米国株の買い方|初心者向け完全ガイド

米国株の買い方|初心者向け完全ガイド

米国株への投資を始めたいけれど、どこから手をつければいいか分からない。

そんな悩みを抱えていませんか。

実は、米国株は証券会社で口座を開設すれば、誰でも1株から購入できます

AppleやAmazonといった世界的な企業の株主になることも、決して難しくありません。

この記事では、米国株の買い方を基本の3ステップから、証券会社の選び方、注文方法、手数料、税金まで、初心者の方にも分かりやすく解説します。

最後まで読めば、明日からでも米国株投資を始められるようになります。

この記事の要約
  • 米国株は証券会社で口座開設→入金→注文の3ステップで購入できる
  • 取扱銘柄数・手数料・NISA対応などを比較して証券会社を選ぶことが重要
  • 1株から購入可能で、NISAを使えば売買手数料が無料になる証券会社も多い
SOICO株式会社 共同創業者・取締役COO 土岐彩花
共同創業者&取締役COO 土岐 彩花(どきあやか)
SOICO株式会社
慶應義塾大学在学中に19歳で起業し、2社のベンチャー創業を経験。大学在学中に米国UCバークレー校(Haas School of Business, University of California, Berkeley)に留学し、経営学、マーケティング、会計、コンピュータ・サイエンスを履修。新卒でゴールドマン・サックス証券の投資銀行本部に就職し、IPO含む事業会社の資金調達アドバイザリー業務・引受業務に従事。2018年よりSOICO株式会社の取締役COOに就任。

目次

米国株の買い方|基本の3ステップ

米国株投資を始めるには、証券会社で口座を開設し、資金を入金して、銘柄を選んで注文を出すという3つのステップを踏みます。

日本株と基本的な流れは同じですが、米国株ならではの特徴もあります。

証券会社で口座を開設する

米国株を購入するには、まず米国株の取扱いがある証券会社で口座を開設する必要があります。

SBI証券や楽天証券、マネックス証券などの主要ネット証券では、オンラインで口座開設の申し込みができ、最短で翌営業日から取引を始められます

口座開設には本人確認書類(運転免許証やマイナンバーカードなど)が必要です。

多くの証券会社では、証券総合口座とあわせて外国株取引口座も同時に開設できます。

すでに証券総合口座をお持ちの方も、外国株取引口座を追加で開設すれば米国株の取引が可能になります。

口座開設の申し込みから取引開始までは、証券会社によって異なりますが、オンライン完結型なら最短即日から数営業日程度です。

本人確認書類の提出方法や審査状況によって期間が変わるため、余裕を持って申し込むとよいでしょう。

口座に資金を入金する

口座開設が完了したら、米国株を購入するための資金を入金します。

入金方法は銀行振込やインターネットを使った即時入金サービスなど、証券会社によってさまざまです。

即時入金サービスを利用すれば、手数料無料で即座に口座に反映されるため便利です。

米国株は米ドル建てで取引されるため、日本円を米ドルに両替する必要があります。

証券会社によっては、円貨決済を選択すれば自動的に両替してくれるサービスもあります。

事前に米ドルに両替しておく外貨決済を選ぶと、為替レートが有利なタイミングで両替できるメリットがあります。

入金額は、購入したい銘柄の株価によって異なります。

米国株は1株から購入できるため、数千円から数万円程度の少額からでも投資を始められます

まずは少額から始めて、慣れてきたら投資額を増やしていくのがおすすめです。

銘柄を選んで注文を出す

資金の準備ができたら、購入したい銘柄を選んで注文を出します。

米国株はティッカーコードと呼ばれるアルファベットの略称で検索します。

例えば、Appleは「AAPL」、Amazonは「AMZN」、Microsoftは「MSFT」といった具合です。

注文方法は、成行注文と指値注文の2種類が基本です。

成行注文は価格を指定せずに注文する方法で、指値注文は希望する価格を指定して注文する方法です。

初心者の方は、確実に購入できる成行注文から始めるとよいでしょう。

注文画面では、購入する株数、注文方法(成行または指値)、決済方法(円貨決済または外貨決済)を選択します。

内容を確認して注文を確定すれば、米国市場の取引時間内に約定します。

取引時間は日本時間で夏時間が22時30分~翌朝5時、冬時間が23時30分~翌朝6時です。

米国株が買える証券会社の選び方

米国株投資を始める際に最も重要なのが証券会社選びです。

証券会社によって取扱銘柄数、手数料、取引ツールの使いやすさなどが大きく異なります。

自分の投資スタイルに合った証券会社を選ぶことで、より効率的に資産形成ができます。

取扱銘柄数で選ぶ

証券会社によって米国株の取扱銘柄数は大きく異なります。

証券会社によって50銘柄程度~6000銘柄以上と、取扱銘柄数が大きく異なっているのが実情です。

AppleやAmazonなどの有名企業はどの証券会社でも取扱っていますが、小型株やニッチな銘柄に投資したい場合は取扱銘柄数の多い証券会社を選ぶ必要があります。

証券会社 取扱銘柄数 特徴
SBI証券 約5,000銘柄 業界トップクラスの取扱銘柄数
楽天証券 約4,500銘柄 主要銘柄を幅広くカバー
マネックス証券 約5,000銘柄 豊富な銘柄ラインナップ
松井証券 約4,900銘柄 主要銘柄を網羅
moomoo証券 約7,000銘柄以上 最多水準の取扱銘柄数

取扱銘柄数が多い証券会社を選べば、投資の選択肢が広がります。

ただし、初心者の方は有名企業の株から始めることが多いため、取扱銘柄数だけでなく他の要素も総合的に判断することが大切です。

ダイヤモンドZAi:米国株が買えるおすすめの証券会社を比較

手数料の安さで選ぶ

米国株投資では、売買手数料と為替手数料の2つのコストがかかります。

米国株は一般的に日本株よりも売買コストが高めなので、頻繁に取引をしたい人はより売買コストの安い証券会社を選ぶことが重要です。

特にNISA口座を利用すれば、多くの証券会社で売買手数料が無料になります。

証券会社 売買手数料(通常口座) 為替手数料 NISA口座
SBI証券 約定代金の0.495%(上限22米ドル) 無料 売買手数料無料
楽天証券 約定代金の0.495%(上限22米ドル) 無料 売買手数料無料
マネックス証券 約定代金の0.495%(上限22米ドル) 買付時無料 売買手数料無料
松井証券 約定代金の0.495%(上限22米ドル) 無料 売買手数料無料
moomoo証券 約定代金の0.132% 無料 売買手数料無料

SBI証券は2024年12月に米ドルの為替手数料を無料に引き下げたことで、さらにコストを抑えて取引できるようになりました。

為替手数料は取引のたびに発生するコストなので、長期的に見ると大きな差になります。

ダイヤモンドZAi:米国株が買えるおすすめの証券会社を比較

取引ツールの使いやすさで選ぶ

米国株の取引時間は日本時間の深夜帯になるため、スマートフォンアプリの使いやすさも重要なポイントです。

取引ツールが充実している証券会社を選べば、銘柄検索から注文、資産管理までスムーズに行えます。

SBI証券の「SBI証券 米国株アプリ」は、最大20年分の株価を見ることができ、豊富なテクニカル指標や描画機能を備えた「チャート画面」や、米国市場のランキングを確認できる「米国市場ランキング」、決算情報を見やすい「ビジュアル決算」など、スマホひとつで本格的に米国株取引を行うことができる点が特徴です。

楽天証券の「マーケットスピードⅡ」も、米国株取引に対応した高機能ツールとして人気があります。

初心者の方は、画面が見やすく操作が直感的なアプリを提供している証券会社を選ぶとよいでしょう。

多くの証券会社では、デモ画面やアプリのレビューを公開しているので、事前に確認することをおすすめします。

NISAでの米国株購入に対応しているか

2024年から始まった新NISA制度では、成長投資枠を使って米国株を購入できます。

成長投資枠の年間投資可能金額は240万円で、非課税で米国株に投資できるメリットは非常に大きいです。

NISA口座での米国株取引に対応している証券会社を選べば、税制優遇を受けながら資産形成ができます。

主要なネット証券はほとんどがNISA口座での米国株取引に対応していますが、NISA口座での売買手数料や為替手数料の扱いは証券会社によって異なります。

SBI証券、楽天証券、松井証券では、NISA口座での米国株取引の売買手数料が無料になるため、コストを抑えて投資できます。

NISA口座で米国株を購入する場合、配当金には米国で10%の税金がかかりますが、日本での税金(通常20.315%)は非課税になります。

長期的な資産形成を考えている方は、NISA口座の活用を検討するとよいでしょう。

楽天証券:NISA成長投資枠で米国株投資

初心者におすすめの証券会社3社

米国株投資を始める初心者の方におすすめの証券会社を3社ご紹介します。

それぞれに特徴があるので、自分の投資スタイルに合った証券会社を選びましょう。

初心者におすすめの証券会社

SBI証券:取扱銘柄数が約5,000銘柄と業界トップクラスで、為替手数料も無料。NISA口座なら売買手数料も無料になるため、コストを抑えて幅広い銘柄に投資したい方におすすめです。

楽天証券:楽天ポイントを使って米国株を購入でき、取引で楽天ポイントも貯まります。楽天経済圏を利用している方や、ポイント投資に興味がある方に最適です。

マネックス証券:買付時の為替手数料が無料で、円貨決済でも為替手数料がかかりません。プレマーケットやアフターマーケットでの取引も可能で、取引時間の幅が広い点が魅力です。

これらの証券会社はいずれも口座開設・維持手数料が無料なので、複数の証券会社で口座を開設して、用途に応じて使い分けることも可能です。

まずは1社で始めて、慣れてきたら他の証券会社も検討するとよいでしょう。

口座開設から初回購入までの流れ

米国株投資を始めるための具体的な手順を、口座開設から初回購入まで順を追って解説します。

初めての方でも迷わず進められるよう、各ステップのポイントを詳しく説明します。

必要書類を準備する

口座開設には本人確認書類とマイナンバー確認書類が必要です。

事前に準備しておけば、スムーズに申し込みを進められます。

  • 本人確認書類:運転免許証、マイナンバーカード、パスポート、健康保険証など
  • マイナンバー確認書類:マイナンバーカード、通知カード、マイナンバーが記載された住民票など
  • 印鑑:オンライン申込では不要な場合が多い
  • 銀行口座情報:入出金に使用する銀行口座の情報

マイナンバーカードを持っていれば、本人確認書類とマイナンバー確認書類を兼ねることができるため便利です。

オンライン申込では、スマートフォンで書類を撮影してアップロードするだけで提出が完了します。

書類の有効期限や記載内容に不備があると、審査に時間がかかったり再提出が必要になったりするため、事前にしっかり確認しましょう。

特に住所が最新のものと一致しているか注意が必要です。

オンラインで口座開設を申し込む

証券会社のウェブサイトから口座開設の申し込みを行います。

多くの証券会社では、スマートフォンやパソコンから24時間いつでも申し込みが可能です。

申し込みフォームに必要事項を入力し、本人確認書類をアップロードします。

申し込みの際には、特定口座(源泉徴収あり・なし)または一般口座を選択します。

初心者の方には、確定申告が不要になる「特定口座(源泉徴収あり)」がおすすめです。

また、NISA口座も同時に申し込むことができるので、税制優遇を受けたい方は忘れずに申し込みましょう。

申し込み内容を確認して送信すれば、証券会社による審査が始まります。

審査には通常数日かかりますが、オンライン完結型の申し込みなら最短で翌営業日に完了する場合もあります。

本人確認書類を提出する

オンライン申込の場合、本人確認書類の提出方法は主に2つあります。

スマートフォンで本人確認書類と自分の顔を撮影する「eKYC(オンライン本人確認)」と、書類をアップロードする方法です。

eKYCを利用すれば、最短で即日から数営業日で口座開設が完了します。

運転免許証やマイナンバーカードを手元に用意し、画面の指示に従って撮影するだけで簡単に本人確認が完了します。

郵送での本人確認に比べて大幅に時間を短縮できるため、急いでいる方におすすめです。

書類アップロードの場合は、本人確認書類をスキャンまたは撮影してアップロードします。

画像が不鮮明だったり、書類の一部が切れていたりすると再提出が必要になるため、明るい場所で撮影し、全体がはっきり写っているか確認しましょう。

口座開設完了の通知を受け取る

審査が完了すると、証券会社から口座開設完了の通知が届きます。

通知方法は、メールまたは郵送のいずれかです。

eKYCを利用した場合はメールで通知されることが多く、郵送の場合は簡易書留で口座開設完了通知書が送られてきます。

口座開設完了通知には、ログインIDや初期パスワードなどの重要な情報が記載されています。

これらの情報は取引を始めるために必要なので、大切に保管しましょう。

メールで通知された場合も、印刷するかスクリーンショットを保存しておくと安心です。

外国株取引口座も同時に申し込んだ場合、証券総合口座の開設後に外国株取引口座の審査が行われます。

証券会社によっては、外国株取引口座の開設に追加で数日かかる場合があるため、取引開始までの期間を確認しておきましょう。

初回ログインと取引パスワード設定

口座開設が完了したら、証券会社のウェブサイトまたはアプリから初回ログインを行います。

口座開設完了通知に記載されているログインIDと初期パスワードを使ってログインし、セキュリティのために新しいパスワードに変更します。

取引パスワードは、実際に注文を出す際に必要なパスワードです。

ログインパスワードとは別に設定することで、セキュリティを強化できます。

パスワードは推測されにくい複雑なものにし、定期的に変更することをおすすめします。

初回ログイン後は、マイページで口座情報や取引ルールを確認しましょう。

米国株取引を始める前に、取引時間や注文方法、手数料体系などの基本情報を把握しておくと、スムーズに取引を開始できます。

入金方法を選んで資金を入れる

取引を始めるには、証券口座に資金を入金する必要があります。

入金方法は、銀行振込、即時入金サービス、ATM入金など、証券会社によってさまざまです。

即時入金サービスを利用すれば、手数料無料で即座に口座に反映されるため、すぐに取引を始めたい方におすすめです。

米国株を購入する場合、日本円のまま入金して円貨決済で取引する方法と、事前に米ドルに両替してから取引する外貨決済の方法があります。

円貨決済なら日本株と同じ感覚で取引できますが、為替手数料が高い証券会社もあるため注意が必要です。

外貨決済を選ぶ場合は、円高のタイミングで米ドルに両替しておくと有利です。

入金が完了したら、いよいよ米国株の購入が可能になります。

最初は少額から始めて、取引の流れに慣れてから徐々に投資額を増やしていくとよいでしょう。

米国株の注文方法を理解する

米国株の注文方法は日本株と基本的に同じですが、いくつか独自の特徴があります。

注文方法の違いを理解して、自分の投資スタイルに合った方法を選びましょう。

成行注文と指値注文の違い

米国株の注文方法には、成行注文と指値注文の2種類があります。

それぞれにメリットとデメリットがあるため、状況に応じて使い分けることが大切です。

注文方法 特徴 メリット デメリット
成行注文 価格を指定せずに注文 確実に約定する 想定外の価格で約定する可能性がある
指値注文 希望価格を指定して注文 希望価格以下(買い)または以上(売り)で約定 価格が希望価格に達しないと約定しない

成行注文は、その時点で最も有利な価格で即座に約定する注文方法です。

確実に購入または売却したい場合に適していますが、市場が急変動している時は想定外の価格で約定する可能性があります。

米国市場ではストップ高、ストップ安がありませんので、成行を使う際には十分注意してください

指値注文は、買いたい価格(買い指値)または売りたい価格(売り指値)を指定する注文方法です。

指定した価格に達しない限り約定しないため、希望価格で取引できる一方、約定しないリスクもあります。

時間に余裕がある場合や、特定の価格で取引したい場合に適しています。

円貨決済と外貨決済はどう違う?

米国株を購入する際の決済方法には、円貨決済と外貨決済の2種類があります。

どちらを選ぶかによって、為替手数料や取引の手間が変わってきます。

決済方法 特徴 メリット デメリット
円貨決済 日本円で自動的に両替 事前に両替する手間が不要 為替手数料が高い場合がある
外貨決済 事前に米ドルに両替 両替タイミングを自分で選べる 事前に両替する手間がかかる

円貨決済を選択すれば、証券会社が米ドルに両替して決済を行ってくれます。スピーディで便利な決済手段ですが、手数料が割高なことが多いので注意しておきましょう

一方、外貨決済を利用する場合、米ドルへの両替を自分の手で事前に済ませておく必要があります。両替のタイミングを自分で決められ、手数料も抑えられるのがメリットです。

初心者の方は、まず円貨決済で取引に慣れてから、外貨決済を検討するとよいでしょう。

頻繁に米国株を売買する方や、為替レートを見ながら戦略的に投資したい方は、外貨決済を活用することで手数料を節約できます。

ティッカーコードで銘柄を検索する

米国株はティッカーコードと呼ばれるアルファベットの略称で識別されます。

日本株のように4桁の数字ではなく、1~5文字のアルファベットで表記されるため、最初は戸惑うかもしれませんが、すぐに慣れます。

主な米国株のティッカーコードの例を挙げると、Apple(AAPL)、Amazon(AMZN)、Microsoft(MSFT)、Google(GOOGL)、Tesla(TSLA)などです。

企業名の一部や略称がティッカーコードになっていることが多いため、覚えやすいものも多くあります。

証券会社の取引画面では、ティッカーコードまたは企業名で銘柄を検索できます。

企業名で検索すると複数の候補が表示されることがあるため、正確なティッカーコードを確認してから注文を出しましょう。

銘柄情報ページには、株価、チャート、企業概要、財務情報などが掲載されているので、購入前にしっかり確認することをおすすめします。

取引時間を確認する

米国株の取引時間は、日本時間とは異なるため注意が必要です。

米国株式の取引時間は、現地時間では9:30〜16:00となっており、日本時間では米国夏時間22:30〜翌5:00、米国冬時間23:30〜翌6:00となっています。

サマータイムの期間は3月第2日曜日から11月第1日曜日までです。

取引時間外に注文を出した場合、次の取引時間の開始時に注文が執行されます。

成行注文の場合、取引時間外に出した注文は、取引開始時の価格で約定するため、前日の終値と大きく異なる場合があります。

指値注文なら、指定した価格に達した時点で約定するため、取引時間外でも安心して注文を出せます。

また、米国の株式市場は日本と同様に基本的に土日祝日は休場ですが、祝日は日本と異なるので注意しましょう

感謝祭やクリスマスなど、米国独自の祝日には市場が休場になります。

証券会社のウェブサイトで年間の休場日カレンダーを確認しておくとよいでしょう。

SMBC日興証券:米国株式の買い方と基本知識

手数料と税金の基礎知識

米国株投資では、売買手数料や為替手数料などのコストがかかります。

また、利益が出た場合には税金も発生します。

これらのコストを理解して、効率的に資産形成を進めましょう。

取引手数料はいくらかかる?

米国株の取引手数料は、約定代金に応じて決まります。

主要なネット証券では、約定代金の0.495%(税込)が基本で、上限が22米ドルに設定されています

NISA口座を利用すれば、多くの証券会社で売買手数料が無料になります。

証券会社 取引手数料(特定口座) 最低手数料 上限手数料 NISA口座
SBI証券 約定代金の0.495% 0米ドル 22米ドル 無料
楽天証券 約定代金の0.495% 0米ドル 22米ドル 無料
マネックス証券 約定代金の0.495% 0米ドル 22米ドル 無料
松井証券 約定代金の0.495% 0米ドル 22米ドル 無料
moomoo証券 約定代金の0.132% 0米ドル 無料

例えば、1株100米ドルの株を10株(合計1,000米ドル)購入した場合、取引手数料は1,000米ドル×0.495%=4.95米ドルとなります。

NISA口座なら、この手数料が無料になるため、長期的に見ると大きなコスト削減になります。

売却時には、取引手数料に加えてSEC Fee(米国証券取引委員会手数料)が別途かかりますが、2025年5月14日より、SEC Feeの手数料率が100万ドルあたり0.00ドルに設定されました。そのため、次回SECによる見直しがされるまでは無料です。

株の基礎知識:米国株の手数料は高い?

為替手数料を抑える方法

米国株投資では、日本円を米ドルに両替する際に為替手数料がかかります。

為替手数料は証券会社によって大きく異なるため、コストを抑えるには為替手数料が安い証券会社を選ぶことが重要です。

楽天証券の米ドルの為替手数料が無料(0円)と超低コストで、SBI証券は2024年12月に米ドルの為替手数料を無料に引き下げたことで、為替コストを気にせず取引できるようになりました。

松井証券も為替手数料が無料です。

マネックス証券では、日本円での米国株買付(円貨決済)における為替手数料が無料なのは、主要ネット証券ではマネックス証券のみという特徴があります。

円貨決済を利用したい方にとって大きなメリットです。

為替手数料を抑えるもう一つの方法は、円高のタイミングでまとめて米ドルに両替しておくことです。

外貨決済を選択すれば、一度両替した米ドルを使って複数回取引できるため、為替手数料を節約できます。

ただし、為替リスクがあることも理解しておきましょう。

ダイヤモンドZAi:米国株が買えるおすすめの証券会社を比較

マネックス証券:米国株買付時の為替手数料0銭が継続

米国株の税金と確定申告

米国株で得た利益には税金がかかります。

株式譲渡益は申告分離課税(税率20.315%)で、配当金にも同じ税率が適用されます。

ただし、米国株の配当金は、通常米国で10%、日本で20.315%の2段階、約30%の課税がされます

特定口座(源泉徴収あり)で確定申告不要になるため、初心者の方は特定口座(源泉徴収あり)を選ぶことをおすすめします。

確定申告をすれば、米国で源泉徴収された10%の税金について外国税額控除を受けることができますが、手続きが複雑なため、税理士に相談するとよいでしょう。

NISA口座で米国株を購入した場合、NISA口座は非課税になるため、日本での税金(20.315%)はかかりません。

ただし、NISA口座で購入した場合は、日本での利益・配当金はもともと非課税のため、還付を受けることはできません。この場合は米国で10%の課税のみとなります。

国税庁:株式等の譲渡所得等の課税

楽天証券トウシル:新NISAで買いたい米国高配当株

特定口座と一般口座の違い

証券口座には、特定口座と一般口座の2種類があります。

特定口座はさらに「源泉徴収あり」と「源泉徴収なし」に分かれます。

それぞれの特徴を理解して、自分に合った口座を選びましょう。

口座の種類 特徴 確定申告 おすすめの人
特定口座(源泉徴収あり) 証券会社が自動的に税金を源泉徴収 原則不要 確定申告の手間を省きたい人
特定口座(源泉徴収なし) 年間取引報告書が発行される 必要 自分で確定申告をする人
一般口座 自分で損益を計算する 必要 少額取引のみの人

特定口座(源泉徴収あり)を選べば、証券会社が自動的に税金を計算して源泉徴収してくれるため、確定申告が不要になります。

会社員の方や確定申告に慣れていない方におすすめです。

ただし、外国税額控除を受ける場合は確定申告が必要です。

特定口座(源泉徴収なし)は、証券会社が年間取引報告書を作成してくれますが、自分で確定申告をする必要があります。

複数の証券会社で取引している場合や、損益通算をしたい場合に便利です。

一般口座は、自分で損益を計算して確定申告をする必要があります。

少額取引のみで確定申告が不要な範囲内(給与所得者の場合、年間利益20万円以下)で取引する方に適していますが、計算の手間がかかるため、初心者の方にはおすすめしません。

NISAで米国株を買う方法

2024年から始まった新NISA制度では、成長投資枠を使って米国株を非課税で購入できます。

税制優遇を最大限活用して、効率的に資産形成を進めましょう。

成長投資枠で米国株が買える

新NISA制度には「つみたて投資枠」と「成長投資枠」の2つがあり、米国株は成長投資枠で購入できます。

成長投資枠の年間投資可能金額は240万円で、非課税保有限度額(総枠)は1,800万円、そのうち成長投資枠は最大で1,200万円までです。

NISAを利用すれば、値上がり益・配当金に税金はかかりません。NISA口座以外の場合20.315%の税金がかかるためこのメリットはかなり大きいです。

長期的な資産形成を考えている方にとって、NISAは非常に有利な制度です。

成長投資枠では、米国の個別株だけでなく、米国ETFも購入できます。

S&P500やナスダック100に連動するETFなど、幅広い銘柄に分散投資できる商品も選べます。

ただし、整理銘柄・監理銘柄に指定されている銘柄は購入できないため注意が必要です。

楽天証券:NISA成長投資枠で米国株投資

野村證券:NISA成長投資枠

NISA口座での注文の出し方

NISA口座で米国株を購入する方法は、通常の口座とほとんど同じです。

米国株式をNISA口座で取引するのは簡単。買い注文画面の口座区分を「NISA」に変更するだけで、NISA口座での取引ができます。

注文を出す際には、まず銘柄を検索して注文画面を開きます。

注文画面で口座区分を「NISA」に設定し、購入する株数、注文方法(成行または指値)、決済方法(円貨決済または外貨決済)を選択します。

内容を確認して注文を確定すれば、NISA口座での購入が完了します。

NISA口座での取引では、年間投資枠を超えないように注意が必要です。

多くの証券会社では、マイページでNISA口座の残り枠を確認できます。

複数の商品をNISA口座で購入する場合は、定期的に残り枠を確認して、計画的に投資を進めましょう。

楽天証券:NISA成長投資枠で米国株投資

NISAで米国株を買うときの注意点

NISA口座で米国株を購入する際には、いくつかの注意点があります。

これらを理解して、NISAのメリットを最大限に活用しましょう。

  • 配当金の受け取り方法:配当金を非課税で受け取るには、受け取り方法を「株式数比例配分方式」に設定する必要があります。この設定をしないと、配当金が課税口座に振り込まれてしまい、非課税のメリットを受けられません。
  • 米国での課税:NISA口座で購入した米国株の配当金には、米国で10%の税金がかかります。日本での税金は非課税になりますが、米国での税金は免除されません。また、外国税額控除も受けられないため注意が必要です。
  • 年間投資枠の管理:成長投資枠の年間投資枠は240万円です。この枠を超えて購入した分は、自動的に課税口座での取引になります。投資枠を有効活用するために、計画的に購入することをおすすめします。
  • 損益通算ができない:NISA口座での損失は、他の口座の利益と損益通算できません。そのため、リスクの高い銘柄への投資は慎重に検討しましょう。
  • 売却後の枠の再利用:NISA口座で購入した銘柄を売却した場合、その分の非課税保有限度額が復活し、翌年以降に再利用できます。ただし、年間投資枠(240万円)は復活しません。

これらの注意点を理解した上で、NISAを活用すれば、税制優遇を受けながら効率的に資産形成ができます。

特に長期投資を考えている方にとって、NISAは非常に有利な制度です。

初心者が知っておきたい銘柄の選び方

米国株投資を始める際に最も悩むのが銘柄選びです。

数千もの銘柄の中から、どの銘柄を選べばよいのか迷う方も多いでしょう。

初心者の方でも始めやすい銘柄選びの方法をご紹介します。

有名企業の株から始める

初心者の方には、まず誰もが知っている有名企業の株から始めることをおすすめします。

Apple、Amazon、Microsoft、Google、Teslaなど、日常生活で製品やサービスを利用している企業なら、事業内容を理解しやすく、投資判断もしやすいでしょう。

  • Apple(AAPL):iPhoneやMacなどを製造する世界最大級のテクノロジー企業。安定した業績と高いブランド力が魅力です。
  • Microsoft(MSFT):WindowsやOfficeなどのソフトウェアを提供する企業。クラウドサービスのAzureも成長しています。
  • Amazon(AMZN):世界最大のEコマース企業。クラウドサービスのAWSも高い収益を上げています。
  • Alphabet(GOOGL):Googleの親会社。検索エンジンやYouTube、Androidなど幅広い事業を展開しています。
  • Tesla(TSLA):電気自動車のリーディングカンパニー。革新的な技術と高い成長性が注目されています。

これらの企業は時価総額が大きく、流動性も高いため、初心者の方でも安心して投資できます。

ただし、株価が高い銘柄もあるため、予算に応じて選ぶとよいでしょう。

ETFで分散投資する

個別株の選び方が分からない方や、リスクを分散したい方には、ETF(上場投資信託)がおすすめです。

ETFは複数の銘柄をまとめて購入できる商品で、少額から分散投資ができます。

米国株ETFの代表的な銘柄として、S&P500に連動する「VOO」や「SPY」、ナスダック100に連動する「QQQ」などがあります。

これらのETFを購入すれば、米国の主要企業500社や、ハイテク企業100社に分散投資できます。

ETFのメリットは、個別株を選ぶ手間が省けることと、リスクが分散されることです。

一つの企業が業績不振になっても、他の企業の好調でカバーできるため、個別株よりもリスクが低くなります。

初心者の方は、まずETFで米国株市場全体に投資して、慣れてきたら個別株に挑戦するとよいでしょう。

配当金がもらえる銘柄を選ぶ

米国株には、定期的に配当金を支払う企業が多くあります。

配当金を受け取りながら、株価の値上がり益も狙えるため、安定した収益を得たい方におすすめです。

米国企業の多くは四半期ごとに配当金を支払います。

日本企業が年1~2回の配当が一般的なのに対し、米国企業は年4回配当を受け取れるため、定期的なキャッシュフローを得られます。

また、連続増配を続けている企業も多く、長期保有することで受け取る配当金が増えていく可能性があります。

高配当株として人気のある銘柄には、コカ・コーラ(KO)、ジョンソン・エンド・ジョンソン(JNJ)、プロクター・アンド・ギャンブル(PG)などがあります。

これらの企業は50年以上連続で増配を続けている「配当貴族」と呼ばれる銘柄で、安定した配当が期待できます。

銘柄情報の調べ方

銘柄を選ぶ際には、企業の業績や財務状況、将来性などを調べることが大切です。

証券会社のウェブサイトやアプリでは、銘柄情報ページで詳しい情報を確認できます。

チェックすべき主な情報は、売上高や利益の推移、PER(株価収益率)やPBR(株価純資産倍率)などの指標、配当利回り、株価チャートなどです。

これらの情報を総合的に判断して、投資する銘柄を選びましょう。

また、企業の決算発表や業界ニュースにも注目することをおすすめします。

証券会社では、アナリストレポートや銘柄スクリーニング機能も提供しているため、これらのツールを活用すれば、より効率的に銘柄を選べます。

初心者の方は、まず自分が理解できる企業から始めて、徐々に知識を深めていくとよいでしょう。

米国株投資で気をつけたいこと

米国株投資には大きなリターンが期待できる一方で、リスクも存在します。

投資を始める前に、知っておくべき注意点やリスクを理解しておきましょう。

為替リスクを理解する

米国株投資では、株価の変動に加えて為替レートの変動も損益に影響します。

米国株式取引による収益は、円換算をした後の金額となります。円安となった場合はその分が大きくなり、円高となった場合はその分は小さくなります

例えば、1株100米ドルの株を購入し、株価が110米ドルに上昇した場合、株価だけで見れば10%の利益です。

しかし、購入時に1ドル=150円だった為替レートが、売却時に1ドル=140円になっていたら、円ベースでの利益は目減りします。

逆に、株価が下がっても円安が進めば、円ベースでは利益が出る場合もあります。

為替リスクを完全に避けることはできませんが、長期投資をすることで為替変動の影響を平準化できます。

また、米ドルで受け取った配当金や売却代金を米ドルのまま保有して、次の投資に使うことで、為替リスクを軽減することもできます。

SMBC日興証券:米国株式の買い方と基本知識

元本割れのリスクがある

株式投資には元本割れのリスクがあります。

購入した株の価格が下がれば、投資した金額を下回る可能性があります。

特に米国株は、国内株の取引には値幅制限というルールがありますが、米国株式にはありませんため、1日で大きく値下がりすることもあります。

企業の業績悪化や不祥事、経済環境の変化などによって株価は変動します。

また、市場全体が下落する局面では、優良企業の株価も連れ安することがあります。

投資する際には、失っても生活に支障のない余裕資金で行うことが基本です。

元本割れのリスクを軽減するには、分散投資と長期投資が有効です。

複数の銘柄や業種に分散して投資すれば、一つの銘柄が下落しても他の銘柄でカバーできます。

また、短期的な値動きに一喜一憂せず、長期的な視点で投資を続けることで、リスクを抑えながら資産形成ができます。

SMBC日興証券:米国株式の買い方と基本知識

分散投資でリスクを抑える

投資の基本原則の一つが分散投資です。

一つの銘柄に集中投資すると、その銘柄が大きく下落した場合に損失も大きくなります。

複数の銘柄に分散して投資すれば、リスクを軽減できます。

分散投資には、銘柄の分散、業種の分散、地域の分散、時間の分散などがあります。

米国株投資では、テクノロジー、ヘルスケア、金融、消費財など、異なる業種の銘柄に投資することで、特定の業種の不調による影響を抑えられます。

また、一度に大きな金額を投資するのではなく、定期的に一定額を投資する「ドルコスト平均法」も有効です。

株価が高い時には少ない株数を、株価が低い時には多い株数を購入できるため、平均購入単価を抑えられます。

時間を分散することで、高値掴みのリスクを軽減できます。

よくある失敗パターン3つ

米国株投資を始める初心者の方がよく陥る失敗パターンを知っておけば、同じ失敗を避けられます。

以下の3つの失敗パターンに注意しましょう。

1.短期的な値動きに振り回される:株価は日々変動します。短期的な値動きに一喜一憂して、安い時に売ってしまったり、高い時に買ってしまったりする失敗が多く見られます。長期的な視点を持ち、一時的な下落で慌てて売らないことが大切です。
2.流行に乗って高値で買ってしまう:話題の銘柄や急騰している銘柄に飛びつくと、高値掴みをしてしまう可能性があります。人気が高まっている時は既に株価が割高になっていることが多いため、冷静に企業価値を判断することが重要です。
3.損切りができない:購入した株が下落した時、「いつか戻るだろう」と期待して損切りできず、損失が拡大してしまうケースがあります。投資する前に損切りラインを決めておき、そのラインを超えたら機械的に売却する規律が必要です。

これらの失敗を避けるには、投資する前に明確な投資方針を立て、感情に流されずに規律を守ることが大切です。

また、投資の経験を積むことで、徐々に判断力が養われていきます。

長期投資を基本にする

米国株投資で成功するための最も重要なポイントは、長期投資を基本にすることです。

短期的な売買を繰り返すと、手数料や税金のコストがかさみ、利益を圧迫します。

また、短期的な値動きを予測することは非常に難しく、プロの投資家でも困難です。

長期投資のメリットは、複利効果を最大限に活用できることです。

配当金を再投資することで、雪だるま式に資産が増えていきます。

また、短期的な市場の変動に左右されず、企業の成長とともに資産を増やすことができます。

米国株市場は長期的に見れば右肩上がりの成長を続けてきました。

一時的な下落局面はあっても、長期的には回復して成長を続けています。

10年、20年といった長期的な視点で投資を続けることで、安定したリターンが期待できます。

焦らず、じっくりと資産形成に取り組みましょう。

よくある質問(Q&A)

よくある質問
米国株は1株から買えますか?

はい、米国株は1株から購入できます。日本株が通常100株単位で取引されるのに対し、米国株は1株単位で購入できるため、少額から投資を始められます。

例えば、1株100米ドル(約15,000円)の株なら、15,000円程度から投資を始められます。高額な株でも1株から購入できるため、予算に応じて柔軟に投資できるのが米国株の大きなメリットです。初心者の方は、まず1株から始めて、取引に慣れてから徐々に投資額を増やしていくとよいでしょう。

いくらから始められますか?

米国株投資は、数千円から始められます。購入したい銘柄の株価によって異なりますが、1株数十ドルの銘柄なら、数千円から投資を始められます。例えば、1株50米ドルの株なら、約7,500円(1ドル=150円の場合)で購入できます。

ただし、取引手数料や為替手数料を考慮すると、あまりに少額すぎると手数料の割合が高くなってしまいます。最初は1万円~3万円程度から始めて、慣れてきたら投資額を増やしていくのがおすすめです。NISA口座を利用すれば売買手数料が無料になる証券会社も多いため、少額投資でもコストを抑えられます。

証券会社が倒産したらどうなりますか?

証券会社が倒産した場合でも、顧客の資産は保護されます。証券会社は法律により、顧客の資産を自社の資産と分別して管理することが義務付けられています。そのため、証券会社が倒産しても、顧客の株式や資金は保護されます。

さらに、日本投資者保護基金に加入している証券会社であれば、万が一分別管理が適切に行われていなかった場合でも、1人あたり1,000万円まで補償されます。主要なネット証券はすべて日本投資者保護基金に加入しているため、安心して取引できます。

ただし、投資した株式の価値が下がることによる損失は補償の対象外です。あくまでも証券会社の倒産による損失を補償する制度であることを理解しておきましょう。

配当金はいつもらえますか?

米国株の配当金は、多くの企業が四半期ごと(年4回)に支払います。配当金を受け取るには、配当の権利確定日(Ex-Dividend Date)の前日までに

SOICO株式会社 共同創業者・取締役COO 土岐彩花
共同創業者&取締役COO 土岐 彩花(どきあやか)
SOICO株式会社
慶應義塾大学在学中に19歳で起業し、2社のベンチャー創業を経験。大学在学中に米国UCバークレー校(Haas School of Business, University of California, Berkeley)に留学し、経営学、マーケティング、会計、コンピュータ・サイエンスを履修。新卒でゴールドマン・サックス証券の投資銀行本部に就職し、IPO含む事業会社の資金調達アドバイザリー業務・引受業務に従事。2018年よりSOICO株式会社の取締役COOに就任。

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