ネット証券おすすめ5社|選び方と比較ポイント

ネット証券おすすめ5社|選び方と比較ポイント

ネット証券で投資を始めたいけれど、どの証券会社を選べばいいか迷っていませんか。

手数料の安さや取扱商品の豊富さ、ポイント還元など、証券会社ごとに特徴が異なるため、自分に合った会社を選ぶことが大切です。

この記事では、初心者から中級者まで安心して使えるおすすめのネット証券5社を厳選し、選び方のポイントから具体的な比較まで分かりやすく解説します。

手数料比較やNISA対応状況、初心者が口座開設後にやるべきことまで、実際に投資を始める際に必要な情報をすべてまとめました。

この記事を読めば、あなたに最適なネット証券が見つかり、安心して投資の第一歩を踏み出せます。

この記事の要約
  • ネット証券は手数料が安く、スマホで24時間取引できる便利な証券会社
  • SBI証券・楽天証券・マネックス証券・松井証券・三菱UFJモルガン・スタンレー証券の5社が総合力が高くおすすめ
  • 手数料・取扱商品・NISA対応・ポイント還元・ツールの使いやすさで比較して選ぶのがポイント
SOICO株式会社 共同創業者・取締役COO 土岐彩花
共同創業者&取締役COO 土岐 彩花(どきあやか)
SOICO株式会社
慶應義塾大学在学中に19歳で起業し、2社のベンチャー創業を経験。大学在学中に米国UCバークレー校(Haas School of Business, University of California, Berkeley)に留学し、経営学、マーケティング、会計、コンピュータ・サイエンスを履修。新卒でゴールドマン・サックス証券の投資銀行本部に就職し、IPO含む事業会社の資金調達アドバイザリー業務・引受業務に従事。2018年よりSOICO株式会社の取締役COOに就任。

目次

ネット証券とは?|初心者が知っておきたい基本

ネット証券とは、インターネット上で株式や投資信託などの金融商品を売買できる証券会社のことです。実店舗を持たず、オンラインで口座開設から取引まですべて完結できるのが特徴なんです。

従来の対面型証券会社と比べて、ネット証券には大きなメリットがあります。まず、店舗運営や人件費がかからない分、取引手数料が圧倒的に安く設定されています。例えば、対面証券では1回の取引で数千円かかることもありますが、ネット証券なら無料から数百円程度で済むことが多いんです。

また、24時間いつでもスマホやパソコンから取引できる利便性も魅力です。仕事の休憩時間や通勤中、自宅でリラックスしながらなど、自分の好きなタイミングで投資できます。営業マンからの勧誘もないため、自分のペースでじっくり投資判断ができるのもネット証券ならではの特徴ですね。

ネット証券は金融庁に登録された正式な金融商品取引業者です。顧客の資産は分別管理され、万が一証券会社が倒産しても投資者保護基金により1,000万円まで補償される仕組みになっています。

金融庁「NISA特設ウェブサイト」

初心者の方でも、各社が提供する取引ツールやアプリは直感的に操作できるよう設計されています。さらに、コールセンターやチャットサポートも充実しているため、分からないことがあればすぐに相談できる体制が整っているんです。

ネット証券の選び方|6つの比較ポイント

ネット証券を選ぶ際には、自分の投資スタイルや目的に合った証券会社を見つけることが大切です。ここでは、証券会社を比較する際に押さえておきたい6つの重要なポイントを解説します。

手数料の安さ

投資で利益を出すためには、コストを抑えることが重要です。取引手数料は証券会社によって大きく異なり、長期的に見ると大きな差になります。

現在、SBI証券と楽天証券は国内株式の売買手数料を完全無料化しています。また、松井証券は25歳以下なら手数料無料、50万円以下の取引なら誰でも無料という特徴があります。投資信託の購入手数料も、多くのネット証券でノーロード(購入時手数料無料)の商品が増えているんです。

手数料だけで選ぶのではなく、自分が取引したい商品の手数料体系を確認することが大切です。例えば、米国株を頻繁に取引するなら米国株の手数料、投資信託メインなら信託報酬の低い商品が豊富かどうかをチェックしましょう。

取扱商品の豊富さ

証券会社によって取り扱っている商品の種類や銘柄数は異なります。投資信託の本数、米国株の銘柄数、IPO(新規公開株)の取扱実績などを比較しましょう。

SBI証券は投資信託約2,600本、米国株約5,000銘柄と業界トップクラスの品揃えです。楽天証券も投資信託約2,550本、米国株約4,500銘柄と充実しています。初心者のうちは投資信託から始める方が多いですが、将来的に個別株や米国株にも挑戦したいなら、商品ラインナップの豊富な証券会社を選んでおくと安心です。

また、単元未満株(1株から買える株式)の取扱いがあるかも重要なポイントです。通常、日本株は100株単位での購入が基本ですが、単元未満株なら少額から有名企業の株を買えるため、初心者にとって始めやすいんです。

取引ツールの使いやすさ

毎日使う取引ツールやアプリの使いやすさは、投資を続ける上で非常に重要です。画面の見やすさ、注文のしやすさ、情報の充実度などをチェックしましょう。

楽天証券の「iSPEED」は、スマホアプリの評価が高く、日経新聞が無料で読めるサービスも人気です。SBI証券の「HYPER SBI 2」は高機能で、中級者以上のトレーダーに支持されています。マネックス証券の「マネックストレーダー」は、米国株取引に強いツールとして知られています。

口座開設前にデモ画面や紹介動画を見て、自分にとって使いやすそうか確認するのがおすすめです。また、PC版とスマホアプリの両方が充実している証券会社を選ぶと、場所を選ばず取引できて便利ですよ。

NISA・iDeCoへの対応

税制優遇制度を活用した資産形成を考えるなら、NISA・iDeCoへの対応状況は必須チェック項目です。2024年から始まった新NISAでは、年間最大360万円まで非課税で投資できるようになりました。

金融庁「新しいNISA」

主要ネット証券はすべて新NISAに対応していますが、つみたて投資枠の取扱商品数には差があります。SBI証券は約271本、楽天証券は約200本、マネックス証券は約217本と、各社で異なります。自分が投資したい投資信託が取り扱われているか確認しましょう。

また、成長投資枠で個別株を買いたい場合は、国内株だけでなく米国株もNISA対応しているかチェックが必要です。ほとんどの主要ネット証券は対応していますが、一部の証券会社では制限がある場合もあります。

ポイント還元・特典サービス

投資しながらポイントが貯まるサービスは、長期投資をする上で見逃せないメリットです。クレジットカードで投資信託を積み立てると、積立額に応じてポイントが還元される「クレカ積立」が人気なんです。

楽天証券では楽天カードでの積立で最大1.0%の楽天ポイント還元、SBI証券では三井住友カードで最大5.0%のVポイント還元(カードの種類による)が受けられます。マネックス証券はdカードでの積立で最大1.1%のdポイント還元と、業界最高水準です。

また、投資信託の保有残高に応じてポイントが貯まるサービスもあります。長期保有するほどポイントが貯まるため、つみたて投資との相性が抜群です。貯まったポイントは投資に使えたり、日常の買い物に使えたりするため、実質的なコスト削減になります。

サポート体制の充実度

初心者にとって、困ったときに相談できるサポート体制は重要です。ネット証券は対面サポートがない分、電話やチャット、メールでのサポートが充実しているかチェックしましょう。

松井証券は、サポート体制の充実度で定評があり、オペレーターがパソコン画面を共有しながら操作方法を教えてくれる「リモートサポート」サービスを提供しています。SBI証券や楽天証券も、コールセンターの対応時間が長く、初心者向けの問い合わせに丁寧に答えてくれます。

また、各社が提供する投資情報やセミナーの充実度も比較ポイントです。投資の基礎から学べるオンラインセミナーや、市況レポート、銘柄分析ツールなどが充実していると、投資判断の助けになります。

おすすめのネット証券5社|特徴と強み

ここからは、総合力が高く初心者から中級者まで安心して使えるネット証券5社を紹介します。それぞれの特徴と強みを理解して、自分に合った証券会社を見つけましょう。

SBI証券|総合力が高く初心者から上級者まで

SBI証券の画像
項目 内容
口座数 約15,000,000口座 ※2025年11月25日時点(SBIネオモバイル証券など含む)
取引手数料 【スタンダードプラン(1注文ごと)】 取引金額に関係なく0円【アクティブプラン(1日定額制)】 1日100万円以下の取引:0円※現物取引・信用取引・単元未満株(S株)もすべて対象です。
NISA対応
つみたて投資枠取扱銘柄数 〇(259銘柄)※2025年3月3日時点
成長投資枠対象商品 国内株 / 外国株 / 投資信託(約1,329銘柄 ※2025年3月3日時点)
投資信託 約2,550本 ※2025年3月3日時点
外国株 8カ国/米国株式(5,000銘柄)
取引ツール(PC) HYPER SBI 2 / HYPER SBI / SBI CFDトレーダー
スマホアプリ SBI証券 株アプリ / 米国株アプリ / かんたん積立 / HYPER FX / HYPER 先物 / HYPER CFD
提携銀行口座 SBI新生銀行 / 住信SBIネット銀行
ポイント投資・付与 Pontaポイント / dポイント / Vポイント(クレカ積立)
口座開設スピード 最短 翌営業日

SBI証券は、口座数約1,500万を誇る国内最大級のネット証券です。総合力の高さが最大の魅力で、手数料の安さ、商品ラインナップの豊富さ、取引ツールの充実度など、あらゆる面でトップクラスのサービスを提供しています。

SBI証券の特徴

国内株式の売買手数料完全無料

投資信託約2,600本と業界最多水準

米国株約5,000銘柄を取り扱い

IPO取扱実績年間78銘柄(2024年実績)

5種類のポイントから選択可能

2023年9月から国内株式の売買手数料を完全無料化し、投資信託も約2,600本と業界最多水準を誇ります。米国株は約5,000銘柄を取り扱い、IPO取扱実績も年間78銘柄(2024年実績)と圧倒的です。単元未満株「S株」なら、1株から有名企業の株を買えるため、少額投資を始めたい初心者にもぴったりです。

ポイントサービスも充実しており、Vポイント、Pontaポイント、dポイント、JALマイル、PayPayポイントの5種類から選べます。三井住友カードでのクレカ積立なら、カードの種類に応じて最大5.0%のポイント還元が受けられるのも大きな魅力です。

取引ツールは、初心者向けのシンプルなアプリから、上級者向けの高機能ツール「HYPER SBI 2」まで幅広く用意されています。新NISA対応も万全で、つみたて投資枠の取扱商品数は約271本と業界トップです。

楽天証券|楽天ポイントが貯まる・使える

楽天証券LP画像
項目 内容
口座数 約12,000,000口座 ※2025年1月時点
取引手数料 【ゼロコース】 国内株式(現物・信用):0円 かぶミニ®(単元未満株):0円 投資信託:0円 ※ゼロコース選択時。 ※一部、スプレッドや信託財産留保額が発生する場合があります。
NISA対応 〇(新NISA対応)
つみたて投資枠取扱銘柄数 263銘柄 ※2025年4月24日時点
成長投資枠対象商品 国内株式 / 外国株式 / 投資信託(約1,345銘柄)
投資信託 約2,550本 ※2025年4月24日時点
外国株 6カ国/米国株式(約4,500銘柄)
取引ツール(PC) マーケットスピード / マーケットスピード II / 楽天MT4
スマホアプリ iSPEED / iSPEED for iPad / iSPEED FX / iSPEED 先物
提携銀行口座 楽天銀行(マネーブリッジ)
ポイント投資・付与 楽天ポイント(投資信託 / 国内株式 / 米国株式<円貨決済>)
口座開設スピード 最短 翌営業日

楽天証券は、口座数約1,200万を超える人気のネット証券です。最大の特徴は、楽天経済圏との連携による楽天ポイントの活用で、楽天カードや楽天市場を利用している方には特におすすめです。

楽天証券の特徴

国内株式の売買手数料完全無料(ゼロコース)

楽天カードでのクレカ積立で最大1.0%ポイント還元

日経新聞の朝刊・夕刊が無料で読める

単元未満株「かぶミニ®」で指値注文が可能

取引アプリ「iSPEED」が使いやすい

国内株式の売買手数料は「ゼロコース」を選択すれば完全無料。投資信託は約2,550本、米国株は約4,500銘柄と、SBI証券に次ぐ豊富なラインナップを誇ります。楽天カードでのクレカ積立なら、最大1.0%の楽天ポイント還元が受けられます。

取引アプリ「iSPEED」は、使いやすさで高い評価を得ており、App Storeで★4.5の評価を獲得しています。さらに、楽天証券の口座を開設するだけで、日経新聞の朝刊・夕刊が無料で読めるサービスも提供されており、投資情報の収集に役立ちます。

単元未満株「かぶミニ®」では、業界で唯一指値注文ができるため、自分の希望する価格で買えるのも大きなメリットです。新NISAのつみたて投資枠は約200本の投資信託を取り扱い、成長投資枠では国内株・米国株・投資信託すべてが対象になっています。

三菱UFJモルガン・スタンレー証券|Pontaポイントと連携

三菱UFJモルガン・スタンレー証券のLP画像
項目 内容
口座数(残あり口座) 約105.3万口座
※2025年3月末時点
取引手数料 【国内株式】
約定代金 × 最大1.265%(税込)
※最低手数料2,750円(税込)

【米国株式】
約定代金 × 0.495%(税込)
※最低手数料22米ドル(税込)

※手数料は取引チャネルや銘柄により異なります。
NISA対応 〇(新NISA:つみたて投資枠・成長投資枠ともに対応)
つみたて投資枠取扱銘柄数 29銘柄
※2025年時点
成長投資枠対象商品 国内株式(約4,000銘柄) / 米国株式 / 投資信託(約285本)
投資信託 約4,054本
※2025年7月時点
外国株 米国株:約4,500銘柄
その他外国株:取扱限定的
取引ツール(PC) オンライントレード(WEB)
専用取引アプリ(PC版)
スマホアプリ 三菱UFJモルガン・スタンレー証券アプリ(iOS / Android対応)
提携銀行口座 三菱UFJ銀行(即時入出金サービス対応)
ポイント投資・付与 なし(ポイント投資制度は未対応)
口座開設スピード 通常2〜3営業日
※オンライン申込後、書類提出状況により変動

三菱UFJモルガン・スタンレー証券は、三菱UFJフィナンシャル・グループの証券会社として、信頼性と安定性が魅力です。口座数約1,800万を誇り、Pontaポイントとの連携が特徴的です。

三菱UFJモルガン・スタンレー証券の特徴

三菱UFJグループの安心感

Pontaポイントが貯まる・使える

単元未満株約1,200銘柄を取り扱い

米国株約650銘柄を取り扱い

IPO年間21銘柄(2024年実績)

投資信託は約750本と主要ネット証券と比べるとやや少なめですが、厳選された商品が揃っています。単元未満株の取扱いもあり、約1,200銘柄を1株から購入可能です。米国株は約650銘柄、IPOは年間21銘柄(2024年実績)を取り扱っています。

Pontaポイントを貯めている方には特におすすめで、投資信託の保有残高に応じてPontaポイントが貯まります。貯まったポイントは投資に使えるため、ポイント投資を始めたい方にも向いています。

新NISAにも対応しており、つみたて投資枠の取扱商品は約30本と少なめですが、人気の投資信託は一通り揃っています。三菱UFJグループの安心感を重視する方や、Pontaポイントユーザーには魅力的な選択肢です。

マネックス証券|米国株投資に強い

マネックス証券のLP画像
項目 内容
口座数 約2,700,000口座 ※2025年2月時点
取引手数料 【取引毎手数料コース】
  • 5万円以下:55円(税込)

  • 5万超~10万円以下:99円

  • 10万超~20万円以下:115円

  • 20万超~50万円以下:275円

  • 50万超~100万円以下:535円

  • 100万超~150万円以下:640円

  • 150万超~3,000万円以下:1,013円

  • 3,000万円超:1,070円

NISA対応 〇(日本株・米国株・中国株・投資信託の売買手数料が無料)
つみたて投資枠取扱銘柄数 〇(銘柄数は公式サイトで確認)
成長投資枠対象商品 国内株 / 米国株 / 中国株 / 投資信託(約1,750本以上)
投資信託 約1,800本(購入時手数料すべて無料)
外国株 2カ国/米国株:約5,000銘柄以上(2025年1月27日時点)
取引ツール(PC) マネックストレーダー / 銘柄スカウター
スマホアプリ マネックス証券アプリ / 米国株アプリ / 投信アプリ
提携銀行口座 マネックス証券専用銀行口座(詳細は公式サイトで確認)
ポイント投資・付与 マネックスポイント / dポイント(投資信託の積立に利用可能)
口座開設スピード オンライン申込で最短翌営業日

マネックス証券は、口座数約270万の中堅ネット証券ですが、米国株投資に強みを持つことで知られています。米国株の取扱銘柄数は約5,000と業界トップクラスで、米国株投資を本格的に始めたい方におすすめです。

マネックス証券の特徴

米国株約5,000銘柄と業界トップクラス

dカードでのクレカ積立で最大1.1%ポイント還元

銘柄分析ツール「銘柄スカウター」が優秀

米国株の立会時間外取引に対応

IPO年間54銘柄(2024年実績)

2024年7月からdカードでのクレカ積立に対応し、ドコモユーザーにとって魅力的な選択肢になりました。dカードでの積立なら最大1.1%のdポイント還元が受けられ、業界最高水準のポイント還元率を誇ります。投資信託の保有残高に応じてもdポイントが貯まるため、長期投資との相性が抜群です。

独自の銘柄分析ツール「銘柄スカウター」は、過去10期以上の業績を簡単にチェックでき、銘柄選びの強い味方になります。米国株なら立会時間外の取引もでき、最長14時間取引が可能なため、チャンスを逃しません。

新NISAのつみたて投資枠は約217本の投資信託を取り扱い、成長投資枠では国内株・米国株・中国株が対象です。IPO取扱実績も年間54銘柄(2024年実績)と充実しています。

松井証券|25歳以下は手数料無料

松井証券のLP画像
項目 内容
口座数 約1,670,000口座 ※2025年3月時点
取引手数料 【ボックスレート(1日定額制)】 1日の約定代金合計50万円まで:0円 50万円超:1,000円(税込1,100円)~※25歳以下なら約定代金に関わらず手数料無料
NISA対応 〇(日本株、米国株、投資信託すべて売買手数料無料)
つみたて投資枠取扱銘柄数 〇(銘柄数は公式サイトで確認)
成長投資枠対象商品 国内株 / 米国株 / 投資信託(約1,800本以上)
投資信託 約1,900本以上(購入時手数料すべて無料)
外国株 米国株:約4,900銘柄(2025年4月23日時点)
取引ツール(PC) ネットストック・ハイスピード(無料)
スマホアプリ 日本株アプリ / 投信アプリ / 米国株アプリ(すべて無料)
提携銀行口座 MATSUI Bank(松井証券専用銀行)
ポイント投資・付与 松井証券ポイント(投資信託の積立に利用可能)
口座開設スピード 最短即日(スマートフォンによるオンライン申込)

松井証券は、創業100年を超える老舗証券会社で、サポート体制の充実度とユニークな手数料体系が特徴です。25歳以下なら現物取引・信用取引の手数料が完全無料で、若年層の資産形成を応援しています。

松井証券の特徴

25歳以下は手数料完全無料

1日の約定代金50万円以下なら手数料無料

投資信託約1,900本を取り扱い

リモートサポートで画面共有しながら操作説明

米国株約4,900銘柄を取り扱い

26歳以上でも、1日の約定代金が50万円以下なら手数料無料のため、少額投資を中心に行う初心者に優しい料金設定です。投資信託は約1,900本、米国株は約4,900銘柄と、商品ラインナップも充実しています。

サポート体制は業界トップクラスで、「松井証券リモートサポート」では、オペレーターがユーザーのパソコン画面を共有しながら操作方法を丁寧に教えてくれます。投資が初めてで操作に不安がある方でも安心して始められます。

取引ツール「マーケットラボ」は、銘柄スクリーニング機能が充実しており、株主優待銘柄もビジュアルで分かりやすく表示されます。新NISAのつみたて投資枠は約250本の投資信託を取り扱い、成長投資枠では国内株・米国株・投資信託が対象です。

手数料を比較|どこが一番安い?

証券会社を選ぶ上で、手数料の比較は欠かせません。取引の種類によって手数料体系が異なるため、自分が主に行う取引の手数料をしっかり確認しましょう。ここでは、現物取引、信用取引、投資信託の3つに分けて手数料を比較します。

現物取引の手数料

現物取引とは、自己資金で株式を購入する通常の取引のことです。近年、主要ネット証券では手数料無料化の流れが進んでおり、投資家にとって有利な環境が整っています。

SBI証券と楽天証券は、国内株式の現物取引手数料を完全無料化しています。これは電子交付サービスを利用することで、すべての取引が無料になる画期的なサービスです。松井証券は、1日の約定代金が50万円以下なら無料、25歳以下なら金額に関係なく無料という特徴があります。

マネックス証券は、1注文ごとに55円〜1,070円(税込)の手数料がかかりますが、1日定額コースを選べば100万円以下は550円(税込)で取引できます。三菱UFJモルガン・スタンレー証券は、約定金額に応じて0.99%〜の手数料がかかる体系です。

少額投資を中心に行うなら、手数料無料の証券会社を選ぶのが断然お得です。ただし、手数料だけでなく、取扱商品やツールの使いやすさも含めて総合的に判断しましょう。

信用取引の手数料

信用取引とは、証券会社から資金や株式を借りて行う取引のことです。現物取引よりも大きな金額を動かせる反面、リスクも高くなるため、初心者は十分に理解してから始めることが大切です。

信用取引の手数料も、証券会社によって大きく異なります。SBI証券と楽天証券は、信用取引手数料も完全無料化しており、コストを抑えて取引できます。松井証券も、1日の約定代金が50万円以下なら無料、25歳以下なら無料です。

マネックス証券は、1注文ごとに99円〜385円(税込)の手数料がかかります。信用取引では、手数料以外にも金利や貸株料がかかるため、総合的なコストを比較することが重要です。

信用取引は元本を上回る損失が発生する可能性があります。リスク管理を徹底し、自分の資金力に見合った取引を心がけましょう。

投資信託の購入手数料

投資信託を購入する際には、購入時手数料(販売手数料)と信託報酬(保有中にかかる費用)の2種類のコストがかかります。近年は購入時手数料無料(ノーロード)の投資信託が増えており、初心者でも始めやすくなっています。

主要ネット証券では、つみたて投資枠対象の投資信託はすべて購入時手数料無料です。成長投資枠で購入できる投資信託も、多くがノーロードになっています。SBI証券、楽天証券、マネックス証券、松井証券のいずれも、投資信託の購入時手数料は基本的に無料です。

一方、信託報酬は投資信託を保有している間ずっとかかる費用です。年率0.1%〜2.0%程度と商品によって大きく異なり、長期保有するほど影響が大きくなります。例えば、信託報酬が年率0.1%の投資信託と1.0%の投資信託では、10年間で約9%もの差が生まれる計算です。

投資信託を選ぶ際は、信託報酬の低いインデックスファンドを中心に検討するのがおすすめです。eMAXIS Slimシリーズや楽天・バンガードシリーズなど、信託報酬が年率0.1%前後の低コスト商品が人気を集めています。

NISAで選ぶならどこ?|新NISAに強い証券会社

2024年から始まった新NISAは、非課税保有期間が無期限になり、年間投資枠も大幅に拡大されました。長期的な資産形成を考えるなら、NISA口座をどこで開設するかは非常に重要な選択です。ここでは、新NISAで証券会社を選ぶ際のポイントを解説します。

金融庁「新しいNISA」

つみたて投資枠の取扱商品数

つみたて投資枠では、金融庁が定めた基準を満たす投資信託に年間120万円まで投資できます。取扱商品数は証券会社によって異なるため、自分が投資したい商品が取り扱われているか確認しましょう。

SBI証券は約271本と業界最多で、楽天証券は約200本、マネックス証券は約217本、松井証券は約250本を取り扱っています。三菱UFJモルガン・スタンレー証券は約30本とやや少なめですが、人気の投資信託は揃っています。

つみたて投資枠で人気の高い「eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)」や「eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)」は、ほぼすべての主要ネット証券で取り扱われています。楽天証券では、自社オリジナルの「楽天・オールカントリー株式インデックス・ファンド」や「楽天・S&P500インデックス・ファンド」も選べます。

取扱商品数が多いほど選択肢が広がりますが、初心者のうちは人気の定番商品から始めるのがおすすめです。商品選びに迷ったら、信託報酬が低く、世界中の株式に分散投資できるインデックスファンドを検討しましょう。

成長投資枠での取引条件

成長投資枠では、個別株や投資信託に年間240万円まで投資できます。つみたて投資枠と併用できるため、積立投資と個別株投資を両方行いたい方に便利です。

主要ネット証券では、成長投資枠での国内株式・米国株式・投資信託の取引手数料が無料になっています。SBI証券、楽天証券、マネックス証券、松井証券のいずれも、NISA口座内の取引は手数料無料です。

成長投資枠で個別株を買う場合、単元未満株(1株から買える株式)の取扱いがあると便利です。SBI証券の「S株」、楽天証券の「かぶミニ®」、マネックス証券の「ワン株」など、各社で単元未満株サービスを提供しています。少額から有名企業の株を買えるため、分散投資がしやすくなります。

米国株を成長投資枠で買いたい場合は、取扱銘柄数が多い証券会社を選びましょう。SBI証券は約5,000銘柄、マネックス証券も約5,000銘柄と、豊富なラインナップを誇ります。

NISA口座開設のスピード

NISA口座の開設には、税務署による確認作業が必要なため、通常の口座開設よりも時間がかかります。証券会社によって開設スピードが異なるため、早く投資を始めたい方は確認しておきましょう。

SBI証券と楽天証券は、最短翌営業日でNISA口座が開設できます。マネックス証券は最短2営業日、松井証券は最短即日と、各社でスピードに差があります。ただし、これは最短の場合であり、実際には書類の不備や税務署の混雑状況によって1〜2週間かかることもあります。

既に別の金融機関でNISA口座を持っている場合、金融機関の変更には手続きが必要です。変更したい年にすでに買付を行っている場合は、その年の変更はできず、翌年からの変更になります。NISA口座は一人一口座しか持てないため、最初から自分に合った証券会社を選ぶことが大切です。

初心者が口座開設後にやること|最初の一歩

証券口座を開設したものの、「次に何をすればいいか分からない」という声をよく聞きます。ここでは、口座開設後に初心者がやるべきことを順番に解説します。最初の一歩を踏み出すための具体的な手順を見ていきましょう。

入金方法を確認する

まず、証券口座に資金を入金する方法を確認しましょう。主な入金方法には、銀行振込、即時入金サービス、自動入金サービスの3種類があります。

銀行振込は、自分の銀行口座から証券口座に振り込む方法です。振込手数料がかかる場合があるため、手数料無料の方法を選ぶのがおすすめです。即時入金サービスは、提携銀行からインターネットバンキングで入金でき、手数料無料かつ即座に反映される便利なサービスです。

SBI証券なら住信SBIネット銀行との連携が便利で、楽天証券なら楽天銀行との「マネーブリッジ」を設定すると、自動入出金(スイープ)機能が使えます。この機能を使えば、買付時に自動的に銀行口座から資金が移動するため、資金管理が楽になります。

最初は少額から始めるのがおすすめです。例えば、月1万円の積立投資から始めて、慣れてきたら金額を増やしていくのが無理のない方法です。

取引ツールにログインする

入金が完了したら、取引ツールやアプリにログインして、画面の見方や操作方法を確認しましょう。最初は少し戸惑うかもしれませんが、実際に触ってみることが上達への近道です。

スマホアプリをダウンロードして、ログインIDとパスワードでログインします。初回ログイン時には、取引パスワードの設定や二段階認証の設定を求められることがあります。セキュリティを高めるため、必ず設定しておきましょう。

ログイン後は、マーケット情報や保有資産の確認画面、注文画面などを一通り見て回りましょう。各証券会社は初心者向けのガイドやチュートリアル動画を提供しているため、分からないことがあれば参考にするといいですよ。

デモ取引機能がある証券会社なら、実際にお金を使わずに注文の練習ができます。まずはデモで操作に慣れてから、本番の取引を始めるのも一つの方法です。

初めての投資商品を選ぶ

初めての投資商品は、リスクが比較的低く、分散投資ができる投資信託がおすすめです。特に、世界中の株式に分散投資できるインデックスファンドなら、初心者でも安心して始められます。

人気の投資信託として、「eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)」や「eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)」があります。これらは信託報酬が年率0.1%前後と低コストで、長期投資に適しています。楽天証券なら、「楽天・オールカントリー株式インデックス・ファンド」も選択肢に入ります。

商品を選ぶ際は、過去の運用実績(リターン)だけでなく、値動きの大きさ(リスク)も確認しましょう。一般的に、リターンが高い商品ほどリスクも高くなる傾向があります。自分のリスク許容度に合った商品を選ぶことが大切です。

どの商品を選べばいいか迷ったら、証券会社が提供する「ファンド診断」や「ロボアドバイザー」を活用するのもおすすめです。いくつかの質問に答えるだけで、自分に合った商品を提案してくれます。

少額から取引を始める

初めての投資は、少額から始めて経験を積むことが大切です。いきなり大金を投資すると、値動きに一喜一憂してしまい、冷静な判断ができなくなることがあります。

投資信託なら、多くの証券会社で100円から購入できます。まずは月1万円程度の積立投資から始めて、投資の感覚をつかみましょう。積立投資なら、毎月決まった日に自動的に買付が行われるため、買い忘れの心配もありません。

個別株を買いたい場合は、単元未満株(1株から買える株式)を活用しましょう。通常は100株単位での購入が基本ですが、単元未満株なら数百円から数千円で有名企業の株を買えます。少額で複数の銘柄に分散投資できるため、リスクを抑えながら経験を積めます。

投資を始めたら、定期的に資産状況を確認する習慣をつけましょう。ただし、短期的な値動きに一喜一憂する必要はありません。長期的な視点で、じっくりと資産を育てていく姿勢が大切です。

金融庁「投資の基本」

ネット証券で気をつけたい4つのこと

ネット証券は便利で手数料も安いですが、注意すべきポイントもあります。投資を始める前に、リスクやデメリットをしっかり理解しておくことが大切です。ここでは、ネット証券を利用する際に気をつけたい4つのポイントを解説します。

投資には元本割れのリスクがある

投資で最も重要なのは、元本割れのリスクがあることを理解することです。株式や投資信託の価格は常に変動しており、購入時よりも価格が下がることがあります。預金と違って元本保証はないため、損失が発生する可能性があることを認識しておきましょう。

特に、個別株や特定の地域・業種に集中投資する商品は、値動きが大きくなる傾向があります。一方、世界中の株式に分散投資するインデックスファンドなら、リスクを分散できます。投資の基本は「長期・積立・分散」であり、この原則を守ることでリスクを軽減できます。

含み損(評価額が購入額を下回っている状態)が出ても、すぐに売却する必要はありません。長期投資を前提にしているなら、一時的な値下がりは気にせず、保有し続けることが大切です。過去のデータを見ると、世界の株式市場は長期的には右肩上がりの傾向があります。

生活に必要な資金まで投資に回すのは避けましょう。投資は余裕資金で行い、万が一損失が出ても生活に影響が出ない範囲で行うことが鉄則です。

手数料だけで選ばない

手数料の安さは重要な比較ポイントですが、それだけで証券会社を選ぶのは危険です。取扱商品の豊富さ、ツールの使いやすさ、サポート体制など、総合的に判断することが大切です。

例えば、手数料が安くても自分が投資したい商品が取り扱われていなければ意味がありません。また、取引ツールが使いにくいと、誤発注のリスクが高まります。初心者のうちは、サポート体制が充実している証券会社を選ぶと安心です。

投資信託の場合、購入時手数料だけでなく、保有中にかかる信託報酬も重要です。信託報酬は毎日かかるコストなので、長期保有するほど影響が大きくなります。低コストの商品を選ぶことで、長期的なリターンを改善できます。

また、ポイント還元サービスも実質的なコスト削減になります。クレカ積立のポイント還元率や、投資信託の保有残高に応じたポイント付与など、トータルでお得になる証券会社を選びましょう。

サポートが必要なら対面証券も検討

ネット証券は手数料が安く便利ですが、対面でのサポートは受けられません。投資の相談をしたい、専門家のアドバイスが欲しいという方は、対面型の証券会社も検討する価値があります。

対面型証券会社では、担当者が付いて投資のアドバイスをしてくれます。手数料はネット証券より高くなりますが、その分手厚いサポートを受けられます。特に、まとまった資産を運用する場合や、複雑な金融商品に投資する場合は、専門家のサポートが役立ちます。

対面型証券会社では、担当者から特定の商品を勧められることがあります。勧められた商品が本当に自分に合っているか、手数料は適正か、しっかり確認することが大切です。最終的な投資判断は、自分自身で行う必要があります。

ネット証券でも、電話やチャットでのサポートは受けられます。松井証券のように、画面共有しながら操作方法を教えてくれるサービスもあります。まずはネット証券のサポートを試してみて、それでも不安なら対面型証券会社を検討するのも一つの方法です。

複数口座を持つのも一つの方法

証券口座は複数持つことができます。用途に応じて証券会社を使い分けるのも賢い戦略です。例えば、長期投資用と短期売買用で分ける、国内株用と米国株用で分けるなど、目的別に使い分けられます。

SBI証券で国内株を取引し、マネックス証券で米国株を取引するといった使い方もできます。楽天証券で楽天ポイントを貯めながら投資信託を積み立て、SBI証券でIPO投資を行うという組み合わせも人気です。

NISA口座は一人一口座しか開設できません。NISA口座をどこで開設するかは慎重に選ぶ必要があります。一度決めたら1年間は変更できないため、最初から自分に合った証券会社を選びましょう。

複数口座を持つデメリットは、資産管理が複雑になることです。どの証券会社にいくら資産があるか、定期的に確認する手間がかかります。また、各証券会社でログインIDやパスワードを管理する必要もあります。メリットとデメリットを比較して、自分に合った方法を選びましょう。

目的別のおすすめ証券会社

投資の目的やスタイルは人それぞれです。ここでは、目的別におすすめの証券会社を紹介します。自分の投資目的に合った証券会社を選ぶことで、より効率的に資産形成ができます。

少額投資から始めたい人

投資が初めてで、まずは少額から始めたいという方には、松井証券とSBI証券がおすすめです。松井証券は、1日の約定代金が50万円以下なら手数料無料で、25歳以下なら金額に関係なく無料です。少額取引が中心の初心者に優しい料金設定になっています。

SBI証券は、単元未満株「S株」で1株から有名企業の株を買えます。投資信託も100円から購入できるため、本当に少額から投資を始められます。手数料も完全無料なので、コストを気にせず取引できます。

楽天証券の「かぶミニ®」も、1株から株式を購入でき、業界で唯一指値注文ができるため、自分の希望する価格で買えるのが魅力です。楽天ポイントを使って投資もできるため、ポイントを有効活用したい方にもおすすめです。

米国株に投資したい人

米国株投資を本格的に行いたいなら、マネックス証券とSBI証券がおすすめです。両社とも米国株の取扱銘柄数が約5,000と業界トップクラスで、AppleやAmazon、Teslaなど人気の銘柄はもちろん、中小型株まで幅広く取り扱っています。

マネックス証券は、米国株の取引時間が長く、立会時間外取引も可能です。最長14時間取引できるため、日本時間の日中でも米国株を売買できます。銘柄分析ツール「銘柄スカウター」も米国株に対応しており、業績分析が簡単にできます。

SBI証券は、米国株の手数料が完全無料で、為替手数料も0円です。米国ETFも豊富に取り扱っており、米国株投資を幅広く行いたい方に向いています。楽天証券も米国株約4,500銘柄を取り扱い、手数料無料で取引できます。

IPO投資に挑戦したい人

IPO(新規公開株)投資は、上場前の株を購入して、上場後の値上がり益を狙う投資方法です。当選すれば高い確率で利益が出ることから人気がありますが、応募者が多く当選確率は低めです。

SBI証券はIPO取扱実績が年間78銘柄(2024年実績)と業界トップで、主幹事を務めることも多いため、IPO投資をするなら必ず開設しておきたい証券会社です。SMBC日興証券も年間52銘柄、野村證券も年間46銘柄と、IPOに強い証券会社として知られています。

IPO投資の当選確率を上げるには、複数の証券会社に口座を開設して、それぞれから応募するのが効果的です。SBI証券、SMBC日興証券、野村證券、マネックス証券、松井証券など、IPO取扱実績の多い証券会社に複数口座を持つことをおすすめします。

ポイント投資をしたい人

普段の買い物で貯めたポイントを投資に使いたいなら、楽天証券、SBI証券、マネックス証券がおすすめです。楽天証券は楽天ポイント、SBI証券はVポイント・Pontaポイント・dポイント・PayPayポイント、マネックス証券はdポイントを使って投資信託を購入できます。

楽天証券は、楽天カードでのクレカ積立で楽天ポイントが貯まり、貯まったポイントで投資信託を購入できます。楽天市場でよく買い物をする方なら、楽天経済圏の恩恵を最大限に受けられます。

SBI証券は、5種類のポイントから選べるのが特徴です。三井住友カードでのクレカ積立なら、最大5.0%のVポイント還元が受けられます。マネックス証券は、dカードでの積立で最大1.1%のdポイント還元と業界最高水準で、ドコモユーザーに特におすすめです。

よくある質問(Q&A)

よくある質問(Q&A)
ネット証券は安全ですか?

ネット証券は、金融庁に登録された正式な金融商品取引業者であり、安全性は対面型証券会社と変わりません。顧客の資産は分別管理され、証券会社の資産とは別に保管されています。万が一証券会社が倒産しても、投資者保護基金により1,000万円まで補償される仕組みになっています。セキュリティ面でも、二段階認証やログイン通知など、各社が対策を強化しています。

口座開設に費用はかかりますか?

ネット証券の口座開設は無料です。口座維持費や管理費もかかりません。費用が発生するのは、実際に株式や投資信託を売買する際の取引手数料のみです。口座を開設しただけでは一切費用はかからないため、複数の証券会社に口座を開設して比較することもできます。

複数の証券会社で口座を持てますか?

はい、複数の証券会社で口座を持つことができます。用途に応じて使い分けることも可能です。ただし、NISA口座は一人一口座しか開設できないため、どこで開設するか慎重に選ぶ必要があります。一般的な証券口座(課税口座)は、何社でも開設できます。

NISA口座はどこで開設すべきですか?

NISA口座は、取扱商品が豊富で手数料が安い証券会社がおすすめです。SBI証券、楽天証券、マネックス証券、松井証券のいずれかを選べば、まず間違いありません。つみたて投資枠で投資信託を積み立てるなら、クレカ積立のポイント還元率も比較しましょう。成長投資枠で個別株も買いたいなら、国内株・米国株の取扱銘柄数が多い証券会社を選ぶといいですよ。

証券会社が倒産したら資産はどうなりますか?

証券会社が倒産しても、顧客の資産は守られます。証券会社は顧客の資産を自社の資産と分別して管理することが法律で義務付けられているため、証券会社の倒産と顧客の資産は別物です。さらに、万が一分別管理が適切に行われていなかった場合でも、投資者保護基金により一人当たり1,000万円まで補償されます。株式や投資信託そのものの価値が下がるリスクはありますが、証券会社の倒産リスクは心配する必要はありません。

確定申告は必要ですか?

特定口座(源泉徴収あり)を選択すれば、証券会社が自動的に税金を計算して納税してくれるため、確定申告は不要です。NISA口座での取引も非課税のため、確定申告は不要です。一方、特定口座(源泉徴収なし)や一般口座を選択した場合は、自分で確定申告を行う必要があります。初心者の方は、特定口座(源泉徴収あり)を選ぶのがおすすめです。

まとめ

ネット証券は、手数料の安さと利便性の高さから、これから投資を始める方に最適な選択肢です。この記事では、おすすめのネット証券5社として、SBI証券、楽天証券、三菱UFJモルガン・スタンレー証券、マネックス証券、松井証券を紹介しました。

証券会社を選ぶ際は、手数料の安さだけでなく、取扱商品の豊富さ、取引ツールの使いやすさ、NISA対応、ポイント還元、サポート体制など、総合的に比較することが大切です。自分の投資目的やスタイルに合った証券会社を選ぶことで、より効率的に資産形成ができます。

初心者の方は、まず少額から投資を始めて、経験を積むことをおすすめします。投資信託の積立投資なら、月1万円程度から始められ、リスクを抑えながら長期的な資産形成が可能です。単元未満株を活用すれば、数百円から個別株投資も始められます。

複数の証券会社に口座を開設して、用途に応じて使い分けるのも賢い戦略です。ただし、NISA口座は一人一口座しか開設できないため、慎重に選びましょう。口座開設は無料で、維持費もかからないため、気になる証券会社があれば実際に開設して試してみるのもおすすめです。

なお、投資には元本割れのリスクがあります。最終的な投資判断はご自身の責任で行ってください。分からないことがあれば、各証券会社のサポートに相談したり、金融の専門家に相談することも大切です。この記事が、あなたの投資の第一歩を踏み出すきっかけになれば幸いです。

SOICO株式会社 共同創業者・取締役COO 土岐彩花
共同創業者&取締役COO 土岐 彩花(どきあやか)
SOICO株式会社
慶應義塾大学在学中に19歳で起業し、2社のベンチャー創業を経験。大学在学中に米国UCバークレー校(Haas School of Business, University of California, Berkeley)に留学し、経営学、マーケティング、会計、コンピュータ・サイエンスを履修。新卒でゴールドマン・サックス証券の投資銀行本部に就職し、IPO含む事業会社の資金調達アドバイザリー業務・引受業務に従事。2018年よりSOICO株式会社の取締役COOに就任。

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