仮想通貨レバレッジとは|初心者が損しない始め方と取引所5選【2026年】

仮想通貨を安全に管理したいけれど、ウォレットの種類が多すぎて何を選べばよいか迷っていませんか。
取引所に預けっぱなしでは、ハッキングや倒産のリスクが心配になりますよね。
実は、仮想通貨ウォレットには取引所ウォレット・ハードウェアウォレット・モバイルウォレットなど複数の種類があり、それぞれ安全性と利便性のバランスが異なります。
この記事では、初心者から上級者まで使える仮想通貨ウォレット11選を厳選し、目的別の選び方やセキュリティ対策まで詳しく解説します。
記事を読めば、あなたに最適なウォレットが見つかり、大切な資産を安心して守れるようになりますよ。
目次
仮想通貨ウォレットとは
仮想通貨ウォレットは、ビットコインやイーサリアムなどのデジタル資産を管理するためのツールです。銀行口座のように、仮想通貨の送金や受取、残高の確認ができます。
ただし、ウォレットが実際に保管しているのは仮想通貨そのものではなく、ブロックチェーン上の資産にアクセスするための「秘密鍵」です。この秘密鍵を誰が管理するかによって、ウォレットの安全性と利便性が大きく変わります。
仮想通貨ウォレットの仕組みを理解するには、秘密鍵と公開鍵という2つの鍵の役割を知ることが重要です。
公開鍵は銀行口座の口座番号のようなもので、他人に教えても問題ありません。公開鍵から生成されるウォレットアドレスを相手に伝えることで、仮想通貨を受け取ることができます。
一方、秘密鍵はキャッシュカードの暗証番号に相当し、絶対に他人に知られてはいけない情報です。秘密鍵を持っている人だけが、そのウォレットから仮想通貨を送金できます。秘密鍵を紛失すると資産を永久に失い、盗まれると資産を奪われてしまいます。
秘密鍵は通常、12〜24個の英単語で構成される「リカバリーフレーズ」として表示されます。このフレーズを安全に保管することが、仮想通貨管理の最重要ポイントです。
仮想通貨を購入した後、取引所に預けたままにしている方も多いでしょう。しかし、取引所に預けっぱなしにすることには、いくつかのリスクがあります。
最大のリスクは、取引所がハッキングされたり倒産したりした場合、預けた資産が失われる可能性があることです。過去には、2018年のCoincheck事件で約580億円相当の仮想通貨が流出し、2022年にはFTXが破綻して多くのユーザーが資産を失いました。
取引所が停止すれば引き出しができなくなる可能性も
取引所に預けている状態では、秘密鍵を取引所が管理しているため、実質的に資産の完全なコントロールはできません。取引所が何らかの理由でサービスを停止すれば、引き出しができなくなる可能性もあります。
自分専用のウォレットを持つことで、秘密鍵を自分で管理し、資産を完全にコントロールできるようになります。「Not your keys, not your coins(秘密鍵を持っていなければ、それはあなたのコインではない)」という言葉は、仮想通貨業界でよく言われる格言です。
ウォレットの種類は5つ
仮想通貨ウォレットは、秘密鍵の管理方法や接続状態によって大きく5つの種類に分類されます。それぞれの特徴を理解して、自分の用途に合ったウォレットを選びましょう。
ホットウォレットは、インターネットに常時接続された状態で使用するウォレットです。スマートフォンアプリやパソコンのブラウザ拡張機能として提供されることが多く、すぐに取引できる利便性が最大の特徴です。
いつでもどこでも素早く仮想通貨を送受信できる
メリットは、いつでもどこでも素早く仮想通貨を送受信できること。DeFi(分散型金融)やNFTマーケットプレイスなど、Web3アプリケーションとの連携もスムーズです。
ハッキングやマルウェア感染のリスクがある
デメリットは、インターネットに接続されているため、ハッキングやマルウェア感染のリスクがあること。日常的な取引用として少額を保管するのに適していますが、長期保有する大きな資産の保管には向きません。
コールドウォレットは、インターネットから完全に切り離された状態で秘密鍵を保管するウォレットです。ハードウェアウォレットやペーパーウォレットがこれに該当します。
オフラインで秘密鍵を管理するため、ハッキングやマルウェアの脅威から資産を守ることができます。長期保有する大きな資産を保管するには、コールドウォレットが最も安全な選択肢です。
取引のたびに物理デバイスの接続が必要で不便
デメリットは、取引のたびに物理的なデバイスを接続する必要があるため、頻繁な取引には不便なこと。また、ハードウェアウォレットの場合は購入費用がかかります。
国内の登録取引所は、顧客の仮想通貨の95%以上をコールドウォレットで管理することが義務付けられています。
出典:金融庁「暗号資産関連」
取引所ウォレットは、仮想通貨取引所が提供するウォレットサービスです。取引所に口座を開設すると自動的に利用できるようになります。
取引所内で売買から保管まで一括管理できる
メリットは、取引所内で売買から保管まで一括で管理できる利便性。初心者でも簡単に使い始められ、日本円との入出金もスムーズです。金融庁に登録された国内取引所であれば、一定のセキュリティ基準を満たしています。
秘密鍵を取引所が管理するため完全にコントロールできない
デメリットは、秘密鍵を取引所が管理するため、自分で完全にコントロールできないこと。取引所がハッキングされたり倒産したりすると、資産を失うリスクがあります。
日常的な取引や少額の保管には便利ですが、大きな資産を長期保管する場合は、自分で秘密鍵を管理できるウォレットへの移動を検討しましょう。
モバイルウォレットは、スマートフォンにインストールして使用するアプリ型のウォレットです。Trust WalletやCoinbase Walletなどが代表的です。
スマホさえあればいつでもどこでも管理できる
メリットは、スマホさえあればいつでもどこでも仮想通貨を管理できること。QRコードでの送受信も簡単で、実店舗での決済にも対応しやすい形式です。多くのモバイルウォレットは複数のブロックチェーンに対応しています。
スマホ紛失・故障時はリカバリーフレーズが必須
デメリットは、スマートフォンを紛失したり故障したりすると、リカバリーフレーズがなければ資産にアクセスできなくなること。また、ホットウォレットの一種なので、セキュリティ面ではコールドウォレットに劣ります。
日常的な少額取引や、外出先でのDeFi利用に適しています。
ハードウェアウォレットは、USBメモリのような専用デバイスに秘密鍵を保管するウォレットです。Ledger Nano S PlusやTrezor Model Tなどが有名です。
秘密鍵がインターネットに接続されないデバイス内に保管されるため、ハッキングのリスクを大幅に低減できます。取引時だけパソコンやスマホに接続し、承認後は切断するため、マルウェアに感染したパソコンからでも比較的安全に利用できます。
デバイス購入費用(1万円〜3万円程度)が必要
デメリットは、デバイスの購入費用(1万円〜3万円程度)がかかること。また、デバイスを紛失したり破損したりした場合、リカバリーフレーズがなければ資産を復元できません。
100万円以上の資産を長期保有する方や、セキュリティを最優先したい方に最適な選択肢です。
ウェブウォレットは、ブラウザ拡張機能として動作するウォレットです。MetaMaskやPhantom Walletが代表的で、DeFiプロトコルやNFTマーケットプレイスとの連携に優れています。
多くのWeb3アプリケーションが標準対応
メリットは、多くのWeb3アプリケーションが標準的に対応していること。ワンクリックでdAppsに接続でき、トークンのスワップやNFTの購入がスムーズに行えます。複数のネットワーク(イーサリアム、Polygon、Solanaなど)に対応しているものも多いです。
フィッシングサイトや偽の拡張機能による詐欺リスク
デメリットは、ブラウザ拡張機能のため、フィッシングサイトや偽の拡張機能による詐欺のリスクがあること。また、パソコンがマルウェアに感染すると、秘密鍵が盗まれる可能性があります。
DeFiやNFTを積極的に利用する方に適していますが、大きな資産の保管にはハードウェアウォレットとの併用がおすすめです。
ペーパーウォレットは、秘密鍵とウォレットアドレスを紙に印刷して保管する方法です。完全にオフラインで管理できるため、理論上は最も安全な保管方法の一つです。
ハッキングやマルウェアの脅威から完全に守られる
メリットは、ハッキングやマルウェアの脅威から完全に守られること。デバイスの故障や電子機器の不具合の影響を受けません。
紙の劣化・紛失リスクと使用時のセキュリティ問題
デメリットは、紙が劣化したり紛失したりするリスクがあること。また、仮想通貨を使用する際には、秘密鍵を別のウォレットにインポートする必要があり、その時点でオンラインに晒されます。一度インポートした秘密鍵は、セキュリティ上、二度と使うべきではありません。
現在では、より使いやすいハードウェアウォレットが普及しているため、ペーパーウォレットの利用は減少傾向にあります。
ウォレットの種類を理解したら、次は自分の投資スタイルや目的に合ったウォレットを選びましょう。初心者か上級者か、保有額や取引頻度によって、最適なウォレットは変わります。
仮想通貨投資を始めたばかりの方や、数万円程度の少額を運用している方には、取引所ウォレットが最適です。
金融庁に登録された国内取引所であれば、コールドウォレット管理や二段階認証などのセキュリティ対策が実施されています。 取引所内で売買から保管まで完結するため、複雑な操作を覚える必要がありません。
出典:金融庁「暗号資産関連」
GMOコインやSBI VCトレードは入出金手数料無料
特に、GMOコインやSBI VCトレードのように入出金手数料が無料の取引所を選べば、コストを抑えながら取引できます。アプリの使いやすさを重視するなら、Coincheckが初心者に人気です。
資産が増えたらハードウェアウォレットへの移動を検討
ただし、取引所に預けっぱなしにするのは、ある程度のリスクがあることを理解しておきましょう。資産が増えてきたら、ハードウェアウォレットへの移動を検討するタイミングです。
ビットコインやイーサリアムを数年単位で保有する「ガチホ」スタイルの方には、ハードウェアウォレットが最適です。
Ledger Nano S PlusやTrezor Model Tは秘密鍵を物理デバイス内に隔離するため、オンラインの脅威から完全に守られます。一度設定すれば、デバイスを安全な場所に保管しておくだけで、資産を長期的に守れます。
購入は必ず公式サイトや正規代理店から行う
特に100万円以上の資産を保有している方や、将来的に資産を増やす予定がある方は、早めにハードウェアウォレットを導入することをおすすめします。初期費用は1万円〜3万円程度かかりますが、資産の安全性を考えれば十分に価値のある投資です。
購入時は必ず公式サイト(ledger.com)または正規代理店から購入し、中古品やフリマアプリでの購入は絶対に避けてください。
デイトレードやスイングトレードなど、頻繁に取引を行う方には、モバイルウォレットが便利です。
Trust WalletやCoinbase Walletはいつでも取引可能
Trust WalletやCoinbase Walletなどのモバイルウォレットは、スマートフォンさえあればいつでもどこでも取引できます。複数の取引所やDEX(分散型取引所)を使い分ける場合も、一つのウォレットで資産を管理できるため効率的です。
頻繁に取引する資金は少額に抑える
ただし、頻繁に取引する資金は少額に抑え、長期保有する資産は別のウォレット(できればハードウェアウォレット)で管理することをおすすめします。リスク分散の観点から、「日常用の財布」と「貯金用の金庫」を分けるイメージです。
また、モバイルウォレットを使用する際は、必ずリカバリーフレーズをオフラインで安全に保管し、二段階認証を設定しましょう。
DeFiプロトコルでの運用やNFTの売買を積極的に行う方には、ウェブウォレットが最適です。
MetaMaskはイーサリアム系のDeFiやNFTマーケットプレイスとの連携に優れています。Uniswap、Aave、OpenSeaなど、主要なWeb3アプリケーションのほとんどがMetaMaskに対応しています。
Solanaエコシステムを利用する方には、Phantom Walletがおすすめです。Solana系のDeFiやNFTに特化しており、高速で低コストな取引が可能です。2026年時点で1,500万人以上のユーザーを抱えています。
フィッシングサイトに注意し必ずURLを確認
ウェブウォレットを使用する際は、フィッシングサイトに注意が必要です。必ずURLを確認し、ブックマークからアクセスする習慣をつけましょう。また、高額な資産はハードウェアウォレットに移し、DeFiで運用する分だけをウェブウォレットに入れておくのが賢明です。
コールドウォレット管理におすすめの仮想通貨取引所5社
仮想通貨を取引所で管理する場合、コールドウォレット管理を徹底している取引所を選ぶことが重要です。ここでは、金融庁に登録され、高いセキュリティ基準を満たしている国内取引所を5社紹介します。
| 取引所 | 銘柄数 | 取引手数料 | 最低額 | 特徴 |
| GMOコイン | 22種類 | Maker -0.01%〜-0.03% | 100円 | 各種手数料無料 |
| SBI VCトレード | 34種類 | Maker -0.01% | 500円 | 入出金完全無料 |
| bitbank | 44種類 | Maker -0.02% | 銘柄による | 取扱銘柄数最多級 |
| GMOコインの基本情報 | |
| 取扱銘柄数 | 22種類 |
| 取引所(板取引) | 〇 |
| 販売所 | 〇 |
| レバレッジ | 2倍 |
| 取引手数料(Maker) | -0.01%〜-0.03%(Maker報酬) |
| 取引手数料(Taker) | 0.05%〜0.09% |
| 日本円入金手数料 | 無料 |
| 日本円出金手数料 | 無料(大口400円) |
| 最小注文金額 | 100円 |
| 口座開設 | 最短10分 |
| 登録番号 | 関東財務局長 第00006号 |
📌 GMOコインの特徴
✓ 各種手数料が無料
✓ GMOインターネットグループ運営
✓ ステーキング対応
GMOコインは、GMOインターネットグループが運営する仮想通貨取引所です。各種手数料が無料で、初心者から上級者まで幅広く利用されています。
入出金・送金・取引手数料がすべて無料
最大の特徴は、入出金手数料・送金手数料・取引手数料(販売所)がすべて無料であること。頻繁に取引する方や、他のウォレットへ送金する機会が多い方にとって、コスト面で大きなメリットがあります。
取扱銘柄数は22種類で、ステーキングサービスにも対応しており、保有しているだけで報酬を得ることができます。
セキュリティ面では、顧客資産の大部分をコールドウォレットで管理し、二段階認証やマルチシグネチャなどの対策を実施しています。GMOインターネットグループの信頼性も安心材料の一つです。
Coincheckは、マネックスグループが運営する国内最大級の仮想通貨取引所です。アプリのダウンロード数は累計700万を突破し(2024年10月時点)、特に初心者に人気があります。
シンプルで直感的なアプリデザイン
最大の魅力は、シンプルで直感的なアプリデザイン。仮想通貨投資が初めての方でも、迷わず操作できるインターフェースが高く評価されています。チャートも見やすく、価格変動を一目で把握できます。
取扱銘柄数は35種類と豊富で(2026年1月時点)、ビットコインやイーサリアムはもちろん、リップル、ポルカドット、エンジンコインなど、多様な銘柄に投資できます。500円から購入できるため、少額から始めたい方にも適しています。
セキュリティ面では、コールドウォレット管理、二段階認証、マルチシグネチャを採用。2018年のハッキング事件後、セキュリティ体制を大幅に強化し、現在では業界トップクラスの安全性を誇ります。
出典:Coincheckアプリ、ダウンロード数6年連続「国内No.1」を獲得
bitFlyerは、2014年に設立された国内最大級の仮想通貨取引所です。ビットコインの取引量が多く、流動性の高さが特徴です。
取引量の多さによる約定力の高さ
最大の強みは、取引量の多さによる約定力の高さ。希望する価格で素早く取引が成立しやすいため、アクティブトレーダーに人気があります。取引所形式(板取引)での手数料は0.01%〜0.15%と業界標準レベルです。
取扱銘柄数は39種類で、ビットコイン、イーサリアム、リップルなどの主要銘柄から、ポリゴン、シバイヌなどのアルトコインまで幅広く対応しています。最低取引額は1円からと、少額投資にも対応しています。
セキュリティ面では、世界最高水準の暗号化技術を採用し、顧客資産の80%以上をコールドウォレットで管理。マルチシグネチャや二段階認証も標準装備しています。創業以来、重大なセキュリティ事故を起こしていない実績も信頼の証です。
| SBI VCトレードの基本情報 | |
| 取扱銘柄数 | 34種類 |
| 取引所(板取引) | 〇 |
| 販売所 | 〇 |
| レバレッジ | 2倍 |
| 取引手数料(Maker) | -0.01%(Maker報酬) |
| 取引手数料(Taker) | 0.05% |
| 日本円入金手数料 | 無料 |
| 日本円出金手数料 | 無料 |
| 最小注文金額 | 500円 |
| 口座開設 | 最短翌営業日 |
| 登録番号 | 関東財務局長 第00011号 |
📌 SBI VCトレードの特徴
✓ SBIグループ運営の安心感
✓ 入出金手数料が完全無料
✓ ステーキング14銘柄対応
✓ レンディングサービス対応
SBI VCトレードは、SBIグループが運営する仮想通貨取引所です。金融大手の信頼性と、充実したサービスが魅力です。
入出金手数料が完全無料
最大の特徴は、入出金手数料が完全無料であること。銀行振込での入金手数料も、仮想通貨の送金手数料も一切かかりません。頻繁に資金を移動する方にとって、大きなコスト削減になります。
取扱銘柄数は34種類と豊富で、ビットコイン、イーサリアムなどの主要銘柄に加え、ポルカドット、アバランチなどのアルトコインも取引できます。ステーキングサービスは14銘柄に対応しており、保有しているだけで報酬を得られます。
セキュリティ面では、SBIグループの金融ノウハウを活かした高度なセキュリティ体制を構築。コールドウォレット管理、二段階認証、マルチシグネチャを標準装備し、顧客資産を厳重に保護しています。
| bitbankの基本情報 | |
| 取扱銘柄数 | 44種類 |
| 取引所(板取引) | 〇 |
| 販売所 | 〇 |
| レバレッジ | なし |
| 取引手数料(Maker) | -0.02%(Maker報酬) |
| 取引手数料(Taker) | 0.12% |
| 日本円入金手数料 | 無料 |
| 日本円出金手数料 | 550円/770円(3万円以上) |
| 最小注文金額 | 銘柄による |
| 口座開設 | 最短即日 |
| 登録番号 | 関東財務局長 第00004号 |
📌 bitbankの特徴
✓ 取引所の取扱銘柄数が国内最多級
✓ Maker手数料がマイナス(報酬)
✓ 高いセキュリティ評価
✓ 板取引に強い
bitbankは、取引所形式(板取引)に強みを持つ仮想通貨取引所です。Maker手数料がマイナスという特徴的な手数料体系が魅力です。
Maker手数料が-0.02%で報酬を受け取れる
最大の特徴は、Maker手数料が-0.02%であること。指値注文で板に注文を並べると、手数料を支払うのではなく、逆に報酬を受け取れます。頻繁に取引する方や、大口取引を行う方にとって、大きなメリットです。
取扱銘柄数は44種類と国内最多級で、主要銘柄からマイナーなアルトコインまで幅広くカバーしています。取引所形式での取扱銘柄が多いため、スプレッドを気にせず取引できる点も魅力です。
セキュリティ面では、第三者機関による評価で高いスコアを獲得。コールドウォレット管理、マルチシグネチャ、二段階認証を標準装備し、創業以来ハッキング被害ゼロの実績を誇ります。
各取引所の主要なスペックを比較表にまとめました。自分の投資スタイルに合った取引所を選ぶ参考にしてください。
| 項目 | GMOコイン | SBI VCトレード | bitbank |
| 取扱銘柄数 | 22種類 | 34種類 | 44種類 |
| Maker手数料 | -0.01%〜-0.03% | -0.01% | -0.02% |
| Taker手数料 | 0.05%〜0.09% | 0.05% | 0.12% |
| 入金手数料 | 無料 | 無料 | 無料 |
| 出金手数料 | 無料(大口400円) | 無料 | 550円/770円 |
| 最低取引額 | 100円 | 500円 | 銘柄による |
| レバレッジ | 2倍 | 2倍 | なし |
| ステーキング | 対応 | 14銘柄対応 | 対応 |
どの取引所も金融庁に登録され、コールドウォレット管理を実施しています。 手数料を重視するならGMOコインやSBI VCトレード、銘柄数を重視するならbitbankがおすすめです。
おすすめハードウェアウォレット3選
長期保有する仮想通貨の保管には、ハードウェアウォレットが最も安全です。ここでは、世界中で信頼されている主要なハードウェアウォレット3製品を紹介します。
Ledger Nano S Plusは、フランスのLedger社が開発したハードウェアウォレットです。世界中で数百万台が販売されており、業界標準ともいえる製品です。
Secure Elementチップで物理的攻撃にも耐える
最大の特徴は、銀行のクレジットカードにも使われるSecure Element(セキュアエレメント)チップを搭載していること。このチップは、物理的な攻撃にも耐える設計になっており、秘密鍵を厳重に保護します。
対応銘柄数は5,500種類以上で、ビットコイン、イーサリアム、リップル、ソラナなど、主要な仮想通貨のほとんどに対応しています。専用アプリのLedger Liveを使えば、資産管理からステーキングまで一括で行えます。
購入は必ず公式サイトまたは正規代理店から
価格は約1万円で、ハードウェアウォレットの中では比較的手頃な価格設定です。画面サイズが大きくなり、より多くのアプリをインストールできるようになった点が、旧モデルNano Sからの主な改良点です。
購入は必ず公式サイト(ledger.com)または正規代理店から行い、Amazonなどの第三者販売は避けましょう。
Trezor Model Tは、チェコのSatoshiLabs社が開発したハードウェアウォレットです。2014年に世界初のハードウェアウォレットを発売した老舗メーカーの最新モデルです。
ファームウェアが完全にオープンソース
最大の特徴は、ファームウェアが完全にオープンソースであること。誰でもコードを確認できるため、バックドアや脆弱性がないことを第三者が検証できます。透明性を重視する上級者に人気があります。
カラータッチスクリーンを搭載しており、PINコードやパスフレーズをデバイス上で直接入力できます。これにより、キーロガー(キー入力を盗むマルウェア)の脅威から守られます。対応銘柄数は1,400種類以上です。
2026年1月8日に公式ストアでの販売終了
価格は約3万円で、ハードウェアウォレットの中では高価格帯に位置します。ただし、Shamir Backup(シャミアバックアップ)という高度なリカバリー機能を備えており、リカバリーフレーズを複数に分割して保管できる点が独自の強みです。
Trezor Model Tは2026年1月8日に公式ストアでの販売を終了しましたが、2031年までソフトウェアアップデートが提供され、2036年まで重要なセキュリティ修正が行われる予定です。後継機種としてTrezor Safe 3やTrezor Safe 5が発売されています。
CoolWallet Proは、台湾のCoolBitX社が開発したカード型ハードウェアウォレットです。クレジットカードと同じサイズで、財布に入れて持ち運べる点が特徴です。
Bluetooth接続でワイヤレス操作が可能
最大の特徴は、Bluetooth接続によるワイヤレス操作。スマートフォンと接続して使用するため、USBケーブルが不要です。外出先でも手軽に取引できる利便性と、コールドウォレットのセキュリティを両立しています。
防水・防塵性能を備えており、耐久性に優れています。バッテリー内蔵で、充電すれば数週間使用できます。対応銘柄は主要な仮想通貨をカバーしており、DeFiやNFTにも対応しています。
Bluetooth接続のため完全オフライン管理ではない
価格は約2万円で、持ち運びやすさを重視する方に適しています。ただし、Bluetooth接続という特性上、完全なオフライン管理ではない点は理解しておく必要があります。
主要なハードウェアウォレットのスペックを比較表にまとめました。
| 製品名 | 価格 | 対応銘柄 | 接続方式 | 特徴 |
| Ledger Nano S Plus | 約1万円 | 5,500種類以上 | USB-C | コスパ最高 |
| Trezor Model T | 約3万円 | 1,400種類以上 | USB-C | オープンソース |
| CoolWallet Pro | 約2万円 | 主要銘柄 | Bluetooth | カード型 |
初めてハードウェアウォレットを購入する方には、価格と機能のバランスが良いLedger Nano S Plusがおすすめです。透明性を重視する方はTrezor、持ち運びやすさを重視する方はCoolWalletを検討しましょう。
ハードウェアウォレット購入時の注意点
ハードウェアウォレットは、購入時の注意点を守らないと、偽物や改ざんされた製品を掴まされるリスクがあります。大切な資産を守るため、以下のポイントを必ず確認しましょう。
ハードウェアウォレットは、必ずメーカーの公式サイトまたは正規代理店から購入してください。Amazonや楽天などのマーケットプレイス、メルカリやヤフオクなどのフリマアプリでの購入は、絶対に避けるべきです。
第三者販売品はマルウェアが仕込まれている可能性
第三者が販売している製品は、出荷前に開封され、マルウェアが仕込まれている可能性があります。また、偽のリカバリーフレーズが同梱されており、それを使わせることで秘密鍵を盗む詐欺も報告されています。
Ledger製品はledger.com、Trezor製品はtrezor.ioから購入しましょう。日本の正規代理店から購入する場合も、公式サイトに掲載されている代理店リストで確認してください。
価格が安いからといって、怪しいサイトから購入するのは危険です。数千円をケチって数百万円の資産を失うリスクを冒す価値はありません。
ハードウェアウォレットが届いたら、開封時に以下の3つのポイントを必ず確認しましょう。
まず、外箱が未開封の状態であることを確認します。シュリンクフィルムが破れていたり、テープが貼り直されていたりする場合は、使用せずにメーカーに連絡してください。
次に、デバイス本体に傷や改造の痕跡がないかチェックします。ネジが外された形跡や、不自然な隙間がないか確認しましょう。
リカバリーフレーズが事前印刷されていたら詐欺
最後に、リカバリーフレーズが事前に印刷された紙が同梱されていないか確認します。正規品では、リカバリーフレーズは初回セットアップ時にデバイスが生成するため、事前に印刷されたものが入っていることはありません。もし入っていたら、それは詐欺です。
メルカリ、ヤフオク、ラクマなどのフリマアプリで販売されているハードウェアウォレットは、絶対に購入してはいけません。
前の所有者がリカバリーフレーズを控えている可能性
中古品の場合、前の所有者がリカバリーフレーズを控えている可能性があります。あなたが仮想通貨を入金した後、前の所有者がリカバリーフレーズを使ってウォレットを復元し、資産を盗むことができてしまいます。
また、デバイスが改造されており、秘密鍵を外部に送信するマルウェアが仕込まれている可能性もあります。外見からは判断できない巧妙な改造も報告されています。
「未使用品」として出品されていても、開封されている時点でリスクがあります。数千円の節約のために、数百万円の資産を危険に晒す価値はありません。
万が一、デバイスが初期化されていない状態(すでにPINコードが設定されている、リカバリーフレーズが表示されないなど)で届いた場合は、絶対に使用しないでください。
正規品の新品ハードウェアウォレットは、必ず初期化された状態で出荷されます。初回起動時に、自分でPINコードを設定し、デバイスが生成したリカバリーフレーズを記録する流れになります。
初期化されていない場合はメーカーに連絡
もし初期化されていない状態で届いたら、それは誰かが事前にセットアップした可能性があります。すぐにメーカーに連絡し、新しい製品と交換してもらいましょう。
ハードウェアウォレットのセキュリティは、購入時点から始まります。これらの注意点を守ることで、安全に資産を保管できます。
おすすめモバイル・ウェブウォレット5選
DeFiやNFTを積極的に利用する方には、モバイルウォレットやウェブウォレットが便利です。ここでは、2026年時点で人気の高い5つのウォレットを紹介します。
MetaMaskは、イーサリアム系のDeFiやNFTを利用する際の定番ウォレットです。ブラウザ拡張機能とモバイルアプリの両方で提供されており、世界中で広く利用されています。
Uniswap、Aave、OpenSeaなど主要DeFiプロトコルに対応
最大の特徴は、イーサリアムエコシステムとの深い統合です。Uniswap、Aave、Curve、OpenSeaなど、主要なDeFiプロトコルやNFTマーケットプレイスのほとんどがMetaMaskに対応しています。ワンクリックで接続でき、トークンのスワップやNFTの購入がスムーズに行えます。
2026年2月現在、MetaMaskは複数のブロックチェーンに対応しており、イーサリアム、Polygon、BNB Chain、Arbitrum、Optimism、Solana(2025年5月対応)、Bitcoin(2025年12月対応)などのネットワークを一つのウォレットで管理できます。MetaMask Snapsという拡張機能により、さらに多くのブロックチェーンに対応可能です。
セキュリティ面では、2026年にBlockaid搭載の脅威検出機能が実装され、フィッシングサイトや悪意のあるトランザクションを事前に警告してくれます。また、Ledgerなどのハードウェアウォレットとの連携も可能で、より高いセキュリティを実現できます。
2026年2月3日からトークン化された米国株式・ETFも取引可能
2026年2月3日には、Ondo Financeとの提携により、ウォレット内から直接200種類以上のトークン化された米国株式やETFを取引できる機能が追加されました(対象は米国外の一部地域のみ)。
100種類以上のブロックチェーンに対応
最大の特徴は、100種類以上のブロックチェーンに対応していること。ビットコイン、イーサリアム、ソラナ、ポリゴン、アバランチなど、主要なネットワークのほとんどをサポートしており、1,000万種類以上の資産を管理できます。
DeFiブラウザを内蔵しており、ウォレットアプリ内から直接DeFiプロトコルにアクセスできます。トークンのスワップ、ステーキング、NFTの管理もアプリ内で完結します。Coinbase PayやBinance Payとの連携により、仮想通貨の入金も簡単です。
セキュリティ面では、秘密鍵をデバイス内でAES暗号化して保管し、Trust Walletのサーバーには一切送信されません。Security Scannerが悪意のあるアドレスやdAppを検出し、事前に警告してくれます。
2026年には、ステーブルコインの運用機能が追加され、USDT、USDC、DAIなどを預けて日次報酬を得られるようになりました。
Phantom Walletは、Solanaエコシステムに特化したウォレットとして2021年に登場し、2026年時点で1,500万人以上が利用しています。Solana系のDeFiやNFTを利用する方には最適な選択肢です。
高速で低コストなSolanaの特性を最大限に活用
最大の特徴は、Solanaネットワークとの深い統合です。高速で低コストなSolanaの特性を最大限に活かし、トークンのスワップやNFTの取引がほぼ瞬時に完了します。Raydium、Orca、Magic Edenなど、Solana系の主要なDeFiプロトコルやNFTマーケットプレイスに対応しています。
2026年現在、PhantomはSolana以外にも、Ethereum、Base、Polygon、Sui、Bitcoinなど複数のブロックチェーンに対応しています。クロスチェーンスワップ機能により、異なるブロックチェーン間でのトークン交換も可能です。
セキュリティ面では、悪意のあるコントラクトを検出する機能や、スパムNFTの自動フィルタリング機能を搭載。Ledgerハードウェアウォレットとの連携も可能で、より高いセキュリティを実現できます。
SOLのステーキング機能も内蔵されており、ウォレット内から直接バリデーターを選んでステーキングできます。
出典:Phantom Wallet Statistics 2026
Coinbase Walletは、米国最大級の仮想通貨取引所Coinbaseが提供するセルフカストディウォレットです。取引所のウォレットとは別の独立したアプリで、秘密鍵を自分で管理できます。
Coinbase取引所との連携がスムーズ
最大の特徴は、Coinbase取引所との連携のしやすさ。Coinbase PayやCoinbase Oneを使えば、取引所からウォレットへの入金が簡単に行えます。また、主要なNFTマーケットプレイスとの連携に優れており、OpenSea、Rarible、Foundation、Zora、ENSなどに対応しています。
対応ブロックチェーンは、イーサリアム、Polygon、Arbitrum、Optimism、Base、BNB Chain、Avalancheなど多数。複数のネットワークの資産を一つのウォレットで管理できます。
セキュリティ面では、生体認証(指紋認証・顔認証)に対応しており、アプリへのアクセスを保護できます。また、クラウドバックアップ機能により、リカバリーフレーズを暗号化してクラウドに保存することも可能です(オプション)。
DeFiブラウザも内蔵されており、ウォレットアプリ内から直接DeFiプロトコルにアクセスできます。
Gincoは、日本の株式会社Gincoが開発したモバイルウォレットです。日本語対応が充実しており、日本人ユーザーにとって使いやすい設計になっています。
完全日本語対応のサポート体制
最大の特徴は、完全日本語対応のサポート体制。ウォレットの使い方やトラブル対応を日本語で相談できるため、英語に不安がある方でも安心して利用できます。
対応銘柄は、ビットコイン、イーサリアム、リップル、ビットコインキャッシュなど主要な仮想通貨をカバー。ERC-20トークンにも対応しており、DeFiトークンの管理も可能です。
セキュリティ面では、秘密鍵をデバイス内で生成・保管し、外部に送信しない設計。生体認証にも対応しており、アプリへのアクセスを保護できます。
国産ウォレットとして、日本の規制や文化に配慮した機能設計がなされており、初めてウォレットを使う日本人ユーザーにとって親しみやすい選択肢です。
ウォレットのセキュリティ対策
適切なセキュリティ対策なしでは資産を守れません
どれだけ優れたウォレットを選んでも、適切なセキュリティ対策を行わなければ資産を守ることはできません。ここでは、ウォレットを安全に使うための5つの重要なポイントを解説します。
リカバリーフレーズ(シードフレーズ)は、ウォレットを復元するための最も重要な情報です。これを紛失すると資産を永久に失い、盗まれると資産を奪われてしまいます。
デジタル形式での保管は絶対に避けてください
リカバリーフレーズは、必ず紙に書いて保管してください。スマートフォンのメモアプリ、パソコンのテキストファイル、クラウドストレージなど、デジタル形式での保管は絶対に避けましょう。ハッキングやマルウェアによって盗まれるリスクがあります。
紙に書く際は、スペルミスがないか慎重に確認し、順番も正確に記録してください。複数枚のコピーを作成し、自宅の金庫と銀行の貸金庫など、物理的に離れた複数の場所に分散保管することをおすすめします。
また、リカバリーフレーズを写真撮影してスマホに保存することも避けましょう。スマホが盗まれたりハッキングされたりすると、資産を失うリスクがあります。
取引所ウォレットやウェブウォレットを使用する際は、二段階認証(2FA)を必ず設定しましょう。パスワードだけでは、フィッシングやパスワード漏洩によって不正アクセスされるリスクがあります。
SMS認証はSIMスワップ攻撃のリスクがあるため避けましょう
二段階認証には、SMS認証、認証アプリ(Google Authenticator、Authyなど)、ハードウェアトークンなどの方法があります。最も推奨されるのは認証アプリで、SMS認証はSIMスワップ攻撃のリスクがあるため避けるべきです。
認証アプリを使用する場合は、バックアップコードを必ず保存しておきましょう。スマートフォンを紛失したり機種変更したりする際に、バックアップコードがないとアカウントにアクセスできなくなります。
また、二段階認証を設定した後は、定期的に動作確認を行い、正しく機能していることを確認してください。
すべての資産を一つのウォレットに集中させるのは危険です
すべての資産を一つのウォレットに集中させるのは危険です。用途に応じて複数のウォレットを使い分け、リスクを分散しましょう。
理想的な構成は、「日常用ウォレット」「DeFi用ウォレット」「長期保管用ウォレット」の3つに分けることです。日常用ウォレットには少額の資金のみを入れ、頻繁な取引に使用します。DeFi用ウォレットには、DeFiプロトコルで運用する資金のみを入れます。長期保管用ウォレットには、ハードウェアウォレットを使い、大部分の資産を安全に保管します。
この構成により、万が一日常用ウォレットやDeFi用ウォレットがハッキングされても、長期保管用ウォレットの資産は守られます。また、DeFiプロトコルのスマートコントラクトに脆弱性があった場合も、被害を最小限に抑えられます。
複数ウォレットの管理は少し手間がかかりますが、資産の安全性を考えれば十分に価値のある対策です。
新しいウォレットへ初めて送金する際は、必ず少額でテスト送金を行いましょう。一度に大きな金額を送金すると、アドレスを間違えた場合に資産を失うリスクがあります。
テスト送金の手数料は安い保険です
テスト送金の手順は以下の通りです。まず、送金先のウォレットアドレスを正確にコピーします。次に、少額(数百円〜数千円程度)を送金し、正しく着金することを確認します。着金を確認できたら、残りの金額を送金します。
送金手数料が二重にかかるため、もったいないと感じるかもしれません。しかし、数百万円の資産を誤送金で失うリスクを考えれば、数百円の手数料は安い保険です。
また、ウォレットアドレスは必ずコピー&ペーストで入力し、手入力は避けましょう。一文字でも間違えると、資産が永久に失われます。コピー後は、最初の数文字と最後の数文字を目視で確認する習慣をつけてください。
フィッシング詐欺や偽サイトによる被害が後を絶ちません
仮想通貨業界では、フィッシング詐欺や偽サイトによる被害が後を絶ちません。特に、MetaMaskやLedgerなどの人気ウォレットを装った偽サイトが多数存在します。
フィッシング詐欺を避けるための対策は以下の通りです。まず、ウォレットや取引所のURLを必ずブックマークし、常にブックマークからアクセスしましょう。Google検索の結果に表示される広告は、偽サイトの可能性があるため避けてください。
次に、URLを必ず確認する習慣をつけましょう。正規サイトと一文字だけ違うドメイン(例:metamask.ioの代わりにmetamask.comなど)を使った偽サイトが多数存在します。
また、メールやSNSで届いたリンクは絶対にクリックしないでください。「アカウントが停止されました」「セキュリティアラート」などの緊急性を装ったメッセージは、ほとんどが詐欺です。正規のサービスは、メールやSNSでリカバリーフレーズや秘密鍵を尋ねることは絶対にありません。
これらの基本的な対策を徹底することで、フィッシング詐欺の被害を大幅に減らすことができます。
リカバリーフレーズの安全な保管方法
リカバリーフレーズの保管方法は、仮想通貨のセキュリティにおいて最も重要なテーマです。ここでは、実践的な保管方法を詳しく解説します。
紙での保管は火災や水害で失われるリスクがあります
紙での保管は、火災や水害で失われるリスクがあります。より安全な方法として、金属プレートにリカバリーフレーズを刻印する方法があります。
市販されている「Cryptosteel」や「Billfodl」などの製品は、ステンレス製のプレートに文字タイルを組み合わせてリカバリーフレーズを保管できます。これらの製品は、火災(1400℃まで耐熱)や水害にも耐える設計になっています。
自作する場合は、ステンレス板に刻印ペンや電動彫刻機で直接刻印する方法もあります。ホームセンターで数百円のステンレス板を購入し、刻印すれば低コストで実現できます。
金属プレートに刻印したリカバリーフレーズは、自宅の金庫や銀行の貸金庫に保管しましょう。複数枚作成し、物理的に離れた場所に分散保管することで、さらに安全性が高まります。
一箇所だけの保管は被災や盗難のリスクがあります
リカバリーフレーズを一箇所だけに保管すると、その場所が被災したり盗難に遭ったりした場合、資産を失うリスクがあります。複数箇所に分散保管することで、リスクを分散できます。
推奨される保管場所は、自宅の金庫、銀行の貸金庫、信頼できる家族や友人の家などです。少なくとも2箇所、できれば3箇所に分散保管することをおすすめします。
ただし、分散保管する際は、各保管場所で完全なリカバリーフレーズを保管してください。リカバリーフレーズを分割して保管する方法もありますが、複雑で管理が難しくなるため、初心者にはおすすめしません。
また、保管場所のリストは、別途安全な場所に記録しておきましょう。どこに保管したか忘れてしまうと、いざという時に復元できません。
以下の保管方法は資産を失うリスクが高いため避けてください
リカバリーフレーズの保管には、絶対に避けるべき方法があります。以下の4つは、資産を失うリスクが高いため、決して行わないでください。
まず、スマートフォンやパソコンのメモアプリ、テキストファイル、クラウドストレージに保存すること。これらはインターネットに接続されているため、ハッキングやマルウェアによって盗まれるリスクがあります。
次に、メールで自分宛に送信すること。メールサーバーがハッキングされたり、メールアカウントが乗っ取られたりすると、リカバリーフレーズが盗まれます。
また、写真撮影してスマホに保存すること。スマホが盗まれたりハッキングされたりすると、資産を失います。クラウドの自動バックアップ機能により、意図せずクラウドに保存されてしまうリスクもあります。
最後に、パスワード管理アプリに保存すること。パスワード管理アプリ自体がハッキングされたり、マスターパスワードが漏洩したりすると、すべてのリカバリーフレーズが盗まれます。
リカバリーフレーズは、必ずオフラインで物理的に保管してください。
いざという時に慌てないよう、ウォレット復元の手順を事前に理解しておくことが重要です。実際に復元が必要になった時にスムーズに対応できます。
ウォレット復元の基本的な手順は以下の通りです。まず、新しいデバイスに同じウォレットアプリをインストールします。次に、「既存のウォレットを復元」または「Import Wallet」などのオプションを選択します。保管していたリカバリーフレーズを正確な順番で入力します。最後に、新しいPINコードやパスワードを設定すれば、復元完了です。
復元後は、ウォレットアドレスが以前と同じであることを確認しましょう。アドレスが一致していれば、正しく復元されています。
また、定期的にリカバリーフレーズが正しく保管されているか確認することも重要です。年に一度程度、保管場所を確認し、紙が劣化していないか、文字が読めるかをチェックしましょう。
ウォレットを使用する際には、いくつかの注意点があります。ここでは、よくあるトラブルとその対処法を解説します。
誤送金は一度実行すると取り消すことができません
誤送金は、一度実行すると取り消すことができません。以下の3つのチェックを必ず行い、セルフGOX(自分のミスによる資産喪失)を防ぎましょう。
まず、送金先アドレスを必ず目視で確認してください。アドレスをコピー&ペーストした後、最初の数文字と最後の数文字が正しいか確認します。マルウェアの中には、クリップボードのアドレスを攻撃者のアドレスに書き換えるものがあるため、目視確認は必須です。
次に、ネットワーク(チェーン)が正しいか確認してください。イーサリアムのアドレスにBNB Chainから送金してしまうと、資産が失われます。送金元と送金先のネットワークが一致していることを必ず確認しましょう。
最後に、初回送金は必ず少額でテストしてください。正しく着金することを確認してから、残りの金額を送金します。手数料が二重にかかりますが、大きな金額を誤送金するリスクを考えれば安い保険です。
ウォレット間で仮想通貨を送金する際、ネットワーク手数料(ガス代)がかかります。ネットワークの混雑状況によって手数料は変動するため、最適化することでコストを削減できます。
イーサリアムネットワークの場合、ガス代が高騰している時は送金を避け、ネットワークが空いている時間帯(深夜や週末など)に送金すると手数料を抑えられます。ガス代をリアルタイムで確認できる「Etherscan Gas Tracker」などのツールを活用しましょう。
また、レイヤー2ソリューション(Arbitrum、Optimism、Polygonなど)を利用することで、イーサリアムメインネットよりも大幅に安い手数料で送金できます。対応しているサービスが増えているため、積極的に活用しましょう。
ビットコインの場合、SegWit対応のウォレットを使用することで、手数料を約30%削減できます。また、急ぎでない送金の場合は、手数料を低めに設定して時間をかけて承認されるのを待つ方法もあります。
ウォレット間で仮想通貨を移動させた場合、税金がかかるのか気になる方も多いでしょう。基本的なルールを理解しておくことが重要です。
同一銘柄を自分のウォレット間で移動させる場合(例:取引所からハードウェアウォレットへビットコインを送金)、これは単なる資産の移動であり、課税対象にはなりません。利益が発生していないためです。
ただし、仮想通貨同士を交換する場合(例:ビットコインをイーサリアムにスワップ)は、課税対象となります。交換時点での利益が雑所得として計算されます。
また、DeFiプロトコルでのステーキングやレンディングで得た報酬も、受け取った時点で課税対象となります。年間20万円を超える利益がある場合は、確定申告が必要です。
正確な税金計算のため、すべての取引履歴を記録しておくことをおすすめします。Cryptactなどの仮想通貨税金計算ツールを活用すると便利です。
データ移行を正しく行わないと資産にアクセスできなくなります
スマートフォンを機種変更する際、モバイルウォレットのデータ移行を正しく行わないと、資産にアクセスできなくなる可能性があります。
機種変更前に必ず行うべきことは、リカバリーフレーズを確認し、安全に保管することです。ウォレットアプリの設定画面から「リカバリーフレーズを表示」を選択し、紙に書き留めてください。
新しいスマートフォンに機種変更した後は、ウォレットアプリを新規インストールし、「既存のウォレットを復元」を選択します。保管していたリカバリーフレーズを入力すれば、ウォレットが復元され、資産にアクセスできます。
注意点として、古いスマートフォンのウォレットアプリは、データ移行が完了するまで削除しないでください。万が一、リカバリーフレーズを間違えて記録していた場合、古いスマホからやり直すことができます。
また、二段階認証アプリ(Google Authenticatorなど)も忘れずに移行してください。二段階認証が設定されている取引所やサービスにアクセスできなくなります。
取引所が倒産した場合、預けた仮想通貨が全額戻ってくる保証はありません。2022年のFTX破綻では、多くのユーザーが資産を失いました。国内の金融庁登録取引所は、顧客資産と自己資産の分別管理が義務付けられていますが、それでも100%安全とは言えません。大きな資産は自分のウォレットで管理することをおすすめします。
出典:金融庁「暗号資産関連」
秘密鍵またはリカバリーフレーズを紛失すると、資産を取り戻すことは事実上不可能です。仮想通貨には中央管理者が存在しないため、パスワードリセットのような救済措置はありません。リカバリーフレーズは必ず複数箇所に安全に保管してください。
ハードウェアウォレット本体が故障しても、リカバリーフレーズがあれば資産を復元できます。新しいハードウェアウォレット(同じメーカーでなくても可)または別のウォレットアプリにリカバリーフレーズを入力すれば、資産にアクセスできます。そのため、リカバリーフレーズの保管が最も重要です。
金融庁登録の国内取引所であれば、一定のセキュリティ基準を満たしているため、少額であれば大きなリスクはありません。ただし、取引所のハッキングや倒産のリスクはゼロではないため、100万円以上の資産を長期保有する場合は、ハードウェアウォレットへの移動を検討すべきです。
はい、用途に応じて複数のウォレットを使い分けることをおすすめします。日常的な取引用には少額を入れたモバイルウォレット、DeFi利用にはウェブウォレット、長期保有にはハードウェアウォレットという構成が理想的です。リスク分散の観点から、すべての資産を一つのウォレットに集中させるのは避けましょう。
ウォレット自体の利用料は基本的に無料ですが、ブロックチェーンネットワークの利用料(ガス代)がかかります。イーサリアムの場合、ネットワークの混雑状況により数百円〜数千円かかることがあります。Solanaなどの高速チェーンは数円程度です。ハードウェアウォレットは本体購入費用(1万円〜3万円)が必要です。
イーサリアム系のDeFiを利用する場合はMetaMask、Solana系のDeFiを利用する場合はPhantom Walletがおすすめです。これらのウォレットは主要なDeFiプロトコルとの連携がスムーズで、多くのユーザーに利用されています。ただし、高額な資産はハードウェアウォレットに移し、DeFiで運用する分だけをウェブウォレットに入れておくことをおすすめします。
NFTの保管には、MetaMask、Trust Wallet、Coinbase Walletなどが適しています。これらのウォレットはNFTの表示機能を備えており、OpenSeaなどのNFTマーケットプレイスとの連携もスムーズです。高価なNFTを保管する場合は、Ledgerなどのハードウェアウォレットとの連携も検討しましょう。
マルチシグウォレットは、複数の秘密鍵のうち指定された数以上の署名がないと送金できないウォレットです。例えば「3つの鍵のうち2つ以上の署名が必要」という設定ができます。企業の資産管理や、高額資産の保管に適しています。個人でも、自分と家族で鍵を分散管理することで、セキュリティと利便性を両立できます。
自分のウォレット間で同一銘柄を移動させる場合(例:取引所からハードウェアウォレットへビットコインを送金)は、課税対象になりません。ただし、仮想通貨同士を交換する場合(例:ビットコインをイーサリアムにスワップ)は、交換時点での利益が雑所得として課税対象となります。年間20万円を超える利益がある場合は確定申告が必要です。
仮想通貨ウォレットは、デジタル資産を安全に管理するための重要なツールです。取引所ウォレット、ハードウェアウォレット、モバイルウォレット、ウェブウォレットなど、それぞれに特徴があり、用途に応じて使い分けることが大切です。
初心者や少額投資の方は、金融庁登録の取引所ウォレットから始めるのが安心です。資産が増えてきたら、ハードウェアウォレットへの移動を検討しましょう。DeFiやNFTを積極的に利用する方は、MetaMaskやPhantom Walletなどのウェブウォレットが便利です。
リカバリーフレーズの保管とセキュリティ対策が最重要
最も重要なのは、リカバリーフレーズを安全に保管し、二段階認証を設定し、複数のウォレットでリスク分散することです。また、初回送金は必ず少額でテストし、フィッシング詐欺に注意を払いましょう。これらの基本的なセキュリティ対策を徹底することで、大切な資産を長期的に守ることができます。
仮想通貨投資では、「Not your keys, not your coins(秘密鍵を持っていなければ、それはあなたのコインではない)」という原則を忘れずに、自分に合ったウォレットを選んで安全に資産を管理してください。
| 順位 | 取引所 | 手数料 | 通貨数 | 特徴 | 口座開設 |
|---|---|---|---|---|---|
| 1 | GMOコイン | 無料 | 26種類 |
|
口座開設 |
| 2 | コインチェック | 無料 | 29種類 |
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| 3 | SBI VCトレード | 無料 | 23種類 |
|
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PR | 情報は2026年2月時点
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