楽天証券の解約方法|手順と注意点を徹底解説

楽天証券で口座を開設したいけれど、手続きが複雑そうで不安に感じていませんか。
実は、楽天証券の口座開設は最短翌営業日で完了し、スマホだけで本人確認まで済ませられます。
この記事では、楽天証券の口座開設手順を画面の流れに沿って詳しく解説します。
必要書類の準備から初期設定、つまずきやすいポイントまで、初心者の方でも迷わず開設できるようサポートします。
楽天ポイントを活用した資産形成を始めたい方は、ぜひ参考にしてください。
目次
楽天証券の口座開設とは
楽天証券は楽天グループが運営するネット証券で、約1,200万口座を超える国内有数の証券会社です。口座開設は無料で、維持費もかかりません。
オンラインで手続きが完結するため、店舗に出向く必要がなく、スマホやパソコンから24時間いつでも申し込めます。
楽天証券は1999年に設立されたネット証券で、金融商品取引業者として金融庁に登録されています(関東財務局長(金商)第195号)。
楽天証券の取扱商品
投資信託:約2,550本
国内株式:全銘柄対応
外国株式:約4,500銘柄(米国株中心)
楽天ポイントで投資信託や株式を購入できる点が大きな特徴で、楽天カードや楽天市場を利用している方にとって、ポイントを資産形成に活用できるメリットがあります。
NISA口座にも対応しており、つみたて投資枠では約200本の投資信託から選択できます。初心者から経験者まで幅広く利用されている証券会社です。
楽天証券の口座開設は、スマホで本人確認(eKYC)を利用すれば最短翌営業日に取引を始められます。
郵送での本人確認を選択した場合は、書類の往復に時間がかかるため、5営業日から1週間程度かかることがあります。
口座開設の費用は無料で、口座維持費も一切かかりません。取引をしなくても費用が発生することはないため、まず口座を作っておいて、投資のタイミングを見計らうことも可能です。
楽天証券では、総合取引口座とNISA口座を開設できます。総合取引口座は株式や投資信託を売買するための基本となる口座です。
NISA口座は、投資で得た利益が非課税になる制度を利用するための口座で、つみたて投資枠と成長投資枠の2種類があります。
NISA口座は1人1口座しか開設できず、他の証券会社ですでに開設している場合は、楽天証券で新たに開設することはできません。ただし、総合取引口座だけを先に開設し、後からNISA口座を追加することも可能です。
楽天証券を選ぶ3つのメリット
楽天証券には、楽天経済圏との連携を活かした独自のメリットがあります。ここでは特に注目すべき3つの強みを紹介します。
楽天証券の国内株式の現物取引手数料は原則無料です。信用取引の手数料は0円から1,385円(税込)の範囲で、取引金額に応じて設定されています。
投資信託の購入時手数料も無料(ノーロード)の商品が多く、長期投資を考える方にとってコストを抑えやすい環境が整っています。
米国株式の取引手数料は約定代金の0.495%(税込)で、最低手数料は0米ドル、上限は22米ドル(税込)です。他社と比較しても競争力のある水準で、海外投資を始めたい方にも適しています。
手数料が安いことは、長期的な資産形成において利益を最大化するための重要な要素です。取引回数が増えるほど、手数料の差が運用成績に影響します。
楽天証券では、投資信託の保有残高に応じて楽天ポイントが貯まります。保有残高が一定額を超えると、毎月ポイントが付与される仕組みです。
貯まったポイントは、投資信託や国内株式(現物取引)の購入代金として1ポイント=1円で利用できます。楽天市場や楽天カードで貯めたポイントを投資に回すことで、現金を使わずに資産形成を始められます。
楽天カードでクレカ積立のメリット
楽天カードでクレカ積立を設定すると、積立額に応じて楽天ポイントが還元されます
還元率はカードの種類によって異なり、毎月の積立で自動的にポイントが貯まります
楽天銀行との連携(マネーブリッジ)を設定すると、楽天銀行の普通預金金利が優遇され、SPU(スーパーポイントアッププログラム)のポイント倍率も上がります。楽天経済圏を活用している方にとって、相性の良い証券会社です。
楽天証券は約2,550本の投資信託を取り扱っており、国内外の株式・債券・不動産など幅広い資産に分散投資できます。
つみたて投資枠対象の投資信託は約200本あり、金融庁の基準を満たした低コストで長期投資に適した商品が揃っています。
人気の高い「eMAXIS Slim」シリーズや「楽天・オールカントリー株式インデックス・ファンド」など、初心者にもおすすめの商品が充実しています。
投資信託は100円から購入できるため、少額から始めたい方や、複数の商品に分散投資したい方にも向いています。毎月自動で積立設定ができるため、忙しい方でも無理なく続けられます。
楽天証券のデメリットと注意点
楽天証券には多くのメリットがある一方で、投資スタイルによっては他社の方が適している場合もあります。公平な判断のため、デメリットも確認しておきましょう。
楽天証券のIPO(新規公開株)取扱実績は年間56銘柄(2024年実績)で、主幹事実績は0社です。SBI証券の年間78銘柄と比較すると、IPO投資を重視する方には物足りない水準です。
IPOは公募価格よりも初値が高くなることが多く、短期的な利益を狙える投資手法として人気があります。IPO投資を中心に考えている方は、SBI証券やSMBC日興証券など、取扱銘柄数が多い証券会社も検討する価値があります。
ただし、楽天証券でもIPOの申込自体は可能で、抽選に参加できます。複数の証券会社で口座を開設し、当選確率を上げる戦略もあります。
楽天証券で投資に利用できるのは、通常ポイントのみです。楽天市場のキャンペーンなどで付与される期間限定ポイントは、投資信託や株式の購入には使えません。
期間限定ポイントは有効期限が短いため、楽天市場や楽天ペイなど、他の楽天サービスで消化する必要があります。
通常ポイントと期間限定ポイントは楽天ポイントの管理画面で確認できるため、投資に回せるポイント数を事前にチェックしておくとよいでしょう。
楽天証券で取引できる外国株式は、米国・中国・シンガポール・タイ・マレーシア・インドネシアの6カ国です。米国株は約4,500銘柄と充実していますが、欧州株やその他の新興国株式は取り扱っていません。
マネックス証券は米国株約5,000銘柄に加えて中国株も豊富で、SBI証券は8カ国の外国株式を取り扱っています。幅広い国や地域に分散投資したい方は、他社の方が選択肢が広がります。
ただし、米国株式だけで世界の株式市場の約6割を占めるため、米国株を中心に投資する方にとっては、楽天証券の取扱銘柄数でも十分な場合が多いです。
口座開設におすすめの証券会社3社
楽天証券以外にも優れた証券会社があります。ここでは、投資スタイルや重視するポイント別に、他の主要ネット証券3社と比較します。

| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 口座数 | 約15,000,000口座 ※2025年11月25日時点(SBIネオモバイル証券など含む) |
| 取引手数料 | 【スタンダードプラン(1注文ごと)】 取引金額に関係なく0円【アクティブプラン(1日定額制)】 1日100万円以下の取引:0円※現物取引・信用取引・単元未満株(S株)もすべて対象です。 |
| NISA対応 | 〇 |
| つみたて投資枠取扱銘柄数 | 〇(259銘柄)※2025年3月3日時点 |
| 成長投資枠対象商品 | 国内株 / 外国株 / 投資信託(約1,329銘柄 ※2025年3月3日時点) |
| 投資信託 | 約2,550本 ※2025年3月3日時点 |
| 外国株 | 8カ国/米国株式(5,000銘柄) |
| 取引ツール(PC) | HYPER SBI 2 / HYPER SBI / SBI CFDトレーダー |
| スマホアプリ | SBI証券 株アプリ / 米国株アプリ / かんたん積立 / HYPER FX / HYPER 先物 / HYPER CFD |
| 提携銀行口座 | SBI新生銀行 / 住信SBIネット銀行 |
| ポイント投資・付与 | Pontaポイント / dポイント / Vポイント(クレカ積立) |
| 口座開設スピード | 最短 翌営業日 |
SBI証券は口座数約1,500万口座を誇る国内最大手のネット証券です。投資信託は約2,600本、外国株式は8カ国に対応し、IPO取扱実績も年間78銘柄と業界トップクラスです。
国内株式の現物・信用取引手数料は原則無料で、楽天証券と同水準のコストで取引できます。投資信託の保有残高に応じてVポイント・Pontaポイント・dポイント・JALマイル・PayPayポイントから選んでポイントが貯まります。
SBI証券の強み
IPO主幹事実績:年間12社(2024年実績)
外国株式取扱国:8カ国
ポイントプログラム:5種類から選択可能
楽天証券との違いは、IPO主幹事実績が年間12社ある点と、外国株式の取扱国が8カ国と多い点です。一方、楽天経済圏を活用している方にとっては、楽天証券の方がポイント連携のメリットが大きくなります。

| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 口座数 | 約2,700,000口座 ※2025年2月時点 |
| 取引手数料 | 【取引毎手数料コース】
|
| NISA対応 | 〇(日本株・米国株・中国株・投資信託の売買手数料が無料) |
| つみたて投資枠取扱銘柄数 | 〇(銘柄数は公式サイトで確認) |
| 成長投資枠対象商品 | 国内株 / 米国株 / 中国株 / 投資信託(約1,750本以上) |
| 投資信託 | 約1,800本(購入時手数料すべて無料) |
| 外国株 | 2カ国/米国株:約5,000銘柄以上(2025年1月27日時点) |
| 取引ツール(PC) | マネックストレーダー / 銘柄スカウター |
| スマホアプリ | マネックス証券アプリ / 米国株アプリ / 投信アプリ |
| 提携銀行口座 | マネックス証券専用銀行口座(詳細は公式サイトで確認) |
| ポイント投資・付与 | マネックスポイント / dポイント(投資信託の積立に利用可能) |
| 口座開設スピード | オンライン申込で最短翌営業日 |
マネックス証券は米国株の取扱銘柄数が約5,000銘柄と業界最多水準で、米国株投資に力を入れている証券会社です。米国株の取引手数料は約定代金の0.495%(税込)で、最低手数料は0米ドル、上限は22米ドル(税込)です。
NISA口座での米国株取引は買付手数料が実質無料(キャッシュバック)となるため、NISA枠を使って米国株に投資したい方に向いています。
投資信託は約1,800本、国内株式の取引手数料は55円から1,070円(税込)です。単元未満株(ワン株)は約1,500銘柄を取り扱っており、少額投資も可能です。
楽天証券と比較すると、米国株の銘柄数とNISA口座での米国株手数料優遇が強みです。一方、楽天証券は楽天ポイントとの連携が強く、楽天経済圏ユーザーにとってはポイント活用のメリットが大きくなります。

| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 口座数 | 約1,670,000口座 ※2025年3月時点 |
| 取引手数料 | 【ボックスレート(1日定額制)】 1日の約定代金合計50万円まで:0円 50万円超:1,000円(税込1,100円)~※25歳以下なら約定代金に関わらず手数料無料 |
| NISA対応 | 〇(日本株、米国株、投資信託すべて売買手数料無料) |
| つみたて投資枠取扱銘柄数 | 〇(銘柄数は公式サイトで確認) |
| 成長投資枠対象商品 | 国内株 / 米国株 / 投資信託(約1,800本以上) |
| 投資信託 | 約1,900本以上(購入時手数料すべて無料) |
| 外国株 | 米国株:約4,900銘柄(2025年4月23日時点) |
| 取引ツール(PC) | ネットストック・ハイスピード(無料) |
| スマホアプリ | 日本株アプリ / 投信アプリ / 米国株アプリ(すべて無料) |
| 提携銀行口座 | MATSUI Bank(松井証券専用銀行) |
| ポイント投資・付与 | 松井証券ポイント(投資信託の積立に利用可能) |
| 口座開設スピード | 最短即日(スマートフォンによるオンライン申込) |
松井証券は、1日の約定代金が50万円以下の場合、国内株式の現物・信用取引手数料が無料です。25歳以下の方は金額に関係なく手数料が無料になります。
投資信託は約1,900本を取り扱い、つみたて投資枠対象商品は約250本です。米国株は約4,900銘柄を取り扱っています。
少額から国内株式の取引を始めたい方や、若年層の方にとっては手数料面で有利です。
ただし、1日の約定代金が50万円を超えると手数料が発生するため、取引金額が大きい方は他社の方が有利になる場合があります。
楽天証券との違いは、1日50万円以下の取引が完全無料である点です。楽天証券は現物取引手数料が原則無料ですが、信用取引は一部有料です。少額取引中心の方は松井証券、楽天ポイントを活用したい方は楽天証券が向いています。
楽天証券の口座開設に必要なもの
口座開設をスムーズに進めるために、事前に必要書類を準備しておきましょう。書類不備は審査遅延の原因になります。
楽天証券の口座開設には、本人確認書類が必要です。スマホで本人確認(eKYC)を利用する場合と、郵送で本人確認をする場合で、必要な書類が異なります。
スマホで本人確認(eKYC)の場合、以下のいずれか1点が必要です。
郵送で本人確認をする場合は、以下の組み合わせから選択します。
郵送の場合は2種類の書類を組み合わせる必要がある場合があるため、スマホで本人確認を利用する方が簡単です。
口座開設には、マイナンバー(個人番号)の確認書類も必要です。以下のいずれか1点を用意してください。
マイナンバーカードを持っている場合は、本人確認書類とマイナンバー確認書類を1枚で兼ねられるため、最も手続きが簡単です。
マイナンバー通知カードは2020年5月に廃止されましたが、記載内容に変更がなければ引き続き利用できます。住所や氏名が変わっている場合は、住民票の写しを取得する必要があります。
ここからは、楽天証券の口座開設手順を画面の流れに沿って詳しく解説します。初めての方でも迷わず進められるよう、各ステップのポイントを説明します。
楽天証券の公式サイトにアクセスし、「口座開設」ボタンをクリックします。メールアドレスを入力し、「同意のうえ、送信する」をクリックすると、登録したメールアドレスに確認メールが届きます。
メールに記載されたURLをクリックすると、口座開設の申込画面に進みます。楽天会員の方は、楽天IDでログインすることで、氏名や住所などの基本情報を自動入力できます。
楽天会員でない方は、メールアドレスのみで申込を進められます。楽天会員登録をしなくても口座開設は可能ですが、楽天ポイントを活用したい場合は、後から楽天IDと連携する必要があります。
本人確認の方法を「スマホで本人確認」または「郵送で本人確認」から選択します。スマホで本人確認を選ぶと、最短翌営業日に口座開設が完了します。
スマホで本人確認を選択した場合、運転免許証またはマイナンバーカードをスマホのカメラで撮影します。画面の指示に従って、書類の表面・裏面・厚みを撮影し、次に自分の顔を撮影します。
撮影時は、書類の文字がはっきり読めるように明るい場所で行い、反射や影が入らないよう注意してください。顔写真は正面を向いて、顔全体が画面に収まるようにします。
撮影が完了すると、AIが書類と顔写真を照合し、本人確認が自動的に行われます。審査に通過すると、最短翌営業日にログインIDが発行されます。
郵送で本人確認を選択した場合、本人確認書類のコピーとマイナンバー確認書類のコピーを楽天証券に郵送します。書類が到着後、審査が行われ、問題がなければログインIDが記載された書類が郵送で届きます。
郵送の場合は書類の往復に時間がかかるため、口座開設完了まで5営業日から1週間程度かかります。急いで口座を開設したい方は、スマホで本人確認を利用することをおすすめします。
氏名、生年月日、住所、電話番号、職業などの基本情報を入力します。楽天会員の方は、楽天IDに登録されている情報が自動入力されるため、入力の手間が省けます。
次に、特定口座の開設有無を選択します。特定口座(源泉徴収あり)を選ぶと、証券会社が税金の計算と納付を代行してくれるため、確定申告が不要になります。初心者の方は特定口座(源泉徴収あり)を選ぶことをおすすめします。
NISA口座を同時に開設するかどうかも選択できます。NISA口座は投資で得た利益が非課税になるため、長期投資を考えている方は開設しておくとよいでしょう。後から追加で開設することも可能です。
入力内容を確認し、「申込内容を確認する」ボタンをクリックします。内容に間違いがないか、特に住所や氏名の漢字、生年月日を慎重に確認してください。
スマホで本人確認を利用した場合、審査完了後にメールでログインIDが通知されます。メールに記載されたURLから初期設定画面にアクセスし、ログインパスワードを設定します。
郵送で本人確認を選択した場合は、ログインIDが記載された「口座開設完了通知」が簡易書留で届きます。書類を受け取ったら、記載されているログインIDとパスワードを使って楽天証券にログインします。
ログインIDとパスワードは第三者に知られないよう、厳重に管理してください。パスワードは定期的に変更することで、セキュリティを高められます。
楽天証券にログインしたら、取引開始前に初期設定を行います。暗証番号(取引パスワード)を設定し、勤務先情報やインサイダー登録(上場会社に勤務している場合)を入力します。
出金先の銀行口座を登録します。楽天銀行を持っている場合は、マネーブリッジ(自動入出金サービス)の設定も同時に行うと便利です。
初期設定が完了すると、株式や投資信託の取引が可能になります。NISA口座を申し込んだ場合は、税務署の審査が完了するまで1〜2週間程度かかるため、NISA口座での取引開始はその後になります。
口座開設でつまずきやすい3つのポイント
口座開設の手続きは比較的シンプルですが、一部でつまずく方もいます。ここでは、よくあるトラブルと対処法を紹介します。
本人確認書類の撮影や提出で不備があると、審査が進まず口座開設が遅れます。よくある不備として、書類の文字が不鮮明、書類の一部が切れている、有効期限が切れている、といったケースがあります。
スマホで撮影する際は、明るい場所で書類全体が画面に収まるように撮影してください。反射や影が入らないよう、角度を調整することも重要です。
住所が変わっている場合は、本人確認書類の住所と現住所が一致していることを確認してください。住所が異なる場合は、書類の変更手続きを先に済ませる必要があります。
氏名や住所、生年月日の入力ミスは、審査が通らない原因になります。特に氏名の漢字や住所の番地、マンション名などは、本人確認書類と完全に一致している必要があります。
全角・半角の違いや、数字の表記(「1-2-3」と「1丁目2番3号」など)にも注意してください。入力内容を確認する際は、本人確認書類と照らし合わせながら、1文字ずつ丁寧にチェックすることをおすすめします。
メールアドレスや電話番号の入力ミスも多いため、連絡が取れなくならないよう、正確に入力してください。
楽天証券の口座開設審査に落ちるケースは少ないですが、以下の理由で審査が通らない場合があります。
未成年の方は、親権者の同意が必要です。楽天証券では未成年口座の開設にも対応していますが、親権者が楽天証券に口座を持っていることが条件になります。
反社会的勢力に該当する場合や、過去に金融商品取引法に違反した履歴がある場合は、口座開設ができません。また、日本国内に住所がない場合も開設できません。
審査に落ちた場合は、楽天証券のカスタマーサービスに問い合わせて理由を確認し、必要な対応を行ってください。書類の不備が原因であれば、再提出で解決する場合があります。
楽天証券のおすすめ初期設定5つ
口座開設が完了したら、取引を始める前に初期設定を最適化しておくことで、楽天証券のメリットを最大限に活用できます。

| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 口座数 | 約12,000,000口座 ※2025年1月時点 |
| 取引手数料 | 【ゼロコース】 国内株式(現物・信用):0円 かぶミニ®(単元未満株):0円 投資信託:0円 ※ゼロコース選択時。 ※一部、スプレッドや信託財産留保額が発生する場合があります。 |
| NISA対応 | 〇(新NISA対応) |
| つみたて投資枠取扱銘柄数 | 263銘柄 ※2025年4月24日時点 |
| 成長投資枠対象商品 | 国内株式 / 外国株式 / 投資信託(約1,345銘柄) |
| 投資信託 | 約2,550本 ※2025年4月24日時点 |
| 外国株 | 6カ国/米国株式(約4,500銘柄) |
| 取引ツール(PC) | マーケットスピード / マーケットスピード II / 楽天MT4 |
| スマホアプリ | iSPEED / iSPEED for iPad / iSPEED FX / iSPEED 先物 |
| 提携銀行口座 | 楽天銀行(マネーブリッジ) |
| ポイント投資・付与 | 楽天ポイント(投資信託 / 国内株式 / 米国株式<円貨決済>) |
| 口座開設スピード | 最短 翌営業日 |
マネーブリッジは、楽天銀行と楽天証券を連携させるサービスです。設定すると、楽天銀行の普通預金金利が優遇され、通常の金利よりも高い利率が適用されます。
マネーブリッジのメリット
証券口座への入金が自動化され、買付余力が不足した場合に楽天銀行から自動で資金が振り替えられます
出金も楽天銀行に自動で振り替えられるため、資金管理がスムーズになります
設定方法は、楽天証券にログイン後、「マイメニュー」から「マネーブリッジ」を選択し、楽天銀行の口座情報を入力するだけです。楽天銀行の口座を持っていない場合は、楽天証券の口座開設と同時に楽天銀行の口座も開設できます。

| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 口座数 | 約12,000,000口座 ※2025年1月時点 |
| 取引手数料 | 【ゼロコース】 国内株式(現物・信用):0円 かぶミニ®(単元未満株):0円 投資信託:0円 ※ゼロコース選択時。 ※一部、スプレッドや信託財産留保額が発生する場合があります。 |
| NISA対応 | 〇(新NISA対応) |
| つみたて投資枠取扱銘柄数 | 263銘柄 ※2025年4月24日時点 |
| 成長投資枠対象商品 | 国内株式 / 外国株式 / 投資信託(約1,345銘柄) |
| 投資信託 | 約2,550本 ※2025年4月24日時点 |
| 外国株 | 6カ国/米国株式(約4,500銘柄) |
| 取引ツール(PC) | マーケットスピード / マーケットスピード II / 楽天MT4 |
| スマホアプリ | iSPEED / iSPEED for iPad / iSPEED FX / iSPEED 先物 |
| 提携銀行口座 | 楽天銀行(マネーブリッジ) |
| ポイント投資・付与 | 楽天ポイント(投資信託 / 国内株式 / 米国株式<円貨決済>) |
| 口座開設スピード | 最短 翌営業日 |
楽天カードを持っている方は、クレカ積立を設定することで、毎月自動で投資信託を積み立てられます。積立額に応じて楽天ポイントが還元されるため、現金で積み立てるよりもお得です。
クレカ積立の上限は月5万円までで、年間最大60万円まで積み立てられます。設定方法は、楽天証券にログイン後、「投信」メニューから「積立設定」を選択し、支払い方法で「楽天カードクレジット決済」を選ぶだけです。
ハッピープログラムは、楽天銀行と楽天証券を連携させることで、取引に応じて楽天ポイントが貯まるプログラムです。投資信託の保有残高や株式の取引回数に応じて、ポイントが付与されます。
設定するには、マネーブリッジを有効にした後、楽天銀行の会員ページから「ハッピープログラム」にエントリーします。エントリーは無料で、一度設定すれば自動的にポイントが貯まります。
ハッピープログラムのランクが上がると、ATM手数料や振込手数料の無料回数が増えるため、楽天銀行を日常的に使う方にもメリットがあります。

| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 口座数 | 約12,000,000口座 ※2025年1月時点 |
| 取引手数料 | 【ゼロコース】 国内株式(現物・信用):0円 かぶミニ®(単元未満株):0円 投資信託:0円 ※ゼロコース選択時。 ※一部、スプレッドや信託財産留保額が発生する場合があります。 |
| NISA対応 | 〇(新NISA対応) |
| つみたて投資枠取扱銘柄数 | 263銘柄 ※2025年4月24日時点 |
| 成長投資枠対象商品 | 国内株式 / 外国株式 / 投資信託(約1,345銘柄) |
| 投資信託 | 約2,550本 ※2025年4月24日時点 |
| 外国株 | 6カ国/米国株式(約4,500銘柄) |
| 取引ツール(PC) | マーケットスピード / マーケットスピード II / 楽天MT4 |
| スマホアプリ | iSPEED / iSPEED for iPad / iSPEED FX / iSPEED 先物 |
| 提携銀行口座 | 楽天銀行(マネーブリッジ) |
| ポイント投資・付与 | 楽天ポイント(投資信託 / 国内株式 / 米国株式<円貨決済>) |
| 口座開設スピード | 最短 翌営業日 |
楽天証券では、投資信託の保有残高に応じて貯まるポイントを「楽天ポイントコース」または「楽天証券ポイントコース」から選択できます。
楽天ポイントコースを選ぶと、貯まったポイントを楽天市場や楽天ペイなど、楽天グループのサービスで幅広く利用できます。楽天証券ポイントコースを選ぶと、楽天証券内でのみ利用できるポイントが貯まります。
楽天経済圏を活用している方は、楽天ポイントコースを選ぶことをおすすめします。設定は楽天証券の「マイメニュー」から「ポイント設定」で変更できます。
NISA口座は、投資で得た利益が非課税になる制度を利用するための口座です。つみたて投資枠では年間120万円まで、成長投資枠では年間240万円まで投資でき、非課税保有限度額は合計1,800万円です。
NISA口座は1人1口座しか開設できないため、他の証券会社ですでに開設している場合は、楽天証券で新たに開設することはできません。ただし、年単位で金融機関を変更することは可能です。
NISA口座を開設すると、税務署の審査が必要なため、口座開設完了まで1〜2週間程度かかります。審査が完了するまでは、総合取引口座での取引は可能ですが、NISA口座での取引はできません。
長期的な資産形成を考えている方は、税制優遇を受けられるNISA口座を早めに開設しておくことをおすすめします。
楽天証券で取引を始める方法
口座開設と初期設定が完了したら、実際に取引を始めましょう。ここでは、入金方法と初心者におすすめの投資商品、購入手順を解説します。
楽天証券への入金方法は、マネーブリッジ(自動入出金)、リアルタイム入金、振込入金の3種類があります。それぞれの特徴と手順を説明します。
マネーブリッジを設定している場合、買付余力が不足したときに楽天銀行から自動で資金が振り替えられます。手動で入金する必要がなく、取引のたびに入金する手間が省けます。
出金も楽天銀行に自動で振り替えられるため、資金管理がスムーズです。手数料は無料で、24時間いつでも自動入出金が行われます。
リアルタイム入金は、提携金融機関のインターネットバンキングから即時に入金できるサービスです。入金手数料は無料で、入金後すぐに取引が可能になります。
楽天証券にログイン後、「入出金・振替」メニューから「リアルタイム入金」を選択し、金融機関と入金額を指定します。金融機関のインターネットバンキングにログインして入金手続きを完了すると、数分で口座に反映されます。
振込入金は、銀行のATMやインターネットバンキングから楽天証券の指定口座に振り込む方法です。振込手数料は自己負担で、口座への反映には数時間から1営業日程度かかります。
振込先の口座番号は、楽天証券にログイン後、「入出金・振替」メニューから確認できます。振込名義人は、楽天証券に登録した氏名と一致している必要があります。
投資初心者の方には、リスクを分散しやすく、少額から始められる投資信託がおすすめです。特に、インデックスファンドは運用コストが低く、市場全体の動きに連動するため、長期投資に適しています。
人気の投資信託
eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー):世界中の株式に分散投資
楽天・オールカントリー株式インデックス・ファンド:世界中の株式に分散投資
eMAXIS Slim 米国株式(S&P500):米国の代表的な500社に投資
投資信託は100円から購入できるため、まずは少額で始めて、投資の感覚をつかむことをおすすめします。慣れてきたら、毎月一定額を積み立てる設定にすることで、時間分散の効果も得られます。
投資信託を購入する手順は以下のとおりです。楽天証券にログイン後、「投信」メニューから「ファンドを探す」を選択します。
購入したい投資信託を検索し、商品ページを開きます。「買う」ボタンをクリックし、購入金額または口数を入力します。100円から購入できるため、初めての方は少額から試してみるとよいでしょう。
NISA口座を開設している場合は、「NISA」または「課税口座」を選択します。NISA口座で購入すると、利益が非課税になるため、長期投資を考えている方はNISA口座を選ぶことをおすすめします。
内容を確認し、取引パスワードを入力して「注文する」ボタンをクリックすると、購入が完了します。購入した投資信託は、「保有商品」から確認できます。
よくある質問(Q&A)
楽天証券の口座開設や取引に関して、よくある質問をまとめました。疑問点がある方は参考にしてください。
楽天証券の口座開設は、18歳以上の方が対象です。未成年の方は、親権者の同意があれば未成年口座を開設できます。
未成年口座を開設する場合は、親権者が楽天証券に口座を持っていることが条件です。親権者の口座開設後、未成年口座の申込手続きを行います。
楽天証券の口座開設は無料で、口座維持費も一切かかりません。取引をしなくても費用が発生することはないため、まず口座を作っておいて、投資のタイミングを見計らうことも可能です。
複数の証券会社で総合取引口座を開設することは可能です。証券会社ごとに強みが異なるため、用途に応じて使い分けることもできます。
ただし、NISA口座は1人1口座しか開設できないため、複数の証券会社でNISA口座を持つことはできません。年単位で金融機関を変更することは可能です。
総合取引口座を開設した後に、NISA口座を追加で開設することは可能です。楽天証券にログイン後、「マイメニュー」から「NISA口座開設」を選択し、必要事項を入力します。
NISA口座の開設には税務署の審査が必要なため、口座開設完了まで1〜2週間程度かかります。
楽天銀行の口座がなくても、楽天証券の口座開設は可能です。ただし、マネーブリッジやハッピープログラムなど、楽天銀行との連携サービスを利用する場合は、楽天銀行の口座が必要です。
楽天銀行の口座を持っていない場合は、楽天証券の口座開設と同時に楽天銀行の口座も開設できます。
口座開設後に取引をせず放置しても、口座維持費はかからないため、費用が発生することはありません。ただし、長期間取引がない場合、証券会社から取引状況の確認連絡が来ることがあります。
口座を使わなくなった場合は、解約手続きを行うこともできます。解約する際は、保有商品をすべて売却し、出金手続きを済ませてから、カスタマーサービスに連絡してください。
他の証券会社から楽天証券に乗り換える場合、保有している株式や投資信託を楽天証券に移管することができます。移管手続きは、楽天証券にログイン後、「入出金・振替」メニューから「他社からの移管(入庫)」を選択します。
NISA口座を他社から楽天証券に変更する場合は、年単位での変更が可能です。変更したい年の前年10月1日から、変更したい年の9月30日までに手続きを行う必要があります。
移管には手数料がかかる場合があるため、事前に移管元の証券会社に確認してください。楽天証券では、他社からの移管にかかる手数料を全額負担するキャンペーンを実施していることがあります。
楽天証券の口座開設は、スマホで本人確認を利用すれば最短翌営業日で完了し、すぐに取引を始められます。楽天ポイントを活用した資産形成ができる点が大きな魅力で、楽天経済圏を利用している方にとって相性の良い証券会社です。
口座開設前に本人確認書類とマイナンバー確認書類を準備し、入力ミスや書類不備に注意することで、スムーズに手続きを進められます。開設後は、マネーブリッジやクレカ積立、ハッピープログラムなどの初期設定を行うことで、楽天証券のメリットを最大限に活用できます。
投資初心者の方は、少額から始められる投資信託を活用し、長期的な視点で資産形成を進めることをおすすめします。NISAを活用すれば、利益が非課税になるため、税制優遇を受けながら効率的に資産を増やせます。
なお、投資には元本割れのリスクがあります。ご自身の投資目的やリスク許容度に合わせて、慎重にご検討ください。詳しい制度内容や最新情報は、楽天証券公式サイトでご確認ください。
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