マネックス証券に口座番号でログインする方法|手順と注意点

SBI証券で投資信託を始めたいけれど、どのファンドを選べばいいのか迷っていませんか。
ランキング上位のファンドなら安心だと思っても、本当に自分に合っているのか不安になりますよね。
この記事では、SBI証券の最新投資信託ランキングと、人気ファンドの特徴を詳しく解説します。さらに、初心者でも失敗しない選び方のポイントや、新NISAでの始め方まで、わかりやすくお伝えします。
この記事を読めば、あなたに最適な投資信託を自信を持って選べるようになるでしょう。
目次
SBI証券の投資信託ランキング
SBI証券は口座数1,500万を超える大手ネット証券の一つで、約2,600本もの投資信託を取り扱っています。これだけ多くの選択肢があると、どれを選べばいいのか迷ってしまいますよね。
そこで、実際に多くの投資家が選んでいる人気ファンドのランキングを見ることで、信頼性の高い投資信託を効率よく見つけることができます。ここでは、買付金額と買付件数の2つの視点からランキングをご紹介します。
買付金額ランキングは、実際にどれだけの金額が投資されているかを示す指標です。投資額が多いファンドは、多くの投資家から信頼されている証拠とも言えます。
| 順位 | ファンド名 | 運用会社 | 信託報酬(年率・税込) |
| 1位 | eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー) | 三菱UFJアセットマネジメント | 0.05775%以内 |
| 2位 | eMAXIS Slim 米国株式(S&P500) | 三菱UFJアセットマネジメント | 0.09372%以内 |
| 3位 | SBI・V・S&P500インデックス・ファンド | SBIアセットマネジメント | 0.0938%程度 |
| 4位 | eMAXIS Slim 全世界株式(除く日本) | 三菱UFJアセットマネジメント | 0.05775%以内 |
| 5位 | eMAXIS Slim 先進国株式インデックス | 三菱UFJアセットマネジメント | 0.09889%以内 |
| 6位 | SBI・V・全米株式インデックス・ファンド | SBIアセットマネジメント | 0.0938%程度 |
| 7位 | 楽天・オールカントリー株式インデックス・ファンド | 楽天投信投資顧問 | 0.0561% |
| 8位 | iFreeNEXT FANG+インデックス | 大和アセットマネジメント | 0.7755% |
| 9位 | eMAXIS Slim バランス(8資産均等型) | 三菱UFJアセットマネジメント | 0.143%以内 |
| 10位 | SBI・iシェアーズ・インド株式インデックス・ファンド | SBIアセットマネジメント | 0.4638%程度 |
ランキングを見ると、eMAXIS Slimシリーズが上位を独占していることがわかります。特に全世界株式(オール・カントリー)は圧倒的な人気で、多くの投資家が長期的な資産形成の中心に据えているファンドです。
また、米国株式に投資するS&P500連動型のファンドも2位と3位にランクインしており、米国経済の成長力に期待する投資家が多いことがうかがえます。
買付件数ランキングは、何人の投資家がそのファンドを購入しているかを示す指標です。金額ランキングとは異なり、少額投資家も含めた幅広い層の支持を反映しています。
| 順位 | ファンド名 | 特徴 |
| 1位 | eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー) | 日本を含む全世界の株式に分散投資 |
| 2位 | eMAXIS Slim 米国株式(S&P500) | 米国の代表的な500社に投資 |
| 3位 | SBI・V・S&P500インデックス・ファンド | バンガード社のETFを通じて米国株式に投資 |
| 4位 | eMAXIS Slim 全世界株式(除く日本) | 日本を除く全世界の株式に投資 |
| 5位 | eMAXIS Slim 先進国株式インデックス | 日本を除く先進国の株式に投資 |
| 6位 | SBI・V・全米株式インデックス・ファンド | 米国株式市場全体に投資 |
| 7位 | 楽天・オールカントリー株式インデックス・ファンド | 全世界株式への低コスト投資 |
| 8位 | eMAXIS Slim バランス(8資産均等型) | 株式・債券・REITに分散投資 |
| 9位 | iFreeNEXT FANG+インデックス | 米国のテクノロジー大手企業に集中投資 |
| 10位 | SBI・iシェアーズ・インド株式インデックス・ファンド | 成長著しいインド市場に投資 |
買付件数ランキングでも、買付金額ランキングと同様の顔ぶれが並んでいます。これは、少額投資家から大口投資家まで、幅広い層に支持されているファンドであることを示しています。
初心者の方は、このランキング上位のファンドから選ぶことで、多くの投資家に選ばれている信頼性の高い商品を選択できるでしょう。
ランキング上位ファンドの特徴を比較
ランキングで上位に入っているファンドには、それぞれ異なる特徴があります。ここでは、特に人気の高い3つのファンドについて詳しく見ていきましょう。
eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)は、通称「オルカン」と呼ばれ、投資家から絶大な支持を集めているファンドです。このファンド1本で、日本を含む先進国と新興国の約3,000銘柄に分散投資できます。
最大の魅力は、信託報酬が年率0.05775%以内という非常に低い水準のコストです。eMAXIS Slimシリーズは「業界最低水準の運用コストを将来にわたって目指し続ける」という方針を掲げており、他社が信託報酬を引き下げると、それに対抗して引き下げを行ってきた実績があります。
投資対象は全世界の株式市場で、地域別の構成比率は米国が約60%、日本が約5%、その他の先進国と新興国で約35%となっています。米国経済の成長を取り込みながら、他の地域にも分散することでリスクを抑えた運用が可能です。
純資産総額は10兆円を超える規模に成長しており、運用の安定性も高いファンドです。分配金は出さない方針のため、運用益が自動的に再投資され、複利効果を最大限に活かせます。
eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)は、米国の代表的な株価指数であるS&P500に連動する運用を目指すファンドです。AppleやMicrosoft、Amazonといった世界的な大企業約500社に投資できます。
信託報酬は年率0.09372%以内で、S&P500連動型のファンドとしては最低水準です。純資産総額も5兆円を超えており、eMAXIS Slimシリーズの中でもオルカンに次ぐ人気を誇ります。
過去の実績を見ると、S&P500は長期的に年平均10%前後のリターンを上げてきました。特に2010年代以降は、GAFAMと呼ばれるテクノロジー大手企業の成長により、高いパフォーマンスを実現しています。
ただし、投資対象が米国市場に集中しているため、米国経済の動向に大きく影響を受ける点には注意が必要です。為替変動リスクもあり、円高になると基準価額が下がる可能性があります。
SBI・V・S&P500インデックス・ファンドは、世界最大級の運用会社であるバンガード社のETF「バンガード・S&P500 ETF(VOO)」に投資することで、間接的に米国株式に投資するファンドです。
信託報酬は年率0.0938%程度で、eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)とほぼ同水準の低コストを実現しています。SBI証券が独自に提供しているファンドのため、SBI証券ユーザーからの支持が厚いのが特徴です。
| 項目 | SBI・V・S&P500 | eMAXIS Slim S&P500 |
| 信託報酬 | 0.0938%程度 | 0.09372%以内 |
| 運用方法 | バンガードETFを通じて間接投資 | 直接米国株式に投資 |
| 純資産総額 | 約1.5兆円 | 約5兆円 |
| 取扱証券会社 | SBI証券、マネックス証券など限定 | 多くの証券会社で取扱 |
両者の違いは運用方法にあります。eMAXIS Slimは直接米国株式を購入するのに対し、SBI・Vはバンガード社のETFを購入します。実際のパフォーマンスはほぼ同等で、どちらを選んでも大きな差はありません。
SBI証券で投資信託を購入する場合、どちらを選ぶかは好みの問題と言えるでしょう。バンガード社のブランド力に魅力を感じる方はSBI・Vを、より多くの証券会社で取り扱われている汎用性を重視する方はeMAXIS Slimを選ぶとよいでしょう。
ランキング上位以外にも、特徴的なファンドがあります。
その他の注目ファンド
iFreeNEXT FANG+インデックス
Facebook(Meta)、Amazon、Netflix、Google(Alphabet)などの米国テクノロジー大手企業10社に集中投資するファンドです。高いリターンが期待できる一方、信託報酬は0.7755%とやや高めで、値動きも大きくなります。
eMAXIS Slim バランス(8資産均等型)
国内外の株式・債券・REITの8資産に均等に投資するバランス型ファンドです。リスクを抑えたい方や、資産配分を自分で考えるのが難しい初心者に適しています。
SBI・iシェアーズ・インド株式インデックス・ファンド
人口増加と経済成長が続くインド市場に投資するファンドです。新興国投資のため値動きは大きいですが、長期的な成長が期待できます。
これらのファンドは、ポートフォリオの一部として組み入れることで、投資の幅を広げることができます。ただし、コアとなる投資先は全世界株式や米国株式のインデックスファンドにして、これらは補完的な位置づけにすることをおすすめします。
全世界株式と米国株式はどちらを選ぶ?
投資信託を選ぶ際に多くの方が迷うのが、「全世界株式(オルカン)」と「米国株式(S&P500)」のどちらを選ぶべきかという問題です。どちらも優れたファンドですが、それぞれに異なる特徴とメリットがあります。
全世界株式ファンドの最大のメリットは、地域分散によるリスク低減効果です。1本のファンドで日本、米国、欧州、新興国など世界中の株式市場に投資できるため、特定の国や地域の経済が悪化しても、他の地域でカバーできる可能性があります。
また、将来どの国や地域が成長するかを予測する必要がありません。現在は米国経済が世界をリードしていますが、10年後、20年後には中国やインド、あるいは他の新興国が台頭しているかもしれません。全世界株式なら、そうした変化に自動的に対応できます。
投資初心者や、「何も考えずにシンプルに投資したい」という方には、全世界株式ファンド1本に集中投資するのが最も合理的な選択と言えるでしょう。
米国株式ファンドのメリットは、世界最大の経済大国である米国の成長を直接享受できる点です。米国には世界をリードするテクノロジー企業や、グローバルに展開する優良企業が集中しています。
過去のデータを見ると、S&P500は全世界株式よりも高いリターンを上げてきました。特に2010年代以降は、GAFAMの成長により米国株式のパフォーマンスが際立っています。今後も米国経済の優位性が続くと考える方には、米国株式への集中投資が適しています。
ただし、米国市場に集中するということは、米国経済の動向に大きく左右されるということでもあります。また、為替リスクも全世界株式より大きくなる傾向があります。
全世界株式と米国株式、どちらを選ぶべきかは、あなたの投資方針やリスク許容度によって異なります。以下のチェックリストを参考に判断してください。
どちらか一方に絞る必要はなく、両方に投資するという選択肢もあります。例えば、全世界株式60%、米国株式40%といった配分で投資すれば、分散効果を保ちながら米国への比重を高めることができます。
また、投資を始めたばかりの方は、まず全世界株式1本から始めて、慣れてきたら米国株式を追加するという方法もおすすめです。重要なのは、自分が納得できる投資先を選び、長期的に保有し続けることです。
投資信託を選ぶときの5つのポイント
投資信託は約6,000本もあり、その中から自分に合ったファンドを選ぶのは簡単ではありません。ここでは、失敗しないための5つの選び方のポイントを解説します。
信託報酬は、投資信託を保有している間、毎日差し引かれる運用コストです。長期投資では、わずかな信託報酬の差が将来の資産に大きな影響を与えます。
例えば、信託報酬が0.1%のファンドと1.0%のファンドに100万円を20年間投資した場合、年率5%のリターンを想定すると、最終的な資産額には約40万円もの差が生まれます。
インデックスファンドの場合、信託報酬は0.2%以下が目安です。eMAXIS SlimシリーズやSBI・Vシリーズは0.1%以下と非常に低コストなので、長期投資に適しています。
純資産総額は、そのファンドに集まっている資金の総額です。純資産総額が大きいファンドは、多くの投資家から支持されており、運用の安定性が高いと言えます。
目安としては、純資産総額が100億円以上、できれば1,000億円以上のファンドを選ぶとよいでしょう。純資産総額が小さいファンドは、運用効率が悪かったり、最悪の場合は繰上償還(運用終了)のリスクもあります。
ランキング上位のファンドは純資産総額が1兆円を超えるものも多く、安定した運用が期待できます。
トータルリターンは、一定期間でどれだけの利益が出たかを示す指標です。ただし、短期間のリターンだけで判断するのは危険です。
投資信託を選ぶ際は、3年、5年、10年といった長期のトータルリターンを確認しましょう。短期的に好調でも、長期では平凡なパフォーマンスというファンドもあります。
また、同じベンチマーク(目標とする指数)のファンド同士で比較することも大切です。全世界株式ファンド同士、米国株式ファンド同士で比較して、より優れたパフォーマンスを上げているファンドを選びましょう。
投資信託によって、投資対象の分散度は大きく異なります。全世界株式ファンドは約3,000銘柄に分散投資しますが、特定のテーマ型ファンドは数十銘柄に集中投資することもあります。
一般的に、分散度が高いほどリスクは低くなりますが、リターンも平均的になります。逆に、集中投資はハイリスク・ハイリターンです。
初心者の方は、まず分散度の高いファンドから始めることをおすすめします。慣れてきたら、ポートフォリオの一部に集中投資型のファンドを加えるとよいでしょう。
投資信託には、市場平均に連動することを目指す「インデックスファンド」と、市場平均を上回るリターンを目指す「アクティブファンド」があります。
インデックスファンドとアクティブファンドの違い
インデックスファンド
信託報酬が低い(0.1%前後)、運用方針がシンプル、長期的に安定したリターンが期待できる
アクティブファンド
信託報酬が高い(1%前後)、運用方針が複雑、市場平均を上回る可能性があるが、下回るリスクも高い
実際のデータを見ると、長期的にはアクティブファンドの多くがインデックスファンドに負けています。初心者の方は、まずインデックスファンドから始めることを強くおすすめします。
SBI証券で投資信託を買う3つのメリット
SBI証券は、投資信託を購入する証券会社として多くの投資家に選ばれています。その理由は、他社にはない独自のメリットがあるからです。
SBI証券は約2,600本の投資信託を取り扱っており、これは業界でも有数の水準です。新NISAのつみたて投資枠対象ファンドも271本と、金融庁が定めた対象商品のほぼすべてを網羅しています。
豊富な選択肢があることで、自分の投資方針にぴったり合ったファンドを見つけやすくなります。また、SBI証券でしか買えない独自ファンド(SBI・Vシリーズなど)も充実しています。
他の証券会社では取り扱っていないファンドも多いため、投資の自由度が高いのがSBI証券の大きな強みです。
SBI証券では、三井住友カードを使った「クレカ積立」で投資信託を購入すると、積立額に応じてVポイントが貯まります。ポイント還元率はカードの種類によって異なります。
月10万円までクレカ積立ができるため、プラチナプリファードなら年間最大6万円相当のポイントを獲得できます。これは実質的に信託報酬を大幅に上回るメリットです。
貯まったVポイントは、SBI証券での投資信託購入にも使えるため、ポイントを無駄なく資産形成に活用できます。
SBI証券には「投信マイレージ」というサービスがあり、投資信託の保有残高に応じて毎月ポイントが自動的に貯まります。
投信マイレージのポイント付与率
通常銘柄:年率0.1%~0.2%のポイント付与
SBI証券指定銘柄:年率0.15%~0.25%のポイント付与
その他銘柄:年率0.05%~0.1%のポイント付与
例えば、1,000万円分の投資信託を保有していれば、年間1万円~2.5万円相当のポイントが自動的に貯まる計算です。長期保有するほどメリットが大きくなるため、コツコツ積立投資をする方にとって非常にお得なサービスです。
貯まるポイントは、Vポイント、Pontaポイント、dポイント、JALマイル、PayPayポイントから選択できるため、自分のライフスタイルに合わせて選べます。
新NISAで投資信託を始める方法
2024年から始まった新NISA制度は、投資で得た利益が非課税になる制度です。投資信託を始めるなら、新NISAを活用することで税制面で大きなメリットを得られます。
新NISAには「つみたて投資枠」と「成長投資枠」の2つがあり、それぞれ特徴が異なります。
| 項目 | つみたて投資枠 | 成長投資枠 |
| 年間投資枠 | 120万円 | 240万円 |
| 非課税保有限度額 | 1,800万円(うち成長投資枠は1,200万円まで) | |
| 対象商品 | 金融庁が定めた長期・積立・分散投資に適した投資信託 | 上場株式、投資信託(一部除外あり) |
| 購入方法 | 積立のみ | 積立・スポット購入どちらも可 |
つみたて投資枠は、金融庁が厳選した約270本の投資信託が対象です。長期的な資産形成に適したファンドに限定されているため、初心者でも安心して選べます。
成長投資枠は、つみたて投資枠の対象商品に加えて、個別株やREIT、一部のアクティブファンドも購入できます。より幅広い投資をしたい方に適しています。
両方の枠を併用することもできるため、例えば「つみたて投資枠で全世界株式を毎月積立、成長投資枠で個別株を購入」といった使い方も可能です。
SBI証券で新NISA口座を開設する手順は以下の通りです。
スマホで本人確認を行えば、最短翌営業日に取引を開始できます。口座開設費用や維持費用は一切かかりません。
口座開設が完了したら、実際に投資信託を購入してみましょう。
初めての方は、まず少額(月1,000円~5,000円程度)から始めて、慣れてきたら徐々に金額を増やしていくことをおすすめします。無理のない範囲で、長く続けることが資産形成の鍵です。
年代別・目的別のおすすめポートフォリオ
投資信託の選び方は、年代や投資目的によって変わります。ここでは、具体的なポートフォリオ例をご紹介します。
20~30代の方は、老後まで30年以上の投資期間があります。この長い時間を味方につけて、積極的に株式に投資することで大きな資産を築ける可能性があります。
40~50代は、老後までの時間が限られてきますが、まだ十分に資産形成が可能な年代です。ただし、20~30代よりもリスクを抑えた運用を心がけましょう。
投資が初めての方は、まず少額から始めて、投資に慣れることが大切です。値動きに慣れないうちに大きな金額を投資すると、暴落時にパニックになってしまう可能性があります。
株式の値動きが気になる方や、安定した運用を重視する方には、バランス型ファンドが適しています。
リスクを抑えたバランス型ファンド
eMAXIS Slim バランス(8資産均等型)
国内外の株式・債券・REITに均等分散。値動きが比較的穏やか
楽天・インデックス・バランス・ファンド(株式重視型)
株式70%、債券30%の配分。リターンとリスクのバランスが良い
ニッセイ・インデックスバランスファンド(4資産均等型)
国内外の株式・債券に均等分散。シンプルな構成
バランス型ファンドは、自分で資産配分を考える必要がなく、自動的にリバランス(配分調整)もしてくれるため、初心者にも扱いやすいファンドです。
投資信託で気をつけたい3つのこと
投資信託は便利な金融商品ですが、いくつか注意すべき点もあります。ここでは、特に重要な3つのポイントを解説します。
投資信託は預金とは異なり、元本が保証されていません。市場環境によっては、投資した金額を下回る可能性があります。
特に株式型の投資信託は、リーマンショックやコロナショックのような大きな暴落時には、30%~50%程度値下がりすることもあります。このような一時的な下落に耐えられる精神的・経済的余裕がない方は、投資額を減らすか、よりリスクの低いバランス型ファンドを選ぶべきです。
ただし、長期的に見れば株式市場は成長してきた歴史があります。15年以上保有すれば、過去のデータでは元本割れのケースはほとんどありません。短期的な値動きに一喜一憂せず、長期的な視点を持つことが大切です。
投資信託を始めると、毎日の基準価額の変動が気になってしまうものです。しかし、短期的な値動きに反応して売買を繰り返すと、手数料がかさんだり、売却のタイミングを誤ったりして、かえって損をする可能性が高くなります。
投資信託は、長期保有を前提とした金融商品です。一時的に値下がりしても、慌てて売却せず、淡々と積立を続けることが成功の秘訣です。
暴落時こそ、安く買い増しできるチャンスと考えましょう。歴史的に見ても、暴落後は必ず回復してきました。長期的な視点を持ち、市場の波に乗り続けることが重要です。
この記事でもランキングを紹介しましたが、ランキング上位のファンドが必ずしもあなたに最適とは限りません。
これらの要素を総合的に考えて、自分に合ったファンドを選ぶことが大切です。人気だからという理由だけで選ぶのではなく、そのファンドの特徴を理解し、自分の投資方針に合っているかを確認しましょう。
はい、SBI証券では100円から投資信託を購入できます。少額から始められるため、投資初心者の方でも気軽にスタートできます。
信託報酬以外に、監査費用や売買委託手数料などの「その他費用」がかかります。これらを含めた総コストを「実質コスト」と呼び、運用報告書で確認できます。また、一部のファンドには購入時手数料や信託財産留保額がかかる場合もありますが、人気のインデックスファンドはこれらの費用が無料のものがほとんどです。
基本的には、長期保有を前提に考えましょう。売却を検討するタイミングは、「目標金額に達したとき」「ライフイベント(住宅購入、教育資金など)で資金が必要になったとき」「リバランスが必要なとき」などです。短期的な値動きで売却判断をするのは避けましょう。
暴落時は、慌てて売却せずに保有を続けることが重要です。むしろ、安く買い増しできるチャンスと捉えましょう。過去の暴落も、長期的には必ず回復してきました。淡々と積立を続けることで、平均購入単価を下げることができます(ドルコスト平均法)。
どちらも優秀なファンドで、実際のパフォーマンスにほとんど差はありません。eMAXIS Slimは多くの証券会社で取り扱われており、純資産総額も大きいです。SBI・Vシリーズはバンガード社のETFを通じて投資する独自の運用方法が特徴です。どちらを選んでも問題ありませんので、好みで選んでよいでしょう。
特定口座(源泉徴収あり)を選ぶことを強くおすすめします。この口座を選べば、証券会社が自動的に税金を計算・納付してくれるため、確定申告が不要になります。一般口座や特定口座(源泉徴収なし)を選ぶと、自分で確定申告をする必要があります。
eMAXIS SlimシリーズやSBI・Vシリーズなど、人気のインデックスファンドは分配金を出さない方針です。分配金を出さずに自動的に再投資することで、複利効果を最大限に活かせます。長期的な資産形成を目指すなら、分配金を出さないファンドを選ぶことをおすすめします。
SBI証券の投資信託ランキングでは、eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)とeMAXIS Slim 米国株式(S&P500)が圧倒的な人気を集めています。これらのファンドは、低コストで分散投資ができ、長期的な資産形成に最適です。
投資信託を選ぶ際は、信託報酬の低さ、純資産総額の大きさ、投資対象の分散度を確認しましょう。初心者の方は、まずインデックスファンドから始めることをおすすめします。
SBI証券なら、豊富な取扱銘柄数、クレカ積立によるポイント還元、投信マイレージサービスなど、お得に投資信託を購入できる環境が整っています。新NISA制度も活用すれば、税制面でも大きなメリットを得られます。
全世界株式と米国株式のどちらを選ぶかは、あなたの投資方針次第です。シンプルに分散投資したいなら全世界株式、米国経済の成長力に期待するなら米国株式を選びましょう。両方に投資するという選択肢もあります。
投資は長期的な視点が何より大切です。短期的な値動きに一喜一憂せず、コツコツと積立を続けることで、着実に資産を増やしていくことができるでしょう。なお、投資には元本割れのリスクがあります。最終的な投資判断はご自身の責任で行ってください。不安な点があれば、ファイナンシャルプランナーなどの専門家に相談することをおすすめします。
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