米国株投資におすすめのネット証券|選び方と始め方ガイド

米国株投資におすすめのネット証券|選び方と始め方ガイド

※本記事の情報は2026年1月時点のものです。手数料や為替手数料は証券会社により定期的に見直しが行われる場合があります。最新情報は各証券会社の公式サイトでご確認ください。

2024年に恒久化された新NISA制度により、米国株投資も最大で年間360万円(成長投資枠240万円+つみたて投資枠120万円)の非課税投資が可能になりました。

しかしどの証券会社を選べばいいかわからない、手数料や為替レート、取扱銘柄数の違いは何か、といった疑問を持つ方が多いのが実情です。

本記事では「選ぶポイント」「おすすめの証券会社5社」「どこが一番お得?」「初心者向け米国株投資の始め方」「気をつけたいこと」など様々な観点から徹底比較。

初心者の方から経験者まで、自分の投資スタイルに合った証券会社選びに役立つ情報を網羅的にまとめました。

この記事の要約
  • 米国株投資は手数料の安さと取扱銘柄数で証券会社を選ぶ
  • SBI証券・楽天証券・マネックス証券が初心者におすすめ
  • 新NISAを活用すれば米国株の配当金や売却益が非課税に

もう一度米国株投資におすすめの証券会社5社を見たい方はこちら!

証券会社 国内株式手数料 投資信託数 米国株対応 NISA対応 アプリ評価 サポート体制 学習教材 対応ポイント 総合評価
SBI証券ロゴ1:SBI証券 0円(条件あり) 約2,550本 ◎(米国・ETF・新興国対応) ★★☆☆☆(2.4) ◎(電話・チャット・店舗) ◎(豊富な動画とガイド) V/P/d/PayPay ★★★★★
楽天証券ロゴ2:楽天証券 0円(条件あり) 約2,550本 ★★★★☆(4.2) 楽天ポイント ★★★★★
マネックス証券ロゴ3:マネックス証券 55円~1,070円 約1,800本 ★★★★☆(4.3) 独自ポイント ★★★★☆

※表は横にスクロールできます
※アプリの使いやすさの項目は2025年4月22日時点のApp Storeの評価を記載しています。

SOICO株式会社 共同創業者・取締役COO 土岐彩花
共同創業者&取締役COO 土岐 彩花(どきあやか)
SOICO株式会社
慶應義塾大学在学中に19歳で起業し、2社のベンチャー創業を経験。大学在学中に米国UCバークレー校(Haas School of Business, University of California, Berkeley)に留学し、経営学、マーケティング、会計、コンピュータ・サイエンスを履修。新卒でゴールドマン・サックス証券の投資銀行本部に就職し、IPO含む事業会社の資金調達アドバイザリー業務・引受業務に従事。2018年よりSOICO株式会社の取締役COOに就任。
結論

証券口座を開設するならSBI証券がおすすめ

  • 口座開設数1,500万突破、ネット証券No.1の実績
  • 国内株式の売買手数料が0円(ゼロ革命)
  • クレカ積立でVポイントが貯まる
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米国株投資におすすめのネット証券とは?|選ぶポイント

米国株投資を始める際、証券会社選びは投資成果を左右する重要な要素です。日本株とは異なり、米国株投資では為替手数料や取引時間など、特有の条件を考慮する必要があります。

適切な証券会社を選ぶことで、手数料を抑えながら豊富な銘柄から投資先を選択でき、長期的な資産形成につながります。ここでは、米国株投資に最適な証券会社を選ぶための4つの重要なポイントを詳しく解説していきます。

手数料の安さで選ぶ

米国株投資において、手数料は投資リターンに直接影響する重要な要素です。売買手数料は証券会社によって大きく異なり、約定代金の0.495%程度が一般的ですが、最近では手数料無料の証券会社も登場しています。

例えば、10万円分の米国株を購入する場合、手数料0.495%なら495円かかりますが、手数料無料の証券会社なら0円で済みます。頻繁に売買する方や少額投資を行う方にとって、この差は大きな影響を与えます。

また、最低手数料の設定にも注意が必要です。多くの証券会社では最低手数料を設定しており、少額取引では割高になることがあります。自分の投資スタイルに合わせて、トータルコストが最も安くなる証券会社を選びましょう。

取扱銘柄数の多さで選ぶ

米国株の魅力は、世界的な大企業から成長著しいベンチャー企業まで、幅広い投資機会があることです。証券会社によって取扱銘柄数は大きく異なり、約1,000銘柄から5,000銘柄以上まで様々です。

主要な米国株であるアップルやマイクロソフト、アマゾンなどは、ほとんどの証券会社で取引可能ですが、中小型株や新興企業の株式は、取扱銘柄数の多い証券会社でないと投資できません。将来的に投資の幅を広げたい方は、取扱銘柄数の多い証券会社を選ぶことをおすすめします。

また、ETF(上場投資信託)の取扱いも重要です。個別株投資が不安な方は、S&P500に連動するETFなどから始めることができるため、ETFの品揃えも確認しておきましょう。

為替手数料をチェック

米国株投資では、円をドルに交換する際の為替手数料が意外と大きなコストになります。一般的な為替手数料は1ドルあたり25銭程度ですが、証券会社によっては0銭〜50銭まで幅があります。

例えば、100万円を投資する場合、1ドル150円なら約6,667ドル必要です。為替手数料が25銭なら約1,667円、0銭なら0円となり、この差は無視できません。特に大きな金額を投資する場合や、頻繁に円ドル転換を行う場合は、為替手数料の安い証券会社を選ぶことが重要です。

一部の証券会社では、住信SBIネット銀行などの提携銀行を利用することで、為替手数料を大幅に削減できる仕組みもあります。このような付加サービスも含めて比較検討することをおすすめします。

NISA対応かどうか

2024年から始まった新NISA制度では、米国株投資も非課税の対象となり、大きな節税メリットが得られます。成長投資枠では年間240万円まで米国株に投資でき、配当金や売却益が非課税になります。

金融庁:NISA特設ウェブサイト

ただし、すべての証券会社がNISAでの米国株取引に対応しているわけではありません。また、つみたて投資枠で米国株ETFを購入できる証券会社は限られています。長期的な資産形成を考えている方は、NISA対応の証券会社を選ぶことが必須です。

さらに、NISA口座での米国株取引手数料を優遇している証券会社もあります。通常の取引では手数料がかかる証券会社でも、NISA口座なら手数料無料というケースもあるため、NISA利用を前提に証券会社を選ぶのも賢い選択です。

米国株投資におすすめの証券会社5社

ここからは、米国株投資に最適な証券会社5社を詳しくご紹介します。各社の特徴や手数料体系、メリット・デメリットを比較しながら、あなたに最適な証券会社を見つけていきましょう。

今回ご紹介する5社は、いずれも金融庁に登録された信頼性の高い証券会社です。口座開設数や米国株の取扱実績も豊富で、初心者から上級者まで幅広く利用されています。

SBI証券

SBI証券の画像
項目 内容
口座数 約15,000,000口座 ※2025年11月25日時点(SBIネオモバイル証券など含む)
取引手数料 【スタンダードプラン(1注文ごと)】 取引金額に関係なく0円【アクティブプラン(1日定額制)】 1日100万円以下の取引:0円※現物取引・信用取引・単元未満株(S株)もすべて対象です。
NISA対応 〇※現物取引のみ
つみたて投資枠取扱銘柄数 〇(259銘柄)※2025年3月3日時点※現物取引のみ
成長投資枠対象商品 国内株 / 外国株 / 投資信託(約1,329銘柄 ※2025年3月3日時点)※現物取引のみ
投資信託 約2,550本 ※2025年3月3日時点
外国株 8カ国/米国株式(5,000銘柄)※現物取引のみ
取引ツール(PC) HYPER SBI 2 / HYPER SBI / SBI CFDトレーダー
スマホアプリ SBI証券 株アプリ / 米国株アプリ / かんたん積立 / HYPER FX / HYPER 先物 / HYPER CFD
提携銀行口座 SBI新生銀行 / 住信SBIネット銀行
ポイント投資・付与 Pontaポイント / dポイント / Vポイント(クレカ積立)※現物取引のみ
口座開設スピード 最短 翌営業日

SBI証券の特徴

SBI証券は、グループ全体の口座開設数約1,500万口座を誇る大手ネット証券です。米国株の取扱銘柄数は約5,000銘柄と豊富で、大型株から中小型株まで幅広い選択肢があります。

最大の魅力は、住信SBIネット銀行と連携することで為替手数料を片道6銭まで抑えられる点です。また、米国株の定期買付サービスを利用すれば、毎月自動的に指定した銘柄を購入でき、ドルコスト平均法での投資が簡単に実践できます。

デメリットとしては、取引画面が初心者には少し複雑に感じられる可能性があります。ただし、専用の米国株アプリを使えば、スマートフォンからも簡単に取引できるため、慣れれば問題ありません。

楽天証券

楽天証券LP画像
項目 内容
口座数 約13,000,000口座 ※2025年11月時点
取引手数料 【ゼロコース】 国内株式(現物・信用):0円 かぶミニ®(単元未満株):0円 投資信託:0円 ※ゼロコース選択時。 ※一部、スプレッドや信託財産留保額が発生する場合があります。
NISA対応 〇(新NISA対応)※現物取引のみ
つみたて投資枠取扱銘柄数 251銘柄 ※2025年2月28日時点 ※現物取引のみ
成長投資枠対象商品 国内株式 / 外国株式 / 投資信託(約1,345銘柄)※現物取引のみ
投資信託 約2,550本 ※2025年4月24日時点
外国株 6カ国/米国株式(約4,500銘柄)※現物取引のみ
取引ツール(PC) マーケットスピード / マーケットスピード II / 楽天MT4
スマホアプリ iSPEED / iSPEED for iPad / iSPEED FX / iSPEED 先物
提携銀行口座 楽天銀行(マネーブリッジ)
ポイント投資・付与 楽天ポイント(投資信託 / 国内株式 / 米国株式<円貨決済>)※現物取引のみ
口座開設スピード 最短 翌営業日

楽天証券の特徴

楽天証券は、楽天グループのネット証券で、約1,200万口座を保有する大手証券会社です。楽天ポイントを使って米国株投資ができる独自のサービスが人気を集めています。

取引ツール「マーケットスピード」は、プロ仕様の高機能ツールでありながら無料で利用でき、詳細な銘柄分析や自動売買も可能です。また、楽天銀行と連携する「マネーブリッジ」を利用すれば、普通預金金利が優遇されるメリットもあります。

一方で、為替手数料の優遇サービスがないため、頻繁に円ドル転換を行う方にとってはコストが高くなる可能性があります。ただし、楽天経済圏を活用している方なら、ポイント還元を含めたトータルメリットは大きいでしょう。

マネックス証券

マネックス証券のLP画像
項目 内容
口座数 約2,700,000口座 ※2025年2月時点
取引手数料 【取引毎手数料コース】
  • 5万円以下:55円(税込)

  • 5万超~10万円以下:99円

  • 10万超~20万円以下:115円

  • 20万超~50万円以下:275円

  • 50万超~100万円以下:535円

  • 100万超~150万円以下:640円

  • 150万超~3,000万円以下:1,013円

  • 3,000万円超:1,070円

NISA対応 〇(日本株・米国株・中国株・投資信託の売買手数料が無料)※現物取引のみ
つみたて投資枠取扱銘柄数 〇(銘柄数は公式サイトで確認)※現物取引のみ
成長投資枠対象商品 国内株 / 米国株 / 中国株 / 投資信託(約1,750本以上)※現物取引のみ
投資信託 約1,800本(購入時手数料すべて無料)
外国株 2カ国/米国株:約5,000銘柄以上(2025年1月27日時点)※現物取引のみ
取引ツール(PC) マネックストレーダー / 銘柄スカウター
スマホアプリ マネックス証券アプリ / 米国株アプリ / 投信アプリ
提携銀行口座 マネックス証券専用銀行口座(詳細は公式サイトで確認)
ポイント投資・付与 マネックスポイント / dポイント(投資信託の積立に利用可能)※現物取引のみ
口座開設スピード オンライン申込で最短翌営業日

マネックス証券の特徴

最大の特徴は、米国の本格的な取引ツール「トレードステーション」を日本語で利用できることです。リアルタイムの株価情報や高度なチャート分析機能を備えており、本格的な米国株投資を行いたい方に適しています。

また、米国株の投資情報も充実しており、銘柄分析レポートや市場動向レポートを日本語で読むことができます。ただし、売却時には為替手数料がかかるため、短期売買を繰り返す方は注意が必要です。

松井証券

松井証券のLP画像
項目 内容
口座数 約1,670,000口座 ※2025年3月時点
取引手数料 【ボックスレート(1日定額制)】 1日の約定代金合計50万円まで:0円 50万円超:1,000円(税込1,100円)~※25歳以下なら約定代金に関わらず手数料無料
NISA対応 〇(日本株、米国株、投資信託すべて売買手数料無料)※現物取引のみ
つみたて投資枠取扱銘柄数 〇(銘柄数は公式サイトで確認)※現物取引のみ
成長投資枠対象商品 国内株 / 米国株 / 投資信託(約1,800本以上)※現物取引のみ
投資信託 約1,900本以上(購入時手数料すべて無料)
外国株 米国株:約4,900銘柄(2025年4月23日時点)※現物取引のみ
取引ツール(PC) ネットストック・ハイスピード(無料)
スマホアプリ 日本株アプリ / 投信アプリ / 米国株アプリ(すべて無料)
提携銀行口座 MATSUI Bank(松井証券専用銀行)
ポイント投資・付与 松井証券ポイント(投資信託の積立に利用可能)※現物取引のみ
口座開設スピード 最短即日(スマートフォンによるオンライン申込)

松井証券の特徴

松井証券は、創業100年以上の歴史を持つ老舗証券会社で、ネット取引にも早くから対応してきました。25歳以下の方は現物取引手数料が無料になるため、若い世代の米国株投資家に人気があります。

サポート体制が充実しているのも特徴で、電話やチャットでの問い合わせに丁寧に対応してくれます。初心者の方でも安心して米国株投資を始められる環境が整っています。

取扱銘柄数も約4,900銘柄と豊富で、主要な米国株はほぼカバーしています。ただし、米国株専用の高機能ツールは他社と比べると見劣りする面があり、本格的なトレーディングを行いたい方には物足りないかもしれません。

moomoo証券

moomoo証券のLP画像
項目 内容
口座数 非公開
取引手数料 【米国株】 ベーシックコース:約定代金 × 0.132%(税込) アドバンスコース:200株まで一律2.18米ドル(税込)【日本株】 取引手数料:無料
NISA対応
つみたて投資枠取扱銘柄数 〇(銘柄数は公式サイトで確認)
成長投資枠対象商品 米国株 / 日本株 / 投資信託
投資信託 取扱あり
外国株 3カ国/米国株:約7,000銘柄
取引ツール(PC) moomooアプリ(Windows / Mac対応)
スマホアプリ moomooアプリ(iOS / Android対応)
提携銀行口座 非公開
ポイント投資・付与 なし
口座開設スピード 最短即日(オンライン申込)

moomoo証券の特徴

moomoo証券は、2022年10月に日本でサービスを開始し、2023年9月から米国株取引サービスを提供開始した新興証券会社です。当初は米国株に強みを持つサービスとしてスタートしましたが、2024年3月からは日本株取引、2024年9月からは投資信託の取扱いも開始し、現在では総合的な投資サービスを展開しています。

業界最安水準の手数料体系

最大の特徴は圧倒的な手数料の安さです。米国株の売買手数料は約定代金の0.132%(税込、上限22米ドル)と、主要ネット証券の約4分の1程度。さらに、約定代金が8.3米ドル以下の取引では手数料が完全無料になります。加えて、2025年8月からは為替手数料も完全無料化され、日本株の取引手数料も完全無料となっており、コストを最重視する投資家に最適なサービスといえます。

24時間取引と高度な分析ツール

約6,000銘柄で米国市場の24時間取引に対応しており、プレマーケット・立会時間・アフターマーケット・夜間取引のすべての時間帯で取引が可能です。また、機関投資家向けの高度な分析ツールやAI機能「moomoo AI」を無料で提供しており、企業の財務データや市場動向を詳細に分析できます。

サポート体制と投資信託

カスタマーサポートは、平日8:30~17:00の電話サポートに加え、チャットやメールでの問い合わせにも対応しており、充実したヘルプセンターも日本語で提供されています。

投資信託についても、2024年9月のサービス開始以降、約600本の銘柄を取り扱っており、購入時手数料0円、NISAのつみたて投資枠・成長投資枠の両方に対応しています。米国株だけでなく、日本株や投資信託まで幅広い投資ニーズに対応できるサービスへと進化しています。

順位 証券会社 特徴 手数料 口座開設
1 SBI証券 おすすめ
  • 口座開設数1,500万突破、ネット証券No.1の実績
  • 国内株式の売買手数料が0円(ゼロ革命)
0円 口座開設
2 楽天証券
  • 楽天ポイント投資 / 楽天経済圏と連携
0円 詳細を見る
3 moomoo証券
  • 株式投資アプリNo.1の高評価
  • 米国株24時間取引に対応
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手数料を徹底比較|どこが一番お得?

米国株投資において、手数料は投資成果に大きく影響する重要な要素です。売買手数料と為替手数料の2つが主なコストとなり、投資スタイルによって最適な証券会社は異なります。

ここでは、各証券会社の手数料体系を詳しく比較し、どのような投資スタイルにどの証券会社が適しているか、具体的な計算例を交えながら解説していきます。

売買手数料の比較

米国株の売買手数料は、証券会社によって大きく異なります。主要5社の手数料体系を比較すると、moomoo証券の0.132%(税込)が最も安く、主要ネット証券の約4分の1程度となっています。さらに、約定代金が8.3米ドル以下の取引では手数料が完全無料になる点も魅力です。次いでSBI証券・楽天証券・マネックス証券・松井証券の0.495%となっています。

証券会社 手数料率 最低手数料 上限手数料
SBI証券 0.495% 0ドル 22ドル
楽天証券 0.495% 0ドル 22ドル
マネックス証券 0.495% 0ドル 22ドル
松井証券 0.495% 0ドル 22ドル
moomoo証券 0.132% 0ドル* 22ドル

*約定代金8.3米ドル以下は手数料無料。それを超える場合は最低0.01米ドル

例えば、1,000ドル(約15万円)の米国株を購入する場合、SBI証券なら4.95ドル、moomoo証券なら約定代金が8.3ドル以下のため手数料は0ドル(無料)となります。約定代金がそれを超える場合でも、1,000ドルの取引で約1.32ドルと非常に低コストです。頻繁に売買する方や大口取引を行う方は、手数料率の低い証券会社を選ぶことで、大幅なコスト削減が可能です。

為替手数料の比較

米国株投資では、円をドルに交換する際の為替手数料も重要なコストです。各証券会社の為替手数料を比較すると、マネックス証券の買付時0銭が最もお得で、次いでmoomoo証券が完全無料となっています。

証券会社 買付時 売却時 特記事項
SBI証券 25銭 25銭 住信SBIネット銀行経由で6銭
楽天証券 25銭 25銭
マネックス証券 0銭(※) 25銭 買付時無料(※定期的に見直しあり。2026年3月に次回見直し予定。将来有料化の可能性があるため公式サイトで最新情報を確認してください)
松井証券 25銭 25銭
moomoo証券 0銭 0銭 完全無料(2025年8月より)

100万円を米国株に投資する場合(1ドル150円として)、約6,667ドル必要です。為替手数料25銭なら約1,667円、マネックス証券の買付時0円なら0円となり、この差は大きいですね。

2025年8月からmoomoo証券は為替手数料を完全無料化しており、リアルタイム取引・円貨決済のいずれも0銭で取引可能です。これは主要ネット証券の中でも特筆すべきコスト優位性となっています。

SBI証券は住信SBIネット銀行を経由することで、為替手数料を6銭まで削減できます。この場合、100万円の投資で約400円の手数料となり、大幅なコスト削減が可能です。長期投資で頻繁に売買しない方は、買付時の為替手数料が安い証券会社を選ぶとよいでしょう。

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手数料を抑えるコツ

米国株投資の手数料を抑えるには、自分の投資スタイルに合った証券会社選びが重要です。

まず、頻繁に売買する方は売買手数料の安い証券会社、まとまった資金を投資する方は為替手数料の安い証券会社を選びましょう。

NISA口座を活用した手数料削減

NISA口座では、多くの証券会社で米国株の買付手数料が無料または実質無料になります。SBI証券・楽天証券では完全無料、マネックス証券では実質無料(キャッシュバック方式)となるため、長期投資を前提とする場合はNISA口座の活用が非常に有効です。ただし、為替手数料は別途かかる場合があるため、トータルコストで比較することが重要です。

また、定期買付サービスを利用すれば、為替手数料を抑えながら計画的に投資できます。例えば、毎月10万円ずつ投資する場合、まとめて120万円投資するよりも、為替変動リスクを分散できます。

最後に、複数の証券会社を使い分けるのも有効です。例えば、長期保有銘柄はマネックス証券(買付時為替手数料0円)で購入し、短期売買はmoomoo証券(売買手数料最安)で行うなど、用途に応じて使い分けることで、トータルコストを最小限に抑えることができます。

初心者向け|米国株投資の始め方

米国株投資に興味はあるけれど、何から始めればいいか分からないという方も多いのではないでしょうか。実は、米国株投資は思っているよりも簡単に始められます。

ここでは、証券口座の開設から実際に米国株を購入するまでの流れを、初心者の方にも分かりやすく解説します。基本的な手順を理解すれば、誰でも米国株投資家としての第一歩を踏み出せますよ。

口座開設の手順

1.証券会社を選ぶ:まずは自分に合った証券会社を選びます。初心者の方には、取引ツールが使いやすく、サポート体制が充実しているSBI証券や楽天証券がおすすめです。
2.オンライン申込み:証券会社の公式サイトから口座開設を申し込みます。必要事項を入力し、本人確認書類(運転免許証やマイナンバーカード)をアップロードします。
3.審査・口座開設完了:申込み後、証券会社で審査が行われます。最短で即日、通常は2〜5営業日で口座開設が完了します。
4.ログイン情報の受取:口座開設が完了すると、ログインIDとパスワードが郵送またはメールで届きます。
5.外国株式取引口座の開設:総合口座とは別に、米国株取引用の外国株式取引口座を開設する必要があります。これはオンラインで簡単に手続きできます。

口座開設の際は、特定口座(源泉徴収あり)を選択することをおすすめします。これにより、米国株の売却益にかかる税金が自動的に計算・徴収されるため、確定申告の手間が省けます。

また、NISA口座も同時に申し込むことができます。NISA口座で米国株を購入すれば、配当金や売却益が非課税になるため、ぜひ活用しましょう。ただし、NISA口座の開設には税務署での確認が必要なため、通常の口座より時間がかかることがあります。

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入金から米ドル転換まで

1.証券口座への入金:まず、証券会社の総合口座に日本円を入金します。インターネットバンキングを利用すれば、即時入金が可能で手数料も無料です。
2.為替取引の実行:入金した日本円を米ドルに交換します。証券会社の取引画面から「為替取引」を選択し、交換したい金額を入力します。
3.為替レートの確認:リアルタイムの為替レートが表示されるので、確認してから取引を実行します。為替手数料も含めた実質レートを確認することが重要です。
4.米ドルの反映確認:為替取引が完了すると、外国株式取引口座に米ドルが反映されます。通常は即時反映されますが、証券会社によっては翌営業日になる場合もあります。
5.買付可能額の確認:米ドルの残高を確認し、実際に購入可能な金額を把握します。売買手数料も考慮して、余裕を持った資金を用意しましょう。

為替取引のタイミングも重要です。円高の時に米ドルに交換すれば、より多くの米国株を購入できます。ただし、為替相場の予測は難しいため、定期的に一定額を交換する方法もおすすめです。

また、SBI証券では住信SBIネット銀行で円をドルに交換してから入金する方法もあり、この場合は為替手数料を大幅に削減できます。手間は少しかかりますが、大きな金額を投資する場合は検討する価値があります。

最初の銘柄の選び方

初めての米国株投資では、どの銘柄を選べばいいか迷うものです。まずは、自分がよく知っている企業や、日常的に利用している商品・サービスを提供している企業から始めることをおすすめします。

例えば、iPhoneを使っているならアップル(AAPL)、検索エンジンを使うならグーグル(GOOGL)、ネットショッピングをするならアマゾン(AMZN)など、身近な企業から選ぶと投資への理解が深まります。これらの企業は時価総額も大きく、比較的安定した値動きをする傾向があります。

もう一つの選択肢として、S&P500に連動するETF(VOOやSPY)があります。これは米国の代表的な500社に分散投資できる商品で、個別株のリスクを避けながら米国市場全体の成長を享受できます。初心者の方には、まずETFで米国株投資に慣れてから、個別株投資に挑戦する方法もおすすめです。

米国株投資で気をつけたい3つのこと

米国株投資は魅力的な投資機会ですが、日本株投資とは異なる注意点があります。これらのリスクや注意点を事前に理解しておくことで、予期せぬ損失を避け、計画的な投資を行うことができます。

ここでは、米国株投資を行う上で特に重要な3つの注意点について、具体例を交えながら詳しく解説します。これらの点を押さえておけば、より安心して米国株投資を始められるでしょう。

為替変動のリスク

米国株投資では、株価の変動に加えて為替変動のリスクも考慮する必要があります。

たとえ米国株の株価が上昇しても、円高が進めば日本円での評価額は減少する可能性があるんです。

例えば、1ドル150円の時に100ドルの株を購入(15,000円)し、株価が110ドルに上昇(10%上昇)しても、為替が1ドル130円になれば、日本円での評価額は14,300円となり、実質的には損失となります。逆に円安が進めば、株価が横ばいでも日本円での評価額は増加します。

このリスクを軽減するには、長期投資を心がけることが重要です。短期的な為替変動に一喜一憂せず、企業の成長性に注目して投資を続けることで、為替リスクの影響を相対的に小さくすることができます。また、定期的に一定額を投資することで、為替レートを平均化する効果も期待できます。

配当金にかかる税金

米国株の配当金には、米国で10%の源泉徴収税がかかり、さらに日本でも20.315%の税金がかかります。つまり、二重課税の状態になってしまうのです。これは日本株投資にはない、米国株特有の注意点です。

例えば、100ドルの配当金を受け取る場合、まず米国で10ドル(10%)が源泉徴収され、90ドルが入金されます。その90ドルに対して日本で20.315%(約18.28ドル)が課税されるため、実質的な手取りは約71.72ドルとなります。

ただし、確定申告で外国税額控除を申請すれば、米国で支払った税金の一部を取り戻すことができます。また、NISA口座で米国株を保有すれば、日本での課税は免除されます(米国での10%は課税されます)。配当金を重視する投資を行う場合は、これらの制度を上手く活用することが大切です。

国税庁:外国税額控除

取引時間の違い

米国株式市場の取引時間は、日本時間で夜間から早朝にかけてとなります。通常期は日本時間の23:30〜6:00、サマータイム期間は22:30〜5:00が取引時間です。この時間帯の違いは、投資判断や取引執行に大きな影響を与えます。

日中仕事をしている方にとっては、リアルタイムで市場の動きを見ることが難しく、寝ている間に大きな価格変動が起こる可能性もあります。重要な経済指標の発表や企業の決算発表も、この時間帯に行われることが多いです。

対策としては、指値注文を活用することをおすすめします。事前に買いたい価格、売りたい価格を設定しておけば、寝ている間でも自動的に取引が実行されます。また、一部の証券会社では時間外取引に対応しているため、日本時間の日中でも取引が可能です。長期投資を基本とし、短期的な値動きに振り回されない投資スタイルを確立することが重要です。

よくある質問(Q&A)

よくある質問(Q&A)
少額から始められる?

はい、米国株投資は少額から始めることができます。日本株と違い、米国株は1株単位で購入できるため、数千円から投資を始められるんです。例えば、コカ・コーラ(KO)なら1株約60ドル(約9,000円)、フォード(F)なら1株約10ドル(約1,500円)程度で購入可能です。

確定申告は必要?

米国株投資の確定申告については、口座の種類によって異なります。特定口座(源泉徴収あり)を選択していれば、売却益や配当金にかかる税金は自動的に計算・徴収されるため、原則として確定申告は不要です。これは初心者の方にとって大きなメリットです。

NISAで米国株は買える?

はい、新NISA制度では米国株への投資が可能です。成長投資枠(年間240万円)を使って米国の個別株やETFを購入でき、配当金や売却益が非課税になる大きなメリットがあります。これは米国株投資を始める絶好の機会と言えるでしょう。

まとめ

米国株投資は、世界経済をリードする企業への投資機会を提供し、長期的な資産形成に適した投資手法です。適切な証券会社を選び、基本的な知識を身につければ、初心者の方でも十分に始められることがお分かりいただけたと思います。

証券会社選びでは、手数料の安さ、取扱銘柄数、為替手数料、NISA対応の4つのポイントを重視しましょう。特に初心者の方には、総合的にバランスの取れたSBI証券や楽天証券、米国株に特化したマネックス証券がおすすめです。それぞれの投資スタイルに合わせて、最適な証券会社を選んでください。

米国株投資を始める際は、まず少額から始めて、徐々に投資額を増やしていく方法が安全です。為替リスクや税金の仕組みを理解し、長期的な視点で投資を続けることが成功への近道となります。新NISA制度を活用すれば、税制面でも有利に投資を進められます。

最後に、米国株投資は魅力的な投資機会ですが、投資には必ずリスクが伴います。株価の変動や為替の変動により、投資元本を割り込む可能性があることを十分に理解した上で、余裕資金の範囲内で投資を行いましょう。また、投資判断は自己責任で行い、必要に応じて専門家のアドバイスを求めることも大切です。この記事を参考に、あなたも米国株投資の第一歩を踏み出してみてください。

もう一度米国株投資におすすめの証券会社5社を見たい方はこちら!

参考情報・ソース

  • 金融庁NISA特設サイト: https://www.fsa.go.jp/policy/nisa2/
  • SBI証券公式サイト: https://www.sbisec.co.jp/
  • 楽天証券公式サイト: https://www.rakuten-sec.co.jp/
  • マネックス証券公式サイト: https://www.monex.co.jp/
  • 松井証券公式サイト: https://www.matsui.co.jp/
  • moomoo証券公式サイト: https://www.moomoo.com/jp/

※本記事は2026年1月時点の情報に基づいています。証券会社の手数料やサービス内容は変更される場合がありますので、必ず各社公式サイトで最新情報をご確認ください。

SOICO株式会社 共同創業者・取締役COO 土岐彩花
共同創業者&取締役COO 土岐 彩花(どきあやか)
SOICO株式会社
慶應義塾大学在学中に19歳で起業し、2社のベンチャー創業を経験。大学在学中に米国UCバークレー校(Haas School of Business, University of California, Berkeley)に留学し、経営学、マーケティング、会計、コンピュータ・サイエンスを履修。新卒でゴールドマン・サックス証券の投資銀行本部に就職し、IPO含む事業会社の資金調達アドバイザリー業務・引受業務に従事。2018年よりSOICO株式会社の取締役COOに就任。

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