ステーブルコインとは|仕組みと主要5銘柄を比較【2026年最新】

RONという仮想通貨に興味を持ったものの、どのような仕組みなのか、どこで購入できるのか、リスクはないのか不安に感じていませんか。
RONは人気ゲーム「Axie Infinity」を支える専用ブロックチェーン「Ronin」のネイティブトークンです。
この記事では、RONの基本概念から購入方法、投資リスクまで初心者にも分かりやすく解説します。
国内取引所では取り扱いがないため、海外取引所やDEXを利用する必要があります
RONへの投資を検討している方は、ぜひ最後までお読みください。
目次
RON(仮想通貨)とは|Axie Infinity専用のゲーム特化ブロックチェーン
RONは、ブロックチェーンゲーム「Axie Infinity」を開発したSky Mavisが2022年に立ち上げた「Roninブロックチェーン」のネイティブトークンです。Roninは、イーサリアムの高額な手数料と遅い処理速度を解決するために、ゲーム専用に最適化されたブロックチェーンとして誕生しました。
RONトークンは、Roninネットワーク上での取引手数料の支払い、ステーキング、ガバナンス投票に使用されます。2026年2月時点で、RONの総供給量は10億トークンに設定されており、約7億6,900万トークンが流通しています。
Roninは、イーサリアムと互換性のあるEVMブロックチェーンです。当初はProof-of-Authority(PoA)という仕組みで運営されていましたが、2023年4月にDelegated Proof-of-Stake(DPoS)へと移行しました。
現在のRoninでは、約10分ごとのエポックで、12名のGoverning Validators(統治バリデーター)と10名のStandard Validators(ローテーションバリデーター)がブロック生成者として選出されます。ブロック生成時間は約3秒と非常に高速で、手数料はほぼ無料(平均0.01ドル程度)という特徴があります。
2026年第1~第2四半期には、RoninはイーサリアムのLayer 2(L2)ソリューションへの移行を計画しています。これにより、イーサリアムのセキュリティを継承しながら、さらなるスケーラビリティと相互運用性の向上が期待されています。
出典:Ronin公式ブログ
RONトークンには、主に3つの役割があります。第一に、Roninネットワーク上での取引手数料(ガス代)の支払いに使用されます。第二に、バリデーターへのステーキングを通じて、ネットワークのセキュリティに貢献しながら報酬を得ることができます。
第三に、ガバナンストークンとして、Roninの将来的な開発方針や提案に対する投票権を持ちます。RONホルダーは、バリデーターやコントリビューター(開発者)にトークンを委任することで、エコシステムの方向性に影響を与えることができます。
2026年以降、Roninは「Proof of Distribution」という新しい仕組みを導入予定で、ステーキング報酬がネットワークに貢献する開発者(コントリビューター)に優先的に配分される仕組みに変わります。これにより、受動的なバリデーターよりも、実際にゲームやアプリを開発する事業者が報酬を得やすくなります。
出典:Ronin公式ブログ
Roninブロックチェーンは、もともとAxie Infinityというゲームのために開発されました。Axie Infinityは、2021年に爆発的な人気を博したPlay-to-Earn(P2E)ゲームで、プレイヤーは「Axie」と呼ばれるNFTクリーチャーを育成・バトルさせて報酬を得ることができます。
ただし、2026年現在、Roninはゲーム専用チェーンからの脱却を図っており、Axie Infinity以外にも70以上のWeb3ゲームやDeFiアプリケーションが稼働しています。Pixels、The Machines Arena、Ragnarok Landverseなど、多様なプロジェクトがRonin上で展開されています。
出典:Ronin公式ブログ
RONが生まれた背景|イーサリアムの問題を解決するために
Roninブロックチェーンが誕生した背景には、イーサリアムの深刻なスケーラビリティ問題がありました。2020年から2021年にかけて、Axie Infinityの人気が急上昇し、毎日数百万件のゲーム内取引が発生するようになりました。
イーサリアムでは処理速度が遅く、手数料も高額でプレイヤーに大きな負担となっていました
例えば、数百円のアイテムを購入するために数千円のガス代を支払う必要があるという状況が頻繁に発生していたのです。
イーサリアムのガス代は、ネットワークの混雑状況によって大きく変動します。2021年のNFTブームやDeFiの盛り上がりにより、イーサリアムの取引手数料は1件あたり数十ドルから、時には100ドルを超えることもありました。
ゲームのような少額の頻繁な取引には、この手数料体系は全く適していませんでした。Axie Infinityのプレイヤーは、ゲーム内でアイテムを購入したり、Axieを育成したりするたびに高額な手数料を支払う必要があり、特に新規参入者や発展途上国のプレイヤーにとって参入障壁となっていました。
さらに、イーサリアムのブロック生成時間は約13秒で、トランザクションの確定までに数分かかることもありました。これでは、リアルタイムのゲーム体験を提供することが困難でした。
ゲームには、一般的な金融取引とは異なる特性があります。1日に数百万件の小額取引が発生し、即座に処理される必要があります。また、プレイヤーは取引手数料が無料に近いことを期待しています。
2020年当時、既存のLayer 2ソリューション(Optimistic RollupsやzkRollupsなど)は、主にDeFiや決済を想定して設計されており、NFTやゲームには最適化されていませんでした。Sky Mavisのチームは、Axie Infinityのユーザー体験を最優先するため、独自のブロックチェーンを構築する決断をしました。
Roninは、ゲーム開発者が必要とする高速処理、低手数料、NFT対応、使いやすいウォレットなどの機能を備えた専用チェーンとして設計されました。
Roninは、イーサリアムと並行して動作する「サイドチェーン」として設計されました。サイドチェーンとは、メインチェーン(イーサリアム)とは独立して動作しながらも、ブリッジを通じて資産を移動できる仕組みです。
Roninブリッジを使用することで、プレイヤーはイーサリアム上のETHやERC-20トークンをRoninネットワークに移動させ、低手数料でゲームをプレイできます。逆に、ゲーム内で獲得した報酬をイーサリアムに戻して、他のDeFiプロトコルや取引所で利用することも可能です。
サイドチェーンはイーサリアム本体よりもセキュリティリスクが高いという課題があります
この点については、後述のハッキング事件のセクションで詳しく説明します。
RONの3つの特徴|低コスト・高速・ゲーム最適化
RONとRoninブロックチェーンには、他のブロックチェーンと比較して際立った3つの特徴があります。これらの特徴が、ゲーム開発者やプレイヤーにとってRoninを魅力的な選択肢にしています。
Roninネットワークの最大の特徴は、極めて低い取引手数料です。1回の取引にかかる手数料は平均0.01ドル(約1~2円)程度となっています。これは、イーサリアムのメインネットで数十ドルかかる取引と比較すると、圧倒的に安価です。
出典:Ronin公式ブログ
1日に10回取引しても手数料は10~20円程度で済みます
この低手数料により、プレイヤーはゲーム内で頻繁に取引を行っても経済的負担がほとんどありません。これは、Play-to-Earnゲームのような少額の報酬を得るビジネスモデルにとって非常に重要です。
手数料の安さは、Proof-of-Authorityから進化したDelegated Proof-of-Stakeという効率的なコンセンサスメカニズムと、限られた数のバリデーターによる高速処理によって実現されています。
この高速処理により、プレイヤーはストレスなくゲームを楽しむことができます。従来のブロックチェーンゲームでは、トランザクションの確定を数分待つ必要があり、ゲーム体験を損なっていましたが、Roninではそのような問題がほとんどありません。
ピーク時には、Roninは1秒あたり約200件のトランザクションを処理できます。2021年11月のピーク時には、イーサリアムの総トランザクション数の560%に相当する取引量を処理した実績があります。
Roninは当初、Proof-of-Authority(PoA)というコンセンサスメカニズムを採用していました。PoAでは、Sky Mavisとコミュニティによって選ばれた信頼できる少数のバリデーターがブロック生成を担当します。
2023年4月からは、Delegated Proof-of-Stake(DPoS)に移行し、RONホルダーが自分のトークンをバリデーターに委任(ステーキング)できるようになりました。現在は約10分ごとのエポックで、12名のGoverning Validatorsと10名のStandard Validatorsがブロック生成者として選出される仕組みになっています。
完全分散型ネットワークと比較すると、中央集権的な側面が残っているという指摘もあります
この仕組みにより、完全な分散化(数千のバリデーター)よりも効率的で高速な処理が可能になる一方、ある程度の分散性も確保されています。
RONトークンの使い道3つ|手数料・ステーキング・ガバナンス
RONトークンは、Roninエコシステム内で複数の重要な役割を果たしています。単なる投機対象ではなく、ネットワークの運営に不可欠なユーティリティトークンとして機能しています。
RONの最も基本的な用途は、Roninネットワーク上での取引手数料(ガス代)の支払いです。Roninウォレットから別のウォレットへRONやその他のトークンを送金する際、NFTを購入・売却する際、DEX(Katana)でトークンをスワップする際など、あらゆるオンチェーン取引でRONが必要になります。
Roninネットワークを利用する限り、少額のRONは常に保有しておく必要があります
Axie Infinityをプレイする場合も、ゲーム内取引にRONが必要になるため、事前に購入しておくことが推奨されます。
RONホルダーは、自分のトークンをバリデーターに委任(ステーキング)することで、ネットワークのセキュリティに貢献しながら報酬を得ることができます。2026年2月時点で、RONステーキングの年間利回り(APY)は約7~15%程度となっており、選択するバリデーターのパフォーマンスやコミッション率によって変動します。
出典:Nansen
ステーキングは、Ronin公式のステーキングアプリや、Roninウォレットから簡単に行うことができます。バリデーターを選択し、ステーキングしたいRONの数量を入力するだけで完了します。報酬は毎日発生し、自動的に複利運用されるか、手動で引き出すことができます。
バリデーターは、ステーキング報酬の一部を手数料(コミッション)として受け取ります。コミッション率は2~10%程度で、バリデーターによって異なります。ステーキングする際は、バリデーターの稼働率(アップタイム)、コミッション率、総ステーク量などを確認して選ぶことが重要です。
出典:MEXC
RONは、Roninエコシステムのガバナンストークンとしても機能します。RONホルダーは、ネットワークの将来的な開発方針、プロトコルのアップグレード、コミュニティ資金の使途などに関する提案に投票することができます。
2026年以降、Roninは「Proof of Distribution」という新しいトークノミクスモデルを導入予定です。この仕組みでは、ステーキング報酬が受動的なバリデーターではなく、実際にRoninエコシステムに貢献する開発者(コントリビューター)に優先的に配分されます。
出典:Ronin公式ブログ
コントリビューターは、ゲームやアプリを開発し、Roninネットワーク上でガス代を発生させたり、TVL(Total Value Locked)を増やしたりすることで「Builder Score」を獲得します。このスコアが高いほど、より多くのステーキング報酬を受け取ることができます。
RONホルダーは、どのコントリビューターにステーキングするかを選択することで、間接的にエコシステムの方向性に影響を与えることができます。
RONを購入する3つの方法|取引所・DEX・オンランプ
RONは2026年2月時点で日本国内の暗号資産交換業者では取り扱いがありません
そのため、購入するには海外取引所やDEX(分散型取引所)を利用する必要があります。ここでは、主な購入方法を3つ紹介します。
最も一般的な方法は、Binanceなどの海外取引所を利用することです。これらの取引所では、RON/USDTやRON/BTC、RON/ETHなどの取引ペアでRONを購入できます。
日本居住者が海外取引所を利用することについては、金融庁が警告を発しており、法的にグレーゾーンとなっています
海外取引所は日本の金融庁に登録されていないため、トラブルが発生した場合の保護が限定的です。出金できなくなるリスクや、突然のサービス停止リスクも考慮する必要があります。
なお、Coinbaseも米国の大手取引所としてRONを取り扱っていますが、2023年2月に日本市場から撤退しており、日本居住者の利用には制約がある場合があります。海外取引所を利用する際は、各取引所のサービス提供地域や利用規約を事前に確認することが重要です。
Katanaは、Ronin上で運営されている分散型取引所(DEX)です。Roninウォレットを使用して、直接RONを購入することができます。KatanaはUniswapのようなAMM(Automated Market Maker)方式を採用しており、中央集権的な取引所を経由せずに取引できます。
DEXを利用する利点は、KYC(本人確認)が不要で、自分のウォレットから直接取引できる点です
流動性が低い場合、スリッページ(想定価格と実際の約定価格の差)が大きくなる可能性があります
Roninウォレットには、Rampなどのオンランプサービスが統合されており、クレジットカードやデビットカードを使用して直接RONを購入することができます。この方法は、暗号資産取引が初めての方にとって最も簡単な方法です。
オンランプサービスは便利ですが、通常の取引所よりも手数料が高めに設定されていることが多いです
また、購入できる金額に上限がある場合もあります。大量のRONを購入したい場合は、取引所やDEXの方が適しているでしょう。
Roninウォレットの作り方と使い方|5ステップで完了
RONを保管・管理するには、Roninウォレットが必要です。Roninウォレットは、Sky Mavisが開発した公式ウォレットで、ブラウザ拡張機能(Chrome、Firefox、Edge対応)とモバイルアプリ(iOS・Android)の両方で利用できます。
ブラウザ版Roninウォレットを使用する場合、まずRonin公式サイト(wallet.roninchain.com)にアクセスします。「Download」ボタンをクリックし、使用しているブラウザに対応した拡張機能をインストールします。
インストールが完了したら、ブラウザの拡張機能アイコンにRoninのロゴが表示されます。このアイコンをクリックして、ウォレットのセットアップを開始します。モバイルアプリを使用する場合は、App StoreまたはGoogle Playで「Ronin Wallet」を検索してインストールします。
Roninウォレットを初めて起動すると、「Create a new wallet」(新しいウォレットを作成)と「Import an existing wallet」(既存のウォレットをインポート)の2つのオプションが表示されます。新規作成の場合は「Create a new wallet」を選択します。
次に、ウォレットのパスワードを設定します。このパスワードは、ウォレットにアクセスする際に毎回必要になるため、安全で覚えやすいものを選びましょう。パスワードを設定すると、12個の英単語からなる「シードフレーズ」(リカバリーフレーズ)が表示されます。
このシードフレーズは、ウォレットを復元する唯一の方法です。デバイスを紛失したり、ウォレットを削除してしまった場合でも、シードフレーズがあれば資産を復元できます。逆に、シードフレーズを紛失すると、資産を永久に失う可能性があります。
シードフレーズは紙に書いて安全な場所に保管しましょう
シードフレーズは、紙に書いて安全な場所に保管するか、金属製のバックアッププレートに刻印することを推奨します。スクリーンショットやクラウドストレージに保存することは、ハッキングのリスクがあるため避けるべきです。
Roninウォレットを作成したら、RONを入金する準備が整います。入金方法は主に3つあります。第一に、海外取引所で購入したRONを、Roninウォレットのアドレスに送金する方法です。
ウォレット画面で「Receive」または「受信」をクリックすると、あなた専用のRoninアドレス(ronin:で始まる文字列)が表示されます。このアドレスをコピーして、取引所の出金画面で宛先アドレスとして入力します。ネットワークは必ず「Ronin」を選択してください。間違ったネットワークを選択すると、資産を失う可能性があります。
送金時のネットワーク選択ミスに注意してください
第二に、Roninブリッジを使用して、イーサリアムからETHやERC-20トークンをRoninに移動する方法です。Roninブリッジ(bridge.roninchain.com)にアクセスし、MetaMaskなどのイーサリアムウォレットとRoninウォレットを接続します。移動したいトークンと数量を選択し、トランザクションを承認すれば、数分以内にRoninウォレットに届きます。
第三に、前述のオンランプサービス(Ramp)を使用して、クレジットカードで直接RONを購入する方法です。
Roninウォレットのセキュリティを強化するため、いくつかの設定を行うことを推奨します。まず、ウォレットのパスワードは定期的に変更し、他のサービスと同じパスワードを使用しないようにしましょう。
モバイルアプリ版では、生体認証(指紋認証・顔認証)を有効にすることができます。これにより、パスワードを入力しなくてもウォレットにアクセスできるようになり、利便性とセキュリティの両方が向上します。
フィッシング詐欺に注意してください
フィッシング詐欺に注意することも重要です。偽のRoninウォレットサイトやアプリが存在する可能性があるため、必ず公式サイト(roninchain.com)からダウンロードしてください。また、シードフレーズを要求するメールやDMは、すべて詐欺だと考えてください。Roninの公式サポートは、シードフレーズを尋ねることは絶対にありません。
ウォレットのバックアップは、資産を守るために最も重要なステップです。前述のシードフレーズの保管に加えて、複数のデバイスでウォレットを復元しておくことも推奨されます。
例えば、メインのパソコンでRoninウォレットを使用している場合、スマートフォンにもRoninウォレットアプリをインストールし、同じシードフレーズを使用して復元しておきます。これにより、一方のデバイスが故障しても、もう一方のデバイスから資産にアクセスできます。
定期的に復元テストを行うことを推奨します
また、定期的にウォレットの復元テストを行うことも重要です。シードフレーズを正しく保管していても、実際に復元できるかどうかを確認しておかないと、いざという時に困る可能性があります。少額のテスト用ウォレットを作成し、シードフレーズから復元する練習をしておくと安心です。
RON投資で気をつけたい5つのリスク
RONへの投資を検討する際は、潜在的なリスクを十分に理解しておく必要があります。仮想通貨投資には価格変動リスクがつきものですが、RONには特有のリスクも存在します。
この攻撃は、北朝鮮のハッカー集団「Lazarus Group」によるものとされ、米国財務省によって制裁対象に指定されました。攻撃の手法は、ソーシャルエンジニアリング(人間の心理的な隙を突く手法)を組み合わせたもので、Sky Mavisが管理する4つのバリデーターノードと、Axie DAOが管理する1つのバリデーターノードの秘密鍵が盗まれました。
当時、Roninは9つのバリデーターノードで運営されており、トランザクションの承認には5つの署名が必要でした。攻撃者は5つのノードを掌握することで、偽の出金トランザクションを承認し、大量の資産を盗み出すことに成功したのです。
セキュリティ強化策が複数実施されています
この事件後、Sky Mavisは以下のセキュリティ強化策を実施しました。バリデーターノードの数を9から21に増やし、将来的には100以上に拡大する計画を発表しました。トランザクション承認に必要な署名数を5から8に引き上げました。
さらに、CrowdStrikeやPolaris Infosecなどのセキュリティ企業と提携し、内部監視と脆弱性診断を強化しました。最大100万ドルのバグバウンティプログラムを開始し、セキュリティ研究者による脆弱性報告を奨励しています。
Sky Mavisは被害を受けたユーザーへの補償を約束し、実際に資金を返済しました。また、2026年にはイーサリアムL2への移行を計画しており、イーサリアムのセキュリティを継承することで、再発リスクを大幅に低減するとしています。
出典:Ronin公式ブログ
Roninブロックチェーンは、もともとAxie Infinityのために開発されたため、Axie Infinityの人気に大きく依存しています。2021年のピーク時には、Axie Infinityは数百万人のアクティブユーザーを抱えていましたが、2022年以降、ユーザー数は大幅に減少しました。
Axie人気低迷時のRON需要減少リスクがあります
2026年2月時点では、Axie Infinityのデイリーアクティブウォレット数は約10万件程度まで回復していますが、ピーク時と比較すると大幅に減少しています。Axie Infinityの人気が再び低迷した場合、Roninネットワークの取引量が減少し、RONの需要も低下する可能性があります。
ただし、Roninは現在、Axie Infinity以外のゲームやアプリケーションの誘致に積極的に取り組んでいます。2026年時点で、Pixels、The Machines Arena、Ragnarok Landverseなど、70以上のWeb3プロジェクトがRonin上で稼働しています。エコシステムの多様化が進めば、Axie依存リスクは徐々に低減されると期待されています。
出典:Ronin公式ブログ
RONの価格は、他の仮想通貨と同様に大きく変動します。2024年3月には、RONは史上最高値の4.45ドルを記録しましたが、2026年2月時点では約0.095ドル前後で推移しており、ピーク時から約97%下落しています。
出典:Bybit
価格変動リスクを理解し余裕資金で投資しましょう
このような大幅な価格変動は、仮想通貨市場全体のトレンド、Axie Infinityの人気、GameFi市場の動向、Roninエコシステムの開発進捗など、さまざまな要因によって引き起こされます。短期的な投機目的でRONを購入した場合、大きな損失を被る可能性があります。
RONへの投資を検討する際は、価格変動リスクを十分に理解し、失っても問題ない範囲の資金で投資することが重要です。また、長期的な視点でエコシステムの成長を見守る姿勢が求められます。
RONは、2026年2月時点で日本国内の金融庁登録業者では取り扱いがありません。そのため、購入するには海外取引所を利用する必要がありますが、日本居住者が海外取引所を利用することについては、法的にグレーゾーンとなっています。
無登録業者利用時は自己責任での判断が必要です
金融庁は、日本国内で登録を受けずに暗号資産交換業を行うことを禁止しており、無登録業者の利用についても警告を発しています。海外取引所でトラブルが発生した場合、日本の法律による保護が限定的であり、資金を失うリスクがあります。
出典:金融庁
また、海外取引所では、突然のサービス停止、出金制限、KYC要件の変更などが発生する可能性があります。過去には、一部の海外取引所が日本居住者向けサービスを突然終了し、短期間での資金引き出しを求めるケースもありました。
海外取引所を利用する場合は、これらのリスクを十分に理解し、自己責任で判断する必要があります。可能であれば、購入後は速やかに自分のウォレットに資金を移動させることを推奨します。
Roninは、当初Proof-of-Authority(PoA)というコンセンサスメカニズムを採用していました。2023年にDelegated Proof-of-Stake(DPoS)に移行しましたが、依然として12名のGoverning Validatorsが大きな権限を持っており、完全な分散化には至っていません。
中央集権性による検閲耐性の弱さに注意が必要です
Governing Validatorsは、Sky Mavisとコミュニティによって選ばれた信頼できる組織や個人ですが、少数のエンティティがネットワークの大部分をコントロールしているという点で、中央集権的な側面が残っています。
この中央集権性は、効率性と高速処理というメリットをもたらす一方、検閲耐性や攻撃への耐性という点ではイーサリアムのような完全分散型ネットワークに劣ります。2022年のハッキング事件も、少数のバリデーターノードが攻撃対象となったことが一因でした。
Roninチームは、将来的にバリデーター数を100以上に増やし、より分散化を進める計画を発表しています。また、2026年のイーサリアムL2への移行により、イーサリアムのセキュリティと分散性を一部継承することが期待されています。
日本でRONを購入・保有する際の注意点
日本居住者がRONを購入・保有する際には、法的・税務的な観点から注意すべき点があります。これらを理解せずに取引を行うと、後でトラブルに巻き込まれる可能性があります。
2026年2月時点で、RONを取り扱っている国内の暗号資産交換業者は存在しません。日本で暗号資産交換業を営むには、金融庁への登録が必要であり、登録業者は28業者となっています。
出典:金融庁
国内取引所でRONが取り扱われていない理由は、取引所が新規銘柄を上場する際には、JVCEA(日本暗号資産取引業協会)の審査基準を満たす必要があるためです。RONは比較的新しいトークンであり、また過去のハッキング事件などの要因から、現時点では国内取引所での取り扱いが見送られている可能性があります。
そのため、RONを購入するには海外取引所やDEXを利用する必要がありますが、前述の通り、海外取引所の利用には法的リスクが伴います。金融庁は無登録業者の利用について警告を発しており、トラブルが発生した場合の保護が限定的です。
出典:金融庁
日本では、暗号資産の売却益は原則として「雑所得」に分類され、総合課税の対象となります。RONを売却して利益が出た場合、その利益は他の所得と合算され、最大55%(所得税45%+住民税10%)の税率が適用される可能性があります。
出典:国税庁
年間20万円超の利益は確定申告が必要です
給与所得者の場合、年間20万円を超える雑所得がある場合は確定申告が必要です。RONの売却益だけでなく、ステーキング報酬やゲーム内で獲得したトークンも、取得時点での時価が所得として計上される可能性があります。
暗号資産の税務計算は複雑であり、特にDEXでのスワップやステーキング報酬の計算には専門的な知識が必要です。Cryptact(クリプタクト)やGtaxなどの暗号資産税務計算ツールを利用するか、税理士に相談することを推奨します。
また、暗号資産の損失は他の所得と相殺することができず、翌年以降に繰り越すこともできません。この点は株式投資とは大きく異なるため、注意が必要です。
出典:国税庁
海外取引所を利用する際には、KYC(Know Your Customer:本人確認)が必要になるケースがほとんどです。Binanceなどの大手取引所では、一定額以上の取引を行う場合、身分証明書のアップロードや顔写真の提出が求められます。
KYC要件は取引所によって異なります
KYC要件は取引所によって異なり、また突然変更される可能性もあります。例えば、以前はKYCなしで取引できた取引所が、規制強化により突然KYCを義務化し、既存ユーザーに対しても一定期間内にKYCを完了しないと出金できないという措置を取るケースがあります。
また、出金制限も取引所によって異なります。KYCレベルに応じて、1日あたりの出金上限が設定されている場合が多く、大量のRONを一度に出金したい場合には、事前に出金上限を確認しておく必要があります。
海外取引所を利用する際は、これらの要件を事前に確認し、必要な書類を準備しておくことが重要です。また、取引所に資金を長期間預けたままにせず、購入後は速やかに自分のRoninウォレットに移動させることを推奨します。
「Ronin」はブロックチェーンネットワークの名称で、「RON」はそのネットワーク上で使用されるネイティブトークン(暗号資産)の名称です。Roninは、Axie Infinityなどのゲームが動作する基盤となる技術インフラであり、RONはそのネットワーク上での取引手数料の支払いやステーキングに使用される通貨です。
2026年2月時点で、RONを取り扱っている日本国内の暗号資産交換業者は存在しません。RONを購入するには、Binanceなどの海外取引所、またはRonin上のDEX(Katana)を利用する必要があります。ただし、海外取引所の利用には法的リスクが伴うため、自己責任での判断が必要です。
はい、Axie InfinityをプレイしなくてもRONを購入することは可能です。RONは、海外取引所やDEXで自由に売買できる暗号資産です。投資目的でRONを保有したり、ステーキングで報酬を得たりすることもできます。ただし、Axie Infinityをプレイする場合は、ゲーム内取引の手数料としてRONが必要になります。
2026年2月時点で、RONステーキングの年間利回り(APY)は約7~15%程度となっており、選択するバリデーターのパフォーマンスやコミッション率によって変動します。利回りは、選択するバリデーターのコミッション率、ネットワーク全体のステーキング参加率、取引量などによって変動します。バリデーターによってコミッション率が異なるため、ステーキング前に複数のバリデーターを比較することを推奨します。
出典:Nansen
Roninブリッジの手数料は、移動する資産の種類や金額によって異なります。一般的に、イーサリアムからRoninへ資産を移動する際には、イーサリアムのガス代(数ドル~数十ドル)がかかります。Roninからイーサリアムへ戻す際にも、同様にガス代が発生します。Ronin側の手数料は非常に安価(数円程度)ですが、イーサリアム側の手数料はネットワークの混雑状況によって大きく変動するため、事前に確認することを推奨します。
RONの将来性は、Roninエコシステムの成長に大きく依存します。2026年第1~第2四半期に予定されているイーサリアムL2への移行が成功すれば、セキュリティと相互運用性が向上し、より多くの開発者やユーザーを引き付ける可能性があります。
出典:Ronin公式ブログ
また、Axie Infinity以外のゲームやアプリケーションの誘致が進んでおり、エコシステムの多様化が進めば、Axie依存リスクが低減されます。ただし、GameFi市場全体の動向、競合ブロックチェーン(Polygon、Immutable X、Avalanche Subnetなど)との競争、規制環境の変化など、不確実な要素も多く存在します。
投資判断を行う際は、価格予測に頼るのではなく、プロジェクトの技術的な進捗、開発チームの実績、コミュニティの活性度など、ファンダメンタルズを総合的に評価することが重要です。また、暗号資産投資には高いリスクが伴うため、失っても問題ない範囲の資金で投資することを推奨します。
RONは、ゲーム特化型ブロックチェーン「Ronin」のネイティブトークンで、Axie Infinityをはじめとする多くのWeb3ゲームの基盤を支えています。低手数料、高速処理、ゲーム最適化という特徴により、従来のブロックチェーンでは実現困難だったゲーム体験を可能にしています。
投資は自己責任で慎重に判断してください
ただし、2022年のハッキング事件、Axie Infinity依存、価格変動の大きさ、海外取引所利用の法的リスクなど、投資する際には注意すべき点も多く存在します。日本国内の取引所では取り扱いがないため、購入には海外取引所やDEXを利用する必要があり、税務申告の義務も発生します。
RONへの投資を検討する際は、これらのリスクを十分に理解し、自己責任で判断することが重要です。また、長期的な視点でRoninエコシステムの成長を見守り、技術的な進捗や開発チームの取り組みを注視することをお勧めします。
暗号資産への投資は価格変動リスクが大きく、元本を割り込む可能性があります。投資判断は、ご自身のリスク許容度や投資目的に合わせて慎重に行ってください。
| 順位 | 取引所 | 手数料 | 通貨数 | 特徴 | 口座開設 |
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| 1 | GMOコイン | 無料 | 26種類 |
|
口座開設 |
| 2 | コインチェック | 無料 | 29種類 |
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| 3 | SBI VCトレード | 無料 | 23種類 |
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