カードローン払えない時の対処法|延滞期間別の行動と債務整理の選び方

「カードローンと消費者金融は何が違うの?」と疑問に思っていませんか。
実は、カードローンは借入の仕組みを指す言葉で、消費者金融は貸付を行う業者の種類を指します。
この記事では、銀行カードローンと消費者金融カードローンの違いを、金利・審査スピード・法律の観点から徹底比較します。
金利重視なら銀行、即日融資なら消費者金融
あなたの状況に合った借入先を選ぶための判断基準が、この記事で明確になります。
目次
カードローンと消費者金融の違いとは?
カードローンと消費者金融の違いを正しく理解することが、適切な借入先選びの第一歩です。この2つは異なる概念であり、混同しやすいため、まずは基本的な定義から整理しましょう。
カードローンとは、専用のカードやアプリを使って、契約した限度額の範囲内で繰り返しお金を借りられるサービスです。クレジットカードのキャッシング機能と似ていますが、カードローンは借入専用の商品として設計されています。
カードローンの最大の特徴は「極度方式」と呼ばれる仕組みです。一度審査を通過して限度額が設定されれば、その範囲内で何度でも借入と返済を繰り返せます。例えば限度額50万円の契約なら、30万円借りて20万円返済した後、再び30万円まで借りることができます。
カードローンを提供しているのは、銀行・消費者金融・信販会社など様々な金融機関です。提供元によって金利や審査基準が大きく異なるため、「カードローン」という言葉だけでは、どの種類の商品なのか判断できません。
消費者金融とは、個人向けの小口融資を専門に行う貸金業者のことです。銀行ではないため「ノンバンク」とも呼ばれます。アコム・プロミス・アイフル・SMBCモビット・レイクなどが代表的な消費者金融です。
消費者金融は貸金業法という法律に基づいて営業しており、金融庁または都道府県知事の登録を受けた正規の業者です。かつて「サラ金」と呼ばれた時代の悪いイメージが残っているかもしれませんが、2010年の貸金業法改正以降、法律で厳しく規制されており、違法な取り立てや高金利は禁止されています。
最短20分審査・即日融資可能
また、原則として在籍確認の電話をしない、郵送物なしで契約できるなど、プライバシーに配慮したサービスが充実しています。
銀行カードローンと消費者金融カードローンの主な違いを表にまとめました。
| 比較項目 | 銀行カードローン | 消費者金融 |
| 提供元 | 銀行(三菱UFJ銀行、三井住友銀行など) | 貸金業者(アコム、プロミスなど) |
| 適用法律 | 銀行法 | 貸金業法 |
| 金利(年率) | 1.5%-15.0%程度 | 3.0%-18.0%程度 |
| 審査スピード | 最短翌営業日~数日 | 最短20分~即日 |
| 即日融資 | 不可 | 可能 |
| 総量規制 | 対象外(自主規制あり) | 対象(年収の3分の1まで) |
| 無利息期間 | 基本的になし(一部例外あり) | 初回30日間が多い |
| 在籍確認 | 原則電話あり | 原則電話なし(書類確認) |
この表からわかるように、銀行カードローンは金利の低さが魅力だが審査に時間がかかり即日融資不可、消費者金融は金利が高めだがスピード審査と即日融資が可能という違いがあります。
適用される法律の違い
銀行カードローンと消費者金融の最も重要な違いは、適用される法律が異なることです。この法律の違いが、総量規制の有無や審査スピードの差につながっています。
消費者金融は貸金業法という法律に基づいて営業しています。貸金業法は、過剰な貸付を防ぎ、多重債務者を減らすために2010年に完全施行された法律です。
貸金業法の最も重要なルールが「総量規制」です。これは、貸金業者からの借入総額が年収の3分の1を超えてはならないという規制です。例えば年収300万円の人は、すべての貸金業者を合わせて100万円までしか借りられません。
上限金利は年15%-20%
利息制限法により、借入額に応じて年15%-20%が上限金利となり、これを超える利息は無効です。さらに出資法では年20%を超える金利での貸付は刑事罰の対象となります。
銀行カードローンは銀行法という法律に基づいて提供されています。銀行法は銀行の健全な経営を目的とした法律で、貸金業法とは異なる規制体系です。
総量規制の対象外
法律上は年収の3分の1を超える貸付も可能です。ただし、2017年以降、全国銀行協会の自主規制により、銀行も過剰な貸付を控えるようになっています。
警察庁データベース照会で即日融資不可
銀行は融資審査時に警察庁のデータベースに照会することが義務付けられています。これは反社会的勢力への融資を防ぐための措置ですが、照会結果の回答に最短でも翌営業日かかるため、銀行カードローンでは即日融資ができません。
総量規制とは、貸金業者からの借入総額を年収の3分の1までに制限する規制です。この規制があるのは消費者金融・信販会社・クレジットカード会社などの貸金業者のみで、銀行カードローンは対象外です。
例えば年収450万円の人の場合、消費者金融からは最大150万円までしか借りられません。すでに他の消費者金融から100万円借りている場合、新たに借りられるのは50万円までです。この計算には、クレジットカードのキャッシング枠も含まれます。
ただし、総量規制には「除外」と「例外」があります。住宅ローンや自動車ローンは「除外」貸付けとして総量規制の対象外です。また、顧客に一方的に有利な借換え(おまとめローン)は「例外」貸付けとして認められています。
カードローンを選ぶ際、金利の違いは返済総額に大きく影響します。銀行カードローンと消費者金融では、金利に約3%-4%の差があり、これが長期的な負担の違いにつながります。
銀行カードローンの金利は、年1.5%-15.0%程度が一般的です。三菱UFJ銀行バンクイックは年1.4%-14.6%、三井住友銀行カードローンは年1.5%-14.5%、みずほ銀行カードローンは年2.0%-14.0%となっています。
初回契約時は上限金利が適用されることが多い
限度額が低い場合や信用情報が少ない場合、年14%-15%程度の金利からスタートすることが多いでしょう。下限金利の年1%-2%台は、限度額が数百万円以上の高額契約でなければ適用されません。
銀行カードローンの金利が低い理由は、預金という低コストの資金調達手段があることと、審査基準が比較的厳しいため貸倒れリスクが低いことが挙げられます。
消費者金融の金利は、年3.0%-18.0%程度が一般的ですが、アコムは年2.4%-17.9%、プロミスは年2.5%-18.0%と下限金利が低めに設定されています。アイフルは年3.0%-18.0%、SMBCモビットは年3.0%-18.0%となっています。
消費者金融も初回契約時は上限金利が適用されることが多く、年18%前後からのスタートが一般的です。利息制限法により、借入額が100万円未満の場合は年18%が上限金利となるため、多くの消費者金融がこの上限に近い金利を設定しています。
消費者金融の金利が高い理由は、銀行のような預金による資金調達ができないこと、審査基準が柔軟なため貸倒れリスクが高いこと、即日融資などのスピードを重視したサービスにコストがかかることなどが挙げられます。
金利の違いが実際の返済額にどう影響するか、具体例で比較してみましょう。
【例1】30万円を1年間(12回払い)で返済する場合
消費者金融(年18.0%)で借りた場合、月々の返済額は27,504円、総返済額は330,048円、総利息額は30,048円となります。
銀行カードローン(年14.5%)で借りた場合、月々の返済額は27,007円、総返済額は324,084円、総利息額は24,084円となります。
金利差3.5%で1年間で約6,000円の差
【例2】50万円を2年間(24回払い)で返済する場合
消費者金融(年18.0%)で借りた場合、月々の返済額は24,963円、総返済額は599,112円、総利息額は99,112円となります。
銀行カードローン(年14.5%)で借りた場合、月々の返済額は24,125円、総返済額は579,000円、総利息額は79,000円となります。
借入額が大きく返済期間が長いほど金利差の影響大
金利差3.5%により、2年間で約20,000円の利息差が生まれます。
消費者金融は初回30日間無利息が多い
プロミス・アコム・アイフルは初回利用日から30日間、レイクは最大365日間(条件あり)の無利息期間があります。
一方、銀行カードローンは基本的に無利息期間がありません。ただし、PayPay銀行(30日間)やオリックス銀行(30日間)など、一部の銀行では無利息期間を提供しています。
短期間で完済できる見込みがあるなら、無利息期間を活用することで消費者金融の方が実質的な負担が少なくなる場合があります。例えば、30万円を30日以内に完済できるなら、消費者金融なら利息0円で済みますが、銀行カードローン(年14.5%)では約3,500円の利息がかかります。
急な出費でお金が必要な場合、審査スピードと融資までの時間は重要な選択基準です。銀行カードローンと消費者金融では、審査にかかる時間が大きく異なります。
銀行カードローンは即日融資不可
銀行カードローンの審査には、最短でも翌営業日、通常は2-5営業日程度かかります。
審査に時間がかかる理由は、警察庁のデータベース照会が義務付けられているためです。銀行は融資審査時に、申込者が反社会的勢力でないか確認するため、警察庁のデータベースに照会します。この照会結果の回答には最短でも翌営業日かかるため、どの銀行でも即日融資はできません。
また、銀行は審査基準が厳しく、収入証明書の確認や信用情報の詳細なチェックに時間をかけます。保証会社の審査も必要なため、複数の審査プロセスを経ることになります。
ただし、三井住友銀行カードローンのように、既に口座を持っている場合は比較的早く審査が進むケースもあります。それでも即日融資はできず、最短で翌営業日以降の融資となります。
最短20分審査・即日融資対応
消費者金融の審査は非常に速く、最短20分で完了します。即日融資にも対応しており、申込から借入まで最短1時間以内で完了する場合もあります。
アコムは最短20分、プロミスは最短3分、アイフルは最短18分、SMBCモビットは最短30分、レイクは最短15秒で審査結果表示(Web申込)と、大手消費者金融は審査スピードを競っています。
即日融資には条件あり
平日14時までに申込と必要書類の提出を完了させること、Web完結申込を利用すること、在籍確認がスムーズに完了することなどです。土日祝日でも審査は行われますが、銀行振込は平日のみのため、土日に即日融資を受けるには自動契約機でカードを発行するか、スマホATMを利用する必要があります。
審査が早い理由は、AIやスコアリングシステムを活用した自動審査を導入していることと、警察庁データベース照会が不要なことです。ただし、審査が早いからといって審査が甘いわけではなく、信用情報や返済能力はしっかりチェックされます。
銀行と消費者金融で審査スピードが大きく異なる最大の理由は、警察庁データベース照会の有無です。
銀行は2018年から、個人向け融資の審査時に警察庁のデータベースに照会し、反社会的勢力との関係がないか確認することが義務付けられました。この照会には最短でも翌営業日かかるため、銀行カードローンでは即日融資が不可能になりました。
一方、消費者金融にはこの義務がないため、警察庁データベース照会なしで審査を進めることができます。そのため、申込から数十分で審査を完了し、即日融資が可能になっています。
ただし、消費者金融も反社会的勢力への融資を防ぐ対策は行っています。信用情報機関のデータや独自の審査基準により、不適切な融資を防ぐ仕組みを整えています。
銀行カードローンと消費者金融では、審査基準が異なります。一般的に、消費者金融の方が審査通過率が高い傾向にあります。
銀行カードローンの審査基準は比較的厳しく、以下のような条件が求められます。
銀行は低金利で融資するため、貸倒れリスクを抑える必要があります。そのため、返済能力が高い人を優先的に審査通過させる傾向があります。パート・アルバイト・派遣社員・自営業の場合、審査に通りにくいことがあります。
保証会社の審査も必要
例えば三菱UFJ銀行バンクイックの保証会社はアコム、三井住友銀行カードローンの保証会社はSMBCコンシューマーファイナンス(プロミス)です。銀行の審査と保証会社の審査の両方をクリアする必要があるため、審査のハードルは高くなります。
消費者金融の審査基準は銀行よりも柔軟で、以下のような条件が一般的です。
パート・アルバイトでも申込可能
年収が低くても、毎月安定した収入があれば審査に通る可能性があります。勤続年数も数ヶ月程度でも問題ないことが多いです。
総量規制で年収の3分の1まで
既に年収の3分の1に近い借入がある場合は審査に通りません。また、信用情報に延滞や債務整理の記録がある場合も審査通過は難しくなります。
雇用形態や年収によって、銀行カードローンと消費者金融のどちらが審査に通りやすいか変わります。
正社員・公務員(年収300万円以上)
銀行カードローン・消費者金融ともに審査通過の可能性が高いです。低金利を重視するなら銀行カードローンがおすすめです。
パート・アルバイト(年収150万円程度)
消費者金融の方が審査に通りやすい傾向があります。銀行カードローンは年収が低いと審査に通りにくいことがあります。
派遣社員・契約社員(年収200万円以上)
消費者金融の方が審査に通りやすいですが、銀行カードローンも審査通過の可能性はあります。勤続年数が1年以上あれば銀行も検討できます。
自営業・フリーランス(年収300万円以上)
収入が不安定とみなされるため、銀行カードローンの審査は厳しめです。消費者金融の方が柔軟に審査してくれる傾向があります。
専業主婦
消費者金融は総量規制により本人収入がないと借りられません。銀行カードローンの一部(配偶者貸付対応)なら借入可能な場合があります。
消費者金融の一部は審査通過率(成約率)を公表しています。
アコムの成約率は39.6%(2025年11月)、アイフルの成約率は32.4%(2025年11月期)です。つまり、申込者の約3-4割が審査に通過しています。
一方、銀行カードローンは審査通過率を公表していませんが、一般的に消費者金融よりも低いと言われています。銀行は審査基準が厳しく、保証会社の審査も必要なため、審査通過率は20%-30%程度と推測されます。
審査通過率が高い≠審査が甘い
消費者金融も信用情報や返済能力をしっかり確認しており、返済能力がないと判断されれば審査に落ちます。
メリット・デメリットを徹底比較
銀行カードローンと消費者金融には、それぞれ明確なメリットとデメリットがあります。どちらが優れているかではなく、あなたの状況に合っているかが重要です。
金利が低い(年1.5%-15.0%程度)
消費者金融より3%-4%低い金利で借りられます。長期的な返済を考えている場合、利息負担を大幅に抑えられます。
総量規制の対象外
法律上は年収の3分の1を超える借入も可能です(ただし自主規制あり)。限度額も最大800万円-1,000万円と高額で、おまとめローンや借り換えにも適しています。
銀行という信頼性の高さもメリットです。大手銀行のカードローンなら、家族や周囲に知られても安心感があります。また、ATM手数料が無料の銀行が多く、返済時のコストも抑えられます。
審査に時間がかかる(最短翌営業日)
通常は2-5営業日かかるため、即日融資はできません。急な出費には対応できないことがあります。
審査基準が厳しい
パート・アルバイト・派遣社員・自営業の場合は審査に通りにくいことがあります。勤続年数や年収の条件が厳しく、消費者金融より審査通過率が低い傾向があります。
在籍確認の電話も原則として行われるため、職場に電話がかかってくることを避けたい人には不向きです。また、無利息期間がない銀行がほとんどなので、短期借入の場合は消費者金融より利息負担が大きくなる可能性があります。
最短20分審査・即日融資可能
急な出費にすぐ対応できます。
初回30日間無利息サービス
短期間で完済できる見込みがあるなら、銀行カードローンより実質的な負担が少なくなります。
在籍確認の電話が原則不要(書類確認で代替)な業者が多く、プライバシーに配慮されています。Web完結申込なら郵送物もなく、家族にバレずに借りやすいです。審査基準も柔軟で、パート・アルバイトでも申込可能です。
金利が高い(年3.0%-18.0%程度)
銀行カードローンより3%-4%高い金利がかかります。長期的な返済では利息負担が大きくなります。
総量規制で年収の3分の1まで
既に他社借入がある場合、新たに借りられる金額が制限されます。
「消費者金融=怖い」というイメージがまだ残っているため、心理的な抵抗がある人もいます。ただし、現在の消費者金融は法律で厳しく規制されており、違法な取り立てや高金利は禁止されています。
| 状況 | 銀行カードローン | 消費者金融 |
| 即日融資が必要 | × | ◎ |
| 金利を抑えたい | ◎ | △ |
| 長期返済予定 | ◎ | △ |
| 短期返済予定(30日以内) | ○ | ◎(無利息期間活用) |
| パート・アルバイト | △ | ○ |
| 正社員・公務員 | ◎ | ○ |
| 在籍確認を避けたい | △ | ◎ |
| 郵送物を避けたい | △ | ◎ |
銀行カードローンと消費者金融のどちらを選ぶべきかは、あなたの状況と優先順位によって変わります。以下のポイントを参考に判断しましょう。
金利の低い銀行カードローンがおすすめ
返済期間が長くなる見込みがある場合や、借入額が大きい場合は、金利の低い銀行カードローンがおすすめです。
例えば50万円を2年間返済する場合、金利差3.5%で約20,000円の利息差が生まれます。借入額が100万円、返済期間が3年以上になると、利息差はさらに大きくなります。長期的な負担を抑えたいなら、銀行カードローンを選びましょう。
また、正社員・公務員で安定した収入がある人、勤続年数が1年以上ある人、年収300万円以上ある人は、銀行カードローンの審査に通る可能性が高いです。審査に数日かかることを許容できるなら、銀行カードローンの低金利を活用しましょう。
今日中・明日中にお金が必要なら消費者金融一択
今日中・明日中にお金が必要な場合は、消費者金融一択です。銀行カードローンは即日融資ができないため、急な出費には対応できません。
消費者金融なら、最短20分で審査が完了し、即日融資に対応しています。平日14時までに申込と必要書類の提出を完了させれば、当日中に銀行振込で借入できます。土日祝日でも、自動契約機やスマホATMを利用すれば即日借入が可能です。
また、在籍確認の電話を避けたい人、郵送物を避けたい人も消費者金融がおすすめです。原則として在籍確認の電話はなく(書類確認で代替)、Web完結申込なら郵送物もありません。プライバシーを重視するなら消費者金融が適しています。
30日以内の短期返済
消費者金融の無利息期間を活用するのが最もお得です。30日以内に完済できるなら、利息0円で借りられます。銀行カードローンは無利息期間がないため、短期でも利息がかかります。
3ヶ月以内の中期返済
無利息期間を考慮しても、消費者金融の方が有利な場合があります。例えば30万円を3ヶ月で返済する場合、消費者金融なら初回30日間無利息なので実質2ヶ月分の利息で済みます。
6ヶ月以上の長期返済
銀行カードローンの低金利が有利になります。金利差3%-4%が長期的な利息負担の差につながるため、返済期間が長いほど銀行カードローンのメリットが大きくなります。
学生
20歳以上でアルバイト収入があれば、消費者金融に申込可能です。銀行カードローンは学生不可の場合が多いです。
総量規制により年収の3分の1までしか借りられません
専業主婦
本人収入がない専業主婦は、消費者金融では借りられません(総量規制により)。銀行カードローンの一部(配偶者貸付対応)なら、配偶者の収入で審査を受けられます。ただし、配偶者の同意書が必要な場合があります。
自営業・フリーランス
収入が不安定とみなされるため、銀行カードローンの審査は厳しめです。消費者金融の方が柔軟に審査してくれる傾向があります。ただし、確定申告書など収入証明書の提出が必要です。
パート・アルバイト
消費者金融の方が審査に通りやすい傾向があります。銀行カードローンは年収が低いと審査に通りにくいことがありますが、消費者金融なら毎月安定した収入があれば審査通過の可能性があります。
在籍確認と郵送物の違い
カードローンを利用する際、「家族や職場にバレたくない」という悩みを持つ人は多いです。在籍確認と郵送物の有無は、プライバシーを守る上で重要なポイントです。
銀行カードローンは、原則として在籍確認の電話が行われます。審査担当者が個人名で職場に電話をかけ、申込者が実際にその職場に在籍しているか確認します。
電話の内容は「〇〇と申しますが、△△さんはいらっしゃいますか?」といった簡単なもので、カードローンの件であることは一切伝えません。本人が不在でも「△△は外出中です」「△△は席を外しています」という回答があれば、在籍確認は完了します。
ただし、銀行によっては書類提出で在籍確認を代替できる場合もあります。社員証・給与明細・源泉徴収票などの書類を提出することで、電話連絡を省略できることがあります。在籍確認の電話を避けたい場合は、申込時に相談してみましょう。
原則として在籍確認の電話をしない業者が増加
消費者金融は、原則として在籍確認の電話をしない業者が増えています。書類確認で在籍確認を代替するのが一般的です。
アイフルは在籍確認の電話をしない割合が99.1%(2025年1月-2月調査)、プロミスは98%が電話なしで審査完了しています。アコムも原則として書類確認で対応しています。
出典:アイフル公式FAQ
書類確認では、社員証・給与明細・源泉徴収票・健康保険証などの提出が求められます。これらの書類で勤務先が確認できれば、電話連絡なしで審査が進みます。
提出書類だけでは確認できない場合は電話確認が行われることもあります
ただし、提出書類だけでは在籍確認ができない場合や、審査の過程で疑義が生じた場合は、電話確認が行われることもあります。その場合も、必ず事前に本人の同意を得てから電話をかけるため、いきなり職場に電話がかかってくることはありません。
郵送物を避けたい場合は、Web完結申込を選択しましょう。消費者金融の多くは、Web完結申込なら郵送物なしで契約できます。
Web完結申込では、契約書類もすべてWeb上で完結し、カードも発行されません(カードレス契約)。借入は銀行振込やスマホATMで行い、返済も口座引落やアプリ返済で対応します。自宅に郵送物が届くことは一切ありません。
返済が遅れた場合は督促状が郵送される可能性があります
ただし、返済が遅れた場合は督促状が郵送される可能性があります。期日通りに返済していれば郵送物は届きませんが、延滞すると自宅に通知が送られることがあるため、返済日は必ず守りましょう。
銀行カードローンは、郵送物なしで契約できる銀行が限られています。三井住友銀行カードローンはカードレス契約が可能で、郵送物を避けられます。ただし、多くの銀行ではカードや契約書類が郵送されるため、家族に知られたくない場合は注意が必要です。
信用情報への影響と借入後のリスク
カードローンを利用すると、信用情報機関に記録が残ります。この記録は将来の住宅ローンやクレジットカード審査に影響する可能性があるため、正しく理解しておきましょう。
カードローンの契約情報は、信用情報機関(CIC・JICC・KSC)に登録されます。銀行カードローンも消費者金融も、信用情報への記録内容は基本的に同じです。
複数社への同時申込は審査に不利になる可能性があります
複数社への同時申込は信用情報に影響する可能性があります。申込情報が複数記録されると、「お金に困っている」と判断されて審査に不利になる場合があります。短期間に3社以上申込むのは避けましょう。
返済が61日以上遅れると異動情報として記録されます
また、返済が61日以上遅れると「異動情報」(いわゆるブラックリスト)として記録されます。異動情報が登録されると、5年間は新たなローンやクレジットカードの審査に通りにくくなります。
返済が遅れると、以下のようなペナルティが発生します。
遅延損害金
返済日の翌日から遅延損害金が発生します。遅延損害金の利率は年20%程度が一般的で、通常の利息より高い金利がかかります。
信用情報への記録
返済が61日以上遅れると、信用情報機関に「異動情報」として記録されます。この記録は5年間残り、新たなローンやクレジットカードの審査に大きく影響します。
督促の連絡
返済が遅れると、電話やメール、郵送で督促の連絡が来ます。さらに遅延が続くと、勤務先への連絡や自宅訪問が行われる可能性もあります。
長期間の延滞が続くと残高全額の一括返済を請求されます
一括返済の請求
長期間の延滞が続くと、残高全額の一括返済を請求されることがあります。応じない場合は法的措置(裁判・差し押さえ)に進む可能性があります。
返済が厳しくなったら、すぐに借入先に相談しましょう。返済計画の見直しや返済日の変更など、対応策を提案してもらえる場合があります。
カードローンの利用履歴は、将来の住宅ローンや自動車ローンの審査に影響する可能性があります。
住宅ローン審査では、カードローンの借入残高が返済能力の計算に含まれます。例えば、カードローンで月々2万円返済している場合、住宅ローンの返済に回せる金額が2万円減ると判断されます。その結果、借入可能額が減る可能性があります。
契約枠(限度額)も審査でマイナス評価される場合があります
また、カードローンの契約枠(限度額)も影響します。実際に借入していなくても、「いつでも借りられる状態」であることが審査でマイナス評価される場合があります。住宅ローンを申込む前に、使っていないカードローンは解約しておくことをおすすめします。
ただし、カードローンを利用しているからといって、必ずしも住宅ローン審査に落ちるわけではありません。延滞なく返済していれば、「返済能力がある」と評価されることもあります。重要なのは、借入額を適切に管理し、延滞しないことです。
現在の消費者金融は、金融庁または都道府県知事の登録を受けた正規の貸金業者であり、安全です。貸金業法で厳しく規制されており、違法な取り立てや高金利は禁止されています。
「サラ金」は消費者金融の古い呼び方で、基本的に同じものです。ただし、2010年の貸金業法改正以前は、高金利や強引な取り立てが問題になっていました。現在は法律で上限金利が年20%に定められ、取り立て方法も厳しく規制されているため、かつてのような問題は起きません。
正規の消費者金融かどうかは、金融庁の「登録貸金業者情報検索サービス」で確認できます。登録番号がない業者は違法なヤミ金融の可能性があるため、絶対に利用しないでください。
銀行カードローンは総量規制の対象外なので、法律上は年収の3分の1を超える借入も可能です。ただし、2017年以降、銀行も自主規制により過剰な貸付を控えています。
総量規制オーバーでも必ず借りられるわけではありません
実際には、銀行も年収の3分の1を超える融資には慎重です。既に消費者金融から年収の3分の1近く借りている場合、銀行カードローンの審査も厳しくなります。総量規制オーバーだからといって、必ず銀行で借りられるわけではありません。
複数の借入を整理したい場合は、おまとめローンの利用を検討しましょう。おまとめローンは総量規制の「例外」貸付けとして認められており、年収の3分の1を超える借入でも利用できます。
審査に落ちても、信用情報に「審査落ち」という記録は残りません。ただし、申込情報は6ヶ月間記録されるため、短期間に複数社へ申込むと「申込ブラック」とみなされ、審査に不利になります。
最低6ヶ月は期間を空けてから再申込することをおすすめします
審査に落ちた場合は、最低6ヶ月は期間を空けてから再申込することをおすすめします。その間に、審査に落ちた原因を改善しましょう。他社借入が多い場合は返済を進める、収入を増やす、勤続年数を延ばすなどの対策が有効です。
また、同じ会社に再申込しても審査基準は変わらないため、審査に落ちた会社とは別の会社に申込む方が審査通過の可能性が高まります。
短期間に3社以上申込むと審査に不利になります
複数社への同時申込は信用情報に影響する可能性があります。申込情報は信用情報機関に6ヶ月間記録され、他社でも確認できます。短期間に3社以上申込むと「お金に困っている」と判断され、審査に不利になります。
どうしても複数社検討したい場合は、まず1社に申込み、審査結果を待ってから次の会社を検討しましょう。審査に通れば借入できますし、落ちた場合は原因を分析してから別の会社に申込む方が効率的です。
本人収入がない専業主婦は消費者金融では借りられません
本人収入がない専業主婦は、消費者金融では借りられません。総量規制により、本人に収入がない場合は貸付が禁止されているためです。
一方、銀行カードローンの一部は配偶者貸付に対応しており、配偶者の収入で審査を受けられます。ただし、配偶者の同意書や収入証明書が必要な場合があり、配偶者に内緒で借りることはできません。
配偶者貸付に対応している銀行カードローンは、横浜銀行、イオン銀行、ちばぎんカードローンなどです。申込前に、配偶者貸付が可能か確認しましょう。
クレジットカードのキャッシング枠とカードローンは、どちらもお金を借りるサービスですが、いくつか違いがあります。
クレジットカードのキャッシング枠は、ショッピング枠とは別に設定される借入枠です。金利は年15%-18%程度で、カードローンと同水準です。既にクレジットカードを持っていれば、すぐに借入できるメリットがあります。
一方、カードローンは借入専用の商品で、限度額が高く設定されることが多いです。また、カードローンは返済方法が柔軟で、毎月の最低返済額が低く設定されています。長期的な借入を考えているなら、カードローンの方が適しています。
複数の借入を一本化する「おまとめローン」には、銀行カードローンが向いています。金利が低いため、借り換えによって利息負担を減らせる可能性が高いです。
消費者金融もおまとめローンを提供していますが、金利は年15%-18%程度と高めです。ただし、おまとめローンは総量規制の「例外」貸付けとして認められており、年収の3分の1を超える借入でも利用できます。
返済シミュレーションを活用して慎重に判断してください
おまとめローンを検討する際は、現在の借入金利と比較して、本当に利息負担が減るか確認しましょう。また、返済期間が延びると総返済額が増える場合もあるため、返済シミュレーションを活用して慎重に判断してください。
貸金業を営むには、金融庁または都道府県知事の登録が必要です。正規の業者かどうかは、金融庁の「登録貸金業者情報検索サービス」で確認できます。
登録番号は「関東財務局長(10)第00001号」のような形式で表示されます。カッコ内の数字は更新回数を示し、数字が大きいほど長く営業している業者です。
登録番号がない業者は違法なヤミ金融の可能性があります
登録番号がない業者や、検索しても出てこない業者は違法なヤミ金融の可能性が高いため、絶対に利用しないでください。
また、以下のような業者はヤミ金融の可能性があります。
怪しい業者には絶対に連絡せず、正規の登録業者を利用しましょう。
出典:金融庁「ヤミ金融対策法」
カードローンと消費者金融の違いは、カードローンが借入の仕組みを指すのに対し、消費者金融は貸付を行う業者の種類を指すという点です。銀行カードローンと消費者金融カードローンでは、適用される法律・金利・審査スピード・総量規制の有無が大きく異なります。
金利重視・長期返済なら銀行カードローンが適しています
金利を重視し、長期的な返済を考えているなら銀行カードローンが適しています。年1.5%-15.0%程度の低金利で借りられ、総量規制の対象外なので年収の3分の1を超える借入も可能です。ただし、審査に数日かかり即日融資はできません。
即日融資が必要なら消費者金融が適しています
一方、即日融資が必要な場合や、在籍確認の電話を避けたい場合は消費者金融が適しています。最短20分で審査が完了し、原則として在籍確認の電話もありません。初回30日間無利息サービスを活用すれば、短期借入なら実質的な負担を抑えられます。
金利は年3.0%-18.0%程度と高めで、総量規制により年収の3分の1までしか借りられません
あなたの状況に合わせて、適切な借入先を選びましょう。正社員で安定収入があり時間に余裕があるなら銀行カードローン、パート・アルバイトで急ぎの融資が必要なら消費者金融がおすすめです。借入期間が30日以内なら無利息期間を活用し、6ヶ月以上の長期返済なら低金利の銀行カードローンを選ぶと利息負担を抑えられます。
ご利用は計画的に行い、返済能力を超えた借入はお控えください
なお、ご利用は計画的に行い、返済能力を超えた借入はお控えください。返済シミュレーションを活用して無理のない返済計画を立てましょう。返済にお困りの方は、消費生活センターや法テラスにご相談ください。詳しくは各カードローン会社にご確認ください。
| 順位 | カードローン | 金利 | 限度額 | 審査時間 | 申し込み |
|---|---|---|---|---|---|
| 1 | アイフル | 3.0%~18.0% | 800万円 | 最短18分 | 申し込む |
| 2 | プロミス | 2.5%~18.0% | 800万円 | 最短3分 | 詳細を見る |
| 3 | アコム | 2.4%~17.9% | 800万円 | 最短20分 | 詳細を見る |
PR | 情報は2026年1月時点
この記事のキーワード
キーワードがありません。
この記事と同じキーワードの記事
まだ記事がありません。
キーワードから探す
カンタン1分登録で、気になる資料を無料でお取り寄せ
そんなお悩みをお持ちの方は、まずはお問い合わせください!