SBI証券の口座開設は何日かかる?手順と必要書類を解説

マネックス証券とドコモの提携について調べているあなたは、dポイントを活用してお得に投資を始めたいと考えているのではないでしょうか。
2024年にスタートしたこの提携により、dカード積立で最大3.1%のポイント還元が受けられるようになり、投資しながらポイントが貯まる魅力的な仕組みが誕生しました。
この記事では、マネックス証券とドコモの提携内容、dポイントの貯め方・使い方、年会費の損益分岐点、他社との比較まで、実践的な情報を網羅的に解説します。
ドコモユーザーはもちろん、ポイント還元を重視する投資家にとって、この提携がどれだけメリットがあるのかを具体的な数字とともにお伝えします。
記事を読み終える頃には、マネックス証券とドコモの提携があなたに合っているかどうか、明確に判断できるようになるでしょう。
目次
マネックス証券とドコモの提携とは?
2024年、マネックス証券とNTTドコモは資本業務提携を結び、投資とポイント経済圏を融合させた新しいサービスを開始しました。
この提携により、ドコモの9,600万人の会員基盤とマネックス証券の投資サービスが連携し、dポイントを活用した資産形成が可能になりました。
マネックス証券とドコモの提携は、単なるサービス連携にとどまらず、資本関係を伴う本格的な業務提携です。
NTTドコモはマネックスグループに約500億円を出資し、持分法適用関連会社としました。
この提携により、ドコモの顧客基盤とマネックス証券の金融サービスノウハウが統合され、より多くの人が投資を始めやすい環境が整いました。
提携の目的は、日本における資産形成の裾野を広げることです。ドコモの持つポイント経済圏とマネックス証券の投資プラットフォームを組み合わせることで、投資初心者でも気軽に資産運用を始められる仕組みを構築しています。
「ドコモのNISA by マネックス証券」は、この提携によって生まれた新しいサービスブランドです。
ドコモの会員向けに、マネックス証券のNISA口座をより身近に感じてもらうための取り組みで、d払いアプリから直接投資信託の購入や管理ができるようになりました。
このサービスの特徴
普段使っているドコモのアプリから投資ができる手軽さ
証券会社のサイトにログインする必要がなく、スマートフォンで簡単に投資状況を確認
dアカウントと証券口座の連携により、ポイント投資もスムーズ
特に投資初心者にとって、使い慣れたアプリで投資ができることは大きな安心感につながります。また、貯まったdポイントを投資信託の購入に充てることができ、現金を使わずに投資体験を始めることも可能です。
この提携によって、主に3つの大きな変化がありました。
従来のマネックスカードによる積立は1.1%還元でしたが、dカードでの積立では最大3.1%、キャンペーン時には5.0%の還元が実現しています。
これまでdポイントはショッピングや携帯料金の支払いに使うのが一般的でしたが、投資信託の購入にも使えるようになり、ポイントを資産形成に活用できるようになりました。
dカード積立のポイント還元
マネックス証券とドコモの提携における最大の魅力は、dカード積立による高還元率のポイント付与です。
投資信託の積立をdカードで決済することで、毎月自動的にdポイントが貯まり、投資しながらポイントも獲得できる一石二鳥の仕組みになっています。
dカード積立とは、投資信託の積立購入代金をdカードで決済する仕組みです。
毎月決まった日に、設定した金額の投資信託が自動的に購入され、その代金がdカードから引き落とされます。この際、クレジットカード決済額に応じてdポイントが付与されるため、現金で積立するよりもお得に資産形成ができます。
設定は一度行えば、あとは自動的に積立が継続されるため、投資を習慣化しやすいのも大きなメリットです。
毎月の積立額は100円から設定でき、上限は月5万円までとなっています。NISA口座のつみたて投資枠でも利用できるため、非課税のメリットとポイント還元の両方を享受できます。
dカード積立のポイント還元率は、使用するカードの種類によって異なります。以下の表で、各カードの還元率と年会費を比較してみましょう。
| カード種別 | ポイント還元率 | 年会費(税込) | 月5万円積立時の年間ポイント |
| dカード | 1.1% | 無料 | 6,600ポイント |
| dカード GOLD | 3.1% | 11,000円 | 18,600ポイント |
| dカード PLATINUM | 3.1% | 33,000円 | 18,600ポイント |
通常のdカードでも1.1%という高還元率ですが、dカード GOLDになると3.1%と約3倍の還元率になります。
月5万円を積立した場合、年間で18,600ポイントが貯まる計算です。dカード PLATINUMも還元率は同じ3.1%ですが、年会費が高額なため、投資以外のメリットも含めて総合的に判断する必要があります。
ポイント還元の対象となるのは月5万円までの積立額です。それを超える金額を積立してもポイントは付与されません。
マネックス証券では、新規にdカード積立を始める方を対象に、期間限定で最大5.0%のポイント還元キャンペーンを実施することがあります。
通常のdカード GOLD還元率3.1%に加えて、さらに1.9%が上乗せされる形です。
キャンペーンの適用条件は、新規にdカード積立を設定することです。キャンペーン期間中に積立設定をすれば、設定月から数ヶ月間は5.0%還元が適用されます。
月5万円を5.0%還元で積立した場合、月に2,500ポイント、3ヶ月で7,500ポイントが貯まります。これは投資を始めるだけで得られるボーナスのようなもので、投資初心者にとって大きなモチベーションになります。
キャンペーンの実施時期や条件は変更される可能性があるため、最新情報はマネックス証券の公式サイトでご確認ください。
dカード積立には月5万円という上限が設定されています。これは金融庁の規制によるもので、クレジットカード決済による投資信託の積立は月5万円までと定められているためです。年間では60万円まで積立できる計算になります。
この上限は、新NISA制度のつみたて投資枠(年間120万円)の半分に相当します。つまり、dカード積立だけでつみたて投資枠を埋めることはできません。残りの60万円分は、銀行引き落としやマネックスカードなど別の方法で積立する必要があります。
NISA口座でdカード積立を利用すれば、運用益が非課税になるメリットとポイント還元のメリットを同時に享受できます。
月5万円をdカード GOLDで積立し、残りの5万円を別の方法で積立すれば、つみたて投資枠の年間上限120万円をフル活用しながら、年間18,600ポイントを獲得できます。
dポイントの貯め方・使い方
マネックス証券とドコモの提携により、dポイントを投資に活用する選択肢が広がりました。
ポイントを貯める方法と使う方法を理解すれば、より効率的に資産形成を進められます。
マネックス証券でdポイントを貯める方法は、主に以下の3つです。
最も効率的にポイントを貯められる方法が、dカード積立です。前述の通り、dカード GOLDで月5万円を積立すれば、毎月1,550ポイント、年間18,600ポイントが自動的に貯まります。
マネックス証券では、対象の投資信託を保有しているだけで、毎月ポイントが貯まるプログラムがあります。保有残高に応じて、年率最大0.08%のdポイントが付与されます。例えば、100万円分の投資信託を保有していれば、年間800ポイントが貯まる計算です。
マネックス証券では、口座開設キャンペーンや特定の投資信託購入キャンペーンなど、期間限定でdポイントがもらえるキャンペーンを実施しています。キャンペーンを上手に活用すれば、投資を始めるだけで数千ポイントを獲得できることもあります。
貯まったdポイントは、マネックス証券で投資信託の購入代金として利用できます。
1ポイント=1円として使え、100ポイントから利用可能です。現金と組み合わせて使うこともでき、例えば10,000円分の投資信託を購入する際に、5,000ポイント+現金5,000円という使い方もできます。
ポイント投資の手順
マネックス証券のサイトまたはアプリから投資信託を選ぶ
購入画面で「dポイントを利用する」を選択
使用するポイント数を入力
NISA口座でもポイント投資が可能なため、ポイントで購入した投資信託の運用益も非課税になります。
ポイント投資のメリットは、現金を使わずに投資体験ができることです。投資初心者にとって、自分のお金を投資することには抵抗がある方も多いでしょう。しかし、ポイントなら「もともとおまけでもらったもの」という感覚で気軽に投資を始められます。
dポイントで投資信託を購入した場合でも、売却時の利益には税金がかかります。ポイントで購入した投資信託も、現金で購入した場合と同じく金融商品として扱われるためです。
具体的には、投資信託を売却して利益が出た場合、その利益に対して20.315%の税金(所得税15.315%、住民税5%)が課税されます。
NISA口座でポイント投資をした場合は、運用益が非課税になります。年間のNISA枠に余裕があれば、ポイント投資もNISA口座で行うことをおすすめします。
特定口座(源泉徴収あり)でポイント投資をした場合は、売却時に自動的に税金が差し引かれるため、確定申告は不要です。
ポイント自体を受け取った時点では、基本的に課税されません。クレジットカードのポイント還元は値引きと同様の扱いとされるため、ポイントが貯まった段階では税金の心配は不要です。
NISAでdポイントを活用する方法
新NISA制度とdポイント投資を組み合わせることで、非課税のメリットとポイント還元のメリットを同時に享受できます。
ここでは、NISA口座でdポイントを最大限活用する方法を解説します。
2024年から始まった新NISA制度は、つみたて投資枠と成長投資枠の2つの枠を併用できる制度です。
つみたて投資枠は年間120万円まで、成長投資枠は年間240万円まで投資でき、合計で年間360万円の非課税投資が可能になりました。非課税保有限度額は1,800万円で、そのうち成長投資枠は1,200万円までとなっています。
新NISA制度の最大の特徴は、非課税保有期間が無期限になったことです。旧NISA制度では5年または20年という期限がありましたが、新制度では期限がないため、長期的な資産形成に適しています。
マネックス証券では、新NISA口座の開設が簡単にできます。すでにマネックス証券に口座を持っている方は、サイトから申し込むだけで数日でNISA口座が開設されます。
つみたて投資枠は、長期・積立・分散投資に適した投資信託を定期的に購入する枠です。年間120万円まで投資でき、金融庁が定めた基準を満たす投資信託のみが対象となります。
マネックス証券では約217本のつみたて投資枠対象ファンドを取り扱っています(2024年時点)。
dカード積立は、このつみたて投資枠で利用できます。月5万円をdカード GOLDで積立すれば、年間60万円の非課税投資ができ、さらに年間18,600ポイントが貯まります。
残りの60万円は銀行引き落としやマネックスカードで積立すれば、つみたて投資枠の年間上限120万円をフル活用できます。
つみたて投資枠で購入した投資信託は、売却時の利益が非課税になります。例えば、120万円を投資して150万円に増えた場合、通常なら利益の30万円に対して約6万円の税金がかかりますが、NISA口座なら税金はゼロです。
成長投資枠は、つみたて投資枠よりも幅広い商品に投資できる枠です。年間240万円まで投資でき、個別株や上場投資信託(ETF)、REITなども購入できます。
成長投資枠でもdカード積立は利用できますが、月5万円の上限は変わりません。一方で、貯まったdポイントを使って投資信託を購入する場合は、成長投資枠で自由に使えます。
成長投資枠の活用ポイント
つみたて投資枠対象外のファンドも選択可能
ポイントを一括で投資信託の購入に充てることも可能
特定のテーマ型ファンドやアクティブファンドにも投資できる
成長投資枠とつみたて投資枠は併用できるため、つみたて投資枠でコツコツ積立投資をしながら、成長投資枠でポイントを使った追加投資をするという戦略も有効です。
年会費とポイント還元のバランス
dカード GOLDやdカード PLATINUMは年会費がかかるため、ポイント還元で年会費を回収できるかどうかが重要な判断基準になります。
ここでは、具体的な数字をもとに損益分岐点を計算します。
まず、各カードの年会費とdカード積立の還元率を整理しましょう。
| カード種別 | 年会費(税込) | dカード積立還元率 | その他の主な特典 |
| dカード | 無料 | 1.1% | 通常の買い物で1%還元 |
| dカード GOLD | 11,000円 | 3.1% | ドコモ料金10%還元、空港ラウンジ無料 |
| dカード PLATINUM | 33,000円 | 3.1% | プライオリティ・パス、コンシェルジュサービス |
年会費無料のdカードでも1.1%という高還元率ですが、dカード GOLDになると3.1%と大幅にアップします。
一方で、年会費11,000円をポイント還元で回収できるかどうかが重要なポイントです。
dカード GOLDの年会費11,000円を、dカード積立のポイント還元だけで回収するには、どれだけの投資額が必要でしょうか。計算してみましょう。
dカード GOLDの還元率は3.1%、dカードの還元率は1.1%なので、差は2.0%です。この2.0%の差額で年会費11,000円を回収するには、年間550,000円の積立が必要です(11,000円÷2.0%=550,000円)。月額にすると約45,833円になります。
つまり、月に約46,000円以上をdカード積立する場合は、dカード GOLDの方がお得になります。月5万円の上限いっぱいまで積立すれば、年間12,000円分のポイント差が生まれ、年会費11,000円を回収してもまだ1,000円分のプラスになります。
逆に、月3万円程度の積立であれば、年間の積立額は360,000円で、ポイント差は7,200円です。この場合、年会費11,000円を回収できないため、年会費無料のdカードの方が得になります。
ただし、dカード GOLDにはドコモ料金の10%還元という特典もあります。ドコモの携帯料金やドコモ光の料金が月10,000円以上の方は、それだけで年間12,000ポイント以上が貯まるため、投資分と合わせれば年会費を十分に回収できます。
dカード GOLDの年会費を確実に回収し、さらにお得に使うための戦略を紹介します。
これらの戦略を組み合わせれば、年会費を回収するだけでなく、年間数万ポイントの純利益を生み出すことも可能です。
他社クレカ積立との比較
クレジットカード積立は、マネックス証券だけでなく、SBI証券や楽天証券でも提供されています。
各社の還元率やサービス内容を比較し、自分に最適な証券会社を選びましょう。
主要ネット証券3社のクレジットカード積立サービスを比較します。
| 証券会社 | 対応カード | 最大還元率 | カード年会費 | 投資信託本数 | 月間積立上限 |
| マネックス証券 | dカード GOLD | 3.1%(キャンペーン時5.0%) | 11,000円 | 約1,800本 | 5万円 |
| SBI証券 | 三井住友カード プラチナプリファード | 5.0% | 33,000円 | 約2,600本 | 10万円 |
| 楽天証券 | 楽天プレミアムカード | 1.0% | 11,000円 | 約2,550本 | 10万円 |
SBI証券は、三井住友カード プラチナプリファードを使えば5.0%という最高還元率を実現できます。ただし、カード年会費が33,000円と高額で、年会費を回収するには相当な投資額と日常利用が必要です。
楽天証券は、楽天カードで0.5%または1.0%の還元率です。楽天プレミアムカードでも1.0%止まりですが、楽天経済圏を活用している方にとっては、楽天ポイントの汎用性が高いというメリットがあります。
マネックス証券のdカード積立は、dカード GOLDで3.1%という高還元率を、年会費11,000円で実現できる点がバランスに優れています。
マネックス証券とドコモの提携サービスが特に向いているのは、以下のような方です。
マネックス×ドコモが向いている人
ドコモユーザー
月3万円以上の投資余力がある方
投資初心者
米国株投資に興味がある方
ドコモの携帯電話やドコモ光を利用している方は、dカード GOLDの恩恵を最大限に受けられます。ドコモ料金の10%還元と投資のポイント還元を合わせれば、年会費を簡単に回収できます。
月3万円以上を積立投資に回せる方は、dカード積立のメリットを十分に享受できます。特に月5万円の上限まで積立できる方は、年間18,600ポイントという大きなリターンが得られます。
ドコモという身近なブランドで投資を始められることは、投資初心者にとって大きな安心感につながります。d払いアプリから投資ができる手軽さや、ポイント投資から始められる気軽さも、初心者向けです。
一方で、以下のような方は他社の方が適している可能性があります。
年会費無料で高還元を求めるなら、楽天証券と楽天カードの組み合わせが適しています。楽天カードは年会費無料で0.5%または1.0%の還元率があり、年会費の負担なくポイントを貯められます。
マネックス証券のdカード積立は月5万円が上限ですが、SBI証券や楽天証券は月10万円まで積立できます。より多くの金額をクレジットカード積立したい方は、SBI証券や楽天証券の方が向いています。
マネックスカードとの使い分け戦略
マネックス証券には、dカードとは別に「マネックスカード」というクレジットカードもあります。
両方のカードをどう使い分けるべきか、戦略を解説します。
マネックスカードは、マネックス証券が発行するクレジットカードで、投資信託の積立購入時に1.1%のマネックスポイントが貯まります。
年会費は初年度無料、2年目以降は550円ですが、年に1回以上カードを利用すれば翌年の年会費も無料になります。
マネックスポイントは、投資信託の購入やAmazonギフトカードへの交換、dポイントやTポイントへの交換などに使えます。1ポイント=1円相当で、使い道は比較的豊富です。
還元率1.1%は、dカードの1.1%と同じです。しかし、dカード GOLDの3.1%には及びません。マネックスカードの最大のメリットは、年会費が実質無料で維持できることと、dカード積立の月5万円の上限を超えた分の積立にも使えることです。
結論から言うと、dカードとマネックスカードの併用は可能です。ただし、同じ月に両方のカードで積立設定をすることはできません。クレジットカード積立は、1つの証券口座につき1枚のカードしか登録できないためです。
しかし、NISA口座と特定口座(または一般口座)を使い分けることで、実質的に2枚のカードを併用できます。例えば、NISA口座の積立はdカード GOLD、特定口座の積立はマネックスカードという設定が可能です。
また、dカード積立で月5万円の上限に達した後、追加で投資したい場合は、マネックスカードで別途積立設定をすることもできます。この場合、合計で月10万円の積立が可能になり、両方のカードでポイントを貯められます。
dカードとマネックスカード、どちらを優先すべきかは、以下の基準で判断しましょう。
多くの方にとって、まずはdカード GOLDで月5万円の積立を行い、それ以上の投資余力がある場合にマネックスカードを追加するという戦略が最もバランスが良いでしょう。
口座開設の手順とキャンペーン情報
マネックス証券で口座を開設し、dカード積立を始めるまでの具体的な手順を解説します。
また、お得なキャンペーン情報もご紹介します。
マネックス証券の口座開設は、オンラインで完結します。スマートフォンがあれば、最短で翌営業日には取引を始められます。
マネックス証券の公式サイトから「口座開設」ボタンをクリックします。メールアドレスを入力すると、申込用のURLが送られてきます。
氏名、住所、生年月日、職業などの基本情報を入力します。NISA口座を開設する場合は、「NISA口座も同時に申し込む」にチェックを入れます。特定口座の源泉徴収ありを選択すれば、確定申告が不要になるため便利です。
スマートフォンで本人確認書類(運転免許証やマイナンバーカード)を撮影してアップロードします。マイナンバーカードを使えば、最短で口座開設が完了します。
マネックス証券でdポイントを貯めたり使ったりするには、dアカウントとの連携が必要です。連携手順は以下の通りです。
マネックス証券にログイン後、「保有残高・口座管理」メニューから「ポイント・マイレージ」を選択します。「dポイント連携」のボタンをクリックし、dアカウントのIDとパスワードでログインします。連携の同意画面で「同意する」を選択すれば、連携完了です。
連携が完了すると、マネックス証券で貯まったdポイントが自動的にdアカウントに反映されるようになります。d払いアプリからもマネックス証券の投資状況を確認できるようになり、より便利に利用できます。
dカード積立を設定する場合は、マネックス証券のサイトから「投信つみたて」メニューを選び、積立したい投資信託を選択します。決済方法で「dカード」を選び、カード情報を登録すれば設定完了です。
マネックス証券では、新規口座開設者や既存顧客向けに、定期的にキャンペーンを実施しています。代表的なキャンペーンをご紹介します。
主なキャンペーン
新規口座開設キャンペーン:口座開設だけで数百ポイント
dカード積立キャンペーン:通常3.1%の還元率が期間限定で5.0%に
特定銘柄購入キャンペーン:特定の投資信託を購入すると追加ポイント
キャンペーンの内容や実施期間は変更される可能性があるため、最新情報はマネックス証券の公式サイトでご確認ください。
提携のデメリットと注意点
マネックス証券とドコモの提携には多くのメリットがありますが、デメリットや注意点も理解しておくことが大切です。
公平な視点で、知っておくべきポイントを解説します。
dカード積立の高還元率は魅力的ですが、ドコモの携帯電話やドコモ光を利用していない方にとっては、メリットが限定的になる可能性があります。
dカード GOLDの最大のメリットは、ドコモ料金の10%還元です。この特典がなければ、年会費11,000円を回収するハードルが高くなります。ドコモユーザーでない方が投資だけでdカード GOLDの年会費を回収するには、月46,000円以上の積立が必要です。
また、dポイントの使い道もドコモユーザーの方が広がります。ドコモの料金支払いやd払いでの買い物など、ドコモ経済圏を活用している方の方がポイントを有効活用できます。
dカード積立には月5万円という上限があり、これは金融庁の規制によるものです。この上限は、投資余力が大きい方にとっては物足りないと感じるかもしれません。
新NISAのつみたて投資枠は年間120万円(月10万円)ですが、dカード積立だけでは半分の60万円しかカバーできません。残りの60万円は銀行引き落としやマネックスカードなど、別の方法で積立する必要があります。
SBI証券や楽天証券では月10万円までクレジットカード積立ができるため、より多くの金額をクレジットカード決済したい方は、他社の方が適している可能性があります。
マネックス証券とドコモの提携は2024年に始まったばかりのサービスです。今後、提携内容が変更されたり、ポイント還元率が変更されたりする可能性があります。
過去には、楽天証券が楽天カード積立の還元率を引き下げた事例があります。当初は1.0%だった還元率が、一部のカードでは0.5%に引き下げられました。マネックス証券のdカード積立も、将来的に還元率が変更される可能性はゼロではありません。
また、提携自体が終了するリスクも考えられます。ただし、NTTドコモが約500億円を出資している資本業務提携であり、簡単に解消されるものではありません。短期的には安定していると考えられますが、長期的な変化の可能性は頭に入れておきましょう。
ポイント還元は魅力的ですが、ポイントを貯めることが目的になってしまい、本来の投資目的を見失わないよう注意が必要です。
投資は長期的な資産形成のための手段であり、ポイントはあくまでおまけです。まずは自分の投資目的やリスク許容度を明確にし、無理のない範囲で投資を行いましょう。
マネックス証券とドコモの提携は、dポイントを活用した資産形成を可能にする画期的なサービスです。
dカード積立で最大3.1%、キャンペーン時には5.0%という高還元率は、投資しながらポイントを貯めたい方にとって大きな魅力です。
特にドコモユーザーにとっては、ドコモ料金の10%還元と投資のポイント還元を合わせることで、dカード GOLDの年会費を容易に回収できます。d払いアプリから投資ができる利便性や、貯まったdポイントで投資信託を購入できる柔軟性も、投資初心者にとって大きなメリットです。
一方で、ドコモユーザーでない方にとってはメリットが限定的になる可能性があります。また、クレジットカード積立の月5万円上限や、提携サービス変更のリスクも理解しておく必要があります。
マネックス証券とドコモの提携があなたに合っているかどうかは、ドコモサービスの利用状況、月々の投資余力、ポイントの使い道などを総合的に判断して決めましょう。他社のクレジットカード積立サービスとも比較しながら、自分に最適な証券会社とカードの組み合わせを見つけてください。
なお、投資には元本割れのリスクがあります。最終的な投資判断はご自身の責任で行ってください。ポイント還元率やキャンペーン内容は変更される可能性があるため、詳しくはマネックス証券の公式サイトでご確認ください。
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