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「NISAで月1万円の積立投資って、本当に意味があるのかな?」
そんな疑問を持っている方は多いのではないでしょうか。
結論から言うと、月1万円の積立投資でも十分に資産形成の効果があります。
20年間、年利5%で運用できた場合、月1万円の積立で約411万円になる計算です。
この記事では、月1万円のNISA積立で将来いくらになるのか、どうやって始めるのかを具体的に解説します。
少額からでも着実に資産を増やしていく方法を、一緒に見ていきましょう。
目次
月1万円のNISA積立投資は、十分に意味があります。少額だからといって効果が薄いわけではありません。
金融庁のデータによると、長期・積立・分散投資を行うことで、元本割れのリスクを軽減しながら着実に資産を増やせることが示されています。月1万円という金額は、多くの人が無理なく続けられる現実的な投資額です。
月1万円でも20年間継続すれば、複利効果により大きな資産になります。年利5%で運用できた場合、20年後には元本240万円が約411万円に成長する計算です。これは銀行預金では到底得られない成果です。
また、2024年から始まった新NISA制度では、運用益が非課税になるため、通常なら約20%課税される利益をそのまま受け取れます。月1万円の積立でも、この非課税メリットは大きな効果を発揮します。
「もっと多く投資しないと意味がない」と考える必要はありません。大切なのは金額ではなく、早く始めて長く続けることです。
月1万円から始めて、収入が増えたら徐々に増額していく戦略も有効です。投資初心者にとって、月1万円という金額は心理的なハードルが低く、万が一の損失があっても生活に大きな影響を与えません。
月1万円を積立投資するといくらになる?
月1万円を積立投資すると、将来どのくらいの資産になるのでしょうか。運用期間と想定利回り別に、具体的な金額をシミュレーションしていきます。
ここでは年利3%、5%、7%の3パターンで計算します。これらは投資信託で長期運用した場合に期待できる現実的な利回りです。
運用成果は保証されるものではなく、元本割れのリスクもあることを理解しておきましょう。
月1万円を10年間積立投資した場合の資産額を見てみましょう。元本は120万円(月1万円×12ヶ月×10年)です。
年利5%で運用した場合、10年後の資産額は約155万円になります。元本に対して約35万円の運用益です。年利3%なら約140万円、年利7%なら約173万円に成長します。
10年という期間では、複利効果はまだ控えめです。しかし、銀行預金の金利が0.001%程度であることを考えると、投資による資産増加は明確です。
普通預金に預けていた場合、10年後も120万円のままです。10年後には元本の約1.2倍から1.4倍に増える計算になります。
月1万円を20年間積立投資すると、複利効果が本格的に現れ始めます。元本は240万円(月1万円×12ヶ月×20年)です。
年利5%で運用した場合、20年後の資産額は約411万円になります。元本に対して約171万円の運用益です。年利3%なら約328万円、年利7%なら約520万円に達します。
20年という期間になると、複利効果の威力が顕著に表れます。年利5%のケースでは、元本240万円が約1.7倍の411万円に成長します。
この運用益171万円は、新NISA制度を利用すれば全額非課税で受け取れます。通常の課税口座なら約34万円(20.315%)が税金として引かれますが、NISAならその分も資産として残せるのです。
20年後の資産は、教育費の準備や住宅購入の頭金、老後資金の一部として活用できる規模になります。
月1万円を30年間積立投資すると、複利効果は最大限に発揮されます。元本は360万円(月1万円×12ヶ月×30年)です。
30年間の運用シミュレーション結果を表にまとめました。
| 想定利回り | 30年後の資産額 | 元本 | 運用益 |
| 年利3% | 約583万円 | 360万円 | 約223万円 |
| 年利5% | 約832万円 | 360万円 | 約472万円 |
| 年利7% | 約1,220万円 | 360万円 | 約860万円 |
年利5%で運用できた場合、30年後には約832万円になります。元本360万円が約2.3倍に成長する計算です。年利7%なら1,000万円を超え、約1,220万円に達します。
30年という長期間では、複利効果が雪だるま式に資産を増やします。運用益が再投資され、その運用益がさらに運用益を生む好循環が続くためです。
20代から月1万円の積立を始めれば、50代で800万円を超える資産を築ける可能性があります。これは老後資金の大きな柱になる金額です。
投資と銀行預金の違いを、具体的な数字で比較してみましょう。現在の普通預金金利は年0.001%程度です。
月1万円を20年間、銀行預金に預けた場合の資産額は約240万円です。元本240万円に対して、利息はわずか数百円程度にしかなりません。
一方、年利5%で運用した場合は約411万円になります。銀行預金との差額は約171万円です。この差が複利効果の威力であり、投資をする最大の理由です。
複利効果とは、運用で得た利益を再投資することで、利益が利益を生む仕組みです。
例えば1年目に得た利益を再投資すると、2年目はその利益分も含めて運用されます。これが積み重なることで、時間とともに加速度的に資産が増えていきます。
月1万円のNISA積立で得られる3つのメリット
月1万円という少額でNISA積立を始めることには、具体的にどんなメリットがあるのでしょうか。ここでは主な3つのメリットを詳しく解説します。
月1万円の積立投資で得られる最大のメリットは、複利効果による資産の成長です。
複利効果とは、運用で得た利益を再投資することで、利益が利益を生む仕組みのことです。
例えば年利5%で運用した場合、1年目に得た利益が2年目には元本に加わり、さらに大きな利益を生みます。これが毎年繰り返されることで、時間とともに資産の成長スピードが加速していきます。
具体的な数字で見てみましょう。月1万円を年利5%で運用した場合、10年目までは年間の運用益が数万円程度ですが、20年目には年間約20万円、30年目には年間約40万円の運用益が発生します。
元本は変わらず月1万円なのに、運用益だけがどんどん大きくなっていくのです。この複利効果を最大限に活かすには、長期間継続することが重要です。
投資には元本割れのリスクがありますが、長期運用することでそのリスクを軽減できます。これは金融庁のデータでも示されている事実です。
株式市場は短期的には大きく変動しますが、長期的には右肩上がりの傾向があります。過去のデータでは、20年以上の長期投資では元本割れの確率が大幅に低下することが分かっています。
月1万円という少額で始めることで、万が一損失が出ても生活への影響を最小限に抑えられます。
投資初心者が大金を一度に投資すると、価格変動に動揺して損失が出たときに慌てて売却してしまいがちです。しかし月1万円なら、心理的な余裕を持って相場の変動を受け入れられます。
また、毎月定額で積立投資を行う「ドルコスト平均法」により、価格が高いときには少なく、安いときには多く買うことになります。
これにより購入価格が平準化され、リスクが分散されます。
2024年から始まった新NISA制度では、運用益が非課税になります。これは月1万円の積立投資でも大きなメリットです。
通常、投資で得た利益には20.315%の税金がかかります。例えば100万円の利益が出た場合、約20万円が税金として引かれ、手元に残るのは約80万円です。
しかし新NISA口座で運用すれば、100万円の利益をそのまま受け取れます。
新NISA制度の主なメリットは以下の通りです。
月1万円の積立なら年間12万円なので、つみたて投資枠の年間上限120万円を使い切ることができます。20年間継続すれば、元本240万円とその運用益すべてが非課税で運用できるのです。
例えば年利5%で20年間運用した場合、運用益は約171万円です。通常の課税口座なら約34万円が税金として引かれますが、NISA口座ならこの34万円も自分の資産として残せます。
月1万円の積立投資で、具体的な目標金額に到達するまでどのくらいの期間が必要なのでしょうか。年代別に現実的な目標を設定し、必要な運用期間を見ていきます。
20代から月1万円の積立投資を始めた場合、老後資金として話題になった「2,000万円」を目指すことができるでしょうか。
20代のメリットは、運用期間を長く取れることです。40年という時間があれば、複利効果が最大限に発揮されます。
また、途中で収入が増えたときに積立額を増やせば、2,000万円も十分に射程圏内です。例えば30代で月2万円、40代で月3万円に増額すれば、2,000万円を超える資産形成が可能になります。
30代から月1万円の積立投資を始める場合、子どもの教育費500万円を目標にするケースを考えてみましょう。
子どもが生まれたタイミングで積立を始めれば、大学入学時(18年後)に必要な教育費を準備できます。
教育費は確実に必要になる時期が決まっているため、元本割れリスクには注意が必要です。必要時期の5年前からは、安全性の高い資産に切り替えることも検討しましょう。
月1万円だけでは不安な場合は、児童手当を別途貯蓄に回すなど、複数の方法を組み合わせるのが現実的です。
40代から月1万円の積立投資を始める場合、住宅購入の頭金300万円を目標にするケースを見てみましょう。
| 開始年齢 | 運用期間 | 想定利回り | 到達金額 | 到達年齢 |
| 40歳 | 15年 | 年利5% | 約300万円 | 55歳 |
| 45歳 | 15年 | 年利5% | 約300万円 | 60歳 |
| 40歳 | 20年 | 年利5% | 約411万円 | 60歳 |
40代から始めても、15年あれば300万円の頭金を準備できます。ただし、40代は住宅ローンや子どもの教育費など支出が多い時期でもあります。無理のない範囲で月1万円から始め、余裕ができたら増額していくのが現実的です。
また、40代からの投資は老後資金の準備という側面も重要です。住宅購入が済んでいる場合は、月1万円を老後資金として運用し続けることで、60歳時点で約411万円(20年間運用)の資産を築けます。
月1万円のNISA積立で気をつけたい3つのこと
月1万円のNISA積立投資にはメリットがある一方で、注意すべき点もあります。ここでは特に重要な3つのポイントを解説します。
投資である以上、元本割れのリスクは必ず存在します。月1万円という少額でも、このリスクから逃れることはできません。
株式市場は日々変動しており、経済状況や企業業績によって価格が上下します。短期的には元本を下回る可能性があり、場合によっては数年間マイナスが続くこともあります。リーマンショックやコロナショックのような大きな経済危機では、資産が一時的に30%以上減少することもありました。
元本割れのリスクに対処するには、以下の点が重要です。
月1万円の積立投資は、短期間では目に見える効果を実感しにくいという特徴があります。これは少額投資の宿命とも言えます。
例えば1年間積立を続けても、元本は12万円です。年利5%で運用できたとしても、1年後の資産額は約12万3,000円程度。運用益はわずか3,000円です。この段階では「本当に増えているのか?」と疑問に感じるかもしれません。
しかし、これは複利効果がまだ本格的に働いていないためです。積立投資の真価は、5年、10年、20年と長期間継続することで発揮されます。
短期間で効果を実感しにくいことへの対処法は、定期的に資産残高を確認することです。証券会社のアプリやウェブサイトで、元本と運用益の推移をグラフで見ることができます。
月1万円の積立投資で最も避けたいのが、途中で積立をやめてしまうことです。複利効果は継続してこそ発揮されるため、中断すると効果が大幅に減少します。
例えば20年間の積立予定を10年で中断した場合、残りの10年間は元本が増えないため、複利効果の恩恵を十分に受けられません。年利5%で運用した場合、20年間継続すれば約411万円になりますが、10年で中断すると約155万円にとどまります。
積立を続けるためのポイントは以下の通りです。
どうしても積立を一時停止する必要がある場合は、完全にやめるのではなく、金額を減らす選択肢も検討しましょう。
月1万円から始めるNISA積立
月1万円という限られた金額でも、運用方法を工夫することで効率的に資産を増やせます。ここでは実践的な3つのポイントを紹介します。
月1万円の積立投資で成功するための最も重要なポイントは、長期運用を前提にすることです。
短期的な利益を狙うのではなく、10年、20年、30年という長い時間をかけて資産を育てる姿勢が必要です。
長期運用のメリットは、複利効果が最大限に発揮されることと、短期的な価格変動のリスクが平準化されることです。金融庁のデータでも、長期・積立・分散投資の有効性が示されています。
長期運用を成功させるためには、以下の心構えが重要です。
月1万円という限られた金額で効率的に資産を増やすには、成長が期待できる資産を選ぶことが重要です。具体的には、株式を中心とした投資信託がおすすめです。
株式は債券や預金と比べてリスクが高い一方、長期的なリターンも高い傾向があります。過去のデータでは、株式の平均リターンは年5〜7%程度とされており、債券の2〜3%や預金の0.001%と比べて大きな差があります。
月1万円の積立投資で株式中心の運用を行う場合、以下のような投資信託が適しています。
年齢が上がり、目標期間が近づいてきたら、徐々に債券など安定資産の比率を増やすことも検討しましょう。
月1万円という少額でも、分散投資を意識することでリスクを抑えながら運用できます。
分散投資とは、複数の資産や地域、銘柄に投資することでリスクを分散する手法です。
月1万円の積立投資では、1本の投資信託で複数の銘柄に分散投資できるインデックスファンドが最適です。例えば全世界株式インデックスファンドなら、1本で世界中の数千銘柄に分散投資できます。
分散投資のメリットは、特定の企業や国の不調が全体の運用成績に与える影響を小さくできることです。
また、毎月定額で積立投資を行うことで、時間の分散も自動的に実現できます。これはドルコスト平均法と呼ばれる手法で、価格が高いときには少なく、安いときには多く購入することになり、平均購入単価を抑える効果があります。
月1万円のNISA積立におすすめの証券会社5社
月1万円のNISA積立を始めるには、証券会社選びが重要です。ここでは初心者にもおすすめの証券会社5社を紹介します。

| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 口座数 | 約15,000,000口座 ※2025年11月25日時点(SBIネオモバイル証券など含む) |
| 取引手数料 | 【スタンダードプラン(1注文ごと)】 取引金額に関係なく0円【アクティブプラン(1日定額制)】 1日100万円以下の取引:0円※現物取引・信用取引・単元未満株(S株)もすべて対象です。 |
| NISA対応 | 〇 |
| つみたて投資枠取扱銘柄数 | 〇(259銘柄)※2025年3月3日時点 |
| 成長投資枠対象商品 | 国内株 / 外国株 / 投資信託(約1,329銘柄 ※2025年3月3日時点) |
| 投資信託 | 約2,550本 ※2025年3月3日時点 |
| 外国株 | 8カ国/米国株式(5,000銘柄) |
| 取引ツール(PC) | HYPER SBI 2 / HYPER SBI / SBI CFDトレーダー |
| スマホアプリ | SBI証券 株アプリ / 米国株アプリ / かんたん積立 / HYPER FX / HYPER 先物 / HYPER CFD |
| 提携銀行口座 | SBI新生銀行 / 住信SBIネット銀行 |
| ポイント投資・付与 | Pontaポイント / dポイント / Vポイント(クレカ積立) |
| 口座開設スピード | 最短 翌営業日 |
SBI証券は、国内最大手のネット証券会社で、約1,500万口座を誇ります。取扱商品数が豊富で、投資信託は約2,600本、つみたて投資枠対象ファンドは約271本と業界トップクラスです。
月1万円の積立投資では、三井住友カードでのクレカ積立を利用すると、最大0.5%のVポイントが貯まります。年間12万円の積立なら600ポイントが還元される計算です。
SBI証券の特徴
取扱商品が豊富
5種類のポイントから選べる
手数料が業界最安水準
米国株式も充実(約5,000銘柄)
初心者向けのサポートも充実しており、スマホアプリ「SBI証券アプリ」は直感的に操作できると評判です。口座開設は最短翌営業日で完了し、すぐに投資を始められます。

| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 口座数 | 約12,000,000口座 ※2025年1月時点 |
| 取引手数料 | 【ゼロコース】 国内株式(現物・信用):0円 かぶミニ®(単元未満株):0円 投資信託:0円 ※ゼロコース選択時。 ※一部、スプレッドや信託財産留保額が発生する場合があります。 |
| NISA対応 | 〇(新NISA対応) |
| つみたて投資枠取扱銘柄数 | 263銘柄 ※2025年4月24日時点 |
| 成長投資枠対象商品 | 国内株式 / 外国株式 / 投資信託(約1,345銘柄) |
| 投資信託 | 約2,550本 ※2025年4月24日時点 |
| 外国株 | 6カ国/米国株式(約4,500銘柄) |
| 取引ツール(PC) | マーケットスピード / マーケットスピード II / 楽天MT4 |
| スマホアプリ | iSPEED / iSPEED for iPad / iSPEED FX / iSPEED 先物 |
| 提携銀行口座 | 楽天銀行(マネーブリッジ) |
| ポイント投資・付与 | 楽天ポイント(投資信託 / 国内株式 / 米国株式<円貨決済>) |
| 口座開設スピード | 最短 翌営業日 |
楽天証券は、楽天経済圏を活用できる点が最大の魅力です。約1,200万口座を持つ大手ネット証券で、楽天カードでのクレカ積立により楽天ポイントが貯まります。
月1万円の積立投資で、楽天カードのクレカ積立を利用すると、最大0.5%の楽天ポイントが貯まります。年間12万円の積立なら600ポイントです。貯まったポイントは投資信託の購入にも使えるため、ポイント投資で実質的な投資額を増やすことができます。
楽天証券の特徴
楽天ポイントで投資できる
楽天市場のSPU対象
スマホアプリ「iSPEED」が使いやすい
楽天銀行との連携でスムーズな資金管理
楽天市場でよく買い物をする人なら、ポイント還元率がアップする「SPU(スーパーポイントアッププログラム)」の対象にもなります。

| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 口座数 | 約2,700,000口座 ※2025年2月時点 |
| 取引手数料 | 【取引毎手数料コース】
|
| NISA対応 | 〇(日本株・米国株・中国株・投資信託の売買手数料が無料) |
| つみたて投資枠取扱銘柄数 | 〇(銘柄数は公式サイトで確認) |
| 成長投資枠対象商品 | 国内株 / 米国株 / 中国株 / 投資信託(約1,750本以上) |
| 投資信託 | 約1,800本(購入時手数料すべて無料) |
| 外国株 | 2カ国/米国株:約5,000銘柄以上(2025年1月27日時点) |
| 取引ツール(PC) | マネックストレーダー / 銘柄スカウター |
| スマホアプリ | マネックス証券アプリ / 米国株アプリ / 投信アプリ |
| 提携銀行口座 | マネックス証券専用銀行口座(詳細は公式サイトで確認) |
| ポイント投資・付与 | マネックスポイント / dポイント(投資信託の積立に利用可能) |
| 口座開設スピード | オンライン申込で最短翌営業日 |
マネックス証券は、米国株投資に強みを持つネット証券会社です。約270万口座を持ち、米国株式の取扱銘柄数は約5,000銘柄と業界トップクラスです。
月1万円の積立投資では、マネックスカードでのクレカ積立により、1.1%のマネックスポイントが貯まります。これは主要ネット証券の中でも高い還元率です。年間12万円の積立なら1,320ポイントが貯まり、dポイントやAmazonギフト券などに交換できます。
マネックス証券の特徴
クレカ積立のポイント還元率1.1%
米国株式の取扱が充実
IPO取扱実績も豊富(年間54銘柄)
初心者向けサポートが充実
スマホアプリ「マネックス証券アプリ」は機能が充実しており、資産管理から取引まで一元的に行えます。

| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 口座数 | 約1,670,000口座 ※2025年3月時点 |
| 取引手数料 | 【ボックスレート(1日定額制)】 1日の約定代金合計50万円まで:0円 50万円超:1,000円(税込1,100円)~※25歳以下なら約定代金に関わらず手数料無料 |
| NISA対応 | 〇(日本株、米国株、投資信託すべて売買手数料無料) |
| つみたて投資枠取扱銘柄数 | 〇(銘柄数は公式サイトで確認) |
| 成長投資枠対象商品 | 国内株 / 米国株 / 投資信託(約1,800本以上) |
| 投資信託 | 約1,900本以上(購入時手数料すべて無料) |
| 外国株 | 米国株:約4,900銘柄(2025年4月23日時点) |
| 取引ツール(PC) | ネットストック・ハイスピード(無料) |
| スマホアプリ | 日本株アプリ / 投信アプリ / 米国株アプリ(すべて無料) |
| 提携銀行口座 | MATSUI Bank(松井証券専用銀行) |
| ポイント投資・付与 | 松井証券ポイント(投資信託の積立に利用可能) |
| 口座開設スピード | 最短即日(スマートフォンによるオンライン申込) |
松井証券は、創業100年以上の歴史を持つ老舗証券会社で、ネット証券の先駆けでもあります。約160万口座を持ち、特に25歳以下の投資家に手厚いサポートを提供しています。
25歳以下の場合、現物取引・信用取引の手数料が完全無料です。これは若い世代が投資を始めやすくするための施策で、月1万円の積立投資だけでなく、個別株投資にも挑戦しやすい環境が整っています。
松井証券の特徴
25歳以下は手数料完全無料
サポート体制が充実
老舗の信頼感
口座開設は最短即日
スマホアプリ「日本株アプリ」はシンプルで使いやすく、初心者でも迷わず操作できます。

| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 口座数 | 約1,800,000口座 ※2025年2月時点 |
| 取引手数料 | 【ワンショット手数料コース】 約定代金5万円以下:55円(税込) 約定代金50万円超:1,070円(税込)【一日定額手数料コース】 1日100万円まで:0円 1日300万円まで:2,750円(税込) 以降300万円ごとに:2,750円(税込)加算 |
| NISA対応 | 〇(日本株・米国株・投資信託の売買手数料が無料) |
| つみたて投資枠取扱銘柄数 | 251銘柄(2025年4月時点) |
| 成長投資枠対象商品 | 国内株 / 米国株 / 投資信託(1,155銘柄) |
| 投資信託 | 約1,853本(購入時手数料すべて無料) |
| 外国株 | 米国株:約1,050銘柄(2025年4月時点) |
| 取引ツール(PC) | kabuステーション / 銘柄スカウター |
| スマホアプリ | 三菱UFJ eスマート証券アプリ / 米国株アプリ / 投信アプリ |
| 提携銀行口座 | 三菱UFJ銀行 / auじぶん銀行 |
| ポイント投資・付与 | Pontaポイント(投資信託の積立に利用可能) |
| 口座開設スピード | 最短翌営業日(スマートフォンによるオンライン申込) |
三菱UFJeスマート証券(旧auカブコム証券)は、三菱UFJフィナンシャル・グループの一員で、大手金融グループの安心感があります。約40万口座を持ち、特にau経済圏を活用する人に適しています。
月1万円の積立投資では、au PAYカードでのクレカ積立により、最大1%の三菱UFJポイントが貯まります。年間12万円の積立なら1,200ポイントです。貯まったポイントはPontaポイントに交換でき、au PAYでの支払いや投資信託の購入に使えます。
三菱UFJeスマート証券の特徴
三菱UFJグループの安心感
au PAYカードで最大1%ポイント還元
三菱UFJ銀行との連携がスムーズ
一日定額手数料コースなら100万円以下無料
スマホアプリ「三菱UFJeスマート証券アプリ」は使いやすく、資産管理から取引まで一元的に行えます。
月1万円のNISA積立の始め方
月1万円のNISA積立投資は、3つのステップで簡単に始められます。ここでは具体的な手順を解説します。
まず、証券会社を選んで口座開設を行います。前述した5社(SBI証券、楽天証券、マネックス証券、松井証券、三菱UFJeスマート証券)から、自分に合った証券会社を選びましょう。
口座開設はスマホで完結でき、最短即日から翌営業日で完了します。必要な書類は、マイナンバーカードまたはマイナンバー通知カード+本人確認書類(運転免許証など)です。
口座開設の具体的な手順は以下の通りです。
NISA口座は1人1口座しか持てないため、すでに他の証券会社でNISA口座を持っている場合は、口座移管の手続きが必要です。
口座開設が完了したら、投資する商品を選びます。月1万円の積立投資では、インデックスファンドがおすすめです。
初心者には、全世界株式インデックスファンドまたは米国株式インデックスファンドが適しています。代表的な商品は以下の通りです。
商品を選ぶ際のポイントは、信託報酬が低いことです。信託報酬とは、投資信託を保有している間に毎年かかる手数料で、低いほど運用効率が良くなります。
投資する商品が決まったら、積立設定を行います。これで毎月自動的に投資が行われるようになります。
積立設定の手順は以下の通りです。
クレカ積立を利用すると、ポイントが貯まるのでお得です。SBI証券なら三井住友カード、楽天証券なら楽天カード、マネックス証券ならマネックスカードでクレカ積立ができます。
積立設定が完了すると、毎月自動的に指定した金額が投資されます。一度設定すれば、あとは放置しておくだけで積立投資が続きます。
月1万円のNISA積立でよくある質問(Q&A)
月1万円のNISA積立投資について、よくある質問とその回答をまとめました。
月1万円でも十分に意味があります。無理に増額する必要はありません。
大切なのは金額ではなく、早く始めて長く続けることです。月1万円でも20年間継続すれば、年利5%で約411万円になる可能性があります。
収入が増えたら徐々に増額していけば、さらに大きな資産を築けます。まずは月1万円から始めて、投資に慣れることが重要です。
積立日は、給料日直後がおすすめです。給料が入ったらすぐに投資に回すことで、使ってしまう前に資産形成ができます。
例えば給料日が25日なら、積立日を月末や翌月1日に設定すると良いでしょう。また、積立日による運用成績の差はほとんどないため、自分の都合の良い日を選んで問題ありません。
はい、途中で積立額を変更できます。ほとんどの証券会社で、積立額の増額・減額、一時停止、再開が可能です。
積立設定の変更は、証券会社のサイトやアプリから簡単に行えます。収入が増えたら月2万円に増額する、一時的に支出が増えたら月5,000円に減額するなど、柔軟に調整できます。
積立を完全にやめてしまうと複利効果が減少するため、できるだけ少額でも継続することをおすすめします。
元本割れしても、慌てて売却しないことが重要です。長期投資では、短期的な損失は回復する可能性が高いためです。
株式市場は日々変動しており、一時的に元本を下回ることはよくあります。しかし、過去のデータでは、20年以上の長期投資では元本割れの確率が大幅に低下することが分かっています。
元本割れしたときの対処法は、積立を継続することです。価格が下がっているときは、同じ金額でより多くの口数を購入できるため、将来価格が回復したときに大きなリターンを得られます。
月1万円の積立投資なら、つみたて投資枠の利用がおすすめです。
つみたて投資枠は年間120万円まで投資でき、月1万円(年間12万円)なら十分に枠内に収まります。つみたて投資枠の対象商品は、金融庁が定めた基準を満たした長期・積立・分散投資に適した投資信託に限られています。
成長投資枠は年間240万円まで投資でき、個別株やREITなど幅広い商品に投資できます。将来的に投資額を増やしたり、個別株にも挑戦したくなったら、成長投資枠を活用すると良いでしょう。
NISA口座で運用している場合、確定申告は不要です。運用益が非課税のため、税務手続きは一切必要ありません。
通常の課税口座(特定口座・一般口座)で運用している場合は、利益に対して20.315%の税金がかかります。特定口座(源泉徴収あり)を選んでいれば、証券会社が自動的に税金を計算・納付してくれるため、確定申告は不要です。
月1万円のNISA積立投資は、少額でも十分に意味があります。20年間、年利5%で運用できた場合、約411万円になる可能性があり、複利効果と長期運用により着実に資産を増やせます。
成功のポイントは、早く始めて長く続けることです。証券会社選びでは、SBI証券、楽天証券、マネックス証券、松井証券、三菱UFJeスマート証券などが初心者におすすめです。
商品選びでは、全世界株式インデックスファンドや米国株式インデックスファンドなど、分散投資ができる低コストの投資信託を選びましょう。
積立設定は3ステップで完了し、一度設定すれば毎月自動的に投資が行われます。給料日直後に積立日を設定し、クレカ積立を利用すればポイントも貯まります。
月1万円という金額は、多くの人が無理なく続けられる現実的な投資額です。収入が増えたら徐々に増額していけば、さらに大きな資産を築けます。
まずは小さく始めて、投資に慣れていくことが資産形成の第一歩です。なお、投資には元本割れのリスクがあります。最終的な投資判断はご自身の責任で行ってください。ご自身の投資目的やリスク許容度に合わせて、慎重にご検討ください。
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