NISA口座を放置したらどうなる?今からでも遅くない活用法

「インドの経済成長に投資したいけれど、どのETFを選べばいいか分からない」と悩んでいませんか。
インドは2028年には世界第3位の経済大国になると予測されており、投資家から注目を集めています。
しかし、日本から購入できるインドETFは国内上場・海外上場を合わせて11種類もあり、それぞれ連動する指数や信託報酬が異なります。
この記事では、全11種類のインドETFを徹底比較し、初心者から上級者まで自分に合ったETFを選ぶポイントを分かりやすく解説します。
インドETF投資で失敗しないための選び方から、具体的な購入手順まで、この記事を読めばすべて分かります。
目次
インドETFとは?
インドETFは、インド株式市場に上場する企業に分散投資できる上場投資信託です。個別株を選ぶ手間なく、インド経済全体の成長を取り込めるのが最大の魅力です。
ETF(上場投資信託)は、株式と同じように証券取引所で売買できる投資信託です。インドETFは、Nifty50やSENSEXといったインドの株価指数に連動するように運用されており、1つのETFを購入するだけで数十社のインド企業に分散投資できます。
国内上場のインドETFなら、日本円で日本時間に取引できるため、外貨への両替や時差を気にする必要がありません。一方、米国上場のETFは銘柄数が多く、より多様な選択肢から選べるメリットがあります。
IMFの予測によると、インドのGDPは2028年には日本を抜いて世界第4位の経済大国になると予想されています。その背景には、人口増加と若い労働力、政府によるインフラ投資の拡大があります。
2023年にインドの人口が世界No.1となり、特に15歳~64歳の働く世代が多く、今後も増加が見込まれています。働き盛りの世代が増えることで、消費が拡大し、経済成長が持続すると期待されています。
過去20年においてインド株指数であるNifty50は約11倍となり、S&P500やMSCIオールカントリーワールド・インデックスを上回るパフォーマンスでした。ただし、新興国投資特有のリスクもあるため、分散投資の一部として組み入れるのが賢明です。
日本から購入できるインドETF全11種類を比較
日本の証券会社を通じて購入できるインドETFは、国内上場6銘柄と海外上場5銘柄の合計11種類です。それぞれ連動する指数、信託報酬、純資産総額が異なるため、自分の投資目的に合ったETFを選ぶことが重要です。
国内上場ETFは東京証券取引所に上場しており、日本円で日本時間に取引できるのが最大のメリットです。為替手数料や時差を気にせず、日本株と同じ感覚で売買できます。
野村アセットマネジメントが運用する、国内で最も歴史のあるインドETFです。2009年11月26日に上場し、信託報酬は年率1.045%です。Nifty50指数(税引後配当込み)の円換算値との連動を目指しています。
純資産総額が大きく、流動性も高いため、初心者でも安心して取引できます。ただし、信託報酬は後発のETFと比べるとやや高めです。
ブラックロック・ジャパンが2024年6月12日に上場したETFで、信託報酬は年率0.385%(税込み)程度と、国内上場インドETFの中で最低水準です。Nifty 50指数(税引後配当込み、国内投信用、円建て)に連動します。
東京証券取引所(東証)に上場している円建てのインド株のファンドで、日本株と同じように日本時間で取引でき、NISAにおける「成長投資枠」の対象ファンドとして投資ができます。低コストで長期投資に適しています。
大和アセットマネジメントが管理会社の「iFreeETF インドNifty50」が2024年8月20日に上場しました。現物のインド株に投資するETFとしては国内で初という特徴があります。Nifty50指数(配当込み、円ベース)に連動し、信託報酬も低水準です。
機関投資家や新NISA(少額投資非課税制度)を追い風にした個人の活用が見込まれています。
2024年5月23日にグローバルX インド・トップ10+ ETF(銘柄コード:188A)が新規上場しました。インドの経済成長に伴い恩恵が期待される9つのセクターを投資対象とし、各セクターを代表する大型の15銘柄を選定しています。
Mirae Asset India Select Top 10+ Index(配当込み、円換算ベース)に連動し、信託報酬(税込)は0.4125%です。代表的なインド株式指数と比較して優れたパフォーマンスを発揮しており、効率的にインド経済の成長を享受できる可能性があります。
レバレッジ型ETFで、Nifty50指数の日々の値動きの2倍の投資成果を目指します。上昇局面では大きな利益を狙えますが、下落時の損失も2倍になるため、リスク許容度の高い上級者向けです。
長期保有には適さず、短期トレード用のETFと考えるべきです。レバレッジ型ETFは価格変動が大きいため、投資判断は慎重に行ってください。
ボンベイ証券取引所に上場するSENSEX指数に連動するETFです。Nifty50とは異なる取引所の指数に連動するため、分散効果を高めたい投資家に適しています。
SENSEX指数は30銘柄で構成されており、Nifty50(50銘柄)よりも大型株に集中した指数です。
海外上場ETFは、米国や香港の証券取引所に上場しているETFです。国内ETFよりも銘柄数が多く、信託報酬が低い傾向がありますが、為替手数料や外国税がかかる点に注意が必要です。
米国上場のETFで、インド企業の中でも収益性の高い企業を選定して投資します。配当利回りを重視する投資家に適しており、インカムゲインを狙えるETFです。
ティッカーシンボルは「EPI」で、米国株を取り扱う証券会社で購入できます。
iシェアーズMSCIインドETFは、米国籍のETF(上場投資信託)で、MSCIインド・インデックスの価格および利回り(手数料・費用控除前)に概ね連動する投資成果を目指します。経費率は0.62%です。
米国上場のインドETFの中では純資産総額が大きく、流動性が高いため、売買しやすいETFです。
香港証券取引所に上場するインドETFで、MSCI India Indexに連動します。香港ドル建てで取引されるため、為替リスクは米ドル建てETFとは異なります。
香港株を取り扱う証券会社で購入できますが、取扱証券会社が限られる点に注意が必要です。
米国上場のETFで、Nifty50指数に連動します。国内上場のNifty50連動ETFと同じ指数に連動しますが、米ドル建てで取引されるため、為替の影響を受けます。
経費率は国内上場ETFよりも低い傾向がありますが、為替手数料や外国税を考慮する必要があります。
インドの小型株に特化したETFで、MSCI India Small Cap Indexに連動します。大型株中心のETFよりも成長性が高い一方、価格変動も大きくなる傾向があります。
インド経済の成長をより積極的に取り込みたい上級者向けのETFです。
インドETFを選ぶ5つのポイント
インドETFは11種類もあるため、どれを選べばいいか迷う方も多いでしょう。ここでは、自分に合ったETFを選ぶための5つのポイントを解説します。
信託報酬は、ETFを保有している間ずっとかかる費用です。年率0.1%の差でも、長期投資では大きな差になります。
国内上場ETFでは、iシェアーズ Nifty 50 インド株 ETF(201A)の0.385%が最低水準です。一方、NEXT FUNDS インド株式指数(1678)は1.045%と、約0.66%の差があります。
20年間保有した場合、この差は複利効果で10%以上の差になる可能性があります。長期投資を考えるなら、信託報酬の低いETFを選ぶことが重要です。
インドETFが連動する主な指数は、Nifty50、SENSEX、MSCI Indiaの3つです。Nifty50はインドのナショナル証券取引所に上場する大型株50銘柄、SENSEXはボンベイ証券取引所に上場する大型株30銘柄で構成されています。
Nifty50とSENSEXは構成銘柄が似ていますが、取引所が異なるため、若干のパフォーマンス差が出ることがあります。MSCI Indiaはより幅広い銘柄をカバーしており、中型株も含まれます。
初心者には、最もメジャーなNifty50連動ETFがおすすめです。
国内ETFは日本円で取引でき、為替手数料がかからないのがメリットです。一方、海外ETFは信託報酬が低く、銘柄数が多いのがメリットです。
初心者や手軽に投資したい方は国内ETF、コストを重視し外国株投資に慣れている方は海外ETFが向いています。
海外ETFは配当金に外国税がかかるため、確定申告で外国税額控除の手続きが必要になる場合があります。
純資産総額が大きいETFは、運用が安定しており、繰上償還(運用終了)のリスクが低いです。また、売買高が多いETFは、売りたい時にすぐ売れるため、流動性リスクが低くなります。
目安として、純資産総額100億円以上、1日の売買高が数千口以上あるETFを選ぶと安心です。
新規上場のETFは純資産総額が小さい場合がありますが、運用会社の信頼性や今後の資金流入見込みも考慮して判断しましょう。
2024年から始まった新NISAでは、成長投資枠でETFを購入できます。国内上場のインドETFは基本的にNISA対応していますが、海外ETFは対応していない場合もあります。
NISAを活用すれば、売却益や分配金が非課税になるため、長期投資の利益を最大化できます。NISA口座での投資を考えている方は、NISA対応のETFを選びましょう。
Nifty50とSENSEXの違い
インドETFの多くが連動するNifty50とSENSEXは、どちらもインドを代表する株価指数ですが、構成銘柄数や取引所が異なります。それぞれの特徴を理解して、自分に合った指数のETFを選びましょう。
Nifty50指数はインドを代表する株価指数で、インドのナショナル証券取引所に上場する銘柄のうち、時価総額、流動性、浮動株比率等の基準を用いて選定した50銘柄で構成されています。指数の計算方法は浮動株調整済時価総額加重平均方式です。
構成銘柄には、HDFC銀行、リライアンス・インダストリーズ、インフォシスなど、インドを代表する大型企業が含まれています。金融、IT、エネルギー、消費財など幅広いセクターに分散されており、インド経済全体の動きを反映しやすい指数です。
Nifty50は国内外の投資家に最も広く利用されている指数であり、連動するETFの種類も豊富です。
SENSEX指数は、ボンベイ証券取引所(BSE)に上場する大型株30銘柄で構成される株価指数です。Nifty50よりも銘柄数が少なく、より大型株に集中した指数と言えます。
構成銘柄はNifty50と重複する企業が多いため、パフォーマンスも似た動きをする傾向があります。ただし、取引所が異なるため、流動性や取引時間に若干の違いがあります。
SENSEXはインドで最も歴史のある株価指数であり、インド国内では広く認知されています。
初心者には、より銘柄数が多く分散効果の高いNifty50連動ETFがおすすめです。Nifty50は国際的にも広く利用されており、連動するETFの種類も豊富なため、選択肢が多いのもメリットです。
一方、SENSEXは30銘柄に集中しているため、大型株の動きをより鋭敏に反映します。大型株の成長を重視する方や、ポートフォリオの一部として組み入れる方には、SENSEX連動ETFも選択肢になります。
どちらの指数も長期的にはインド経済の成長を反映するため、大きな差はありません。信託報酬や流動性など、他の要素も含めて総合的に判断しましょう。
おすすめのインドETF3選
投資経験や目的に応じて、おすすめのインドETFは異なります。ここでは、初心者向け・中級者向け・上級者向けに分けて、それぞれおすすめのETFを紹介します。
初心者には、iシェアーズ Nifty 50 インド株 ETF(201A)がおすすめです。信託報酬が年率0.385%と国内上場インドETFの中で最低水準であり、長期投資に適しています。
iシェアーズ Nifty 50の特徴
日本円で日本時間に取引可能
NISA成長投資枠の対象
Nifty50指数で50社に分散投資
東証に上場しているため、日本円で日本時間に取引でき、為替手数料もかかりません。初めてインドETFに投資する方は、まずこのETFから始めるのが安心です。
投資経験があり、外国株投資にも慣れている方には、iシェアーズ MSCI India ETF(INDA)がおすすめです。米国上場ETFの中では純資産総額が大きく、流動性が高いため、売買しやすいのが特徴です。
経費率は0.62%と国内ETFよりも高めですが、MSCI India Indexに連動するため、Nifty50とは異なる銘柄構成で分散効果を高められます。米ドル建てで取引されるため、為替リスクはありますが、ドル資産を持ちたい方には適しています。
配当金には外国税がかかりますが、確定申告で外国税額控除を受けることで、一部を取り戻せます。
リスクを取ってでも高いリターンを狙いたい上級者には、グローバルX インド・トップ10+ ETF(188A)やDirexion デイリー インド株ブル2倍 ETF(INDL)がおすすめです。
グローバルX インド・トップ10+は、インドの9つのセクターから代表的な15銘柄に集中投資するため、分散度は低いですが、厳選された大型株の成長を効率的に取り込めます。代表的なインド株式指数を上回るパフォーマンスを狙えるのが魅力です。
Direxion デイリー インド株ブル2倍は、Nifty50指数の日々の値動きの2倍の投資成果を目指すレバレッジ型ETFです。上昇局面では大きな利益を狙えますが、下落時の損失も2倍になるため、短期トレード用と考えるべきです。長期保有には適さず、価格変動リスクが非常に高いため、投資判断は慎重に行ってください。
国内ETFと海外ETFはどう違う?
インドETFを選ぶ際、国内上場と海外上場のどちらを選ぶかは重要なポイントです。それぞれのメリット・デメリットを理解して、自分に合った選択をしましょう。
メリット
デメリット
国内ETFは、手軽さと分かりやすさが最大の魅力です。初めてインドETFに投資する方や、外国株投資に不慣れな方には、国内ETFがおすすめです。
メリット
デメリット
海外ETFは、コストを重視し、外国株投資に慣れている方に向いています。経費率の低さや銘柄の多様性を活かして、より効率的な投資を目指せます。
初心者や手軽に投資したい方は、国内ETFを選びましょう。日本円で取引でき、NISA対応しているため、税制優遇を受けながら長期投資できます。
一方、投資経験があり、コストを重視する方は、海外ETFも検討する価値があります。経費率の低さは長期投資で大きな差になるため、為替手数料や外国税を考慮しても、トータルコストで有利になる場合があります。
どちらを選ぶにしても、信託報酬(経費率)、流動性、連動する指数を総合的に比較して、自分に合ったETFを選ぶことが大切です。
信託報酬の差はどれだけ影響する?
信託報酬の差は一見小さく見えますが、長期投資では大きな影響を及ぼします。ここでは、信託報酬0.1%と0.9%のETFを20年間保有した場合のシミュレーションを紹介します。
100万円を投資し、年率7%のリターンがあると仮定した場合、信託報酬の差で20年後の資産額は以下のように変わります。
信託報酬の差はわずか0.8%ですが、複利効果により20年後には約57万円の差が生まれます。これは元本の約57%に相当する大きな差です。
さらに、投資額が大きい場合や、投資期間が長い場合は、この差はさらに拡大します。例えば、300万円を30年間投資した場合、信託報酬の差は数百万円に達する可能性があります。
信託報酬は、ETFを保有している間ずっとかかる費用です。購入時の手数料は一度きりですが、信託報酬は毎年かかるため、長期投資では大きなコストになります。
特に、インドのような成長市場に長期投資する場合、信託報酬の差は将来のリターンに大きく影響します。年率7%のリターンが期待できる市場でも、信託報酬が1%かかれば、実質的なリターンは6%に下がってしまいます。
長期投資を考えるなら、信託報酬の低いETFを選ぶことが、資産を最大化するための重要なポイントです。数十年後の資産形成を考えると、0.1%の差でも無視できない影響があることを覚えておきましょう。
インドETF投資で気をつけたい5つのリスク
インドETFは高い成長性が期待できる一方、新興国投資特有のリスクもあります。投資前にリスクを理解し、適切なリスク管理を行うことが大切です。
インドETFは、インドルピー建ての資産に投資しています。円建てのETFであっても、基本的に為替ヘッジはされていないため、円高・ルピー安が進むと、円換算での資産価値が目減りします。
例えば、インド株が10%上昇しても、同時に円高・ルピー安が15%進めば、円換算では5%のマイナスになってしまいます。為替変動は株価変動と同じくらい大きな影響を及ぼすため、長期投資を前提に、一時的な為替変動に動揺しないことが重要です。
為替リスクを分散するには、インドETFだけでなく、米国株や日本株など、複数の通貨建て資産に分散投資することが有効です。
インドは新興国であり、先進国と比べて政治・経済の不安定性が高い傾向があります。政策変更、規制強化、インフレ、通貨危機などが突然発生するリスクがあります。
また、インドは外国からの投資規制が厳しい分野もあり、突然の規制変更により市場が混乱することもあります。新興国投資では、こうしたカントリーリスクを常に意識しておく必要があります。
カントリーリスクを軽減するには、インドだけに集中投資せず、ポートフォリオ全体の5〜15%程度に抑えるなど、適切な資産配分を心がけましょう。
インドでは、総選挙や地方選挙の結果により、経済政策が大きく変わる可能性があります。現在のモディ政権は経済改革を推進していますが、政権交代が起これば、政策の方向性が変わるリスクがあります。
また、インドは連邦制国家であり、州ごとに政策が異なるため、地方政治の影響も無視できません。政治リスクは予測が難しいため、長期投資を前提に、短期的な政治変動に惑わされないことが大切です。
純資産総額が小さいETFや、売買高が少ないETFは、売りたい時にすぐに売れない可能性があります。特に、市場が急落した際には、買い手が見つからず、希望価格で売却できないことがあります。
流動性リスクを避けるには、純資産総額が大きく、1日の売買高が多いETFを選ぶことが重要です。国内ETFでは、1日の売買高が数千口以上あるETFを選ぶと安心です。
また、成行注文ではなく指値注文を使うことで、希望価格での売買を確実にすることができます。
インドETFは株式に投資するため、市場が下落すれば元本割れのリスクがあります。新興国市場は先進国市場よりも価格変動が大きいため、短期間で大きく下落することもあります。
元本割れリスクを軽減するには、長期投資を前提に、一時的な下落に動揺しないことが大切です。また、積立投資を活用することで、購入タイミングを分散し、平均購入単価を抑えることができます。
市場が下落した際には、慌てて売却せず、インド経済の長期的な成長を信じて保有し続けることが、成功への鍵です。
インドETFにおすすめの証券会社3社
インドETFを購入するには、証券口座の開設が必要です。ここでは、インドETF投資におすすめの証券会社を3社紹介します。

| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 口座数 | 約15,000,000口座 ※2025年11月25日時点(SBIネオモバイル証券など含む) |
| 取引手数料 | 【スタンダードプラン(1注文ごと)】 取引金額に関係なく0円【アクティブプラン(1日定額制)】 1日100万円以下の取引:0円※現物取引・信用取引・単元未満株(S株)もすべて対象です。 |
| NISA対応 | 〇 |
| つみたて投資枠取扱銘柄数 | 〇(259銘柄)※2025年3月3日時点 |
| 成長投資枠対象商品 | 国内株 / 外国株 / 投資信託(約1,329銘柄 ※2025年3月3日時点) |
| 投資信託 | 約2,550本 ※2025年3月3日時点 |
| 外国株 | 8カ国/米国株式(5,000銘柄) |
| 取引ツール(PC) | HYPER SBI 2 / HYPER SBI / SBI CFDトレーダー |
| スマホアプリ | SBI証券 株アプリ / 米国株アプリ / かんたん積立 / HYPER FX / HYPER 先物 / HYPER CFD |
| 提携銀行口座 | SBI新生銀行 / 住信SBIネット銀行 |
| ポイント投資・付与 | Pontaポイント / dポイント / Vポイント(クレカ積立) |
| 口座開設スピード | 最短 翌営業日 |
SBI証券は、国内ETF・海外ETFともに取扱銘柄数が豊富で、インドETFも幅広く取り扱っています。国内上場の全6銘柄に加え、米国上場のインドETFも購入できます。
SBI証券の特徴
国内株式の売買手数料は原則無料
投資信託の取扱本数約2,600本と業界トップクラス
複数のポイントサービスに対応
口座開設は最短翌営業日で完了し、スマホアプリも使いやすいため、初心者にもおすすめです。Vポイント、Pontaポイント、dポイントなど、複数のポイントサービスに対応しているのも魅力です。

| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 口座数 | 約12,000,000口座 ※2025年1月時点 |
| 取引手数料 | 【ゼロコース】 国内株式(現物・信用):0円 かぶミニ®(単元未満株):0円 投資信託:0円 ※ゼロコース選択時。 ※一部、スプレッドや信託財産留保額が発生する場合があります。 |
| NISA対応 | 〇(新NISA対応) |
| つみたて投資枠取扱銘柄数 | 263銘柄 ※2025年4月24日時点 |
| 成長投資枠対象商品 | 国内株式 / 外国株式 / 投資信託(約1,345銘柄) |
| 投資信託 | 約2,550本 ※2025年4月24日時点 |
| 外国株 | 6カ国/米国株式(約4,500銘柄) |
| 取引ツール(PC) | マーケットスピード / マーケットスピード II / 楽天MT4 |
| スマホアプリ | iSPEED / iSPEED for iPad / iSPEED FX / iSPEED 先物 |
| 提携銀行口座 | 楽天銀行(マネーブリッジ) |
| ポイント投資・付与 | 楽天ポイント(投資信託 / 国内株式 / 米国株式<円貨決済>) |
| 口座開設スピード | 最短 翌営業日 |
楽天証券は、楽天ポイントを使って投資できるのが最大の特徴です。楽天カードや楽天市場で貯めたポイントをインドETFの購入に充てられるため、実質的な投資コストを下げられます。
国内株式の売買手数料は原則無料で、NISA口座での取引も手数料無料です。米国株の取扱銘柄数も約4,500銘柄と豊富で、米国上場のインドETFも購入できます。
取引ツール「MARKET SPEED Ⅱ」は高機能で、チャート分析やリアルタイム情報の確認がスムーズに行えます。楽天経済圏を活用している方には、特におすすめの証券会社です。

| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 口座数 | 約2,700,000口座 ※2025年2月時点 |
| 取引手数料 | 【取引毎手数料コース】
|
| NISA対応 | 〇(日本株・米国株・中国株・投資信託の売買手数料が無料) |
| つみたて投資枠取扱銘柄数 | 〇(銘柄数は公式サイトで確認) |
| 成長投資枠対象商品 | 国内株 / 米国株 / 中国株 / 投資信託(約1,750本以上) |
| 投資信託 | 約1,800本(購入時手数料すべて無料) |
| 外国株 | 2カ国/米国株:約5,000銘柄以上(2025年1月27日時点) |
| 取引ツール(PC) | マネックストレーダー / 銘柄スカウター |
| スマホアプリ | マネックス証券アプリ / 米国株アプリ / 投信アプリ |
| 提携銀行口座 | マネックス証券専用銀行口座(詳細は公式サイトで確認) |
| ポイント投資・付与 | マネックスポイント / dポイント(投資信託の積立に利用可能) |
| 口座開設スピード | オンライン申込で最短翌営業日 |
マネックス証券は、米国株の取扱銘柄数が約5,000銘柄と業界トップクラスで、米国上場のインドETFを購入したい方におすすめです。米国株の取引手数料も業界最低水準で、コストを抑えて投資できます。
国内株式の売買手数料は55円〜1,070円(税込)で、NISA口座での取引は手数料無料です。投資信託の取扱本数も約1,800本と豊富で、インドETF以外の投資商品も充実しています。
取引ツール「マネックストレーダー」は高機能で、米国株の情報も充実しています。外国株投資に力を入れたい方には、マネックス証券が最適です。
インドETFの購入手順
インドETFを購入するには、証券口座の開設から買付注文まで、いくつかのステップが必要です。ここでは、初めての方でも分かるように、具体的な購入手順を解説します。
まず、証券会社のウェブサイトから口座開設の申し込みを行います。本人確認書類(運転免許証、マイナンバーカードなど)とマイナンバーを用意し、オンラインで申し込みます。
最近では、スマホで本人確認書類を撮影して提出する「eKYC」が主流で、最短翌営業日に口座開設が完了します。口座開設が完了したら、証券会社から届くログイン情報を使って、取引画面にアクセスします。
次に、証券口座に投資資金を入金します。銀行振込やインターネットバンキングを使って、証券口座に資金を移します。即時入金サービスを利用すれば、リアルタイムで入金が反映されます。
NISA口座で投資すれば、売却益や分配金が非課税になります。NISA口座の開設は、証券口座開設と同時に申し込むこともできますし、後から追加で申し込むこともできます。
NISA口座の開設には、税務署の審査が必要なため、通常1〜2週間程度かかります。審査が完了すれば、NISA口座での取引が可能になります。
2024年から始まった新NISAでは、つみたて投資枠と成長投資枠の2つがあり、インドETFは成長投資枠で購入できます。年間投資枠は240万円、非課税保有限度額は1,200万円です。
証券口座にログインしたら、取引画面で購入したいインドETFを検索します。銘柄コード(例:201A)または銘柄名(例:iシェアーズ Nifty 50 インド株 ETF)を入力して検索します。
銘柄詳細画面で、現在の株価、売買高、チャートなどを確認し、購入する株数を決めます。ETFは1口単位で購入できるため、少額から投資を始められます。
買付注文を出す際は、成行注文(現在の市場価格で購入)または指値注文(希望価格を指定して購入)を選びます。初心者は成行注文が簡単ですが、価格を指定したい場合は指値注文を使いましょう。
注文内容を確認し、問題がなければ注文を確定します。注文が約定(成立)すれば、証券口座にETFが反映されます。これで、インドETFの購入は完了です。
はい、多くの証券会社で積立投資が可能です。国内上場のインドETFは、毎月一定額を自動的に購入する積立設定ができます。積立投資を活用すれば、購入タイミングを分散し、平均購入単価を抑えることができます。
NISA口座でインドETFを購入すれば、売却益や分配金が非課税になります。通常は約20%の税金がかかりますが、NISA口座なら税金がかからないため、利益を最大化できます。長期投資を考えるなら、NISA口座の活用がおすすめです。
はい、インドETFは年1〜2回、分配金を支払う銘柄が多いです。ただし、分配金の金額は運用状況により変動し、支払われない年もあります。分配金は再投資することで、複利効果を高めることができます。
海外ETFの配当金には外国税がかかるため、確定申告で外国税額控除の手続きを行うことで、一部を取り戻せます。国内ETFの場合は、基本的に外国税額控除の手続きは不要です。
基本的には、1つのインドETFに集中投資する方がシンプルです。複数のETFを組み合わせると、分散効果が高まる一方、管理が複雑になり、信託報酬も増えます。初心者は、1つのETFから始めるのがおすすめです。
一般的には、ポートフォリオ全体の5〜15%程度をインドETFに配分するのが適切です。インドは高成長が期待できますが、新興国特有のリスクもあるため、集中投資は避け、米国株や日本株など他の資産とバランスを取りましょう。
長期投資を前提とするなら、10年以上保有することを目標にしましょう。短期的な価格変動に惑わされず、インド経済の長期的な成長を信じて保有し続けることが、成功への鍵です。ただし、投資目的が達成された場合や、他の投資機会が魅力的になった場合は、売却を検討してもよいでしょう。
インドETFは、日本から手軽にインド経済の成長を取り込める魅力的な投資商品です。国内上場6銘柄、海外上場5銘柄の全11種類から、自分の投資目的に合ったETFを選ぶことが重要です。
初心者には、低コストで安定したNifty50連動ETF、特にiシェアーズ Nifty 50 インド株 ETF(201A)がおすすめです。信託報酬が年率0.385%と低く、NISA成長投資枠の対象でもあるため、税制優遇を受けながら長期投資できます。
中級者には、米国上場のiシェアーズ MSCI India ETF(INDA)、上級者には、グローバルX インド・トップ10+ ETF(188A)やレバレッジ型ETFなど、より積極的な投資も選択肢になります。
インドETF投資では、為替変動リスク、カントリーリスク、政治リスクなど、新興国特有のリスクを理解しておくことが大切です。ポートフォリオ全体の5〜15%程度に抑え、長期投資を前提に、一時的な価格変動に動揺しないことが成功への鍵です。
なお、投資には元本割れのリスクがあります。最終的な投資判断はご自身の責任で行ってください。詳しくは各証券会社・運用会社にご確認ください。
この記事のキーワード
キーワードがありません。
この記事を見た方はこんな記事も見ています
この記事と同じキーワードの記事
まだ記事がありません。
キーワードから探す
カンタン1分登録で、気になる資料を無料でお取り寄せ
そんなお悩みをお持ちの方は、まずはお問い合わせください!