つみたてNISAの確定申告|必要なケースと注意点を解説

野村アセットマネジメントという名前を聞いたことはありますか。
投資信託やETFを調べていると、この会社の商品をよく目にするかもしれません。
国内最大手の資産運用会社として、多くの投資家に利用されている会社です。
この記事では、野村アセットマネジメントの基本情報から商品の特徴、購入方法まで、投資初心者にも分かりやすく解説します。自分に合った投資信託やETFを選ぶための参考にしてください。
目次
野村アセットマネジメントとは?
野村アセットマネジメントは、日本を代表する資産運用会社です。投資信託やETF(上場投資信託)の運用を専門とし、個人投資家から機関投資家まで幅広い顧客にサービスを提供しています。
野村ホールディングス傘下の企業として、長年培った運用ノウハウと信頼性を持つ会社です。資産運用会社は、投資家から預かった資金をまとめて、株式や債券などに投資する専門家集団です。
野村アセットマネジメントは、その中でも特に大きな規模と実績を持つ会社として知られています。
野村アセットマネジメントは1959年に設立され、60年以上の歴史を持つ資産運用会社です。日本初の投資信託委託会社として誕生し、日本の資産運用業界の発展とともに成長してきました。
設立当初から野村グループの一員として、証券業界での豊富なネットワークと専門知識を活かした運用を行っています。長い歴史の中で、日本の経済成長期からバブル崩壊、リーマンショック、そして現在に至るまで、さまざまな市場環境を経験してきました。
この経験が、現在の運用ノウハウの蓄積につながっています。
野村アセットマネジメントの運用資産残高は約70兆円から87兆円規模とされ、国内最大級の資産運用会社です。この規模は、日本国内の資産運用会社の中でトップクラスに位置しています。
運用残高が大きいということは、それだけ多くの投資家から信頼されている証でもあります。特に公的年金の運用においても重要な役割を果たしており、GPIF(年金積立金管理運用独立行政法人)からも運用を委託されています。
個人投資家向けの商品だけでなく、機関投資家向けの運用でも高い評価を得ているのが特徴です。投資信託協会のデータによると、野村アセットマネジメントは国内の投資信託市場でも大きなシェアを占めています。
野村アセットマネジメントは、野村ホールディングスの完全子会社です。野村グループは、野村證券を中心とした総合金融グループとして、証券業務、資産運用業務、投資銀行業務など幅広い金融サービスを提供しています。
グループの一員であることで、野村證券の全国的な営業ネットワークや、グループ全体で蓄積された市場分析力を活用できる強みがあります。ただし、運用の独立性は保たれており、資産運用の専門会社として独自の運用判断を行っています。
野村アセットマネジメントの商品は、野村證券だけでなく、SBI証券や楽天証券などの主要ネット証券でも広く取り扱われています。グループ企業の商品でありながら、多くの販売チャネルで購入できる点が特徴です。
野村アセットマネジメントの3つの強み
野村アセットマネジメントには、他の資産運用会社と比較して際立った強みがあります。ここでは特に重要な3つのポイントを解説します。
これらの強みを理解することで、同社の商品を選ぶ際の判断材料になるでしょう。
運用残高が大きいメリット
規模のメリットを活かしたコスト削減が可能
優秀な運用担当者やアナリストを多く抱えることができる
多くの投資家から信頼されている証拠
野村アセットマネジメントの最大の強みは、国内最大級の運用残高です。約70兆円から87兆円という規模は、個人投資家向けの投資信託だけでなく、年金基金や機関投資家からの運用資産も含まれています。
運用残高が大きいことには、いくつかのメリットがあります。まず、規模のメリットを活かしたコスト削減が可能です。大量の取引を行うことで、取引コストを抑えられる場合があります。
ただし、運用残高の大きさが必ずしも高いリターンを保証するわけではないことは理解しておく必要があります。
野村アセットマネジメントは、国内のETF市場で約43.5%のシェアを持ち、業界1位の地位を確立しています。「NEXT FUNDS」というブランド名で展開するETFシリーズは、日経平均株価やTOPIXなど主要な指数に連動する商品を中心に、幅広いラインナップを提供しています。
ETFは上場投資信託とも呼ばれ、株式市場に上場している投資信託です。株式と同じように市場でリアルタイムに売買でき、指数に連動する運用を行うため、コストが低いという特徴があります。
野村アセットマネジメントのETFは、流動性が高く取引しやすい点も評価されています。国内株式だけでなく、海外株式や債券、REIT(不動産投資信託)など、さまざまな資産クラスのETFを提供しているため、分散投資を考える投資家にとって選択肢が豊富です。
野村アセットマネジメントは、GPIF(年金積立金管理運用独立行政法人)から運用を委託されている実績があります。GPIFは日本の公的年金を運用する機関で、世界最大級の機関投資家として知られています。
GPIFから運用を委託されるには、厳格な審査基準をクリアする必要があります。運用能力、リスク管理体制、コンプライアンス体制など、さまざまな観点から評価されます。
この委託を受けているということは、機関投資家レベルでの高い運用能力が認められている証拠です。
公的年金の運用という重要な役割を担っていることは、個人投資家にとっても安心材料の一つになります。ただし、機関投資家向けの運用と個人投資家向けの商品は異なるため、GPIF委託の実績が直接的に個人向け商品の成果を保証するものではありません。
野村アセットマネジメントの主な商品
野村アセットマネジメントは、投資信託とETFを中心に、幅広い商品ラインナップを提供しています。個人投資家が実際に購入できる商品から、機関投資家向けのサービスまで、多様なニーズに対応しています。
ここでは、主な商品カテゴリーとその特徴を解説します。
野村アセットマネジメントの投資信託は、インデックス型とアクティブ型の両方を取り揃えています。投資対象も国内株式、海外株式、債券、REIT、バランス型など多岐にわたり、投資家の目的やリスク許容度に応じて選択できます。
投資信託は、少額から始められる点が大きなメリットです。多くの証券会社では100円から積立投資が可能で、投資初心者でも始めやすい商品です。
インデックス型ファンドは、日経平均株価やTOPIX、S&P500などの市場指数に連動する運用を目指す投資信託です。野村アセットマネジメントでは、国内外の主要な指数に連動する商品を提供しています。
インデックス型の最大の特徴は、信託報酬が比較的低いことです。市場指数に連動する運用を行うため、銘柄選択のコストが抑えられ、その分コストが低く設定されています。
代表的な商品としては、「野村つみたて日本株投信」「野村つみたて外国株投信」などがあり、つみたてNISA対象商品にもなっています。
アクティブ型ファンドは、運用担当者が独自の調査・分析に基づいて銘柄を選択し、市場指数を上回るリターンを目指す投資信託です。野村アセットマネジメントでは、国内外の株式や債券、テーマ型など、さまざまなアクティブファンドを提供しています。
アクティブ型の特徴は、運用担当者の専門知識と分析力を活かした運用が期待できることです。市場全体が下落している局面でも、銘柄選択によって損失を抑えたり、成長性の高い企業に集中投資したりすることが可能です。
ただし、アクティブ型はインデックス型に比べて信託報酬が高めに設定されています。運用にかかるコストが高い分、それを上回るリターンが得られるかどうかが重要なポイントです。
「NEXT FUNDS」は、野村アセットマネジメントが展開するETFのブランド名です。国内株式、海外株式、債券、REITなど、幅広い資産クラスのETFを提供しており、投資家のさまざまなニーズに対応しています。
ETFの特徴は、株式と同じように市場でリアルタイムに売買できることです。投資信託は1日1回の基準価額で取引されますが、ETFは市場が開いている時間帯であればいつでも取引できます。
国内株式ETFは、日経平均株価やTOPIXなどの国内株式指数に連動するETFです。野村アセットマネジメントの「NEXT FUNDS 日経225連動型上場投信」や「NEXT FUNDS TOPIX連動型上場投信」は、市場での取引量も多く、流動性が高い商品として知られています。
これらのETFは、日本の株式市場全体に投資したい場合に適した選択肢です。個別銘柄を選ぶ手間をかけずに、市場全体の成長を取り込むことができます。
国内株式ETFは、成長投資枠を利用したNISA口座での投資にも対応しています。配当金も受け取れるため、インカムゲイン(配当収入)とキャピタルゲイン(値上がり益)の両方を狙うことができます。
海外株式・債券ETFは、米国株式市場や新興国市場、先進国債券などに投資するETFです。「NEXT FUNDS 外国株式・MSCIコクサイ・インデックス(為替ヘッジなし)連動型上場投信」など、グローバルな分散投資を実現できる商品があります。
海外資産への投資は、国内だけに投資するよりもリスク分散効果が期待できます。日本経済が停滞している時でも、海外経済が成長していれば資産全体のリターンを安定させることが可能です。
ただし、為替リスクがある点には注意が必要です。円高になると、海外資産の円換算価値が下がる可能性があります。
野村アセットマネジメントは、個人投資家向けの商品だけでなく、年金基金、企業、金融機関などの機関投資家向けにも専門的な運用サービスを提供しています。機関投資家向けサービスでは、顧客の運用方針やリスク許容度に応じたカスタマイズされた運用が可能です。
機関投資家向けの運用では、株式や債券だけでなく、オルタナティブ投資(不動産、インフラ、プライベートエクイティなど)も含めた幅広い資産クラスでの運用を行っています。また、ESG投資(環境・社会・ガバナンスを考慮した投資)にも力を入れており、持続可能な社会の実現に貢献する運用を目指しています。
個人投資家が直接これらのサービスを利用することは難しいですが、機関投資家向けサービスで培われた運用ノウハウは、個人向け商品にも活かされています。
野村アセットマネジメントの商品は、さまざまな証券会社で購入できます。野村グループの商品ですが、野村證券だけでなく、主要なネット証券でも幅広く取り扱われています。
ここでは、実際に商品を購入する方法を具体的に解説します。
野村アセットマネジメントの投資信託とETFは、主要なネット証券で購入できます。SBI証券、楽天証券、マネックス証券、松井証券、三菱UFJeスマート証券など、5大ネット証券と呼ばれる証券会社では、ほぼすべての商品を取り扱っています。
証券会社選びのポイント
取扱商品の数
購入時手数料
ポイント還元サービス
証券会社によって、取扱商品の数や購入時手数料、ポイント還元サービスなどが異なります。たとえば、SBI証券では投資信託の購入時手数料が無料の商品が多く、楽天証券では楽天ポイントを使った投資ができます。
もちろん、野村證券でも購入可能です。野村證券では、店舗での対面相談ができるため、投資初心者で専門家のアドバイスを受けたい場合には適しています。
投資信託を購入する手順は、証券会社によって多少異なりますが、基本的な流れは共通しています。まず、証券会社の口座を開設する必要があります。口座開設は、オンラインで申し込みができ、最短で翌営業日から取引を始められる証券会社もあります。
購入方法には、一括購入と積立購入の2種類があります。一括購入は、まとまった金額を一度に投資する方法です。積立購入は、毎月一定額を自動的に購入する方法で、ドルコスト平均法により価格変動リスクを抑える効果が期待できます。
投資初心者には、少額から始められる積立購入がおすすめです。
ETFの購入手順は、株式の購入とほぼ同じです。証券会社の口座を開設後、取引ツールやアプリから購入したいETFの銘柄コードを入力します。野村アセットマネジメントのETFは、「NEXT FUNDS」で検索すると一覧が表示されます。
ETFは市場で取引されるため、購入時には「成行注文」か「指値注文」を選択します。成行注文は、現在の市場価格で即座に購入する方法です。指値注文は、希望する価格を指定して注文する方法で、指定価格に達した時点で購入が成立します。
ETFは1口単位で購入できるため、投資信託よりも少額から始められる場合があります。ただし、銘柄によって1口あたりの価格が異なるため、事前に確認しておくとよいでしょう。
投資信託やETFを保有する際には、さまざまなコストがかかります。これらのコストは運用成果に直接影響するため、事前にしっかり理解しておくことが大切です。
ここでは、信託報酬と実質コストの違い、そして他社商品との比較について解説します。
信託報酬は、投資信託やETFを保有している間、継続的にかかる費用です。運用会社、販売会社、信託銀行の3者に支払われる報酬で、運用や管理にかかるコストをカバーしています。
信託報酬は年率で表示され、保有資産額に対して日割りで自動的に差し引かれます。たとえば、信託報酬が年率0.5%の投資信託を100万円分保有している場合、1年間で約5,000円のコストがかかります。
実質コストは、信託報酬以外にかかる費用も含めた総コストです。投資信託の運用には、信託報酬以外にも売買委託手数料、監査費用、その他の費用がかかります。
これらを合計したものが実質コストで、運用報告書に記載されています。実質コストは、信託報酬よりも高くなるのが一般的です。
野村アセットマネジメントの商品を選ぶ際には、信託報酬だけでなく実質コストも確認することをおすすめします。運用報告書は、各証券会社のウェブサイトや野村アセットマネジメントの公式サイトで閲覧できます。
野村アセットマネジメントの商品コストは、他の大手資産運用会社と比較してどうでしょうか。インデックス型ファンドに関しては、三菱UFJアセットマネジメントの「eMAXIS Slim」シリーズや、SBIアセットマネジメントの商品と競合しています。
たとえば、国内株式のインデックスファンドでは、「eMAXIS Slim 国内株式(TOPIX)」の信託報酬が年率0.143%程度であるのに対し、野村アセットマネジメントの同様の商品は同水準かやや高めの設定になっている場合があります。
一方、ETFに関しては、野村アセットマネジメントの「NEXT FUNDS」シリーズは市場シェアが高く、流動性に優れています。信託報酬も低水準で、他社のETFと比較しても競争力があります。
NISAとiDeCoでの活用方法
野村アセットマネジメントの商品は、NISA(少額投資非課税制度)やiDeCo(個人型確定拠出年金)でも活用できます。これらの制度を利用することで、税制優遇を受けながら効率的に資産形成ができます。
ここでは、それぞれの制度での活用方法を解説します。
つみたてNISAは、2024年から新NISA制度の「つみたて投資枠」として生まれ変わりました。年間120万円まで投資でき、運用益が非課税になる制度です。
野村アセットマネジメントの投資信託の中には、つみたてNISA対象商品に指定されているものが多くあります。つみたてNISA対象商品は、金融庁が定めた基準を満たした長期・積立・分散投資に適した投資信託です。
野村アセットマネジメントでは、「野村つみたて日本株投信」「野村つみたて外国株投信」などがつみたてNISA対応商品として提供されています。つみたてNISAを活用する場合、長期的な視点で積立投資を続けることが重要です。
新NISA制度には、つみたて投資枠とは別に「成長投資枠」があります。年間240万円まで投資でき、投資信託だけでなくETFや個別株式も購入できる枠です。
野村アセットマネジメントのETFや、つみたてNISA対象外の投資信託も成長投資枠で購入できます。成長投資枠は、まとまった金額を一括投資したい場合や、ETFで運用したい場合に適しています。
つみたて投資枠と成長投資枠は併用できるため、両方を活用することで年間最大360万円まで非課税投資が可能です。たとえば、つみたて投資枠で毎月10万円の積立を行いながら、成長投資枠でETFを追加購入するといった使い方ができます。
iDeCo(個人型確定拠出年金)は、老後資金の準備を目的とした私的年金制度です。掛金が全額所得控除の対象となり、運用益も非課税、受取時にも税制優遇があります。
野村アセットマネジメントの商品は、多くの金融機関のiDeCoラインナップに含まれています。iDeCoで選べる商品は、金融機関によって異なります。
iDeCoは60歳まで引き出せないという制約がありますが、その分長期的な資産形成に適しています。コストの低いインデックス型ファンドを選び、定期的に積み立てることで、老後資金を効率的に準備できます。
運用実績を見る方法
投資信託やETFを選ぶ際には、過去の運用実績を確認することが重要です。運用実績は将来のリターンを保証するものではありませんが、運用の安定性や運用方針の一貫性を判断する材料になります。
ここでは、野村アセットマネジメントの商品の運用実績を確認する方法を解説します。
運用報告書は、投資信託の運用状況を報告する公式文書です。決算ごとに作成され、運用方針、組入銘柄、運用実績、コストなどが詳しく記載されています。
野村アセットマネジメントの運用報告書は、同社の公式ウェブサイトや、購入した証券会社のサイトで閲覧できます。
運用報告書で確認すべきポイント
基準価額の推移
分配金の実績
組入銘柄の上位10銘柄
実質コスト
ベンチマークは、運用成果を評価するための比較対象となる指標です。インデックス型ファンドの場合、連動を目指す指数がベンチマークになります。アクティブ型ファンドの場合も、運用方針に応じたベンチマークが設定されています。
運用実績を評価する際には、ベンチマークとの比較が重要です。インデックス型ファンドであれば、ベンチマークとの乖離率(トラッキングエラー)が小さいほど、正確に指数に連動していることを示します。
野村アセットマネジメントの公式サイトや、証券会社の商品ページでは、ベンチマークとの比較チャートが掲載されています。過去3年、5年、10年といった期間で比較することで、長期的な運用能力を評価できます。
リターン実績は、一定期間における運用成果を示す数値です。1年リターン、3年リターン、5年リターンなど、さまざまな期間でのリターンが公表されています。
リターンは、分配金を再投資したと仮定して計算される「トータルリターン」で評価するのが一般的です。証券会社のウェブサイトでは、投資信託の詳細ページにリターン実績が表示されています。
リターン実績を確認する際には、短期的な成果だけでなく、長期的な安定性も重視することが大切です。5年、10年といった長期のリターンを確認し、一貫した運用が行われているかを見極めましょう。
野村アセットマネジメントで気をつけたいこと
野村アセットマネジメントの商品には多くのメリットがありますが、注意すべき点もあります。投資判断を行う際には、デメリットやリスクもしっかり理解しておくことが重要です。
ここでは、特に気をつけたいポイントを解説します。
投資信託やETFは、預金とは異なり元本保証がありません。市場環境の変化により、投資した金額を下回る可能性があります。これは野村アセットマネジメントの商品に限らず、すべての投資商品に共通するリスクです。
特に株式を中心に運用する商品は、価格変動が大きくなる傾向があります。経済状況の悪化や企業業績の低迷により、基準価額が大きく下落することもあります。
短期的には損失が出る可能性があることを理解し、長期的な視点で投資を続けることが大切です。リスクを抑えるためには、分散投資が有効です。国内株式だけでなく、海外株式や債券など、異なる資産クラスに分散して投資することで、全体のリスクを低減できます。
野村アセットマネジメントの商品の中には、信託報酬が比較的高めに設定されているものもあります。特にアクティブ型ファンドは、年率1%~2%程度の信託報酬がかかる商品が多く、長期保有するとコストの影響が大きくなります。
コストは運用成果に直接影響するため、商品選びの際には必ず確認しましょう。同じような運用方針の商品であれば、コストが低い方が長期的には有利になる可能性が高いです。
ただし、コストだけで商品を選ぶのは適切ではありません。アクティブ型ファンドの場合、コストが高くてもそれを上回るリターンが得られれば、結果的には有利になります。
野村アセットマネジメントは、投資信託とETFを合わせて数百本の商品を提供しています。選択肢が多いことはメリットでもありますが、初心者にとっては「どれを選べばよいか分からない」という悩みにつながることもあります。
商品選びに迷った場合は、まず自分の投資目的とリスク許容度を明確にしましょう。長期的な資産形成が目的であれば、コストの低いインデックス型ファンドが適しています。
証券会社の商品検索機能を活用することで、条件に合った商品を絞り込めます。つみたてNISA対応商品、信託報酬の低い順、リターンの高い順など、さまざまな条件で並び替えができます。
他の大手アセットマネジメント会社との違い
野村アセットマネジメント以外にも、日本には多くの資産運用会社があります。三菱UFJアセットマネジメント、大和アセットマネジメント、日興アセットマネジメントなど、大手各社はそれぞれ特徴を持っています。
ここでは、他社との違いを比較しながら、野村アセットマネジメントの位置づけを確認します。
運用残高で見ると、野村アセットマネジメントは国内最大級の規模を誇ります。約70兆円から87兆円という運用資産残高は、業界トップクラスです。三菱UFJアセットマネジメントも同様に大きな運用残高を持ち、両社が国内の資産運用業界をリードしています。
ETF市場では、野村アセットマネジメントが約43.5%のシェアで1位です。2位以降には、ブラックロック・ジャパンやステート・ストリート・グローバル・アドバイザーズなどの外資系運用会社が続きます。
投資信託市場では、三菱UFJアセットマネジメントの「eMAXIS Slim」シリーズが人気を集めています。低コストのインデックスファンドとして、つみたてNISAで多くの投資家に選ばれています。
商品ラインナップの幅広さでは、野村アセットマネジメントは他社と比較しても充実しています。国内株式、海外株式、債券、REIT、バランス型など、あらゆる資産クラスの商品を提供しています。
三菱UFJアセットマネジメントは、「eMAXIS」シリーズを中心に、コストパフォーマンスに優れた商品を提供しています。特に「eMAXIS Slim」シリーズは、業界最低水準の信託報酬を目指しており、長期投資に適した商品として人気があります。
大和アセットマネジメントは、「iFree」シリーズや「ダイワ・ファンド」シリーズを展開しています。日興アセットマネジメントは、「インデックスファンド」シリーズを中心に、シンプルで分かりやすい商品構成が特徴です。
手数料水準を比較すると、インデックス型ファンドでは三菱UFJアセットマネジメントの「eMAXIS Slim」シリーズが最も低コストです。たとえば、「eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)」の信託報酬は年率0.05775%と、業界最低水準に設定されています。
野村アセットマネジメントのインデックス型ファンドは、「eMAXIS Slim」と比較するとやや高めの設定になっている場合があります。ただし、ETFに関しては、野村アセットマネジメントの「NEXT FUNDS」シリーズも低コストで、他社と比較しても競争力があります。
アクティブ型ファンドの信託報酬は、運用会社によって大きく異なります。野村アセットマネジメントのアクティブ型ファンドは、年率1%~2%程度が一般的です。
野村アセットマネジメントは、1959年設立の長い歴史を持つ資産運用会社です。国内最大級の運用残高を持ち、GPIF(年金積立金管理運用独立行政法人)からも運用を委託されている実績があります。金融庁に登録された正規の投資運用業者であり、信頼性の高い会社と言えます。ただし、どの運用会社の商品であっても、投資には元本割れのリスクがあることは理解しておきましょう。
投資初心者には、コストが低く、長期投資に適したインデックス型ファンドがおすすめです。野村アセットマネジメントでは、「野村つみたて日本株投信」や「野村つみたて外国株投信」などが、つみたてNISA対応商品として提供されています。これらは信託報酬が比較的低く、長期的な資産形成に適しています。少額から積立投資ができるため、投資経験のない方でも始めやすい商品です。
投資信託の場合、主要なネット証券では100円から積立投資が可能です。一括購入の場合も、多くの証券会社で1,000円程度から購入できます。ETFの場合は、1口単位での購入となるため、銘柄によって最低投資額が異なります。たとえば、「NEXT FUNDS 日経225連動型上場投信」は、1口あたりの価格が数万円程度です。少額から始めたい場合は、投資信託の積立投資が適しています。
野村アセットマネジメントの商品は、野村證券だけでなく、SBI証券、楽天証券、マネックス証券、松井証券など、主要なネット証券でも購入できます。証券会社によって取扱商品数や手数料、ポイント還元サービスが異なるため、自分に合った証券会社を選ぶとよいでしょう。ネット証券は手数料が低く、オンラインで手軽に取引できる点が魅力です。
野村アセットマネジメントは、ESG投資(環境・社会・ガバナンスを考慮した投資)にも力を入れています。ESG指数に連動するETFや、ESGをテーマにした投資信託を提供しています。持続可能な社会の実現に貢献しながら資産形成をしたい投資家に適した商品です。具体的な商品については、野村アセットマネジメントの公式サイトや、証券会社の商品検索機能で確認できます。
野村アセットマネジメントは、国内最大級の運用残高を持つ資産運用会社です。1959年の設立以来、長い歴史と豊富な運用実績を積み重ねてきました。
ETF市場では約43.5%のシェアを持ち、業界1位の地位を確立しています。「NEXT FUNDS」シリーズを中心に、投資信託とETFの両方で幅広い商品ラインナップを提供しています。
商品選びの際には、自分の投資目的とリスク許容度を明確にすることが大切です。長期的な資産形成を考えるなら、コストの低いインデックス型ファンドが適しています。市場平均を上回るリターンを狙いたい場合は、アクティブ型ファンドも選択肢になります。
NISAやiDeCoといった税制優遇制度を活用することで、より効率的な資産形成が可能です。野村アセットマネジメントの商品は、主要なネット証券で購入できます。証券会社によって手数料やサービス内容が異なるため、複数の証券会社を比較検討するとよいでしょう。
運用実績は運用報告書や証券会社のウェブサイトで確認でき、ベンチマークとの比較やリターン実績を参考に商品を選べます。分散投資や積立投資を活用することで、リスクを抑えながら長期的な資産形成を目指すことが大切です。
なお、投資には元本割れのリスクがあります。最終的な投資判断はご自身の責任で行ってください。詳しい商品内容や手数料については、各証券会社や野村アセットマネジメントの公式サイトでご確認ください。
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