三菱UFJ eスマート証券(旧カブコム)の評判|特徴と使い方

つみたてNISAを始めたいけれど、実際にどれくらいの利回りが期待できるのか気になりますよね。
金融庁のデータによると、つみたてNISA対象の投資信託の平均利回りは年率2~8%程度とされています。ただし、この数値は過去の実績であり、将来の運用成果を保証するものではありません。
この記事では、つみたてNISAの平均利回りの実態から計算方法、積立額別のシミュレーション、利回りを高めるポイントまで、初心者の方にも分かりやすく解説します。
自分に合った運用戦略を見つけて、着実な資産形成を始めましょう。
目次
つみたてNISAの平均利回りはどれくらい?
つみたてNISAで資産形成を始める前に、まず知っておきたいのが「実際にどれくらいの利回りが期待できるのか」という点です。
金融庁が公表しているデータや、実際の運用実績から、つみたてNISAの平均的な利回りについて見ていきましょう。
金融庁の「つみたてNISA早わかりガイドブック」によると、長期・積立・分散投資を行った場合の年平均利回りは2~8%程度とされています。
この数値は、過去20年間の国内外の株式や債券に分散投資した場合のシミュレーション結果に基づいています。
投資対象別の期待利回り
国内外株式インデックスファンド:年率4~6%程度
バランス型ファンド(株式+債券):年率2~4%程度
ただし、これらはあくまで過去のデータに基づく参考値であり、将来の運用成果を約束するものではありません。
実際の運用では、経済情勢や市場環境によって利回りは大きく変動します。リーマンショックやコロナショックのような金融危機時には一時的にマイナスになることもありますが、長期的に保有し続けることで、平均的なリターンに近づいていく傾向があります。
利回りとは、投資した金額に対してどれだけの利益が得られたかを示す割合のことです。
年間の利益を投資元本で割って、パーセンテージで表します。
例えば、100万円を投資して1年後に105万円になった場合、利回りは5%となります。計算式は「(105万円 – 100万円)÷ 100万円 × 100 = 5%」です。
つみたてNISAのように定期的に積み立てる場合は、複利効果によって資産が雪だるま式に増えていく可能性があります。
似た用語に「リターン」や「騰落率」がありますが、利回りは通常、年率換算した数値を指します。また、「トータルリターン」は投資期間全体での収益率を示すもので、利回りとは計算方法が異なります。投資信託の運用実績を見る際は、これらの用語の違いを理解しておくことが大切です。
つみたてNISAの利回りの計算方法
自分の運用成績が良いのか悪いのかを判断するには、利回りの計算方法を理解しておく必要があります。
ここでは、具体的な計算式と、つみたてNISAならではの注意点について解説します。
つみたてNISAのように毎月積み立てる場合の利回り計算は、一括投資とは異なり少し複雑です。
最も簡単な方法は、証券会社が提供している管理画面で「トータルリターン」を確認し、それを年率に換算することです。
基本的な計算式
年間利回り(%)=(現在の評価額 – 投資元本)÷ 投資元本 ÷ 運用年数 × 100
具体例を見てみましょう。毎月3万円を3年間(合計108万円)積み立てて、現在の評価額が120万円の場合、利回りは「(120万円 – 108万円)÷ 108万円 ÷ 3年 × 100 = 約3.7%」となります。
ただし、この計算は簡易的なもので、厳密には複利計算や積立タイミングを考慮する必要があります。
より正確な利回りを知りたい場合は、証券会社の管理画面で「年率換算リターン」や「IRR(内部収益率)」を確認するのがおすすめです。多くの証券会社では、これらの数値を自動で計算して表示してくれます。
証券会社の管理画面でよく目にする「トータルリターン」は、投資開始から現在までの総合的な収益率を示すものです。
一方、利回りは通常、年率換算した数値を指します。
例えば、3年間で投資元本100万円が120万円になった場合、トータルリターンは20%(+20万円)ですが、年平均利回りは約6.3%となります。
トータルリターンは期間全体の成果を把握しやすい一方、利回りは他の投資商品と比較しやすいというメリットがあります。
つみたてNISAの運用成績を評価する際は、両方の数値を確認することで、より正確な判断ができます。特に、異なる期間で運用している複数の商品を比較する場合は、年率換算した利回りで比較するのが適切です。
積立額別|20年後の資産シミュレーション
つみたてNISAを20年間継続した場合、将来いくらになるのか気になりますよね。
ここでは、積立額別に具体的なシミュレーション結果をご紹介します。利回りを3%、5%、7%の3パターンで計算していますので、ご自身の目標に合わせて参考にしてください。
毎月5,000円を20年間積み立てた場合、投資元本は120万円になります。
少額でも長期間継続することで、複利効果により元本の1.4~2.2倍程度に増える可能性があります。
毎月1万円を20年間積み立てた場合、投資元本は240万円になります。
毎月5,000円の場合と比べて、単純に2倍の資産形成が期待できます。
毎月3万円を20年間積み立てた場合、投資元本は720万円になります。
利回り5%以上を維持できれば、20年後には1,000万円を超える資産形成が期待できます。
毎月5万円を20年間積み立てた場合、投資元本は1,200万円になります。
つみたてNISAの年間投資枠120万円を最大限活用することで、老後資金として十分な金額を準備できる可能性があります。
つみたてNISAの最大のメリットは、運用益が非課税になることです。
通常、投資信託の利益には20.315%の税金がかかりますが、つみたてNISAではこれが免除されます。
例えば、毎月3万円を20年間積み立てて、利回り5%で約1,233万円になった場合、運用益は約513万円です。通常の課税口座であれば、この運用益に対して約104万円の税金がかかりますが、つみたてNISAではこれが全額非課税となります。
長期運用すればするほど、この非課税メリットは大きくなります。
代表的な銘柄の利回り実績
つみたてNISAで選べる投資信託の中から、代表的な銘柄の過去の利回り実績をご紹介します。
銘柄選びの参考にしてください。ただし、過去の実績は将来の運用成果を保証するものではありません。
S&P500は、米国の代表的な500社の株価を指数化したもので、つみたてNISAで最も人気の高い投資対象の一つです。
代表的な銘柄には「eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)」や「SBI・V・S&P500インデックス・ファンド」があります。
S&P500の実績
過去10年間の年平均リターン:約12~14%
長期的な期待値:年率7~9%程度
信託報酬:0.09~0.1%程度
過去10年間の高いパフォーマンスは、コロナ後の株価上昇の影響が大きいためです。長期的には年率7~9%程度が期待値とされています。
全世界株式インデックスファンドは、日本を含む世界中の株式に分散投資できる商品です。
代表的な銘柄には「eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)」や「楽天・全世界株式インデックス・ファンド」があります。
全世界株式の実績
過去10年間の年平均リターン:約9~11%
信託報酬:0.05~0.11%程度
S&P500と比べるとリターンはやや低めですが、地域分散によりリスクを抑えられるメリットがあります。「どの地域が成長するか分からない」という方には、全世界株式がおすすめです。
バランス型ファンドは、株式と債券を組み合わせた商品で、リスクを抑えた運用をしたい方に適しています。
代表的な銘柄には「eMAXIS Slim バランス(8資産均等型)」などがあります。
バランス型の実績
過去10年間の年平均リターン:約4~6%
信託報酬:0.15~0.2%程度
株式100%の商品と比べると控えめですが、価格変動が小さく安定した運用が期待できます。「大きな値動きは避けたい」「退職が近い」という方には、バランス型ファンドが向いています。
利回りを高める3つのポイント
つみたてNISAで効率的に資産を増やすには、いくつかのポイントを押さえることが大切です。
ここでは、利回りを高めるための具体的な方法を3つご紹介します。
信託報酬とは、投資信託を保有している間に毎年かかる手数料のことです。
この手数料は運用成績から自動的に差し引かれるため、信託報酬が高いほど実質的な利回りは低くなります。
例えば、年率5%の利回りが期待できるファンドでも、信託報酬が1%かかれば実質利回りは4%になります。一方、信託報酬が0.1%のファンドなら実質利回りは4.9%です。
20年間運用すると、この差は数十万円から数百万円の違いになることもあります。
つみたてNISA対象のインデックスファンドには、信託報酬0.1%以下の優良商品が多数あります。「eMAXIS Slimシリーズ」や「SBI・Vシリーズ」などが代表例です。同じ投資対象であれば、できるだけ信託報酬の低いファンドを選ぶことが、長期的な利回り向上につながります。
つみたてNISAで利回りを高めるために最も重要なのが、長期投資の継続です。
短期的には株価が下落することもありますが、長期的には経済成長に伴って上昇する傾向があります。
金融庁のデータによると、国内外の株式・債券に分散投資した場合、保有期間5年では元本割れする可能性がありますが、20年保有すればほぼ全ての期間でプラスのリターンになっています。
市場が暴落した時こそ、冷静に積立を継続することが大切です。価格が下がった時に多くの口数を購入できるため、その後の回復局面で大きなリターンが期待できます。「長期・積立・分散」の原則を守り、20年間しっかりと継続しましょう。
分散投資とは、複数の資産や地域に投資することで、リスクを分散させる方法です。
一つの銘柄や地域に集中投資すると、その市場が不調の時に大きな損失を被る可能性があります。
つみたてNISAでは、全世界株式インデックスファンドや8資産均等型バランスファンドなど、自動的に分散投資ができる商品が用意されています。これらの商品を選ぶことで、個別に複数の銘柄を購入する手間なく、効率的に分散投資ができます。
また、時間分散も重要です。毎月一定額を積み立てることで、高値の時には少なく、安値の時には多く購入する「ドルコスト平均法」の効果が得られます。この方法により、平均購入単価を抑えることができ、長期的な利回り向上につながります。
年代別・目的別|おすすめの利回り設定
つみたてNISAの運用戦略は、年齢やライフステージによって変えるべきです。
ここでは、年代別におすすめの利回り目標と商品選びのポイントをご紹介します。
具体的には、S&P500や全世界株式などの株式100%のインデックスファンドが適しています。短期的には価格が大きく変動することもありますが、長期的には高いリターンが期待できます。
この年代は、一時的な含み損にも余裕を持って対応できるため、リスクを取った運用が可能です。
毎月3万円を30年間、年率5%で運用できれば、約2,500万円の資産形成が期待できます。若いうちから始めることで、複利効果を最大限に活かせます。
具体的には、株式と債券を組み合わせたバランス型ファンドや、株式比率を70~80%程度に抑えた商品が適しています。
全世界株式インデックスファンドをメインにしつつ、一部をバランス型ファンドで安定運用するのも良い戦略です。
この年代は、子どもの教育費や住宅ローンなど、支出が多い時期でもあります。無理のない金額で積立を継続し、市場が大きく下落した時にも慌てて売却しないよう、リスク許容度に合った商品を選びましょう。
具体的には、バランス型ファンド(株式比率30~50%)や、債券比率の高い商品が適しています。
大きな値動きを避け、安定した運用を心がけることが大切です。また、つみたてNISAで積み立てた資産を、少しずつ取り崩していく出口戦略も考える時期です。
ただし、人生100年時代と言われる現代では、60代でもまだ30~40年の人生が残っています。全てを安全資産に移すのではなく、一部は株式で運用を続けることも検討しましょう。自分のリスク許容度と相談しながら、適切なバランスを見つけることが重要です。
つみたてNISAにおすすめの証券会社5社
つみたてNISAを始めるには、証券会社で口座を開設する必要があります。
ここでは、取扱商品数やサービス内容、ポイント還元などの観点から、おすすめの証券会社5社をご紹介します。

| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 口座数 | 約15,000,000口座 ※2025年11月25日時点(SBIネオモバイル証券など含む) |
| 取引手数料 | 【スタンダードプラン(1注文ごと)】 取引金額に関係なく0円【アクティブプラン(1日定額制)】 1日100万円以下の取引:0円※現物取引・信用取引・単元未満株(S株)もすべて対象です。 |
| NISA対応 | 〇 |
| つみたて投資枠取扱銘柄数 | 〇(259銘柄)※2025年3月3日時点 |
| 成長投資枠対象商品 | 国内株 / 外国株 / 投資信託(約1,329銘柄 ※2025年3月3日時点) |
| 投資信託 | 約2,550本 ※2025年3月3日時点 |
| 外国株 | 8カ国/米国株式(5,000銘柄) |
| 取引ツール(PC) | HYPER SBI 2 / HYPER SBI / SBI CFDトレーダー |
| スマホアプリ | SBI証券 株アプリ / 米国株アプリ / かんたん積立 / HYPER FX / HYPER 先物 / HYPER CFD |
| 提携銀行口座 | SBI新生銀行 / 住信SBIネット銀行 |
| ポイント投資・付与 | Pontaポイント / dポイント / Vポイント(クレカ積立) |
| 口座開設スピード | 最短 翌営業日 |
SBI証券の特徴
つみたてNISA対象商品:約271本(業界最多水準)
クレカ積立ポイント還元:最大5%
選べるポイント:5種類(Vポイント、Pontaポイント、dポイント、JALポイント、PayPayポイント)
SBI証券は、つみたてNISA対象商品が約271本と業界最多水準で、幅広い選択肢から自分に合った商品を選べます。
クレジットカード積立では、三井住友カードで最大5%のポイント還元があり、積立額が多い方ほどお得です。
口座数は約1,500万口座と国内最大級で、初心者から上級者まで幅広く支持されています。取引ツールも充実しており、スマホアプリ「SBI証券アプリ」は使いやすいと評判です。

| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 口座数 | 約12,000,000口座 ※2025年1月時点 |
| 取引手数料 | 【ゼロコース】 国内株式(現物・信用):0円 かぶミニ®(単元未満株):0円 投資信託:0円 ※ゼロコース選択時。 ※一部、スプレッドや信託財産留保額が発生する場合があります。 |
| NISA対応 | 〇(新NISA対応) |
| つみたて投資枠取扱銘柄数 | 263銘柄 ※2025年4月24日時点 |
| 成長投資枠対象商品 | 国内株式 / 外国株式 / 投資信託(約1,345銘柄) |
| 投資信託 | 約2,550本 ※2025年4月24日時点 |
| 外国株 | 6カ国/米国株式(約4,500銘柄) |
| 取引ツール(PC) | マーケットスピード / マーケットスピード II / 楽天MT4 |
| スマホアプリ | iSPEED / iSPEED for iPad / iSPEED FX / iSPEED 先物 |
| 提携銀行口座 | 楽天銀行(マネーブリッジ) |
| ポイント投資・付与 | 楽天ポイント(投資信託 / 国内株式 / 米国株式<円貨決済>) |
| 口座開設スピード | 最短 翌営業日 |
楽天証券の特徴
つみたてNISA対象商品:約200本
クレカ積立ポイント還元:最大1%
楽天ポイントで投資信託が買える
楽天証券は、楽天カードや楽天銀行など、楽天グループのサービスを利用している方に特におすすめです。
楽天カードでクレジットカード積立をすると、最大1%の楽天ポイントが貯まります。貯まったポイントは投資信託の購入にも使えるため、ポイント投資で資産形成を加速できます。
楽天銀行との連携サービス「マネーブリッジ」を利用すると、普通預金金利が優遇されるメリットもあります。楽天経済圏でポイントを効率的に貯めたい方には最適な証券会社です。

| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 口座数 | 約2,700,000口座 ※2025年2月時点 |
| 取引手数料 | 【取引毎手数料コース】
|
| NISA対応 | 〇(日本株・米国株・中国株・投資信託の売買手数料が無料) |
| つみたて投資枠取扱銘柄数 | 〇(銘柄数は公式サイトで確認) |
| 成長投資枠対象商品 | 国内株 / 米国株 / 中国株 / 投資信託(約1,750本以上) |
| 投資信託 | 約1,800本(購入時手数料すべて無料) |
| 外国株 | 2カ国/米国株:約5,000銘柄以上(2025年1月27日時点) |
| 取引ツール(PC) | マネックストレーダー / 銘柄スカウター |
| スマホアプリ | マネックス証券アプリ / 米国株アプリ / 投信アプリ |
| 提携銀行口座 | マネックス証券専用銀行口座(詳細は公式サイトで確認) |
| ポイント投資・付与 | マネックスポイント / dポイント(投資信託の積立に利用可能) |
| 口座開設スピード | オンライン申込で最短翌営業日 |
マネックス証券の特徴
つみたてNISA対象商品:約217本
クレカ積立ポイント還元:最大1.1%(業界トップクラス)
米国株取扱銘柄数:約5,000銘柄
マネックス証券は、米国株の取扱銘柄数が約5,000銘柄と豊富で、将来的に米国個別株への投資を考えている方におすすめです。
マネックスカードでのクレジットカード積立では、最大1.1%のポイント還元があり、還元率は業界トップクラスです。貯まったマネックスポイントは、dポイントや他のポイントに交換できます。
投資情報やレポートも充実しており、学びながら投資したい初心者の方にも適しています。

| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 口座数 | 約1,670,000口座 ※2025年3月時点 |
| 取引手数料 | 【ボックスレート(1日定額制)】 1日の約定代金合計50万円まで:0円 50万円超:1,000円(税込1,100円)~※25歳以下なら約定代金に関わらず手数料無料 |
| NISA対応 | 〇(日本株、米国株、投資信託すべて売買手数料無料) |
| つみたて投資枠取扱銘柄数 | 〇(銘柄数は公式サイトで確認) |
| 成長投資枠対象商品 | 国内株 / 米国株 / 投資信託(約1,800本以上) |
| 投資信託 | 約1,900本以上(購入時手数料すべて無料) |
| 外国株 | 米国株:約4,900銘柄(2025年4月23日時点) |
| 取引ツール(PC) | ネットストック・ハイスピード(無料) |
| スマホアプリ | 日本株アプリ / 投信アプリ / 米国株アプリ(すべて無料) |
| 提携銀行口座 | MATSUI Bank(松井証券専用銀行) |
| ポイント投資・付与 | 松井証券ポイント(投資信託の積立に利用可能) |
| 口座開設スピード | 最短即日(スマートフォンによるオンライン申込) |
松井証券の特徴
つみたてNISA対象商品:約250本
25歳以下は現物・信用取引手数料無料
電話サポートが丁寧(創業100年以上の老舗)
松井証券は、創業100年以上の歴史を持つ老舗証券会社で、サポート体制が充実しています。
電話サポートの対応が丁寧で、初心者の方でも安心して相談できると評判です。25歳以下の方は、現物取引・信用取引の手数料が無料になる特典があり、若い世代には特におすすめです。
スマホアプリ「日本株アプリ」はシンプルで使いやすく、投資初心者でも直感的に操作できます。

| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 口座数 | 約1,800,000口座 ※2025年2月時点 |
| 取引手数料 | 【ワンショット手数料コース】 約定代金5万円以下:55円(税込) 約定代金50万円超:1,070円(税込)【一日定額手数料コース】 1日100万円まで:0円 1日300万円まで:2,750円(税込) 以降300万円ごとに:2,750円(税込)加算 |
| NISA対応 | 〇(日本株・米国株・投資信託の売買手数料が無料) |
| つみたて投資枠取扱銘柄数 | 251銘柄(2025年4月時点) |
| 成長投資枠対象商品 | 国内株 / 米国株 / 投資信託(1,155銘柄) |
| 投資信託 | 約1,853本(購入時手数料すべて無料) |
| 外国株 | 米国株:約1,050銘柄(2025年4月時点) |
| 取引ツール(PC) | kabuステーション / 銘柄スカウター |
| スマホアプリ | 三菱UFJ eスマート証券アプリ / 米国株アプリ / 投信アプリ |
| 提携銀行口座 | 三菱UFJ銀行 / auじぶん銀行 |
| ポイント投資・付与 | Pontaポイント(投資信託の積立に利用可能) |
| 口座開設スピード | 最短翌営業日(スマートフォンによるオンライン申込) |
三菱UFJeスマート証券の特徴
つみたてNISA対象商品:約250本
クレカ積立ポイント還元:最大1%
三菱UFJグループの安心感
三菱UFJeスマート証券(旧auカブコム証券)は、三菱UFJフィナンシャル・グループの一員で、大手金融グループの安心感があります。
au PAYカードでのクレジットカード積立では、最大1%の三菱UFJポイントが貯まります。au経済圏を利用している方には特にメリットが大きいです。
取引ツール「kabuステーション®」は高機能で、チャート分析や情報収集に優れています。三菱UFJグループの安心感を重視する方におすすめの証券会社です。
利回りが下がった時の対処法
つみたてNISAで運用していると、市場の変動により一時的に利回りが下がったり、含み損を抱えたりすることがあります。
そんな時にどう対処すべきか、具体的な方法をご紹介します。
投資信託の価格は、経済情勢や市場心理によって日々変動します。特に株式市場は、短期的には大きく上下することがあります。
しかし、つみたてNISAは20年という長期運用を前提とした制度です。短期的な値動きに一喜一憂せず、冷静に長期視点を保つことが大切です。
過去のデータを見ると、リーマンショックやコロナショックなどの金融危機時には一時的に大きく下落しましたが、その後数年で回復し、さらに上昇しています。市場が下落した時こそ、慌てて売却せず、むしろ「安く買えるチャンス」と捉えることが重要です。
日々の価格変動をチェックしすぎると、精神的なストレスになります。月に1回程度、運用状況を確認する程度にとどめ、長期的な視点で資産形成を続けましょう。
市場が下落している時こそ、積立を継続することが重要です。
価格が下がっている時に購入することで、より多くの口数を買うことができ、その後の回復局面で大きなリターンが期待できます。これを「ドルコスト平均法」と言います。
例えば、基準価額が10,000円の時に1万円で1口購入できますが、5,000円に下がった時には2口購入できます。その後、価格が7,500円に回復すれば、平均購入単価は約6,667円となり、すでにプラスになります。
多くの投資家が市場下落時に積立をやめてしまい、後悔するケースが多いです。つみたてNISAの最大のメリットは、自動的に積立が継続されることです。この仕組みを活かし、市場が不調の時こそ積立を継続しましょう。
基本的には長期保有が原則ですが、場合によってはポートフォリオの見直しが必要なこともあります。
見直しを検討すべきタイミングは、ライフステージの変化時です。結婚、出産、住宅購入、退職などの大きなイベントがあった時は、リスク許容度が変わっている可能性があります。
また、投資信託の運用方針が大きく変更された場合や、信託報酬が引き上げられた場合も見直しのタイミングです。同じ投資対象で、より信託報酬の低い商品が登場した場合は、乗り換えを検討しても良いでしょう。
ただし、短期的な運用成績の良し悪しだけで頻繁に銘柄を変更するのは避けるべきです。売却時に利益が出ていれば税金がかかりますし、新しい商品が必ずしも良いとは限りません。見直しは年に1回程度にとどめ、基本的には長期保有を心がけましょう。
平均利回りで銘柄を選ぶときの注意点
つみたてNISAで銘柄を選ぶ際、過去の平均利回りは重要な判断材料の一つです。
しかし、利回りだけで判断すると失敗する可能性があります。ここでは、銘柄選びの際に注意すべきポイントをご紹介します。
投資信託の販売資料には必ず「過去の運用実績は将来の運用成果を保証するものではありません」という注意書きがあります。これは非常に重要なポイントです。
過去10年間で高いリターンを出していた商品が、今後も同じように良い成績を出すとは限りません。
例えば、米国株式は過去10年間で年率10%以上の高いリターンを記録していますが、これはコロナ後の金融緩和や株価上昇の影響が大きいためです。今後も同じペースで成長が続く保証はありません。
過去の実績はあくまで参考情報として捉え、将来の経済見通しや自分のリスク許容度も考慮して判断しましょう。
一般的に、高いリターンが期待できる商品は、その分リスクも高くなります。これは投資の基本原則です。
過去の平均利回りが10%を超えるような商品は、価格変動も大きく、場合によっては大きな含み損を抱える可能性があります。
例えば、新興国株式ファンドは高いリターンが期待できる一方、政治リスクや為替リスクが大きく、価格変動も激しい傾向があります。
「自分が夜安心して眠れるリスクレベル」を基準に商品を選ぶことが大切です。高いリターンを追求するあまり、自分のリスク許容度を超えた商品を選ばないよう注意しましょう。
平均利回りを比較する際は、信託報酬などのコストも必ず確認しましょう。
同じ投資対象の商品でも、信託報酬が異なれば実質的なリターンも変わってきます。特に長期投資では、わずかなコストの差が大きな影響を与えます。
例えば、同じS&P500に投資する商品でも、信託報酬が0.09%の商品と0.5%の商品では、20年間で数十万円の差が生まれることもあります。
購入時手数料(販売手数料)がかかる商品もありますが、つみたてNISA対象商品は全て購入時手数料が無料なので、この点は心配不要です。商品選びの際は、目論見書でコスト構造をしっかり確認し、できるだけ低コストの商品を選ぶことが、長期的な利回り向上につながります。
はい、つみたてNISAで元本割れする可能性はあります。つみたてNISAは投資信託を通じて株式や債券に投資する制度であり、預金のように元本が保証されているわけではありません。
ただし、金融庁のデータによると、国内外の株式・債券に分散投資し、20年間保有し続けた場合、過去のデータではほぼ全ての期間でプラスのリターンになっています。短期的には元本割れのリスクがありますが、長期投資を継続することでリスクは軽減される傾向があります。
利回りは、証券会社の管理画面やスマホアプリで確認できます。多くの証券会社では、「トータルリターン」「評価損益」「年率換算リターン」などの項目で運用成績を表示しています。
また、各投資信託の公式サイトや、運用会社のホームページでも過去の運用実績を確認できます。自分の運用成績を定期的にチェックし、目標とする利回りに近づいているか確認することが大切です。
2024年から始まった新NISA制度では、非課税保有期間が無期限化され、年間投資枠も拡大されましたが、投資信託そのものの利回りが変わるわけではありません。利回りは投資する商品の運用成績によって決まるため、制度変更の影響は直接受けません。
ただし、非課税保有期間が無期限になったことで、より長期的な視点で運用できるようになり、複利効果を最大限に活かせるメリットがあります。
はい、つみたてNISAで積み立てる銘柄は途中で変更できます。現在積み立てている銘柄を売却せずに、新しい銘柄の積立設定を追加したり、既存の積立設定を停止して別の銘柄に変更したりすることが可能です。
ただし、既に保有している投資信託を売却して別の商品に乗り換える場合、その年の非課税投資枠を使ってしまうため注意が必要です。基本的には長期保有を前提とし、ライフステージの変化や運用方針の見直しが必要な時にのみ変更を検討しましょう。
つみたてNISAの平均利回りは年率2~8%程度とされていますが、これは過去の実績に基づく参考値であり、将来の運用成果を保証するものではありません。
長期・積立・分散投資の原則を守り、信託報酬の低いインデックスファンドを選ぶことで、効率的な資産形成が期待できます。
毎月3万円を20年間、年率5%で運用できれば約1,233万円になる可能性があり、非課税メリットも含めると100万円以上の節税効果が得られます。
市場が下落した時も慌てず、積立を継続することが長期的なリターン向上につながります。
つみたてNISAは20年という長期運用を前提とした制度です。自分のライフプランに合わせた運用を継続することが、成功への近道です。
なお、投資には元本割れのリスクがあります。最終的な投資判断はご自身の責任で行ってください。
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