SBI FXトレードの評判は?1通貨取引の特徴を徹底解説

SBI FXトレードの評判は?1通貨取引の特徴を徹底解説

FX取引を始めたいけれど、いきなり大きな金額を投資するのは不安だと感じていませんか。

SBI FXトレードは、業界最小水準の1通貨から取引できるFX口座として注目を集めています。

米ドル/円なら約5円から実際の取引を体験でき、初心者でも安心してFXの世界に踏み出せます。

本記事では、SBI FXトレードの評判や特徴、メリット・デメリットを詳しく解説します。

少額取引だけでなく、スプレッドやスワップポイントの競争力、積立FXサービスなど、幅広い魅力をお伝えします。

口座開設を検討している方は、ぜひ参考にしてください。

この記事の要約
  • SBI FXトレードは1通貨単位から取引できる業界最小水準のFX口座
  • スプレッドは業界最狭水準、スワップポイントも高水準で取引コストを抑えられる
  • 積立FXサービスを活用すれば、外貨預金よりも有利な条件でコツコツ資産形成できる
SOICO株式会社 共同創業者・取締役COO 土岐彩花
共同創業者&取締役COO 土岐 彩花(どきあやか)
SOICO株式会社
慶應義塾大学在学中に19歳で起業し、2社のベンチャー創業を経験。大学在学中に米国UCバークレー校(Haas School of Business, University of California, Berkeley)に留学し、経営学、マーケティング、会計、コンピュータ・サイエンスを履修。新卒でゴールドマン・サックス証券の投資銀行本部に就職し、IPO含む事業会社の資金調達アドバイザリー業務・引受業務に従事。2018年よりSOICO株式会社の取締役COOに就任。

目次

SBI FXトレードとは|1通貨から始められるFX口座

SBI FXトレードは、SBIホールディングスグループが運営するFX専業会社です。

最大の特徴は、業界最小単位となる1通貨から取引できる点にあります。

米ドル/円が150円の場合、わずか6円の証拠金(レバレッジ25倍時)で実際の取引を始められます。

一般的なFX口座では最低取引単位が1,000通貨や10,000通貨に設定されていることが多く、初心者にとっては心理的なハードルが高くなりがちです。

SBI FXトレードなら、少額から実際のお金で取引を体験できるため、デモトレードでは得られない緊張感の中でスキルを磨けます。

取扱通貨ペアは34種類と豊富で、米ドル/円やユーロ/円などの主要通貨ペアはもちろん、メキシコペソ/円、南アフリカランド/円、トルコリラ/円といった高金利通貨ペアも取引可能です。

すべての通貨ペアで1通貨単位から取引できるため、マイナー通貨にも気軽にチャレンジできます。

SBI FXトレードは金融庁に登録された金融商品取引業者(関東財務局長(金商)第2635号)であり、一般社団法人金融先物取引業協会にも加入しています。

SBIグループの信頼性と財務基盤により、安心して取引できる環境が整っています。

オリコン顧客満足度調査では「FX初心者」部門で6年連続1位を獲得(2024年時点)するなど、初心者からの支持も厚いFX口座です。

口座開設は最短当日で完了し、スマートフォンから簡単に申し込めます。

SBI FXトレードの5つのメリット|少額取引だけじゃない強み

SBI FXトレードには、1通貨取引以外にも多くのメリットがあります。

スプレッドの狭さ、スワップポイントの高さ、積立FXサービスなど、初心者から上級者まで満足できる機能が揃っています。

1通貨単位から取引できる|約5円で始められる

SBI FXトレードの最大の魅力は、1通貨単位から取引できる点です。

米ドル/円が150円の場合、レバレッジ25倍を利用すれば約6円の証拠金で取引を開始できます。

少額取引のメリット

他社の1,000通貨単位と比較すると、必要資金が1,000分の1で済む

1円の値動きで損益が1円しか変わらないため、初心者でも冷静に取引を続けられる

複数の通貨ペアを少額ずつ試すことで、自分に合った通貨ペアを見つけられる

少額取引のメリットは、リスクを最小限に抑えながら実践経験を積める点にあります。

デモトレードでは実際のお金が動かないため、感情のコントロールや損切りの判断を学ぶには限界があります。

高金利通貨ペアのメキシコペソ/円や南アフリカランド/円も1通貨から取引できるため、リスクを抑えながら高スワップポイントを狙う戦略も立てられます。

最大発注量は1,000万通貨まで対応しているため、初心者が上達して取引量を増やしても、同じ口座を使い続けられます。

スプレッドが業界最狭水準|取引コストを抑えられる

SBI FXトレードのスプレッドは、業界最狭水準として高い評価を得ています。

米ドル/円のスプレッドは0.18銭(1~100万通貨の取引時)と、他社と比較しても非常に狭い水準です。

スプレッドは実質的な取引コストとなるため、狭いほど利益を出しやすくなります。

SBI FXトレードの特徴は、取引数量に応じてスプレッドが段階的に変化する仕組みを採用している点です。

1~100万通貨までは最狭水準のスプレッドが適用され、100万1~300万通貨では若干広がり、300万1通貨以上ではさらに広がります。

主要通貨ペアだけでなく、マイナー通貨ペアでもスプレッドは狭く設定されています。

ユーロ/円は0.48銭、ポンド/円は0.88銭、豪ドル/円は0.58銭と、デイトレードやスキャルピングにも適した水準です。

ロスカット時のスプレッドも、全通貨ペアで基準スプレッドにおける最狭スプレッドが適用されます。

スワップポイントが高水準|長期運用にも向いている

SBI FXトレードは、スワップポイントも業界最良水準を提供しています。

スワップポイントとは、2ヶ国間の通貨で発生する金利差調整分のことで、ポジションを保有している間、毎日受け取ることができます。

高金利通貨ペアでは特に高いスワップポイントが期待できます。

メキシコペソ/円、南アフリカランド/円、トルコリラ/円などの新興国通貨では、長期保有することでスワップ収益を積み上げられます。

累積スワップポイントが1万円以上になると、自動で銀行口座に振り込まれるサービスも提供されています。これにより、ポジションを決済せずにスワップ収益だけを受け取ることが可能です。

スワップポイントは日々変動しますが、SBI FXトレードでは定期的に実績データを公開しているため、事前に収益の目安を確認できます。

公式サイトのスワップポイントシミュレーション機能を使えば、通貨ペアと保有数量を入力するだけで、1ヶ月後、1年後、5年後のスワップ収益を試算できます。

積立FXで外貨を自動購入|コツコツ資産形成できる

SBI FXトレードでは、「つみたて外貨」という積立FXサービスを提供しています。

これは、毎日・毎週・毎月のいずれかの頻度で、外貨を定期的に自動購入できるサービスです。

レバレッジは1倍~3倍の範囲で設定できるため、リスクを抑えた長期運用が可能です。

積立FXのメリット

ドルコスト平均法により購入単価を平準化できる

外貨預金よりも圧倒的に有利な条件(金利・手数料)

住信SBIネット銀行の自動入金サービスで購入資金不足の心配なし

積立FXの最大のメリットは、ドルコスト平均法により購入単価を平準化できる点です。

相場が高い時には少なく、安い時には多く購入することで、長期的に見て有利な平均購入価格を実現できます。

外貨預金と比較すると、積立FXは圧倒的に有利な条件です。

メガバンクの外貨普通預金の金利が0.010%程度なのに対し、積立FXでは米ドル/円で年利3~4%程度のスワップ収益が期待できます。

34通貨ペアで多様な取引|マイナー通貨にも対応

SBI FXトレードでは、34種類の通貨ペアを取り扱っています。

米ドル、ユーロ、ポンド、豪ドルなどの主要通貨はもちろん、韓国ウォン、ブラジルレアル、ポーランドズロチなど、他社では取り扱いの少ないマイナー通貨ペアも充実しています。

通貨ペアが多いメリットは、投資機会の幅が広がる点にあります。

主要通貨ペアの値動きが小さい時でも、新興国通貨では大きな値動きがあることもあります。

すべての通貨ペアで1通貨単位から取引できるため、マイナー通貨ペアも気軽に試せます。

通常は値動きが激しくリスクが高いとされるマイナー通貨でも、1通貨取引なら損失を最小限に抑えられます。

SBI FXトレードの3つのデメリット|気をつけたいポイント

SBI FXトレードには多くのメリットがある一方で、利用前に知っておきたいデメリットも存在します。

デモトレードの不在、サポート時間の制限、大口取引時のスプレッド拡大など、自分の取引スタイルに合うかどうかを確認しておきましょう。

デモトレードがない|練習環境の代替案は?

SBI FXトレードにはデモトレード機能が提供されていません

多くのFX口座ではデモトレードで仮想資金を使った練習ができますが、SBI FXトレードではいきなり本番取引となります。

ただし、SBI FXトレードの1通貨取引は、実質的にデモトレードの代わりとして機能します。米ドル/円で1通貨取引をする場合、1円の値動きでも損益は1円にしかなりません。

デモトレードと実際の取引の大きな違いは、心理的なプレッシャーです。

仮想資金では損をしても痛みを感じないため、リスク管理や損切りの判断を学ぶには限界があります。

練習方法としては、まず1通貨~10通貨程度の超少額取引から始め、注文の出し方や決済の流れを確認します。

慣れてきたら100通貨、1,000通貨と徐々に取引量を増やしていくことで、無理なくステップアップできます。

サポート時間が限定的|夜間・早朝の対応は?

SBI FXトレードの電話サポートとオペレーターチャットの対応時間は、平日9時~17時に限定されています。

FX市場は24時間動いているため、夜間や早朝にトラブルが発生した場合、即座にオペレーターのサポートを受けられない点はデメリットです。

特に、ニューヨーク市場が活発に動く日本時間の夜間(22時~翌2時頃)や、経済指標発表時にシステムトラブルが起きた場合、電話で直接相談できないのは不安要素となります。

ただし、SBI FXトレードでは24時間365日対応のチャットボットを導入しています。

パスワード忘れ、口座開設の状況確認、よくある質問など、基本的な疑問の多くはチャットボットで解決できます。

対処法としては、取引を始める前にFAQやマニュアルを一通り確認し、基本的な操作やトラブル対応方法を把握しておくことが重要です。

100万通貨超でスプレッドが広がる|大口取引の注意点

SBI FXトレードのスプレッドは、取引数量に応じて段階的に広がる仕組みを採用しています。

米ドル/円の場合、1~100万通貨では0.18銭と業界最狭水準ですが、100万1~300万通貨では0.78銭、300万1通貨以上では2.88銭まで広がります。

この仕組みは、大口取引を頻繁に行うトレーダーにとってはコスト増となります。例えば、200万通貨の取引を1回で行う場合と、100万通貨ずつ2回に分けて行う場合では、スプレッドコストが大きく異なります。

大口取引を行う場合の対処法は、発注を分割することです。

100万通貨以下に抑えて複数回に分けて発注すれば、最狭スプレッドの恩恵を受け続けられます。

また、大口取引がメインの場合は、他社の大口取引向けFX口座と併用することも検討しましょう。

1通貨取引の実践的な活用方法|初心者の練習法を紹介

1通貨取引は、単に少額で始められるだけでなく、実践的なスキル習得にも役立ちます。

ここでは、1通貨取引を活用した具体的な練習方法を3つ紹介します。

少額で注文の流れを体験する

FX取引が初めての方は、まず1通貨~10通貨の超少額取引で、注文から決済までの一連の流れを体験しましょう。

成行注文、指値注文、逆指値注文など、基本的な注文方法を実際に試すことで、取引ツールの操作に慣れることができます。

1. 米ドル/円を1通貨だけ成行注文で買う
2. レートの変動によって損益がどのように変化するかを観察
3. 指値注文と逆指値注文を使った決済を試す
4. OCO注文、IFD注文など応用的な注文方法も試す

レートが150円の場合、必要証拠金は約6円です。

ポジションを保有した状態で、レートの変動によって損益がどのように変化するかを観察します。

この練習を繰り返すことで、リスク管理の基本である「損小利大」の感覚が身につきます。

実際のお金でリスク管理を学ぶ

1通貨取引の最大のメリットは、実際のお金を使いながらリスク管理を学べる点です。

デモトレードでは損をしても痛みを感じないため、損切りの判断や感情のコントロールを学ぶには限界があります。

リスク管理の練習方法として、まず自分なりの損切りルールを決めます。

例えば「1通貨あたり10pips(0.1円)の含み損で損切りする」というルールを設定し、それを厳守する練習をします。

1通貨取引なら10pipsの損失でも10円にしかならないため、心理的な負担が少ない状態でルール遵守の習慣を身につけられます。

証拠金維持率の確認も重要な練習です。

取引画面で常に証拠金維持率を確認し、どの程度の含み損でロスカットのリスクが高まるかを体感します。

また、連続で損失が出た時の感情の変化も観察しましょう。

複数の通貨ペアを試してみる

SBI FXトレードでは34種類すべての通貨ペアで1通貨取引が可能です。

この特徴を活かして、複数の通貨ペアを少額ずつ試すことで、自分に合った通貨ペアを見つけられます。

主要通貨ペアである米ドル/円、ユーロ/円、ポンド/円、豪ドル/円などを1通貨ずつ保有し、それぞれの値動きの特徴を比較してみましょう。

ポンド/円は値動きが激しく、豪ドル/円は比較的穏やかなど、通貨ペアによって性格が異なります。

高金利通貨ペアも少額で試す価値があります。

メキシコペソ/円、南アフリカランド/円、トルコリラ/円などは、スワップポイントが高い反面、値動きが大きくリスクも高い通貨です。

スプレッドとスワップポイントを他社と比較|本当にお得?

SBI FXトレードのスプレッドとスワップポイントが実際にどの程度競争力があるのか、主要FX会社と比較してみましょう。

取引コストと金利収益の両面から、SBI FXトレードの優位性を確認します。

主要通貨ペアのスプレッド比較

主要通貨ペアのスプレッドを、代表的なFX会社と比較します。

SBI FXトレードのスプレッドは100万通貨以下の取引時の基準値を記載しています。

FX会社 米ドル/円 ユーロ/円 ポンド/円 豪ドル/円
SBI FXトレード 0.18銭 0.48銭 0.88銭 0.58銭
GMOクリック証券 0.2銭 0.4銭 0.9銭 0.5銭
DMM FX 0.2銭 0.4銭 0.9銭 0.5銭
外為どっとコム 0.2銭 0.4銭 0.9銭 0.5銭

SBI FXトレードは、主要通貨ペアのスプレッドで他社と同等かそれ以上の狭さを実現しています。

特に米ドル/円の0.18銭は業界最狭水準であり、取引回数が多いデイトレーダーにとっては大きなコスト削減につながります。

スプレッドは原則固定ではなく変動制ですが、公式サイトで公開されている配信実績を見ると、主要通貨ペアでは基準値での配信率が90%を超えています。

高金利通貨のスワップポイント比較

高金利通貨ペアのスワップポイントを、他社と比較します。

数値は1万通貨あたりの買いスワップポイント(1日あたり)の目安です。

FX会社 メキシコペソ/円 南アランド/円 トルコリラ/円 米ドル/円
SBI FXトレード 28円 18円 42円 240円
みんなのFX 30円 19円 45円 245円
LIGHT FX 30円 19円 45円 245円
GMOクリック証券 27円 17円 40円 238円

SBI FXトレードのスワップポイントは、主要通貨ペア・高金利通貨ペアともに平均以上の水準を維持しています。

特定の通貨ペアで他社が一時的に高いスワップを提供することもありますが、SBI FXトレードは全体的にバランスが取れた水準です。

スワップポイントは日々変動するため、長期保有を検討する場合は、公式サイトで最新の実績を確認することをおすすめします。

取引量別のコスト比較|1通貨・1000通貨・10000通貨

取引量によってコストがどのように変わるかを比較します。

米ドル/円が150円、1pips(0.01円)の値動きで決済した場合の例です。

取引量 スプレッドコスト 値動き1pipsの損益 必要証拠金(レバレッジ25倍)
1通貨 0.0018円 0.01円(1銭) 約6円
1,000通貨 1.8円 10円 約6,000円
10,000通貨 18円 100円 約60,000円

1通貨取引では、スプレッドコストはほぼゼロに近く、値動きによる損益も非常に小さいため、練習に最適です。

1,000通貨になると、1pipsの値動きで10円の損益が発生するため、ある程度の緊張感を持って取引できます。

SBI FXトレードでは、自分の資金量とリスク許容度に応じて、1通貨から1,000万通貨まで柔軟に取引量を調整できます。

積立FXの仕組みと活用法|月1万円でどう増える?

SBI FXトレードの「つみたて外貨」は、外貨預金よりも有利な条件で外貨資産を形成できるサービスです。

ここでは、積立FXの基本的な仕組みと、具体的な運用シミュレーションを紹介します。

積立FXの基本的な仕組み

積立FXは、定期的に外貨を自動購入するサービスです。

購入頻度は毎日・毎週・毎月から選択でき、購入金額は1回あたり1通貨から設定できます。

レバレッジは1倍~3倍の範囲で選択可能で、1倍に設定すれば外貨預金と同程度のリスクで運用できます。

積立FXの特徴

ドルコスト平均法による購入単価の平準化

取扱通貨は10種類(米ドル、ユーロ、ポンド、豪ドル等)

スワップポイントは通常のFX取引と同水準

複数の通貨を同時に積み立て可能

積立FXの最大の特徴は、ドルコスト平均法による購入単価の平準化です。

為替レートが高い時には少なく、安い時には多く購入することで、長期的に見て有利な平均購入価格を実現できます。

月1万円を1年間積立したシミュレーション

米ドル/円を月1万円、1年間積み立てた場合のシミュレーションを見てみましょう。

レバレッジ1倍、米ドル/円が150円、年利3.5%のスワップポイントを想定します。

投資総額:月1万円×12ヶ月=12万円
スワップ収益:1年間で約2,100円(再投資なし)
スワップ収益:約2,200円(再投資あり・複利効果)
為替レート変わらず:合計約12万2,200円の資産

もし1年間で米ドル/円が150円から155円に上昇した場合、為替差益も発生します。

12万円分のドルが約800ドル(平均購入価格150円の場合)となり、155円で評価すると約12万4,000円です。

為替差益4,000円とスワップ収益2,200円を合わせて、合計約6,200円の利益となります。

逆に、米ドル/円が145円に下落した場合は、為替差損が約4,000円発生しますが、スワップ収益2,200円で一部を相殺できます。長期的には為替レートが回復する可能性もあるため、焦らず保有を続けることが重要です。

外貨預金との違いとメリット

積立FXと外貨預金を比較すると、積立FXの方が圧倒的に有利な条件です。

主な違いは以下の通りです。

比較項目 積立FX 外貨預金
金利収益 米ドル/円で年3~4%程度のスワップ 年0.010%程度
取引コスト スプレッドのみ(0.18銭程度) 往復で1円~2円程度の為替手数料
換金の柔軟性 いつでも即座に決済可能 解約手続きが必要

まず、金利収益の差が大きいです。

仮に100万円を1年間運用した場合、外貨預金では100円程度の利息ですが、積立FXでは3~4万円のスワップ収益が見込めます。

ただし、積立FXはレバレッジをかけられるため、リスク管理が重要です。レバレッジ1倍に設定すれば外貨預金と同程度のリスクですが、2倍や3倍にすると為替変動による損失リスクも大きくなります。初心者はレバレッジ1倍から始めることをおすすめします。

口座開設の流れと必要書類|最短で取引を始めるには

SBI FXトレードの口座開設は、オンラインで完結し、最短当日から取引を始められます。

ここでは、スムーズに口座開設を進めるための手順と必要書類を解説します。

必要書類を準備する

口座開設に必要な書類は、本人確認書類とマイナンバー確認書類の2種類です。

最も簡単な方法は、マイナンバーカード(個人番号カード)を用意することです。

必要書類パターン

パターン1:マイナンバーカード1枚のみ
  • 本人確認とマイナンバー確認が同時に完了
パターン2:通知カード+運転免許証
  • マイナンバー通知カードまたはマイナンバー記載の住民票
  • 運転免許証または住民基本台帳カード

18・19歳の方は、現住所記載の健康保険証が追加で必要です。

外国籍の方は、在留カードまたは特別永住者証明書が必要となります。

書類は、スマートフォンのカメラで撮影するか、スキャナーで取り込んで提出します。マイナンバーカードの保護ケースは必ず外して撮影してください。

オンラインで申し込む

口座開設の申し込みは、公式サイトから約5分で完了します。

まず、メールアドレスを登録すると、口座開設申込URLが記載されたメールが届きます。

1. 申し込みフォームに情報入力
2. 各種規定や契約締結前交付書面を確認・承諾
3. 本人確認書類の提出方法を選択
4. eKYC(スマホで撮影または認証)で最短当日開設

申し込みフォームでは、氏名、生年月日、住所、電話番号、職業、年収、投資経験などの情報を入力します。

入力する情報は、提出する本人確認書類と完全に一致している必要があります。

最短で口座開設したい場合は、「スマホで撮影」または「スマホで認証」のeKYCを選択しましょう。

審査完了後に取引開始

申し込み後、SBI FXトレードによる審査が行われます。

審査基準は公開されていませんが、一般的には「18歳以上80歳以下」「日本国内に居住」「本人名義のメールアドレスを持っている」などの条件を満たす必要があります。

eKYCを利用した場合、審査完了後にログインIDとパスワードがメールで送られます。

メールに記載されたURLからログインし、すぐに取引を開始できます。

入金方法

クイック入金サービスで即座に入金(手数料無料)

住信SBIネット銀行、三菱UFJ銀行、三井住友銀行、みずほ銀行など対応

初心者は1通貨の超少額取引で操作方法を確認

ログイン後は、まず入金を行います。

クイック入金サービスを利用すれば、提携金融機関からインターネットバンキングで即座に入金でき、手数料も無料です。

入金が完了したら、取引ツールにアクセスして取引を開始できます。

SBI FXトレードが向いている人・向いていない人

SBI FXトレードが向いている人・向いていない人

SBI FXトレードの特徴を踏まえて、どのような人に向いているか、逆にどのような人には向いていないかを整理します。

自分の投資スタイルや目的に合っているかを確認しましょう。

向いている人の特徴

FX初心者で少額から始めたい人には、SBI FXトレードが最適です。

1通貨から取引できるため、数百円の資金があれば実際の取引を体験できます。

SBI FXトレードが向いている人

FX初心者で少額から始めたい人

取引コストを重視するデイトレーダー

スワップポイントで長期運用したい人

複数の通貨ペアを試したい人

SBIグループの信頼性を重視する人

取引コストを重視するデイトレーダーにも向いています。

米ドル/円のスプレッドが0.18銭と業界最狭水準であり、取引回数が多くても低コストで取引できます。

スワップポイントで長期運用したい人にもおすすめです。

高金利通貨ペアのスワップポイントが高水準であり、積立FXサービスを活用すれば、外貨預金よりも有利な条件で資産形成できます。

向いていない人の特徴

デモトレードで十分に練習してから始めたい人には向いていません。

SBI FXトレードにはデモトレード機能がないため、いきなり本番取引となります。

  • デモトレードで十分に練習してから始めたい人
  • 夜間や早朝に電話サポートを受けたい人
  • 100万通貨以上の大口取引がメインの人
  • 自動売買(システムトレード)をしたい人

夜間や早朝に電話サポートを受けたい人には不向きです。

電話サポートの対応時間が平日9時~17時に限定されているため、ニューヨーク市場が活発な夜間にトラブルが発生しても、即座にオペレーターのサポートを受けられません。

100万通貨以上の大口取引がメインの人には向いていません。

100万通貨を超えるとスプレッドが大幅に広がるため、大口取引のコストが割高になります。

まとめ

SBI FXトレードは、1通貨から取引できる業界最小単位のFX口座として、初心者から上級者まで幅広く支持されています。

米ドル/円なら約5円の証拠金で実際の取引を体験でき、デモトレードでは得られない実践的なスキルを少額で身につけられます。

スプレッドは米ドル/円で0.18銭と業界最狭水準であり、取引コストを抑えながら効率的に取引できます。

スワップポイントも高水準で、長期保有による金利収益も期待できます。

34種類の通貨ペアすべてで1通貨取引が可能なため、マイナー通貨も含めて気軽に試せる環境が整っています。

積立FXサービス「つみたて外貨」を活用すれば、外貨預金よりも有利な条件で資産形成できます。

ドルコスト平均法により為替リスクを分散しながら、スワップポイントで複利効果も狙えます。

一方で、デモトレードの不在、サポート時間の制限、100万通貨超でのスプレッド拡大といったデメリットも存在します。

自分の取引スタイルや資金量に応じて、これらの点が問題にならないかを確認しておきましょう。

SBI FXトレードは、少額から始めたいFX初心者、取引コストを重視するデイトレーダー、スワップポイントで長期運用したい人に特におすすめです。

SBIグループの信頼性と、業界最小単位の取引環境により、安心してFXの世界に踏み出せます。

なお、FX取引には為替変動リスクがあり、元本割れの可能性があります。レバレッジ取引は損失が拡大するリスクがあるため、証拠金維持率を余裕を持って管理することが重要です。投資判断はご自身の責任で行い、最新の情報は公式サイトでご確認ください。

SOICO株式会社 共同創業者・取締役COO 土岐彩花
共同創業者&取締役COO 土岐 彩花(どきあやか)
SOICO株式会社
慶應義塾大学在学中に19歳で起業し、2社のベンチャー創業を経験。大学在学中に米国UCバークレー校(Haas School of Business, University of California, Berkeley)に留学し、経営学、マーケティング、会計、コンピュータ・サイエンスを履修。新卒でゴールドマン・サックス証券の投資銀行本部に就職し、IPO含む事業会社の資金調達アドバイザリー業務・引受業務に従事。2018年よりSOICO株式会社の取締役COOに就任。

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