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松井証券のクレカ積立を検討しているけれど、還元率や他社との違いがよく分からないという方も多いのではないでしょうか。
松井証券は2025年5月からJCBカードによるクレカ積立サービスを開始し、最大1.0%のポイント還元を実現しています。
さらに「投信残高ポイントサービス」と併用することで、業界トップクラスの還元率を得られる点が大きな魅力です。
この記事では、松井証券のクレカ積立の仕組みから還元率の詳細、他社との比較、設定方法まで、投資初心者の方にも分かりやすく解説します。
JCBカードをお持ちの方や、これから資産形成を始めたい方は、ぜひ参考にしてください。
目次
松井証券のクレカ積立とは?
松井証券のクレカ積立は、投資信託の積立購入代金をクレジットカードで決済できるサービスです。
2025年5月24日からサービスが開始され、JCBカードを利用して毎月自動的に投資信託を購入できます。
このサービスの特徴
積立金額に応じてポイントが貯まる
毎月自動で投資信託を購入
入金の手間がかからない
このサービスの最大の魅力は、積立金額に応じてポイントが貯まることです。
通常の銀行口座からの引き落としと異なり、クレジットカード決済を利用することで、投資をしながらポイントを獲得できるお得な仕組みになっています。
松井証券のクレカ積立は、毎月10日までに積立設定を行うと、翌月1日に自動的に投資信託が購入される仕組みです。
初回の設定さえ完了すれば、その後は毎月自動的に積立が継続されるため、入金の手間がかかりません。
決済はクレジットカードで行われるため、カードの引き落とし日に指定の銀行口座から代金が引き落とされます。
積立金額は月100円から10万円まで設定でき、NISA口座を含むすべての口座で利用可能です。
松井証券のクレカ積立で利用できるのは、JCBが発行する「JCBオリジナルシリーズ」のクレジットカードです。
対象となるカードには、JCB CARD W、JCB CARD S、JCBゴールド、JCBプラチナなどがあります。
注意したいのは、国際ブランドとしてJCBマークがついているカード(楽天カードのJCBブランドなど)は対象外という点です。あくまでJCB自身が発行するオリジナルシリーズのみが対象となります。また、提携カードや法人カードも対象外となるため、カード選びの際は注意が必要です。
すでにJCBオリジナルシリーズをお持ちの方は、そのカードをそのまま利用できます。
まだお持ちでない方は、クレカ積立の開始に合わせて新規入会を検討するとよいでしょう。
松井証券のクレカ積立で貯まるポイントは、JCBが提供する「Oki Dokiポイント」です。
還元率はカードの種類と月間カード利用額によって変動します。
| カード種別 | 月間カード利用額 | 還元率 |
| 一般カード | 5万円以上 | 0.5% |
| プレミアムカード | 5万円未満 | 0.5% |
| プレミアムカード | 5万円以上 | 1.0% |
ここで重要なのは、月間カード利用額には「クレカ積立以外のショッピング利用のみ」が集計対象となる点です。クレカ積立自体の金額や年会費、各種手数料、電子マネーチャージなどは対象外となるため、日常の買い物や公共料金の支払いでカードを利用する必要があります。
松井証券クレカ積立の3つの魅力
松井証券のクレカ積立には、他社にはない独自の魅力があります。
ここでは特に注目すべき3つのポイントを詳しく解説します。
松井証券のクレカ積立は、キャンペーン適用時に最大7.0%という業界トップクラスの還元率を実現しています。
通常のクレカ積立によるOki Dokiポイント還元(最大1.0%)に加えて、キャンペーン条件を達成することで松井証券ポイントが最大6.0%上乗せされる仕組みです。
キャンペーン条件
NISA口座の保有(+2.0%)
米国株の買付(+2.0%)
スイープ入金の設定(+1.0%)
iDeCo口座連携(+1.0%)
ただし、キャンペーンには期限があり、ポイント進呈は最大3回までとなっています。キャンペーン終了後は通常の還元率(最大1.0%)に戻るため、キャンペーン期間中に条件を達成することが重要です。
松井証券の大きな強みは、クレカ積立によるポイント還元と「最大1%貯まる投信残高ポイントサービス」を併用できる点です。
投信残高ポイントサービスは、保有している投資信託の残高に応じて最大年率1.0%の松井証券ポイントが貯まるサービスです。
この2つのサービスを併用することで、積立時にポイントを獲得し、さらに保有している間も継続的にポイントが貯まります。例えば、月10万円を年会費無料のJCBカードで10年間積立投資した場合、人気銘柄では他社と比較して最大4.2倍の還元額となるケースもあります。
投信残高ポイントサービスは、eMAXIS Slimシリーズなどの低コストインデックス投信を含む全銘柄が対象で、業界トップクラスの還元率を誇ります。
NISA口座、特定口座、一般口座のすべてでポイントが貯まるため、投資方針に関わらず恩恵を受けられます。
松井証券のクレカ積立は、NISA口座でも利用でき、月10万円まで積立設定が可能です。
2024年から始まった新NISA制度のつみたて投資枠は年間120万円(月10万円)が上限となっているため、クレカ積立だけでつみたて投資枠を満額活用できます。
NISA口座で得た利益は非課税となるため、クレカ積立のポイント還元と非課税メリットを同時に享受できる点が大きな魅力です。月10万円を年0.5%の還元率で積立投資した場合、年間で6,000ポイント(6,000円相当)が貯まります。
さらに、投信残高ポイントサービスもNISA口座が対象となっているため、NISA口座で保有している投資信託にも最大1.0%のポイントが付与されます。
非課税で資産を増やしながら、ポイントも効率的に貯められる仕組みです。
ポイント還元率の詳細
松井証券のクレカ積立で得られるポイント還元率は、カードの種類と月間カード利用額によって決まります。
ここでは具体的な還元率を詳しく見ていきましょう。
一般カード(JCB CARD W、JCB CARD Sなど)を利用する場合の還元率は、以下のようになります。
| 月間カード利用額 | 還元率 | 月10万円積立時の獲得ポイント |
| 5万円未満 | 0% | 0ポイント |
| 5万円以上 | 0.5% | 500円相当 |
一般カードの場合、月間カード利用額が5万円未満だとポイント還元率が0%になる点に注意が必要です。クレカ積立でポイントを獲得するには、クレカ積立以外のショッピング利用で月5万円以上カードを使う必要があります。
例えば、JCB CARD Wで月10万円の積立投資を行い、ショッピング利用が月5万円以上ある場合、毎月500円相当(年間6,000円相当)のOki Dokiポイントが貯まります。
JCB CARD Wは年会費無料のため、このポイント分がそのまま利益となります。
プレミアムカード(JCBゴールド、JCBプラチナなど)を利用する場合の還元率は、以下のようになります。
| 月間カード利用額 | 還元率 | 月10万円積立時の獲得ポイント |
| 5万円未満 | 0.5% | 500円相当 |
| 5万円以上 | 1.0% | 1,000円相当 |
プレミアムカードの場合、月間カード利用額が5万円未満でも0.5%の還元率が適用されます。
さらに、月5万円以上のショッピング利用で1.0%の還元率となるため、一般カードの2倍のポイントを獲得できます。
例えば、JCBゴールドで月10万円の積立投資を行い、ショッピング利用が月5万円以上ある場合、毎月1,000円相当(年間12,000円相当)のOki Dokiポイントが貯まります。JCBゴールドの年会費は11,000円(税込)ですが、クレカ積立のポイントだけで年会費をほぼカバーできる計算です。
松井証券では、クレカ積立のサービス開始を記念して「クレカ積立デビューキャンペーン」を開催しています。
このキャンペーンでは、条件を達成するごとに松井証券ポイントの還元率が段階的にアップし、通常のOki Dokiポイント還元と合わせて最大7.0%の還元率となります。
キャンペーンの主な条件
NISA口座の保有(+2.0%)
米国株500ドル以上の買付(+2.0%)
スイープ入金の設定(+1.0%)
iDeCo口座連携(+1.0%)
これらすべての条件を達成すると、通常のクレカ積立ポイント(最大1.0%)と合わせて7.0%の還元率になります。
ただし、キャンペーンのポイント進呈は月ごとに行われ、最大3回まで(合計18,000ポイント上限)となっています。月10万円を3ヶ月間積立投資し、すべての条件を達成した場合、最大18,000円相当の松井証券ポイントを獲得できる計算です。
松井証券のクレカ積立を他社と比較することで、自分に最適な証券会社を選ぶことができます。
ここでは大手ネット証券5社のクレカ積立サービスを比較します。
主要ネット証券のクレカ積立における年会費無料カードの還元率を比較すると、以下のようになります。
| 証券会社 | 対象カード | 還元率 | 条件 |
| 松井証券 | JCB CARD W | 0.5% | 月間カード利用額5万円以上 |
| SBI証券 | 三井住友カード(NL) | 0.5% | 前年カード利用額10万円以上 |
| 楽天証券 | 楽天カード | 0.5%または1.0% | ファンドの代行手数料による |
| マネックス証券 | マネックスカード | 1.1%(月5万円まで) | 月間積立額による |
| 三菱UFJeスマート証券 | au PAY カード | 0.5% | 条件なし |
年会費無料カードの還元率だけを見ると、マネックス証券が最も高い1.1%(月5万円まで)となっています。
ただし、松井証券は投信残高ポイントサービスとの併用で実質的な還元額がトップクラスとなる点が特徴です。長期的な資産形成を考える場合、積立と保有の両方でポイントが貯まる松井証券は非常に魅力的です。
各証券会社で利用できるクレジットカードの種類を比較すると、以下のようになります。
| 証券会社 | 対象カード | 特徴 |
| 松井証券 | JCBオリジナルシリーズ | 国内大手カードブランド、年会費無料~プラチナまで幅広い |
| SBI証券 | 三井住友カード、APLUS CARD、majicaシリーズ | 選択肢が多く、ポイント還元率も幅広い |
| 楽天証券 | 楽天カード | 楽天経済圏との連携が強い |
| マネックス証券 | マネックスカード、dカード | マネックスカードは証券会社独自カード |
| 三菱UFJeスマート証券 | au PAY カード | au経済圏との連携が強い |
松井証券の対象カードはJCBオリジナルシリーズのみですが、JCBは国内大手のカードブランドであり、年会費無料のJCB CARD Wから、ステータス性の高いJCBプラチナまで幅広い選択肢があります。
すでにJCBオリジナルシリーズをお持ちの方は、新たにカードを作る必要がなく、すぐにクレカ積立を始められます。
各証券会社のクレカ積立における月間積立上限額を比較すると、以下のようになります。
| 証券会社 | 月間積立上限額 | 年間積立上限額 |
| 松井証券 | 10万円 | 120万円 |
| SBI証券 | 10万円 | 120万円 |
| 楽天証券 | 10万円 | 120万円 |
| マネックス証券 | 10万円 | 120万円 |
| 三菱UFJeスマート証券 | 10万円 | 120万円 |
積立上限額については、主要ネット証券はすべて月10万円(年間120万円)で統一されています。
これは新NISA制度のつみたて投資枠の年間上限120万円に合わせた設定です。
月10万円の積立上限があれば、つみたて投資枠を満額活用できるため、NISA制度を最大限に活用したい方にとって十分な金額です。また、NISA口座だけでなく、特定口座や一般口座でも月10万円まで積立設定ができるため、NISA枠を超えた投資にも対応できます。
どのJCBカードを選ぶべき?
松井証券のクレカ積立では、JCBオリジナルシリーズの中から自分に合ったカードを選ぶことが重要です。
ここでは、投資目的や利用状況に応じたおすすめカードを紹介します。
JCB CARD Wは年会費永年無料で、クレカ積立初心者に最もおすすめのカードです。
39歳以下の方限定で申し込みができ、一度入会すれば40歳以降も年会費無料で利用し続けられます。
JCB CARD Wの特徴
通常のショッピング利用でもポイント還元率1.0%
Amazon、スターバックスなどの特約店でさらに高還元
年会費無料でコストゼロ
クレカ積立では、月間カード利用額が5万円以上で0.5%の還元率が適用されます。
月10万円を年0.5%の還元率で積立投資した場合、年間6,000円相当のポイントが貯まります。
JCBゴールドは、クレカ積立で最大1.0%の還元率を実現できるプレミアムカードです。
年会費は11,000円(税込)ですが、クレカ積立のポイント還元で年会費をカバーできる可能性があります。
JCBゴールドの特徴
月間カード利用額5万円未満でも0.5%還元
月間カード利用額5万円以上で1.0%還元
空港ラウンジサービス、海外旅行傷害保険など充実した特典
月10万円を年1.0%の還元率で積立投資した場合、年間12,000円相当のポイントが貯まるため、年会費を差し引いても1,000円分のプラスとなります。
JCBプラチナは、JCBオリジナルシリーズの中でも上位のステータスカードで、クレカ積立でも最大1.0%の還元率が適用されます。
年会費は27,500円(税込)と高額ですが、プラチナならではの充実したサービスを利用できます。
JCBプラチナの特徴
24時間365日利用できるコンシェルジュサービス
プライオリティ・パスによる世界中の空港ラウンジ利用
高級レストランでの優待サービス
クレカ積立だけで年会費をカバーすることは難しいため、JCBプラチナは「カード自体の特典を最大限活用したい方」や「年間のカード利用額が非常に多い方」に向いています。
投信残高ポイントとの併用でさらにお得に
松井証券の最大の強みは、クレカ積立と投信残高ポイントサービスを併用できる点です。
この2つのサービスを組み合わせることで、業界トップクラスの還元を実現できます。
投信残高ポイントサービスは、保有している投資信託の残高に応じて最大年率1.0%の松井証券ポイントが貯まるサービスです。
毎月エントリーするだけで、NISA口座、特定口座、一般口座のすべての口座でポイントが付与されます。
このサービスの特徴は、eMAXIS Slimシリーズなどの低コストインデックス投信を含む全銘柄が対象となる点です。他社では低コストインデックス投信のポイント還元率が低く設定されているケースが多いですが、松井証券では全銘柄で業界トップクラスの還元率を提供しています。
例えば、人気の「eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)」の場合、松井証券では年率0.5%のポイント還元率が設定されています。
100万円保有している場合、年間5,000円相当の松井証券ポイントが貯まる計算です。
クレカ積立と投信残高ポイントサービスを併用した場合の実質還元率をシミュレーションしてみましょう。
| 投資期間 | 月間積立額 | 保有残高 | クレカ積立ポイント(年間) | 投信残高ポイント(年間) | 合計ポイント(年間) |
| 1年目 | 10万円 | 約120万円 | 6,000円 | 6,000円 | 12,000円 |
| 5年目 | 10万円 | 約600万円 | 6,000円 | 30,000円 | 36,000円 |
| 10年目 | 10万円 | 約1,200万円 | 6,000円 | 60,000円 | 66,000円 |
このシミュレーションは、年会費無料のJCB CARD Wで月10万円を積立投資し、投信残高ポイントサービスの還元率が年率0.5%の投資信託を保有した場合を想定しています(運用益は考慮せず)。実際の保有残高は市場環境により増減します。
長期的に積立投資を続けることで、保有残高が増えるにつれて投信残高ポイントの獲得額も増加します。
10年目には年間66,000円相当のポイントが貯まる計算となり、クレカ積立と投信残高ポイントの併用効果が大きいことが分かります。
松井証券クレカ積立の設定方法
松井証券のクレカ積立は、オンラインで簡単に設定できます。
ここでは、実際の設定手順を分かりやすく解説します。
クレカ積立を始めるには、まず松井証券の総合口座とJCBオリジナルシリーズのクレジットカードが必要です。
松井証券の口座をまだお持ちでない方は、公式サイトから口座開設の申し込みを行いましょう。
PC版での積立設定手順は以下の通りです。
毎月10日までに設定を完了すると、翌月1日に自動的に積立注文が発注されます。
スマホ版での積立設定手順も基本的にはPC版と同じです。
スマホからでも数分で設定が完了するため、外出先でも手軽にクレカ積立を始められます。
クレカ積立で購入する投資信託を選ぶ際は、以下のポイントを考慮しましょう。
ポイント還元率だけでなく、投資信託の運用成績や信託報酬も総合的に判断することが大切です。
月5万円の利用条件をクリアする3つの方法
松井証券のクレカ積立で最大還元率を得るには、月間カード利用額5万円以上という条件をクリアする必要があります。
ここでは、無理なく条件を達成する方法を紹介します。
毎月必ず発生する固定費をクレジットカード払いにまとめることで、安定的に月5万円以上の利用額を達成できます。
カード払いにできる固定費
電気・ガス・水道などの公共料金
携帯電話料金、インターネット回線料金
保険料
サブスクリプションサービス(Netflix、Amazon Prime等)
これらの固定費を合計すると、月2~3万円程度になる家庭が多いです。
さらに、家賃や住宅ローンの支払いがカード払いに対応している場合は、それらもクレジットカード払いに変更することで、月5万円の条件を容易にクリアできます。
JCBカードの家族カードを発行し、家族の支出もまとめて集計することで、月5万円の条件をクリアしやすくなります。
家族カードは、本会員と同じ口座から引き落とされるカードで、配偶者や子供に発行できます。
本会員カードと家族カードの利用金額が合算されるため、家族全体の支出を1つのカードにまとめることで、月間カード利用額を増やすことができます。例えば、本会員が月3万円、配偶者が月2万円をカードで利用すれば、合計で月5万円の条件をクリアできます。
食料品、日用品、衣料品など、日常の買い物をできるだけクレジットカード払いにすることで、自然と月間カード利用額が増えます。
スーパーマーケット、コンビニ、ドラッグストア、オンラインショッピングなど、多くの店舗でクレジットカード払いが可能です。
現金払いをしていた買い物をカード払いに変更するだけで、月1~2万円程度の利用額増加が見込めます。
松井証券クレカ積立で気をつけたい5つのこと
松井証券のクレカ積立を利用する際は、いくつかの注意点があります。
ここでは、特に重要な5つのポイントを解説します。
一般カードの場合、月間カード利用額が5万円未満だとポイント還元率が0%になる点に注意が必要です。クレカ積立でポイントを獲得するには、クレカ積立以外のショッピング利用で月5万円以上カードを使う必要があります。
月間カード利用額には、年会費、各種手数料、電子マネーチャージ、クレカ積立自体の金額は含まれません。
月5万円の条件をクリアできない場合は、プレミアムカード(JCBゴールド等)を検討するか、他社のクレカ積立サービスを比較検討することをおすすめします。
JCBオリジナルシリーズのクレジットカードを新規で申し込む場合、所定の審査があります。
審査には数日から数週間かかる場合があり、審査結果によってはカードが発行されない可能性もあります。
クレカ積立を始めたい時期が決まっている場合は、余裕を持ってカードを申し込むことをおすすめします。また、審査に不安がある方は、年会費無料のJCB CARD Wから申し込むとよいでしょう。
松井証券のクレカ積立デビューキャンペーンは期間限定で、キャンペーン終了後は通常の還元率(最大1.0%)に戻ります。キャンペーン期間中は最大7.0%の還元率が適用されますが、これは松井証券ポイントの上乗せ分(最大6.0%)が期間限定であるためです。
長期的な投資計画を立てる際は、キャンペーン還元率ではなく、通常の還元率を基準に考えることが重要です。
ただし、投信残高ポイントサービスは継続的に利用できるため、長期的には十分魅力的な還元率と言えます。
クレカ積立で購入する投資信託は、価格変動リスクがあり、元本割れする可能性があります。ポイント還元があるからといって、必ず利益が出るわけではありません。投資信託の価格は、株式市場や為替相場の変動によって日々変動します。
特に、短期的には大きく値下がりする可能性もあるため、長期的な視点で投資を続けることが重要です。
金融庁は、長期・積立・分散投資の重要性を推奨しています。
クレジットカードの支払いが遅延すると、信用情報に記録され、今後のローンやカードの審査に悪影響を及ぼす可能性があります。クレカ積立を利用する場合、毎月の積立金額に加えて、日常のショッピング利用分も含めた金額が口座から引き落とされます。
引き落とし口座の残高が不足しないよう、事前に確認しておくことが重要です。
特に、月10万円の積立投資を行っている場合、カード利用額が大きくなるため、口座残高の管理には十分注意しましょう。
Oki Dokiポイントは、JCBが提供する多様な商品やサービスと交換できます。主な交換先として、JCBプレモカード(全国70万店以上で利用可能)、Amazon、マクドナルド、スターバックスなどのギフトカード、各種マイル(JAL、ANA等)、他社ポイント(dポイント、楽天ポイント等)があります。
また、2025年4月からは、Oki Dokiポイントを松井証券ポイントに交換できるようになりました。交換レートは「Oki Dokiポイント1P → 松井証券ポイント4P」で、125P(または1,250P)単位で交換可能です。
JCBオリジナルシリーズのクレジットカードをお持ちでない場合は、新規で申し込む必要があります。JCBの公式サイトまたは松井証券のキャンペーンページから申し込みができます。
初めてクレカ積立を始める方には、年会費永年無料のJCB CARD Wがおすすめです。39歳以下の方限定で申し込みができますが、一度入会すれば40歳以降も年会費無料で利用し続けられます。
他社の証券会社から松井証券に乗り換える場合、投資信託の移管手続きが必要です。松井証券では「移管手数料負担サービス」があり、他社から移管する際に支払った手数料を全額負担してくれます。
ただし、移管手続きには数週間かかる場合があるため、その間は投資信託の売買ができません。また、移管元の証券会社で積立設定をしていた場合は、移管前に積立設定を解除する必要があります。
松井証券のクレカ積立は、NISA口座の「つみたて投資枠」と「成長投資枠」の両方で利用できます。つみたて投資枠は年間120万円(月10万円)、成長投資枠は年間240万円が上限となっています。
クレカ積立の月間上限は10万円のため、つみたて投資枠を満額活用することが可能です。成長投資枠でもクレカ積立を利用できますが、月10万円を超える投資を行う場合は、クレカ積立以外の方法を併用する必要があります。
積立額の変更は、松井証券の会員サイトまたはスマホアプリからいつでも可能です。積立設定画面で「積立金額の変更」を選択し、新しい積立金額を入力して設定を更新します。
ただし、変更が反映されるタイミングには注意が必要です。毎月10日までに変更を完了すると、翌月1日の積立注文から新しい金額が適用されます。10日を過ぎてから変更した場合は、翌々月1日の積立注文から反映されます。
松井証券のクレカ積立では、購入した投資信託をすぐに売却する「即売り」について、公式には制限が明記されていません。ただし、即売りはポイント獲得のみを目的とした行為であり、投資の本来の目的から外れています。
また、投資信託は短期売買を想定した商品ではなく、信託財産留保額が設定されている銘柄では売却時に手数料がかかる場合があります。クレカ積立は長期的な資産形成を目的として利用することをおすすめします。
投資信託の売却益や分配金には税金がかかりますが、NISA口座で運用している場合は非課税となるため、確定申告は不要です。
特定口座(源泉徴収あり)で運用している場合は、証券会社が自動的に税金を計算して源泉徴収するため、原則として確定申告は不要です。ただし、複数の証券会社で取引している場合や、損失を繰り越したい場合は、確定申告を行うことで税金の還付を受けられる可能性があります。
松井証券のクレカ積立は、JCBオリジナルシリーズを利用して最大1.0%のポイント還元を受けられるサービスです。
さらに、投信残高ポイントサービスと併用することで、業界トップクラスの還元率を実現できます。
特に、長期的な資産形成を目指す方にとって、積立時と保有時の両方でポイントが貯まる松井証券の仕組みは非常に魅力的です。
NISA口座にも対応しており、月10万円まで積立可能なため、新NISA制度を最大限に活用できます。
ただし、一般カードの場合は月間カード利用額5万円以上という条件があるため、日常的にJCBカードを利用できる方に向いています。
すでにJCBオリジナルシリーズをお持ちの方や、これから資産形成を始めたい方は、松井証券のクレカ積立を検討してみてはいかがでしょうか。
なお、投資には元本割れのリスクがあります。最終的な投資判断はご自身の責任で行ってください。詳しくは松井証券公式サイトでご確認ください。
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