銀行口座開設でおすすめは?選び方と比較ポイント

SBI証券のパスワードを忘れてログインできず、困っていませんか。
SBI証券には4種類のパスワードがあり、それぞれ変更方法が異なります。
この記事では、パスワードの種類ごとの変更手順と、忘れた場合の再発行方法を詳しく解説します。
Webサイトでの変更なら最短数分、電話なら3~4営業日、書面なら7~8営業日で手続きが完了します。
パスワード変更後の確認事項や、セキュリティを強化する方法もあわせて紹介します。
不正アクセスの疑いがある場合の緊急対応フローも解説しているので、万が一のときも安心です。
目次
SBI証券では、セキュリティ強化のため4種類のパスワードが設定されています。
それぞれ用途が異なるため、まずは各パスワードの役割を理解しましょう。
パスワードの種類を把握することで、変更や再発行の手続きがスムーズに進められます。
ログインパスワードは、SBI証券のWebサイトやアプリにログインする際に使用するパスワードです。
ユーザーネームとセットで入力することで、口座にアクセスできます。
ログインパスワードの特徴
6~10文字の英数字で設定
最も頻繁に使用するパスワード
定期的な変更が推奨されている
取引パスワードは、株式や投資信託などの売買注文を確定する際に必要なパスワードです。
ログイン後、実際に取引を行う段階で入力を求められます。
ログインパスワードとは別に設定することで、万が一ログイン情報が漏洩した場合でも、取引の実行を防ぐ二重のセキュリティとして機能します。
取引パスワードは4桁の数字で設定されます。
モバイルパスワードは、SBI証券のスマートフォンアプリで取引を行う際に使用するパスワードです。
アプリ専用のパスワードとして設定することで、モバイル端末からの取引時のセキュリティを高めます。
モバイルパスワードも4桁の数字で設定され、アプリでの取引確定時に入力が必要です。
厳密にはパスワードではありませんが、ユーザーネームはログイン時に必要な重要な情報です。
口座開設時に設定した英数字の組み合わせで、ログインパスワードとセットで使用します。
ユーザーネームを忘れた場合は、パスワードの再発行とは別の手続きが必要になるため、大切に保管しましょう。
パスワードを忘れた場合、状況によって最適な対処法が異なります。
ここでは、よくある4つのシチュエーション別に、具体的な解決方法を紹介します。
自分の状況に合った方法を選ぶことで、最短でログインを回復できます。
ログインパスワードを忘れてログインできない場合は、SBI証券のログイン画面にある「ログインパスワードをお忘れの方」リンクから再設定手続きを行います。
ユーザーネームと登録済みのメールアドレスを入力すると、パスワード再設定用のURLが送信されます。
メールに記載されたURLにアクセスし、新しいパスワードを設定すれば、すぐにログインできるようになります。この方法なら、数分で手続きが完了します。
ログインはできるものの、取引パスワードを忘れて売買注文が出せない場合は、ログイン後の「口座管理」メニューから変更できます。
「お客さま情報 設定・変更」→「取引パスワード変更」と進み、現在のログインパスワードで本人確認を行った後、新しい取引パスワードを設定します。
取引パスワードは4桁の数字で設定し、ログインパスワードとは異なる番号にすることが推奨されます。
ユーザーネームとパスワードの両方を忘れた場合は、SBI証券カスタマーサービスセンターへの電話連絡が必要です。
本人確認のため、口座番号、氏名、生年月日、登録住所、登録電話番号などの情報が求められます。
身に覚えのないログイン通知が届いた場合や、不正アクセスの疑いがある場合は、すぐにパスワードを変更し、SBI証券に連絡してください。
まずは「口座管理」からログインパスワードと取引パスワードの両方を変更します。その後、カスタマーサービスセンターに電話し、不正アクセスの疑いがある旨を伝えます。
必要に応じて口座の一時停止などの措置を取ってもらえます。
不正な取引が行われていないか、取引履歴も確認しましょう。
Webサイトでパスワードを変更する方法
Webサイトからのパスワード変更は、最も簡単で迅速な方法です。
ログインさえできれば、数分で手続きが完了します。
ログインパスワードの変更は、以下の手順で行います。
パスワード設定のポイント
6~10文字の英数字で設定する
英字と数字を組み合わせた複雑なパスワードにする
生年月日や電話番号など推測されやすい番号は避ける
変更後は、すぐに新しいパスワードでログインできるようになります。
取引パスワードの変更も、Webサイトから簡単に行えます。
取引パスワードはログインパスワードとは別の番号を設定することで、セキュリティが強化されます。また、モバイルパスワードも同様の手順で「モバイルパスワード変更」から変更できます。
パスワード変更時に発生しやすいエラーと、その対処法を紹介します。
これらのエラーが解決しない場合は、ブラウザのキャッシュをクリアするか、別のブラウザで試してみてください。
それでも解決しない場合は、カスタマーサービスセンターに問い合わせましょう。
Webサイトからの変更ができない場合や、ログインパスワードを完全に忘れてしまった場合は、電話での再発行手続きが可能です。
本人確認が必要なため、手元に口座情報を用意してから連絡しましょう。
電話でのパスワード再発行は、以下の手順で行います。
カスタマーサービスセンターの受付時間は、平日8:00~17:00(土日祝日、年末年始を除く)です。混雑時は電話がつながりにくいことがあるため、時間に余裕を持って連絡しましょう。
電話での本人確認では、以下の情報が必要です。
事前に準備しておくとスムーズです。
本人確認ができない場合は、再発行手続きができません。また、登録住所が変更されている場合は、先に住所変更手続きが必要です。
電話では仮パスワードが郵送されるため、すぐにログインできるわけではない点に注意してください。
急ぎの取引がある場合は、郵送期間も考慮して早めに手続きを開始しましょう。
書面でパスワードを再発行する方法
電話での手続きが難しい場合や、より確実な方法を希望する場合は、書面でのパスワード再発行も可能です。
最も時間がかかりますが、本人確認が厳格に行われるため、セキュリティ面では最も安全な方法です。
書面でのパスワード再発行は、以下の手順で行います。
本人確認書類は、運転免許証、マイナンバーカード、パスポートなどのコピーが必要です。書類に不備があると、再発行手続きが遅れるため、記入漏れや添付忘れがないか確認してから郵送しましょう。
登録住所が現住所と異なる場合は、パスワード再発行の前に住所変更手続きが必要です。
住所変更も書面での手続きとなり、以下の流れで行います。
まず、SBI証券のWebサイトから「住所変更届」をダウンロードするか、カスタマーサービスセンターに書類を請求します。
住所変更届に新住所を記入し、新住所が確認できる本人確認書類(運転免許証、住民票など)のコピーを添付して郵送します。
住所変更手続きには1~2週間程度かかるため、その後にパスワード再発行手続きを行うと、合計で3週間以上かかることもあります。
引っ越しをした際は、早めに住所変更手続きを済ませておくことをおすすめします。
パスワード変更後に確認したい5つのこと
パスワード変更が完了したら、以下の5つの項目を確認しましょう。
これらを確認することで、パスワード変更後のトラブルを防ぎ、安心して取引を再開できます。
まずは、新しいパスワードで正常にログインできるか確認します。
一度ログアウトしてから、新しいパスワードでログインし直してください。
ログインできれば、パスワード変更は正常に完了しています。ログインできない場合は、パスワードの入力ミスがないか、大文字・小文字、全角・半角を確認しましょう。
パスワード変更前に自動ログイン機能を使用していた場合、変更後は自動ログインが無効になります。
再度自動ログインを有効にするには、ログイン画面で「次回から自動的にログインする」にチェックを入れてログインしてください。
ただし、共用のパソコンやスマートフォンでは、セキュリティの観点から自動ログインを使用しないことをおすすめします。
SBI証券のスマートフォンアプリを使用している場合、アプリでも新しいパスワードでログインできるか確認しましょう。
アプリを起動し、新しいログインパスワードを入力してログインします。
アプリでも正常にログインできれば、すべてのデバイスでパスワード変更が反映されています。
SBI証券では、ログイン時のセキュリティを強化する「電話番号認証サービス」を提供しています。
パスワード変更を機に、この機能を設定することをおすすめします。
電話番号認証を有効にすると、ログイン時に登録した携帯電話番号に認証コードが送信され、そのコードを入力しないとログインできなくなります。設定は「口座管理」→「お客さま情報 設定・変更」→「電話番号認証サービス設定」から行えます。
新しいパスワードを忘れないように、パスワード管理ツールに保存しておくことをおすすめします。
パスワード管理ツールを使用することで、複雑なパスワードを安全に保管でき、再度忘れるリスクを減らせます。
パスワード管理ツールを使用する際は、マスターパスワード(ツール自体のパスワード)を厳重に管理してください。マスターパスワードを忘れると、保存したすべてのパスワードにアクセスできなくなります。
パスワードを強化する
パスワード変更を機に、セキュリティをさらに強化しましょう。
ここでは、強固なパスワードの作り方と、追加のセキュリティ対策について解説します。
セキュリティの高いパスワードを作成するには、以下のポイントを押さえましょう。
おすすめの方法は、覚えやすいフレーズの頭文字を取り、数字や記号を混ぜる方法です。
例えば、「私は2024年にSBI証券で投資を始めた!」というフレーズから「W2024SBIS!」というパスワードを作成できます。
このように、自分だけが理解できるルールでパスワードを作成すると、セキュリティと記憶のしやすさを両立できます。
二段階認証(電話番号認証サービス)を設定することで、パスワードが漏洩した場合でも不正ログインを防げます。
設定手順は以下のとおりです。
設定後は、ログイン時に携帯電話にSMSで認証コードが送信されます。
このコードを入力しないとログインできないため、第三者による不正アクセスを大幅に防げます。
パスワードの定期的な変更は、セキュリティ維持に効果的です。
金融機関では、3~6ヶ月ごとの変更が推奨されています。
ただし、頻繁に変更しすぎると管理が煩雑になり、かえって弱いパスワードを設定してしまうリスクもあります。
現実的には、以下のタイミングでの変更をおすすめします。
パスワードを適切に管理していても、フィッシング詐欺で情報を盗まれる可能性があります。
以下のポイントに注意して、詐欺を見分けましょう。
不審なメールやSMSを受信した場合は、リンクをクリックせず、SBI証券のカスタマーサービスセンターに確認してください。公式サイトから直接ログインし、実際に問題が発生しているか確認することも有効です。
不正アクセスに遭ったら?
万が一、不正アクセスの疑いがある場合は、迅速な対応が重要です。
被害を最小限に抑えるため、以下の手順に従って対処しましょう。
不正アクセスの疑いがある場合、以下の3つの対応を最優先で行ってください。
これらの対応を迅速に行うことで、不正な取引を防いだり、被害を最小限に抑えたりできます。特に、パスワード変更とSBI証券への連絡は最優先事項です。
不正アクセスの疑いがある場合、以下の方法でSBI証券に連絡してください。
電話での連絡:カスタマーサービスセンター(0120-104-214、携帯・PHS:0570-550-104)に電話し、「不正アクセスの疑いがある」と伝えます。
受付時間は平日8:00~17:00です。
オペレーターの指示に従い、口座の一時停止や取引制限などの措置を依頼してください。
営業時間外の場合は、まずログインパスワードを変更し、翌営業日の朝一番に連絡します。緊急性が高い場合は、Webサイトの問い合わせフォームからも連絡できますが、即時対応は期待できないため、電話連絡を優先してください。
不正アクセスにより実際に被害が発生した場合、以下の手順で確認と対応を進めます。
まず、取引履歴と資産残高を詳細に確認し、不正な取引や出金がないかチェックします。
身に覚えのない取引があれば、その内容(日時、銘柄、金額など)をメモし、SBI証券に報告してください。
SBI証券では、不正アクセスによる被害に対して一定の補償制度を設けています。ただし、補償を受けるには、パスワード管理に重大な過失がないことが条件となります。
補償の対象となるかどうかは、SBI証券が調査・判断します。
例えば、パスワードを他人に教えた場合や、極端に簡単なパスワード(「1234」など)を使用していた場合は、補償対象外となる可能性があります。日頃から適切なパスワード管理を行い、二段階認証を設定しておくことが、万が一の際の補償を受けるためにも重要です。
よくある質問(Q&A)
SBI証券のパスワード変更に関して、よくある質問とその回答をまとめました。
SBI証券の初期パスワードは、口座開設時に郵送される「口座開設完了通知」に記載されています。
この書類には、ユーザーネームと初期ログインパスワードが記載されており、初回ログイン時に使用します。
初回ログイン後は、セキュリティのため必ず新しいパスワードに変更するよう求められます。口座開設完了通知を紛失した場合は、カスタマーサービスセンターに連絡してパスワード再発行手続きを行ってください。
SBI証券では、パスワード変更に手数料は一切かかりません。
Webサイトからの変更、電話での再発行、書面での再発行、いずれの方法でも無料で手続きできます。
セキュリティ維持のため、定期的なパスワード変更が推奨されていますので、費用を気にせず必要に応じて変更してください。
パスワード変更手続き自体は数分で完了するため、変更中に取引できない時間はほとんどありません。
Webサイトから変更する場合、変更手続きが完了すれば、すぐに新しいパスワードで取引を再開できます。
ただし、電話や書面での再発行を依頼した場合、新しいパスワードが届くまでの3~8営業日は、ログインできず取引も行えません。急ぎの取引がある場合は、Webサイトからの変更を優先しましょう。
パスワードはアカウントに紐づいているため、1つのデバイスで変更すれば、すべてのデバイスに反映されます。
パソコンでパスワードを変更した場合、スマートフォンのアプリでも新しいパスワードでログインできます。
ただし、各デバイスで自動ログイン機能を使用していた場合は、それぞれのデバイスで再度ログインし直し、自動ログインを再設定する必要があります。
SBI証券では、セキュリティ上の理由から、パスワード変更履歴を顧客向けに公開していません。
ただし、パスワードが変更されると、登録済みのメールアドレスに「パスワード変更完了」の通知メールが送信されます。
このメールを確認することで、自分が変更したものか、不正な変更かを判断できます。身に覚えのないパスワード変更通知を受信した場合は、すぐにSBI証券に連絡してください。
相続などで家族に口座を引き継ぐ際、パスワードの取り扱いには注意が必要です。
生前にパスワードを家族に伝えることは、セキュリティ上推奨されません。万が一の際に家族がアクセスできるよう、パスワードを記載したメモを金庫など安全な場所に保管し、その場所だけを家族に伝えておく方法があります。
相続が発生した場合、相続人はSBI証券に連絡し、相続手続きを行います。
この際、被相続人のパスワードがわからなくても、戸籍謄本などの相続関係書類を提出することで、口座の資産状況を確認し、相続手続きを進められます。
SBI証券のパスワードは、ログインパスワード、取引パスワード、モバイルパスワード、ユーザーネームの4種類があり、それぞれ役割が異なります。
パスワードを忘れた場合、Webサイトからの変更が最短で数分、電話での再発行は3~4営業日、書面での再発行は7~8営業日かかります。
パスワード変更後は、ログイン確認、自動ログイン設定の再設定、モバイルアプリでの確認、電話番号認証サービスの設定、パスワード管理ツールへの保存を行うことで、安心して取引を再開できます。
セキュリティを強化するには、強固なパスワードの作成、二段階認証の設定、定期的な変更、フィッシング詐欺への警戒が重要です。
不正アクセスの疑いがある場合は、すぐにパスワードを変更し、SBI証券に連絡してください。
迅速な対応が被害を最小限に抑える鍵となります。
パスワード管理は資産を守る基本です。この記事で紹介した方法を実践し、安全な投資環境を維持しましょう。なお、パスワード管理は自己責任で行い、不明な点があればSBI証券にご確認ください。
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