NFTトレカとは?初心者向け購入ガイド|始め方と注意点【2026年最新】

「OMGに投資して大丈夫なのか」「プロジェクトが終了したと聞いたけど本当か」と不安を感じていませんか。
結論から言うと、OMG Networkは2021年にサービスを終了しており、現在は明確な利用用途がありません。
国内取引所でもCoincheckが2023年7月に取扱いを廃止するなど、流動性が急速に低下しています。
この記事では、OMGの現状とBOBA Networkへの移行経緯、既存保有者が今取るべき具体的な行動を解説します。
プロジェクト終了という事実を正しく理解し、適切な判断を下すための情報をお届けします。
目次
OMG(オーエムジー)とは
OMGは、イーサリアムのスケーラビリティ問題を解決するために開発されたレイヤー2ソリューション「OMG Network」の基軸通貨です。しかし、2021年にBOBA Networkへのサービス移行に伴い、現在は明確な利用用途を持たない状態となっています。
プロジェクト終了という事実を正確に理解することが重要です
この事実を知らずに投資を検討している方も多いため、まずはOMGの基本情報と現在の状況を正確に理解することが重要です。
OMGの基本的な情報を表形式で整理します。
| 項目 | 内容 |
| 通貨名 | OMG Network(オーエムジー) |
| 発行年 | 2017年 |
| 開発元 | OMG Foundation(旧OmiseGo) |
| 技術的特徴 | イーサリアムのレイヤー2、MoreViable Plasma技術 |
| 最大供給量 | 140,245,398 OMG |
| プロジェクト状況 | 2021年にサービス終了、BOBA Networkへ移行 |
| 現在の取扱い取引所 | SBI VCトレード(国内) |
OMG Networkは、もともと「OmiseGo」という名称で2017年にICOを実施し、2,500万ドルの資金調達に成功しました。その後、2020年6月に「OMG Network」へとリブランドされています。
トヨタファイナンシャルサービスや三井住友銀行といった大手企業からの出資を受けていたことでも注目を集めましたが、現在はプロジェクトとしての活動が事実上停止しています。
OMG Networkは2021年にBOBA Networkへとサービスを移行し、事実上の終了を迎えました。公式サイトを確認すると、BOBA NetworkとEnya.aiへのリンクが掲載されているのみで、OMG Networkに関する情報はほぼ削除されています。サイトの更新も2021年8月19日で終了しています。
BOBA Networkへの移行に伴い、OMG保有者には1:1の比率でBOBAトークンがエアドロップされました。2021年11月に実施されたこのエアドロップは、Binance、Bitfinex、Coinbaseなどの主要取引所が対応を表明し、大きな話題となりました。
OMGはBOBA Network上での役割がない「古い通貨」です
しかし、BOBA NetworkにはBOBAトークンという独自の基軸通貨が存在するため、OMGにはBOBA Network上での役割が与えられていません。つまり、OMGは過去のOMG Networkで使用されていた「古い通貨」という位置づけになっています。
OMG Networkの公式サイトには「OMG Network is now the OMG Foundation」と記載され、「Enya is building Boba Network as a core contributor to the OMG Foundation」と説明されています。これは、開発の主体がBOBA Networkに完全に移行したことを意味しています。
この状況を受けて、国内取引所でも取扱いを見直す動きが相次いでいます。Coincheckは2023年7月にOMGの取扱いを廃止し、廃止理由を「OMG Networkにおけるプロジェクトの継続性等を総合的に検討した結果、お客様に安定したサービスを提供し続けることが難しいと判断した」と説明しています。
OMGは、イーサリアムのスケーラビリティ問題を解決するために開発された技術的に優れたプロジェクトでした。しかし、技術の進化により、その優位性は失われています。ここでは、OMGが持っていた技術的な強みと、現在の限界について解説します。
イーサリアムは、取引量が増加するとネットワークが混雑し、処理速度の低下や手数料の高騰が発生します。これが「スケーラビリティ問題」と呼ばれる課題です。
OMG Networkは、レイヤー2ソリューションとしてこの問題の解決を目指していました。具体的には、イーサリアムのメインチェーン(レイヤー1)の外で取引を処理し、その結果だけをメインチェーンに記録する仕組みです。
OMG Network V1 Mainnet Betaでは、1秒あたり最大4,000件のトランザクションを処理できるとされていました。イーサリアムのメインネットが1秒あたり約12件〜15件であることを考えると、大幅な処理能力の向上を実現していたことがわかります。
取引コストはイーサリアムの約3分の1に抑制
また、取引コストについても、イーサリアムのメインネットの約3分の1に抑えることができるとされていました。高速かつ低コストという2つの利点を同時に実現していた点が、OMGの大きな特徴でした。
OMG Networkの中核技術が「MoreViable Plasma(MoreVP)」です。これは、Plasma技術を改良したもので、サイドチェーンを使用して複数のトランザクションをグループ化する仕組みです。
通常、イーサリアムでは1つずつ処理されるトランザクションを、MoreVPではまとめて1つのトランザクションとして扱います。これにより、処理スピードが高まり、コストも削減できます。
さらに、OMG NetworkはMinimal Viable Plasma(MVP)というプラズマチェーンも併用していました。確認署名の扱いや取引信憑性の判断基準が異なる2つのプラズマチェーンを使用することで、すべての当事者が署名し、取引を検証することを保証していました。
この高度な技術により、イーサリアムと同等の安全性を保ちながら、高速・低コストの取引を実現していたのです。技術的には非常に優れたソリューションだったと言えます。
しかし、レイヤー2技術は急速に進化しており、OMGの技術的優位性は失われています。2021年以降、Optimistic RollupやZK-Rollupsといった新しい技術が登場し、OMGのPlasma技術よりも効率的なソリューションとして注目を集めています。
開発停止により技術的な更新も行われません
Optimistic Rollupは、ArbitrumやOptimismといったプロジェクトで採用されており、取引を「楽観的に」処理することで高速化を実現しています。不正が検出された場合のみ検証を行うため、ネットワークリソースを効率的に使用できます。
ZK-Rollupsは、暗号学的証明を使用して取引の正当性を証明する技術です。zkSyncやPolygon zkEVMなどのプロジェクトで採用されており、Optimistic Rollupよりもさらに高速な処理が可能とされています。
これらの新技術と比較すると、OMGのPlasma技術は古い世代のソリューションとなっています。開発が停止している現状では、技術的な更新も行われないため、競争力を失っているのが実情です。
OMGの価格は、プロジェクトの動向や仮想通貨市場全体の影響を受けて大きく変動してきました。過去の価格推移を振り返ることで、現在の価格水準がどのような意味を持つのかを理解できます。
OMGは2017年7月に取引が開始されました。開始当初は0.5ドル台でしたが、仮想通貨バブルの影響を受けて価格が急騰します。2018年1月には史上最高値の約24ドル(日本円で約2,800円)を記録しました。
この時期は、ビットコインをはじめとする多くの仮想通貨が最高値を更新した時期です。OMGも例外ではなく、大きな注目を集めました。しかし、2018年後半に仮想通貨バブルが崩壊すると、OMGの価格も急落します。
2020年に入ると、仮想通貨市場全体が回復基調に入ります。OMGも価格が上昇し始めました。特に、2020年6月のOMG Networkへのリブランドは、プロジェクトの知名度向上につながりました。
2021年4月には、国内大手取引所のCoincheckにOMGが上場し、大きな話題となりました。この上場により、OMGの価格は大きく上昇します。2021年11月には年来最高値の約2,180円を記録しました。
ただし、ビットコインやイーサリアムが2017〜2018年の最高値を更新していく一方で、OMGはそこまでの勢いを見せることはできませんでした。
2021年にBOBA Networkへのサービス移行が発表されると、OMGの価格は下落基調に入ります。BOBAトークンのエアドロップが実施された後、OMGは急落し、わずか数分で約20%下落しました。
エアドロップ後の売却圧力で価格が急落しました
これは、投資家がエアドロップを受け取った後にOMGを売却する動きが強まったためです。その後、仮想通貨市場全体の低迷も重なり、OMGの価格は2022年9月まで下落が続きました。
2023年以降は、価格の回復がほとんど見られず、低迷が続いています。Coincheckでの取扱い廃止など、国内取引所での流動性低下も価格下落の要因となっています。
2026年2月時点でのOMG価格は、約0.17ドル(日本円で約25円前後)で推移しています。これは、2018年の最高値から約99%下落した水準です。
流動性低下により希望価格での売却が困難です
取引量も大幅に減少しており、24時間の取引高は数万ドル程度にとどまっています。時価総額は約2,400万ドルで、全仮想通貨の中で1,000位以下にランクされています。
流動性の低下により、希望する価格で売却できない可能性が高まっています。大口の売却注文を出すと、価格が大きく下落するリスクがあるため、注意が必要です。
OMGの将来性を5つの観点で評価
OMGへの投資を検討する際には、客観的な評価が不可欠です。ここでは、5つの観点からOMGの将来性を評価します。結論から言うと、OMGの将来性は極めて低いと言わざるを得ません。
最も重要なポイントは、OMG Networkが2021年にサービスを終了しているという事実です。公式サイトの更新は2021年8月19日で停止しており、新規開発も行われていません。
実用性を失った仮想通貨の価値上昇は極めて困難です
仮想通貨の価値は、そのブロックチェーンやネットワークが提供する実用性によって支えられています。しかし、OMGは現在、資産としての保有や取引所での売買以外の利用用途が存在しません。
BOBA NetworkではBOBAトークンが基軸通貨として使用されており、OMGにはネットワーク上での役割が与えられていません。つまり、OMGを保有していても、それを使って何かのサービスを利用することはできないのです。
実用性を失った仮想通貨は、投機的な取引の対象としてしか価値を持ちません。長期的に見て、価値が上昇する可能性は極めて低いと言えます。
BOBA Networkは、OMG Networkの後継プロジェクトとして2021年にローンチされました。Optimistic Rollup技術を採用し、イーサリアムのレイヤー2ソリューションとして機能しています。
BOBA Networkは、複数のベンチャーキャピタルから約4,500万ドル(約60億円)の資金調達に成功しており、開発は継続されています。
BOBAの成功がOMGの価値上昇を保証するものではありません
しかし、BOBA Networkの時価総額は、レイヤー2ブロックチェーン22種類中11番手に位置しており、PolygonやArbitrumといった主要プロジェクトと比較すると、市場シェアは限定的です。
BOBAトークンの価格も、2021年11月の上場時に886円の最高値を記録した後、大きく下落しています。2026年2月時点では、最高値から大幅に下落した水準で推移しています。
BOBA Networkの将来性は不透明であり、仮にBOBAが成功したとしても、OMGの価値が上昇するとは限りません。両者は別々のトークンであり、直接的な関連性は薄いためです。
OMG Networkは、過去にトヨタファイナンシャルサービスや三井住友銀行といった大手企業から出資を受けていました。親会社のSYNQA(旧Omise Holdings)は、2021年にシリーズCで8,000万ドルの資金調達に成功しています。
これらの出資実績は、プロジェクトの信頼性を示すものでした。しかし、大手企業の出資があったにもかかわらず、OMG Networkはサービスを終了しています。
過去の実績は現在の投資判断の保証にはなりません
仮想通貨業界では、技術革新のスピードが非常に速く、優れた技術やバックグラウンドを持つプロジェクトでも、競争に敗れることがあります。OMGは、まさにその典型例と言えるでしょう。
過去の出資実績は、現在の投資判断において参考にはなりますが、それだけでOMGの将来性を保証するものではありません。
国内取引所でのOMGの取扱い状況は、急速に悪化しています。Coincheckは2023年7月にOMGの取扱いを廃止し、GMOコインも同年7月に取扱いを停止しました。
廃止理由として、両社とも「プロジェクトの継続性を総合的に検討した結果、安定したサービス提供が難しい」と説明しています。BitTradeも2024年4月にOMGの取扱いを廃止し、「グローバルでの流動性の低下により当社でのカバー取引やプライス生成の継続が困難」と述べています。
SBI VCトレードでも今後取扱い廃止の可能性があります
2026年2月時点で、国内でOMGを取引できる取引所はSBI VCトレードのみとなっています。取引所の選択肢が限られることは、流動性の低下を意味します。
流動性が低いと、売却したいときに希望する価格で売却できない可能性が高まります。また、今後SBI VCトレードでも取扱いが廃止される可能性も否定できません。
現在のレイヤー2市場では、Polygon、Arbitrum、Optimismといったプロジェクトが主流となっています。これらのプロジェクトは、OMGよりも新しい技術を採用し、活発な開発が行われています。
| プロジェクト | 技術 | 時価総額(2026年2月) | 開発状況 |
| Polygon(POL) | ZK-Rollup、Plasma | 上位10位以内 | 活発 |
| Arbitrum(ARB) | Optimistic Rollup | 上位10位以内 | 活発 |
| Optimism(OP) | Optimistic Rollup | 上位10位以内 | 活発 |
| OMG | Plasma | 1,000位以下 | 停止 |
Polygonは、1秒あたり65,000件以上のトランザクションを処理でき、DeFiアプリケーションやNFTマーケットプレイスに広く採用されています。ArbitrumとOptimismは、Optimistic Rollup技術を採用し、イーサリアムと高い互換性を持ちながら、高速・低コストの取引を実現しています。
開発停止により競争力の回復は極めて困難です
これらのプロジェクトと比較すると、開発が停止しているOMGは、技術的にも市場シェアでも大きく劣っています。今後、OMGが競争力を取り戻す可能性は極めて低いと言わざるを得ません。
OMGとBOBAの違い
OMGとBOBAは、同じ開発チームが関わっているものの、技術的にも運営的にも異なるプロジェクトです。ここでは、両者の違いを明確にし、移行によってどのような変化があったのかを解説します。
OMGとBOBAの最も大きな違いは、採用している技術です。
| 項目 | OMG | BOBA |
| 技術 | MoreViable Plasma(Plasma技術) | Optimistic Rollup |
| 処理速度 | 1秒あたり約4,000件 | 1秒あたり2,000件以上 |
| 手数料削減率 | イーサリアムの約3分の1 | イーサリアムの最大95%削減 |
| 出金時間 | 1〜2週間 | 数分 |
| セキュリティ | Plasmaチェーンによる検証 | Fraud Proof(不正証明)による検証 |
Plasma技術は、サイドチェーンを使用してトランザクションを処理する方式です。一方、Optimistic Rollupは、取引を「楽観的に」処理し、不正が検出された場合のみ検証を行う方式です。
BOBAは出金時間短縮と手数料削減を実現しています
Optimistic Rollupは、Plasmaよりも新しい技術であり、出金時間の短縮や手数料のさらなる削減を実現しています。BOBA Networkは、この新技術を採用することで、OMG Networkよりも優れたパフォーマンスを目指しています。
運営体制も大きく変わりました。OMG NetworkはOMG Foundationによって運営されていましたが、BOBA NetworkはEnyaというチームが中心となって開発を進めています。
BOBA Networkは、DAO(分散型自律組織)を採用しており、BOBAトークンの保有者がネットワークの運営方針に関する投票に参加できます。これにより、コミュニティ主導の運営が実現されています。
OMGは開発活動が停止しコミュニティも縮小しています
一方、OMGはサービス終了後、開発チームの活動が停止しています。コミュニティも縮小しており、プロジェクトとしての活力は失われています。
OMG保有者には、2021年11月にBOBAトークンが1:1の比率でエアドロップされました。つまり、100 OMGを保有していた場合、100 BOBAを無料で受け取ることができました。
エアドロップを受け取るには、指定された期日までにOMGを保有している必要がありました。Binance、Bitfinex、Coinbaseなどの主要取引所は、このエアドロップに対応しました。
ブリッジ利用には手数料がかかる場合があります
エアドロップ後、OMGをBOBAに交換することも可能です。BOBA Networkのブリッジを使用することで、OMGをBOBAに1:1で交換できます。ただし、ブリッジの利用には手数料がかかる場合があります。
税務上の取扱いについては、エアドロップで受け取ったBOBAは、受取時の時価が所得として課税される可能性があります。詳細は税理士に相談することをおすすめします。
OMGへの投資で気をつけたい5つのリスク
OMGへの投資を検討している方、またはすでに保有している方は、以下の5つのリスクを十分に理解しておく必要があります。これらのリスクを認識した上で、慎重な判断を行ってください。
最も重要なリスクは、OMG Networkがすでにサービスを終了しているという事実です。新規開発は行われておらず、将来的な価値上昇の可能性は極めて低い状況です。
仮想通貨の価値は、そのネットワークやプロジェクトが提供する実用性によって支えられています。実用性を失った仮想通貨は、投機的な取引の対象としてしか価値を持ちません。
OMGは資産としての保有や取引所での売買以外の利用用途が存在しません
長期的に見て価値が減少していく可能性が高いと言えます。
OMGの取引量は大幅に減少しており、流動性が低下しています。24時間の取引高は数万ドル程度にとどまっており、主要な仮想通貨と比較すると極めて少ない水準です。
流動性が低いと、売却したいときに希望する価格で売却できない可能性が高まります。特に、大口の売却注文を出すと、価格が大きく下落するリスクがあります。
買い注文と売り注文の価格差(スプレッド)が広がり取引コストが増加します
これは、投資家にとって不利な状況です。
Coincheck、GMOコイン、BitTradeなど、国内の主要取引所がOMGの取扱いを廃止しています。2026年2月時点で国内でOMGを取引できる取引所は、SBI VCトレードのみです。
SBI VCトレードでも取扱いが廃止される可能性があります
取引所の選択肢が減ることは、さらなる流動性の低下を意味します。
取引所が上場廃止を決定した場合、保有者は期限までにOMGを売却するか、他の取引所やウォレットに移管する必要があります。これには手間がかかり、移管時の手数料も発生します。
最悪の場合、期限までに対応できず、取引所が強制的にOMGを売却して日本円に換金する可能性もあります。この場合、売却価格は市場の状況によって決まるため、損失が発生するリスクがあります。
OMGのPlasma技術は、2021年時点では優れたソリューションでしたが、現在は古い世代の技術となっています。Optimistic RollupやZK-Rollupsといった新しい技術が登場し、より効率的なレイヤー2ソリューションとして注目を集めています。
開発が停止しているOMGは、技術的な更新が行われないため、競争力を失っています。Polygon、Arbitrum、Optimismといった主要プロジェクトは、継続的に技術を改良しており、OMGとの差は広がる一方です。
技術的に陳腐化した仮想通貨は投資対象としての魅力を失います
今後、OMGが技術的な競争力を取り戻す可能性は極めて低いと言えます。
OMGの価格は、仮想通貨市場全体の動向にも影響を受けます。ビットコインやイーサリアムといった主要な仮想通貨の価格が下落すると、OMGの価格も連動して下落する傾向があります。
仮想通貨市場は、規制強化や経済情勢の変化によって大きく変動します。2022年には、FTXの破綻やTerra/LUNAの崩壊など、大きな事件が相次ぎ、市場全体が低迷しました。
投資は自己責任で判断することが重要です
OMGは、プロジェクト固有のリスクに加えて、市場全体のリスクも抱えています。投資を検討する際には、これらのリスクを十分に理解することが必要です。
OMGを取引できる国内取引所(参考情報)
ここでは、現在OMGを取引できる国内取引所について紹介します。ただし、前述の通り、OMG Networkはサービスを終了しており、将来性は極めて低い状況です。投資を推奨するものではなく、現状確認のための情報提供として記載します。
投資判断はリスクを十分に理解した上でご自身の責任で行ってください
2026年2月時点で、国内でOMGを取引できる取引所はSBI VCトレードのみです。SBI VCトレードは、SBIグループが運営する仮想通貨取引所で、金融庁に登録された暗号資産交換業者です。
以下、SBI VCトレードの基本情報です。
| 項目 | 内容 |
| 取引所名 | SBI VCトレード |
| 登録番号 | 関東財務局長 第00011号 |
| 取扱銘柄数 | 34種類 |
| OMG取引形式 | 販売所のみ |
| 入出金手数料 | 無料 |
| セキュリティ | 二段階認証、コールドウォレット、マルチシグ |
SBI VCトレードでは、販売所形式でOMGを取引できます。取引所形式(ユーザー同士の取引)には対応していないため、スプレッド(売値と買値の差)が広い可能性があります。
入出金手数料が無料である点はコスト面でのメリットです
ただし、販売所形式のスプレッドが実質的な手数料となるため、取引前に確認することをおすすめします。
セキュリティ面では、二段階認証、コールドウォレット、マルチシグといった対策が講じられています。SBIグループの運営という点でも、一定の信頼性があると言えます。
OMGはプロジェクトが終了しており新規での投資は推奨できません
既存保有者が売却や移管を検討する際の選択肢として、参考にしてください。
Coincheckは、2023年7月25日にOMGの取扱いを廃止しました。廃止理由として、「OMG Networkにおけるプロジェクトの継続性等を総合的に検討した結果、お客様に安定したサービスを提供し続けることが難しいと判断した」と説明しています。
取扱い廃止に伴い、Coincheckに保有していたOMGは、期限までに売却または外部へ送金する必要がありました。期限までに対応しなかった場合、Coincheckが適当と判断する時期および方法で売却し、日本円に換金した上でアカウント残高に反映されました。
GMOコインも2023年7月29日に、BitTradeも2024年4月11日にOMGの取扱いを廃止しています。これらの取引所も、プロジェクトの継続性や流動性の低下を理由に挙げています。
国内の主要取引所が相次いで取扱いを廃止したことは将来性が低いことを示す重要なシグナルです
OMGは、Binance、Bybit、MEXC、Krakenなどの海外取引所でも取引されています。これらの取引所では、国内取引所よりも流動性が高い場合があります。
海外取引所の利用には注意が必要です
金融庁に登録されていない海外取引所は、日本の法律による保護を受けられません。取引所が破綻した場合やハッキング被害に遭った場合、資産を失うリスクがあります。
また、海外取引所の利用には、英語でのやり取りが必要になる場合があります。トラブルが発生した際の対応も、国内取引所と比較して困難です。
初心者の方には金融庁に登録された国内取引所の利用をおすすめします
海外取引所を利用する場合は、これらのリスクを十分に理解した上で、自己責任で判断してください。
OMG保有者が今取るべき3つのアクション
既にOMGを保有している方は、今後どのような行動を取るべきか悩んでいるかもしれません。ここでは、OMG保有者が検討すべき3つのアクションを具体的に解説します。
OMG保有者には、大きく分けて3つの選択肢があります。それぞれのメリット・デメリットを理解した上で、ご自身の状況に合わせて判断してください。
保有継続のメリット・デメリット
メリットとしては、将来的に価格が上昇する可能性を保持できることが挙げられます。ただし、前述の通り、OMGの将来性は極めて低く、価格上昇の可能性は限定的です。
流動性が低下し続けることで将来的に売却が困難になる可能性があります
また、SBI VCトレードでも取扱いが廃止される可能性があります。
売却のメリット・デメリット
売却のメリットは、確実に現金化できることです。損失が発生している場合でも、早めに売却することで、さらなる損失を防ぐことができます。
デメリットは、売却時の価格が希望よりも低い可能性があることです。流動性が低いため、スプレッドが広く、実質的な手数料が高くなる可能性があります。
BOBA移行のメリット・デメリット
BOBA移行のメリットは、開発が継続されているプロジェクトのトークンを保有できることです。BOBAはOMGよりも将来性がある可能性があります。
移行時に手数料がかかることとBOBAの将来性も不透明であることに注意が必要です
また、税務上の取扱いが複雑になる可能性があります。
判断のポイント
リスク許容度が低い方は、早めに売却することをおすすめします。損失が発生していても、さらなる損失を防ぐことができます。
BOBAの将来性に期待する方は、BOBA移行を検討してください。ただし、BOBAの将来性も保証されているわけではないため、慎重な判断が必要です。
不安な場合はファイナンシャルプランナーや税理士に相談することをおすすめします
どの選択肢を選ぶにしても、投資判断は自己責任で行う必要があります。
OMGをBOBAに移行する場合、BOBA Networkのブリッジを使用します。以下、基本的な手順を説明します。
移行の基本ステップ
移行時には、イーサリアムのガス代(手数料)が必要になります。ガス代は、ネットワークの混雑状況によって変動するため、事前に確認してください。
注意点
移行手順は技術的な知識を必要とします
ウォレットの操作に慣れていない方は、誤送金などのリスクがあるため、十分に注意してください。
また、移行には税務上の影響がある可能性があります。暗号資産の交換は、税法上「売却」とみなされる場合があり、その時点で利益が発生していれば課税対象となります。詳細は税理士に相談することをおすすめします。
移行後のBOBAは、国内ではbitbankやBitTradeで取引できます。ただし、BOBAの流動性もOMGほどではありませんが、限定的です。
OMGを売却した資金を、他のレイヤー2銘柄に投資することも選択肢の一つです。ここでは、主要なレイヤー2銘柄を紹介します。
Polygon(POL)
Polygonは、イーサリアムのレイヤー2ソリューションとして最も広く採用されているプロジェクトの一つです。ZK-RollupとPlasma技術を組み合わせ、1秒あたり65,000件以上のトランザクションを処理できます。
Aave、SushiSwap、CurveなどのDeFiプロトコルや、OpenSea、RaribleなどのNFTマーケットプレイスがPolygonに対応しています。国内では、Coincheckやbitbankなどで取引できます。
Optimism(OP)
OptimismはOptimistic Rollup技術を採用したレイヤー2ソリューションです。イーサリアムのメインネットよりも最大26倍高速に取引を処理でき、ガスコストを最大90%削減します。
OPトークンはガバナンストークンとして機能し、保有者はOptimismの運営方針に関する投票に参加できます。国内では、一部の取引所で取引できます。
Arbitrum(ARB)
ArbitrumもOptimistic Rollup技術を採用したレイヤー2ソリューションです。EVM(Ethereum Virtual Machine)との高い互換性を持ち、開発者にとって使いやすいプラットフォームです。
ARBトークンはガバナンストークンとして機能し、ネットワークの運営方針に関する投票に使用されます。国内では、一部の取引所で取引できます。
投資時の注意点
仮想通貨投資には価格変動リスクがあり元本を割り込む可能性があります
これらのレイヤー2銘柄は、OMGよりも開発が活発で、将来性が期待されています。ただし、リスクがあることを理解してください。
分散投資の考え方を取り入れ、複数の銘柄に分散して投資することでリスクを軽減できます。また、投資する前に、各プロジェクトの公式サイトやホワイトペーパーを確認し、十分に理解することが重要です。
OMG Networkは2021年にBOBA Networkへサービスを移行し、事実上終了しています。公式サイトの更新も2021年8月で停止しており、新規開発は行われていません。
ただし、OMGトークン自体は存続しており、一部の取引所で取引することは可能です。しかし、利用用途がないため、投資対象としての魅力は失われています。
OMG Networkはプロジェクトが終了しており、将来性は極めて低い状況です。新規開発が行われていないため、価格が大きく上昇する可能性は限定的です。
投資判断は自己責任で行う必要がありますが、リスクが非常に高いことを理解した上で慎重に判断してください。初心者の方には、OMGへの新規投資は推奨できません。
BOBAは開発が継続されているプロジェクトであり、OMGよりも将来性がある可能性があります。ただし、BOBAの将来性も保証されているわけではなく、レイヤー2市場での競争は激しい状況です。
OMGを保有し続けるよりは、BOBAに移行するか、または売却して他の有望なプロジェクトに投資することを検討した方が良いでしょう。ただし、最終的な判断はご自身の責任で行ってください。
仮想通貨の売却益は、原則として雑所得に分類され、総合課税の対象となります。年間20万円を超える利益がある場合は、確定申告が必要です。
出典:国税庁「暗号資産の税制」
OMGをBOBAに移行する場合も、税法上「売却」とみなされる可能性があり、その時点で利益が発生していれば課税対象となります。詳細は税理士に相談することをおすすめします。
2026年2月時点で、国内ではSBI VCトレードでOMGを取引できます。海外取引所では、Binance、Bybit、MEXCなどで取引可能です。
ただし、OMGはプロジェクトが終了しており、将来性は極めて低い状況です。新規での投資は推奨できません。既存保有者が売却や移管を検討する際の参考として、取引所情報を確認してください。
OMGの史上最高値は、2018年1月に記録した約24ドル(日本円で約2,800円)です。これは、仮想通貨バブルの時期に記録された価格です。
2026年2月時点の価格は約0.17ドル(約25円)であり、最高値から約99%下落しています。
OMGは、トヨタファイナンシャルサービスや三井住友銀行といった大手企業から出資を受けていましたが、技術革新のスピードが速い仮想通貨業界では、優れた技術やバックグラウンドを持つプロジェクトでも競争に敗れることがあります。
Optimistic RollupやZK-Rollupsといった新しい技術が登場し、OMGのPlasma技術よりも効率的なソリューションとして注目を集めました。また、BOBA Networkへのサービス移行により、OMGの存在意義が失われたことも大きな要因です。
OMGに関してよく寄せられる質問とその回答をまとめました。投資判断の参考にしてください。
OMGは、イーサリアムのスケーラビリティ問題を解決するために開発されたレイヤー2ソリューションでした。MoreViable Plasma技術を採用し、高速・低コストの取引を実現していました。
しかし、2021年にBOBA Networkへサービスが移行したことで、OMG Networkは事実上終了しています。公式サイトの更新も停止しており、新規開発は行われていません。現在のOMGは、明確な利用用途を持たない状態です。
国内取引所でも、Coincheck、GMOコイン、BitTradeが相次いで取扱いを廃止しています。2026年2月時点で国内でOMGを取引できる取引所は、SBI VCトレードのみです。流動性が大幅に低下しており、希望する価格で売却できない可能性が高まっています。
OMG保有者は、保有継続・売却・BOBA移行の3つの選択肢を検討する必要があります。リスク許容度が低い方は早めに売却を、BOBAの将来性に期待する方はBOBA移行を検討してください。また、売却した資金を、Polygon、Optimism、Arbitrumといった開発が活発なレイヤー2銘柄に投資することも選択肢の一つです。
仮想通貨投資には価格変動リスク、流動性リスク、取引所リスクが存在します
投資判断は、これらのリスクを十分に理解した上で、ご自身の責任で行ってください。不安な場合は、ファイナンシャルプランナーや税理士に相談することをおすすめします。
| 順位 | 取引所 | 手数料 | 通貨数 | 特徴 | 口座開設 |
|---|---|---|---|---|---|
| 1 | GMOコイン | 無料 | 26種類 |
|
口座開設 |
| 2 | コインチェック | 無料 | 29種類 |
|
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| 3 | SBI VCトレード | 無料 | 23種類 |
|
詳細を見る |
PR | 情報は2026年2月時点
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