも、投資の始め方ガイドや動画解説が用意されているため、口座開設前に確認しておくとよいでしょう。
2024年から始まった新NISA制度は、従来のNISAから大幅に拡充され、より多くの資産を非課税で運用できるようになりました。
ここでは、新NISA制度の基本的な仕組みを解説します。
つみたて投資枠は、長期・積立・分散投資を支援するための非課税制度です。
年間120万円まで投資でき、金融庁が選定した長期投資に適した投資信託のみが対象となっています。
対象商品は、手数料が低く、分配金を出さずに再投資する「インデックスファンド」が中心です。
SBI証券では約271本、マネックス証券では約217本のつみたて投資枠対象商品を取り扱っており、幅広い選択肢から選べます。
つみたて投資枠の最大のメリットは、非課税保有期間が無期限になったことです。従来のつみたてNISAは20年間の非課税期間でしたが、新NISAでは期限がなくなり、長期投資の効果を最大限に活かせます。
毎月1万円ずつ積み立てれば年間12万円、毎月10万円なら年間120万円と上限まで活用できます。
金融庁は「長期・積立・分散投資」を推奨しており、時間分散によって価格変動リスクを軽減できます。
成長投資枠は、個別株やETF、REITなど幅広い商品に投資できる非課税枠です。
年間240万円まで投資でき、つみたて投資枠と併用できるため、合計で年間360万円まで非課税投資が可能です。
対象商品は、上場株式(日本株・米国株など)、投資信託、ETF(上場投資信託)、REIT(不動産投資信託)など多岐にわたります。
ただし、信託期間が20年未満の投資信託や、高レバレッジ型の商品は対象外です。
成長投資枠の非課税保有限度額は1,200万円で、つみたて投資枠と合わせた全体の限度額1,800万円のうち、最大1,200万円まで成長投資枠で利用できます。
個別株に投資したい方や、まとまった資金を一括投資したい方に適しています。
SBI証券・楽天証券では米国株も成長投資枠で購入でき、Apple・Microsoft・Amazonなどの有名企業に非課税で投資できます。
配当金も非課税で受け取れるため、高配当株投資にも有利です。
新NISA制度の非課税保有限度額は、生涯で1,800万円です。
この1,800万円は「簿価残高方式」で管理され、投資した金額(元本)の合計で計算されます。
つみたて投資枠と成長投資枠を合わせて1,800万円まで投資でき、そのうち成長投資枠は最大1,200万円までです。
つまり、つみたて投資枠のみで1,800万円使うことも、成長投資枠1,200万円+つみたて投資枠600万円という組み合わせも可能です。
従来のNISAと大きく異なるのは、売却した分の非課税枠が翌年以降に復活する点です。例えば、100万円分の投資信託を売却すれば、翌年以降に再び100万円分の非課税枠が使えるようになります。
ただし、非課税枠は年間の投資上限(つみたて投資枠120万円、成長投資枠240万円)内でしか使えないため、一度に大量に売却しても翌年すぐに全額を再投資できるわけではありません。
長期投資を基本としつつ、ライフイベントに応じて柔軟に活用できる制度設計になっています。
NISA口座は銀行でも開設できますが、証券会社と銀行では取扱商品や手数料に大きな違いがあります。
ここでは、それぞれの特徴と選び方を解説します。
銀行のNISA口座で購入できるのは投資信託のみで、個別株やETF、REITには投資できません。
一方、証券会社では投資信託に加えて、国内株式・米国株式・ETF・REITなど幅広い商品に投資できます。
投資信託の取扱本数も、証券会社の方が圧倒的に多いです。
SBI証券は約2,600本、楽天証券は約2,550本の投資信託を取り扱っていますが、銀行では数十本〜数百本程度にとどまります。
つみたて投資枠だけを利用するなら銀行でも問題ありませんが、成長投資枠で個別株に投資したい場合は証券会社を選ぶ必要があります。
将来的に投資の幅を広げたいと考えているなら、最初から証券会社で口座を開設する方が柔軟に対応できます。
投資信託の購入手数料(販売手数料)は、ネット証券ではほぼすべて無料(ノーロード)ですが、銀行では有料の場合があります。
購入時に数%の手数料がかかると、その分だけ投資元本が減ってしまいます。
投資信託の信託報酬(運用管理費用)は商品ごとに決まっているため、銀行でも証券会社でも同じです。
ただし、銀行では信託報酬の高い商品を勧められるケースがあるため、低コストのインデックスファンドを自分で選ぶことが重要です。
ネット証券では、クレカ積立でポイントが貯まるサービスがありますが、銀行ではこうしたポイント還元がないことが多いです。
マネックス証券なら1.1%、SBI証券・楽天証券・三菱UFJeスマート証券でも0.5%〜1.0%のポイントが貯まるため、長期投資ではネット証券の方が有利です。
銀行のNISA口座が向いているのは、「すでに取引のある銀行で一括管理したい」「対面で相談しながら投資したい」という方です。
銀行の窓口で相談できる安心感はありますが、手数料が高い商品を勧められるリスクもあります。
証券会社のNISA口座が向いているのは、「手数料を抑えたい」「幅広い商品に投資したい」「ポイントを貯めたい」という方です。
特にネット証券は、低コスト・豊富な商品・便利なアプリと三拍子揃っており、初心者から上級者まで幅広く対応しています。
投資初心者の方でも、ネット証券のサポート体制は充実しており、チャットやメールで気軽に質問できます。
投資情報コンテンツも豊富で、自分で学びながら投資できる環境が整っています。
長期的な資産形成を考えるなら、ネット証券を選ぶことをおすすめします。
ネット証券と店舗型証券の違い
証券会社には、インターネット取引を主体とする「ネット証券」と、店舗で対面サービスを提供する「店舗型証券」があります。
それぞれの特徴を理解して、自分に合った証券会社を選びましょう。
ネット証券の最大のメリットは、手数料の安さです。
店舗を持たないため運営コストが低く、その分を手数料の引き下げに充てています。
SBI証券・楽天証券では国内株式の現物取引手数料が原則無料で、コストを気にせず取引できます。
24時間いつでも取引できるのもネット証券の大きな利点です。仕事が忙しい方でも、夜間や休日に自分のペースで投資できます。スマホアプリを使えば、通勤中や昼休みにも株価チェックや注文ができます。
取扱商品が豊富なのもネット証券の特徴です。
投資信託は2,000本以上、米国株は4,000〜5,000銘柄と、店舗型証券よりも圧倒的に多くの商品から選べます。
IPO(新規公開株)の取扱件数も多く、投資の選択肢が広がります。
店舗型証券のメリットは、担当者と対面で相談できることです。
投資初心者の方や、複雑な金融商品について詳しく説明を聞きたい方には安心感があります。
資産運用のアドバイスを受けたい方にも向いています。
野村證券・SMBC日興証券・みずほ証券などの大手証券会社は、全国に店舗を展開しており、対面でのサポート体制が整っています。
相続や贈与など、専門的な相談にも対応してくれます。
ただし、店舗型証券は手数料が高めに設定されています。野村證券の国内株式現物取引手数料は152円〜78,571円、SMBC日興証券の総合コースは1,925円〜192,500円と、ネット証券と比べて大幅に高額です。対面サービスのコストが手数料に反映されているためです。
投資初心者の方には、ネット証券をおすすめします。
手数料が安く、少額から投資を始められるため、失敗しても損失を最小限に抑えられます。
スマホアプリやWebサイトの使い方も直感的で、すぐに慣れることができます。
ネット証券でも、チャット・メール・電話でのサポートが充実しており、困ったときに相談できます。
投資情報コンテンツも豊富で、自分で学びながら投資スキルを高められます。
金融庁の「投資の基本」ページでも、長期・積立・分散投資の重要性が解説されています。
店舗型証券が向いているのは、「まとまった資産があり、専門家のアドバイスを受けたい」「相続・贈与など複雑な手続きをサポートしてほしい」という方です。
ただし、手数料が高いため、長期投資では大きなコスト負担になることを理解しておく必要があります。
NISA口座の開設は、インターネットで簡単に手続きできます。
ここでは、口座開設の流れと必要書類を詳しく解説します。
NISA口座を開設するには、本人確認書類とマイナンバー確認書類が必要です。
マイナンバーカードがあれば、本人確認とマイナンバー確認を1枚で済ませられるため、手続きが最も簡単です。
SBI証券・楽天証券では、マイナンバーカードを使った「スマホで本人確認」に対応しており、最短翌営業日に口座開設が完了します。
郵送での本人確認の場合は、1週間程度かかることがあります。
銀行口座情報も必要です。
証券口座への入金や、配当金・売却代金の受け取りに使う銀行口座の情報(口座番号・支店名)を確認しておきましょう。
多くの証券会社では、主要な銀行口座からの即時入金サービスに対応しています。
必要書類を準備したら、証券会社の公式サイトから口座開設を申し込みます。
「口座開設」ボタンをクリックし、メールアドレスを登録すると、手続き用のURLが送られてきます。
申込フォームでは、氏名・住所・生年月日・職業などの基本情報を入力します。
NISA口座を同時に申し込むかどうかも選択できるため、「NISA口座を開設する」にチェックを入れましょう。
特定口座の開設も同時に申し込むことをおすすめします。特定口座(源泉徴収あり)を選べば、証券会社が税金を自動的に計算・納税してくれるため、確定申告が不要になります。NISA口座の非課税枠を超えた投資をする場合に便利です。
申込情報を入力したら、本人確認書類とマイナンバー確認書類をスマホで撮影してアップロードします。
書類の四隅がしっかり写るように撮影し、文字がはっきり読めることを確認してから送信しましょう。
本人確認書類の提出方法は、「スマホで本人確認」と「郵送」の2種類があります。
スマホで本人確認を選べば、最短翌営業日に口座開設が完了するため、早く取引を始めたい方におすすめです。
スマホで本人確認では、マイナンバーカードまたは運転免許証を撮影し、自分の顔を動画で撮影します。
AIが本人確認を行うため、郵送よりも大幅に時間が短縮されます。
SBI証券・楽天証券・マネックス証券・松井証券などが対応しています。
郵送での本人確認を選んだ場合は、証券会社から本人確認書類の返送用封筒が送られてきます。
必要書類をコピーして返送すると、審査後に口座開設完了の通知が届きます。
1〜2週間程度かかることがあります。
審査が完了すると、証券会社からログイン情報(ユーザーID・パスワード)がメールまたは郵送で届きます。
ログイン情報を使って証券会社のWebサイトやアプリにログインし、初期設定を行います。
NISA口座の開設には、税務署での確認が必要なため、証券口座開設から1〜2週間程度かかります。NISA口座が開設されるまでは、特定口座や一般口座で取引できますが、非課税のメリットは受けられません。
NISA口座が開設されたら、銀行口座から証券口座に入金します。
即時入金サービスを使えば、リアルタイムで入金が反映されます。
入金が完了したら、投資信託や株式の購入が可能になります。
初めての方は、少額から始めることをおすすめします。
つみたて投資枠で月1万円から積立投資を始め、慣れてきたら金額を増やしていくとよいでしょう。
NISA口座を開設したら、すぐに投資を始めたいところですが、まずは初期設定を完了させることが重要です。
ここでは、口座開設後の最初の1ヶ月でやるべきことを解説します。
口座開設後、まず行うべきは初期設定です。
特定口座(源泉徴収あり)を選んでいるか確認しましょう。
特定口座(源泉徴収あり)を選べば、証券会社が税金を自動的に計算・納税してくれるため、確定申告が不要になります。
配当金の受取方法も設定します。「株式数比例配分方式」を選ぶと、配当金が証券口座に入金され、NISA口座で保有する株式の配当金も非課税で受け取れます。他の受取方法を選ぶと、NISA口座の配当金も課税されてしまうため注意が必要です。
銀行口座の登録も確認します。
証券口座への入金や、売却代金の出金に使う銀行口座を登録しておくと、スムーズに資金移動ができます。
即時入金サービスに対応している銀行口座を登録すると、リアルタイムで入金が反映されて便利です。
スマホアプリをダウンロードして、ログイン設定も済ませておきましょう。
生体認証(指紋認証・顔認証)を設定すれば、毎回パスワードを入力する手間が省けます。
プッシュ通知をオンにすると、株価の変動や約定通知をリアルタイムで受け取れます。
初期設定が完了したら、つみたて投資枠で購入する投資信託を選びます。
投資初心者の方には、低コストのインデックスファンドがおすすめです。
インデックスファンドは、日経平均株価やS&P500などの指数に連動する投資信託で、信託報酬が年率0.1%〜0.2%程度と低コストです。
投資信託を選ぶ際は、信託報酬(運用管理費用)が低いものを選ぶことが重要です。
年率0.1%〜0.2%程度の低コストファンドを選べば、長期投資で大きなコスト削減になります。
販売手数料(購入時手数料)は、ネット証券ではすべて無料(ノーロード)です。
投資信託を選んだら、積立設定を行います。
毎月の積立金額を決め、積立日(毎月1日、10日、20日など)を選びます。
多くの証券会社では、毎日積立・毎週積立にも対応しており、時間分散の効果を高められます。
積立金額は、無理のない範囲で設定しましょう。
つみたて投資枠の年間上限は120万円なので、毎月10万円まで積み立てられます。
初心者の方は、毎月1万円〜3万円から始めて、慣れてきたら金額を増やすとよいでしょう。
引落方法は、「証券口座から引き落とし」と「銀行口座から自動引き落とし」の2種類があります。
証券口座から引き落とす場合は、事前に入金しておく必要があります。
銀行口座から自動引き落としを設定すれば、毎月自動的に積立が実行されて便利です。
ボーナス設定を活用すると、年2回のボーナス月に追加で積立金額を増やせます。例えば、毎月3万円+ボーナス月に30万円ずつ積み立てれば、年間96万円と上限に近い金額を投資できます。
クレジットカードで投資信託を積立購入する「クレカ積立」を設定すると、ポイントを貯めながら投資できます。
SBI証券なら三井住友カード、楽天証券なら楽天カード、マネックス証券ならマネックスカードを使います。
クレカ積立の設定は、証券会社のWebサイトまたはアプリから行います。
クレジットカード情報を登録し、積立する投資信託と金額を設定すれば完了です。
毎月自動的にクレジットカードで決済され、ポイントが貯まります。
クレカ積立の上限は月5万円(年間60万円)です。つみたて投資枠の年間上限120万円のうち、半分をクレカ積立で、残り半分を証券口座引き落としで積み立てることもできます。ポイント還元を最大化するなら、クレカ積立の上限5万円を活用しましょう。
貯まったポイントは、投資信託の購入に使えます。
楽天証券なら楽天ポイント、SBI証券ならVポイント・Pontaポイント・dポイントで投資信託を購入できます。
ポイント投資で実質的な投資元本を増やし、複利効果を高められます。
年代別・目的別のおすすめ証券会社と運用プラン
年代や投資目的によって、最適な証券会社や運用プランは異なります。
ここでは、年代別・目的別におすすめの証券会社と具体的な運用プランを紹介します。

| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 口座数 | 約15,000,000口座 ※2025年11月25日時点(SBIネオモバイル証券など含む) |
| 取引手数料 | 【スタンダードプラン(1注文ごと)】 取引金額に関係なく0円【アクティブプラン(1日定額制)】 1日100万円以下の取引:0円※現物取引・信用取引・単元未満株(S株)もすべて対象です。 |
| NISA対応 | 〇 |
| つみたて投資枠取扱銘柄数 | 〇(259銘柄)※2025年3月3日時点 |
| 成長投資枠対象商品 | 国内株 / 外国株 / 投資信託(約1,329銘柄 ※2025年3月3日時点) |
| 投資信託 | 約2,550本 ※2025年3月3日時点 |
| 外国株 | 8カ国/米国株式(5,000銘柄) |
| 取引ツール(PC) | HYPER SBI 2 / HYPER SBI / SBI CFDトレーダー |
| スマホアプリ | SBI証券 株アプリ / 米国株アプリ / かんたん積立 / HYPER FX / HYPER 先物 / HYPER CFD |
| 提携銀行口座 | SBI新生銀行 / 住信SBIネット銀行 |
| ポイント投資・付与 | Pontaポイント / dポイント / Vポイント(クレカ積立) |
| 口座開設スピード | 最短 翌営業日 |
20代の投資初心者の方には、SBI証券または楽天証券をおすすめします。
両社とも手数料が安く、少額から投資を始められるため、失敗しても損失を最小限に抑えられます。
スマホアプリが使いやすく、投資情報コンテンツも豊富です。
具体的には、「eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)」または「eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)」に毎月2万円を積み立てます。
年間24万円の投資で、つみたて投資枠の上限120万円には余裕があるため、収入が増えたら積立金額を増やせます。
クレカ積立を活用すれば、楽天証券なら年間3,000ポイント(月5万円×0.5%×12ヶ月)、SBI証券なら年間3,000ポイント、マネックス証券なら年間6,600ポイント(月5万円×1.1%×12ヶ月)が貯まります。
ポイントも再投資に回せば、複利効果でさらに資産が増えます。

| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 口座数 | 約2,700,000口座 ※2025年2月時点 |
| 取引手数料 | 【取引毎手数料コース】
|
| NISA対応 | 〇(日本株・米国株・中国株・投資信託の売買手数料が無料) |
| つみたて投資枠取扱銘柄数 | 〇(銘柄数は公式サイトで確認) |
| 成長投資枠対象商品 | 国内株 / 米国株 / 中国株 / 投資信託(約1,750本以上) |
| 投資信託 | 約1,800本(購入時手数料すべて無料) |
| 外国株 | 2カ国/米国株:約5,000銘柄以上(2025年1月27日時点) |
| 取引ツール(PC) | マネックストレーダー / 銘柄スカウター |
| スマホアプリ | マネックス証券アプリ / 米国株アプリ / 投信アプリ |
| 提携銀行口座 | マネックス証券専用銀行口座(詳細は公式サイトで確認) |
| ポイント投資・付与 | マネックスポイント / dポイント(投資信託の積立に利用可能) |
| 口座開設スピード | オンライン申込で最短翌営業日 |
30代の資産形成層には、クレカ積立のポイント還元率が高いマネックス証券をおすすめします。
マネックスカードでのクレカ積立なら還元率1.1%と業界最高水準で、長期投資では大きな差になります。
具体的には、つみたて投資枠で「eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)」に毎月5万円をクレカ積立します。
年間6,600ポイント(月5万円×1.1%×12ヶ月)が貯まり、10年で66,000ポイントと大きな金額になります。
余裕資金がある場合は、成長投資枠で高配当株やREITに投資するのもおすすめです。
配当金はNISA口座なら非課税で受け取れるため、インカムゲインを重視した運用も可能です。
SBI証券・楽天証券なら米国高配当株ETF(VYM、HDVなど)にも投資できます。

| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 口座数 | 約15,000,000口座 ※2025年11月25日時点(SBIネオモバイル証券など含む) |
| 取引手数料 | 【スタンダードプラン(1注文ごと)】 取引金額に関係なく0円【アクティブプラン(1日定額制)】 1日100万円以下の取引:0円※現物取引・信用取引・単元未満株(S株)もすべて対象です。 |
| NISA対応 | 〇 |
| つみたて投資枠取扱銘柄数 | 〇(259銘柄)※2025年3月3日時点 |
| 成長投資枠対象商品 | 国内株 / 外国株 / 投資信託(約1,329銘柄 ※2025年3月3日時点) |
| 投資信託 | 約2,550本 ※2025年3月3日時点 |
| 外国株 | 8カ国/米国株式(5,000銘柄) |
| 取引ツール(PC) | HYPER SBI 2 / HYPER SBI / SBI CFDトレーダー |
| スマホアプリ | SBI証券 株アプリ / 米国株アプリ / かんたん積立 / HYPER FX / HYPER 先物 / HYPER CFD |
| 提携銀行口座 | SBI新生銀行 / 住信SBIネット銀行 |
| ポイント投資・付与 | Pontaポイント / dポイント / Vポイント(クレカ積立) |
| 口座開設スピード | 最短 翌営業日 |
40代で積極的に運用したい方には、米国株の取扱銘柄数が多いSBI証券またはマネックス証券をおすすめします。
両社とも約5,000銘柄の米国株を取り扱っており、Apple・Microsoft・Amazonなどの有名企業に投資できます。
具体的には、つみたて投資枠で「eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)」に毎月10万円を積み立て、年間120万円を投資します。
成長投資枠では、米国株のApple・Microsoft・Google(Alphabet)などのテクノロジー株や、国内の高配当株に年間100万円〜200万円を投資します。
米国株は成長投資枠で購入でき、配当金も非課税で受け取れます。
為替手数料や取引手数料を考慮しても、長期投資では十分にメリットがあります。
マネックス証券は米国株の時間外取引にも対応しており、市場の動きに素早く対応できます。
50代以上で老後資金を準備する方には、投資信託を中心とした安定運用をおすすめします。
つみたて投資枠で全世界株式または米国株式のインデックスファンドに投資し、成長投資枠では債券やREITを組み入れてリスクを抑えます。
具体的には、つみたて投資枠で「eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)」に毎月10万円を積み立て、年間120万円を投資します。
成長投資枠では、「eMAXIS Slimバランス(8資産均等型)」や「ニッセイ・インデックスバランスファンド(4資産均等型)」に年間100万円を投資します。
退職金などまとまった資金がある場合は、一括投資ではなく時間分散を意識して、毎月一定額ずつ投資することをおすすめします。市場の変動リスクを抑えつつ、NISA枠を有効活用できます。SBI証券・楽天証券なら、投資信託の保有残高に応じてポイントも貯まります。
| 年代 | おすすめ証券会社 | つみたて投資枠 | 成長投資枠 | リスク許容度 |
| 20代 | SBI証券・楽天証券 | 全世界株式・米国株式に月1万〜3万円 | 未使用または個別株少額 | 高(株式100%可) |
| 30代 | マネックス証券 | 全世界株式・米国株式に月5万円 | 高配当株・REITに年100万円 | 中〜高(株式80%〜100%) |
| 40代 | SBI証券・マネックス証券 | 米国株式に月10万円 | 米国株・国内株に年100万〜200万円 | 中(株式70%〜90%) |
| 50代以上 | SBI証券・楽天証券 | 全世界株式に月10万円 | バランス型・債券に年100万円 | 中〜低(株式60%〜70%) |
NISA口座は、1人につき1つの金融機関でしか開設できません。複数の証券会社でNISA口座を同時に持つことはできないため、慎重に証券会社を選ぶ必要があります。
ただし、NISA口座以外の特定口座や一般口座は、複数の証券会社で開設できます。例えば、NISA口座はSBI証券で開設し、特定口座は楽天証券でも開設するといった使い分けが可能です。複数の証券会社を使い分けることで、各社の強みを活かした投資ができます。
家族でNISA口座を開設することは可能です。配偶者や子供(18歳以上)もそれぞれNISA口座を開設できるため、世帯全体で非課税枠を最大限活用できます。夫婦で年間720万円(360万円×2人)、3人家族なら年間1,080万円の非課税投資が可能です。
NISA口座は、年単位で金融機関を変更できます。ただし、変更したい年の9月末までに変更手続きを完了する必要があり、その年に一度でもNISA口座で買付をしていると、翌年まで変更できません。
変更手続きは、まず現在のNISA口座がある証券会社に「金融商品取引業者等変更届出書」を請求します。届出書が届いたら必要事項を記入して返送すると、「勘定廃止通知書」が発行されます。この通知書を新しい証券会社に提出すれば、変更手続きが完了します。
NISA口座を変更しても、過去に購入した商品はそのまま非課税で保有し続けられます。ただし、旧口座で購入した商品を新口座に移管することはできません。売却したい場合は旧口座で売却し、新口座で新たに購入する必要があります。
投資には元本割れのリスクがあり、投資した金額を下回る可能性があります。特に短期間では、市場の変動により大きく値下がりすることもあります。ただし、長期・積立・分散投資を実践すれば、リスクを大幅に軽減できます。
金融庁の資料によると、国内外の株式・債券に分散投資した場合、保有期間5年では元本割れの可能性がありますが、保有期間20年ではほぼすべての期間でプラスのリターンとなっています。時間分散の効果により、長期投資ではリスクが軽減されるのです。
元本割れを避けたい場合は、株式の比率を下げ、債券やバランス型ファンドを組み入れることで、価格変動リスクを抑えられます。ただし、リスクを下げるとリターンも低くなるため、自分のリスク許容度に合わせたバランスが重要です。
NISA口座で得た利益は非課税のため、確定申告は不要です。配当金や売却益に税金がかからず、申告の手間もありません。これがNISAの大きなメリットです。
ただし、NISA口座以外の特定口座や一般口座で投資をしている場合は、確定申告が必要になることがあります。特定口座(源泉徴収あり)を選んでいれば、証券会社が自動的に税金を計算・納税してくれるため、確定申告は不要です。
特定口座(源泉徴収なし)や一般口座で取引している場合は、年間の利益が20万円を超えると確定申告が必要です。複数の証券会社で取引している場合や、損失と利益を相殺したい場合も確定申告を行います。
証券会社が倒産しても、預けた資産は保護されます。証券会社は法律により、顧客の資産と自社の資産を分別管理することが義務付けられているため、倒産しても顧客の資産は返還されます。
万が一、分別管理が適切に行われていなかった場合でも、日本投資者保護基金により1人あたり1,000万円まで補償されます。主要なネット証券はすべて日本投資者保護基金に加入しているため、安心して利用できます。
SBI証券・楽天証券・マネックス証券などの大手ネット証券は、財務基盤が安定しており、倒産リスクは極めて低いです。上場企業または大手金融グループの傘下にあるため、信頼性が高いと言えます。
手数料で損をしないためには、手数料の安いネット証券を選び、低コストの投資信託に投資することが重要です。国内株式の取引手数料は、SBI証券・楽天証券が原則無料と最も低コストです。
投資信託の信託報酬(運用管理費用)は、年率0.1%〜0.2%程度の低コストインデックスファンドを選びましょう。「eMAXIS Slim」シリーズや「ニッセイ」シリーズは、業界最低水準の信託報酬で人気があります。
クレカ積立を活用すれば、手数料以上のポイント還元を受けられます。マネックス証券なら還元率1.1%、SBI証券・楽天証券・三菱UFJeスマート証券でも0.5%〜1.0%のポイントが貯まるため、実質的にマイナス手数料で投資できます。
投資初心者の方には、全世界株式または米国株式のインデックスファンドをおすすめします。1本で幅広く分散投資でき、低コストで長期投資に適しています。
全世界株式なら「eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)」が人気です。信託報酬は年率0.05775%程度と業界最低水準で、日本を含む世界中の株式に投資でき
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