住信SBIネット銀行はSBI証券に必要?連携メリットを解説

つみたてNISAを始めたものの、年間40万円の限度額をどう使い切ればいいのか悩んでいませんか?
限度額を超えると課税口座に回されてしまうし、使い切れないともったいない気がする。
月33,333円という中途半端な金額をどう積み立てればいいのか、ボーナス設定はどう活用すればいいのか、分からないことだらけですよね。
この記事では、つみたてNISAの限度額を効率的に使い切る具体的な方法を解説します。
2024年から始まる新NISA制度での変更点や、年の途中から始めた場合の戦略、証券会社の便利な機能まで、実践的な情報をまとめました。
限度額を賢く活用して、非課税メリットを最大限に引き出しましょう。
目次
積立nisaの限度額は年間40万円
つみたてNISAの基本的な限度額について、正確に理解しておきましょう。制度を最大限活用するには、年間と月間の上限額を把握することが第一歩です。
つみたてNISAの年間投資上限額は40万円です。この金額は1月から12月までの1年間で投資できる最大額であり、この範囲内で得た利益はすべて非課税になります。
年間40万円という金額は、金融庁が「長期・積立・分散投資」の観点から、無理のない資産形成を促進するために設定した金額です。毎月コツコツと積み立てることで、時間を味方につけた投資が可能になります。
この限度額は暦年単位でリセットされるため、2023年に40万円を使い切っても、2024年には再び40万円の非課税枠が利用できます。
使い切れなかった分を翌年に繰り越すことはできません
年間40万円を12ヶ月で割ると、月額の上限は33,333円となります。多くの証券会社では、この金額を基準に毎月の積立設定を行うことができます。
33,333円という中途半端な金額になるのは、40万円÷12ヶ月=33,333.333…円と割り切れないためです。実際には、証券会社によって端数の扱いが異なります。
例えば、SBI証券や楽天証券では1円単位での積立設定が可能なため、月33,333円×12ヶ月=399,996円とし、残りの4円を年末やボーナス月に調整することができます。
一方、一部の証券会社では1,000円単位での設定となるため、月33,000円×12ヶ月=396,000円とし、残りの4万円をボーナス設定で補う必要があります。
限度額を正確に使い切るには、端数の計算方法を理解しておく必要があります。最も一般的な方法は、毎月の積立額を33,333円に設定し、年間で399,996円を積み立て、残りの4円を別途調整する方法です。
ただし、実際には4円のために追加注文をするのは手間がかかるため、多くの投資家は399,996円で運用を完結させています。4円の差は非課税メリットへの影響がほとんどないため、無理に使い切る必要はありません。
より確実に限度額を使い切りたい場合は、ボーナス設定を活用する方法が効果的です。例えば、毎月30,000円を積み立て、年2回のボーナス月に各50,000円を追加投資すれば、30,000円×12ヶ月+50,000円×2回=460,000円となり、限度額を超えてしまいます。
このため、毎月の積立額とボーナス額を調整して、合計が40万円になるように設定しましょう。
積立日を月の途中に設定している場合、年末の12月の積立が翌年1月にずれ込む可能性があります。年内に確実に40万円を使い切りたい場合は、積立スケジュールを事前に確認しておきましょう
限度額を超えたらどうなる?
限度額を超えて注文してしまった場合、どうなるのか不安に感じる方も多いでしょう。ここでは、超過した場合の具体的な対処法を説明します。
つみたてNISA口座で年間40万円の限度額を超えて投資注文を出した場合、超過分は自動的に課税口座(特定口座または一般口座)に振り分けられます。この超過分については、非課税の恩恵を受けることができず、通常の課税対象となります。
例えば、誤って年間42万円の積立設定をしてしまった場合、40万円まではつみたてNISA口座で非課税運用され、残りの2万円は課税口座で運用されます。
課税口座で得た利益には、20.315%(所得税15.315%+住民税5%)の税金がかかります
ただし、多くの証券会社では、つみたてNISAの限度額を超える注文を出そうとすると、事前に警告が表示される仕組みになっています。また、一部の証券会社では、限度額を超える注文自体を受け付けない設定になっているため、意図せず課税口座に回されるリスクは低いと言えます。
それでも、年間の積立額が40万円を超えないよう、定期的に積立状況を確認することが大切です。特に、ボーナス設定を併用している場合や、年の途中で積立額を変更した場合は、年間合計額をチェックしておきましょう。
限度額を超えないようにするため、証券会社が提供している自動調整機能を活用するのがおすすめです。代表的な機能として、SBI証券の「NISA枠ぎりぎり注文」があります。この機能を使えば、残りの非課税枠を自動的に計算し、限度額いっぱいまで投資することができます。
楽天証券では、つみたてNISAの積立設定画面で、年間の積立予定額が自動的に表示され、40万円を超えないように設定できる仕組みになっています
積立額を入力すると、年間合計額がリアルタイムで表示されるため、限度額を超えるリスクを事前に防げます。
マネックス証券では、「NISA非課税投資枠」の残高が口座画面で常に確認できるため、あとどれくらい投資できるかが一目で分かります。年間の投資可能額と、既に使用した金額が表示されるため、計画的な投資がしやすくなっています。
これらの機能を活用すれば、手動で計算する手間が省け、限度額を効率的に使い切ることができます。証券会社を選ぶ際には、こうした限度額管理機能の有無も重要なポイントになります。
限度額を使い切る3つの方法
年間40万円の限度額を無駄なく使い切るための具体的な方法を3つ紹介します。自分の収入状況やライフスタイルに合わせて、最適な方法を選びましょう。
最もシンプルで確実な方法は、毎月33,333円を積み立てる方法です。この方法なら、年間で399,996円を投資でき、限度額の40万円にほぼ到達します。残りの4円については、実質的な影響がほとんどないため、無理に使い切る必要はありません。
毎月定額を積み立てるメリットは、ドルコスト平均法の効果を最大限に活かせる点です
価格が高いときには少ない口数を、価格が安いときには多くの口数を購入できるため、長期的には平均購入単価を抑える効果が期待できます。
設定方法は簡単で、証券会社の積立設定画面で「毎月33,333円」と入力するだけです。給料日の翌日など、確実に資金がある日を積立日に設定しておけば、資金不足で積立が実行されないリスクも避けられます。
この方法は、毎月の収入が安定しているサラリーマンや公務員に特におすすめです。一度設定すれば、あとは自動的に積立が実行されるため、手間もかからず、継続しやすいのが特徴です。
ボーナスがある方は、ボーナス月に追加投資を行う設定を活用すると、より柔軟に限度額を使い切ることができます。例えば、毎月25,000円を積み立て、年2回のボーナス月(6月と12月)に各75,000円を追加投資すれば、25,000円×12ヶ月+75,000円×2回=450,000円となり、限度額を超えてしまいます。
そのため、正確に40万円にするには、毎月の積立額とボーナス額を調整する必要があります。例えば、毎月26,666円、ボーナス月に各40,000円とすれば、26,666円×12ヶ月+40,000円×2回=399,992円となり、限度額にほぼ到達します。
ボーナス設定のメリットは、毎月の負担を軽減できる点です。毎月33,333円は厳しいけれど、毎月2万円程度なら無理なく続けられるという方に適しています
ボーナスで不足分を補うことで、年間40万円の投資が可能になります。
SBI証券、楽天証券、マネックス証券などの主要ネット証券では、ボーナス月の設定が可能です。積立設定画面で「ボーナス月設定」を選択し、追加投資する月と金額を指定するだけで設定完了です。
つみたてNISAを年の途中、例えば5月から始めた場合、残り8ヶ月で40万円を使い切るには、月額50,000円の積立が必要になります(40万円÷8ヶ月=50,000円)。
年の途中から始めた場合でも、その年の非課税枠40万円は満額利用できるため、積立額を調整すれば限度額を使い切ることができます。
ただし、年の途中から始めて高額の月額積立を設定する場合、無理のない金額かどうかを慎重に判断しましょう。例えば、10月から月13万円以上を積み立てるのは、多くの人にとって負担が大きいでしょう。
その場合は、無理に使い切ろうとせず、翌年から計画的に積み立てる方が賢明です
年の途中から始めた場合の戦略として、「今年は無理のない範囲で積立を開始し、翌年から満額の40万円を目指す」という考え方もあります。例えば、10月から月3万円ずつ積み立てて、今年は9万円(3万円×3ヶ月)、翌年から月33,333円に増額して満額投資する、という段階的なアプローチです。
証券会社によっては、年の途中から始めた場合の最適な積立額を自動計算してくれる機能もあります。SBI証券の「NISA枠ぎりぎり注文」機能を使えば、残りの非課税枠と残り月数から、最適な積立額を提案してくれます。
限度額を使い切るメリットとは?
限度額を使い切ることで、どのようなメリットが得られるのでしょうか。非課税の恩恵を最大限に活かすためのポイントを解説します。
限度額いっぱいまで投資することで、複利効果を最大限に活かすことができます。複利効果とは、投資で得た利益を再投資することで、利益が利益を生む効果のことです。投資額が多いほど、この複利効果は大きくなります。
例えば、年間20万円を投資した場合と、年間40万円を投資した場合を比較してみましょう。
投資額を2倍にすると、運用益も約2倍になるのです。
さらに、つみたてNISAでは運用益が非課税のため、通常なら税金として引かれる20.315%分も再投資に回すことができます。これにより、複利効果がさらに加速します。
長期・積立・分散投資の原則に基づき、限度額いっぱいまで投資することで、時間を味方につけた資産形成が可能になります。
つみたてNISAの最大のメリットは、運用益が非課税になることです。通常の課税口座では、利益に対して20.315%の税金がかかりますが、つみたてNISAではこの税金が一切かかりません。
例えば、20年間の運用で200万円の利益が出た場合、課税口座では約40万円(200万円×20.315%)が税金として引かれ、手元に残るのは約160万円です。一方、つみたてNISAでは200万円がそのまま手元に残ります。この差は非常に大きいと言えます。
限度額を使い切ることで、この非課税メリットを最大限に活用できます。年間40万円を20年間投資すれば、最大800万円の元本に対する運用益がすべて非課税になります。仮に運用益が元本と同額の800万円になった場合、約162万円分の税金が節約できる計算になります。
限度額を使い切ることで、長期的な資産形成のスピードが加速します。毎年40万円を積み立てれば、10年で400万円、20年で800万円の元本を投資できます。これに運用益が加わることで、老後資金や教育資金など、将来の大きな目標に向けた資産形成が可能になります。
特に、20代や30代の若い世代にとって、時間は最大の武器です。早く始めるほど、複利効果の恩恵を長く受けられます
例えば、25歳から20年間、年間40万円を積み立てた場合と、35歳から10年間、年間40万円を積み立てた場合では、同じ元本でも最終的な資産額に大きな差が生まれます。
限度額を使い切ることは、将来の自分への投資とも言えます。今は少し負担に感じても、長期的に見れば大きなリターンとなって返ってくる可能性が高いのです。
無理に使い切る必要はない
ここまで限度額を使い切る方法を解説してきましたが、実は無理に使い切る必要はありません。投資は自分のペースで続けることが最も重要です。
投資を始める前に、必ず生活資金を確保しておきましょう。一般的には、生活費の3~6ヶ月分を緊急予備資金として、すぐに引き出せる預金口座に確保しておくことが推奨されています。
つみたてNISAは長期投資を前提とした制度であり、短期的な資金需要には向いていません。急な出費が必要になったときに、投資信託を売却して現金化することは可能ですが、タイミングによっては損失が出る可能性もあります。
例えば、月収30万円の方なら、90万円~180万円程度を緊急予備資金として確保した上で、余裕資金で投資を行うのが理想的です。生活資金を削ってまで限度額いっぱいに投資する必要はありません。
投資は「余裕資金」で行うのが鉄則です。生活に支障が出ない範囲で、無理のない金額を積み立てることが、長く続けるための秘訣です
投資初心者の方は、まず少額から始めて、慣れてきたら徐々に金額を増やしていくのがおすすめです。いきなり月33,333円を積み立てるのではなく、月1万円や月5,000円から始めて、投資の感覚をつかむことが大切です。
多くの証券会社では、月100円から積立設定が可能です。SBI証券、楽天証券、マネックス証券などでは、100円単位での積立ができるため、まずは少額でスタートして、徐々に金額を増やしていくことができます。
収入が増えたり、家計に余裕が出てきたりしたタイミングで、積立額を増やすのが現実的です。
大切なのは、「続けること」です。月1万円でも、20年間続ければ240万円の元本になります。無理に限度額を使い切って途中で挫折するよりも、少額でも長く続ける方が、最終的な資産形成には効果的です。
2024年からの新nisa制度
2024年から新NISA制度が始まり、限度額が大幅に拡大されます。制度変更の詳細を理解して、今後の投資戦略を立てましょう。
2024年からの新NISA制度では、つみたて投資枠の年間限度額が120万円に拡大されます。これは現行のつみたてNISA(年間40万円)の3倍の金額です。月額に換算すると、10万円まで積立投資が可能になります。
つみたて投資枠では、金融庁が定めた基準を満たす投資信託やETFに投資できます。対象商品は、長期・積立・分散投資に適した、低コストで透明性の高い商品に限定されています。
年間120万円を12ヶ月で割ると、月額10万円となります。現行制度の月33,333円と比べて、約3倍の金額を積み立てられるようになるため、より積極的な資産形成が可能になります。
ただし、年間120万円をすべて使い切る必要はありません。自分の収入や家計状況に合わせて、無理のない範囲で積立額を設定しましょう
新NISA制度では、つみたて投資枠(年間120万円)に加えて、成長投資枠(年間240万円)も利用できます。この2つの枠は併用可能で、合計で年間360万円まで投資できるようになります。
成長投資枠では、つみたて投資枠の対象商品に加えて、個別株式や、つみたて投資枠の対象外の投資信託・ETFにも投資できます。より幅広い投資選択肢が用意されているのが特徴です。
例えば、つみたて投資枠で月10万円(年間120万円)を積立投資し、成長投資枠で個別株式に年間240万円を投資すれば、合計360万円の投資が可能です。ただし、これだけの金額を投資できる方は限られているため、多くの方はつみたて投資枠を中心に活用することになるでしょう。
成長投資枠は、ある程度投資経験があり、個別株式にも投資したい中級者以上の方に適しています。初心者の方は、まずつみたて投資枠で低コストのインデックスファンドに投資することから始めるのがおすすめです
新NISA制度では、年間の投資限度額に加えて、生涯非課税限度額が1,800万円と定められています。この1,800万円は、つみたて投資枠と成長投資枠を合わせた累計の投資元本の上限です。ただし、成長投資枠は1,200万円までという制限があります。
生涯非課税限度額1,800万円を最速で使い切るには、年間360万円ずつ投資すれば、5年で到達します(360万円×5年=1,800万円)。ただし、これだけの金額を投資できる方は限られているでしょう。
より現実的な戦略として、つみたて投資枠の年間120万円を使い切る場合、15年で1,800万円に到達します(120万円×15年=1,800万円)。月10万円の積立を15年間続ければ、生涯非課税限度額を使い切ることができます。
また、新NISA制度では、投資商品を売却すると、その分の非課税枠が翌年以降に復活する仕組みになっています。例えば、100万円分の投資信託を売却すると、翌年以降に再び100万円分の非課税枠が利用できるようになります
これにより、柔軟な資産運用が可能になります。
生涯非課税限度額1,800万円は、長期的な資産形成の大きな味方です。20代や30代から始めれば、定年までに十分に使い切ることができるでしょう。焦らず、自分のペースで計画的に投資していくことが大切です。
限度額を使い切れなかった場合の疑問を解決
限度額に関するよくある疑問をQ&A形式で解決します。細かい疑問を解消して、安心して投資を始めましょう。
つみたてNISAの非課税枠は、翌年に繰り越すことができません。例えば、2024年に20万円しか投資しなかった場合、残りの20万円を2025年に持ち越すことはできないのです。2025年には新たに40万円の非課税枠が与えられます。
このため、できるだけその年の非課税枠を使い切る方が、長期的には有利です。ただし、前述のとおり、無理に使い切る必要はありません。生活資金を確保した上で、余裕資金の範囲内で投資することが最優先です。
投資信託の分配金を再投資する場合、その再投資分は新たな投資とみなされ、年間投資限度額にカウントされます。例えば、年間40万円の枠を使い切った後に、5万円の分配金が出て再投資した場合、この5万円は課税口座での投資となります。
ただし、多くのつみたてNISA対象商品は「分配金なし(再投資型)」の投資信託です。この場合、分配金は自動的にファンド内で再投資され、投資家に分配されないため、限度額にカウントされません。
つみたてNISAで投資する場合は、「分配金なし」の商品を選ぶことで、この問題を回避できます
年末に非課税枠が余っている場合、一括投資(スポット購入)で残枠を使い切ることが可能です。多くの証券会社では、つみたてNISA口座でも一括購入ができるため、12月に残枠に気づいた場合でも、その年の非課税枠を活用できます。
例えば、12月時点で20万円の非課税枠が残っている場合、20万円分の投資信託を一括購入すれば、その年の枠を使い切ることができます。SBI証券の「NISA枠ぎりぎり注文」機能などを使えば、残枠を自動計算して投資できるため、便利です。
ただし、一括投資はタイミングによって購入価格が高くなるリスクがあります。年末に株価が高騰している場合、無理に駆け込み投資をするよりも、翌年から計画的に積立を始める方が賢明な場合もあります
証券会社によって、最低積立額や積立単位が異なります。主要ネット証券の最低積立額は以下のとおりです。
ほとんどの主要ネット証券では、100円から1円単位で積立設定ができるため、細かく限度額を使い切ることが可能です。一方、一部の対面証券会社や地方銀行では、1,000円単位や1万円単位での設定となる場合もあるため、口座開設前に確認しておきましょう。
限度額管理におすすめの証券会社5社
限度額を効率的に管理できる機能が充実した証券会社を5社紹介します。非課税枠を使い切るための便利な機能に注目して選びましょう。

| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 口座数 | 約15,000,000口座 ※2025年11月25日時点(SBIネオモバイル証券など含む) |
| 取引手数料 | 【スタンダードプラン(1注文ごと)】 取引金額に関係なく0円【アクティブプラン(1日定額制)】 1日100万円以下の取引:0円※現物取引・信用取引・単元未満株(S株)もすべて対象です。 |
| NISA対応 | 〇 |
| つみたて投資枠取扱銘柄数 | 〇(259銘柄)※2025年3月3日時点 |
| 成長投資枠対象商品 | 国内株 / 外国株 / 投資信託(約1,329銘柄 ※2025年3月3日時点) |
| 投資信託 | 約2,550本 ※2025年3月3日時点 |
| 外国株 | 8カ国/米国株式(5,000銘柄) |
| 取引ツール(PC) | HYPER SBI 2 / HYPER SBI / SBI CFDトレーダー |
| スマホアプリ | SBI証券 株アプリ / 米国株アプリ / かんたん積立 / HYPER FX / HYPER 先物 / HYPER CFD |
| 提携銀行口座 | SBI新生銀行 / 住信SBIネット銀行 |
| ポイント投資・付与 | Pontaポイント / dポイント / Vポイント(クレカ積立) |
| 口座開設スピード | 最短 翌営業日 |
SBI証券は、国内最大手のネット証券で、口座数は約1,500万口座を誇ります。つみたてNISAの限度額管理において、最も便利な機能が「NISA枠ぎりぎり注文」です。この機能を使えば、残りの非課税枠を自動計算し、限度額いっぱいまで投資できます。
SBI証券の特徴
投資信託の取扱本数が約2,600本と業界トップクラス
つみたてNISA対象商品も約271本と豊富
100円から1円単位で積立設定が可能
5種類のポイントから選んで貯められる
クレジットカード積立で最大5.0%のポイント還元
Vポイント、Pontaポイント、dポイント、JALマイル、PayPayポイントなど、5種類のポイントから選んで貯められるのも魅力です。クレジットカード積立では、三井住友カードで最大5.0%のポイント還元が受けられるため、実質的なコストを下げることができます。
SBI証券は、つみたてNISAの限度額を効率的に使い切りたい方に最もおすすめの証券会社です。

| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 口座数 | 約12,000,000口座 ※2025年1月時点 |
| 取引手数料 | 【ゼロコース】 国内株式(現物・信用):0円 かぶミニ®(単元未満株):0円 投資信託:0円 ※ゼロコース選択時。 ※一部、スプレッドや信託財産留保額が発生する場合があります。 |
| NISA対応 | 〇(新NISA対応) |
| つみたて投資枠取扱銘柄数 | 263銘柄 ※2025年4月24日時点 |
| 成長投資枠対象商品 | 国内株式 / 外国株式 / 投資信託(約1,345銘柄) |
| 投資信託 | 約2,550本 ※2025年4月24日時点 |
| 外国株 | 6カ国/米国株式(約4,500銘柄) |
| 取引ツール(PC) | マーケットスピード / マーケットスピード II / 楽天MT4 |
| スマホアプリ | iSPEED / iSPEED for iPad / iSPEED FX / iSPEED 先物 |
| 提携銀行口座 | 楽天銀行(マネーブリッジ) |
| ポイント投資・付与 | 楽天ポイント(投資信託 / 国内株式 / 米国株式<円貨決済>) |
| 口座開設スピード | 最短 翌営業日 |
楽天証券は、楽天経済圏を活用している方に特におすすめの証券会社です。口座数は約1,200万口座で、SBI証券に次ぐ業界2位の規模を誇ります。
楽天証券の特徴
楽天ポイントを使った投資ができる
楽天カードでのクレジットカード積立で0.5~1.0%のポイント還元
積立設定画面で年間の積立予定額が自動表示
40万円を超えないように設定できる仕組み
楽天証券の強みは、楽天ポイントを使った投資ができる点です。楽天カードでのクレジットカード積立では、積立額の0.5~1.0%の楽天ポイントが貯まり、そのポイントを投資に回すことができます。楽天市場での買い物で貯まったポイントも投資に使えるため、実質的な投資コストを下げることができます。
積立設定画面では、年間の積立予定額が自動的に表示され、40万円を超えないように設定できる仕組みになっています。積立額を入力すると、年間合計額がリアルタイムで表示されるため、限度額を超えるリスクを事前に防げます。
楽天証券は、楽天経済圏を活用している方や、ポイント投資に興味がある方に最適です。

| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 口座数 | 約2,700,000口座 ※2025年2月時点 |
| 取引手数料 | 【取引毎手数料コース】
|
| NISA対応 | 〇(日本株・米国株・中国株・投資信託の売買手数料が無料) |
| つみたて投資枠取扱銘柄数 | 〇(銘柄数は公式サイトで確認) |
| 成長投資枠対象商品 | 国内株 / 米国株 / 中国株 / 投資信託(約1,750本以上) |
| 投資信託 | 約1,800本(購入時手数料すべて無料) |
| 外国株 | 2カ国/米国株:約5,000銘柄以上(2025年1月27日時点) |
| 取引ツール(PC) | マネックストレーダー / 銘柄スカウター |
| スマホアプリ | マネックス証券アプリ / 米国株アプリ / 投信アプリ |
| 提携銀行口座 | マネックス証券専用銀行口座(詳細は公式サイトで確認) |
| ポイント投資・付与 | マネックスポイント / dポイント(投資信託の積立に利用可能) |
| 口座開設スピード | オンライン申込で最短翌営業日 |
マネックス証券は、米国株投資に強みを持つネット証券です。口座数は約270万口座で、米国株の取扱銘柄数は約5,000銘柄と業界トップクラスです。
マネックス証券の特徴
つみたてNISA対象商品は約217本
NISA非課税投資枠の残高が口座画面で常に確認可能
マネックスカードでのクレジットカード積立で1.1%のポイント還元
貯まったポイントはdポイントやAmazonギフトカードに交換可能
つみたてNISAでは、約217本の投資信託が対象となっており、低コストのインデックスファンドが充実しています。「NISA非課税投資枠」の残高が口座画面で常に確認できるため、あとどれくらい投資できるかが一目で分かります。
マネックスカードでのクレジットカード積立では、積立額の1.1%のマネックスポイントが貯まります。このポイント還元率は主要ネット証券の中でも高水準です。貯まったポイントは、dポイントやAmazonギフトカードなどに交換できます。
マネックス証券は、米国株投資にも興味がある方や、高いポイント還元率を求める方におすすめです。

| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 口座数 | 約1,670,000口座 ※2025年3月時点 |
| 取引手数料 | 【ボックスレート(1日定額制)】 1日の約定代金合計50万円まで:0円 50万円超:1,000円(税込1,100円)~※25歳以下なら約定代金に関わらず手数料無料 |
| NISA対応 | 〇(日本株、米国株、投資信託すべて売買手数料無料) |
| つみたて投資枠取扱銘柄数 | 〇(銘柄数は公式サイトで確認) |
| 成長投資枠対象商品 | 国内株 / 米国株 / 投資信託(約1,800本以上) |
| 投資信託 | 約1,900本以上(購入時手数料すべて無料) |
| 外国株 | 米国株:約4,900銘柄(2025年4月23日時点) |
| 取引ツール(PC) | ネットストック・ハイスピード(無料) |
| スマホアプリ | 日本株アプリ / 投信アプリ / 米国株アプリ(すべて無料) |
| 提携銀行口座 | MATSUI Bank(松井証券専用銀行) |
| ポイント投資・付与 | 松井証券ポイント(投資信託の積立に利用可能) |
| 口座開設スピード | 最短即日(スマートフォンによるオンライン申込) |
松井証券は、創業100年以上の歴史を持つ老舗証券会社で、口座数は約160万口座です。最大の特徴は、25歳以下の株式取引手数料が完全無料である点です。
松井証券の特徴
つみたてNISA対象商品は約250本
100円から1円単位で積立設定が可能
50万円以下の株式取引手数料が無料
ロボアドバイザー「投信工房」で自分に合った投資信託を提案
つみたてNISAでは、約250本の投資信託が対象となっており、100円から1円単位で積立設定ができます。また、50万円以下の株式取引手数料が無料なので、つみたてNISAと並行して個別株投資を始めたい方にも適しています。
松井証券の「投信アプリ」では、積立状況や運用成績を分かりやすく確認できます。また、ロボアドバイザー「投信工房」を使えば、自分に合った投資信託を提案してもらえるため、初心者でも安心して始められます。
松井証券は、25歳以下の若い世代や、手厚いサポートを求める初心者の方におすすめです。

| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 口座数 | 約1,800,000口座 ※2025年2月時点 |
| 取引手数料 | 【ワンショット手数料コース】 約定代金5万円以下:55円(税込) 約定代金50万円超:1,070円(税込)【一日定額手数料コース】 1日100万円まで:0円 1日300万円まで:2,750円(税込) 以降300万円ごとに:2,750円(税込)加算 |
| NISA対応 | 〇(日本株・米国株・投資信託の売買手数料が無料) |
| つみたて投資枠取扱銘柄数 | 251銘柄(2025年4月時点) |
| 成長投資枠対象商品 | 国内株 / 米国株 / 投資信託(1,155銘柄) |
| 投資信託 | 約1,853本(購入時手数料すべて無料) |
| 外国株 | 米国株:約1,050銘柄(2025年4月時点) |
| 取引ツール(PC) | kabuステーション / 銘柄スカウター |
| スマホアプリ | 三菱UFJ eスマート証券アプリ / 米国株アプリ / 投信アプリ |
| 提携銀行口座 | 三菱UFJ銀行 / auじぶん銀行 |
| ポイント投資・付与 | Pontaポイント(投資信託の積立に利用可能) |
| 口座開設スピード | 最短翌営業日(スマートフォンによるオンライン申込) |
三菱UFJeスマート証券は、三菱UFJフィナンシャル・グループの一員であるネット証券です。口座数は約40万口座で、大手金融グループの安心感が魅力です。
三菱UFJeスマート証券の特徴
つみたてNISA対象商品は約250本
100円から1円単位で積立設定が可能
三菱UFJポイントが貯まる
「プチ株」で1株から株式を購入可能
つみたてNISAでは、約250本の投資信託が対象となっており、100円から1円単位で積立設定ができます。三菱UFJポイントが貯まる仕組みになっており、貯まったポイントは三菱UFJ銀行の振込手数料などに利用できます。
また、「プチ株」という単元未満株取引サービスがあり、1株から株式を購入できます。つみたてNISAと並行して、少額から個別株投資を始めたい方に適しています。
三菱UFJeスマート証券は、大手金融グループの安心感を重視する方や、三菱UFJ銀行をメインバンクとして利用している方におすすめです。
つみたてNISAの年間限度額は40万円、月額は33,333円です。この限度額を使い切る方法として、毎月定額を積み立てる方法、ボーナス設定を活用する方法、年の途中から始めた場合の調整方法の3つを紹介しました。
限度額を使い切ることで、複利効果の最大化、非課税メリットの活用、長期的な資産形成の加速といったメリットが得られます。ただし、無理に使い切る必要はなく、生活資金を確保した上で、自分に合った金額で投資することが最も重要です。
2024年からの新NISA制度では、つみたて投資枠が年間120万円に拡大され、成長投資枠240万円と併用すれば年間360万円まで投資可能になります。生涯非課税限度額は1,800万円で、長期的な資産形成の強力な味方となるでしょう。
限度額管理には、SBI証券の「NISA枠ぎりぎり注文」などの便利な機能を活用するのがおすすめです。楽天証券、マネックス証券、松井証券、三菱UFJeスマート証券など、それぞれ特徴のある証券会社から、自分に合ったところを選びましょう。
なお、投資には元本割れのリスクがあります。最終的な投資判断はご自身の責任で行ってください。詳しくは各証券会社の公式サイトでご確認いただくか、専門家にご相談ください。
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