SHX(仮想通貨)とは?購入方法と5つのリスク【2026年最新】

SHX(仮想通貨)とは?購入方法と5つのリスク【2026年最新】

「SHXという仮想通貨を見つけたけれど、どんなトークンなのかわからない」と悩んでいませんか。

SHXは、Stellarブロックチェーン上に構築された決済特化型のユーティリティトークンです。

本記事では、SHXの特徴から購入方法、投資リスクまで、日本語で包括的に解説します。

国内取引所では取扱いがないため、海外取引所を使った購入手順も詳しく紹介します。

この記事を読めば、SHXの全体像を理解し、投資判断に必要な情報を得られます。

この記事の要約
  • SHXはStellarブロックチェーン基盤の決済特化トークンで、固定供給量1000億枚
  • 国内取引所での取扱いはなく、Gate.io・MEXC・Krakenなど海外取引所で購入可能
  • 流動性の低さ・価格変動リスク・日本での税務処理の複雑さに注意が必要
₿ 仮想通貨を始めるなら → bitFlyer(取引手数料無料) PR

SOICO株式会社 共同創業者・取締役COO 土岐彩花
共同創業者&取締役COO 土岐 彩花(どきあやか)
SOICO株式会社
慶應義塾大学在学中に19歳で起業し、2社のベンチャー創業を経験。大学在学中に米国UCバークレー校(Haas School of Business, University of California, Berkeley)に留学し、経営学、マーケティング、会計、コンピュータ・サイエンスを履修。新卒でゴールドマン・サックス証券の投資銀行本部に就職し、IPO含む事業会社の資金調達アドバイザリー業務・引受業務に従事。2018年よりSOICO株式会社の取締役COOに就任。

目次

SHX(Stronghold Token)とは|3つの特徴で理解する

SHX(Stronghold Token)は、Strongholdプラットフォームの決済エコシステムを支えるユーティリティトークンです。2018年末にStrongholdの初期ユーザーベースに約5%がエアドロップとして配布されました。ICO・TGE・IEOは一切実施されていないという点が、多くの仮想通貨とは異なる特徴です。

SHXは、従来の金融システムとブロックチェーン技術を橋渡しすることを目的に開発されました。マーチャント(事業者)向けの報酬プログラム、DeFiを活用した融資サービス、ガバナンス投票など、実用的な機能を備えています。

Stellarブロックチェーン基盤の決済特化トークン

SHXは、Stellarブロックチェーン上に構築された決済特化型トークンです。Stellarは、国際送金や決済に特化した高速・低コストのブロックチェーンとして知られています。

StellarはStellar Consensus Protocol(SCP)と呼ばれる独自のコンセンサスメカニズムを採用しています。これはProof-of-Agreement(PoA)という仕組みで、ビットコインのProof-of-Work(PoW)のような膨大な計算能力を必要としません。そのため、トランザクションは3〜5秒で完了し、手数料は約0.00001ドルと極めて低コストです。

SHXはStellar上のネイティブトークンとして機能するだけでなく、Ethereum上でもERC-20トークンとして利用可能です。Axelar Bridgeを通じて両チェーン間を移動できるため、Stellarの高速性とEthereumのDeFiエコシステムの両方にアクセスできます。

Stellarの高速性と低コストがSHXの実用性を支えています

固定供給量1000億枚でインフレリスクなし

SHXの総供給量は1000億トークンに固定されており、今後追加発行されることはありません。この固定供給モデルは、インフレによる価値の希薄化を防ぐ設計となっています。

2026年2月時点での流通供給量は約54億トークンで、総供給量の約5〜6%程度です。残りの大部分は、プロジェクトの開発資金やエコシステム拡大のための報酬プログラムに割り当てられています。

2025年にはStrongholdが600億SHXをスマートコントラクトエスクローに預託し、長期的なエコシステムの安定性を強化しました。この措置により、市場への急激な供給増加リスクが軽減されています。

流通供給量は総供給量の約5〜6%のみです

マーチャント向けファイナンス機能を搭載

SHXの最大の特徴は、マーチャント(事業者)向けの実用的な金融サービスを提供している点です。Stronghold Rewards Programでは、決済ネットワーク内の取引量に応じてマーチャントと顧客がSHXを獲得できます

また、Merchant Financing(マーチャントファイナンス)プロトコルを通じて、事業者は取引履歴に基づいた資金調達が可能です。SHXの流動性プールがDeFiメカニズムを活用し、事業者にキャッシュアドバンス(前払い資金)を提供します。これにより、従来の銀行融資よりも迅速かつ柔軟な資金調達が実現します。

さらに、SHXホルダーはガバナンス投票に参加でき、保有量に応じてネットワークの機能や実装に関する意思決定に影響を与えることができます。

事業者向けファイナンス機能が実用性を高めています

SHXの基本情報|価格・時価総額・供給量

SHXの市場データを正確に把握することは、投資判断の第一歩です。仮想通貨市場は24時間365日変動するため、最新の情報を確認することが重要です。

現在価格と時価総額(2026年2月時点)

2026年2月上旬時点でのSHXの価格は、約0.006〜0.01ドル(約0.9円〜1.5円)の範囲で推移しています。価格は取引所や時間帯によって変動しますが、CoinGecko・CoinMarketCap・MEXCなどの主要な価格集約サイトで確認できます。

時価総額は約5200万ドル(約78億円)で、時価総額ランキングでは757位前後に位置しています。ビットコインやイーサリアムといった主要銘柄と比較すると、SHXは時価総額が小さいマイナーコインに分類されます。

過去の最高値は2021年5月17日に記録した約0.059ドルで、現在価格はその最高値から約80〜90%下落した水準です。仮想通貨市場全体が2021年の高値から調整局面にあることを考慮すると、SHXも同様の影響を受けています。

価格は最高値から約80〜90%下落しています

供給量とトークン配布方法

SHXの供給量に関する基本情報は以下の通りです。

項目 数値 備考
最大供給量 1000億SHX 追加発行なし
流通供給量 約54億〜58億SHX 2026年2月時点
流通率 約5〜6% 総供給量に対する割合
初期配布 約5%(エアドロップ) 2018年末実施

SHXはICO・TGE・IEOを実施せず、エアドロップによって初期ユーザーに配布されました。この配布方法は、投機的な資金調達を避け、実際にプラットフォームを利用するユーザーにトークンを届けることを目的としています。

残りの供給量は、Strongholdエコシステムの拡大、マーチャント報酬プログラム、開発資金、長期的なエスクローに割り当てられています。

取引量と流動性の状況

SHXの24時間取引量は、2026年2月時点で約60万〜90万ドル(約9000万〜1億3500万円)程度です。主要な仮想通貨と比較すると取引量は限定的で、流動性は高くありません。

流動性が低いということは、大口の売買注文が価格に大きな影響を与えやすいことを意味します。数百万円規模の売却でも、価格が数%〜10%以上変動する可能性があります。そのため、売買時にはスリッページ(注文価格と約定価格の差)に注意が必要です。

取引量の大部分は、Gate.io、MEXC、Krakenなど限られた取引所に集中しています。特にGate.ioのSHX/USDTペアが最も活発に取引されており、24時間で約13万ドル程度の出来高があります。

流動性が低く、スリッページに注意が必要です

Stellarブロックチェーンとは|SHXが採用する理由

SHXがStellarブロックチェーンを採用している理由を理解するには、Stellarの技術的特徴を知る必要があります。Stellarは国際送金と決済に特化して設計されたブロックチェーンで、Ripple(XRP)の共同創業者であるJed McCalebが2014年に立ち上げました。

Stellar Consensus Protocol(SCP)の仕組み

Stellar Consensus Protocol(SCP)は、Federated Byzantine Agreement(FBA)と呼ばれるコンセンサスメカニズムの一種です。スタンフォード大学のDavid Mazières教授が2015年に発表した論文で提唱され、Proof-of-Work(PoW)やProof-of-Stake(PoS)とは根本的に異なる仕組みを採用しています。

SCPでは、各ノード(バリデーター)が信頼する他のノードのセットを自分で決定します。このノードのセットを「クォーラムスライス」と呼びます。ノード同士が相互に信頼し合うことで、ネットワーク全体でコンセンサスに到達します。

具体的には、トランザクションの承認プロセスは「ノミネーション(候補選出)」と「バロット(投票)」の2段階に分かれます。各ノードは信頼するノードからの投票を集計し、一定の閾値を超えたトランザクションセットを承認します。この仕組みにより、マイニングのような計算競争を必要とせず、迅速にコンセンサスを形成できます。

3〜5秒の高速決済が可能な理由

Stellarのトランザクション処理速度は、ビットコインやイーサリアムと比較して圧倒的に高速です。1つのトランザクションは平均3〜5秒で確定し、ブロック生成時間も5秒程度です。

この高速性を実現している理由は、SCPがマイニングを必要としないためです。ビットコインのPoWでは、膨大な計算によってブロックを生成するため、10分程度の時間がかかります。一方、SCPは信頼するノード間のメッセージ交換によってコンセンサスに到達するため、処理時間が大幅に短縮されます。

また、Stellarネットワークは安全性と活性(liveness)のバランスを取りながら設計されています。FLP不可能性定理により、分散システムは「耐障害性」「安全性」「活性」の3つのうち2つしか同時に満たせませんが、SCPは安全性と耐障害性を優先しています。これにより、ノードの一部が故障しても、誤った取引が承認されることはありません。

マイニング不要で3〜5秒の高速決済を実現しています

省エネで環境に優しいブロックチェーン

Stellarブロックチェーンは、ビットコインのエネルギー消費量の約0.001%しか使用しないと推定されています。これは、マイニングを必要としないSCPの特性によるものです。

Stellar Development Foundation(SDF)は、PwCと協力してブロックチェーンの環境持続可能性を評価するフレームワークを開発しました。このフレームワークに基づく分析により、Stellarが最もエネルギー効率の高いブロックチェーンの1つであることが確認されています。

SHXはこの環境に優しいStellarネットワーク上で動作するため、「気候に優しい仮想通貨(climate-friendly cryptocurrency)」として位置付けられています。環境への配慮が重視される現代において、この特性はSHXの重要な強みの1つです。

環境に優しい気候配慮型の仮想通貨です

SHXの5つの用途|実際に何ができるのか

SHXは単なる投機対象ではなく、Strongholdエコシステム内で複数の実用的な機能を持つユーティリティトークンです。以下では、SHXの主要な5つの用途を解説します。

国際送金・決済の手数料削減

SHXの最も基本的な用途は、国際送金や決済における手数料削減です。Stellarブロックチェーンの低コスト・高速処理の特性を活かし、従来の銀行送金と比較して大幅にコストを削減できます。

例えば、従来の国際送金では中継銀行を経由するため、送金手数料が数千円かかり、着金まで数日を要することがあります。一方、SHXを使った送金では、手数料は約0.00001ドル(約0.0015円)、処理時間は3〜5秒です。

Strongholdのビジネス顧客は、SHXで決済することで手数料の割引を受けられます。この仕組みにより、マーチャントは運営コストを削減し、顧客により良い価格を提供できます。

マーチャントファイナンス(事業者向け融資)

SHXの独自機能として、Merchant Financing(マーチャントファイナンス)プロトコルがあります。これは、事業者が取引履歴に基づいて資金調達できる仕組みです。

SHXの流動性プールは、DeFi(分散型金融)メカニズムを活用して資本を提供します。事業者は、将来の売上を担保にキャッシュアドバンス(前払い資金)を受け取ることができます。従来の銀行融資と比較して、審査が迅速で柔軟な条件で資金調達が可能です。

この仕組みは、特にキャッシュフローの波が大きい中小企業や、銀行口座を持たない新興国の事業者にとって有用です。

DeFi統合による流動性提供

SHXはDeFiエコシステムに統合されており、流動性プールへの参加が可能です。ユーザーはSHXを流動性プールに預け入れることで、取引手数料の一部を報酬として受け取ることができます。

また、SHXはStellarとEthereumの両チェーンで利用可能なため、Uniswap・SushiSwapなどのEthereum系DEX(分散型取引所)でも取引できます。Axelar Bridgeを通じたクロスチェーン機能により、両チェーンのDeFiエコシステムにアクセスできる点が強みです。

流動性提供者は、SHXの取引量増加に伴う手数料収入を得られる一方、インパーマネントロス(価格変動による損失)のリスクも考慮する必要があります。

インパーマネントロスのリスクに注意が必要です

ステーキング報酬の獲得

Strongholdは、SHXホルダー向けにステーキングサービスを提供しています。ユーザーはSHXをステーキングすることで、報酬を獲得できます。

ステーキングの利率は市場状況やプラットフォームの方針によって変動しますが、一部の情報源では年率数%〜10%台の利回りが提示されています。ただし、ステーキング利率は保証されたものではなく、プロジェクトの状況によって変動する点に注意が必要です。

ステーキングに参加することで、SHXを保有しながら追加収益を得られる一方、ロックアップ期間中は自由に売却できない制約があります。

ステーキング利率は保証されたものではありません

ガバナンス投票への参加

SHXホルダーは、Strongholdネットワークのガバナンス投票に参加できます。保有量に応じた投票権が付与され、ネットワークの機能追加や実装方針に関する意思決定に影響を与えられます。

例えば、ISO 20022準拠機能の追加や、新しい決済サービスの導入など、重要な技術的決定に対して投票できます。このガバナンス機能により、SHXホルダーはプロジェクトの方向性を決定する一員となります。

ガバナンス投票は、プロジェクトの透明性と分散性を高める重要な仕組みです。ただし、大口ホルダーの影響力が大きくなりやすいという課題もあります。

SHXを購入できる取引所5社|特徴と選び方

SHXは日本の取引所では取扱いがないため、海外取引所を利用する必要があります。以下では、SHXを購入できる主要な取引所を紹介します。

日本の取引所では取扱いがありません

Gate.io|取引量が最も多い

Gate.ioは、SHXの取引量が最も多い取引所です。SHX/USDTペアの24時間取引量は約13万ドル程度です。

Gate.ioは2013年に設立された老舗の仮想通貨取引所で、700種類以上の銘柄を取り扱っています。日本語対応はありませんが、インターフェースは比較的使いやすく、KYC(本人確認)なしでも一定額まで取引可能です。

取引手数料はメイカー0.15%、テイカー0.15%(VIPレベルにより変動)で、業界標準的な水準です。流動性が最も高いため、大口取引でもスリッページが比較的小さく抑えられます。

流動性が最も高く大口取引にも適しています

MEXC|日本語対応で初心者向け

MEXCは、日本語対応がある海外取引所の1つです。2018年設立で、1500種類以上の銘柄を取り扱う大手取引所です。

MEXCの最大の特徴は、日本語のインターフェースとカスタマーサポートが利用できる点です。初めて海外取引所を使う日本人ユーザーにとって、日本語対応は大きなメリットです。

取引手数料はメイカー0%、テイカー0.1%と比較的低めです。また、KYCなしでも仮想通貨の入出金と取引が可能ですが、法定通貨の入金にはKYCが必要です。

日本語対応で初心者でも使いやすい取引所です

Kraken|セキュリティ重視

Krakenは、2011年設立の米国大手取引所で、セキュリティと規制遵守で高い評価を得ています。2025年10月にSHXが上場し、機関投資家や大口投資家向けの流動性を提供しています。

Krakenの強みは、創業以来ハッキング被害ゼロという実績です。コールドウォレット管理、二段階認証、保険制度など、多層的なセキュリティ対策が施されています。

取引手数料はメイカー0.16%、テイカー0.26%(取引量により変動)で、やや高めですが、安全性を重視するユーザーには適しています。日本語対応はありませんが、英語インターフェースは直感的で使いやすい設計です。

創業以来ハッキング被害ゼロの高セキュリティ取引所です

Stellar DEX|分散型取引所

Stellar DEX(分散型取引所)は、Stellarブロックチェーン上で直接取引できるプラットフォームです。中央集権型取引所とは異なり、ユーザーが秘密鍵を保持したまま取引できます。

Stellar DEXの利点は、取引所にアカウントを作成する必要がなく、ウォレットから直接取引できる点です。また、取引手数料は極めて低く、約0.00001ドル程度です。

ただし、流動性は中央集権型取引所と比較して低く、大口取引には向いていません。また、DEXの操作には一定の技術的知識が必要なため、初心者には難易度が高い可能性があります。

流動性が低く、初心者には操作が難しい場合があります

Bybit|大手グローバル取引所

Bybitは、2018年設立のシンガポール拠点の大手取引所です。デリバティブ取引に強みを持ち、現物取引も充実しています。

Bybitは日本語対応があり、インターフェースも洗練されています。取引手数料はメイカー0.1%、テイカー0.1%で、業界標準的な水準です。

ただし、2026年2月時点でBybitでのSHX取扱いは確認できていません。今後上場する可能性はありますが、現時点では他の取引所を利用する必要があります。

2026年2月時点でSHX取扱いは確認できていません

SHXの購入方法|日本円から買う4ステップ

SHXは日本の取引所で取扱いがないため、海外取引所を経由して購入する必要があります。以下では、日本円からSHXを購入する具体的な手順を解説します。

国内取引所でビットコインまたはUSDTを購入

まず、日本の金融庁登録取引所で仮想通貨を購入します。SHXを購入するための中継通貨として、ビットコイン(BTC)またはテザー(USDT)を用意します。

国内取引所は、GMOコイン、Coincheck、bitFlyer、SBI VCトレードなど、金融庁に登録された業者を利用してください。無登録業者の利用は法的リスクがあるため避けましょう。

出典:金融庁「暗号資産交換業者登録一覧」

購入手順は以下の通りです。

1.国内取引所に口座を開設し、本人確認を完了する
2.銀行振込またはコンビニ入金で日本円を入金する
3.取引所形式(板取引)でビットコインまたはUSDTを購入する

販売所形式ではスプレッド(売値と買値の差)が大きいため、取引所形式での購入がコスト面で有利です。例えば、GMOコインやbitFlyerの取引所形式なら、手数料を抑えて購入できます。

海外取引所に送金する

次に、国内取引所で購入した仮想通貨を海外取引所に送金します。ここでは、例としてGate.ioへの送金手順を説明します。

1.Gate.ioにアカウントを作成し、必要に応じてKYC(本人確認)を完了する
2.Gate.ioの入金画面で、ビットコインまたはUSDTの入金アドレスを取得する
3.国内取引所の出金画面で、Gate.ioの入金アドレスを入力して送金する

送金時の注意点として、送金先アドレスは必ずコピー&ペーストで入力してください。手入力でアドレスを間違えると、資産を失う可能性があります。また、初回送金時は少額でテスト送金を行い、正常に着金することを確認してから本送金を行うことをおすすめします。

ビットコインの送金手数料は数百円〜数千円程度、USDTの送金手数料はネットワークにより異なりますが、TRC20(Tronネットワーク)なら数十円程度で済みます。

送金先アドレスの入力ミスに注意してください

SHX/USDTペアで交換する

海外取引所に仮想通貨が着金したら、SHXに交換します。多くの取引所ではSHX/USDTペアが最も流動性が高いため、USDTでの購入が推奨されます。

購入手順は以下の通りです。

1.Gate.ioの取引画面で「SHX/USDT」ペアを検索する
2.成行注文(マーケットオーダー)または指値注文(リミットオーダー)を選択する
3.購入したいSHXの数量を入力し、注文を確定する

成行注文は即座に約定しますが、価格が若干不利になる可能性があります。指値注文は希望価格で購入できますが、約定まで時間がかかる場合があります。流動性が低い銘柄では、指値注文で希望価格を設定することをおすすめします

取引手数料は取引所により異なりますが、Gate.ioではメイカー0.15%、テイカー0.15%が標準です。

bitFlyer 国内最大級の取引量と高い流動性
詳細を見る →

ウォレットに出金して保管する

SHXを購入したら、取引所に置いたままにせず、自分のウォレットに出金することをおすすめします。取引所はハッキングリスクがあるため、長期保有する場合は自己管理ウォレットへの移動が安全です。

SHXはStellarブロックチェーン上のトークンなので、Stellar対応ウォレットが必要です。以下のウォレットが利用可能です。

  • Lobstr(モバイルウォレット、Stellar専用)
  • Solar Wallet(デスクトップ・モバイル対応)
  • Ledger Nano S/X(ハードウェアウォレット、最も安全)
  • MetaMask(Ethereum版SHXの場合)

ウォレットへの出金手順は以下の通りです。

1.ウォレットでStellarアドレスを確認する
2.Gate.ioの出金画面で、ウォレットのStellarアドレスとメモ(Memo)を入力する
3.出金額を入力し、二段階認証を完了して出金を確定する

Stellarの出金には「Memo(メモ)」が必要な場合があります。Memoは送金先を識別するための追加情報で、入力を忘れると資産を失う可能性があるため注意してください。

Memo(メモ)の入力忘れに注意してください

SHXと他のペイメントトークンを比較|XRP・XLMとの違い

SHXと他のペイメントトークンを比較|XRP・XLMとの違い

SHXは決済特化型トークンですが、同じ分野には競合となる銘柄が存在します。ここでは、主要なペイメントトークンであるXRP(Ripple)とXLM(Stellar Lumens)との違いを解説します。

XRP(Ripple)との比較

XRPは、Ripple社が開発した国際送金向けの仮想通貨です。銀行間送金の効率化を目的としており、SWIFT(国際銀行間通信協会)の代替を目指しています

項目 SHX XRP
ブロックチェーン Stellar XRP Ledger
コンセンサス SCP(Proof-of-Agreement) RPCA(Ripple Protocol Consensus Algorithm)
処理速度 3〜5秒 3〜5秒
主な用途 マーチャント決済・DeFi融資 銀行間送金
時価総額 約5000万ドル 約1000億ドル以上

XRPはRipple社が主導するプロジェクトで、既に多くの金融機関と提携しています。一方、SHXはStrongholdが運営するプラットフォームのユーティリティトークンで、マーチャント向けサービスに特化しています。

XRPは時価総額が大きく流動性も高い

ただし、SHXはマーチャントファイナンスやDeFi統合など、XRPにはない独自機能を持っています。

XLM(Stellar Lumens)との比較

XLMは、SHXと同じStellarブロックチェーンのネイティブトークンです。Stellarネットワークの手数料支払いやスパム防止に使用されます。

項目 SHX XLM
役割 Strongholdエコシステムのユーティリティトークン Stellarネットワークのネイティブトークン
供給量 1000億(固定) 約500億(インフレ率1%/年で増加)
主な用途 マーチャント報酬・融資・ガバナンス 手数料支払い・ブリッジ通貨
時価総額 約5000万ドル 約100億ドル

XLMはStellarネットワーク全体で使用される基軸通貨であり、SHXはその上で動作するアプリケーション層のトークンです。XLMはStellar上のすべての取引で手数料として必要ですが、SHXはStrongholdのサービス内で特定の機能を提供します。

SHXとXLMは競合ではなく相互補完的な関係

SHXの取引にもXLMが手数料として使用されるため、両者は共存しています。

SHX独自の強みとは

SHXの独自の強みは、以下の3点にまとめられます。

第一に、マーチャントファイナンス機能です。XRPやXLMには、事業者向けの融資サービスは組み込まれていません。SHXは取引履歴に基づいたキャッシュアドバンスを提供し、中小企業の資金繰りを支援します。

DeFiとの統合でクロスチェーン機能を実現

第二に、DeFiとの統合です。SHXはEthereum上でもERC-20トークンとして利用可能で、Uniswap・SushiSwapなどのDEXで取引できます。Axelar Bridgeによるクロスチェーン機能により、StellarとEthereumの両エコシステムにアクセスできます。

第三に、環境への配慮です。Stellarブロックチェーンは極めてエネルギー効率が高く、ビットコインの約0.001%のエネルギーしか消費しません。ESG(環境・社会・ガバナンス)を重視する投資家にとって、この特性は重要です。

時価総額が小さく流動性も低いため投資リスクは高い

次のセクションでは、SHX投資のリスクについて詳しく解説します。

SHX投資で気をつけたい5つのリスク

SHXへの投資を検討する際は、リスクを正確に理解することが重要です。仮想通貨投資は元本保証がなく、価格変動リスクがあります。以下では、SHX特有のリスクを5つ解説します。

取引所が限られ流動性が低い

SHXを取引できる取引所は、Gate.io、MEXC、Kraken、Stellar DEXなど限られています。日本の金融庁登録取引所では取扱いがなく、海外取引所を利用する必要があります。

出典:金融庁「暗号資産交換業者登録一覧」

流動性が低くスリッページが発生しやすい

24時間取引量が60万〜90万ドル程度と少ないため、数百万円規模の売買でも価格が大きく変動する可能性があります。

また、取引所が突然SHXの取扱いを停止するリスクもあります。過去には、規制上の理由や流動性不足により、マイナーコインの上場廃止が発生したケースがあります。売りたいときに売れない状況に陥る可能性を考慮する必要があります。

価格変動(ボラティリティ)が大きい

SHXは時価総額が小さいマイナーコインのため、価格変動が非常に大きいです。過去の最高値(2021年5月の約0.059ドル)から現在価格(約0.006〜0.01ドル)まで、約80〜90%下落しています。

短期間で10%〜30%以上の価格変動が起こる可能性

仮想通貨市場全体の動向に加え、SHX固有のニュース(取引所への新規上場、提携発表、プロジェクトの進捗など)によって、短期間で大幅な価格変動が起こる可能性があります。

投資する際は、投資額は失っても生活に影響のない範囲に限定し、リスク許容度を超えた投資は避けてください。仮想通貨投資は、株式投資以上にボラティリティが高いことを認識する必要があります。

日本の取引所で取扱いがない

SHXは日本の金融庁登録取引所では取扱いがありません。そのため、購入には海外取引所を利用する必要があり、以下のリスクが伴います。

出典:金融庁「暗号資産交換業者登録一覧」

海外取引所は日本の法規制の対象外

万が一、取引所がハッキング被害に遭ったり破綻したりした場合、日本の法律による保護を受けられない可能性があります。

第二に、海外取引所の利用には為替リスクがあります。日本円→USDT→SHXという二重両替が必要なため、為替変動により想定以上のコストが発生する可能性があります。

第三に、海外取引所のカスタマーサポートは英語が基本です。MEXCなど一部の取引所は日本語対応がありますが、トラブル時に言語の壁が問題になる可能性があります。

プロジェクトの知名度が低い

Strongholdは2017年に設立され、2020年には黒字化を達成した実績がありますが、ビットコインやイーサリアムと比較すると知名度は低いです。

開発停止やコミュニティ縮小のリスクがある

仮想通貨プロジェクトの中には、開発チームが離散し、プロジェクトが事実上放棄されたケースも存在します。

Strongholdは2025年にForbes Fintech 50に選出され、Inc. 5000リストにもランクインしていますが、これは過去の実績であり、将来の成功を保証するものではありません。投資する際は、プロジェクトの開発状況やコミュニティの活動を定期的に確認することが重要です。

規制リスクと税務処理の複雑さ

仮想通貨は各国の規制環境が変化しており、規制強化により取引が制限されるリスクがあります。日本では、金融庁が暗号資産交換業者を監督していますが、海外取引所は規制対象外です。

出典:金融庁「暗号資産交換業者登録制度」

売却益は雑所得で最大55%の税率が適用される

また、日本の税制では、仮想通貨の売却益は雑所得として扱われ、最大55%(所得税45%+住民税10%)の税率が適用されます。損失の繰越控除も認められていないため、税負担が重くなる可能性があります。

出典:国税庁「暗号資産の税制(所得税)」

SHXの取引記録を正確に管理し、確定申告を適切に行う必要があります。複数の取引所を利用している場合、すべての取引履歴を集計する手間がかかります。税務処理に不安がある場合は、税理士に相談することをおすすめします。

SHXの税金と確定申告|日本での扱い

仮想通貨の税務処理は複雑で、適切に申告しないとペナルティが発生する可能性があります。ここでは、SHXを含む仮想通貨の税制について解説します。

仮想通貨の税金は雑所得扱い

日本の税制では、仮想通貨の売却益は雑所得に分類されます。雑所得は総合課税の対象となり、給与所得などと合算して税率が決まります。

出典:国税庁「暗号資産の税制(所得税)」

最大55%の税負担となる可能性がある

所得税の税率は累進課税で、所得が増えるほど税率が高くなります。最高税率は45%で、これに住民税10%を加えると、最大55%の税負担となります。

課税所得 所得税率 住民税 合計税率
195万円以下 5% 10% 15%
195万円超〜330万円以下 10% 10% 20%
330万円超〜695万円以下 20% 10% 30%
695万円超〜900万円以下 23% 10% 33%
900万円超〜1800万円以下 33% 10% 43%
1800万円超〜4000万円以下 40% 10% 50%
4000万円超 45% 10% 55%

株式投資の譲渡益は申告分離課税(一律20.315%)ですが、仮想通貨は総合課税のため、高所得者ほど税負担が重くなります。

SHX取引で課税されるタイミング

仮想通貨の課税タイミングは、以下の3つの場合です

出典:国税庁「暗号資産の税制(所得税)」

1. SHXを売却して日本円に換えた時
SHXを売却して日本円を得た場合、売却価格と取得価格の差額が所得となります。例えば、10万円で購入したSHXを15万円で売却した場合、5万円が課税対象です。

2. SHXを他の仮想通貨と交換した時
SHXをビットコインやイーサリアムなど他の仮想通貨と交換した場合も課税対象です。交換時点での時価で計算します。

3. SHXで商品やサービスを購入した時
SHXで商品を購入した場合、商品の時価と取得価格の差額が所得となります。ただし、SHXで直接商品を購入できるケースは現時点では限定的です。

仮想通貨同士の交換も課税対象になる

USDT→SHXの交換時点で、USDTの取得価格と交換時の時価の差額が課税されます。

確定申告の方法と注意点

仮想通貨の所得が年間20万円を超える場合、確定申告が必要です(給与所得者の場合)。確定申告の手順は以下の通りです。

出典:国税庁「暗号資産の税制(所得税)」

1.すべての取引記録を集計する(取引所からCSVダウンロード)
2.取得価格と売却価格を計算し、所得を算出する
3.国税庁の確定申告書作成コーナーで申告書を作成する
4.e-Taxまたは税務署窓口で申告する

取得価格の計算方法は、総平均法または移動平均法のいずれかを選択できます。一度選択した方法は継続適用が原則です。

出典:国税庁「暗号資産の取得価額の計算方法」

総平均法は、1年間の購入総額を購入総数量で割って平均取得価格を算出する方法です。計算が簡単ですが、年末まで確定しません。

移動平均法は、購入のたびに平均取得価格を再計算する方法です。計算が複雑ですが、リアルタイムで損益を把握できます。

Cryptact・Gtaxなどの自動計算ツールがおすすめ

仮想通貨の税務処理は複雑なため、自動計算ツールの利用をおすすめします。これらのツールは、取引所のCSVデータを読み込んで自動的に損益を計算してくれます。

よくある質問(Q&A)

SHXは日本の取引所で買えますか?

いいえ、SHXは日本の金融庁登録取引所では取扱いがありません。購入するには、Gate.io、MEXC、Krakenなどの海外取引所を利用する必要があります。海外取引所の利用には、日本の法規制の対象外となるリスクがあるため、信頼性の高い取引所を選ぶことが重要です。

出典:金融庁「暗号資産交換業者登録一覧」

SHXの将来性はありますか?

SHXの将来性は、Strongholdプロジェクトの成長に依存します。Strongholdは2025年にForbes Fintech 50に選出され、Inc. 5000リストにもランクインしています。マーチャントファイナンス機能やISO 20022準拠など、実用的な機能を持っている点は強みです。ただし、時価総額が小さく流動性も低いため、投資リスクは高いと言えます。将来の価格上昇を保証するものではないため、投資は自己責任で行ってください。

SHXはどのウォレットで保管できますか?

SHXはStellarブロックチェーン上のトークンなので、Stellar対応ウォレットで保管できます。推奨されるウォレットは、Lobstr(モバイル)、Solar Wallet(デスクトップ・モバイル)、Ledger Nano S/X(ハードウェアウォレット)です。Ethereum版SHXの場合は、MetaMaskなどのERC-20対応ウォレットも利用可能です。長期保有する場合は、Ledgerなどのハードウェアウォレットを使用することで、セキュリティを大幅に向上できます。

SHXのステーキング利率はどれくらいですか?

SHXのステーキング利率は、プラットフォームや市場状況によって変動します。一部の情報源では年率数%〜10%台の利回りが提示されていますが、これは保証されたものではありません。ステーキングに参加する際は、ロックアップ期間や解除条件を確認し、流動性リスクを理解したうえで判断してください。

SHXは詐欺コインではありませんか?

SHXは、2017年に設立されたStrongholdが発行する正規のユーティリティトークンです。Strongholdは2020年に黒字化を達成し、2025年にはForbes Fintech 50に選出されています。Krakenなどの大手取引所にも上場しており、詐欺コインとは考えにくいです。ただし、マイナーコインであるため投資リスクは高く、プロジェクトの開発状況を定期的に確認することが重要です。

SHXの最低購入金額はいくらですか?

SHXの最低購入金額は取引所によって異なります。一般的に、海外取引所では10ドル〜20ドル程度から購入可能です。ただし、送金手数料や取引手数料を考慮すると、数千円〜1万円程度は用意しておくことをおすすめします。少額投資でも、海外取引所への送金コストがかかるため、コスト面を考慮して投資額を決定してください。

SHXはいつ上場しましたか?

SHXトークンは2018年末に初期ユーザーにエアドロップされました。取引所への上場時期は明確ではありませんが、2021年頃から複数の取引所で取引が開始されたと考えられます。2025年10月にはKrakenへの上場が発表され、機関投資家向けの流動性が拡大しました。

まとめ

SHX(Stronghold Token)は、Stellarブロックチェーン基盤の決済特化型ユーティリティトークンです。固定供給量1000億枚で、マーチャント向けファイナンス機能やDeFi統合など、実用的な機能を備えています。

購入方法は、国内取引所でビットコインまたはUSDTを購入し、Gate.io・MEXC・Krakenなどの海外取引所に送金してSHXと交換する流れです。日本の取引所では取扱いがないため、海外取引所の利用が必須となります。

投資は失っても生活に影響のない範囲で行う

投資リスクとしては、流動性の低さ、価格変動の大きさ、日本の取引所での取扱いがないこと、プロジェクトの知名度が低いこと、規制リスクと税務処理の複雑さが挙げられます。仮想通貨の売却益は雑所得として最大55%の税率が適用されるため、税務処理にも注意が必要です。

出典:国税庁「暗号資産の税制(所得税)」

SHXへの投資は、リスクを十分に理解したうえで、失っても生活に影響のない範囲で行ってください。仮想通貨投資は元本保証がなく、価格が大きく変動する可能性があります。投資判断は自己責任で行い、必要に応じて専門家に相談することをおすすめします。

順位 取引所 手数料 通貨数 口座開設
1 bitFlyer 販売所取引手数料無料 39種類 無料で口座開設
2 GMOコイン 無料 26種類 詳細を見る
3 SBI VCトレード 無料 23種類 詳細を見る

PR | 情報は2026年3月時点

SOICO株式会社 共同創業者・取締役COO 土岐彩花
共同創業者&取締役COO 土岐 彩花(どきあやか)
SOICO株式会社
慶應義塾大学在学中に19歳で起業し、2社のベンチャー創業を経験。大学在学中に米国UCバークレー校(Haas School of Business, University of California, Berkeley)に留学し、経営学、マーケティング、会計、コンピュータ・サイエンスを履修。新卒でゴールドマン・サックス証券の投資銀行本部に就職し、IPO含む事業会社の資金調達アドバイザリー業務・引受業務に従事。2018年よりSOICO株式会社の取締役COOに就任。

この記事のキーワード

キーワードがありません。

この記事と同じキーワードの記事

まだ記事がありません。

キーワードから探す

資料請求

資料請求

カンタン1分登録で、気になる資料を無料でお取り寄せ

お問い合わせ

そんなお悩みをお持ちの方は、まずはお問い合わせください!