株のおすすめ銘柄と選び方|初心者向け完全ガイド

「マネックス証券って実際どうなの?」と気になっている方も多いのではないでしょうか。
ネット証券を選ぶ際、手数料やサービス内容はもちろん、実際の利用者の評判も気になるところです。
マネックス証券は、米国株の取扱銘柄数が約5,000と豊富で、クレカ積立のポイント還元率も1.1%と高水準です。
一方で、国内株の手数料がやや高めという声もあり、自分に合った証券会社なのか判断に迷う方もいるでしょう。
この記事では、マネックス証券の評判やメリット・デメリットを詳しく解説し、どんな人におすすめなのかを明らかにします。
証券会社選びで失敗したくない方は、ぜひ最後までお読みください。
目次
マネックス証券とは?基本情報と特徴
マネックス証券は、1999年に設立されたネット証券の老舗です。
現在は東証プライム市場に上場するマネックスグループの中核企業として、大手ネット証券の一つとなっています。
金融庁に登録された第一種金融商品取引業者であり、投資者保護基金にも加入しているため、万が一の際にも資産が守られる仕組みが整っています。
マネックス証券株式会社は、金融庁関東財務局長(金商)第165号の登録を受けた正規の証券会社です。
親会社のマネックスグループ株式会社は東証プライム市場に上場しており、財務状況も公開されています。
投資者保護基金に加入しているため、万が一マネックス証券が破綻した場合でも、1,000万円までの資産が保護される仕組みになっています。
顧客の資産は分別管理が義務付けられており、会社の資産とは完全に分けて管理されています。
ネット証券としての歴史は20年以上あり、業界でも老舗の部類に入ります。長年の運営実績があることも、信頼性を判断する上で重要なポイントと言えるでしょう。
2023年、マネックス証券はNTTドコモと資本業務提携を結びました。
これにより、dポイントとの連携が強化され、ドコモユーザーにとって使いやすいサービスが拡充されています。
NTTドコモ提携のメリット
マネックスポイントをdポイントに交換可能
dポイントを使った投資サービスの拡充に期待
ドコモ経済圏との連携でさらにお得に
具体的には、マネックスポイントをdポイントに交換できるほか、将来的にはdポイントを使った投資サービスの拡充も期待されています。
ドコモの金融サービス「d払い」や「dカード」との連携も進んでおり、ドコモ経済圏を活用している方には特にメリットが大きいと言えます。
マネックス証券の最大の強みは、米国株の取扱銘柄数が約5,000と業界トップクラスである点です。
また、クレカ積立のポイント還元率が1.1%と高く、長期的な資産形成において有利です。
IPO(新規公開株)の抽選方式が完全平等抽選であることも特徴的です。資産残高や取引実績に関係なく、すべての投資家に平等にチャンスがあります。
さらに、「マネックス銘柄スカウター」という無料の銘柄分析ツールが優秀で、初心者から上級者まで幅広く活用されています。
証券会社を選ぶ際、実際の利用者の声は非常に参考になります。
ここでは、マネックス証券に関する良い評判と悪い評判の両方を紹介し、リアルな利用者の声をお伝えします。
マネックス証券の良い評判として最も多いのが、「米国株の取扱銘柄数が豊富」という点です。
約5,000銘柄を取り扱っており、有名企業だけでなくマイナーな銘柄にも投資できる点が評価されています。
「クレカ積立のポイント還元率1.1%が魅力的」という声も多く見られます。毎月5万円を積み立てた場合、年間6,600円相当のポイントが貯まる計算になり、長期投資では大きな差になります。
「IPOの完全平等抽選が公平で良い」という評価も目立ちます。
資産が少ない初心者でも、大口投資家と同じ確率で当選できる仕組みは、多くの投資家から支持されています。
「マネックス銘柄スカウターが使いやすい」という声も多数あります。過去10年分の財務データを無料で確認でき、銘柄分析に役立つと好評です。
一方で、「国内株の手数料が高い」という不満の声も少なくありません。
SBI証券や楽天証券が国内株の現物取引手数料を無料化している中、マネックス証券は55円~1,070円の手数料がかかります。
「外国株が米国株と中国株しかない」という指摘もあります。欧州やアジアの新興国株式に投資したい場合、他の証券会社を利用する必要があります。
「米国株の為替両替に時間がかかる」という声も見られます。
円貨決済ではなく外貨決済を選択した場合、為替両替に時間がかかることがあるようです。
マネックス証券の評判をまとめると、米国株投資やクレカ積立を重視する人には非常に適した証券会社だと言えます。
一方で、国内株の頻繁な売買を考えている方や、多様な外国株に投資したい方には、他の証券会社の方が向いているかもしれません。
自分の投資スタイルや目的に合わせて、マネックス証券のメリットを最大限活用できるかどうかを検討することが大切です。
マネックス証券の5つのメリット
マネックス証券が多くの投資家に選ばれているのには、明確な理由があります。
ここでは、マネックス証券の主なメリットを5つに絞って詳しく解説します。
マネックス証券では、マネックスカードを使った投資信託の積立投資で、ポイント還元率1.1%を実現しています。
これは主要ネット証券の中でもトップクラスの水準です。
クレカ積立のポイント還元例
毎月5万円積立:年間6,600円相当のポイント
20年間継続:132,000円相当のポイント
実質的なコスト削減効果が大きい
例えば、毎月5万円を積み立てた場合、年間で6,600円相当のマネックスポイントが貯まります。
20年間継続すれば132,000円相当のポイントになり、実質的なコスト削減効果は非常に大きいと言えます。
貯まったマネックスポイントは、dポイントやAmazonギフト券などに交換できるほか、株式の購入代金に充てることも可能です。
マネックス証券の最大の強みの一つが、米国株の取扱銘柄数が約5,000という圧倒的な豊富さです。
AppleやAmazonなどの有名企業はもちろん、中小型株やETFまで幅広く取り扱っています。
米国株の手数料も競争力があり、約定代金の0.495%(最低手数料0米ドル、上限22米ドル)となっています。
NISA口座での米国株取引は買付手数料が実質無料(キャッシュバック)となるため、長期投資に適しています。
米国株の時間外取引にも対応しており、日本時間の夜間でも取引できる点も便利です。
米国市場への投資を本格的に考えている方には、マネックス証券は有力な選択肢となるでしょう。
マネックス証券のIPO(新規公開株)抽選は、完全平等抽選方式を採用しています。
これは、資産残高や取引実績に関係なく、すべての申込者に平等に当選チャンスがある仕組みです。
他の証券会社では、資産残高が多い顧客や取引実績が豊富な顧客に優遇抽選枠を設けているケースもありますが、マネックス証券ではそのような優遇はありません。
投資初心者でも大口投資家と同じ確率で当選できるため、公平性が高いと評価されています。
2024年のIPO取扱実績は54銘柄で、主幹事実績も1社あります。IPO投資を始めたい方にとって、マネックス証券は有力な選択肢の一つです。
マネックス証券が提供する「マネックス銘柄スカウター」は、無料で使える高機能な銘柄分析ツールです。
国内株式・米国株式の両方に対応しており、過去10年分の財務データを簡単に確認できます。
マネックス銘柄スカウターの主な機能
過去10年分の財務データをグラフで視覚化
売上高、営業利益、EPS、ROEなど重要指標を表示
銘柄比較機能とスクリーニング機能が充実
売上高、営業利益、EPS(1株当たり利益)、ROE(自己資本利益率)などの重要指標をグラフで視覚的に把握でき、銘柄比較機能も充実しています。
スクリーニング機能を使えば、自分の投資基準に合った銘柄を効率的に探すことも可能です。
初心者でも直感的に操作でき、上級者にとっても十分な分析機能を備えているため、幅広い投資家から高く評価されています。
マネックス証券では、NISA口座での国内株式・米国株式の取引手数料が実質無料となっています。
国内株式の買付・売却手数料は完全無料、米国株式の買付手数料はキャッシュバックにより実質無料です。
2024年から始まった新NISA制度では、つみたて投資枠と成長投資枠の両方に対応しており、非課税保有限度額1,800万円を最大限活用できます。
つみたて投資枠では約217本の投資信託から選べ、成長投資枠では国内株式・米国株式・投資信託に幅広く投資可能です。
長期的な資産形成を考えている方にとって、NISA口座の手数料無料は大きなメリットと言えるでしょう。
マネックス証券の3つのデメリット
マネックス証券には多くのメリットがある一方で、いくつか注意すべき点もあります。
ここでは、利用前に知っておきたいデメリットを正直にお伝えします。
マネックス証券の国内株の現物取引手数料は55円~1,070円(税込)となっており、主要ネット証券の中ではやや高めの水準です。
SBI証券や楽天証券が国内株の現物取引手数料を無料化している中、この点は明確なデメリットと言えます。
例えば、10万円の株式を購入する場合、マネックス証券では99円の手数料がかかりますが、SBI証券や楽天証券では無料です。頻繁に国内株の売買を行う方にとっては、この手数料差が積み重なって大きなコストになる可能性があります。
ただし、NISA口座での取引は手数料無料となるため、長期保有を前提としたNISA投資であれば、この点はあまり気にする必要はありません。
国内株の短期売買を頻繁に行いたい方は、他の証券会社との併用も検討すると良いでしょう。
マネックス証券で取り扱っている外国株は、米国株と中国株の2カ国のみです。
SBI証券が9カ国、楽天証券が6カ国の外国株を取り扱っているのと比べると、選択肢が限られています。
欧州株(ドイツ、フランス、イギリスなど)やアジアの新興国株式(インド、ベトナム、インドネシアなど)に投資したい場合、マネックス証券では対応できません。グローバルな分散投資を考えている方にとっては、この点は大きな制約となるでしょう。
ただし、米国株の取扱銘柄数は約5,000と非常に豊富で、米国株投資に特化するのであれば十分な選択肢があります。
自分の投資対象が米国株中心であれば、この点はデメリットにはならないかもしれません。
マネックス証券で米国株を外貨決済で購入する場合、為替両替に時間がかかることがあるという声があります。
円貨決済であればこの問題は発生しませんが、為替手数料を抑えるために外貨決済を選択する方もいます。
具体的には、円から米ドルへの両替指示を出してから、実際に両替が完了するまでに時間がかかるケースがあるようです。
急いで米国株を購入したい場合や、相場の動きに素早く対応したい場合には、この点が不便に感じられるかもしれません。
円貨決済を利用すれば即座に取引できるため、為替両替の時間を気にする方は円貨決済を選択すると良いでしょう。ただし、円貨決済の場合は為替スプレッドが若干高めになる点には注意が必要です。
マネックス証券は「やばい」「潰れる」って本当?
インターネット上では、「マネックス証券 やばい」「マネックス証券 潰れる」といったネガティブなキーワードで検索する人もいるようです。
ここでは、こうした不安に対して正確な情報をお伝えします。
マネックス証券の親会社であるマネックスグループ株式会社は、東証プライム市場に上場している企業です。
四半期ごとに財務状況を公開しており、経営の透明性は高いと言えます。
2024年3月期の決算では、営業収益は堅調に推移しており、経営状況に特段の問題は見られません。また、NTTドコモとの資本業務提携により、経営基盤はさらに強化されています。
「やばい」「潰れる」といった噂は、特定の根拠に基づくものではなく、単なる憶測や不安から生まれた検索キーワードと考えられます。客観的な財務データを見る限り、マネックス証券の経営状況に深刻な問題があるとは言えません。
仮にマネックス証券が経営破綻した場合でも、顧客の資産は法律によって保護される仕組みになっています。
証券会社は金融商品取引法により、顧客の資産を自社の資産と完全に分けて管理する「分別管理」が義務付けられています。
さらに、マネックス証券は「日本投資者保護基金」に加入しており、万が一分別管理が適切に行われていなかった場合でも、1人あたり1,000万円までの資産が補償されます。
証券会社の安全性を判断する上で重要なのが、「分別管理」と「投資者保護基金」の2つの仕組みです。
分別管理とは、証券会社が顧客の資産を自社の資産と完全に分けて管理することで、金融商品取引法で義務付けられています。
投資者保護の仕組み
分別管理:顧客資産と会社資産を完全に分離
投資者保護基金:1人あたり1,000万円まで補償
法律で保護された安全な仕組み
投資者保護基金は、万が一証券会社が破綻し、分別管理が適切に行われていなかった場合に、顧客の資産を補償する制度です。
マネックス証券は日本投資者保護基金に加入しており、1人あたり1,000万円までの補償が受けられます。
これらの仕組みがあるため、証券会社に資産を預けることは、適切に保護された安全な行為と言えます。
マネックス証券の手数料を他社と比較
証券会社を選ぶ際、手数料は重要な判断材料の一つです。
ここでは、マネックス証券の手数料を主要ネット証券と比較し、コスト面での位置づけを明らかにします。
国内株の現物取引手数料を主要ネット証券と比較すると、以下のようになります。
| 証券会社 | 10万円 | 50万円 | 100万円 |
| マネックス証券 | 99円 | 275円 | 535円 |
| SBI証券 | 無料 | 無料 | 無料 |
| 楽天証券 | 無料 | 無料 | 無料 |
| 松井証券 | 無料 | 無料 | 1,100円 |
この比較から分かるように、マネックス証券の国内株手数料は、SBI証券や楽天証券と比べると高めです。
ただし、NISA口座での取引は無料となるため、長期投資を前提とする場合はこの差はあまり気にする必要はないでしょう。
米国株の取引手数料を主要ネット証券と比較すると、以下のようになります。
| 証券会社 | 手数料率 | 最低手数料 | 上限手数料 |
| マネックス証券 | 0.495% | 0米ドル | 22米ドル |
| SBI証券 | 0.495% | 0米ドル | 22米ドル |
| 楽天証券 | 0.495% | 0米ドル | 22米ドル |
| DMM株 | 無料 | 無料 | 無料 |
米国株の手数料は、主要ネット証券でほぼ横並びとなっています。
DMM株が無料化している点は魅力的ですが、取扱銘柄数ではマネックス証券が圧倒的に多いため、総合的に判断する必要があります。
投資信託の購入時手数料(販売手数料)は、主要ネット証券のほとんどが無料化しています。
マネックス証券も例外ではなく、ほぼすべての投資信託を購入時手数料無料(ノーロード)で購入できます。
投資信託の保有コストである信託報酬は、商品ごとに決まっているため証券会社による差はありません。
ただし、マネックス証券ではクレカ積立のポイント還元率が1.1%と高いため、実質的なコストを下げることができます。
投資信託の取扱本数は約1,800本で、SBI証券や楽天証券と比べるとやや少なめですが、主要なインデックスファンドやアクティブファンドは十分にカバーされています。
マネックス証券がおすすめな人・向いていない人
ここまでマネックス証券のメリット・デメリットを見てきましたが、結局どんな人に向いているのでしょうか。
ここでは、マネックス証券がおすすめな人と向いていない人を明確にします。

| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 口座数 | 約2,700,000口座 ※2025年2月時点 |
| 取引手数料 | 【取引毎手数料コース】
|
| NISA対応 | 〇(日本株・米国株・中国株・投資信託の売買手数料が無料) |
| つみたて投資枠取扱銘柄数 | 〇(銘柄数は公式サイトで確認) |
| 成長投資枠対象商品 | 国内株 / 米国株 / 中国株 / 投資信託(約1,750本以上) |
| 投資信託 | 約1,800本(購入時手数料すべて無料) |
| 外国株 | 2カ国/米国株:約5,000銘柄以上(2025年1月27日時点) |
| 取引ツール(PC) | マネックストレーダー / 銘柄スカウター |
| スマホアプリ | マネックス証券アプリ / 米国株アプリ / 投信アプリ |
| 提携銀行口座 | マネックス証券専用銀行口座(詳細は公式サイトで確認) |
| ポイント投資・付与 | マネックスポイント / dポイント(投資信託の積立に利用可能) |
| 口座開設スピード | オンライン申込で最短翌営業日 |
マネックス証券は、以下のような方に特におすすめです。

| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 口座数 | 約2,700,000口座 ※2025年2月時点 |
| 取引手数料 | 【取引毎手数料コース】
|
| NISA対応 | 〇(日本株・米国株・中国株・投資信託の売買手数料が無料) |
| つみたて投資枠取扱銘柄数 | 〇(銘柄数は公式サイトで確認) |
| 成長投資枠対象商品 | 国内株 / 米国株 / 中国株 / 投資信託(約1,750本以上) |
| 投資信託 | 約1,800本(購入時手数料すべて無料) |
| 外国株 | 2カ国/米国株:約5,000銘柄以上(2025年1月27日時点) |
| 取引ツール(PC) | マネックストレーダー / 銘柄スカウター |
| スマホアプリ | マネックス証券アプリ / 米国株アプリ / 投信アプリ |
| 提携銀行口座 | マネックス証券専用銀行口座(詳細は公式サイトで確認) |
| ポイント投資・付与 | マネックスポイント / dポイント(投資信託の積立に利用可能) |
| 口座開設スピード | オンライン申込で最短翌営業日 |
一方で、以下のような方にはマネックス証券は向いていないかもしれません。
マネックス証券の口座開設方法
マネックス証券の口座開設は、オンラインで簡単に完了します。
ここでは、口座開設の具体的な手順を4つのステップに分けて解説します。
まず、マネックス証券の公式サイトにアクセスし、「口座開設」ボタンをクリックします。
メールアドレスを登録すると、確認メールが届きますので、メール内のリンクから申し込みページに進みます。氏名、住所、生年月日などの基本情報を入力し、口座の種類(特定口座・一般口座、NISA口座の有無など)を選択します。
オンライン本人確認(eKYC)を利用すれば、スマートフォンで運転免許証やマイナンバーカードを撮影するだけで本人確認が完了します。
この方法を使えば、最短翌営業日に口座開設が完了します。
オンライン本人確認を利用しない場合は、本人確認書類とマイナンバー確認書類を郵送またはアップロードする必要があります。この場合、口座開設まで数日から1週間程度かかることがあります。
提出した書類をもとに、マネックス証券が審査を行います。
審査に通過すると、口座開設完了の通知がメールで届きます。オンライン本人確認を利用した場合は最短翌営業日、郵送の場合は数日から1週間程度で口座開設が完了します。
口座開設完了後、マネックス証券のマイページにログインします。
初回ログイン時には、取引パスワードの設定や、出金先銀行口座の登録などの初期設定を行います。
入金方法は、銀行振込、即時入金サービス(提携銀行からの即時振込)などがあります。即時入金サービスを利用すれば、手数料無料で即座に入金が反映されるため便利です。
入金が完了したら、いよいよ取引を開始できます。
米国株投資におすすめの証券会社3社
マネックス証券は米国株投資に強みがありますが、他にも米国株投資に適した証券会社があります。
ここでは、米国株投資を考えている方におすすめの証券会社を3社紹介します。

| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 口座数 | 約15,000,000口座 ※2025年11月25日時点(SBIネオモバイル証券など含む) |
| 取引手数料 | 【スタンダードプラン(1注文ごと)】 取引金額に関係なく0円【アクティブプラン(1日定額制)】 1日100万円以下の取引:0円※現物取引・信用取引・単元未満株(S株)もすべて対象です。 |
| NISA対応 | 〇 |
| つみたて投資枠取扱銘柄数 | 〇(259銘柄)※2025年3月3日時点 |
| 成長投資枠対象商品 | 国内株 / 外国株 / 投資信託(約1,329銘柄 ※2025年3月3日時点) |
| 投資信託 | 約2,550本 ※2025年3月3日時点 |
| 外国株 | 8カ国/米国株式(5,000銘柄) |
| 取引ツール(PC) | HYPER SBI 2 / HYPER SBI / SBI CFDトレーダー |
| スマホアプリ | SBI証券 株アプリ / 米国株アプリ / かんたん積立 / HYPER FX / HYPER 先物 / HYPER CFD |
| 提携銀行口座 | SBI新生銀行 / 住信SBIネット銀行 |
| ポイント投資・付与 | Pontaポイント / dポイント / Vポイント(クレカ積立) |
| 口座開設スピード | 最短 翌営業日 |
SBI証券は、米国株の取扱銘柄数が約5,000とマネックス証券と同水準で、国内最大級の品揃えを誇ります。
手数料も0.495%(最低0米ドル、上限22米ドル)と競争力があり、NISA口座での米国株取引は買付手数料が無料です。
SBI証券の強み
米国株以外に9カ国の外国株を取扱い
国内株の現物取引手数料が無料
総合的なバランスの良さでトップクラス
さらに、SBI証券は米国株以外にも、中国株、韓国株、ロシア株、ベトナム株、インドネシア株、シンガポール株、タイ株、マレーシア株の合計9カ国の外国株を取り扱っており、グローバルな分散投資が可能です。
米国株だけでなく、アジア新興国株式にも投資したい方には、SBI証券が最適でしょう。
また、SBI証券は国内株の現物取引手数料が無料化されているため、国内株と米国株の両方に投資したい方にもおすすめです。

| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 口座数 | 約12,000,000口座 ※2025年1月時点 |
| 取引手数料 | 【ゼロコース】 国内株式(現物・信用):0円 かぶミニ®(単元未満株):0円 投資信託:0円 ※ゼロコース選択時。 ※一部、スプレッドや信託財産留保額が発生する場合があります。 |
| NISA対応 | 〇(新NISA対応) |
| つみたて投資枠取扱銘柄数 | 263銘柄 ※2025年4月24日時点 |
| 成長投資枠対象商品 | 国内株式 / 外国株式 / 投資信託(約1,345銘柄) |
| 投資信託 | 約2,550本 ※2025年4月24日時点 |
| 外国株 | 6カ国/米国株式(約4,500銘柄) |
| 取引ツール(PC) | マーケットスピード / マーケットスピード II / 楽天MT4 |
| スマホアプリ | iSPEED / iSPEED for iPad / iSPEED FX / iSPEED 先物 |
| 提携銀行口座 | 楽天銀行(マネーブリッジ) |
| ポイント投資・付与 | 楽天ポイント(投資信託 / 国内株式 / 米国株式<円貨決済>) |
| 口座開設スピード | 最短 翌営業日 |
楽天証券の最大の特徴は、楽天ポイントで米国株を購入できる点です。
楽天市場での買い物や楽天カードの利用で貯まったポイントを、そのまま米国株の購入代金に充てることができます。楽天経済圏を活用している方には、非常に魅力的なメリットです。
米国株の取扱銘柄数は約4,500で、主要な銘柄は十分にカバーされています。手数料も0.495%(最低0米ドル、上限22米ドル)と標準的で、NISA口座での米国株買付手数料は無料です。
楽天証券も国内株の現物取引手数料が無料化されており、国内株と米国株の両方に投資しやすい環境が整っています。
楽天ポイントを活用して投資を始めたい方には、楽天証券が最適でしょう。

| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 口座数 | 非公開 |
| 取引手数料 | 【米国株】 ベーシックコース:約定代金 × 0.132%(税込) アドバンスコース:200株まで一律2.18米ドル(税込)【日本株】 取引手数料:無料 |
| NISA対応 | 〇(成長投資枠のみ対応) |
| つみたて投資枠取扱銘柄数 | 非対応 |
| 成長投資枠対象商品 | 米国株 / 日本株 |
| 投資信託 | 取扱あり |
| 外国株 | 3カ国/米国株:約7,000銘柄 |
| 取引ツール(PC) | moomooアプリ(Windows / Mac対応) |
| スマホアプリ | moomooアプリ(iOS / Android対応) |
| 提携銀行口座 | 非公開 |
| ポイント投資・付与 | なし |
| 口座開設スピード | 最短即日(オンライン申込) |
moomoo証券は、米国株の情報提供ツールが非常に充実している証券会社です。
リアルタイムの株価情報、詳細なチャート分析、機関投資家の動向、アナリストレポートなど、豊富な情報を無料で利用できます。
米国株の取扱銘柄数は約7,000以上と非常に多く、マイナーな銘柄にも投資できます。国内株の現物取引手数料は無料で、コスト面でも優れています。
ただし、moomoo証券はつみたて投資枠には対応しておらず、成長投資枠のみの対応となっています。また、投資信託の取扱いがない点も注意が必要です。
米国株の情報収集と取引に特化した証券会社として、他社との併用を検討すると良いでしょう。
マネックス証券に関してよく寄せられる質問をまとめました。
口座開設や取引を始める前に、疑問点を解消しておきましょう。
マネックス証券では、投資信託は100円から積立投資が可能です。
国内株式は、通常は1単元(100株)からの購入となりますが、「ワン株」というサービスを利用すれば1株から購入できます。米国株も1株から購入可能で、数千円から投資を始められます。
少額から投資を始めたい初心者の方でも安心して利用できます。
はい、マネックス証券ではNISA口座を開設できます。
2024年から始まった新NISA制度に対応しており、つみたて投資枠と成長投資枠の両方を利用できます。NISA口座での国内株式・米国株式の取引手数料は実質無料となっており、長期的な資産形成に適しています。
マネックス証券では、マネックスポイントをdポイントに交換することができます。
NTTドコモとの資本業務提携により、dポイントとの連携が強化されています。将来的には、dポイントを使った投資サービスの拡充も期待されています。
ドコモ経済圏を活用している方には、大きなメリットとなるでしょう。
特定口座(源泉徴収あり)を選択している場合、証券会社が自動的に税金を計算・徴収してくれるため、原則として確定申告は不要です。
ただし、複数の証券会社で取引している場合や、損失の繰越控除を受けたい場合などは、確定申告をすることで税金の還付を受けられることがあります。
NISA口座での取引は非課税となるため、確定申告は不要です。一般口座で取引している場合は、自分で損益を計算して確定申告を行う必要があります。
他の証券会社からマネックス証券に乗り換える場合、保有している株式や投資信託を移管(口座振替)することができます。
移管手続きは、マネックス証券のマイページから「口座振替依頼書」を請求し、必要事項を記入して郵送するだけです。
移管には通常1~2週間程度かかります。移管元の証券会社によっては移管手数料がかかる場合がありますが、マネックス証券では移管手数料を全額負担するキャンペーンを実施していることがあります。
公式サイトで最新のキャンペーン情報を確認すると良いでしょう。
マネックスポイントは、クレカ積立や投資信託の保有などで貯まるポイントです。
貯まったポイントは、dポイント、Amazonギフト券、Tポイント、nanacoポイントなどに交換できます。また、株式の購入代金に充てることも可能です。
ポイントの有効期限は最終加算日から1年間なので、定期的に利用することをおすすめします。
マネックス証券は、米国株投資に強みを持つネット証券です。
約5,000の米国株銘柄を取り扱い、クレカ積立のポイント還元率1.1%、IPOの完全平等抽選、マネックス銘柄スカウターなどの優秀な分析ツールが魅力です。
一方で、国内株の手数料がやや高めである点や、外国株が米国株と中国株のみに限られる点には注意が必要です。
米国株投資を中心に考えている方や、クレカ積立でポイントを効率的に貯めたい方には非常に適した証券会社と言えるでしょう。
証券会社選びは、自分の投資スタイルや目的に合わせて行うことが大切です。マネックス証券のメリットを最大限活用できるかどうかを考えながら、自分に合った証券会社を選んでください。
なお、投資には元本割れのリスクがあります。最終的な投資判断はご自身の責任で行ってください。最新の情報は各証券会社の公式サイトでご確認ください。
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