証券会社大手5社を比較|特徴と選び方のポイント

引越しをしたら、楽天証券の住所変更手続きを忘れずに行う必要があります。
住所変更をしないと、重要な書類が届かなくなったり、取引制限がかかる可能性があります。
この記事では、楽天証券の住所変更手続きの具体的な方法と、必要な書類について詳しく解説します。
WEBで簡単に手続きできる方法から、スマホアプリでの変更方法まで、画面操作を追いながら分かりやすく説明します。
手続きでよくあるトラブルや、海外転居・iDeCo口座保有時などの特別なケースにも対応しています。
この記事を読めば、迷わずスムーズに住所変更を完了できます。
目次
楽天証券の住所変更手続きの流れ
楽天証券の住所変更は、WEBサイトまたはスマホアプリから簡単に手続きできます。
郵送での手続きも可能ですが、WEBなら最短即日で完了するため、オンライン手続きがおすすめです。
楽天証券の住所変更は、パソコンまたはスマートフォンからログインして、すべてオンラインで完結できます。
書類を郵送する必要はなく、本人確認書類もスマホで撮影してアップロードするだけです。
手続きに必要なものは、楽天証券のログインID・パスワードと、新住所が記載された本人確認書類の2点のみです。手続き自体は10分程度で完了します。
WEBでの住所変更手続きは、書類に不備がなければ最短即日で完了します。
アップロードした本人確認書類の審査が行われ、問題がなければ通常1~3営業日以内に変更が反映されます。
郵送での手続きの場合は、書類到着後の審査を含めて1~2週間程度かかることがあります。急ぎの場合は必ずWEB手続きを選択しましょう。
住所変更手続きに必要なものは以下の通りです。
本人確認書類は、有効期限内のものを用意してください。
住民票の場合は、発行から6ヶ月以内のものが必要です。書類の四隅がしっかり写っていて、文字が鮮明に読める画像を用意することが重要です。
ここからは、実際の画面操作に沿って、楽天証券の住所変更手続きを詳しく解説します。
手順通りに進めれば、初めての方でも迷わず完了できます。
まず、楽天証券の公式サイトにアクセスし、ログインIDとパスワードを入力してログインします。
ログイン後、画面右上のメニューから「マイメニュー」を選択してください。
マイメニューの中から「お客様情報の設定・変更」を選び、次に「登録情報の変更」をクリックします。
この画面で、住所やその他の個人情報を変更できます。
登録情報の変更画面で、「住所変更」の項目を選択します。
現在登録されている住所が表示されるので、内容を確認してください。
「変更する」ボタンをクリックすると、新しい住所を入力する画面に移動します。
ここで、郵便番号から自動入力するか、手動で新住所を入力します。
新住所の入力画面では、郵便番号・都道府県・市区町村・番地・建物名を正確に入力します。
郵便番号を入力すると、都道府県と市区町村は自動で表示されるため、入力ミスを防げます。
マンション名や部屋番号も省略せずに正確に入力してください。入力内容に誤りがあると、郵便物が届かなくなる可能性があるため、慎重に確認しましょう。
入力内容を確認したら、「次へ」ボタンをクリックします。
住所入力が完了したら、本人確認書類のアップロード画面に進みます。
以下の手順で書類をアップロードしてください。
書類のアップロードが完了すると、受付完了のメッセージが表示されます。
審査結果は、登録されているメールアドレスに通知されます。
スマホアプリからの住所変更方法
楽天証券のスマホアプリ「iSPEED」からも、住所変更手続きが可能です。
外出先や移動中でも手続きできるため、忙しい方に便利な方法です。
iSPEEDアプリを起動し、ログインします。
画面下部のメニューから「メニュー」アイコンをタップし、「お客様情報」を選択してください。
お客様情報の画面で「住所変更」を選び、WEB版と同様に新住所を入力します。
本人確認書類の撮影は、アプリ内のカメラ機能を使って直接撮影できるため、スムーズに手続きできます。撮影した画像をそのままアップロードし、内容を確認して申請すれば完了です。
アプリから手続きする際は、通信環境が安定している場所で行ってください。書類のアップロード中に通信が切れると、最初からやり直しになる可能性があります。
また、書類撮影時は明るい場所で行い、影が入らないように注意しましょう。
暗い場所で撮影すると文字が読みにくくなり、再提出を求められることがあります。撮影後は必ず画像を拡大して、文字が鮮明に読めるか確認してからアップロードしてください。
本人確認書類の準備
住所変更手続きには、新住所が記載された本人確認書類が必要です。
どの書類を使えるのか、どんな点に注意すべきかを詳しく解説します。
楽天証券の住所変更で使える本人確認書類は以下の通りです。
最も手軽に使えるのは運転免許証です。
住所変更後の免許証があれば、すぐに手続きできます。免許証がない場合は、住民票を取得するのが一般的です。
運転免許証を使う場合は、必ず警察署または運転免許センターで住所変更を済ませてから、楽天証券の手続きを行ってください。
裏面に新住所が記載されているか確認し、表面と裏面の両方を撮影してアップロードします。
免許証の有効期限が切れている場合は使用できません。また、文字がかすれていたり、光の反射で読みにくい写真は受け付けられないことがあるため、撮影時は注意が必要です。
住民票を使う場合は、市区町村役場で発行してもらいます。
発行から6ヶ月以内のものが有効で、マイナンバーが記載されていないものを選択してください。
住民票はコンビニのマルチコピー機でも取得できます(マイナンバーカードが必要)。
全部事項証明ではなく、本人のみの記載で問題ありません。住民票の四隅がすべて写るように撮影し、文字が鮮明に読める画像を用意しましょう。
本人確認書類で不備となる主なケースは、以下の通りです。
書類の一部が切れている、文字がぼやけて読めない、影が入っている、有効期限が切れている、などが挙げられます。
これらを防ぐには、明るい場所で真上から撮影し、書類全体が画面に収まるようにすることが重要です。撮影後は必ず拡大して文字が読めるか確認してください。
不備があると再提出が必要になり、手続き完了が遅れてしまいます。
マイナンバーの登録も必要?
楽天証券では、すべての口座でマイナンバーの登録が義務付けられています。
住所変更と同時に、マイナンバーの登録状況も確認しておきましょう。
マイナンバーを登録していない場合、新規の株式購入や投資信託の買付ができなくなります。
また、配当金の受け取りや、NISA口座の利用にも制限がかかります。
金融庁の規定により、証券会社は顧客のマイナンバーを取得・管理することが義務付けられています。
未登録の状態が続くと、最終的には口座が凍結される可能性もあるため、早めの登録が必要です。
マイナンバーの登録は、住所変更と同じ画面から行えます。
「マイナンバー登録」を選択し、マイナンバーカードまたは通知カードを撮影してアップロードします。
マイナンバーカードを使う場合は表面のみ、通知カードの場合は両面の撮影が必要です。
マイナンバーカードがない場合は、マイナンバー記載の住民票でも登録できます。住所変更と同時に手続きすれば、一度で両方完了できるため効率的です。
住所変更しないとどうなる?
住所変更を怠ると、さまざまな不都合やリスクが生じます。
犯罪収益移転防止法により、証券会社は顧客の最新情報を把握する義務があるため、住所変更は法的にも必要な手続きです。
住所変更をしないまま放置すると、楽天証券から住所確認の郵便物が送られてきます。
この郵便物が「転送不要」扱いのため、転居先に転送されず、旧住所に届きます。
郵便物が返戻されると、楽天証券は顧客と連絡が取れない状態と判断し、新規の株式購入や投資信託の買付などの取引を制限することがあります。
保有している株式の売却はできますが、新たな投資ができなくなるため、投資機会を逃す可能性があります。
楽天証券からは、取引報告書、年間取引報告書、税務関連書類など、重要な書類が定期的に郵送されます。
住所変更をしていないと、これらの書類が旧住所に届いてしまいます。
特に確定申告が必要な場合、年間取引報告書が届かないと正確な申告ができません。また、配当金の通知や株主優待の案内なども届かなくなり、権利を失う可能性があります。
転居後は速やかに住所変更を行い、重要書類を確実に受け取れるようにしましょう。
住所変更をしないまま長期間放置すると、最終的には口座が凍結される可能性があります。
以下のような段階を経て、凍結に至ります。
口座が凍結されると、保有している株式の売却もできなくなり、資産が動かせない状態になります。
凍結を解除するには、本人確認書類を再提出し、住所を更新する必要があります。このような事態を避けるため、引越し後は必ず住所変更手続きを行ってください。
手続きでよくあるトラブルと対処法
住所変更手続きでは、書類のアップロードや入力ミスなど、さまざまなトラブルが起こることがあります。
ここでは、よくあるトラブルと対処法を紹介します。
本人確認書類の画像ファイルが大きすぎると、アップロードできないことがあります。
楽天証券では、1ファイルあたり5MB以下の画像ファイル(JPEG、PNG形式)が推奨されています。
画像が大きい場合は、スマートフォンの設定で解像度を下げるか、画像編集アプリで圧縮してください。
また、通信環境が不安定な場合もアップロードが失敗することがあるため、Wi-Fi環境での手続きをおすすめします。
手続き中にエラーが表示される場合、入力内容に誤りがあるか、書類の画像が不鮮明な可能性があります。
エラーメッセージをよく読み、指摘された箇所を修正してください。
住所の入力ミス(番地の誤り、建物名の入力漏れなど)が原因のことが多いため、郵便番号から自動入力した後、手動で正確に修正しましょう。
それでも解決しない場合は、楽天証券のカスタマーサービスに問い合わせることをおすすめします。
住所変更手続きが完了する前に郵便物が発送されると、旧住所に届いてしまうことがあります。
郵便局の転送サービスを利用していれば、1年間は新住所に転送されます。
ただし、楽天証券からの郵便物の一部は「転送不要」扱いのため、転送されずに返戻されます。この場合、楽天証券から再送の連絡が来るので、速やかに住所変更手続きを完了させてください。
転居後は、郵便局への転送届と証券会社への住所変更の両方を忘れずに行いましょう。
住所変更手続きで困ったことがあれば、楽天証券のカスタマーサービスに問い合わせることができます。
以下の連絡先を参考にしてください。
| 問い合わせ方法 | 連絡先 | 受付時間 |
| 電話(総合案内) | 0120-885-687 | 平日8:30~17:00 |
| メール | WEBサイトの問い合わせフォームから | 24時間受付(返信は営業時間内) |
| チャット | WEBサイト・アプリ内のチャット機能 | 平日8:30~17:00 |
電話が混み合っている場合は、チャットやメールでの問い合わせが便利です。
具体的なエラーメッセージや画面のスクリーンショットを用意しておくと、スムーズに対応してもらえます。
特別なケースの住所変更
海外転居やiDeCo口座保有など、通常とは異なる状況での住所変更について解説します。
特別なケースでは追加の手続きが必要になることがあります。
海外に転居する場合、楽天証券の口座を継続して利用できるかどうかは、転居先の国や滞在期間によって異なります。
一般的に、日本国内に住所がなくなると、新規の株式購入や投資信託の買付ができなくなります。
海外転居の際は、事前に楽天証券のカスタマーサービスに連絡し、手続き方法を確認してください。場合によっては、口座を一時的に休止するか、海外在住者向けのサービスに切り替える必要があります。
また、出国前に必要な書類を準備しておくことをおすすめします。
楽天証券でiDeCo(個人型確定拠出年金)口座を持っている場合、証券口座の住所変更とは別に、iDeCo口座の住所変更も必要です。
iDeCoは国民年金基金連合会が管理しているため、独立した手続きが必要になります。
iDeCoの住所変更は、楽天証券のWEBサイトから「加入者等氏名・住所変更届」をダウンロードし、記入・捺印して郵送する必要があります。
証券口座の住所変更とは別に行う必要があるため、忘れずに両方の手続きを完了させてください。
楽天証券と楽天銀行を連携している場合、それぞれのサービスで個別に住所変更が必要です。
楽天証券の住所を変更しても、楽天銀行の住所は自動で変更されません。
楽天グループのサービスは、それぞれ独立して住所を管理しているため、各サービスで個別に変更手続きが必要です。
引越し後は、利用している楽天サービスすべての住所変更を行いましょう。
住所変更の手続きに手数料は一切かかりません。WEB手続き、郵送手続きのどちらも無料です。ただし、本人確認書類として住民票を使う場合は、住民票の発行手数料(300円程度)が自己負担となります。
郵送での住所変更も可能です。楽天証券のカスタマーサービスに連絡すると、住所変更届が郵送されます。必要事項を記入し、本人確認書類のコピーを同封して返送してください。ただし、郵送の場合は手続き完了まで1~2週間程度かかるため、急ぎの場合はWEB手続きをおすすめします。
引越し前に住所変更手続きをすることはできません。新住所が記載された本人確認書類が必要なため、引越し後に手続きを行ってください。ただし、引越しが決まったら、転居後すぐに手続きできるよう、必要書類を事前に確認しておくことをおすすめします。
結婚や離婚などで氏名が変わった場合は、住所変更とは別に氏名変更の手続きが必要です。氏名変更は、WEBサイトから「氏名変更届」をダウンロードし、記入・捺印して郵送する必要があります。本人確認書類として、新氏名が記載された運転免許証や住民票のコピーを同封してください。
住所変更手続き中でも、通常通り株式の売買や投資信託の取引ができます。住所変更の審査中に取引制限がかかることはありません。ただし、マイナンバーが未登録の場合は、新規の買付ができないことがあるため、早めに登録を済ませてください。
住所変更手続きが完了すると、登録しているメールアドレスに完了通知が届きます。また、WEBサイトにログインし、「お客様情報」から現在の登録住所を確認できます。変更後の住所が正しく表示されていれば、手続きは完了しています。メールが届かない場合は、迷惑メールフォルダも確認してください。
楽天証券の住所変更は、WEBサイトまたはスマホアプリから簡単に手続きでき、最短即日で完了します。
本人確認書類(運転免許証や住民票)をアップロードするだけで、郵送の必要はありません。
住所変更を怠ると、重要書類が届かなくなったり、取引制限がかかったり、最悪の場合は口座が凍結されるリスクがあります。
犯罪収益移転防止法により、証券会社は顧客の最新情報を把握する義務があるため、引越し後は速やかに手続きを行いましょう。
手続きでトラブルが起きた場合は、楽天証券のカスタマーサービス(電話:0120-885-687、平日8:30~17:00)に問い合わせることができます。
また、iDeCo口座や楽天銀行など関連サービスを利用している場合は、それぞれ個別に住所変更が必要です。
この記事で解説した手順に従えば、初めての方でも迷わず住所変更を完了できます。
引越し後のチェックリストとして、ぜひこの記事を活用してください。詳しい最新情報は、楽天証券公式サイトでご確認ください。
なお、投資には元本割れのリスクがあります。最終的な投資判断はご自身の責任で行ってください。
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