ビットコインのロスカットとは|証拠金維持率の計算と回避方法【2026年】

ビットコインのロスカットとは|証拠金維持率の計算と回避方法【2026年】

レバレッジ取引でビットコインの価格が予想に反して動き、証拠金維持率が急激に低下した経験はありませんか。

ロスカットは、レバレッジ取引で損失が拡大したときに、取引所が強制的にポジションを決済する仕組みです。

証拠金維持率が一定水準を下回ると発動し、大きな損失を確定させてしまいます。

しかし、ロスカットの仕組みを正しく理解し、証拠金管理を徹底すれば、回避することは十分に可能です。

この記事では、ロスカットの定義から証拠金維持率の計算方法、回避策、取引所別の基準まで、レバレッジ取引で損失を防ぐために知っておくべき情報を網羅的に解説します。

この記事の要約
  • ロスカットは証拠金維持率が一定水準を下回ると発動する強制決済の仕組み
  • 証拠金維持率は「純資産÷必要証拠金×100」で計算でき、取引所ごとに基準が異なる
  • 追加入金・一部決済・損切りライン設定でロスカットは回避できる
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SOICO株式会社 共同創業者・取締役COO 土岐彩花
共同創業者&取締役COO 土岐 彩花(どきあやか)
SOICO株式会社
慶應義塾大学在学中に19歳で起業し、2社のベンチャー創業を経験。大学在学中に米国UCバークレー校(Haas School of Business, University of California, Berkeley)に留学し、経営学、マーケティング、会計、コンピュータ・サイエンスを履修。新卒でゴールドマン・サックス証券の投資銀行本部に就職し、IPO含む事業会社の資金調達アドバイザリー業務・引受業務に従事。2018年よりSOICO株式会社の取締役COOに就任。

目次

ビットコインのロスカットとは|強制決済の仕組みを図解

ロスカットは、レバレッジ取引における重要なリスク管理の仕組みです。まずは、ロスカットの定義と発動条件を正確に理解しましょう。

ロスカットの定義と発動の仕組み

ロスカットとは、レバレッジ取引において、相場の変動によって生じる損失を限定することを目的として、取引所が強制的にポジションを決済する仕組みです。証拠金取引では、預けた証拠金を担保に、その数倍の金額で取引を行います。しかし、相場が予想に反して動くと、証拠金が急速に減少します。

ロスカットは、トレーダーが莫大な金額の負債を背負うことを防ぐために行われます。取引所によって異なりますが、証拠金維持率が一定水準を下回ることがロスカットの基準とされています。国内取引所では、証拠金維持率が一定水準を下回った時点でロスカットが発動します。基準は取引所ごとに異なり、30%〜100%の範囲で設定されています。

ロスカットは確実に負債を防ぐものではありません

ただし、ロスカットはトレーダーを確実に負債から守ってくれるものではありません。取引所のサーバーエラーや急激な値動きがあった場合、ロスカットが正常に行われないこともあります。その際には、発生した分の負債はトレーダーが支払う必要があります。

証拠金維持率とロスカットの関係

証拠金維持率は、レバレッジ取引を継続するために必要な証拠金に対して、現在保有している純資産の割合を表す指標です。この数値が取引所が定めた一定の水準を下回ると、ロスカットが発動します。

証拠金維持率が高いほど、ポジションを保持する余力があることを意味します。逆に、証拠金維持率が低下すると、わずかな価格変動でもロスカットされるリスクが高まります。取引所によってロスカット基準は異なりますが、GMOコインの取引所(レバレッジ取引)では証拠金維持率が30%を下回った場合にロスカットが実行されます。

証拠金維持率は常に定められた水準を上回るようキープしましょう

証拠金維持率は常に定められた水準を上回るようにキープすることが大切です。そうすることで、ロスカットやマージンコールなどを未然に防ぐことができます。また、証拠金維持率は自身の資金力と投資が見合っているかを把握するための指標となります。

証拠金維持率の計算方法|具体例で理解する

証拠金維持率の計算方法を理解することは、ロスカットを回避するための第一歩です。計算式と具体例を確認していきましょう。

証拠金維持率の計算式

証拠金維持率は、以下の計算式で算出できます。

証拠金維持率 = (純資産額 ÷ 必要証拠金) × 100

純資産額は、預入証拠金に評価損益を加えた金額です。必要証拠金は、ポジションを維持するために必要な金額を指します。この計算式を使うことで、現在のポジションがどれだけの余裕を持っているかを定量的に把握できます。

証拠金維持率をこまめにチェックする習慣をつけることで、自ずと資金力がわかるようになり、無理な取引を予防することができるでしょう。

具体的な計算例(50万円で2倍レバレッジの場合)

実際の数値を使って、証拠金維持率を計算してみましょう。

【前提条件】
・預入証拠金:50万円
・レバレッジ:2倍
・取引金額:100万円(50万円×2倍)
・必要証拠金:50万円

【ケース1:損失がない状態】
純資産額 = 50万円
証拠金維持率 = (50万円 ÷ 50万円) × 100 = 100%

【ケース2:10万円の含み損が発生】
純資産額 = 50万円 – 10万円 = 40万円
証拠金維持率 = (40万円 ÷ 50万円) × 100 = 80%

【ケース3:35万円の含み損が発生】
純資産額 = 50万円 – 35万円 = 15万円
証拠金維持率 = (15万円 ÷ 50万円) × 100 = 30%

レバレッジが高いほど証拠金維持率の低下が速くなります

ケース3では証拠金維持率が30%となり、GMOコインなどの取引所ではこの時点でロスカットが発動します。レバレッジが高いほど、証拠金維持率が低下するスピードが速くなるため、適切なレバレッジ設定とリスク管理が求められます。

ロスカットと追証の違い|どちらが先に発動する?

ロスカットと追証(マージンコール)は混同されやすい概念ですが、発動タイミングと意味が異なります。それぞれの違いを明確に理解しましょう。

追証(マージンコール)とは

追証(追加証拠金)とは、担保として預け入れた証拠金の金額が、現在の含み損を差し引くと大きくマイナスになる状況になった場合に発せられる警告のことを指します。「今の証拠金の水準では取引を続けることが困難になってきたので、追加で証拠金を入金して証拠金維持率を高めてください」という取引所からのメッセージです。

マージンコールは警告で済みますが、ロスカットは強制決済措置であるため、取引するうえでロスカットを防ぐ必要があります。マージンコールを受け取った時点で、速やかに証拠金を追加入金するか、ポジションの一部を決済することで、ロスカットを回避できます。

ロスカットと追証の発動順序

一般的な発動順序は以下の通りです。

1. マージンコール(追証警告)の発動
証拠金維持率が一定水準(例:100%)を下回った時点で、取引所から警告が送られます。この段階では、まだ強制決済は行われません。追加入金や一部決済により、証拠金維持率を回復させる猶予が与えられます。

2. ロスカット(強制決済)の発動
マージンコール後も証拠金維持率が回復せず、さらに低下してロスカット水準(例:30%)を下回った時点で、保有しているすべてのポジションが強制的に決済されます。

追証の期限はお知らせメールで確認できます

ただし、取引所によってはマージンコールを設けず、証拠金維持率が一定水準を下回った時点で即座にロスカットを実行する場合もあります。お知らせメールに追証の期限が記載されていることもあるため、確認後は速やかに対処することが大切です。

レバレッジ取引のリスク|ロスカットで気をつけたい3つのこと

レバレッジ取引には大きな利益を狙える魅力がある一方で、特有のリスクも存在します。ロスカットに関連する主要なリスクを3つ解説します。

損失が証拠金を超える可能性

レバレッジ取引では、少額の資金で証拠金を上回る取引を行うことができる一方、急激な価格変動により短期間のうちに証拠金の大部分またはそのすべてを失うことがあります。取引額が証拠金の額を上回るため、証拠金等の額を上回る損失が発生する場合もあります。

国内取引所でも証拠金を超える損失が発生するリスクがあります

国内取引所では、金融庁の規制により個人のレバレッジは最大2倍に制限されていますが、それでも証拠金を超える損失が発生するリスクはゼロではありません。相場状況により、預託された証拠金を上回る損失(不足金)が生じる可能性もある制度であることを理解したうえで、リスク管理を行う必要があります。

急激な価格変動でロスカットが間に合わないリスク

ロスカットは証拠金維持率を巡回しながら監視しているため、実行にはある程度の時間を要します。そのため、証拠金維持率が基準を下回ったとしても、ポジションが決済されるまでに多少時間差が生じる場合があります。

特にビットコインは24時間365日取引されており、就寝中や不在時に急激な価格変動が起こることがあります。2021年5月、テスラ社のイーロン・マスクCEOが環境負荷を理由にビットコイン決済の停止を発表したことで、ビットコイン価格が急落し、多くのトレーダーがロスカットされました。このような事態に備えて、損切りラインを事前に設定しておくことが重要です。

レバレッジ手数料の積み重ね

レバレッジ取引では、ポジションを保有している期間に応じて「レバレッジ手数料」(スワップポイント)が発生します。国内取引所では1日あたり0.04%程度の手数料が一般的ですが、長期保有すると手数料が積み重なり、利益が目減りする可能性があります。

例えば、100万円のポジションを30日間保有した場合、0.04% × 30日 = 1.2%、つまり約1.2万円の手数料が発生します。レバレッジ取引は短期売買に適した取引方法であり、長期保有する場合は現物取引の方が有利です。手数料の積み重ねにも注意を払いながら、取引戦略を立てることが大切です。

ロスカットを回避する5つの方法|証拠金管理のポイント

ロスカットを回避するための具体的な対策を5つ紹介します。これらの方法を組み合わせることで、リスクを大幅に軽減できます。

証拠金を追加入金する

新たに資金を入金すると純資産が増え、証拠金維持率が上昇します。証拠金維持率が危険水域に入った時点で追加入金することで、ロスカットを回避できます。

相場のトレンドが反転しない可能性もあります

ただし、一度生じた相場のトレンドは継続しやすいこともあり、相場のトレンドの流れが反転せず、再び証拠金維持率が低下しロスカットになる可能性があります。この判断をする際には、今後どのぐらいまで相場が動く可能性があるのか考えたうえで余裕をもった金額を入金するようにしましょう。

ポジションを一部決済する

複数のポジションを保有している場合は、一部のポジションもしくはポジションを分割して決済をすれば必要証拠金が減ります。必要証拠金を減らすと、証拠金維持率を上昇させることができます。

売買約定した仮想通貨の一部の決済を行うことで、証拠金維持率を上げることが可能です。口座の純資産額を増やし証拠維持率を上げるためには、証拠金を追加で入金するか、ポジションの一部を決済する方法が有効です。

損切りラインを事前に設定する

損切りライン(ストップロス注文)を事前に設定しておくことで、想定外の損失を防ぐことができます。「ここまで下がったら損切りする」という価格を決めておき、逆指値注文を入れることで、自動的に損切りが実行されます。

証拠金の5〜10%程度の損失で損切りするのが推奨されています

損切りラインは、自分のリスク許容度に合わせて設定しましょう。一般的には、証拠金の5〜10%程度の損失で損切りするのが推奨されています。損切りは心理的に難しい判断ですが、事前にルールを決めておくことで、感情に左右されずに実行できます。

証拠金維持率を常に確認する

証拠金維持率は、取引所の会員ページやアプリで常に確認できます。レバレッジ取引を行う際には、証拠金維持率を取引時にチェックする習慣をつけることが重要です。

証拠金維持率が100%を下回ったら警戒、50%を下回ったら危険信号と考え、すぐに対策を講じましょう。仮想通貨取引は、他の投資よりも相場の変動が激しいことが特徴です。取引を始める前に自身の資金力を正確に把握しておくことで、ロスカットにならないポジションが保てる可能性が高まるでしょう。

レバレッジ倍率を低く設定する

レバレッジ倍率を低く設定することで、証拠金維持率の低下スピードを抑えることができます。国内取引所では最大2倍のレバレッジが可能ですが、初心者は1.5倍程度から始めることをおすすめします。

十分な証拠金でロスカットされにくい環境を作れます

レバレッジが高いほど、わずかな価格変動でも証拠金維持率が大きく変動します。レバレッジを低く設定すれば、相場の一時的な変動に影響されにくくなり、ロスカットされるリスクが低くなります。十分な証拠金を入れておくことで、ロスカットされにくい環境を作ることができます。

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ロスカット発生時の対処法|慌てないための手順

ロスカットが発生してしまった場合の対処法を事前に知っておくことで、冷静に対応できます。具体的な手順を確認しましょう。

ロスカット通知を受け取ったらすぐにすること

1. 取引状況の確認
ロスカット通知を受け取ったら、まず取引所の会員ページにログインし、どのポジションが決済されたのか、現在の口座残高はいくらなのかを確認します。

2. 不足金の有無を確認
口座残高がマイナスになっていないか確認します。国内取引所では、急激な価格変動によりロスカットが間に合わず、不足金が発生する可能性があります。

3. 取引所からの連絡に対応
不足金が発生している場合、取引所から追加入金の連絡が来ます。指定された期限内に入金しないと、法的措置を取られる可能性があるため、速やかに対応しましょう。

ロスカット後の不足金(追証)の確認方法

ロスカットにより口座に不足金が発生した場合は、不足分を請求されます。不足金は、取引所の会員ページの「証拠金状況」や「資産状況」の項目で確認できます。

不足金は期限内に必ず入金してください

不足金が発生した場合、多くの取引所では数日以内に入金するよう求められます。期限内に入金できない場合は、取引所に連絡して支払い方法を相談しましょう。無視すると、法的手続きに発展する可能性があるため、必ず対応することが重要です。

なお、取引所のシステムは、証拠金維持率を巡回しながら監視しているため、ロスカットの実行にはある程度の時間を要します。相場の急変動時には証拠金の額を上回る損失が生じる可能性もあることを理解しておきましょう。

取引所別ロスカット基準の比較|証拠金維持率と執行速度

取引所によってロスカット基準は異なります。主要な国内取引所のロスカット基準を比較し、自分に合った取引所を選びましょう。

主要取引所のロスカット基準一覧

取引所 ロスカット基準 マージンコール レバレッジ上限
GMOコイン 証拠金維持率30%(取引所)/75%(暗号資産FX) 証拠金維持率75%(暗号資産FX) 2倍
SBI VCトレード 証拠金維持率80% なし 2倍
bitFlyer 証拠金維持率50% 証拠金維持率80% 2倍
BitTrade 公式サイトで確認 公式サイトで確認 2倍

GMOコインの取引所(レバレッジ取引)では証拠金維持率が30%を下回った場合にロスカットが発動します。なお、暗号資産FXでは証拠金維持率が75%を下回った時点でロスカットが発動し、マージンコール(警告)も75%の水準で発せられます。

SBI VCトレードはマージンコールがなく、証拠金維持率が80%を下回った時点で即座にロスカット実行

bitFlyerは証拠金維持率が50%を下回った場合にロスカットが発動するため、GMOコインの取引所(レバレッジ取引)よりも早い段階で強制決済されます。取引所によってロスカット基準が異なるため、自分の取引スタイルに合った取引所を選ぶことが重要です。

ゼロカットシステムの有無と重要性

ゼロカットシステムとは、口座残高以上の損失が出た場合に、損失分を取引所が負担してくれるサービスです。これにより、口座に預けている以上の損失(追証・借金)を防ぐことができます。

海外の仮想通貨取引所では多くがゼロカットシステムを導入していますが、国内取引所ではゼロカットを適用していません。日本では金融商品取引法で損失の補填が禁止されており、ゼロカットシステムは損失補填に該当するため、国内取引所では採用されていないのです。

国内取引所でロスカットが間に合わず口座がマイナスになった場合は、追証(不足金)を支払う必要があります

FXトレーダーの中には証拠金を超える損失を負った事例が報告されています。このようなリスクを理解したうえで、証拠金に余裕を持った取引を心がけることが重要です。

レバレッジ取引におすすめの仮想通貨取引所5社

レバレッジ取引に適した国内取引所を5社紹介します。ロスカット基準や手数料、セキュリティ対策を比較して、自分に合った取引所を選びましょう。

取引所 銘柄数 レバレッジ ロスカット基準 特徴
GMOコイン 22種類 2倍 証拠金維持率30%(取引所)/75%(暗号資産FX) 各種手数料無料
bitFlyer 39種類 2倍 証拠金維持率50% 取引量国内トップクラス
SBI VCトレード 34種類 2倍 証拠金維持率80% 入出金手数料完全無料
BitTrade 47種類 2倍 公式サイトで確認 取引所手数料無料
BITPOINT 30種類 サービス終了 ステーキング国内最高水準

GMOコイン|各種手数料無料で証拠金維持率30%

GMOコイン 公式サイト

出典: GMOコイン公式サイト

GMOコインの基本情報
取扱銘柄数 22種類
取引所(板取引)
販売所
レバレッジ 2倍
取引手数料(Maker) -0.01%〜-0.03%(Maker報酬)
取引手数料(Taker) 0.05%〜0.09%
日本円入金手数料 無料
日本円出金手数料 無料(大口400円)
最小注文金額 100円
口座開設 最短10分
登録番号 関東財務局長 第00006号

📌 GMOコインの特徴

各種手数料が無料

GMOインターネットグループ運営

ステーキング対応

GMOコインは、GMOインターネットグループが運営する国内大手の仮想通貨取引所です。取引手数料、入出金手数料が無料で、コストを抑えてレバレッジ取引ができます

取引所(レバレッジ取引)では証拠金維持率が30%を下回った時点でロスカット実行

なお、暗号資産FXでは証拠金維持率が75%を下回った時点でロスカットが発動し、マージンコールも75%の水準で発せられます。ステーキングにも対応しており、保有しているだけで報酬を得ることも可能です。

bitFlyer|ビットコイン取引量国内トップクラスで証拠金維持率50%

bitFlyerは、国内でトップクラスの取引量を誇る仮想通貨取引所です。取扱銘柄数は39種類と豊富で、ビットコインをはじめ多様な銘柄でレバレッジ取引ができます。

証拠金維持率が80%でマージンコール発動、50%でロスカット実行

GMOコインの取引所(レバレッジ取引)よりもロスカット基準が高めに設定されているため、より慎重なリスク管理が求められます。セキュリティ対策も充実しており、コールドウォレットやマルチシグを採用しています。

SBI VCトレード|入出金手数料完全無料

SBI VCトレード 公式サイト

出典: SBI VCトレード公式サイト

SBI VCトレードの基本情報
取扱銘柄数 34種類
取引所(板取引)
販売所
レバレッジ 2倍
取引手数料(Maker) -0.01%(Maker報酬)
取引手数料(Taker) 0.05%
日本円入金手数料 無料
日本円出金手数料 無料
最小注文金額 500円
口座開設 最短翌営業日
登録番号 関東財務局長 第00011号

📌 SBI VCトレードの特徴

SBIグループ運営の安心感

入出金手数料が完全無料

ステーキング14銘柄対応

レンディングサービス対応

SBI VCトレードは、SBIグループが運営する仮想通貨取引所です。入出金手数料が完全無料で、取引コストを最小限に抑えられます。取扱銘柄数は34種類で、ステーキングは14銘柄に対応しています。

証拠金維持率が80%を下回った時点で、マージンコールなしで即座にロスカット実行

他の取引所よりもロスカット基準が高いため、証拠金に余裕を持った取引が必要です。レンディングサービスにも対応しており、保有している仮想通貨を貸し出して利息を得ることもできます。

BitTrade|取引所手数料無料で47銘柄対応

BitTrade 公式サイト

出典: BitTrade公式サイト

BitTradeの基本情報
取扱銘柄数 47種類
取引所(板取引)
販売所
レバレッジ 2倍
取引手数料(Maker) 無料
取引手数料(Taker) 無料
日本円入金手数料 無料(クイック入金/住信SBI・PayPay銀行)
日本円出金手数料 330円
最小注文金額 2円
口座開設 最短5分
登録番号 関東財務局長 第00007号

📌 BitTradeの特徴

取扱銘柄数国内最多級(47銘柄)

取引所手数料無料

2円から取引可能

旧Huobi Japan

BitTradeは、取扱銘柄数が国内最多級の47銘柄を誇る仮想通貨取引所です。旧Huobi Japanとして知られ、2023年にBitTradeへと名称変更しました。取引所形式の手数料が無料で、コストを抑えて取引できます。レバレッジ手数料は0.03%/日です。

最低取引額は2円からと非常に低く、少額から始めたい初心者にもおすすめ

セキュリティ対策として、コールドウォレット100%管理と24時間365日監視体制を整えています。レバレッジ取引の詳細なロスカット基準は取引所の公式サイトで確認しましょう。

BITPOINT|ステーキング国内最高水準

BITPOINT 公式サイト

出典: BITPOINT公式サイト

BITPOINTの基本情報
取扱銘柄数 30種類
取引所(板取引)
販売所
レバレッジ なし
取引手数料(Maker) 無料
取引手数料(Taker) 無料
日本円入金手数料 無料
日本円出金手数料 月1回無料(2回目以降330円)
最小注文金額 500円
口座開設 最短即日
登録番号 関東財務局長 第00009号

📌 BITPOINTの特徴

各種手数料無料

ステーキング国内最高水準

SBIホールディングス子会社

貸して増やすサービス

BITPOINTは、SBIホールディングス子会社が運営する仮想通貨取引所です。各種手数料が無料で、取引コストを抑えられます。取扱銘柄数は30種類で、ステーキングは国内最高水準の報酬率を提供しています。

BITPOINTは2021年12月にレバレッジ取引サービスを終了しており、現在は現物取引のみを提供

そのため、ロスカットのリスクはありません。現物取引のみで安全に仮想通貨投資を始めたい方に適しています。貸して増やすサービスも提供しており、保有している仮想通貨を貸し出して利息を得ることができます。

現物取引とレバレッジ取引の違い|初心者はどちらを選ぶべき?

現物取引とレバレッジ取引には、それぞれ異なるメリット・デメリットがあります。両者の違いを理解して、自分に合った取引方法を選びましょう。

現物取引のメリット・デメリット

現物取引のメリット

  • ロスカットのリスクがなく、長期保有できる
  • レバレッジ手数料がかからない
  • 購入した仮想通貨を自由に送金・決済に使える
  • 下落相場でも慌てずに保有し続けられる

現物取引のデメリット

  • 少額の資金では大きな利益を狙いにくい
  • 下落相場では利益を得られない
  • 購入時に全額の資金が必要

現物取引は、手元に20万円の現金がある場合、20万円分の仮想通貨を買うことしかできません。しかし、購入した仮想通貨は自分の資産となり、価格が下落しても保有し続けることができます。長期的な値上がりを期待する投資スタイルに適しています。

レバレッジ取引のメリット・デメリット

レバレッジ取引のメリット

  • 少額の資金で大きな利益を狙える
  • 下落相場でも利益を得られる(ショート取引)
  • 短期間で効率的に資金を増やせる

レバレッジ取引のデメリット

  • ロスカットのリスクがある
  • レバレッジ手数料が毎日発生する
  • 損失が証拠金を超える可能性がある
  • 購入した仮想通貨を送金・決済に使えない

レバレッジ取引は、4倍のレバレッジをかければ20万円の資金で80万円分の取引を行えます。存在しないお金をあるように見せているだけなので、利益が出たら現物取引より儲かるシステムですが、損をしてしまうと現物取引より損失額が大きくなってしまいます。

項目 現物取引 レバレッジ取引
資金効率 低い 高い
ロスカット なし あり
手数料 取引手数料のみ 取引手数料+レバレッジ手数料
下落相場 利益なし ショートで利益可能
初心者向け

初心者は、まず現物取引で仮想通貨の値動きに慣れてから、レバレッジ取引に挑戦することをおすすめします

レバレッジ取引は利益も大きいですが、損失も大きくなりやすいため、正しい知識をつけて自分に合った取引方法を選びましょう。

過去の大規模清算イベントから学ぶ教訓

過去の大規模清算イベントを振り返ることで、ロスカットのリスクをより深く理解できます。実際の事例から学ぶべき教訓を確認しましょう。

2021年5月のビットコイン大暴落とロスカット連鎖

2021年5月、テスラ社のイーロン・マスクCEOが環境負荷を理由にビットコイン決済の停止を発表したことで、ビットコイン価格が急落しました。

テスラ社は2021年2月に会社資産の7%にあたる1600億円規模のビットコインを購入していましたが、わずか3ヶ月後に決済停止を発表。市場は動揺し、ビットコインの価格は前日比10%安の約540万円まで下落しました。この急落により、5億ドル(約750億円)を超えるロングポジションの清算が発生しました。

著名人の発言が市場に与える影響の大きさと、急激な価格変動時にはロスカットが連鎖的に発生する可能性があります

レバレッジ取引を行う際は、常に最悪のシナリオを想定し、損切りラインを設定しておくことが重要です。

FTX破綻が市場に与えた影響

2022年11月、世界第2位の仮想通貨取引所FTXが突然破綻しました。負債総額は最大で500億ドル(約7兆円)にのぼり、仮想通貨業界で過去最大の経営破綻となりました。FTXの破綻により、ビットコインは2日間で約25%下落し、仮想通貨市場全体に大きな衝撃を与えました。

FTX破綻の主な原因は、顧客資産の不正流用、関連会社との不適切な関係、自社発行トークンFTTの過大評価、財務状況の不透明性でした。信頼されていた大手取引所が突如として破綻し、多くのユーザーが資産を失ったことで、取引所に対する信頼が大きく低下しました。

金融庁に登録された国内取引所を利用することで、顧客資産の分別管理や財務状況の透明性が確保されます

また、複数の取引所に資産を分散させることで、1つの取引所が破綻した場合のリスクを軽減できます。

よくある質問(Q&A)

ロスカットで借金を負うことはありますか?

国内取引所では、急激な価格変動によりロスカットが間に合わず、口座残高がマイナスになった場合、追証(不足金)を支払う必要があります。ロスカットはトレーダーを確実に負債から守ってくれるものではなく、取引所のサーバーエラーや急激な値動きがあった場合、ロスカットが正常に行われないこともあります。

海外取引所の多くはゼロカットシステムを採用しており、証拠金以上の損失は取引所が負担してくれます。しかし、国内取引所ではゼロカットが禁止されているため、証拠金に余裕を持った取引を心がけることが重要です。

就寝中にロスカットされないようにするには?

就寝中や不在時のロスカットを防ぐには、以下の対策が有効です。

1. 証拠金維持率を高めに保つ
証拠金維持率を150%以上に保つことで、一時的な価格変動でロスカットされるリスクを軽減できます。

2. 損切りラインを設定する
逆指値注文を設定しておくことで、想定以上の損失を防げます。

3. ロスカットアラートを設定する
多くの取引所では、証拠金維持率が一定水準を下回るとメールやアプリ通知でアラートが送られます。アラート設定を有効にしておきましょう。

4. レバレッジ倍率を低く設定する
レバレッジを1.5倍程度に抑えることで、急激な価格変動にも耐えられる余裕が生まれます。

ロスカット手数料はかかりますか?

ロスカット手数料は取引所によって異なります。GMOコインでは、ロスカット手数料として「建玉レート × 建玉数量 × 0.5%」が徴収されます。

一方、SBI VCトレードやbitFlyerなど、ロスカット手数料が無料の取引所もあります。取引所選びの際は、ロスカット手数料の有無も確認しておきましょう。

ロスカット時の税金はどうなりますか?

ロスカットにより損失が確定した場合、その損失は雑所得として計上されます。仮想通貨取引の利益は原則として「雑所得」に分類され、総合課税の対象となります。年間20万円を超える利益がある場合は確定申告が必要です。

ロスカットで損失が出た場合、その年の他の仮想通貨取引の利益と相殺できます。ただし、損失の繰越控除は認められていないため、翌年以降に繰り越すことはできません。税務処理の詳細は、税理士に相談することをおすすめします。

国内取引所と海外取引所でロスカットルールは違いますか?

国内取引所と海外取引所では、ロスカットルールに大きな違いがあります。

国内取引所の特徴

  • レバレッジは最大2倍(金融庁規制)
  • ゼロカットシステムなし(追証あり)
  • 金融庁に登録された業者のみ
  • 顧客資産の分別管理が義務付けられている

海外取引所の特徴

  • レバレッジは100倍以上も可能
  • ゼロカットシステムあり(追証なし)
  • 日本の金融庁に未登録
  • トラブル時の法的保護が限定的

海外取引所はハイレバレッジとゼロカットシステムが魅力ですが、金融庁が警告を出している無登録業者も多く、トラブルに巻き込まれるリスクがあります。初心者は、金融庁に登録された国内取引所を利用することをおすすめします。

まとめ

ロスカットは、レバレッジ取引において証拠金維持率が一定水準を下回ると発動する強制決済の仕組みです。証拠金維持率は「純資産÷必要証拠金×100」で計算でき、取引所ごとに基準が異なります。GMOコインの取引所(レバレッジ取引)は証拠金維持率30%、暗号資産FXは75%、SBI VCトレードは80%、bitFlyerは50%でロスカットが発動します。

ロスカットを回避するには、証拠金を追加入金する、ポジションを一部決済する、損切りラインを事前に設定する、証拠金維持率を常に確認する、レバレッジ倍率を低く設定するという5つの方法が有効です。特に、証拠金維持率を常にチェックし、150%以上を維持することが重要です。

国内取引所ではゼロカットシステムが禁止されているため、急激な価格変動でロスカットが間に合わない場合、追証(借金)が発生する可能性があります

過去には2021年5月の大暴落やFTX破綻など、大規模清算イベントが発生しており、レバレッジ取引のリスクを改めて認識させられました。

初心者は、まず現物取引で仮想通貨の値動きに慣れてから、レバレッジ取引に挑戦することをおすすめします。レバレッジ取引を行う場合は、余剰資金で始め、損切りラインを必ず設定し、証拠金に余裕を持った取引を心がけましょう。金融庁に登録された国内取引所を利用することで、顧客資産の分別管理や財務状況の透明性が確保され、安全に取引できます。

レバレッジ取引は大きな利益を狙える魅力的な取引方法ですが、リスクも大きいことを理解し、適切なリスク管理を行うことが成功への鍵となります。

出典:金融庁「暗号資産交換業者登録一覧」

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SOICO株式会社 共同創業者・取締役COO 土岐彩花
共同創業者&取締役COO 土岐 彩花(どきあやか)
SOICO株式会社
慶應義塾大学在学中に19歳で起業し、2社のベンチャー創業を経験。大学在学中に米国UCバークレー校(Haas School of Business, University of California, Berkeley)に留学し、経営学、マーケティング、会計、コンピュータ・サイエンスを履修。新卒でゴールドマン・サックス証券の投資銀行本部に就職し、IPO含む事業会社の資金調達アドバイザリー業務・引受業務に従事。2018年よりSOICO株式会社の取締役COOに就任。

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