コールドウォレットとは?初心者が失敗しない選び方【2026年最新】

コールドウォレットとは?初心者が失敗しない選び方【2026年最新】

仮想通貨を安全に保管したいけれど、「取引所に預けっぱなしで大丈夫なのか」と不安を感じていませんか。

実際、2025年2月には海外大手取引所Bybitが約2,200億円相当のハッキング被害に遭い、コールドウォレットでさえ突破される事件が発生しました。

出典:Chainalysis「過去最高被害額となったBybit事件へのChainalysisの対応」

この記事では、コールドウォレットの基本から選び方、実際の設定方法まで、初心者の方にも分かりやすく解説します。

大切な資産を守るために、正しい知識を身につけましょう。

この記事の要約
  • コールドウォレットはインターネットから切り離された環境で秘密鍵を保管し、ハッキングリスクを大幅に軽減できる
  • ハードウェアウォレットとペーパーウォレットの2種類があり、それぞれメリット・デメリットが異なる
  • リカバリーフレーズの保管方法が資産保護の最重要ポイントであり、紙への記録と複数箇所への分散保管が推奨される
結論

仮想通貨を始めるならGMOコインがおすすめ

  • 取引手数料無料
  • スマホアプリが使いやすい
  • 最短10分で口座開設
無料で口座開設

※最短10分で口座開設 ※取引手数料無料

SOICO株式会社 共同創業者・取締役COO 土岐彩花
共同創業者&取締役COO 土岐 彩花(どきあやか)
SOICO株式会社
慶應義塾大学在学中に19歳で起業し、2社のベンチャー創業を経験。大学在学中に米国UCバークレー校(Haas School of Business, University of California, Berkeley)に留学し、経営学、マーケティング、会計、コンピュータ・サイエンスを履修。新卒でゴールドマン・サックス証券の投資銀行本部に就職し、IPO含む事業会社の資金調達アドバイザリー業務・引受業務に従事。2018年よりSOICO株式会社の取締役COOに就任。

目次

コールドウォレットとは|仮想通貨を安全に保管する方法

コールドウォレットは、仮想通貨の秘密鍵をインターネットから完全に切り離された環境で保管する方法です。ハッキングのリスクを最小限に抑えることができるため、長期保有や大口資産の保管に適しています。

ウォレットとは何か

仮想通貨におけるウォレットとは、厳密には「秘密鍵を管理するツール」のことを指します。秘密鍵は仮想通貨を送金する際に必要な暗号情報で、これを持っている人だけが資産を動かせます。

ウォレットには大きく分けて「ホットウォレット」と「コールドウォレット」の2種類があります。ホットウォレットはインターネットに接続された状態で秘密鍵を管理するため、利便性は高いものの、常にハッキングのリスクにさらされています。

一方、コールドウォレットはオフライン環境で秘密鍵を保管するため、外部からの不正アクセスを物理的に遮断できます。まさに「デジタル資産の金庫」とも言える存在なんです。

コールドウォレットとホットウォレットの違い

コールドウォレットとホットウォレットの最大の違いは、インターネット接続の有無です。ホットウォレットは取引所のウォレットやスマホアプリなど、常時オンラインで利用できる反面、ハッキングの標的になりやすいという弱点があります。

コールドウォレットはオフライン環境で秘密鍵を保管するため、ハッカーが遠隔から侵入することは物理的に不可能です。ただし、すぐに取引できないという不便さがあります。

種類 接続状態 セキュリティ 利便性 適した用途
ホットウォレット オンライン 低〜中 頻繁な取引
コールドウォレット オフライン 長期保有

実際の運用では、頻繁に取引する少額資金はホットウォレットに、長期保有する大口資産はコールドウォレットに分けて保管するのが賢明です。

なぜコールドウォレットが必要なのか

仮想通貨取引所のハッキング事件は後を絶ちません。2018年のCoincheck事件では約580億円、2024年のDMM Bitcoin事件では約482億円が流出しました。 そして2025年2月のBybit事件では、過去最大となる約2,200億円相当のイーサリアムが盗まれています

出典:日本経済新聞「DMMビットコイン482億円流出、金融庁は原因究明求める」

取引所に預けた資産は取引所のセキュリティ体制に依存します

どれだけ大手の取引所でも、ハッキングのリスクをゼロにすることはできません。コールドウォレットを使えば、取引所の破綻リスクからも資産を守ることができるんです。

国内の登録業者は顧客資産の95%以上をコールドウォレットで管理することが義務付けられていますが、自分自身でコールドウォレットを持つことで、さらに安全性を高められます。

出典:金融庁「暗号資産関連」

GMOコイン 取引手数料無料
詳細を見る →

コールドウォレットの種類2つ|特徴とポイント

コールドウォレットには大きく分けて「ハードウェアウォレット」と「ペーパーウォレット」の2種類があります。それぞれの特徴を理解して、自分に合った方法を選びましょう。

ハードウェアウォレット|物理デバイスで秘密鍵を保管

特徴と仕組み

ハードウェアウォレットは、USBメモリのような専用デバイスに秘密鍵を保管する方法です。Ledger Nano XやTREZOR Model Tなどが代表的な製品で、価格は1万円〜3万円程度です。

デバイス内部には「セキュアエレメント」と呼ばれる特殊なチップが搭載されており、秘密鍵が外部に漏れない仕組みになっています。取引の際はパソコンやスマホに接続しますが、秘密鍵そのものはデバイス内部に留まり、外部に送信されることはありません。

Ledger製品は5,500種類以上の銘柄に対応

TREZOR製品は1,200種類以上の銘柄に対応しています。

メリット・デメリット

  • メリット:高いセキュリティレベル – セキュアエレメントチップにより物理的な解析攻撃にも強く、PIN認証や二段階認証にも対応しています
  • メリット:使いやすさ – 専用アプリで直感的に操作でき、複数の仮想通貨を一元管理できます
  • メリット:リカバリー機能 – デバイスを紛失しても、リカバリーフレーズがあれば新しいデバイスで資産を復元できます
  • デメリット:初期コスト – 1万円〜3万円程度の購入費用がかかります
  • デメリット:正規品の見極めが必要 – 中古品や非正規ルートでの購入は、改ざんされたデバイスを掴まされるリスクがあります
  • デメリット:物理的な紛失リスク – デバイス本体を紛失すると、リカバリーフレーズがなければ資産を失います

ペーパーウォレット|紙に印刷して保管

特徴と仕組み

ペーパーウォレットは、秘密鍵と公開鍵をQRコードや文字列として紙に印刷して保管する方法です。完全にオフラインで作成できるため、デジタル攻撃のリスクがゼロになります。

作成には専用のウォレット生成サイトを使いますが、必ずインターネット接続を切った状態で行う必要があります。生成した秘密鍵を紙に印刷し、金庫などの安全な場所に保管します。

コストがほとんどかからず紙とプリンターがあれば作成可能

メリット・デメリット

  • メリット:コストゼロ – 紙とプリンターがあれば無料で作成できます
  • メリット:完全オフライン – デジタル攻撃のリスクが完全にゼロになります
  • メリット:シンプル – 複雑な設定が不要で、誰でも作成できます
  • デメリット:物理的な脆弱性 – 火災、水害、劣化により紙が損傷すると資産を失います
  • デメリット:送金の手間 – 資産を送金する際、秘密鍵を手動で入力する必要があり、操作ミスのリスクがあります
  • デメリット:再利用できない – 一度秘密鍵を使うと、セキュリティ上その紙は使い捨てにする必要があります

コールドウォレットのメリット3つ|セキュリティが最優先

コールドウォレットを使う最大の理由は、資産の安全性を飛躍的に高められることです。具体的なメリットを見ていきましょう。

ハッキングリスクから資産を守れる

コールドウォレットの最大のメリットは、オンライン攻撃から完全に隔離されることです。秘密鍵がインターネットに接続されていないため、ハッカーが遠隔から侵入することは物理的に不可能なんです。

ホットウォレットは常時オンラインのため攻撃リスクがあります

実際、2025年2月のBybit事件では、マルチシグ対応のコールドウォレットでさえ、署名者を騙すフィッシング攻撃により突破されました。

出典:Chainalysis「過去最高被害額となったBybit事件へのChainalysisの対応」

個人が管理するハードウェアウォレットであれば、フィッシング攻撃のターゲットになりにくく、物理的に手元に保管している限り安全性が保たれます。

取引所の破綻リスクから資産を分離できる

取引所に預けた資産は、取引所が破綻すれば失われる可能性があります。2022年のFTX破綻では、世界第2位の取引所が突然破産し約7兆円の負債を抱えました。 顧客資産が流用されていたことも判明し、多くのユーザーが資産を失いました。

出典:SBBIT「FTX「7兆円破綻」の衝撃、業界”超優良児”の杜撰すぎる経営実態とは?」

コールドウォレットで自己管理していれば、取引所の経営状況に左右されることはありません。「Not your keys, not your coins(鍵を持たなければ、コインはあなたのものではない)」という格言があるように、秘密鍵を自分で管理することが真の資産保護につながります。

国内の登録業者は分別管理が義務付けられています

万が一の事態に備えて、大口資産はコールドウォレットに移しておくのが賢明です。

秘密鍵を自分でコントロールできる

取引所に資産を預けている場合、秘密鍵は取引所が管理しています。つまり、実質的には取引所に資産を「預けている」だけで、完全な所有権はありません。

コールドウォレットを使えば、秘密鍵を自分で管理できるため誰にも資産を動かされる心配がありません。取引所の出金制限やメンテナンス、規制強化による凍結リスクからも解放されます。

秘密鍵を自己管理する責任もすべて自分で負います

リカバリーフレーズの保管方法を慎重に検討する必要があります。

コールドウォレットのデメリット3つ|気をつけたいこと

コールドウォレットは高いセキュリティを実現できますが、同時にいくつかのデメリットもあります。正しく理解して対策を講じましょう。

紛失・破損すると資産を失う可能性がある

リカバリーフレーズがなければ資産を永久に失います

ハードウェアウォレットを紛失したり、ペーパーウォレットが火災で燃えてしまったりすると、リカバリーフレーズがなければ資産を永久に失います。銀行口座のように「パスワードを忘れた場合」の救済措置は一切ありません。

リカバリーフレーズ(12〜24単語の英単語の組み合わせ)は、ウォレットを復元するための唯一の手段です。これを紛失すると、どれだけ高額な資産が入っていても二度と取り出せなくなります。

対策としては、リカバリーフレーズを複数の紙に分けて書き、それぞれ別の安全な場所に保管する方法があります。金庫や貸金庫の利用も検討しましょう。

設定や操作に手間がかかる

コールドウォレットは、取引所のウォレットに比べて設定や操作が複雑です。ハードウェアウォレットの初期設定では、デバイスの接続、PINコードの設定、リカバリーフレーズの記録など、複数の手順を踏む必要があります。

設定を誤ると資産を失うリスクもあります

特に初心者の方は、「秘密鍵」「公開鍵」「リカバリーフレーズ」といった専門用語に戸惑うかもしれません。公式マニュアルをよく読んで慎重に進める必要があります。

ただし、一度設定してしまえば、その後の操作は比較的シンプルです。最初の手間を惜しまず、正しく設定することが重要なんです。

すぐに取引できない

コールドウォレットはオフライン環境で保管されているため、すぐに取引することができません。送金する際は、ハードウェアウォレットをパソコンに接続したり、ペーパーウォレットから秘密鍵を入力したりする手間がかかります。

相場が急変した際に素早く対応できない可能性があります

この間に価格が大きく動いてしまう可能性もあります。

そのため、頻繁に取引する資金は取引所に、長期保有する資金はコールドウォレットに分けて管理するのが現実的です。

実際のハッキング事例から学ぶ|コールドウォレットの重要性

過去の大規模ハッキング事件を振り返ることで、コールドウォレットの重要性がより明確になります。実際の事例から学びましょう。

Mt.Gox事件(2014年)|約470億円の流出

2014年2月、当時世界最大のビットコイン取引所だったMt.Goxが、約85万BTC(当時のレートで約470億円相当)を失い破綻しました。 顧客の75万BTCと自社保有の10万BTCが消失し、ビットコイン史上最大の事件として世界中に衝撃を与えました。

出典:Wikipedia「マウントゴックス」

ホットウォレットに大量の資産を保管していたことが被害を拡大

Mt.Goxは世界のビットコイン取引の7割以上を扱う巨大取引所でしたが、セキュリティ体制が脆弱でした。

この事件をきっかけに、取引所のセキュリティ体制や顧客資産の分別管理の重要性が認識されるようになりました。

Coincheck事件(2018年)|約580億円の不正流出

2018年1月、国内大手取引所Coincheckから約580億円相当のNEM(ネム)が不正に流出しました。 この事件は、日本の仮想通貨業界に大きな衝撃を与え、金融庁による規制強化のきっかけとなりました。

出典:日本経済新聞「流出の仮想通貨NEM、不正交換疑い31人摘発 188億円分」

流出の原因は、NEMをホットウォレットで管理していたことと、マルチシグ対応が不十分だったことです。コールドウォレットで管理していれば、これほど大規模な流出は防げた可能性が高いと指摘されています。

Coincheckは全額を自己資金で補償しセキュリティを強化

現在では金融庁登録業者として、顧客資産の大部分をコールドウォレットで管理しています。

FTX破綻(2022年)|顧客資産の流用問題

2022年11月、世界第2位の取引所FTXが突然破産しました。負債総額は約7兆円にのぼり、顧客資産が姉妹会社の取引に流用されていたことが判明しました。

出典:SBBIT「FTX「7兆円破綻」の衝撃、業界”超優良児”の杜撰すぎる経営実態とは?」

取引所に資産を預けること自体のリスクを浮き彫りに

どれだけ大手の取引所でも、経営が健全でなければ資産は守られません。

コールドウォレットで自己管理していれば、取引所の破綻に巻き込まれることはありません。「自分の資産は自分で守る」という意識が重要なんです。

事例から学ぶ対策のポイント

  • 大口資産はコールドウォレットで保管 – 取引所に預けっぱなしにせず、長期保有する資産は自己管理しましょう
  • リカバリーフレーズを厳重に保管 – 紙に書いて複数箇所に分散保管し、デジタルデータとして保存しないことが鉄則です
  • 取引所は金融庁登録業者を選ぶ – 国内の登録業者は顧客資産の95%以上をコールドウォレットで管理することが義務付けられています
  • 定期的にセキュリティ体制を見直す – 取引所の経営状況やセキュリティ対策を定期的に確認しましょう

出典:金融庁「暗号資産関連」

コールドウォレットの作り方|ステップバイステップ

ここからは、実際にコールドウォレットを作成する手順を解説します。初心者の方でも迷わず設定できるよう、詳しく説明していきます。

ハードウェアウォレットの設定手順

デバイスの購入と初期設定

必ず公式サイトまたは正規代理店から購入してください

まず、信頼できる販売元から正規品のハードウェアウォレットを購入します。Amazonなどのマーケットプレイスでは改ざんされた偽物が出回っているため注意が必要です。

デバイスが届いたら、開封前にパッケージの封印が破られていないか確認します。付属品がすべて揃っているか、リカバリーシートが空白であるかもチェックしましょう。

初期設定では、デバイスをパソコンまたはスマホに接続し、専用アプリ(Ledger LiveやTrezor Suiteなど)をインストールします。画面の指示に従って、PINコード(4〜8桁)を設定します。このPINコードは、デバイスを使用する際に毎回入力が必要になります。

リカバリーフレーズの記録と保管

初期設定の過程で、12〜24個の英単語からなるリカバリーフレーズが表示されます。これはデバイスを紛失した際にウォレットを復元するための唯一の手段なので、必ず正確に記録してください。

絶対にデジタルデータとして保存しないでください

リカバリーフレーズは、付属のリカバリーシート(紙)に手書きで記録します。スクリーンショットを撮ったり、パソコンやスマホにメモしたりすると、ハッキングのリスクが生じます。

記録したリカバリーシートは、金庫や貸金庫など安全な場所に保管します。可能であれば、複数の紙に分けて書き、別々の場所に保管することで、火災や盗難のリスクを分散できます。

暗号資産の送金と管理

初期設定が完了したら、取引所からハードウェアウォレットに暗号資産を送金します。専用アプリで受取アドレスを表示し、取引所の出金画面でそのアドレスを入力します。

初めての送金では少額でテスト送金を行いましょう

正しく着金したことを確認してから、残りの資産を送金しましょう。送金ミスによる資産喪失を防ぐための大切な手順です。

送金が完了すれば、あなたの暗号資産はオフライン環境で安全に保管されます。定期的にデバイスのファームウェアを最新版にアップデートすることで、セキュリティを維持できます。

ペーパーウォレットの作成手順

オフライン環境の準備

必ずインターネット接続を切った状態で作成してください

ペーパーウォレットを作成する際は、オンラインのまま作成すると秘密鍵が漏洩するリスクがあるためです。

まず、ウォレット生成サイト(BitAddressやWalletGeneratorなど)にアクセスし、ページ全体を保存します。その後、インターネット接続を完全に切断してから、保存したページを開きます。

可能であれば、普段使いとは別の、クリーンインストールしたパソコンを使用することで、マルウェア感染のリスクを最小限に抑えられます。

ウォレットの生成と印刷

オフライン環境でウォレット生成サイトを開き、画面の指示に従ってランダムな文字列を入力します。これにより、秘密鍵と公開鍵のペアが生成されます。

生成された秘密鍵と公開鍵は、QRコードと文字列の両方で表示されます。これをプリンターで印刷します。印刷後は、プリンターのメモリに残ったデータを消去するため、プリンターの電源を切ります。

印刷した紙は、ラミネート加工するなどして耐水性を高めることをおすすめします。ただし、火災には弱いため、金属プレートに刻印する方法もあります。

安全な保管方法

印刷したペーパーウォレットは、金庫や貸金庫に保管します。火災や水害、紙の劣化に備えて、複数枚印刷して別々の場所に保管することも検討しましょう。

送金後はウォレットを削除することが推奨されます

ペーパーウォレットから資産を送金する際は、秘密鍵を手動で入力する必要があります。この際、秘密鍵がパソコンやスマホに残らないよう注意が必要です。

ペーパーウォレットは完全オフラインで低コストですが、物理的な管理が難しいため、大口資産の保管にはハードウェアウォレットの方が適しています。

リカバリーフレーズの安全な保管方法|資産を守る最重要ポイント

リカバリーフレーズは、コールドウォレットを復元するための唯一の手段です。これを失えば、どれだけ高額な資産が入っていても二度と取り出せなくなります。正しい保管方法を学びましょう。

リカバリーフレーズとは何か

リカバリーフレーズ(シードフレーズ、ニーモニックフレーズとも呼ばれます)は、12〜24個の英単語からなるフレーズです。ハードウェアウォレットやソフトウェアウォレットの初期設定時に自動生成されます。

このフレーズがあれば、デバイスを紛失したり故障したりしても、新しいデバイスでウォレットを完全に復元できます。逆に言えば、このフレーズを知っている人は誰でもあなたの資産を動かせるため、絶対に他人に教えてはいけません。

リカバリーフレーズを知っている人は誰でも資産を動かせます

リカバリーフレーズは2048の単語からランダムに選ばれるため、24単語の場合、組み合わせは天文学的な数になります。推測することは事実上不可能です。

おすすめの保管方法3つ

  • 紙に書いて複数箇所に分散保管 – 最も基本的な方法です。付属のリカバリーシートに手書きで記録し、金庫や貸金庫に保管します。可能であれば、12単語を2つに分けて、それぞれ別の場所に保管することで、盗難リスクを分散できます。ただし、紙は火災や水害、経年劣化に弱いため、定期的に状態を確認しましょう
  • 金属プレートに刻印 – 火災や水害に強い方法として、ステンレス製のプレートに刻印する方法があります。専用のキットが市販されており、文字を刻印できるツールが付属しています。耐久性が高く、長期保管に適していますが、盗難された場合はすぐに資産を失うため、保管場所には十分注意が必要です
  • 銀行の貸金庫を利用 – 最も安全性の高い方法です。日本の銀行の貸金庫は、警察でさえ裁判所の差押え許可状がなければ開けられないため、セキュリティレベルが非常に高いです。ただし、年間数千円〜数万円の利用料がかかります。貸金庫を利用する場合でも、リカバリーフレーズを暗号化(一部の単語を入れ替えるなど)しておくと、さらに安全性が高まります

金属プレートは火災や水害に強く長期保管に最適

絶対にやってはいけないこと

  • デジタルデータとして保存 – パソコンやスマホのメモ帳、クラウドストレージに保存すると、ハッキングのリスクが生じます。写真を撮ることも厳禁です
  • メールやメッセージで送信 – たとえ自分宛でも、ネットワーク上に情報が残るため危険です
  • 他人に教える – 家族や友人であっても、リカバリーフレーズは絶対に教えてはいけません。Ledgerやメタマスクのサポートを名乗る人物からフレーズを尋ねられた場合、100%詐欺です
  • 複雑すぎる暗号化 – 暗号化の方法を複雑にしすぎると、自分自身が解読方法を忘れてしまい、永久に資産を失うリスクがあります。Ledger社も、複雑な改変は推奨していません
  • 一箇所だけに保管 – 火災や盗難で失われる可能性があるため、必ず複数箇所に分散保管しましょう

デジタル保存・メール送信・他人への共有は絶対禁止

マルチシグの仕組み|より安全性の高い管理方法

マルチシグ(マルチシグネチャー)は、複数の秘密鍵を使って取引を承認する仕組みです。セキュリティをさらに高めたい方に適した技術です。

マルチシグとは|複数の署名で承認

マルチシグとは、仮想通貨の送金に複数の秘密鍵による署名が必要となる仕組みです。通常のシングルシグでは1つの秘密鍵で取引できますが、マルチシグでは事前に設定した複数の鍵がないと資産を動かせません。

必要な署名の数は「2 of 3」や「3 of 5」のように表記されます。「2 of 3」の場合、3つの秘密鍵のうち任意の2つがあれば送金できるという意味です。

マルチシグは、企業や家族で仮想通貨を共同管理する際や、個人でも複数のデバイスに鍵を分散して保管する際に活用されます。

シングルシグとの違い

シングルシグは1つの秘密鍵で取引を承認する従来の方式です。シンプルで使いやすい反面、その鍵が盗まれると即座に資産を失うリスクがあります。

マルチシグでは、複数の鍵のうち一定数以上が揃わないと取引できないため、1つの鍵が漏洩しても資産は守られます。また、複数人で管理する場合、誰か1人の独断では資産を動かせないため、内部不正の防止にもなります。

方式 必要な鍵の数 セキュリティ 利便性 適した用途
シングルシグ 1つ 個人利用
マルチシグ 複数(2 of 3など) 共同管理・大口資産

マルチシグは1つの鍵が漏洩しても資産を保護できる

マルチシグのメリット・デメリット

  • メリット:セキュリティの大幅向上 – 1つの鍵が盗まれても資産は守られます。攻撃者は複数の鍵を同時に盗む必要があるため、ハッキングの難易度が飛躍的に上がります
  • メリット:鍵紛失時のリスク軽減 – 「2 of 3」の場合、1つの鍵を紛失しても残り2つで資産を動かせます。シングルシグでは鍵を失えば即座に資産を失いますが、マルチシグには冗長性があります
  • メリット:内部不正の防止 – 企業や家族で共同管理する際、誰か1人の独断では資産を動かせないため、横領や不正使用を防げます
  • デメリット:設定が複雑 – 複数の鍵を生成し、それぞれ別の場所に保管する必要があるため、初心者には難しい面があります
  • デメリット:手数料が高い – マルチシグトランザクションは通常の取引より複雑なため、ネットワーク手数料が高くなる傾向があります
  • デメリット:送金に時間がかかる – 複数の署名者が承認する必要があるため、すぐに送金できない場合があります

数百万円以上の大口資産保管にマルチシグが有効

マルチシグは、数百万円以上の大口資産を保管する場合や、企業で仮想通貨を管理する場合に特に有効です。個人利用でも、複数のハードウェアウォレットに鍵を分散することで、紛失リスクと盗難リスクの両方を軽減できます。

GMOコイン 取引手数料無料
詳細を見る →

コールドウォレット対応のおすすめ仮想通貨取引所5社

コールドウォレットで自己管理することが理想ですが、取引所を利用する際も、セキュリティ体制の整った業者を選ぶことが重要です。ここでは、コールドウォレット管理やマルチシグ対応など、セキュリティ対策が充実した国内取引所を紹介します。

取引所 銘柄数 手数料 最低額 特徴
GMOコイン 22種類 無料 100円 各種手数料が無料
bitbank 44種類 -0.02%〜 銘柄による 取扱銘柄数が国内最多級
SBI VCトレード 34種類 -0.01%〜 500円 入出金手数料が完全無料

GMOコイン|各種手数料が無料でコスト重視の方に

GMOコイン 公式サイト

出典: GMOコイン公式サイト

GMOコインの基本情報
取扱銘柄数 22種類
取引所(板取引)
販売所
レバレッジ 2倍
取引手数料(Maker) -0.01%〜-0.03%(Maker報酬)
取引手数料(Taker) 0.05%〜0.09%
日本円入金手数料 無料
日本円出金手数料 無料(大口400円)
最小注文金額 100円
口座開設 最短10分
登録番号 関東財務局長 第00006号

GMOコインは、GMOインターネットグループが運営する国内大手の仮想通貨取引所です。最大の特徴は、入出金手数料・取引手数料が無料である点で、コストを抑えて取引したい方に適しています。

取扱銘柄数は22種類で、ビットコインやイーサリアムなどの主要銘柄はもちろん、アルトコインも豊富に揃っています。取引所形式と販売所形式の両方に対応しており、初心者から上級者まで幅広く利用できます。

入出金手数料・取引手数料が無料でコスト重視の方に最適

セキュリティ面では、顧客資産の大部分をコールドウォレットで管理し、マルチシグにも対応しています。24時間体制の監視体制も整っており、安心して利用できる取引所です。

📌 GMOコインの特徴

各種手数料が無料

GMOインターネットグループ運営

ステーキング対応

bitbank|取引所の取扱銘柄数が国内最多級

bitbank 公式サイト

出典: bitbank公式サイト

bitbankの基本情報
取扱銘柄数 44種類
取引所(板取引)
販売所
レバレッジ なし
取引手数料(Maker) -0.02%(Maker報酬)
取引手数料(Taker) 0.12%
日本円入金手数料 無料
日本円出金手数料 550円/770円(3万円以上)
最小注文金額 銘柄による
口座開設 最短即日
登録番号 関東財務局長 第00004号

bitbankは、取引所形式での取扱銘柄数が国内最多級の44種類を誇る仮想通貨取引所です。板取引に強く、Maker手数料がマイナス(報酬がもらえる)という特徴があります。

セキュリティ評価も高く、第三者機関による評価でも高い評価を受けています。顧客資産はコールドウォレットで管理され、マルチシグにも対応しています。

取扱銘柄数44種類で国内最多級

アプリも使いやすく、チャート分析ツールも充実しているため、本格的に取引したい方におすすめです。最低取引額は銘柄によって異なりますが、少額から始められます。

📌 bitbankの特徴

取引所の取扱銘柄数が国内最多級

Maker手数料がマイナス(報酬)

高いセキュリティ評価

板取引に強い

SBI VCトレード|入出金手数料が完全無料

SBI VCトレード 公式サイト

出典: SBI VCトレード公式サイト

SBI VCトレードの基本情報
取扱銘柄数 34種類
取引所(板取引)
販売所
レバレッジ 2倍
取引手数料(Maker) -0.01%(Maker報酬)
取引手数料(Taker) 0.05%
日本円入金手数料 無料
日本円出金手数料 無料
最小注文金額 500円
口座開設 最短翌営業日
登録番号 関東財務局長 第00011号

SBI VCトレードは、SBIグループが運営する仮想通貨取引所です。最大の特徴は、入出金手数料が完全無料である点で、頻繁に入出金する方にとって大きなメリットがあります。

取扱銘柄数は34種類で、ステーキング対応銘柄が14種類と豊富です。レンディングサービスにも対応しており、保有している仮想通貨を貸し出して利息を得ることもできます。

入出金手数料が完全無料でステーキング対応銘柄も豊富

セキュリティ面では、コールドウォレット管理とマルチシグに対応しており、SBIグループの信頼性も安心材料です。口座開設は最短翌営業日と、比較的スピーディーに始められます。

出典:金融庁「暗号資産交換業者登録一覧」

📌 SBI VCトレードの特徴

SBIグループ運営の安心感

入出金手数料が完全無料

ステーキング14銘柄対応

レンディングサービス対応

おすすめのハードウェアウォレット3選|2026年最新版

ハードウェアウォレットは製品によって機能や価格が大きく異なります。ここでは、2026年時点で信頼性が高く、多くのユーザーに支持されている製品を紹介します。

Ledger Nano X|Bluetooth対応で利便性が高い

Ledger Nano Xは、フランスのLedger社が開発した最新モデルのハードウェアウォレットです。最大の特徴は、Bluetooth機能を搭載しており、スマホとワイヤレス接続できる点です。

対応通貨は5,500種類以上と非常に豊富で、ビットコインやイーサリアムはもちろん、マイナーなアルトコインにも対応しています。専用アプリ「Ledger Live」は日本語に対応しており、初心者でも使いやすい設計です。

対応通貨5,500種類以上でBluetooth対応

セキュリティ面では、CC EAL5+認証を受けたセキュアエレメントチップを搭載しており、物理的な解析攻撃にも強い設計になっています。価格は約2万円前後で、上位モデルとしては標準的です。

TREZOR Model T|タッチスクリーン搭載の使いやすさ

TREZOR Model Tは、チェコのSatoshiLabs社が開発したプレミアムモデルのハードウェアウォレットです。カラータッチスクリーンを搭載しており、直感的な操作が可能です。

最大の特徴は、完全オープンソースである点です。ファームウェアのソースコードが公開されており、誰でも検証できるため、透明性が非常に高いです。セキュリティの専門家からも高い評価を受けています。

完全オープンソースで透明性が高い

Shamir Backupという高度なリカバリー機能にも対応しており、リカバリーフレーズを複数のシェアに分割して保管できます。価格は約2万5千円前後で、やや高めですが、その分機能も充実しています。

COLDCARD Mk4|ビットコイン専用の高セキュリティ

COLDCARD Mk4は、ビットコイン専用に特化したハードウェアウォレットです。ビットコイン以外の通貨には対応していませんが、その分セキュリティ機能が極めて高いのが特徴です。

完全なエアギャップ(ネットワーク接続なし)での運用が可能で、microSDカードを使った署名方式により、パソコンに接続せずに取引できます。上級者向けの製品ですが、最高レベルのセキュリティを求める方に適しています。

完全エアギャップで最高レベルのセキュリティ

価格は約1万5千円前後で、ビットコインの長期保有を考えている方におすすめです。ただし、初心者には操作が難しい面もあるため、ある程度の知識が必要です。

必ず公式サイトまたは正規代理店から購入してください

ハードウェアウォレットを購入する際の注意点: 必ず公式サイトまたは正規代理店から購入してください。Amazonや中古品では、改ざんされたデバイスが混入しているリスクがあります。パッケージの封印が破られていないか、付属のリカバリーシートが空白であるかを必ず確認しましょう。

よくある質問(Q&A)

コールドウォレットと取引所、どちらで保管すべき?

用途によって使い分けるのが賢明です。頻繁に取引する少額資金は取引所に、長期保有する大口資産はコールドウォレットに保管しましょう。

目安として、数十万円以上の資産を長期保有する場合は、コールドウォレットでの自己管理をおすすめします。取引所に預けっぱなしにすると、ハッキングや取引所の破綻リスクにさらされます。

ただし、コールドウォレットは紛失や操作ミスのリスクもあるため、少額から始めて徐々に慣れていくことが大切です。

リカバリーフレーズを紛失したらどうなる?

リカバリーフレーズを紛失すると、デバイスを失った際にウォレットを復元できなくなります。つまり、資産を永久に失うことになります

銀行口座のように「パスワードを忘れた場合」の救済措置は一切ありません。リカバリーフレーズは必ず紙に書いて、金庫や貸金庫など安全な場所に保管してください。

可能であれば、複数の紙に分けて書き、それぞれ別の場所に保管することで、火災や盗難のリスクを分散できます。

ハードウェアウォレットの正規品と偽物の見分け方は?

最も確実な方法は、公式サイトまたは正規代理店から直接購入することです。Amazonなどのマーケットプレイスでは、改ざんされた偽物が出回っているため注意が必要です。

届いたデバイスは、開封前にパッケージの封印が破られていないか確認します。付属のリカバリーシートが空白であること、ファームウェアが最新版であることも確認しましょう。

もしリカバリーフレーズが印刷された紙が同梱されていたら、それは100%偽物です。リカバリーフレーズは初期設定時にデバイスの画面で生成されるものであり、事前に印刷されていることはあり得ません。

コールドウォレットの税務上の取扱いは?

コールドウォレットで保管している仮想通貨も、取引所で保管している場合と同じく、売却時や交換時に課税対象となります。保管場所によって税制が変わることはありません。

仮想通貨の売却益は原則として雑所得に分類され、総合課税の対象となります。年間20万円を超える利益がある場合は確定申告が必要です。

コールドウォレットで保管している場合でも、取引履歴をしっかり記録しておくことが重要です。取引所のように自動で履歴が残らないため、自分で管理する必要があります。

出典:国税庁「暗号資産等に関する税務上の取扱い」

相続・事業承継時の仮想通貨資産の扱いは?

仮想通貨は相続財産として扱われ、相続税の課税対象となります。コールドウォレットで保管している場合、相続人がリカバリーフレーズを知らなければ、資産を引き継ぐことができません。

相続対策としては、リカバリーフレーズの保管場所を信頼できる家族に伝えておく、または遺言書に記載しておく方法があります。ただし、リカバリーフレーズそのものを遺言書に書くことは避け、「金庫の中に保管してある」など場所だけを記載しましょう。

企業で仮想通貨を保有している場合は、マルチシグを活用して複数の役員で管理することで、事業承継時のリスクを軽減できます。

取引所が破綻した場合、資産は保護される?

国内の金融庁登録業者は、顧客資産と自社資産を分別管理することが義務付けられています。しかし、取引所が破綻した場合、資産が全額返還される保証はありません。

銀行預金のようなペイオフ(預金保険制度)は仮想通貨には適用されません。一部の取引所は独自の補償制度を設けていますが、条件や上限額が設定されている場合がほとんどです。

そのため、大口資産は取引所に預けっぱなしにせず、コールドウォレットで自己管理することが最も確実な保護策となります。

コールドウォレットに関して、初心者の方からよく寄せられる質問をまとめました。

まとめ

コールドウォレットは、仮想通貨の秘密鍵をインターネットから完全に切り離して保管する方法で、ハッキングリスクを大幅に軽減できます。ハードウェアウォレットとペーパーウォレットの2種類があり、それぞれにメリット・デメリットがあります。

最も重要なのは、リカバリーフレーズの保管方法です。紙に書いて複数箇所に分散保管し、絶対にデジタルデータとして保存しないことが鉄則です。金庫や貸金庫の利用、金属プレートへの刻印など、物理的な保管方法を工夫しましょう。

取引所のハッキング事件は後を絶たず、2025年2月のBybit事件では約2,200億円が流出しました。大切な資産を守るためには、取引所に預けっぱなしにせず、コールドウォレットで自己管理することが重要です。

ハードウェアウォレットは必ず公式サイトまたは正規代理店から購入し、初期設定を慎重に行いましょう。少額から始めて徐々に慣れていくことで、安全に資産を管理できるようになります。

投資に関する最終判断は、ご自身の責任において行ってください

投資に関する最終判断は、ご自身の責任において行ってください。仮想通貨は価格変動が大きく、元本を割り込むリスクがあります。コールドウォレットも紛失や操作ミスのリスクがあるため、正しい知識を身につけて慎重に運用しましょう。

順位 取引所 手数料 通貨数 特徴 口座開設
1 GMOコイン 無料 26種類
  • 取引手数料無料
  • スマホアプリが使いやすい
口座開設
2 コインチェック 無料 29種類
  • 国内最大級の取扱通貨数
  • アプリDL数No.1
詳細を見る
3 SBI VCトレード 無料 23種類
  • SBIグループの安心感
  • 各種手数料が無料
詳細を見る

PR | 情報は2026年2月時点

SOICO株式会社 共同創業者・取締役COO 土岐彩花
共同創業者&取締役COO 土岐 彩花(どきあやか)
SOICO株式会社
慶應義塾大学在学中に19歳で起業し、2社のベンチャー創業を経験。大学在学中に米国UCバークレー校(Haas School of Business, University of California, Berkeley)に留学し、経営学、マーケティング、会計、コンピュータ・サイエンスを履修。新卒でゴールドマン・サックス証券の投資銀行本部に就職し、IPO含む事業会社の資金調達アドバイザリー業務・引受業務に従事。2018年よりSOICO株式会社の取締役COOに就任。

この記事のキーワード

キーワードがありません。

この記事と同じキーワードの記事

まだ記事がありません。

キーワードから探す

資料請求

資料請求

カンタン1分登録で、気になる資料を無料でお取り寄せ

お問い合わせ

そんなお悩みをお持ちの方は、まずはお問い合わせください!