SBIリーシングサービス株価の見方|投資判断のポイント

SBIリーシングサービス株価の見方|投資判断のポイント

SBIリーシングサービス(証券コード:5834)の株価をチェックしているけれど、どう判断すればいいか分からない。

株価チャートの見方や財務指標の読み解き方が理解できれば、投資判断の精度が上がります。

この記事では、SBIリーシングサービスの株価情報から投資判断に必要なポイントまで、初心者にも分かりやすく解説します。

リース業界の市場環境やSBIグループとの関係性も含めて、総合的な投資判断の材料を提供します。

株価データの見方から業績分析、リスク情報まで、投資に必要な情報を網羅的にお伝えします。

この記事の要約
  • SBIリーシングサービスは航空機・船舶のオペレーティングリースファンド組成・販売を手掛ける東証グロース上場企業
  • 2024年度は増収増益で業績好調、配当利回りは3%台後半と高水準を維持
  • リース業界全体が回復基調にあり、日本型オペレーティングリース市場は2026年度に1兆円超えの予測
SOICO株式会社 共同創業者・取締役COO 土岐彩花
共同創業者&取締役COO 土岐 彩花(どきあやか)
SOICO株式会社
慶應義塾大学在学中に19歳で起業し、2社のベンチャー創業を経験。大学在学中に米国UCバークレー校(Haas School of Business, University of California, Berkeley)に留学し、経営学、マーケティング、会計、コンピュータ・サイエンスを履修。新卒でゴールドマン・サックス証券の投資銀行本部に就職し、IPO含む事業会社の資金調達アドバイザリー業務・引受業務に従事。2018年よりSOICO株式会社の取締役COOに就任。

目次

SBIリーシングサービス(5834)の株価と企業概要

SBIリーシングサービス(5834)の株価と企業概要

SBIリーシングサービスの株価や企業の基本情報を確認することが、投資判断の第一歩です。東京証券取引所グロース市場に上場している同社は、SBIグループの一員として独自のビジネスモデルを展開しています。

現在の株価と基本情報

SBIリーシングサービスは東京証券取引所グロース市場に上場しており、証券コードは5834です。株価は市場の需給や業績動向により日々変動しています。

2024年の株価動向を見ると、業績好調を背景に上昇基調で推移してきました。時価総額は200億円台から300億円台で推移しており、グロース市場の中では中型銘柄に位置づけられます。

売買単位は100株で、株価水準によっては比較的少額から投資できる銘柄です。東京証券取引所の公式サイトや各証券会社の取引ツールで、リアルタイムの株価情報を確認できます。

東京証券取引所:上場会社情報

SBIリーシングサービスとは?事業内容を解説

SBIリーシングサービスは、航空機や船舶などを対象としたオペレーティング・リース事業に投資するファンドの組成・販売を主力事業としています。2017年4月に設立され、2022年10月に東証グロース市場に上場しました。

SBIリーシングサービスの主な事業

日本型オペレーティングリース(JOL・JOLCO)のファンド事業

ゼネラルアビエーション事業(中小型航空機)

プリンシパルインベストメント事業(法人資金調達支援)

同社の事業は大きく分けて3つあります。まず、日本型オペレーティングリース(JOL・JOLCO)のファンド事業が中核です。航空会社や海運会社が必要とする航空機・船舶を購入し、リースすることで得られる利益を投資家に分配する仕組みです。

次に、中小型航空機を対象とするゼネラルアビエーション事業、そして法人の資金調達ニーズに対応するプリンシパルインベストメント事業を展開しています。BNPパリバ銀行などの海外金融機関と協業し、商品組成力や販売ネットワークを強みとしています。

SBIホールディングスの連結子会社であり、SBIノンバンクホールディングスを通じて約62.6%の株式を保有されています。SBIグループのネットワークを活用した事業展開が特徴です。

SBIリーシングサービス:会社概要

株価チャートで値動きを確認する方法

株価チャートは、過去の株価推移を視覚的に把握できる重要なツールです。値動きのトレンドや売買タイミングを判断する際に活用できます。初心者でも基本的な見方を理解すれば、投資判断の精度が向上します。

日足・週足・月足の使い分け

株価チャートには日足・週足・月足の3つの時間軸があり、投資スタイルに応じて使い分けることが大切です。日足チャートは1日ごとの値動きを示し、短期的な株価の動きを把握するのに適しています。

週足チャートは1週間単位の値動きを表示し、中期的なトレンドを確認できます。数週間から数カ月の投資を考えている場合に有効です。月足チャートは1カ月単位の値動きを示し、長期的な株価の方向性を見るのに役立ちます。

SBIリーシングサービスのような成長企業の場合、短期的な値動きよりも中長期的なトレンドを重視することをおすすめします。週足や月足で上昇トレンドが続いているかを確認しましょう。

移動平均線で株価トレンドを読む

移動平均線は、一定期間の株価平均値を線でつないだもので、株価のトレンドを把握する代表的な指標です。よく使われるのは、25日移動平均線(短期)、75日移動平均線(中期)、200日移動平均線(長期)の3本です。

株価が移動平均線の上にあるときは上昇トレンド、下にあるときは下降トレンドと判断できます。また、短期の移動平均線が長期の移動平均線を下から上に抜ける「ゴールデンクロス」は買いシグナル、逆に上から下に抜ける「デッドクロス」は売りシグナルとされています。

移動平均線だけで判断するのではなく、他の指標や企業の業績情報と合わせて総合的に判断することが重要です。

出来高から市場の注目度を判断

出来高は、一定期間に売買された株式の数量を示す指標で、市場参加者の関心度を測る目安になります。出来高が多いときは、その銘柄に対する注目度が高く、活発に売買されている状態です。

株価が上昇しながら出来高も増加している場合は、多くの投資家が買いに参加しており、上昇トレンドが継続しやすい傾向にあります。逆に、株価が上昇しているのに出来高が減少している場合は、上昇の勢いが弱まっている可能性があります。

SBIリーシングサービスはグロース市場の銘柄のため、決算発表時や重要なニュースがあったときに出来高が急増することがあります。出来高の変化にも注目しながら、株価の動きを確認しましょう。

業績・決算情報から投資判断する3つのポイント

企業の業績や決算情報は、株価を左右する最も重要な要素です。SBIリーシングサービスの投資判断では、以下の3つのポイントを押さえることで、財務状況を正確に把握できます。

売上高・営業利益の推移をチェック

売上高は企業の事業規模を示す基本的な指標です。SBIリーシングサービスの2025年3月期第2四半期(2024年4月~9月)の業績を見ると、売上高は263.73億円(前年同期比29.4%増)と大幅な増収を達成しました。

営業利益は53億円(前年同期比77.6%増)と、売上高以上の伸び率を示しています。これは、JOLCO商品の販売好調や航空機販売の好調が要因です。売上高と営業利益がともに増加している状態は、事業が順調に拡大していることを示しています。

通期の業績予想も増収増益を見込んでおり、リース業界全体の回復基調を背景に、今後も成長が期待されます。

過去数年の推移を見ても、コロナ禍からの回復とともに業績が急拡大しており、成長性の高さが確認できます。

Yahoo!ファイナンス:SBIリーシングサービス決算情報

自己資本比率で財務の健全性を確認

自己資本比率は、総資産に占める自己資本(純資産)の割合を示し、企業の財務の安定性を測る指標です。一般的に、自己資本比率が高いほど財務基盤が安定していると評価されます。

SBIリーシングサービスの自己資本比率は約23.7%(2025年時点)で推移しています。リース業界は資産を多く保有する業態のため、自己資本比率は他業種と比べてやや低めになる傾向があります。ただし、親会社であるSBIホールディングスのバックアップがあることは、財務面での安心材料です。

自己資本比率だけでなく、有利子負債の状況や資金調達能力も合わせて確認することで、より正確な財務健全性の判断ができます。

営業キャッシュフローの安定性

営業キャッシュフローは、企業が本業でどれだけ現金を稼いでいるかを示す指標です。利益が出ていても、現金が手元に入ってこなければ、事業の継続が困難になる可能性があります。

SBIリーシングサービスのビジネスモデルでは、ファンド組成時に資金が必要となり、リース期間中に収益が発生する仕組みです。そのため、事業拡大期には一時的に営業キャッシュフローがマイナスになることもありますが、これは成長のための投資と捉えることができます。

重要なのは、投資キャッシュフローと財務キャッシュフローのバランスです。適切な資金調達を行いながら、事業拡大に必要な投資を実行できているかを確認しましょう。キャッシュフロー計算書は、決算短信や有価証券報告書で確認できます。

財務指標の見方|PER・PBR・ROEを理解する

財務指標は、企業の収益性や株価の割安・割高を判断するための重要なツールです。PER・PBR・ROEの3つの指標を理解することで、投資判断の精度が大きく向上します。

PER(株価収益率)で割安・割高を判断

PER(Price Earnings Ratio)は、株価が1株当たり利益(EPS)の何倍になっているかを示す指標です。計算式は「株価÷1株当たり利益」で求められます。

SBIリーシングサービスのPERは5~6倍程度で推移しています(2024年時点)。一般的に、PERが15倍程度が標準とされるため、同社のPERは比較的低い水準にあります。PERが低いということは、利益に対して株価が割安である可能性を示唆しています。

PERが低いからといって必ずしも買いというわけではありません。成長性が低いと判断されている場合や、業績悪化のリスクがある場合もPERは低くなります。同業他社や市場平均と比較しながら、総合的に判断することが大切です。

PBR(株価純資産倍率)で資産価値を評価

PBR(Price Book-value Ratio)は、株価が1株当たり純資産(BPS)の何倍になっているかを示す指標です。計算式は「株価÷1株当たり純資産」で求められます。

SBIリーシングサービスのPBRは0.9~1.1倍程度で推移しています。PBRが1倍を下回る場合、理論上は企業を解散して資産を分配した方が株主にとって有利という状態を示します。ただし、これは単純化した見方であり、実際には事業の継続価値や成長性も考慮する必要があります。

PBRが1倍前後ということは、市場が同社の資産価値をほぼ適正に評価していると考えられます。今後の業績拡大により純資産が増加すれば、株価上昇の余地があると判断できます。

ROE(自己資本利益率)で経営効率を確認

ROE(Return On Equity)は、自己資本に対してどれだけの利益を生み出しているかを示す指標です。計算式は「当期純利益÷自己資本×100」で求められ、パーセンテージで表示されます。

SBIリーシングサービスのROEは17~18%程度で推移しており、これは非常に高い水準です。一般的に、ROEが10%を超えると優良企業、15%を超えると非常に効率的な経営をしていると評価されます。

高いROEは、株主から預かった資本を効率よく活用して利益を生み出していることを意味します。

ただし、自己資本比率が低い場合は、借入金を活用して利益を上げている可能性もあるため、自己資本比率と合わせて確認することが重要です。

バフェット・コード:SBIリーシングサービス財務情報

配当利回りと株主還元の状況

配当は株主への利益還元の重要な手段です。SBIリーシングサービスの配当政策と株主還元の姿勢を理解することで、長期投資の判断材料になります。

配当金の推移と配当利回り

SBIリーシングサービスは2024年3月期に1株当たり100円の配当を実施しました。これは前期の10円から大幅に増配したものです。2025年3月期も同額の100円を予定しており、安定した配当を継続する方針を示しています。

株価水準によって変動しますが、配当利回りは3.5~4%程度で推移しています。東証プライム市場の平均配当利回りが2%程度であることを考えると、SBIリーシングサービスの配当利回りは高水準と言えます。

同社は年1回の期末配当を基本方針としており、中間配当は実施していません。配当金の受取時期は、定時株主総会後の6月下旬頃になります。

SBIホールディングス:配当に関するお知らせ

配当性向から今後の配当継続性を予測

配当性向は、当期純利益のうちどれだけを配当に回しているかを示す指標です。計算式は「配当金総額÷当期純利益×100」で求められます。

SBIリーシングサービスの配当性向は約30.2%(2025年3月期)です。これは、利益の約3割を配当に回し、残りの約7割を事業拡大のための内部留保に充てていることを意味します。

配当性向が低めに設定されているのは、成長企業として事業拡大に資金を投じる必要があるためです。同社は「利益成長に応じた株主還元を実施する」という方針を掲げており、業績が拡大すれば配当金の増額も期待できます。

配当政策については、「継続的かつ成長に応じた利益還元を目指す」としており、安定配当と増配の両面を重視する姿勢が見られます。なお、株主優待制度は実施していません。

リース業界の市場環境とSBIリーシングサービスの位置づけ

個別企業の株価を判断する際には、業界全体の動向を理解することが重要です。リース業界の市場環境とSBIリーシングサービスの競争力を確認しましょう。

リース業界の市場規模と成長性

日本のリース業界は、企業の設備投資を支える重要な金融サービスです。2023年度のリース取扱高は4兆6,299億円(前年度比7.4%増)と、2年連続で増加しました。新型コロナウイルスの影響で2020~2021年度は落ち込みましたが、経済活動の正常化とともに回復基調にあります。

特に、SBIリーシングサービスが手掛ける日本型オペレーティングリース(JOL・JOLCO)の市場は、2024年度に約8,500億円の規模に達し、コロナ禍前を超える水準まで回復しました。中期的な成長により、事業規模の拡大が期待されている、成長性の高い分野です。

輸送用機器(航空機・船舶)のリース需要が特に好調で、航空業界の回復や海運需要の増加が追い風になっています。情報通信機器や医療機器のリース需要も堅調に推移しており、業界全体の見通しは明るいと言えます。

リース事業協会:リース統計

同業他社との比較|オリックス・東京センチュリー

リース業界の大手企業としては、オリックス、三菱HCキャピタル、三井住友ファイナンス&リース、東京センチュリーなどがあります。これらの総合リース会社と比較すると、SBIリーシングサービスは規模では小さいものの、専門性の高いビジネスモデルが特徴です。

大手総合リース会社は、事務機器から産業機械、不動産まで幅広い分野を扱います。一方、SBIリーシングサービスは航空機・船舶のオペレーティングリースに特化しており、この分野での専門性と商品組成力が強みです。

市場規模では大手に及びませんが、ニッチな分野での高い収益性が評価されています。ROE(自己資本利益率)が17~18%と高水準であることは、効率的な経営を示しています。

SBIグループ全体におけるシナジー効果

SBIリーシングサービスの大きな強みは、SBIグループの一員であることです。SBIグループは証券、銀行、保険、暗号資産など幅広い金融サービスを展開しており、グループ全体で証券口座数や銀行口座数などを合算すると数千万規模に及ぶ口座・取引基盤を持っています。

SBI証券をはじめとするグループ各社との連携により、投資家の紹介や商品販売のネットワークを活用できます。また、SBIグループの信用力を背景に、海外の航空会社や海運会社との大型案件を獲得しやすい環境にあります。

2025年3月期の商品組成金額は前年度比約13%増の3,175億円、販売金額は約23%増の1,036億円と順調に拡大しています。SBIグループとの連携強化により、今後もこの成長トレンドが継続すると期待されます。

バフェット・コード:SBIリーシングサービス企業情報

投資戦略の考え方|長期保有と短期売買

投資スタイルによって、株式の選び方や売買のタイミングは異なります。SBIリーシングサービスへの投資を考える際の、長期保有と短期売買それぞれの視点を解説します。

長期保有に向いているケース

SBIリーシングサービスは、長期保有に適した要素を持っています。まず、リース業界全体が回復基調にあり、日本型オペレーティングリース市場の成長が見込まれています。2026年度には市場規模が1兆円を超える予測もあり、中長期的な成長が期待できます。

配当利回りが3.5~4%程度と高水準であることも、長期保有のメリットです。業績拡大に伴う増配の可能性もあり、配当収入を得ながら株価上昇も期待できます。

SBIグループの一員として、グループシナジーを活かした事業拡大が見込めることも、長期投資家にとって安心材料です。

ただし、グロース市場の銘柄であるため、株価のボラティリティ(変動幅)は大きめです。短期的な値動きに一喜一憂せず、中長期的な視点で保有することが大切です。

短期売買で利益を狙うポイント

短期売買を考える場合、決算発表のタイミングが重要なポイントになります。SBIリーシングサービスは四半期ごとに決算を発表しており、業績が市場予想を上回った場合は株価が大きく上昇することがあります。

グロース市場の銘柄は、好材料に対する株価の反応が大きい傾向があります。大型案件の受注や新規事業の発表など、ポジティブなニュースが出た際に短期的な値上がりを狙う戦略も考えられます。

短期売買はタイミングの判断が難しく、リスクも高くなります。テクニカル分析(チャート分析)のスキルが必要で、損切りのルールを明確にしておくことが重要です。初心者の方は、まずは長期保有から始めることをおすすめします。

分散投資でリスクを抑える方法

投資の基本原則は「分散投資」です。SBIリーシングサービス1銘柄に集中投資するのではなく、他の銘柄や資産クラスにも分散することでリスクを軽減できます。

例えば、リース業界の他の銘柄(オリックス、三菱HCキャピタルなど)にも分散投資することで、業界全体の成長を取り込みながら、個別企業のリスクを分散できます。また、金融セクター以外の業種にも投資することで、セクター特有のリスクを軽減できます。

投資信託やETF(上場投資信託)を活用すれば、少額で多数の銘柄に分散投資できます。個別株への投資は、ポートフォリオ全体の一部に留めることが賢明です。

投資する前に知っておきたいリスクと注意点

どんな投資にもリスクは伴います。SBIリーシングサービスへの投資を検討する際に、必ず理解しておくべきリスクと注意点を確認しましょう。

株価変動リスク|元本割れの可能性

株式投資には元本割れのリスクがあります。株価は企業の業績、経済情勢、市場の需給など様々な要因で変動し、購入時の価格を下回る可能性があります。

SBIリーシングサービスはグロース市場に上場しており、プライム市場やスタンダード市場の銘柄と比べて、株価の変動幅が大きい傾向があります。成長期待が高い反面、業績が市場予想を下回った場合の株価下落も大きくなる可能性があります。

投資する際は、余裕資金の範囲内で行い、生活資金や近い将来に使う予定のあるお金を投資に回さないことが重要です。

リース業界特有のリスク要因

リース業界は企業の設備投資動向に大きく影響を受けます。景気が悪化し、企業の設備投資が減少すれば、リース需要も減少し、業績に悪影響を及ぼす可能性があります。

特に、SBIリーシングサービスが手掛ける航空機・船舶リースは、航空業界や海運業界の景気に左右されます。パンデミックのような予期せぬ事態が発生すれば、航空需要が急減し、航空機リースの需要も大きく落ち込む可能性があります。

  • 景気悪化による設備投資の減少
  • 航空業界・海運業界の需要変動
  • 金利上昇による調達コストの増加
  • 為替変動リスク(海外案件)

また、金利の変動もリース業界に影響を与えます。資金調達コストが上昇すれば、収益性が低下する可能性があります。為替変動リスクも、海外案件を扱う際には考慮する必要があります。

流動性リスク|売りたい時に売れるか

流動性リスクとは、株式を売却したいときに、希望する価格や数量で売却できないリスクです。SBIリーシングサービスはグロース市場の銘柄で、時価総額も200~300億円程度と、大型株と比べると小さめです。

出来高(売買高)が少ない日は、大量の株式を売却しようとすると、株価が大きく下落する可能性があります。また、市場全体が急落している局面では、買い手が見つからず、売却できないこともあります。

流動性リスクを軽減するには、一度に大量の株式を売買せず、複数回に分けて取引することが有効です。また、保有株数を適切な範囲に留めることも重要です。

まとめ

SBIリーシングサービスは、航空機・船舶のオペレーティングリースに特化した専門性の高い企業です。東証グロース市場に上場しており、SBIグループの一員として成長を続けています。

株価の判断には、日足・週足・月足のチャート分析、移動平均線や出来高の確認が有効です。業績面では、売上高・営業利益の推移、自己資本比率、営業キャッシュフローをチェックしましょう。PER・PBR・ROEなどの財務指標を理解することで、株価の割安・割高や経営効率を評価できます。

配当利回りは3.5~4%程度と高水準で、長期保有にも適しています。リース業界全体が回復基調にあり、日本型オペレーティングリース市場は2026年度に1兆円超えの予測もあります。SBIグループとのシナジー効果も期待できます。

投資する際は、株価変動リスク、リース業界特有のリスク、流動性リスクを十分に理解することが大切です。投資には元本割れのリスクがあります。ご自身の投資目的やリスク許容度に合わせて、慎重にご検討ください。最終的な投資判断はご自身の責任で行ってください。最新情報は東京証券取引所および企業公式IRサイトでご確認ください。

SOICO株式会社 共同創業者・取締役COO 土岐彩花
共同創業者&取締役COO 土岐 彩花(どきあやか)
SOICO株式会社
慶應義塾大学在学中に19歳で起業し、2社のベンチャー創業を経験。大学在学中に米国UCバークレー校(Haas School of Business, University of California, Berkeley)に留学し、経営学、マーケティング、会計、コンピュータ・サイエンスを履修。新卒でゴールドマン・サックス証券の投資銀行本部に就職し、IPO含む事業会社の資金調達アドバイザリー業務・引受業務に従事。2018年よりSOICO株式会社の取締役COOに就任。

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