住信SBIネット銀行アプリの使い方|機能と評判を解説

住信SBIネット銀行アプリの使い方|機能と評判を解説

住信SBIネット銀行のアプリを使ってみたいけれど、どんなことができるのか分からないと感じていませんか。

住信SBIネット銀行アプリは、残高確認や振込だけでなく、カードレスでATMが使える「アプリでATM」や目的別口座など、便利な機能が揃っています。

この記事では、アプリでできることや使い方、評判、トラブル時の対処法まで詳しく解説します。

アプリを使いこなせば、銀行取引がもっと便利で快適になります。

住信SBIネット銀行のアプリを活用して、スマートな資産管理を始めましょう。

この記事の要約
  • 住信SBIネット銀行アプリは残高確認・振込・カードレスATM利用など6つの主要機能を提供
  • スマート認証NEOで生体認証ログインが可能、セキュリティと利便性を両立
  • スマプロランクを上げることでATM・振込手数料が月最大20回まで無料になる
SOICO株式会社 共同創業者・取締役COO 土岐彩花
共同創業者&取締役COO 土岐 彩花(どきあやか)
SOICO株式会社
慶應義塾大学在学中に19歳で起業し、2社のベンチャー創業を経験。大学在学中に米国UCバークレー校(Haas School of Business, University of California, Berkeley)に留学し、経営学、マーケティング、会計、コンピュータ・サイエンスを履修。新卒でゴールドマン・サックス証券の投資銀行本部に就職し、IPO含む事業会社の資金調達アドバイザリー業務・引受業務に従事。2018年よりSOICO株式会社の取締役COOに就任。

目次

住信SBIネット銀行アプリとは?|基本情報

住信SBIネット銀行アプリは、住信SBIネット銀行が提供する公式のスマートフォンアプリです。銀行取引のほとんどをスマホだけで完結できる便利なツールとして、多くの利用者に支持されています。

アプリをダウンロードすれば、残高照会や振込、ATMでの出金まで、いつでもどこでも銀行サービスを利用できます。キャッシュカードを持ち歩かなくても、スマホ一つで現金の引き出しができる「アプリでATM」機能が特に人気です。

住信SBIネット銀行は三井住友信託銀行とSBIホールディングスが共同出資するネット銀行で、2024年からはNTTドコモグループの傘下に入りました。口座数は約430万、預金残高は約8.7兆円を誇り、ネット銀行として高い信頼性を持っています。

アプリはiOS版とAndroid版の両方が提供されており、無料でダウンロードできます。App StoreとGoogle Playでの評価は4.6点(5点満点)と高く、使いやすさと機能の充実度が評価されています。

住信SBIネット銀行の口座を持っていれば誰でも利用でき、口座開設もアプリから申し込むことができます。詳しくは住信SBIネット銀行の公式サイトでご確認ください。

アプリでできる6つのこと|主な機能

住信SBIネット銀行アプリには、日常的な銀行取引を便利にする6つの主要機能が搭載されています。それぞれの機能を詳しく見ていきましょう。

スマホだけで残高確認・入出金照会

アプリを開けば、すぐに口座残高と最新の入出金明細を確認できます。わざわざATMに行ったりWebサイトにログインしたりする必要がありません。

入出金明細は過去の取引履歴も検索でき、いつ・どこで・いくら使ったのかを簡単に振り返ることができます。家計管理や経費精算にも便利です。

複数の代表口座や目的別口座の残高も一画面で確認できるため、資産全体の把握がスムーズです。

振込・振替がいつでもできる

アプリから24時間365日、いつでも振込と振替の手続きができます。銀行の営業時間を気にする必要がなく、深夜や早朝でも手続き可能です。

振込先の登録もアプリで簡単にでき、よく使う振込先は登録しておけば次回から入力の手間が省けます。振込手数料は、スマプロランクに応じて月最大20回まで無料になります。

代表口座から目的別口座への振替も、アプリ内で即座に完了します。給料日に貯金用の口座へ自動的に振り替える設定もできるため、計画的な資産形成に役立ちます。

アプリでATM|カードレスで出金

「アプリでATM」は、キャッシュカードを持たずにスマホだけでATMから現金を引き出せる機能です。セブン銀行ATMとローソン銀行ATMで利用できます。

アプリでQRコードを表示し、ATMに読み取らせるだけで出金手続きが完了します。カードを忘れた時や、財布を持ち歩きたくない時に便利です。

ATM手数料は、スマプロランクに応じて月最大20回まで無料になります。ランクが低い場合でも、1回あたり110円(税込)と比較的安価です。

目的別口座で貯金を管理

目的別口座は、代表口座とは別に最大10個まで作成できる口座です。「旅行資金」「緊急予備費」「教育費」など、目的ごとに資金を分けて管理できます。

それぞれの口座に目標金額と期限を設定でき、進捗状況が視覚的に分かるため、貯金のモチベーションが保ちやすくなります。

目的別口座への入金は代表口座から振り替えるだけで、手数料は一切かかりません。使いすぎを防ぎながら計画的に貯金したい人におすすめの機能です。

SBI証券との資金移動が簡単

SBI証券の口座を持っている場合、アプリから簡単に資金を移動できます。SBIハイブリッド預金を利用すれば、普通預金よりも高い金利で資金を運用しながら、証券取引にもすぐに使えます。

投資信託の購入資金を移動したり、株式の売却代金を受け取ったりする手続きが、アプリ内でスムーズに完結します。

投資と貯蓄を一体的に管理したい人にとって、この連携機能は大きなメリットです。

プッシュ通知で入出金をすぐ確認

入出金があった際に、プッシュ通知で即座にお知らせしてくれる機能です。給料の振込や口座引き落としをリアルタイムで把握できます。

不正利用の早期発見にも役立ちます。身に覚えのない取引があればすぐに気づけるため、セキュリティ面でも安心です。

通知の設定はアプリ内でカスタマイズでき、必要な通知だけを受け取ることができます。

スマート認証NEOとは?|セキュリティ機能

スマート認証NEOは、住信SBIネット銀行アプリの中核となるセキュリティ機能です。従来のパスワード入力に代わり、生体認証やPINコードでログインや取引を承認できます。

スマート認証NEOの仕組み

スマート認証NEOは、スマートフォンを認証デバイスとして利用する仕組みです。アプリをインストールして初期設定を行うと、スマホ自体が「鍵」の役割を果たします。

従来は、ログイン時にユーザーネームとパスワードを入力し、取引時には取引パスワードを入力する必要がありました。スマート認証NEOを設定すれば、これらの複雑なパスワード入力が不要になります。

アプリを起動すると、生体認証またはPINコードで本人確認が行われ、すぐに取引画面にアクセスできます。セキュリティを保ちながら、利便性を大幅に向上させる仕組みです。

生体認証でログインできる

スマート認証NEOでは、指紋認証や顔認証といった生体認証でログインできます。iPhoneならFace IDやTouch ID、AndroidならGoogle指紋認証や顔認証に対応しています。

パスワードを覚える必要がなく、入力の手間もかかりません。外出先でも素早くログインできるため、急いでいる時でもストレスなく利用できます。

生体認証はスマホ本体のセキュリティ機能を利用するため、高い安全性が確保されています。

PINコードとは何か

PINコードは、4桁または6桁の数字で設定する暗証番号です。生体認証が使えない場合や、生体認証に失敗した場合の代替手段として利用できます。

PINコードは自分で決めた数字を設定するため、覚えやすく入力も簡単です。ただし、誕生日や連番など推測されやすい数字は避けるべきです。

一定回数以上間違えるとロックがかかる仕組みになっており、第三者による不正アクセスを防ぎます。

不正利用時の補償はあるのか

住信SBIネット銀行では、不正利用による被害に対して補償制度が用意されています。スマート認証NEOを利用している場合でも、不正な取引による損失は一定の条件下で補償されます。

ただし、利用者の重大な過失(パスワードを他人に教えた、PINコードを推測されやすい数字にしたなど)がある場合は補償の対象外となることがあります。

万が一不正利用に気づいた場合は、すぐに住信SBIネット銀行のカスタマーセンターに連絡し、口座を凍結する必要があります。詳しい補償内容や条件は、公式サイトで確認してください。

アプリの使い方|初期設定から基本操作まで

住信SBIネット銀行アプリを初めて使う方に向けて、ダウンロードから基本的な操作方法まで順を追って解説します。

アプリのダウンロードと初期設定

まず、App StoreまたはGoogle Playで「住信SBIネット銀行」と検索し、公式アプリをダウンロードします。アプリは無料で提供されています。

インストール後、アプリを起動すると初期設定画面が表示されます。すでに口座を持っている場合は「ログイン」を、口座を持っていない場合は「口座開設」を選択します。

ログインには、ユーザーネームとWebログインパスワードが必要です。初回ログイン後、スマート認証NEOの設定を行うことで、次回からは生体認証やPINコードで簡単にログインできるようになります。

ログイン方法と生体認証の設定

スマート認証NEOを設定するには、アプリのメニューから「スマート認証NEO」を選択し、画面の指示に従って進めます。生体認証を利用する場合は、スマホの設定で指紋や顔認証を有効にしておく必要があります。

設定が完了すれば、次回からはアプリを起動して生体認証を行うだけでログインできます。PINコードも併せて設定しておくと、生体認証が使えない時の代替手段として便利です。

ログイン後は、ホーム画面に口座残高や最近の取引履歴が表示され、各種取引メニューにアクセスできます。

振込・振替の手順

振込を行うには、ホーム画面から「振込」メニューを選択します。振込先の金融機関・支店・口座番号・口座名義を入力し、振込金額を指定します。

よく使う振込先は「振込先登録」をしておくと、次回から入力の手間が省けます。振込内容を確認し、スマート認証NEOで承認すれば手続き完了です。

代表口座から目的別口座への振替は、「振替」メニューから行います。振替先の口座と金額を選択するだけで、即座に資金が移動します。手数料はかかりません。

アプリでATMの使い方

アプリでATMを利用するには、セブン銀行ATMまたはローソン銀行ATMに行き、画面で「スマートフォンでの取引」を選択します。

ATMに表示されたQRコードを、アプリの「アプリでATM」メニューから読み取ります。読み取り後、アプリに表示される企業番号をATMに入力し、出金したい金額を指定します。

スマート認証NEOで取引を承認すれば、現金が出てきます。キャッシュカードを持ち歩かなくても、スマホだけで現金を引き出せる便利な機能です。

手数料を無料にする方法|スマプロランク

住信SBIネット銀行では、「スマプロランク」という優遇プログラムがあり、ランクに応じてATM手数料や振込手数料が無料になります。ランクを上げる方法を知っておけば、銀行手数料を大幅に節約できます。

ATM手数料無料の条件

ATM手数料の無料回数は、スマプロランクによって異なります。ランク1では月2回、ランク2では月5回、ランク3では月7回、ランク4では月15回、最高のランク5では月20回まで無料です。

無料回数を超えた場合は、1回あたり110円(税込)の手数料がかかります。対象ATMは、セブン銀行、ローソン銀行、イオン銀行、ゆうちょ銀行などの提携ATMです。

月の無料回数内で利用すれば、コンビニATMを気軽に使えるため、現金が必要な時にも安心です。

振込手数料無料の条件

振込手数料も、スマプロランクに応じて無料回数が設定されています。ランク1では月1回、ランク2では月3回、ランク3では月7回、ランク4では月15回、ランク5では月20回まで無料です。

無料回数を超えた場合、三井住友信託銀行宛は無料、他行宛は1回あたり77円(税込)の手数料がかかります。

家賃や習い事の月謝など、定期的な振込がある場合は、ランクを上げておくことで手数料を節約できます。

スマプロランクの上げ方

スマプロランクは、総預金残高や商品・サービスの利用状況に応じて決まります。ランク2になるには、総預金残高が30万円以上、またはロボアドバイザー資産運用残高が月末時点で1万円以上などの条件があります。

ランク3以上を目指すには、外貨預金や仕組預金の残高、SBIハイブリッド預金の利用、給与・年金の受取口座指定などが有効です。

特に、給与や年金の受取口座に指定するだけでランクが2つアップするため、メインバンクとして利用するとランクを上げやすくなります。

詳しい条件は公式サイトで確認してください。

アプリの評判・口コミは?|実際の利用者の声

住信SBIネット銀行アプリの実際の評判を、App StoreとGoogle Playのレビューから分析しました。良い点と悪い点の両方を見ていきましょう。

良い口コミ|使いやすさと便利さ

「アプリでATMが便利で、カードを持ち歩かなくてもコンビニで現金を引き出せる」という声が多く見られます。キャッシュレス化が進む中でも、現金が必要な時にスマホだけで対応できる点が高く評価されています。

「目的別口座で貯金が管理しやすくなった」という意見も目立ちます。視覚的に進捗が分かるため、貯金のモチベーションが維持しやすいという声が多数ありました。

「SBI証券との連携がスムーズで、投資と貯蓄を一元管理できる」という投資家からの評価も高く、資産運用を行っている人にとって使い勝手が良いアプリとされています。

悪い口コミ|不具合や使いにくい点

一方で、「アプリが突然ログアウトされることがある」「起動が遅い時がある」といった不具合に関する指摘もあります。アップデート後に一時的に動作が不安定になることがあるようです。

「スマート認証NEOの設定が分かりにくい」という初心者の声もあります。初回設定時に戸惑う人がいるため、公式のヘルプやFAQを参照しながら進める必要があります。

「アプリでできない取引がある」という不満も見られます。例えば、定期預金の解約や一部の設定変更はWebサイトからしかできないため、すべての取引がアプリで完結しない点が指摘されています。

評価4.6点の理由を分析

App StoreとGoogle Playでの総合評価は4.6点(5点満点)と高水準です。この高評価の理由は、基本機能の使いやすさと、アプリでATMや目的別口座といった独自機能の便利さにあります。

一部の不具合や使いにくさはあるものの、全体としては「銀行アプリとして必要な機能が揃っている」「他行より便利」という評価が多数を占めています。

特に、スマプロランクによる手数料優遇制度と組み合わせることで、コストを抑えながら便利に使えるという点が、利用者満足度の高さにつながっています。

他のネット銀行アプリと比較|どう違う?

住信SBIネット銀行アプリは、他のネット銀行アプリと比べてどのような特徴があるのでしょうか。主要なネット銀行と比較してみます。

楽天銀行アプリとの違い

楽天銀行アプリも人気の高いネット銀行アプリですが、住信SBIネット銀行アプリとはいくつかの違いがあります。

楽天銀行は楽天ポイントが貯まりやすく、楽天経済圏を利用している人にメリットが大きいです。一方、住信SBIネット銀行はSBI証券との連携が強く、投資を行う人に向いています。

ATM手数料の無料回数は、楽天銀行が最大月7回、住信SBIネット銀行が最大月20回と、住信SBIの方が優遇されています。振込手数料も住信SBIの方が無料回数が多い傾向にあります。

PayPay銀行アプリとの違い

PayPay銀行(旧ジャパンネット銀行)は、PayPayとの連携が強みです。PayPayユーザーであれば、チャージや出金がスムーズに行えます。

住信SBIネット銀行は、PayPayとの連携は弱いものの、目的別口座やSBI証券との連携といった独自機能が充実しています。

手数料面では、PayPay銀行も条件次第で無料回数が増えますが、住信SBIネット銀行の方がランクアップの条件が達成しやすく、無料回数も多い傾向にあります。

住信SBIが向いている人

住信SBIネット銀行アプリは、以下のような人に特に向いています。

住信SBIが向いている人

SBI証券で投資を行っている人

ATMや振込の手数料を節約したい人

目的別に貯金を管理したい人

まず、SBI証券で投資を行っている人です。ハイブリッド預金を活用すれば、普通預金より高金利で資金を運用しながら、証券取引にもすぐに使えます。

次に、ATMや振込の手数料を節約したい人です。スマプロランクを上げれば、月最大20回まで無料になるため、他行より優遇されています。

また、目的別に貯金を管理したい人にも適しています。最大10個まで口座を作成でき、視覚的に進捗を確認できるため、計画的な資産形成がしやすくなります。

トラブル時の対処法|よくある問題と解決策

アプリを使っていると、ログインできない、エラーが出るといったトラブルに遭遇することがあります。よくある問題と解決策をまとめました。

ログインできない時の対処法

ログインできない原因として、生体認証やPINコードの入力ミスが考えられます。PINコードを一定回数以上間違えるとロックがかかるため、その場合は再設定が必要です。

スマート認証NEOの設定がうまくいっていない場合は、アプリを一度アンインストールして再インストールし、初期設定をやり直すことで解決することがあります。

それでもログインできない場合は、Webサイトから通常のログイン方法(ユーザーネーム・パスワード)を試してみてください。Webサイトでログインできれば、アプリの設定を見直すことができます。

機種変更時の引き継ぎ手順

スマホを機種変更する際は、事前に旧端末でスマート認証NEOの解除を行う必要があります。アプリのメニューから「スマート認証NEO解除」を選択し、手続きを完了させます。

新しいスマホにアプリをダウンロードしたら、ユーザーネームとWebログインパスワードでログインし、再度スマート認証NEOの設定を行います。

旧端末で解除を忘れた場合は、Webサイトからログインしてスマート認証NEOを解除できます。詳しい手順は公式サイトのFAQで確認してください。

スマート認証NEOの設定でエラーが出る

スマート認証NEOの設定中にエラーが出る場合、スマホの生体認証機能が正しく設定されているか確認してください。iPhoneならFace IDやTouch ID、AndroidならGoogle指紋認証や顔認証が有効になっている必要があります。

アプリのバージョンが古い場合もエラーの原因になります。App StoreまたはGoogle Playで最新版にアップデートしてから、再度設定を試してください。

それでも解決しない場合は、住信SBIネット銀行のカスタマーセンターに問い合わせることをおすすめします。

スマホを紛失した時の対応

スマホを紛失した場合、第三者による不正利用を防ぐため、すぐにカスタマーセンターに連絡して口座を凍結してもらう必要があります。

連絡先は、住信SBIネット銀行の公式サイトに記載されています。電話またはWebサイトから手続きが可能です。

スマホが見つかった、または新しいスマホを用意した後は、スマート認証NEOを再設定すれば、再びアプリを利用できるようになります。

アプリで気をつけたい3つのこと

住信SBIネット銀行アプリは便利ですが、利用する上で注意すべき点もあります。事前に知っておくことで、トラブルを避けられます。

スマプロランクが低いと手数料がかかる

スマプロランクがランク1の場合、ATM手数料の無料回数は月2回、振込手数料の無料回数は月1回と少なめです。無料回数を超えると手数料が発生するため、注意が必要です。

ランクを上げるには、総預金残高を増やしたり、給与受取口座に指定したりする必要があります。利用状況に応じてランクアップの方法を検討しましょう。

手数料が気になる場合は、無料回数内で利用するよう計画的に取引することが大切です。

アプリでできない取引がある

住信SBIネット銀行アプリでは、すべての取引ができるわけではありません。定期預金の解約や外貨預金の一部取引、口座情報の変更などは、Webサイトからしか行えない場合があります。

アプリで対応していない取引を行う必要がある場合は、Webサイトにログインして手続きを行ってください。

事前にアプリでできることとできないことを把握しておくと、スムーズに利用できます。

セキュリティ設定は自分で管理が必要

スマート認証NEOは便利ですが、スマホを他人に貸したり、PINコードを教えたりすると、不正利用のリスクが高まります。セキュリティ設定は自分で適切に管理する必要があります。

生体認証に他人の指紋や顔を登録しない、PINコードは推測されにくい数字にする、スマホ自体にロックをかけるといった基本的な対策を徹底しましょう。

万が一不正利用に気づいた場合は、すぐにカスタマーセンターに連絡してください。

よくある質問(Q&A)

住信SBIネット銀行アプリに関して、利用者からよく寄せられる質問とその回答をまとめました。

法人用アプリとの違いは?

住信SBIネット銀行には、個人用アプリと法人用アプリがあります。法人用アプリは「法人口座」専用で、個人用アプリとは別のアプリです。

法人用アプリでは、総合振込や給与振込といった法人特有の機能が利用できます。個人事業主の方は、個人口座を利用する場合は個人用アプリを使用します。

法人化を検討している場合は、法人口座の開設と合わせて法人用アプリの利用を検討してください。

家計簿アプリと連携できる?

住信SBIネット銀行は、マネーフォワードMEやZaimといった主要な家計簿アプリと連携できます。口座情報を自動的に取り込んで、家計簿アプリで一元管理が可能です。

連携するには、家計簿アプリ側で住信SBIネット銀行を登録し、ログイン情報を入力します。一度設定すれば、自動的に入出金データが反映されます。

資産管理を効率化したい人は、家計簿アプリとの連携を活用してみてください。

複数のスマホで使える?

住信SBIネット銀行アプリは、基本的に1つの口座につき1台のスマホでしか利用できません。複数のスマホで同時にログインすることはできません。

機種変更やサブスマホで利用したい場合は、旧端末でスマート認証NEOを解除してから、新しい端末で再設定する必要があります。

タブレットで利用したい場合も同様に、スマホ側で解除してからタブレットで設定を行います。

アプリが使えない時はどうする?

アプリが使えない場合は、まずアプリのバージョンが最新かどうか確認してください。古いバージョンだと不具合が発生することがあります。

それでも解決しない場合は、Webサイトから取引を行うことができます。WebサイトはPCやスマホのブラウザからアクセスでき、アプリと同様の機能が利用できます。

アプリのメンテナンス中や不具合が発生している場合は、公式サイトでお知らせが掲載されるため、確認してください。

海外から利用できる?

住信SBIネット銀行アプリは、海外からでも利用できます。ただし、海外のインターネット環境によっては接続が不安定になることがあります。

海外で利用する際は、セキュリティに十分注意してください。公共のWi-Fiを使う場合は、VPNを利用するなどの対策を推奨します。

また、海外からの不正アクセスを防ぐため、取引通知をオンにしておくと安心です。身に覚えのない取引があればすぐに気づけます。

まとめ

住信SBIネット銀行アプリは、残高確認や振込といった基本機能に加え、アプリでATMや目的別口座、SBI証券との連携など、便利な機能が充実しています。スマート認証NEOによる生体認証ログインで、セキュリティと利便性を両立しています。

スマプロランクを上げることで、ATM手数料や振込手数料が月最大20回まで無料になるため、銀行手数料を大幅に節約できます。特に、SBI証券で投資を行っている人や、手数料を抑えたい人に向いています。

一方で、アプリでできない取引があることや、スマプロランクが低いと手数料がかかる点には注意が必要です。また、セキュリティ設定は自分で適切に管理する必要があります。

アプリの評価は4.6点と高く、多くの利用者から使いやすさと機能性が評価されています。トラブル時の対処法を知っておけば、安心して利用できます。

住信SBIネット銀行アプリを活用して、スマートで効率的な資産管理を始めてみてください。詳しくは住信SBIネット銀行の公式サイトでご確認ください。

SOICO株式会社 共同創業者・取締役COO 土岐彩花
共同創業者&取締役COO 土岐 彩花(どきあやか)
SOICO株式会社
慶應義塾大学在学中に19歳で起業し、2社のベンチャー創業を経験。大学在学中に米国UCバークレー校(Haas School of Business, University of California, Berkeley)に留学し、経営学、マーケティング、会計、コンピュータ・サイエンスを履修。新卒でゴールドマン・サックス証券の投資銀行本部に就職し、IPO含む事業会社の資金調達アドバイザリー業務・引受業務に従事。2018年よりSOICO株式会社の取締役COOに就任。

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