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「つみたて日本株式(TOPIX)って、他のTOPIXファンドと比べてどうなの?」と気になっていませんか。
日本株への投資を考える際、TOPIXに連動するインデックスファンドは数多く存在し、どれを選ぶべきか迷う方も多いでしょう。
つみたて日本株式(TOPIX)は、三菱UFJアセットマネジメントが運用するTOPIX連動型の投資信託で、つみたてNISAにも対応しています。
しかし、eMAXIS Slim 国内株式(TOPIX)など競合商品と比較すると、信託報酬や純資産総額に違いがあり、自分に合った選択をするには各ファンドの特徴を理解することが大切です。
この記事では、つみたて日本株式(TOPIX)の基本情報から、他のTOPIXファンドとの比較、メリット・デメリット、購入方法まで詳しく解説します。
日本株への投資を検討している方、TOPIXファンド選びで迷っている方は、ぜひ参考にしてください。
目次
つみたて日本株式(TOPIX)とは
つみたて日本株式(TOPIX)は、日本の株式市場全体に投資できる投資信託です。TOPIXという指数に連動するように運用され、長期的な資産形成を目指す方に適しています。
つみたて日本株式(TOPIX)は、三菱UFJアセットマネジメント株式会社が運用するインデックスファンドです。正式名称は「つみたて日本株式(TOPIX)」で、2018年10月に設定されました。
三菱UFJアセットマネジメントは、三菱UFJフィナンシャル・グループの一員として、国内有数の資産運用会社です。信託報酬は年率0.198%(税込)で、低コストでの運用を実現しています。
純資産総額は約200億円(2024年時点)で、安定した運用が行われています。設定来の運用実績も公開されており、透明性の高い運用体制が特徴です。
詳細な設定日や信託報酬は、三菱UFJアセットマネジメント公式サイトの目論見書でご確認いただけます。
TOPIXは、東京証券取引所プライム市場に上場する約2,000社の株式を対象とした株価指数です。時価総額加重平均型の指数で、各企業の時価総額に応じて組み入れ比率が決まります。
つみたて日本株式(TOPIX)は、このTOPIXの動きに連動するように運用されます。具体的には、TOPIXを構成する銘柄を同じ比率で保有することで、指数と同じパフォーマンスを目指します。
運用報告書によると、ベンチマークとの乖離(トラッキングエラー)は年率0.1%程度に抑えられており、精度の高い運用が行われています。日本経済全体の成長を享受できる仕組みです。
つみたて日本株式(TOPIX)は、金融庁のつみたてNISA対象商品に指定されています。2024年からの新NISA制度では、つみたて投資枠(年間120万円)で購入可能です。
つみたてNISAで購入すると、運用益が非課税になるため、長期投資に適しています。非課税保有期間は無期限で、いつでも売却できる柔軟性もあります。
最低積立金額は証券会社により異なりますが、多くの証券会社で月100円から積立可能です。少額から日本株への分散投資を始められる点が、初心者にも人気の理由です。
つみたて日本株式(TOPIX)とeMAXIS Slimを比較
TOPIXに連動するファンドの中で、最も比較されるのがeMAXIS Slim 国内株式(TOPIX)です。両者の違いを理解することで、自分に合ったファンドを選べます。
信託報酬は、ファンドを保有している間に毎日かかる費用です。つみたて日本株式(TOPIX)の信託報酬は年率0.198%(税込)、eMAXIS Slim 国内株式(TOPIX)は年率0.143%(税込)です。
実質コストは、信託報酬に加えて売買委託手数料などの隠れコストを含めた総コストです。運用報告書によると、つみたて日本株式(TOPIX)の実質コストは年率約0.25%、eMAXIS Slimは年率約0.18%となっています。
| 項目 | つみたて日本株式(TOPIX) | eMAXIS Slim 国内株式(TOPIX) |
| 信託報酬(年率・税込) | 0.198% | 0.143% |
| 実質コスト(年率・概算) | 約0.25% | 約0.18% |
| 100万円運用時の年間コスト | 約2,500円 | 約1,800円 |
長期保有の場合、この差は積み重なります。20年間で100万円を運用した場合、コスト差は約14,000円になる計算です。コストを重視する方は、eMAXIS Slimの方が有利と言えます。
実質コストは運用報告書で確認できます。各ファンドの最新版をチェックしましょう。
純資産総額は、ファンドの規模を示す指標です。つみたて日本株式(TOPIX)の純資産総額は約200億円(2024年時点)、eMAXIS Slim 国内株式(TOPIX)は約2,000億円と、10倍の差があります。
純資産総額が大きいファンドは、運用の効率性が高く、繰上償還(ファンドが途中で終了すること)のリスクが低いとされています。eMAXIS Slimは資金流入が続いており、人気の高さがうかがえます。
一方、つみたて日本株式(TOPIX)も安定した資金流入があり、運用に支障はありません。純資産総額が100億円を超えているファンドは、一般的に安定運用が可能とされています。
ただし、純資産総額が小さいからといって運用成績が劣るわけではありません。ベンチマークとの連動性や実質コストが重要な判断基準です。
運用実績を比較すると、両ファンドともTOPIXとほぼ同じ動きをしています。設定来のリターンは、ベンチマークとの乖離が年率0.1%以内に収まっており、精度の高い運用です。
ベンチマークとの乖離(トラッキングエラー)は、つみたて日本株式(TOPIX)が年率約0.1%、eMAXIS Slimが年率約0.08%です。わずかな差ですが、eMAXIS Slimの方がより正確にTOPIXに連動しています。
過去3年間のリターンを見ると、両ファンドともほぼ同じパフォーマンスです。TOPIXが上昇すれば両方とも上昇し、下落すれば両方とも下落します。運用成績の差はほとんどありません。
結論として、コストを最優先するならeMAXIS Slim、三菱UFJグループの信頼性を重視するならつみたて日本株式(TOPIX)を選ぶのが良いでしょう。どちらを選んでも、日本株への分散投資という目的は達成できます。
どちらのファンドも、日本の主要企業約2,000社に分散投資できる点は共通しています。
TOPIXインデックスファンド12本を比較
TOPIXに連動するインデックスファンドは数多く存在します。信託報酬や純資産総額を比較して、自分に合ったファンドを選びましょう。
信託報酬は、ファンド保有中にかかる年間コストです。低いほど長期保有時の負担が少なくなります。主要なTOPIXインデックスファンドの信託報酬を比較しました。
| 順位 | ファンド名 | 信託報酬(年率・税込) |
| 1位 | eMAXIS Slim 国内株式(TOPIX) | 0.143% |
| 2位 | ニッセイTOPIXインデックスファンド | 0.143% |
| 3位 | SBI・V・国内株式(TOPIX)インデックス・ファンド | 0.1638% |
| 4位 | つみたて日本株式(TOPIX) | 0.198% |
| 5位 | Smart-i TOPIXインデックス | 0.198% |
| 6位 | 野村つみたて日本株投信 | 0.209% |
| 7位 | たわらノーロード TOPIX | 0.209% |
| 8位 | 三井住友・DCつみたてNISA・日本株インデックスファンド | 0.242% |
最も信託報酬が低いのは、eMAXIS SlimとニッセイTOPIXインデックスファンドの0.143%です。つみたて日本株式(TOPIX)は0.198%で、中位に位置します。
信託報酬の差は小さく見えますが、長期保有では大きな差になります。100万円を20年間運用した場合、信託報酬0.143%と0.198%の差は約11,000円です。
純資産総額は、ファンドの規模と人気を示す指標です。大きいほど運用の効率性が高く、繰上償還のリスクが低いとされています。
| 順位 | ファンド名 | 純資産総額(概算) |
| 1位 | eMAXIS Slim 国内株式(TOPIX) | 約2,000億円 |
| 2位 | ニッセイTOPIXインデックスファンド | 約800億円 |
| 3位 | 野村つみたて日本株投信 | 約400億円 |
| 4位 | たわらノーロード TOPIX | 約300億円 |
| 5位 | つみたて日本株式(TOPIX) | 約200億円 |
| 6位 | Smart-i TOPIXインデックス | 約150億円 |
| 7位 | SBI・V・国内株式(TOPIX)インデックス・ファンド | 約100億円 |
eMAXIS Slimが圧倒的な純資産総額を誇ります。つみたて日本株式(TOPIX)は約200億円で、5位に位置します。100億円を超えているため、運用の安定性は問題ありません。
つみたて日本株式(TOPIX)は、信託報酬では中位、純資産総額でも中位に位置するファンドです。最安コストではありませんが、三菱UFJアセットマネジメントという大手運用会社の信頼性があります。
複数の証券会社で購入できる点も特徴です。SBI証券、楽天証券、マネックス証券など主要ネット証券で取り扱いがあり、自分の使いやすい証券会社で購入できます。
コストを最優先するならeMAXIS SlimやニッセイTOPIXインデックスファンド、運用会社のブランドを重視するならつみたて日本株式(TOPIX)を選ぶのが良いでしょう。どのファンドもTOPIXに連動するため、運用成績に大きな差はありません。
つみたて日本株式(TOPIX)は、三菱UFJグループの信頼性と、複数の証券会社での購入可能性が魅力です。
つみたて日本株式(TOPIX)の3つのメリット
つみたて日本株式(TOPIX)には、日本株への投資を始める上で魅力的なメリットがあります。特に初心者にとって重要なポイントを3つ解説します。
つみたて日本株式(TOPIX)は、東京証券取引所プライム市場に上場する約2,000社の株式に投資します。トヨタ自動車、ソニーグループ、三菱UFJフィナンシャル・グループなど、日本を代表する企業が含まれます。
個別株投資では、1社の業績悪化で大きな損失が出るリスクがあります。しかし、2,000社に分散投資することで、特定企業のリスクを大幅に軽減できます。
時価総額加重平均型の指数のため、大企業ほど組み入れ比率が高くなります。日本経済全体の成長を享受しながら、リスクを抑えた投資が可能です。
約2,000社への分散投資により、個別企業のリスクを大幅に軽減できます。
つみたて日本株式(TOPIX)の信託報酬は年率0.198%(税込)です。アクティブファンド(運用会社が銘柄を選定するファンド)の信託報酬は年率1%前後が一般的なので、約5分の1のコストで運用できます。
購入時手数料は無料(ノーロード)で、売却時の信託財産留保額もかかりません。保有中の信託報酬のみが実質的なコストです。
長期投資では、コストの差が運用成績に大きく影響します。低コストで運用できることは、長期的な資産形成において重要なメリットです。
つみたて日本株式(TOPIX)は、SBI証券、楽天証券、マネックス証券、松井証券、三菱UFJeスマート証券など、主要ネット証券で購入できます。すでに口座を持っている証券会社で購入できる可能性が高いです。
証券会社によって、クレジットカード積立のポイント還元率や、最低積立金額が異なります。自分の使いやすい証券会社を選べる柔軟性は、投資を続ける上で大きなメリットです。
また、つみたてNISA対応ファンドのため、非課税制度を活用した長期投資が可能です。運用益が非課税になることで、効率的な資産形成ができます。
主要ネット証券で購入できるため、自分の使いやすい証券会社を選べます。
つみたて日本株式(TOPIX)の2つのデメリット
メリットだけでなく、デメリットも理解した上で投資判断をすることが大切です。つみたて日本株式(TOPIX)の注意点を2つ解説します。
つみたて日本株式(TOPIX)の信託報酬は年率0.198%(税込)で、eMAXIS Slim 国内株式(TOPIX)の0.143%より0.055%高くなっています。年間コストの差は小さく見えますが、長期保有では無視できない差になります。
100万円を20年間運用した場合、信託報酬の差による影響は約11,000円です。500万円を運用すれば、約55,000円の差になります。コストを最優先する方には、eMAXIS Slimの方が有利です。
ただし、つみたて日本株式(TOPIX)は三菱UFJアセットマネジメントという大手運用会社の商品で、運用の安定性や信頼性があります。コストと信頼性のどちらを重視するかで判断が分かれます。
長期保有の場合、信託報酬の差が運用成績に影響します。コストを重視する方は慎重に比較しましょう。
つみたて日本株式(TOPIX)の純資産総額は約200億円で、eMAXIS Slim 国内株式(TOPIX)の約2,000億円と比べると10分の1の規模です。純資産総額が小さいと、運用効率が劣る可能性があります。
また、純資産総額が減少傾向にあるファンドは、繰上償還(ファンドが途中で終了すること)のリスクがあります。ただし、つみたて日本株式(TOPIX)は資金流入が続いており、現時点で繰上償還のリスクは低いと考えられます。
純資産総額が100億円を超えているファンドは、一般的に安定運用が可能とされています。つみたて日本株式(TOPIX)はこの基準を満たしており、運用に大きな支障はありません。
純資産総額100億円以上のファンドは、一般的に安定運用が可能とされています。
TOPIXと日経平均はどっちがいい?
日本株への投資を考える際、TOPIXと日経平均のどちらに連動するファンドを選ぶべきか迷う方も多いでしょう。両者の違いを理解して、自分に合った選択をしましょう。
TOPIXは時価総額加重平均型の指数で、東京証券取引所プライム市場に上場する約2,000社を対象とします。各企業の時価総額に応じて組み入れ比率が決まるため、大企業の影響が大きくなります。
日経平均株価は株価平均型の指数で、日本経済新聞社が選定した225社を対象とします。株価が高い銘柄ほど指数への影響が大きく、ファーストリテイリング(ユニクロ)や東京エレクトロンなど、一部の値がさ株の影響を受けやすいです。
TOPIXは日本経済全体の動きを反映しやすく、日経平均は一部の大型株の影響を受けやすいという特徴があります。
TOPIXと日経平均では、構成銘柄の業種バランスが異なります。それぞれの特徴を比較しました。
| 項目 | TOPIX | 日経平均株価 |
| 対象銘柄数 | 約2,000社 | 225社 |
| 算出方法 | 時価総額加重平均 | 株価平均 |
| 主要業種 | 金融、製造業、サービス業 | 製造業、ハイテク、小売 |
| 分散性 | 高い(約2,000社) | 低い(225社) |
| 値動きの特徴 | 安定的 | 変動が大きい |
TOPIXは銘柄数が多く、日本経済全体を幅広くカバーします。金融、製造業、サービス業などバランス良く組み入れられています。
日経平均は225社に限定され、製造業やハイテク企業の比率が高いです。特定業種の影響を受けやすく、値動きが大きくなる傾向があります。
過去10年間のパフォーマンスを見ると、TOPIXと日経平均は似た動きをしますが、局面によって優劣が変わります。2013年から2020年頃は日経平均の上昇率が高く、2021年以降はTOPIXが優勢な時期もありました。
日経平均は値がさ株の影響を受けやすいため、ハイテク株や一部の大型株が好調な時期に強いパフォーマンスを示します。TOPIXは日本経済全体の成長を反映するため、景気回復局面で安定した上昇を見せます。
どちらが優れているかは一概に言えません。分散投資を重視するならTOPIX、成長性の高い大型株の恩恵を受けたいなら日経平均を選ぶのが良いでしょう。両方に投資して、リスクをさらに分散する方法もあります。
TOPIXと日経平均のどちらが優れているかは、投資目的やリスク許容度によって異なります。
つみたて日本株式(TOPIX)の購入方法
つみたて日本株式(TOPIX)を購入する手順を、初心者にも分かりやすく3つのステップで解説します。実際の購入までの流れを理解しましょう。
まず、証券会社で口座を開設する必要があります。つみたて日本株式(TOPIX)を取り扱っている主要ネット証券は、SBI証券、楽天証券、マネックス証券、松井証券、三菱UFJeスマート証券などです。
口座開設には、マイナンバーカードまたは通知カードと本人確認書類(運転免許証など)が必要です。オンラインで申し込めば、最短翌営業日から取引開始できる証券会社もあります。
口座開設時に「特定口座(源泉徴収あり)」を選択すると、税金の計算と納付を証券会社が代行してくれるため、確定申告が不要になります。初心者には特定口座がおすすめです。
口座開設の申し込みは、各証券会社の公式サイトから行います。必要事項を入力し、本人確認書類をアップロードすれば、数日から1週間程度で口座開設が完了します。
オンライン申込なら、最短翌営業日から取引開始できる証券会社もあります。
つみたてNISAを利用する場合は、通常の証券口座とは別に、つみたてNISA口座の開設が必要です。つみたてNISA口座は1人1口座しか開設できないため、どの証券会社で開設するか慎重に選びましょう。
つみたてNISA口座の開設には、証券口座開設後に追加で申し込みます。マイナンバーと本人確認書類を再度提出し、税務署の審査を経て開設されます。審査には1~2週間程度かかります。
2024年からの新NISA制度では、つみたて投資枠(年間120万円)と成長投資枠(年間240万円)を併用できます。つみたて日本株式(TOPIX)は、つみたて投資枠で購入可能です。
すでに他の証券会社でつみたてNISA口座を持っている場合は、口座を移管する手続きが必要です。移管には時間がかかるため、年内に投資を始めたい場合は早めに手続きしましょう。
口座開設が完了したら、積立設定を行います。証券会社のサイトやアプリにログインし、「投資信託」→「積立設定」のメニューから、つみたて日本株式(TOPIX)を検索します。
積立金額は、月100円から設定できる証券会社が多いです。つみたてNISAの年間投資枠は120万円なので、月10万円まで積立可能です。無理のない金額から始めましょう。
積立日は、毎月1日、10日、20日など、証券会社が指定する日から選べます。給料日の直後に設定すると、確実に積立できます。クレジットカード積立に対応している証券会社では、ポイント還元も受けられます。
積立設定が完了すると、指定した日に自動的に買付が行われます。一度設定すれば、毎月手動で購入する必要はありません。長期的にコツコツと資産を積み上げることができます。
積立設定は一度行えば、毎月自動で買付が行われます。手間をかけずに長期投資が可能です。
つみたて日本株式(TOPIX)におすすめの証券会社5社
つみたて日本株式(TOPIX)を購入できる証券会社の中から、特におすすめの5社を紹介します。各社の特徴を比較して、自分に合った証券会社を選びましょう。

| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 口座数 | 約15,000,000口座 ※2025年11月25日時点(SBIネオモバイル証券など含む) |
| 取引手数料 | 【スタンダードプラン(1注文ごと)】 取引金額に関係なく0円【アクティブプラン(1日定額制)】 1日100万円以下の取引:0円※現物取引・信用取引・単元未満株(S株)もすべて対象です。 |
| NISA対応 | 〇 |
| つみたて投資枠取扱銘柄数 | 〇(259銘柄)※2025年3月3日時点 |
| 成長投資枠対象商品 | 国内株 / 外国株 / 投資信託(約1,329銘柄 ※2025年3月3日時点) |
| 投資信託 | 約2,550本 ※2025年3月3日時点 |
| 外国株 | 8カ国/米国株式(5,000銘柄) |
| 取引ツール(PC) | HYPER SBI 2 / HYPER SBI / SBI CFDトレーダー |
| スマホアプリ | SBI証券 株アプリ / 米国株アプリ / かんたん積立 / HYPER FX / HYPER 先物 / HYPER CFD |
| 提携銀行口座 | SBI新生銀行 / 住信SBIネット銀行 |
| ポイント投資・付与 | Pontaポイント / dポイント / Vポイント(クレカ積立) |
| 口座開設スピード | 最短 翌営業日 |
SBI証券は、国内最大手のネット証券で、約1,500万口座を超える利用者がいます。投資信託の取扱本数は約2,600本と業界トップクラスです。
クレジットカード積立では、三井住友カードを使うと最大5%のポイント還元が受けられます。また、投資信託の保有残高に応じてVポイント、Pontaポイント、dポイントなどが貯まる「投信マイレージ」サービスも魅力です。
SBI証券の特徴
投資信託の取扱本数が約2,600本と豊富
クレジットカード積立で最大5%ポイント還元
投信マイレージで保有残高に応じてポイントが貯まる
つみたてNISA対象ファンドが約271本
最低積立金額は月100円から
SBI証券は、ポイント還元を重視する方や、幅広い商品から選びたい方におすすめです。口座開設は最短翌営業日で完了します。

| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 口座数 | 約12,000,000口座 ※2025年1月時点 |
| 取引手数料 | 【ゼロコース】 国内株式(現物・信用):0円 かぶミニ®(単元未満株):0円 投資信託:0円 ※ゼロコース選択時。 ※一部、スプレッドや信託財産留保額が発生する場合があります。 |
| NISA対応 | 〇(新NISA対応) |
| つみたて投資枠取扱銘柄数 | 263銘柄 ※2025年4月24日時点 |
| 成長投資枠対象商品 | 国内株式 / 外国株式 / 投資信託(約1,345銘柄) |
| 投資信託 | 約2,550本 ※2025年4月24日時点 |
| 外国株 | 6カ国/米国株式(約4,500銘柄) |
| 取引ツール(PC) | マーケットスピード / マーケットスピード II / 楽天MT4 |
| スマホアプリ | iSPEED / iSPEED for iPad / iSPEED FX / iSPEED 先物 |
| 提携銀行口座 | 楽天銀行(マネーブリッジ) |
| ポイント投資・付与 | 楽天ポイント(投資信託 / 国内株式 / 米国株式<円貨決済>) |
| 口座開設スピード | 最短 翌営業日 |
楽天証券は、楽天グループのネット証券で、約1,200万口座の利用者がいます。楽天ポイントを投資に使えるため、楽天経済圏を利用している方に最適です。
楽天カードでのクレジットカード積立では、積立額の0.5%~1%の楽天ポイントが貯まります。また、投資信託の保有残高に応じても楽天ポイントが付与されます。
楽天証券の特徴
楽天ポイントで投資信託を購入できる
楽天カードのクレジットカード積立で0.5%~1%ポイント還元
投資信託の取扱本数は約2,550本
取引ツール「MARKET SPEED Ⅱ」が使いやすい
最低積立金額は月100円から
楽天証券は、楽天ポイントを活用したい方や、楽天カードを持っている方におすすめです。口座開設は最短翌営業日で完了します。

| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 口座数 | 約2,700,000口座 ※2025年2月時点 |
| 取引手数料 | 【取引毎手数料コース】
|
| NISA対応 | 〇(日本株・米国株・中国株・投資信託の売買手数料が無料) |
| つみたて投資枠取扱銘柄数 | 〇(銘柄数は公式サイトで確認) |
| 成長投資枠対象商品 | 国内株 / 米国株 / 中国株 / 投資信託(約1,750本以上) |
| 投資信託 | 約1,800本(購入時手数料すべて無料) |
| 外国株 | 2カ国/米国株:約5,000銘柄以上(2025年1月27日時点) |
| 取引ツール(PC) | マネックストレーダー / 銘柄スカウター |
| スマホアプリ | マネックス証券アプリ / 米国株アプリ / 投信アプリ |
| 提携銀行口座 | マネックス証券専用銀行口座(詳細は公式サイトで確認) |
| ポイント投資・付与 | マネックスポイント / dポイント(投資信託の積立に利用可能) |
| 口座開設スピード | オンライン申込で最短翌営業日 |
マネックスカードでのクレジットカード積立では、積立額の1.1%のマネックスポイントが貯まります。年間120万円を積み立てた場合、13,200ポイント(13,200円相当)が還元される計算です。
マネックス証券の特徴
クレジットカード積立で1.1%の高還元率
投資信託の取扱本数は約1,800本
米国株の取扱銘柄数が約5,000銘柄と豊富
IPO(新規公開株)の取扱実績が年間54銘柄
最低積立金額は月100円から
マネックス証券は、クレジットカード積立のポイント還元を重視する方や、米国株にも投資したい方におすすめです。口座開設は最短2営業日で完了します。

| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 口座数 | 約1,670,000口座 ※2025年3月時点 |
| 取引手数料 | 【ボックスレート(1日定額制)】 1日の約定代金合計50万円まで:0円 50万円超:1,000円(税込1,100円)~※25歳以下なら約定代金に関わらず手数料無料 |
| NISA対応 | 〇(日本株、米国株、投資信託すべて売買手数料無料) |
| つみたて投資枠取扱銘柄数 | 〇(銘柄数は公式サイトで確認) |
| 成長投資枠対象商品 | 国内株 / 米国株 / 投資信託(約1,800本以上) |
| 投資信託 | 約1,900本以上(購入時手数料すべて無料) |
| 外国株 | 米国株:約4,900銘柄(2025年4月23日時点) |
| 取引ツール(PC) | ネットストック・ハイスピード(無料) |
| スマホアプリ | 日本株アプリ / 投信アプリ / 米国株アプリ(すべて無料) |
| 提携銀行口座 | MATSUI Bank(松井証券専用銀行) |
| ポイント投資・付与 | 松井証券ポイント(投資信託の積立に利用可能) |
| 口座開設スピード | 最短即日(スマートフォンによるオンライン申込) |
松井証券は、創業100年以上の老舗証券会社で、約160万口座の利用者がいます。サポート体制が充実しており、初心者でも安心して利用できます。
25歳以下は株式取引手数料が無料で、若年層の資産形成を応援しています。また、電話やチャットでのサポートが丁寧で、投資初心者からの評価が高いです。
松井証券の特徴
25歳以下は株式取引手数料が無料
電話・チャットサポートが充実
投資信託の取扱本数は約1,900本
つみたてNISA対象ファンドが約250本
最低積立金額は月100円から
松井証券は、サポートを重視する初心者や、25歳以下の若年層におすすめです。口座開設は最短即日で完了します。

| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 口座数 | 約1,800,000口座 ※2025年2月時点 |
| 取引手数料 | 【ワンショット手数料コース】 約定代金5万円以下:55円(税込) 約定代金50万円超:1,070円(税込)【一日定額手数料コース】 1日100万円まで:0円 1日300万円まで:2,750円(税込) 以降300万円ごとに:2,750円(税込)加算 |
| NISA対応 | 〇(日本株・米国株・投資信託の売買手数料が無料) |
| つみたて投資枠取扱銘柄数 | 251銘柄(2025年4月時点) |
| 成長投資枠対象商品 | 国内株 / 米国株 / 投資信託(1,155銘柄) |
| 投資信託 | 約1,853本(購入時手数料すべて無料) |
| 外国株 | 米国株:約1,050銘柄(2025年4月時点) |
| 取引ツール(PC) | kabuステーション / 銘柄スカウター |
| スマホアプリ | 三菱UFJ eスマート証券アプリ / 米国株アプリ / 投信アプリ |
| 提携銀行口座 | 三菱UFJ銀行 / auじぶん銀行 |
| ポイント投資・付与 | Pontaポイント(投資信託の積立に利用可能) |
| 口座開設スピード | 最短翌営業日(スマートフォンによるオンライン申込) |
三菱UFJeスマート証券(旧auカブコム証券)は、三菱UFJフィナンシャル・グループのネット証券で、約40万口座の利用者がいます。三菱UFJグループの信頼性と安心感が魅力です。
au PAYカードでのクレジットカード積立では、積立額の1%の三菱UFJポイントが貯まります。また、「プチ株®」という単元未満株取引サービスで、少額から個別株にも投資できます。
三菱UFJeスマート証券の特徴
三菱UFJフィナンシャル・グループの信頼性
au PAYカードのクレジットカード積立で1%ポイント還元
投資信託の取扱本数は約1,800本
プチ株®で少額から個別株投資が可能
最低積立金額は月100円から
三菱UFJeスマート証券は、大手金融グループの信頼性を重視する方や、auユーザーにおすすめです。口座開設は3~5営業日で完了します。
運用で気をつけたい3つのポイント
つみたて日本株式(TOPIX)を購入した後も、適切な運用管理が大切です。長期的な資産形成を成功させるために、気をつけたいポイントを3つ解説します。
株式市場は短期的に大きく変動することがあります。リーマンショックやコロナショックのような暴落時には、資産が一時的に大きく減少することもあります。しかし、暴落時に積立をやめてしまうと、その後の回復局面での利益を逃してしまいます。
むしろ、株価が下がっている時は、同じ金額でより多くの口数を購入できるチャンスです。これを「ドルコスト平均法」と言い、長期的には購入単価を平準化する効果があります。
過去のデータを見ると、暴落後は必ず回復しています。一時的な損失に動揺せず、積立を継続することが長期投資の成功の鍵です。感情に流されず、機械的に積立を続けましょう。
暴落時も積立を続けることで、ドルコスト平均法の効果を最大限に活用できます。
年に1回程度、自分の資産配分(ポートフォリオ)を見直すことをおすすめします。日本株、米国株、全世界株など、複数の資産に投資している場合、市場の変動によって当初の配分比率が崩れることがあります。
例えば、当初は日本株30%、米国株70%の配分だったのが、米国株の上昇により日本株20%、米国株80%になっているかもしれません。この場合、日本株を買い増すか、米国株の一部を売却して、元の配分に戻す「リバランス」を検討します。
ただし、つみたてNISAで購入した商品は、売却すると非課税枠が復活しないため、リバランスは慎重に行いましょう。基本的には、新規の積立配分を調整する方法が良いでしょう。
つみたて日本株式(TOPIX)は、長期保有を前提とした投資信託です。短期的な値動きに一喜一憂せず、10年、20年という長期的な視点で資産形成を考えましょう。
金融庁の調査によると、長期・積立・分散投資を行うことで、リスクを抑えながら安定したリターンを得られる可能性が高まります。特に15年以上の長期投資では、元本割れのリスクが大幅に低下するとされています。
短期的な利益を狙って頻繁に売買すると、手数料や税金がかさみ、かえって損をする可能性があります。一度始めたら、基本的には持ち続けることが、長期投資の基本です。
はい、初心者にもおすすめできるファンドです。約2,000社に分散投資できるため、個別株投資よりもリスクが低く、信託報酬も年率0.198%と低コストです。つみたてNISAにも対応しているため、非課税で長期投資ができます。
ただし、コストを最優先するならeMAXIS Slim 国内株式(TOPIX)の方が信託報酬が低いです。三菱UFJアセットマネジメントの信頼性を重視するか、コストを重視するかで選択が分かれます。
すでにeMAXIS Slim 国内株式(TOPIX)を保有している場合、わざわざつみたて日本株式(TOPIX)に乗り換える必要はありません。どちらもTOPIXに連動するファンドで、運用成績はほぼ同じです。
eMAXIS Slimの方が信託報酬が低く、純資産総額も大きいため、コスト面では有利です。乗り換えると税金がかかる可能性もあるため、基本的には現在保有しているファンドを継続する方が良いでしょう。
ポートフォリオにおける日本株の比率は、個人の投資目的やリスク許容度によって異なります。一般的には、全世界株式に投資する場合、日本株の比率は10~30%程度が目安とされています。
日本在住者の場合、生活費や将来の支出が円建てのため、ある程度日本株を保有することでリスクを抑えられます。一方、日本経済の成長性を考慮すると、米国株や全世界株の比率を高める選択肢もあります。
20代~30代の若年層は、成長性の高い米国株や全世界株の比率を高め、40代以降は安定性を重視して日本株の比率を増やすという考え方もあります。自分のライフプランに合わせて調整しましょう。
株式投資には元本割れのリスクがあります。短期的には、市場の変動により資産が減少することがあります。リーマンショックやコロナショックのような暴落時には、一時的に30~40%下落することもありました。
しかし、長期投資ではリスクが平準化されます。金融庁の調査によると、20年間の積立投資を行った場合、元本割れのリスクは大幅に低下するとされています。短期的な変動に動揺せず、長期保有を続けることが重要です。
つみたて日本株式(TOPIX)は、分配金を出さない「再投資型」のファンドです。運用で得られた配当金や売却益は、自動的にファンド内で再投資されます。
分配金が出ないことで、複利効果により資産が効率的に増加します。また、分配金を受け取ると税金がかかりますが、再投資型では税金が繰り延べられるため、長期投資に有利です。
はい、つみたて日本株式(TOPIX)はいつでも解約・売却できます。証券会社のサイトやアプリから売却注文を出せば、通常は翌営業日または翌々営業日に売却代金が口座に入金されます。
ただし、つみたてNISAで購入した商品を売却すると、その分の非課税枠は復活しません。長期保有を前提に、できるだけ売却せずに保有し続けることをおすすめします。
つみたて日本株式(TOPIX)は、三菱UFJアセットマネジメントが運用するTOPIX連動型のインデックスファンドです。約2,000社の日本企業に分散投資でき、信託報酬は年率0.198%と低コストで運用できます。
eMAXIS Slim 国内株式(TOPIX)と比較すると、信託報酬がやや高く、純資産総額も小さいですが、三菱UFJグループの信頼性があり、複数の証券会社で購入できる柔軟性があります。コストを最優先するならeMAXIS Slim、運用会社の信頼性を重視するならつみたて日本株式(TOPIX)を選ぶのが良いでしょう。
購入方法は、証券会社で口座を開設し、つみたてNISA口座を申し込み、積立設定をする3つのステップです。SBI証券、楽天証券、マネックス証券など、主要ネット証券で購入できます。
運用では、暴落時も積立を続けること、年に1回はポートフォリオを見直すこと、長期保有を前提に考えることが大切です。短期的な値動きに一喜一憂せず、10年、20年という長期的な視点で資産形成を進めましょう。
なお、投資には元本割れのリスクがあります。最終的な投資判断はご自身の責任で行ってください。詳しくは各証券会社・運用会社にご確認ください。
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